JP4501816B2 - 車両用駐車ブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、自動車等に用いる車両用の駐車ブレーキ装置に関するものである。
特許文献1の図1、図11には、電動モータ30により正・逆回転されるウォーム54に噛合するウォームホイール56によりケーブル32が引っ張られ或いは弛められ、ケーブル32にイコライザ64を介して左右のブレーキ31,24が接続された車両用駐車ブレーキ装置が記載されている。この車両用駐車ブレーキ装置においては、電動モータ30によりウォーム54が正転されてケーブル32が引っ張られると、イコライザ64の作用により電動モータ30の駆動力が左右のブレーキ31,24に均等に分配され、左右のブレーキ31,24のブレーキ作用力が同じになる。そして、車両走行中に電動モータ30が起動されたとき、摩擦係数の小さい路面側の車輪におけるブレーキ作用力が路面の摩擦係数に対して大きすぎてスリップ量が過大となることを防止するために、左右後輪12,14のうちのスリップ量が大きい方の車輪を制御対象輪とし、電動モータ30が制御対象輪のスリップ状態に基づいて制御され、左右のブレーキ31,24に加えられるブレーキ作用力が共通に制御されるようになっている。
特開2002−067916号公報(第7頁、図1、図11)
上記特許文献1に記載された車両用駐車ブレーキ装置は、電動モータ30により回転駆動されるウォームホイール機構54,56によって引っ張られ或いは弛められるケーブル32が、イコライザ64を介して左右のブレーキ31,24に接続された構成であるので、装置の車両への搭載場所が限定され、搭載性が悪い。また、上記装置は、車両の横滑りを感知すると、車両の横滑りを防止するために制動力の発生が必要な車輪のホイールシリンダにポンプから吐出されたブレーキ液を供給するサービスブレーキ装置における横滑り防止装置などの各種電子ブレーキ制御装置と全く異なる装置であるので、横滑り防止装置等と組み合わせてコンパクト化、コストダウンを図ることができない。
本発明は係る従来の不具合を解消するためになされたもので、動力駆動手段により駆動される加圧手段により駐車用ブレーキアクチュエータにブレーキ液圧を供給する低コストで搭載性のよい車両用駐車ブレーキ装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項に記載の発明の構成上の特徴は、ドライバのブレーキ操作力に応じたブレーキ液圧がマスタシリンダ(15)により発生され、該マスタシリンダが液圧制御手段(21,22,23)を接続された経路(16)を介して各車輪(13)のホイールシリンダ(20)に連結され、あるいはモータ(26)により駆動されるポンプ(25)から吐出された液圧が前記液圧制御手段により制御され前記経路を介して前記ホイールシリンダに供給される電子ブレーキ制御装置(35)を備えたブレーキ装置において、駐車液圧を供給されて車輪に駐車制動力を発生させる駐車用ブレーキアクチュエータ(30)と、駐車ブレーキがかけられている間は前記駐車用ブレーキアクチュエータ内に液圧を維持可能に前記経路(16)と前記駐車用ブレーキアクチュエータとの間に接続された常閉電磁開閉弁(32)と、駐車ブレーキをかけるために前記ポンプ(25)が駆動されている間は前記ポンプの吐出ポートと前記マスタシリンダ(15)との間の通路を制限する電磁制御弁(14,53)と、駐車ブレーキをかけるとき、前記常閉電磁弁を開状態、電磁制御弁を制限状態にするとともに前記モータ(26)により前記ポンプ(25)を駆動して該ポンプから液圧を前記駐車用ブレーキアクチュエータに供給し、駐車ブレーキを継続するときは前記モータを停止するとともに前記常閉電磁開閉弁を閉状態に維持し、前記駐車ブレーキを解除するときは前記駐車用ブレーキアクチュエータ内の液圧が低下するまでの間だけ前記常閉電磁開閉弁を開状態にする制御装置(36)と、を設けたことである。
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項において、前記マスタシリンダ(15)またはメインリザーバ(18)と前記ポンプ(25)の吸入ポートとの間を電磁開閉弁(27)を介して接続し、前記制御装置(36)は、駐車ブレーキをかけるために前記ポンプを前記モータ(26)により駆動している間は前記電磁開閉弁を連通状態にすることである。
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項または項において、前記車両用駐車ブレーキ装置(10)の前記ポンプ(25)、前記モータ(26)および前記制御装置(36)と、車両の横滑りを防止する横すべり防止装置(28)のポンプ(25)、モータ(26)および制御装置(36)とを共通化し、前記車両用駐車ブレーキ装置を前記横すべり防止装置と一体化したことである。
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1乃至のいずれか1項において、前記駐車用ブレーキアクチュエータ(30)は、供給された液圧に応じて車輪(13)に制動力を発生させる駐車用ホイールシリンダ(30)であることである。
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項において、前記液圧制御手段(21,22,23)と、前記電磁制御弁(14,53)と、前記経路(16)と、前記ポンプ(25)と、前記モータ(26)がハイドロユニット(67)として一体的に設けられ、該ハイドロユニットに前記常閉電磁開閉弁(32)が一体的に設けられていることである。
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項において、前記液圧制御手段(21,22,23)と、前記電磁制御弁(14,53)と、経路(16)と、前記ポンプ(25)と、前記モータ(26)がハイドロユニット(67)として一体的に設けられ、前記常閉電磁開閉弁(32)と、該常閉電磁開閉弁の入口および出口に夫々接続された入口通路(71)および出口通路(72)と、該入口通路に連通された並列通路(73)が駐車弁ユニット(74)として一体的に設けられ、該駐車弁ユニットが前記駐車用ブレーキアクチュエータ(30)により制動力が発生される車輪(11)の近傍で車体側に設けられ、前記駐車弁ユニットの入口通路は前記ハイドロユニットの経路の液圧制御手段側端部と接続され、前記出口通路および並列通路は前記駐車用ブレーキアクチュエータ(30)およびホイールシリンダ(20)に夫々接続されていることである。
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項において、前記駐車用ホイールシリンダ(30)と、前記常閉電磁開閉弁(32)と、該常閉電磁開閉弁の入口に連通する入口通路(50)と、前記常閉電磁開閉弁の出口と前記駐車用ホイールシリンダとを連通する出口通路(51)が、車両のサスペンションより下方で前記車輪(13)と対向して設けられた駐車ブレーキ支持部材(52)に設けられていることである。
上記のように構成した請求項に係る発明においては、駐車ブレーキをかけるときは、常閉電磁開閉弁(32)が開状態にされてポンプ(25)の吐出ポートが駐車用ブレーキアクチュエータ(30)に連通され、電磁制御弁(14,53)が制限状態にされてポンプの吐出ポートとマスタシリンダ(15)との連通が制限され、モータ(26)によりポンプが駆動されて液圧が駐車用ブレーキアクチュエータに供給されて車輪(13)に制動力を発生させる。駐車ブレーキが継続されている間、ポンプは停止されるが、常閉電磁開閉弁が閉状態に保持され駐車用ブレーキアクチュエータ内に液圧が維持される。駐車ブレーキを解除するときは駐車用ブレーキアクチュエータ内の液圧が低下するまで常閉電磁開閉弁を開状態にした後に閉状態にする。
これにより、駐車ブレーキ装置の車両への搭載場所の自由度が増大し搭載性が良好になる。さらに、横滑り防止装置等のブレーキ電子制御装置と類似した構成であるので、主要部品の共通化が容易でありコンパクト化、低コスト化を図ることができる。
上記のように構成した請求項に係る発明においては、駐車ブレーキをかけるためにポンプ(25)がモータ(26)により駆動されている間は、ポンプの吸入ポートがマスタシリンダ(15)を介して又は直接にメインリザーバ(18)と電磁開閉弁(27)により連通されるので、駐車用ブレーキアクチュエータ(30)にブレーキ液を十分供給することができる。
上記のように構成した請求項に係る発明においては、横滑り防止装置(28)とポンプ(25)、モータ(26)および制御装置(36)を共通化できるので、車両用駐車ブレーキ装置がコンパクトになり搭載性が向上し、コスト低減することができる。
上記のように構成した請求項に係る発明においては、駐車用ブレーキアクチュエータ(30)に構造が簡単な駐車用ホイールシリンダ(30)を用いるので、低コストで信頼性の高い車両用駐車ブレーキ装置が提供可能となる。
上記のように構成した請求項に係る発明においては、液圧制御手段(21,22,23)と、電磁制御弁(14,53)と、ポンプ(25)と、モータ(26)がハイドロユニット(67)として一体的に設けられ、該ハイドロユニットに常閉電磁開閉弁(32)が一体的に設けられているので、横滑り防止装置(28)および車両用駐車ブレーキ装置(10)がコンパクトに一体化され、車体への組付けが容易となる。
上記のように構成した請求項に係る発明においては、常閉電磁開閉弁(32)と、常閉電磁開閉弁の入口および出口に夫々接続された入口通路(71)および出口通路(72)と、入口通路に連通された並列通路(73)が駐車弁ユニット(74)として一体的に設けられ、該駐車弁ユニットが駐車用ブレーキアクチュエータ(30)により制動力が発生される車輪(11)の近傍で車体側に設けられているので、駐車弁ユニットの入口通路とハイドロユニットの液圧制御手段側端部とを一本の配管で容易に接続することができ、出口通路および並列通路を夫々1本の配管で駐車用ブレーキアクチュエータ(30)およびホイールシリンダ(20)に接続することができる。
上記のように構成した請求項に係る発明においては、駐車用ホイールシリンダ(30)と、常閉電磁開閉弁(32)と、該常閉電磁開閉弁の入口に連通する入口通路(50)と、常閉電磁開閉弁の出口と駐車用ホイールシリンダとを連通する出口通路(51)が、車両のサスペンションより下方で車輪(13)と対向して設けられた駐車ブレーキ支持部材(52)に設けられているので、常閉電磁開閉弁と駐車用ホイールシリンダとの間を配管して接続する必要がなく、入口通路を経路(16)の液圧制御手段側端部に1本の配管で接続するだけでよく、これにより車両用駐車ブレーキ装置の車両への組付けが極めて容易になる。

以下、本発明の第1の実施形態に係る車両用駐車ブレーキ装置を図面に基づいて説明する。図1に示すブレーキ装置において、駐車ブレーキ装置10は、サービスブレーキ装置11と並設されている。前後左右の各車輪13部分に設けられた各サービスブレーキ19を構成する構成部品は構成および作動が同じであるので、夫々対応する構成部品には同一の算用数字にローマ字のf、rを夫々付加した参照符号を付して前後を区別し、左右輪における同一構成部品には、前後輪を区別するローマ字のf、rの次にl、rを付加して左右を区別した。なお、明細書中で構成部品を前後左右の区別無く示すときは対応する算用数字のみを参照番号として付した。
15はデュアルマスタシリンダで、ブレーキペダル12が踏まれると踏力に応じた液圧のブレーキ液を前側および後側液圧室15a,15bから経路16a,16bに送出する。17はブレーキペダル12により前後方向に軸動される作動ロッドとマスタシリンダ15のピストンロッドとの間に介在されたバキュームブースタで、エンジンの吸気負圧をダイヤフラムに作用させてブレーキペダルに作用する踏力を倍力する。18はブレーキ液を貯溜するメインリザーバで、デュアルマスタシリンダ15にブレーキ液を補給する。
デュアルマスタシリンダ15の前側および後側液圧室15a,15bにマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bを介在して接続された経路16a,16bはマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bより下流側で分岐され、左後輪13rl、右前輪13fr部分および右後輪13rr、左前輪13fl部分に夫々設けられたディスクブレーキ、ドラムブレーキ等のサービスブレーキ19rl,19frおよび19rr,19flのホイールシリンダ20rl,20frおよび20rr,20flに接続されている。各サービスブレーキ19はブレーキパッド、ブレーキシュー等の摩擦部材の作動により車輪13の回転を制限するブレーキ作用力を発生し、車輪13に制動力を発生させる。経路16a,16bの各分岐部分には、横滑り防止装置28の液圧制御手段21rl,21frおよび21rr,21flが接続されている。ホイールシリンダ20rl,20frおよび20rr,20flは、通常ブレーキアクチュエータ20として機能する。
液圧制御手段21rl,21frおよび21rr,21flは、電磁開閉弁22rl,22frおよび22rr,22flが経路16a,16bの分岐部分に介在され、リザーバ24a,24bに接続された電磁開閉弁23rl,23frおよび23rr,23flが電磁開閉弁22rl,22frおよび22rr,22flとホイールシリンダ20rl,20frおよび20rr,20flとの間に夫々接続されて構成されている。リザーバ24a,24bは有底のケーシングを弱い圧縮スプリングで付勢されたピストンで密閉して構成されている。各経路16に接続された液圧制御手段21は電磁開閉弁22および23により構成され、各ホイールシリンダ20内の液圧は、電磁開閉弁22および23の開閉により増圧、保持、減圧制御される。
25a,25bはモータ26により駆動されるポンプで、各吐出ポートが電磁開閉弁22rl,22frおよび22rr,22flとマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bとの間で経路16a,16bに夫々接続され、吸入ポートがリザーバ24a,24bに夫々接続されている。ポンプ25a,25bの各吸入ポートは、さらに電磁開閉弁27a,27bを介在してマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bの上流側で前側液圧室15aおよび後側液圧室15bに夫々接続されている。モータ26は、動力駆動手段として機能し、ポンプ25a,25bは、動力駆動手段により駆動されてブレーキ液圧を供給する加圧手段25として機能する。なお、ポンプ25a,25bの各吸入ポートは電磁開閉弁27a,27bを介在してメインリザーバ18に接続してもよい。
電子制御ユニット36は、操舵角検出装置により検出された前輪の操舵角および車速検出装置により検出された車速から演算した目標ヨーレートと、ヨーレート検出装置により検出された実ヨーレートとの差に応じて、車両の横滑りを防止するために制動力の発生が必要な車輪13のホイールシリンダ20にポンプ25から吐出されたブレーキ液を供給するとともに、電磁開閉弁22,23を開閉制御してこのホイールシリンダ20内の液圧を制御する。このように、横滑り防止装置28は、モータ26により駆動されるポンプ25から吐出された液圧を液圧制御手段21により制御し経路16を介してホイールシリンダ20に供給する電子ブレーキ制御装置35として機能する。電子制御ユニット36は、CPU、ROM、RAMおよび入出力部等を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。
車両用駐車ブレーキ装置10は、主として左右の後輪13rl,13rr部分に設けられ駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrにブレーキ液を供給されて車輪13の回転を制限するブレーキ作用力を発生するディスクブレーキ、ドラムブレーキ等の駐車ブレーキ31rl,31rrと、モータ26により駆動されるポンプ25a,25bと、電磁開閉弁22rl,22rrの下流側で経路16a,16bに接続されポンプ25a,25bからの液圧を駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに給排する常閉電磁開閉弁32rl,32rlと、マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14b等で構成されている。駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrが、車輪部分に設けられブレーキ液を供給されて車輪13に制動力を発生させる駐車用ブレーキアクチュエータ30をなしている。常閉電磁開閉弁32rl,32rlは、上流側を加圧手段25と通常ブレーキアクチュエータ20との間に接続され、下流側を駐車用ブレーキアクチュエータ30と接続され、通電オフされると閉状態となって下流側の液圧を保持し、通電オンされると開状態となって下流側と上流側との液圧を同じにする常閉電磁弁(32)として作用する。
電子制御ユニット36は、駐車ブレーキスイッチ33がオンされると、マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bを閉状態、常閉電磁開閉弁32rl,32rrおよび電磁開閉弁27a,27bを開状態とし、モータ26によりポンプ25a,25bを駆動し、ポンプ25a,25bからブレーキ液を駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに供給し、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内の液圧が上昇すると、常閉電磁開閉弁32rl,32rrおよび電磁開閉弁27a,27bを閉状態とし、マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bを開状態にするとともに、モータ26によるポンプ25a,25bの駆動を停止し、ブレーキ警告ランプ34をオンする。駐車ブレーキスイッチ33がオフされると、常閉電磁開閉弁32rl,32rrを開状態にして駐車ブレーキ31rl,31rrを解除し、ブレーキ警告ランプ34をオフする。
このように、車両用駐車ブレーキ装置10のポンプ25a,25b、モータ26および電子制御ユニット36は、車両の横滑りを防止する横滑り防止装置28のポンプ25a,25b、モータ26および電子制御ユニット36と共通化され、車両用駐車ブレーキ装置10は横滑り防止装置28と一体化されている。そして、マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bは、駐車ブレーキをかけるためにポンプ25a,25bが駆動されている間はポンプ25a,25bの吐出ポートとマスタシリンダ15との間の通路を遮断して制限する電磁制御弁14として機能する。
次に、上記第1の実施形態の作動について説明する。電子制御ユニット36は、図2に示すメインプログラムMPが起動されると、カウンタ、フラグ等の一時メモリをリセットして初期化し(ステップS1)、一定微小時間が経過する毎に(ステップS2)、ステップS3以降のプログラムを実行する。車両の走行中にブレーキペダル12が踏まれると、このブレーキ操作力がバキュームブースタ17により倍力され、倍力されたブレーキ操作力に応じた液圧がマスタシリンダ15から各ホイールシリンダ20に供給され、各サービスブレーキ19は車輪13の回転を制限するブレーキ作用力を発生し、車輪13に制動力を発生させる。ステップS3で必要であれば電子ブレーキ制御が実行され、例えば車速と操舵角とから演算した目標ヨーレートと、ヨーレート検出装置により検出された実ヨーレートとの差が所定値を超えて横滑り防止制御を行う条件が成立すると、電子制御ユニット36は横滑り防止制御を行う。即ち、マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bを閉鎖し、電磁開閉弁27a,27bを開放し、モータ26によりポンプ25a,25bを駆動し、車両の横滑りを防止するために制動力の発生が必要な車輪13のホイールシリンダ20にポンプ25から吐出されたブレーキ液を供給するとともに、電磁開閉弁22,23を開閉制御してこのホイールシリンダ20内の液圧を目標ヨーレートと実ヨーレートとの差に応じて制御する。
電子ブレーキ制御に続いて駐車ブレーキ制御プログラムEPBが実行される(ステップS4)。図3において駐車ブレーキ制御プログラムEPBは電子ブレーキ制御中であるか否か判定し(ステップS11)、否であると駐車ブレーキをかけるための駐車ブレーキスイッチ33がオンであるか否か判定する(ステップS12)。駐車ブレーキスイッチ33がオンであると、ロックフラグがオンか否か判定し(ステップS13)、ロックフラグがオフの場合、カウンタCTが所定値KTONを超えたか否か判定する(ステップS14)。否の場合、常閉電磁開閉弁32rl,32rrおよび電磁開閉弁27a,27bを通電オンして開状態とし、マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bを通電オンして閉状態とし、電磁開閉弁23を通電オフして閉状態とした状態でモータ26を起動してポンプ25a,25bを駆動し、カウンタCTに1を加算する(ステップS15)。これにより、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrはポンプ25a,25bからブレーキ液が供給されて内部の液圧が上昇する。ロックフラグがオンか否か判定し(ステップS16)、否の場合、駐車ブレーキがかけられていることを運転者に報知するブレーキ警告ランプ34をオフにし(ステップS17)、メインプログラムMPのステップS2に戻る。
一定微小時間が経過する毎に(ステップS2)上述のステップが繰返され、電子ブレーキ制御中でなく、駐車ブレーキスイッチ33がオンされており、ロックフラグがオフであり(ステップS11〜S13)、カウンタCTが所定値KTONを超えると(ステップS14)、ポンプ25a,25bから駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrにブレーキ液が所定時間供給されたことを確認し、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が所望値以上に上昇したと判断し、モータ26をオフしてポンプ25a,25bを停止するとともに、常閉電磁開閉弁32rl,32rrおよび電磁開閉弁27a,27bを通電オフして閉状態にし、マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bを通電オフして開状態にし、カウンタCTを0にリセットする(ステップS18 )。これにより、駐車ブレーキ31rl,31rrはブレーキ作用力の発生を継続し、ロックフラグをオンする(ステップS19)。ロックフラグがオンであるので(ステップS16)、ブレーキ警告ランプ34をオンにし(ステップS20)、ステップS2に戻る。駐車ブレーキスイッチ33がオンであり(ステップS12)、ロックフラグがオンであるときも(ステップS13,S16)、ブレーキ警告ランプ34をオンにし(ステップS20)、ステップS2に戻る。
駐車ブレーキを解除するときは、駐車ブレーキスイッチ33がオフされる。一定微小時間が経過すると(ステップS2)、電子ブレーキ制御中でなく(ステップS11)、駐車ブレーキスイッチ33がオフであり(ステップS12)、ロックフラグがオンであるので(ステップS21)、カウンタCTが所定値KTOFFを超えたか否か判定する(ステップS22)。否の場合、モータ26はオフしてポンプ25a,25bは停止されており、常閉電磁開閉弁32rl,32rrを通電オンして開状態にし、カウンタCTに1を加算する(ステップS23)。マスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bおよび電磁開閉弁22rl,22rrは通電オフされて開状態であるので、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrは常閉電磁開閉弁32rl,32rrが開状態となることによりメインリザーバ18に開放されて内部の液圧が低下する。ロックフラグがオンか否か判定し(ステップS16)、オンの場合、ブレーキ警告ランプ34をオンにし(ステップS20)、メインプログラムMPのステップS2に戻る。
一定微小時間が経過する毎に(ステップS2)上述のステップが繰返され、電子ブレーキ制御中でなく、駐車ブレーキスイッチ33がオフされており、ロックフラグがオンであり(ステップS11,S12,S21)、カウンタCTが所定値KTOFFを超えると(ステップS22)、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrがメインリザーバ18に所定時間開放されたことを確認し、モータ26はオフしてポンプ25a,25bは停止されているので、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が開放値以下に低下したと判断し、常閉電磁開閉弁32rl,32rrを通電オフして閉状態にし、カウンタCTを0にリセットする(ステップS24 )。これにより、駐車ブレーキ31rl,22rrは開放され、ロックフラグをオフする(ステップS25)。ロックフラグがオフであるので(ステップS16)、ブレーキ警告ランプ34をオフにし(ステップS17)、ステップS2に戻る。駐車ブレーキスイッチ33がオフであり(ステップS12)、ロックフラグがオフであるときも(ステップS21,S16)、ブレーキ警告ランプ34をオフにし(ステップS17)、ステップS2に戻る。
電子ブレーキ制御中である場合(ステップS11)、ロックフラグがオンであるか否か判定され(ステップS26)、否の場合、ブレーキ警告ランプ34をオフにして(ステップS17)、ステップS2に戻る。オンの場合、カウンタCTを0にリセットし、常閉電磁弁32rl,32rrを通電オンして開状態として、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrをホイールシリンダ20rl,20rrと同じ状態にして、電子ブレーキ制御への干渉を防止する(ステップS27)。
ステップS22〜S25を実行して駐車ブレーキ31rl,31rrを開放し、ブレーキ警告ランプ34をオフにして(ステップS17)、ステップS2に戻る。
上記第1の実施形態では、ステップS14においてポンプ25a,25bからブレーキ液が駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに所定時間供給されたことを確認し、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が所望値以上に上昇したと判断し、ステップS21において駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrがメインリザーバ18に所定時間開放されたことを確認し、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が開放値以下に低下したと判断しているが、駐車用ホイールシリンダ30rlまたは30rrに液圧センサを接続し、ステップS14において液圧センサにより検出された駐車用ホイールシリンダ30rlまたは30rr内部の液圧が所望値以上に上昇したか否か判定し、ステップS21において開放値以下に低下したか否か判定するようにしてもよい。
上記第1の実施形態では、サービスブレーキ19はFR車にX配管されて装着されているが、図4に示す第2の実施形態では、サービスブレーキ19はFR車に前後配管され、デュアルマスタシリンダ15の前側液圧室15aから送出された液圧が左右前輪13fl,13fr部分に設けられたサービスブレーキ19fl,19frのホイールシリンダ20fl,20frに経路16aを通って供給され、後側液圧室15bから送出された液圧が左右後輪13rl,13rr部分に設けられたサービスブレーキ19rl,19rrのホイールシリンダ20rl,20rrに経路16bを通って供給される。駐車ブレーキ31rl,31rrは左右の後輪13rl,13rr部分に設けられ、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrが常閉電磁開閉弁32rl,32rrに接続され、常閉電磁開閉弁32rl,32rrが電磁開閉弁22rl,22rrの下流側で経路16bの各分岐部分に接続されている。他の構成および作動は第1の実施形態と同様であるので、図4において対応する構成部品に同一の参照番号を付して説明を省略する。
第2の実施形態では、左右の常閉電磁開閉弁32rl,32rrが電磁開閉弁22rl,22rrの下流側で駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrと経路16bの各分岐部分との間に接続されているが、図5に示す第3の実施形態では、左右の駐車ブレーキ31rl,31rrの駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrが1個の常閉電磁開閉弁32rlの出口に接続され、常閉電磁開閉弁32rlの入口が電磁開閉弁22rlの下流側で経路16bの分岐部分に接続されている。他の構成は第2の実施形態と同じである。
上記第1の実施形態では、左右の駐車ブレーキ31rl,31rrの駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに接続された常閉電磁開閉弁32rl,32rrが電磁開閉弁22rl,22rrの下流側で経路16bの各分岐部分に接続されているが、図6に示す第4の実施形態では、左右の駐車ブレーキ31rl,31rrの駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrが常閉電磁開閉弁32rl,32rrに接続され、常閉電磁開閉弁32rl,32rrが電磁開閉弁22rl,22rrとマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bとの間で経路16a,16bに接続されている。他の構成および作動は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
上記第2の実施形態では、左右の駐車ブレーキ31rl,31rrの駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに接続された常閉電磁開閉弁32rl,32rrが電磁開閉弁22rl,22rrの下流側で経路16bの各分岐部分に接続されているが、図7に示す第5の実施形態では、左右の駐車ブレーキ31rl,31rrの駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrが常閉電磁開閉弁32rl,32rrに接続され、常閉電磁開閉弁32rl,32rrが電磁開閉弁22rl,22rrとマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bとの間で経路16a,16bに接続されている。他の構成および作動は第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
第5の実施形態では、左右の常閉電磁開閉弁32rl,32rrが駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに夫々接続され、該常閉電磁開閉弁32rl,32rrが電磁開閉弁22rl,22rrとマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bとの間で経路16a,16bの各分岐部分に接続されているが、図8に示す第6の実施形態では、左右の駐車ブレーキ31rl,31rrの駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrが1個の常閉電磁開閉弁32rlの出口に接続され、常閉電磁開閉弁32rlの入口がマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14bと電磁開閉弁22rlとの間で経路16bに接続されている。他の構成は第5の実施形態と同じである。
次に、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrと、常閉電磁開閉弁32rl,32rrと、常閉電磁開閉弁32rl,32rrの入口に連通する入口通路50rl,50rrと、常閉電磁開閉弁32rl,32rrの出口と駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrとを連通する出口通路51rl,51rrが、車両のサスペンションより下方で車輪13rl,13rrと対向して設けられた駐車ブレーキ支持部材52rl,52rrに一体的に設けられている第7の実施形態について説明する。
第7の実施形態は、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr、常閉電磁開閉弁32rl,32rr等が駐車ブレーキ支持部材52rl,52rrに一体的に設けられていること、駐車ブレーキをかけるためにポンプ25a,25bが駆動されている間、ポンプ25a,25bとマスタシリンダ15との間の通路を制限するソレノイド液圧比例制御弁53a,53bが、ポンプ25a,25bの吐出ポートとマスタシリンダ15の前側および後側液圧室15a,15bとの間にマスタシリンダ遮断電磁開閉弁14a,14bに替えて接続されていること、マスタシリンダ15の前側および後側液圧室15a,15bから送出される液圧によって開閉される開閉弁56a,56bが、前側および後側液圧室15a,15bとポンプ25a,25bの吸入ポートとの間に電磁開閉弁27a,27bに替えて接続されていることが、第1の実施形態と相異する。他の構成および作動は第1の実施形態と同様であるので、図9において対応する構成部品に同一の参照番号を付して詳細な説明を省略する。
デュアルマスタシリンダ15の前側および後側液圧室15a,15bにソレノイド液圧比例制御弁53a,53bを介在して接続された経路16a,16bはソレノイド液圧比例制御弁53a,53bより下流側で分岐され、左後輪13rl、右前輪13fr部分および右後輪13rr、左前輪13fl部分に夫々設けられたサービスブレーキ19rl,19frおよび19rr,19flのホイールシリンダ20rl,20frおよび20rr,20flに接続されている。ソレノイド液圧比例制御弁53a,53bには、サービスブレーキ19rl,19frおよび19rr,19fl側からマスタシリンダ15側への流れを阻止する逆止弁54a,54bが並列に接続されている。
経路16a,16bの各分岐部分には、横滑り防止装置28の液圧制御手段21rl,21frおよび21rr,21flが接続されている。液圧制御手段21rl,21frおよび21rr,21flの電磁開閉弁22rl,22frおよび22rr,22flには、ホイールシリンダ20rl,20frおよび20rr,20fl側からソレノイド液圧比例制御弁53a,53b側への流れを許容する逆止弁55rl,55frおよび55rr,55flが並列に接続されている。液圧制御手段21rl,21frおよび21rr,21flの電磁開閉弁23rl,23frおよび23rr,23flはリザーバ24a,24bに接続され、リザーバ24a,24bには、マスタシリンダ15から送出される液圧によって開閉される開閉弁56a,56bが設けられている。
リザーバ24a,24bは同じ構成であるので、リザーバ24aについて説明する。リザーバ24aは、円筒状のケーシング57aにピストン58aが液密的に嵌合されて液室59aが形成され、ピストン58aが圧縮スプリング60aのばね力で液室59aを狭くする方向に付勢されて構成されている。ケーシング57aのピストン58aと対向する端壁61aには弁室62aが液室59aと対向して形成され、液室59aと弁室62aは端壁61aの中心に穿設された弁穴63aで連通されている。弁室62a内には弁体64aが収納され、弁体64aは、弁穴63aを隙間をもって貫通するロッド65aでピストン58aと連結されている。そして、弁室62aは、マスタシリンダ15の前側液圧室15aにソレノイド液圧比例制御弁53aの上流側で経路16aを介して接続され、液室59aは端壁61aの外周縁に穿設された戻り口を介して電磁開閉弁23rl,23frおよびポンプ25aの吸入ポートに接続されている。これにより、マスタシリンダ15の前側液圧室15aから送出される液圧が上昇すると、ピストン58aが圧縮スプリング60aのばね力に抗して後退され、弁体64aが弁穴63aに形成された弁座66aに当接され、マスタシリンダ15の前側液圧室15aとリザーバ24aとの連通が遮断される。前側液圧室15aから送出される液圧が下降すると、ピストン58aが圧縮スプリング60aのばね力により前進されて弁体64aが弁座66aから開離し、ポンプ25aの吸入ポートが、液室59a、弁穴63aおよび弁室66aを通ってマスタシリンダ15の前側液圧室15aと連通される。
液圧制御手段21rl,21frおよび21rr,21flと、ソレノイド液圧比例制御弁53a,53bと、経路16a,16bと、ポンプ25a,25bと、モータ26と、開閉弁56a,56bが゛設けられたリザーバ24a,24bは、ハイドロユニット67として一体的に設けられ、このハイドロユニット67はエンジンルーム内で車体に固定されている。ポンプ25a,25bの吐出ポートは、逆止弁68a,68bを介して経路16a,16bに接続され、マスタシリンダ15の前側液圧室15aと開閉弁56aとの間には液圧センサ69が接続されている。逆止弁54a,54b,55rl,55fr,55rr,55fl,68a,68bおよび液圧センサ69もハイドロユニット67に組み込まれている。なお、液圧センサ69は、マスタシリンダ15の前側液圧室15aから送出されるブレーキ液圧を検出し、検出値に基づいてブレーキアシスト制御等の各種制御を行なうためのものである。
駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrと、常閉電磁開閉弁32rl,32rrと、該常閉電磁開閉弁32rl,32rrの入口に連通する入口通路50rl,50rrと、常閉電磁開閉弁32rl,32rrの出口と駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrとを連通する出口通路51rl,51rrと、出口通路51rl,51rrに接続された液圧センサ70rl,70rrは、車両の図示省略したサスペンションより下方で車輪13rl,13rrと対向して設けられた駐車ブレーキ支持部材52rl,52rrに設けられている。なお、液圧センサ70rl,70rrは、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧を検出し、ステップS14において液圧センサ70rl,70rrにより検出された駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が所望値以上に上昇したか否か判定するとともに、ステップS21において開放値以下に低下したか否か判定する場合に用いてもよい。また、駐車継続中に駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が下限値以下に下降したことが液圧センサ70rl,70rrにより検出された場合、モータ26を起動してポンプ25a,25bを駆動し、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧を所望値以上に上昇させるようにしてもよい。
これにより、常閉電磁開閉弁32rl,32rrと駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrとの間を配管して接続する必要がなく、入口通路50a,50bをハイドロユニット67の液圧制御手段21rl,21rrが接続された経路16a,16bの端部に1本の配管で接続するだけでよく、これにより車両用駐車ブレーキ装置10の車両への組付けが極めて容易になる。
次に、第7の実施形態の作動を、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。電子制御ユニット36が横滑り防止制御を行なうと、モータ26によりポンプ25a,25bが駆動され、制動の必要な車輪13に付与する制動力に対応する制御液圧を発生するようにソレノイド液圧比例制御弁53a,53bのソレノイドに制御電流が印加され、ポンプ25a,25bの吐出ポートとマスタシリンダ15の前側および後側液圧室15a,15bとの間の通路が制限される。これにより、ポンプ25a,25bから吐出されたブレーキ液は、ソレノイド液圧比例制御弁53a,53bにより目標ヨーレートと実ヨーレートとの差に応じた液圧に制御され、電磁開閉弁22が開閉制御されて制動の必要なホイールシリンダ20に供給される。
電子ブレーキ制御に続いて駐車ブレーキ制御プログラムEPBが実行され(ステップS4)、駐車ブレーキをかけるために、常閉電磁開閉弁32rl,32rrが通電オンされて開状態とされ、駐車ブレーキに適した液圧を発生するようにソレノイド液圧比例制御弁53a,53bのソレノイドに制御電流が印加され、モータ26が起動されてポンプ25a,25bが駆動され、カウンタCTに1が加算される(ステップS15)。このとき、開閉弁56a,56bは開状態に維持されている。
これにより、ポンプ25a,25bによりメインリザーバ18に貯溜されたブレーキ液がマスタシリンダ15の前側および後側液圧室15a,15b、開閉弁56a,56bを通って汲み上げられ、ソレノイド液圧比例制御弁53a,53bにより駐車ブレーキに適した液圧に制御された液圧が駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに供給される。このとき、ソレノイド液圧比例制御弁53a,53bは、駐車ブレーキをかけるためにポンプ25a,25bが駆動されている間、ポンプ25a,25bの吐出ポートとマスタシリンダ15との間の通路を制限する電磁制御弁53として機能する。
ポンプ25a,25bから駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrにブレーキ液が所定時間供給されたことが確認されると(ステップS14)、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が駐車ブレーキに適した液圧まで上昇したと判断し、駐車ブレーキを継続するために、モータ26をオフしてポンプ25a,25bを停止するとともに、常閉電磁開閉弁32rl,32rrを通電オフして閉状態にし、ソレノイド液圧比例制御弁53a,53bを通電オフして開状態にし、カウンタCTを0にリセットする(ステップS18 )。これにより、駐車ブレーキ31rl,31rrは車輪13rl,13rrに制動力の付与を継続し、ロックフラグをオンする(ステップS19)。
駐車ブレーキスイッチ33がオフされ、ステップS22でカウンタCTが所定値KTOFFを超えていないと判定されると、モータ26はオフでポンプ25a,25bは停止しており、常閉電磁開閉弁32rl,32rrが通電オンされて開状態となり、カウンタCTに1が加算される(ステップS23)。ソレノイド液圧比例制御弁53a,53bおよび電磁開閉弁22rl,22rrは通電オフされて開状態であるので、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrは常閉電磁開閉弁32rl,32rrが開状態となることによりメインリザーバ18に開放されて内部の液圧が低下する。ステップ22でカウンタCTが所定値KTOFFを超えたと判定されると、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrがメインリザーバ18に所定時間開放されたことを確認し、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr内部の液圧が開放値以下に低下したと判断し、常閉電磁開閉弁32rl,32rrを通電オフして閉状態にし、カウンタCTを0にリセットする(ステップS24 )。
大型車両では、サービスブレーキ19をディスクブレーキで構成し、大型化しても車輪13に制動力を長時間維持することに適しているドラムブレーキで駐車ブレーキを構成することが多い。第7の実施形態では、駐車ブレーキ31rl,31rrがディスクブレーキで構成されているが、図10に示す第8の実施形態では、駐車ブレーキ31rl,31rrがドラムブレーキで構成されている。他の構成および作動は第7の実施形態と同様であるので説明を省略する。
第7の実施形態では、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rr、常閉電磁開閉弁32rl,32rr等が、駐車ブレーキ支持部材52rl,52rrに一体的に設けられているが、図11に示す第9の実施形態では、第7の実施形態におけるハイドロユニット67に、常閉電磁開閉弁32rl,32rrが組み込まれている。
これにより、横滑り防止装置28および車両用駐車ブレーキ装置10がコンパクトに一体化されるとともに、常閉電磁開閉弁32rl,32rrと駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrとの間を夫々1本の配管で接続するだけでよいので、車両用駐車ブレーキ装置10の車体への組付けが容易となる。他の構成および作動は第7の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図12に示す第10の実施形態は、駐車ブレーキ31rl,31rrがディスクブレーキでなく、ドラムブレーキで構成されていることのみが第9の実施形態と相異する。
図13に示す第11の実施形態では、常閉電磁開閉弁32rl,32rrと、常閉電磁開閉弁32rl,32rrの入口および出口に夫々接続された入口通路71rl,71rrおよび出口通路72rl,72rrと、入口通路71rl,71rrに連通された並列通路73rl,73rrが駐車弁ユニット74rl,74rrとして一体的に構成されている。この駐車弁ユニット74rl,74rrは、駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrにより制動力が付与される車輪13rl,13rrの近傍で車体側に設けられている。そして、第7の実施形態と同一のハイドロユニット67が、エンジンルーム内で車体に固定されている。
これにより、ハイドロユニット67の液圧制御手段21rl,21rrが接続された経路16a,16bの端部を入口通路71rl,71rrに1本の配管で接続し、出口通路72rl,72rrを駐車用ホイールシリンダ30rl,30rrに接続するだけでよく、車両用駐車ブレーキ装置10を車両に容易に組付けることができる。
図14に示す第12の実施形態は、駐車ブレーキ31rl,31rrがディスクブレーキでなく、ドラムブレーキで構成されていることのみが第11の実施形態と相異する。
上記各実施形態では、駐車ブレーキをサービスブレーキと別個に設けているが、図15に示すように、駐車ブレーキ31の摩擦部材であるブレーキパッドをサービスプレーキ19のブレーキパッド40と共通化し、ブレーキパッド40をディスク41に押圧するサービスブレーキ用のピストン42を収納するホイールシリンダ20をハウジング43に形成し、駐車ブレーキ用のピストン44を収納する駐車用ホイールシリンダ30をハウジング43にホイールシリンダ20の後方に隔壁45を挟んで同軸線上に形成し、ピストン44を駐車用ホイールシリンダ30内に収納し、ピストンロッド46を隔壁45を液密的に貫通させてピストン42の背面に当接させ、駐車ブレーキをかけるときはブレーキパッド40をディスク41にピストン42を介してピストン44により押圧するようにしてもよい。
上記各実施の形態では、駆動2輪部分に駐車ブレーキを設けているが、駆動2輪および従動2輪部分または駆動4輪部分に駐車ブレーキを夫々設けるようにしてもよい。
また、上記各実施形態に係る駐車ブレーキ装置は、サービスブレーキ装置の失陥時に緊急ブレーキとして使用することもできる。
第1の実施形態に係る横滑り防止装置および車両用駐車ブレーキ装置を含むブレーキ装置を示す図。 第1の実施形態に係るメインプログラムを示す図。 駐車ブレーキ制御プログラムを示す図。 第2の実施形態を示す図。 第3の実施形態を示す図。 第4の実施形態を示す図。 第5の実施形態を示す図。 第6の実施形態を示す図。 第7の実施形態を示す図。 第8の実施形態を示す図。 第9の実施形態を示す図。 第10の実施形態を示す図。 第11の実施形態を示す図。 第12の実施形態を示す図。 ブレーキパッドを共用したサービスブレーキと駐車ブレーキの断面図。
符号の説明
10…車両用駐車ブレーキ装置、11…サービスブレーキ装置、12…ブレーキペダル、13…車輪、14a,14b…マスタシリンダ遮断電磁開閉弁、14,53…電磁制御弁、15…デュアルマスタシリンダ、16a,16b…経路、17…バキュームブースタ、18…メインリザーバ、19…サービスブレーキ、20…ホイールシリンダ、21…液圧制御手段、22,23…電磁開閉弁、24a,24b…リザーバ、25a,25b…ポンプ、26…モータ、27a,27b…電磁開閉弁、28…横滑り防止装置、30rl,30rr…駐車用ホイールシリンダ、(駐車用ブレーキアクチュエータ)、31rl,31rr…駐車ブレーキ、32rl,32rr…常閉電磁開閉弁、33…駐車ブレーキスイッチ、34…ブレーキ警告ランプ、35…電子ブレーキ制御装置、36…電子制御ユニット、40…ブレーキパッド、41…ディスク、42,44…ピストン、50rl,50rr,71rl,71rr…入口通路、51rl,51rr,72rl,72rr…出口通路、52rl,52rr…駐車ブレーキ支持部材、53a,53b…ソレノイド液圧比例制御弁、56a,56b…開閉弁、67…ハイドロユニット、70rl,70rr…液圧センサ、73rl,73rr…並列通路、74rl,74rr…駐車弁ユニット。

Claims (7)

  1. ドライバのブレーキ操作力に応じたブレーキ液圧がマスタシリンダ(15)により発生され、該マスタシリンダが液圧制御手段(21,22,23)を接続された経路(16)を介して各車輪(13)のホイールシリンダ(20)に連結され、あるいはモータ(26)により駆動されるポンプ(25)から吐出された液圧が前記液圧制御手段により制御され前記経路を介して前記ホイールシリンダに供給される電子ブレーキ制御装置(36)を備えたブレーキ装置において、
    駐車液圧を供給されて車輪に駐車制動力を発生させる駐車用ブレーキアクチュエータ(30)と、
    駐車ブレーキがかけられている間は前記駐車用ブレーキアクチュエータ内に液圧を維持可能に前記経路(16)と前記駐車用ブレーキアクチュエータとの間に接続された常閉電磁開閉弁(32)と、
    駐車ブレーキをかけるために前記ポンプ(25)が駆動されている間は前記ポンプの吐出ポートと前記マスタシリンダ(15)との間の通路を制限する電磁制御弁(14,53)と、
    駐車ブレーキをかけるとき、前記常閉電磁弁を開状態、電磁制御弁を制限状態にするとともに前記モータ(26)により前記ポンプ(25)を駆動して該ポンプから液圧を前記駐車用ブレーキアクチュエータに供給し、駐車ブレーキを継続するときは前記モータを停止するとともに前記常閉電磁開閉弁を閉状態に維持し、前記駐車ブレーキを解除するときは前記駐車用ブレーキアクチュエータ内の液圧が低下するまでの間だけ前記常閉電磁開閉弁を開状態にする制御装置(36)と、を設けたことを特徴とする車両用駐車ブレーキ装置。
  2. 請求項において、前記マスタシリンダ(15)またはメインリザーバ(18)と前記ポンプ(25)の吸入ポートとの間を電磁開閉弁(27)を介して接続し、前記制御装置(36)は、駐車ブレーキをかけるために前記ポンプを前記モータ(26)により駆動している間は前記電磁開閉弁を連通状態にすることを特徴とする車両用駐車ブレーキ装置。
  3. 請求項または項において、前記車両用駐車ブレーキ装置(10)の前記ポンプ(25)、前記モータ(26)および前記制御装置(36)と、車両の横滑りを防止する横すべり防止装置(28)のポンプ(25)、モータ(26)および制御装置(36)とを共通化し、前記車両用駐車ブレーキ装置を前記横すべり防止装置と一体化したことを特徴とする車両用駐車ブレーキ装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項において、前記駐車用ブレーキアクチュエータ(30)は、供給された液圧に応じて車輪(13)に制動力を発生させる駐車用ホイールシリンダ(30)であることを特徴とする車両用駐車ブレーキ装置。
  5. 請求項において、前記液圧制御手段(21,22,23)と、前記電磁制御弁(14,53)と、前記経路(16)と、前記ポンプ(25)と、前記モータ(26)がハイドロユニット(67)として一体的に設けられ、該ハイドロユニットに前記常閉電磁開閉弁(32)が一体的に設けられていることを特徴とする車両用駐車ブレーキ装置。
  6. 請求項において、前記液圧制御手段(21,22,23)と、前記電磁制御弁(14,53)と、経路(16)と、前記ポンプ(25)と、前記モータ(26)がハイドロユニット(67)として一体的に設けられ、前記常閉電磁開閉弁(32)と、該常閉電磁開閉弁の入口および出口に夫々接続された入口通路(71)および出口通路(72)と、該入口通路に連通された並列通路(73)が駐車弁ユニット(74)として一体的に設けられ、該駐車弁ユニットが前記駐車用ブレーキアクチュエータ(30)により制動力が発生される車輪(11)の近傍で車体側に設けられ、前記駐車弁ユニットの入口通路は前記ハイドロユニットの経路の液圧制御手段側端部と接続され、前記出口通路および並列通路は前記駐車用ブレーキアクチュエータ(30)およびホイールシリンダ(20)に夫々接続されていることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  7. 請求項において、前記駐車用ホイールシリンダ(30)と、前記常閉電磁開閉弁(32)と、該常閉電磁開閉弁の入口に連通する入口通路(50)と、前記常閉電磁開閉弁の出口と前記駐車用ホイールシリンダとを連通する出口通路(51)が、車両のサスペンションより下方で前記車輪(13)と対向して設けられた駐車ブレーキ支持部材(52)に設けられていることを特徴とする車両用駐車ブレーキ装置。
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