JP4499496B2 - エレベータ用巻上機 - Google Patents

エレベータ用巻上機 Download PDF

Info

Publication number
JP4499496B2
JP4499496B2 JP2004206715A JP2004206715A JP4499496B2 JP 4499496 B2 JP4499496 B2 JP 4499496B2 JP 2004206715 A JP2004206715 A JP 2004206715A JP 2004206715 A JP2004206715 A JP 2004206715A JP 4499496 B2 JP4499496 B2 JP 4499496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical portion
main shaft
bearing
brake
braking surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004206715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006027786A (ja
Inventor
康宏 前嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004206715A priority Critical patent/JP4499496B2/ja
Publication of JP2006027786A publication Critical patent/JP2006027786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4499496B2 publication Critical patent/JP4499496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、エレベータのかごを昇降させるエレベータ用巻上機に関するものである。
エレベータのかごは、エレベータ用巻上機の駆動綱車に巻き掛けられた主索によって懸吊されており、駆動綱車の回動に連動してこの主索が移動することにより、かごが昇降路内を昇降する。このようにエレベータのかごを昇降させる従来のエレベータ用巻上機には、固定子と、この固定子に設けられた軸と、軸受を介して軸に回動可能に設けられた回転子とを備え、この回転子を構成する回転子ディスクは、一側面に主索を駆動する駆動綱車が、また、他側面にリング状を形成する永久磁石からなる固定子励磁装置が設けられるとともに、その最外部に環状制動面が設けられており、この環状制動面を挟圧して駆動綱車を制動する電磁ブレーキが、固定子の外側に突出して設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特表平8−511758号公報
特許文献1記載のエレベータ用巻上機では、エレベータのかごの昇降を停止する場合、固定子の外側に突出して設けられた電磁ブレーキが、回転子ディスクの最外部に設けられた環状制動面を挟圧することによって、回転子ディスクの一側面に設けられた駆動綱車を制動する。しかし、特許文献1記載のエレベータ用巻上機は、電磁ブレーキが固定子の外側に突出して設けられているため、巻上機自体の外形寸法が大きくなってしまうという問題があった。また、エレベータ用巻上機は、その内部に備えられた電磁ブレーキの保守及び点検のためにその周囲に一定の作業スペースが必要となるため、巻上機を設置するためにはその外形寸法よりさらに大きな空間を確保する必要があった。また、回転子ディスクの最外部に設けられた環状制動面の一部は、駆動綱車が設けられた回転子ディスクの一側面側に配置されているため、駆動綱車が回動することによって駆動綱車に巻き掛けられた主索の含浸油が周囲に飛散し、環状制動面に付着する恐れがあった。環状制動面に主索の含浸油が付着した場合には、そのブレーキトルクが不安定となる恐れがあるため、環状制動面に保護カバー等を設置して含浸油の付着を防止する必要があり、構造が複雑化するという問題も生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、ブレーキの制動面を異物から保護することができるとともに、装置全体を小型化することができるエレベータ用巻上機を提供することである。
この発明に係るエレベータ用巻上機は、一側に開口する第一の円筒部を有する基体と、第一の円筒部と同じ中心軸を有し、一端部が第一の円筒部の開口側に突出し、他端部が基体に設けられた主軸と、主索が巻き掛けられるとともに、第一の円筒部よりもその開口側に配置された駆動綱車と、この駆動綱車を主軸に回動可能に支持する軸受と、駆動綱車設けられ、その外周面が第一の円筒部の内周面に対向する第二の円筒部と、この第二の円筒部の外周面に設けられ、第一の円筒部の内周面に設けられた固定子巻線に対向する電機子と、第二の円筒部の内側に設けられ、主軸の回動軸に直交する制動面と、基体に設けられ、制動面に対向するブレーキパットにより制動面を主軸の回動軸方向に押圧する電磁ブレーキとを備え、第一の円筒部及び第二の円筒部は、それぞれ貫通孔が形成され、第二の円筒部が所定の位置に停止されて2つの貫通孔が一直線状に配置されることにより、第一の円筒部の外側から、2つの貫通孔を介してブレーキパットと制動面との接触状態を確認することができるものである。
この発明に係るエレベータ用巻上機であれば、ブレーキの制動面を異物から保護することができるとともに、装置全体を小型化することができる。
また、基体の円筒部の外側からブレーキパットの摩耗状態やブレーキパットとブレーキディスクの制動面との接触状態を確認することができるため、保守作業に要する時間を大幅に削減することが可能となる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の背面図、図2は図1におけるA−A断面図である。図において、エレベータ用巻上機の基体1は、エレベータ用巻上機全体を昇降路上方の機械室や昇降路内の支持梁等に固定する固定部1aと、この固定部1aに立設され、エレベータ用巻上機の背面を構成する板状の支持部1bと、この支持部1bの一側面に設けられ、水平な中心軸を有して反支持部1b側に開口する円筒部1cとが備えられている。この円筒部1cと同じ中心軸を有する主軸2は、一端部が基体1の円筒部1cよりも反支持部1b側となる一側に突出するように配置されており、その他端部側は、円筒部1cの中心部と基体1の支持部1bに形成された貫通孔1dとを通過して、基体1の支持部1bの他側面にボルトによって締結固定され、片持支持されている。なお、基体1の支持部1bには、円筒部1cの中心となる部分に凹部1eが形成されており、この凹部1eに主軸2の他端部が固定されることにより、主軸2及び主軸2の固定の際に使用されるボルトの頭部の平面視が、支持部1bから突出しないように配置されている。また、主軸2には、内周面がテーパ状を呈する2つの複列円筒コロ軸受3a及び3bを介して、後述する回動体4が回動可能に設けられている。ここで、主軸2と回動体4を支持する支持部4aとの間には、主軸2の半径方向に作用する荷重を支持するために支持部4aの一側に配置された複列円筒コロ軸受3aとその他側に配置された複列円筒コロ軸受3bとの他に、主軸2の回動軸方向に作用する荷重を支持するスラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5と、複列円筒コロ軸受3aの軸受内部隙間を調整する軸受用ナット6aと、複列円筒コロ軸受3b及びスラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5の軸受内部隙間を調整する軸受用ナット6bと、複列円筒コロ軸受3aの内輪及び外輪に軸受用ナット6aからの与圧を伝達するカラー7a及び7bと、複列円筒コロ軸受3b及びスラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5の内輪及び外輪に軸受用ナット6bからの与圧を伝達するカラー7c及び7dとが備えられている。なお、複列円筒コロ軸受3a及び3bの内周面と主軸2との嵌合面はそれぞれテーパ状を呈しているため、この複列円筒コロ軸受3a及び3bの組込後にラジアル内部隙間を調整することが容易に可能となる。また、回動体4を支持する支持部4aは、その一端部に各種軸受3a、3b及び5の潤滑油の防漏並びに外部からの防塵及び防滴のための軸受カバー8aが、他端部には、同様の目的により、各種軸受3a、3b及び5の潤滑油の防漏のためのオイルシール8cを介して軸受カバー8bが設けられている。
なお、この発明の実施の形態1では、第一の円筒部が基体1の円筒部1cから構成され、第一の軸受と第二の軸受とは、それぞれ複列円筒コロ軸受3a及び3bとスラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5とから構成されている。
各種軸受3a、3b及び5を介して主軸2に回動可能に支持された回動体4は、その一側に、外周面に複数の無端状の綱溝9aが形成された駆動綱車9が備えられている。この駆動綱車9は、外周面の綱溝9aに巻き掛けられた主索10が基体1と干渉することのないように、その平面視が、基体1の円筒部1cよりも開口側に配置されている。また、駆動綱車9の基体1側には、この駆動綱車9よりも大きな径を有し、主軸2を中心軸とする円筒部11が駆動綱車9と一体的に設けられている。なお、第二の円筒部は、回動体4に備えられたこの円筒部11から構成されている。この円筒部11は、外周面が基体1の円筒部1cの内周面と所定の間隔を有して対向するように配置されており、この円筒部11の外周面に電機子12aが、また、電機子12aと僅かな間隙を有して対向するように、基体1の円筒部1cの内周面に固定子巻線12bがそれぞれ設けられている。また、回動体4の円筒部11の内側には、主軸2の回動軸に直交し、リング状を呈するブレーキディスク13が駆動綱車9の側面に設けられており、このブレーキディスク13の反駆動綱車9側となる基体1側側面に、駆動綱車9の外径よりも小さい径を有するリング状の制動面が形成されている。電磁ブレーキ14は、一側にブレーキディスク13の制動面に対向するブレーキパット14aが備えられており、その他側は、基体1の支持部1bに形成された孔を貫通して、この支持部1bの他側面に固定されている。なお、この電磁ブレーキ14は、基体1の凹部1eに固定されており、電磁ブレーキ14の平面視が支持部1bの他側面側から突出しないように配置されている。また、基体1の円筒部1cと回動体4の円筒部11とには、電磁ブレーキ14のブレーキパット14aの摩耗状態と、このブレーキパット14a及びブレーキディスク13の制動面の接触状態とを基体1の外側から確認する貫通孔15a及び15bがそれぞれ設けられている。この貫通孔15a及び15bは、中心軸が主軸2の回動軸と直交するように放射状に形成されるとともに、それぞれの中心軸が、回動体4を所定の位置に停止させた際に一直線状となり、且つ、ブレーキパット14aとブレーキディスク13の制動面との接触面中心を通過するように配置されている。
以上のように構成されたエレベータ用巻上機によってエレベータのかご(図示せず)を昇降させるには、電機子12a及び固定子巻線12bによって回動体4を回動させ、回動体4の一部を構成する駆動綱車9に巻き掛けられた主索10を任意の方向に移動させる。この時、電磁ブレーキ14のブレーキパット14aとブレーキディスク13に形成された制動面との間には所定の僅かな間隙が形成されている。一方、エレベータのかごの昇降を停止させる場合には、電磁ブレーキ14に備えられた電動機によってブレーキパット14aを駆動綱車9側に移動させ、このブレーキパット14aにより制動面を主軸2の回動軸方向に一側から押圧する。そして、ブレーキパット14aとブレーキディスク13の制動面との間に発生する摩擦力によって駆動綱車9を制動する。なお、駆動綱車9の回動時及び制動時に、主索10に懸吊されたかご負荷等によって回動体4に作用する半径方向の荷重は、軸受用ナット6a及び6bとカラー7aから7dとによってラジアル内部隙間を調整された複列円筒コロ軸受3a及び3bによって支持されるため、スラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5は、この半径方向の荷重に対して影響を受けることはない。一方、駆動綱車9の制動時に、電磁ブレーキ14のブレーキパット14aの押圧力によって回動体4に作用する回動軸方向の荷重は、軸受用ナット6bとカラー7c及び7dとによってアキシアル内部隙間を調整されたスラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5によって支持されるため、複列円筒コロ軸受3a及び3bは、この回動軸方向の荷重に対して影響を受けることはない。
この発明の実施の形態1によれば、ブレーキディスク13の制動面を押圧することにより制動力を発生させる電磁ブレーキ14が、回動体4の円筒部11の内側に配置されているため、電磁ブレーキ14が基体1の円筒部1cの外側に突出するようなことはなく、巻上機の小型化を図ることが可能である。なお、ブレーキディスク13の制動面を一側から押圧することによって制動力を得ているが、主軸2と回動体4との間に介在されたスラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5によって制動時の回動軸方向に作用する荷重を支持することができるため、制動時でも駆動綱車9の回動が不安定になる恐れがない。また、ブレーキディスク13に形成された制動面は、回動体4の円筒部11の内側に配置されているため、駆動綱車9の綱溝9aに巻き掛けられた主索10の含浸油が、駆動綱車9の回動によって周囲に飛散した場合でも、飛散した含浸油が制動面に付着する恐れはなく、安定したブレーキトルクを得ることが可能である。なお、同様の理由により、ブレーキディスク13の制動面を異物から保護することもできる。さらに、回動体4の円筒部11に設けられた貫通孔15aが基体1の円筒部1cに設けられた貫通孔15bと一直線状になるように回動体4の位置を合わせることによって、基体1の円筒部11の外側からブレーキパット14aの摩耗状態及びブレーキパット14aとブレーキディスク13の制動面との接触状態を確認することができるため、保守作業に要する時間を大幅に削減することが可能となる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ用巻上機の要部詳細図であり、図2のB部相当図である。図において、回動体4は、内周面がテーパ状を呈する複列円筒コロ軸受3a及び3bを介して主軸2に回動可能に固定されている。また、主軸2と回動体4の支持部4aとの間には、回動体4に作用する回動軸方向の荷重を支持する軸受として、実施の形態1におけるスラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5の代わりに、より剛性の高い複列スラストアンギュラ玉軸受16が設けられている。なお、その他は実施の形態1と同様の構成を有している。
この発明の実施の形態2によれば、スラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受5よりも剛性の高い複列スラストアンギュラ玉軸受16が設けられているため、実施の形態1よりも大きな制動力を有する電磁ブレーキ14にも対応することが可能となる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機の断面図であり、図1のA−A断面相当図である。図において、内周面がテーパ状を呈する複列円筒コロ軸受3a及び3bを介して主軸2に回動可能に固定された回動体4は、主軸2の一端部側に設けられた駆動綱車9の径が実施の形態1及び2の場合よりも小さく、この駆動綱車9と、駆動綱車9よりも大きな径を有する円筒部11との間に主軸2に直交する連結部4bが設けられている。回動体4の円筒部11の内側に配置された連結部4bの基体1側側面には、リング状を呈する制動面が形成されている。また、基体1の支持部1bに設けられた電磁ブレーキ14は、ブレーキパット14aがこの制動面に対向するように配置されている。
この発明の実施の形態3によれば、駆動綱車9の径と回動体4の円筒部11の径とに大きな差がある場合には、一体的に設けられた回動体4の駆動綱車9と円筒部11との間に主軸2に直交する制動面を形成することが可能となるため、実施の形態1及び2のように、制動面を備えたブレーキディスク13を駆動綱車9の側面に新たに設置する必要はなく、巻上機の構造を簡素化することが可能である。なお、その他は、実施の形態1又は2と同様の構成及び効果を有している。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4におけるエレベータ用巻上機の背面図である。図において、基体1の支持部1bには、複数(図5では3つ)の電磁ブレーキ14が設けられており、それぞれのブレーキパット14aが回動体4の円筒部11の内側に形成された制動面に対向するように配置されている。また、基体1の円筒部1cと回動体4の円筒部11とには、それぞれの電磁ブレーキ14に対応する貫通孔15a及び15bが形成されており、回動体4を所定の位置に停止させた際に、貫通孔15a及び15bが一直線状となるように配置されている。なお、その他は実施の形態1から3と同様の構成を有している。
この発明の実施の形態4によれば、基体1の支持部1bには、回動体4の制動面に対向するブレーキパット14aを備えた3つの電磁ブレーキ14が設けられている。したがって、2つの電磁ブレーキ14では制動力が不足する場合や、容量の小さい電磁ブレーキ14を使用することにより巻上機の小型化を図る場合等には、特に有効な手段となる。なお、電磁ブレーキ14は、ブレーキパット14aを制動面に対向するように配置することができれば良く、必要な制動力や内部構造等に応じてその数量及び配置を任意に設定することが可能である。また、それぞれの電磁ブレーキ14に対応する貫通孔15a及び15bが設けられているため、ブレーキパット14aの摩耗状態や、ブレーキパット14aと制動面との接触状態を基体1の外側から確認することができ、保守作業に要する時間を削減することも可能である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の背面図である。 図1におけるA−A断面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用巻上機の要部詳細図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機の断面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータ用巻上機の背面図である。
符号の説明
1 基体
1a 固定部
1b 支持部
1c 円筒部
1d 貫通孔
1e 凹部
2 主軸
3a、3b 複列円筒コロ軸受
4 回動体
4a 支持部
4b 連結部
5 スラスト荷重用組合せアンギュラ玉軸受
6a、6b 軸受用ナット
7a、7b、7c、7d カラー
8a、8b 軸受カバー
8c オイルシール
9 駆動綱車
9a 綱溝
10 主索
11 円筒部
12a 電機子
12b 固定子巻線
13 ブレーキディスク
14 電磁ブレーキ
14a ブレーキパット
15a、15b 貫通孔
16 複列スラストアンギュラ玉軸受


Claims (6)

  1. 一側に開口する第一の円筒部を有する基体と、
    前記第一の円筒部と同じ中心軸を有し、一端部が前記第一の円筒部の開口側に突出し、他端部が前記基体に設けられた主軸と、
    主索が巻き掛けられるとともに、前記第一の円筒部よりもその開口側に配置された駆動綱車と、
    この駆動綱車を前記主軸に回動可能に支持する軸受と、
    前記駆動綱車設けられ、その外周面が前記第一の円筒部の内周面に対向する第二の円筒部と、
    この第二の円筒部の外周面に設けられ、前記第一の円筒部の内周面に設けられた固定子巻線に対向する電機子と、
    前記第二の円筒部の内側に設けられ、前記主軸の回動軸に直交する制動面と、
    前記基体に設けられ、前記制動面に対向するブレーキパットにより前記制動面を前記主軸の回動軸方向に押圧する電磁ブレーキと
    を備え、
    前記第一の円筒部及び前記第二の円筒部は、それぞれ貫通孔が形成され、
    前記第二の円筒部が所定の位置に停止されて前記2つの貫通孔が一直線状に配置されることにより、前記第一の円筒部の外側から、前記2つの貫通孔を介して前記ブレーキパットと前記制動面との接触状態を確認することができることを特徴とするエレベータ用巻上機。
  2. 前記制動面は、前記駆動綱車の一側面に設けられたブレーキディスクに形成されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用巻上機。
  3. 前記駆動綱車と前記第二の円筒部とが一体的に設けられ、前記制動面は、前記駆動綱車と前記第二の円筒部との間に設けられた連結部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用巻上機。
  4. 前記軸受は、
    前記主軸の半径方向に作用する荷重を支持する第一の軸受と、
    前記主軸の軸方向に作用する荷重を支持する第二の軸受と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用巻上機。
  5. 前記第二の軸受は、アンギュラ玉軸受であることを特徴とする請求項に記載のエレベータ用巻上機。
  6. 前記電磁ブレーキは、複数設けられたことを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のエレベータ用巻上機。
JP2004206715A 2004-07-14 2004-07-14 エレベータ用巻上機 Expired - Fee Related JP4499496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004206715A JP4499496B2 (ja) 2004-07-14 2004-07-14 エレベータ用巻上機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004206715A JP4499496B2 (ja) 2004-07-14 2004-07-14 エレベータ用巻上機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006027786A JP2006027786A (ja) 2006-02-02
JP4499496B2 true JP4499496B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=35894595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004206715A Expired - Fee Related JP4499496B2 (ja) 2004-07-14 2004-07-14 エレベータ用巻上機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4499496B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5458512B2 (ja) * 2008-06-16 2014-04-02 株式会社明電舎 偏平形エレベータ用巻上機
US9043877B2 (en) 2009-10-06 2015-05-26 International Business Machines Corporation Temporarily providing higher privileges for computing system to user identifier
CN102060224A (zh) * 2009-11-17 2011-05-18 包文丽 电梯驱动装置及一种驱动绳轮的支撑结构
JP2013040033A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Hitachi Ltd エレベータ用巻上機
WO2017033271A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 株式会社日立製作所 乗客コンベア
CN106629353B (zh) * 2016-12-30 2019-01-04 浙江西子富沃德电机有限公司 一种永磁同步无齿轮曳引机
CN108551247B (zh) * 2018-06-06 2023-09-22 上海吉亿电机有限公司 双支撑双定子永磁同步曳引机
CN108683314A (zh) * 2018-06-08 2018-10-19 永大电梯设备(中国)有限公司 双定子大载重永磁同步曳引机

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193884A (ja) * 1982-05-01 1983-11-11 株式会社日立製作所 エレベ−タ−巻上機
JPH09506237A (ja) * 1994-04-07 1997-06-17 コネ オサケ ユキチュア エレベータ機械装置
JPH106105A (ja) * 1996-06-24 1998-01-13 Okuma Mach Works Ltd ワークドライブセンタのドライブ爪喰い込み時の軸受負荷軽減装置
JP2003194110A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Shinko Electric Co Ltd 電磁ブレーキ
JP2003267648A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Mitsubishi Electric Corp エレベーター巻上機
JP2003327379A (ja) * 2003-06-04 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp エレベーター用巻上機
JP2004075360A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Mitsubishi Electric Corp エレベーター巻上機
WO2004026750A1 (ja) * 2002-09-20 2004-04-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ用巻上機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193884A (ja) * 1982-05-01 1983-11-11 株式会社日立製作所 エレベ−タ−巻上機
JPH09506237A (ja) * 1994-04-07 1997-06-17 コネ オサケ ユキチュア エレベータ機械装置
JPH106105A (ja) * 1996-06-24 1998-01-13 Okuma Mach Works Ltd ワークドライブセンタのドライブ爪喰い込み時の軸受負荷軽減装置
JP2003194110A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Shinko Electric Co Ltd 電磁ブレーキ
JP2003267648A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Mitsubishi Electric Corp エレベーター巻上機
JP2004075360A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Mitsubishi Electric Corp エレベーター巻上機
WO2004026750A1 (ja) * 2002-09-20 2004-04-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ用巻上機
JP2003327379A (ja) * 2003-06-04 2003-11-19 Mitsubishi Electric Corp エレベーター用巻上機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006027786A (ja) 2006-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3537348B2 (ja) トラクション式エレベーター用巻上機
JP2000016727A (ja) エレベーター装置
JP4499496B2 (ja) エレベータ用巻上機
JP2016037336A (ja) エレベータ装置およびエレベータ装置用巻上機
JP5254232B2 (ja) 一体的な軸受およびブレーキ面を備えるエレベータ巻上機ブレーキ
JPWO2005080251A1 (ja) エレベータ用巻上機
JP2004338915A (ja) エレベータ用巻上機
JP2020093872A (ja) 巻上機及びエレベーター
EP1717474B1 (en) Brake device and hoist for elevator
JP3617771B2 (ja) エレベータ用巻上機
JP5032723B2 (ja) エレベータ用巻上機
JP5657136B2 (ja) エレベータ用巻上機、及びエレベータ用巻上機の製造方法
JPWO2004035450A1 (ja) エレベータの駆動装置
JP5591767B2 (ja) 薄型巻上機およびエレベータ装置
CN109205443B (zh) 卷扬机以及电梯
JP2010143661A (ja) エレベータ用巻上機及びその駆動モータ
JP2002020064A (ja) エレベータ用巻上機
JP4855384B2 (ja) エレベータの巻上機
JP2010100373A (ja) エレベータ巻上機及びエレベータ装置
JP2003201082A (ja) エレベータ用巻上機
JP7378656B1 (ja) エレベータ巻上機
JPWO2006030483A1 (ja) エレベータ用巻上機
WO2020255285A1 (ja) 巻上機、それを用いたエレベーター装置、および、プーリ装置
KR20060096112A (ko) 엘리베이터용 권상기
WO2021124389A1 (ja) 巻上機及びエレベーター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4499496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees