JP4498120B2 - 球状農作物移載用の把持機構 - Google Patents

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本発明は、主として、レタスやキャベツなどの結球した農作物、あるいは、球状の果物などの球状農作物を搬送する移載装置、などに利用する把持機構に関する。
上記把持機構としては、コンベアで載置搬送されてきたレタスを包装装置本体の投入口に供給する移載装置に利用されたものがあり、例えば、特許文献1に示されているように、下向きに延出された複数のフィンガーを内外に開閉操作自在に装備し、各フィンガーの下部に中空に構成されたゴム製のフィンガー本体を装着し、内外に屈曲操作自在に構成し、これらフィンガー本体をエヤーによって屈曲開閉操作するよう構成したものが知られている。
特開2000−95218号公報
上記把持機構は、ゴム製のフィンガー本体を屈曲開閉させて手で掴むように球状農作物を傷つけることなくソフトにかつ確実に把持することができる特徴を有するものであるが、長期間使用している間にゴムの劣化によって弾性復元性能が低下するおそれがあるとともに、エアー漏れやエアー圧の低下によって把持機能が損なわれるので、エアー系のメンテナンスを特に充分行う必要があるものであった。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、球状農作物を傷つけることなく確実に掴み取ることができるとともに、メンテナンス性にも優れた把持機構を提供することを目的としている。
第1の発明は、開閉自在な複数のフィンガーを、上部支点を中心にして揺動開閉自在なフィンガーアームと、そのフィンガーアームの内方側の下部に対して上方側部分が重複するとともに前記フィンガーアームの下端部よりも下方に向けて延設された弾性樹脂材製のフィンガー本体とで構成し、
このフィンガー本体を内外方向に駆動変位させるためのフィンガー駆動リンクを、前記フィンガー本体の前記フィンガーアームの下端から離れた位置の下方遊端部に連結して、そのフィンガー本体の下方側部分をフィンガー本体の前記フィンガーアームに重複する上方側部分に対して屈曲させることにより、フィンガー本体の下方遊端部を内方側へ駆動変位させ、前記屈曲を緩める側にフィンガー本体の下方遊端部をフィンガー本体の上方側部分に対して変位させることにより、フィンガー本体の下方遊端部を外方側へ駆動変位させるよう構成してあることを特徴とする。
上記構成によると、フィンガーアームを内外に揺動することでフィンガーを大きく開閉することができ、また、フィンガー駆動リンクを作動させてフィンガー本体の下方遊端部を内方に移動させることで、指先を曲げるようにフィンガー本体を弾性屈曲させて球状農作物を掴むことができる。
この場合、フィンガー本体は、その上端部と下方遊端部を機械的にフィンガーアームおよびフィンガー駆動リンクに連結支持されているが、その中間部は自由に弾性変形できる状態にあり、把持対象の球状農作物の外周になじむように変形することができる。
また、ここで使用するフィンガー本体は樹脂材の弾性復元力で開閉するものではなく、耐久性に優れた機械部材で強制的に屈曲変形されるものであるから、フィンガー駆動系のメンテナンスは、一般の機械装置に施す程度のもの、つまり、潤滑油補給を適時行う程度でよい。
従って、第1の発明によると、球状農作物を傷つけることなく確実に掴み取ることができるとともに、メンテナンス性にも優れた把持機構を構成することができた。
第2の発明は、上記第1の発明において、
複数のフィンガーにおけるフィンガーアームをそれぞれ内方に向けて揺動付勢するとともに、各フィンガーアームを内方から受け止め支持するカム部材を配備して、このカム部材の回転作動によって複数のフィンガーアームを外方に強制揺動させるよう構成してあるものである。
上記構成によると、フィンガーの大きい掴み作動は弾性的なものとなり、球状農作物を無理なく掴むことができる。
第3の発明は、上記第1または2の発明において、
コンベアに載置されて搬送されてきた球状農作物を包装装置本体の投入口に供給する移載装置に装備してあるものである。
上記構成によると、コンベアで搬送されてきた球状農作物を掴んで取り上げて、包装装置本体へ搬送してその投入口に供給する移載作動を好適に行うことができる。
図1および図2に、本発明に係る球形農作物の包装装置の一例であるレタス包装装置の正面と平面がそれぞれ示されている。この包装装置は、基本的には包装装置本体1、レタス搬入用のコンベア2、および、移載装置3から構成されており、各部の構造および機能を以下に説明する。
包装装置本体1は箱型に構成されており、その上部には包装台5とこれを上方から覆う上部カバー6が配備され、包装台5の中央にはレタス(球状農作物)wより幾分大きい目の投入口7が形成されるとともに、この投入口7に臨む大きい開口8が上部カバー6に形成されている。包装装置本体1における一端部の上方にはシートロールSRの装填部9が配備されており、このシートロールSRから繰出された包装シートsが寸法切りされて包装台5の上に供給されるようになっている。そして、この包装シートsの上からレタスwを投入口7に押し込み供給することで、包装台5の下方おいてレタスwを包装シートsでをくるんで絞込むとともに、包装シートsの絞込み箇所を熱融着して封止し、包装したレタスwを排出口10から送出するよう構成されており、図13に、包装作動の概略手順が示されている。
つまり、先ず、図13(イ)に示すように、包装台5の上面に包装シートsが供給装填された状態で、切り口を上向きにしたレタスwを投入口7に押し込んで、投入口7の下方に待機している保持台11の上に供給する。
レタスwが押し込み供給されたことが光センサなどによって検知されると、図13(ロ)に示すように、保持台11が下降されるとともに、これに連動して一対の保持アーム12が接近作動し、投入口7の口縁によって絞り込まれる包装シートsをレタスwに密着させながら更に絞り込む。
次に、図13(ハ)に示すように、一対の挟持板13が接近作動して、包装シートsの絞込み箇所を更に前後および左右から小さく絞り込む。
次に、図13(ニ)に示すように、一対のヒータ14が接近作動して、挟持板32で絞り込まれた箇所を熱融着して封止するとともに、その封止箇所より上方の余剰シート部分s’を溶融切断する。
封止が完了すると、図13(ホ)に示すように、保持アーム12が開放作動するとともに保持台11が側方に回倒作動して、包装されたレタスw’を排出シュート15に送り出す。
以上のような包装作動を行う包装装置本体1へのレタス自動供給が前記コンベア2および移載装置3によって行われる。
前記コンベア2は、包装装置本体1における前記シートロール装填部9と反対側の端部において包装装置本体1の上方に重複配備されており、モータ20によって縦軸心周りに駆動回動される大径の駆動スプロケット21と、これと同径の遊転スプロケット22とに亘って搬送チェーン23を横回し巻回するとともに、チェーン回動方向に所定ピッチをもって複数の受け部24を搬送チェーン23に取付け、かつ、搬送チェーン23を直線移動径路において図示されていないガイドレールで案内するよう構成されたものであり、受け部24が包装装置本体1の上方において長円状の搬送径路でもって平面的に循環回動するようになっている。なお、前記受け部24は、弾性変形可能な4個の受け片24aを放射状に配置して構成されており、レタスwを傷つけることなく安定載置することが可能となっている。
移載装置3には、レタスwを掴み取る把持機構30と、把持機構30を一定姿勢のままで昇降させる昇降機構31と、この昇降機構31を横移動させる横移動機構32とが備えられており、各部の詳細な構成を以下に説明する。
図1〜図3に示すように、包装装置本体1の上部には、左右の支柱33を介して上下幅広の支持フレーム34が左右に亘って架設され、この支持フレーム34の前面に水平姿勢に固定されたガイドレール35に前記昇降機構31を装着した可動台36が水平横移動可能に支持されている。図10に示すように、可動台36の上下には、支持フレーム34の前面を転動するガイドローラ37が装備されて、可動台36の前後への倒れが阻止されている。
前記昇降機構31は、基端を可動台36に枢支連結した上下の昇降リンク38とその遊端に亘って枢支連結された先端ブラケット39とからなる平行四連リンク機構として構成されており、先端ブラケット39に把持機構30が装備されている。
また、支持フレーム34の前面には横移動機構32を構成する駆動アーム40が備えられ、この駆動アーム40の遊端が前記昇降リンク38の下部に枢支連結されている。この構成によると、駆動アーム40が左右に大きく反転回動されることによって昇降リンク38が上下揺動されるともに昇降機構31全体が可動台36と共に左右に押し動かされ、駆動アーム40の左右の回動エンドにおいて、把持機構30がコンベア2における取出し位置Aと包装装置本体1における投入口7の直上に位置するようになっている。なお、駆動アーム40は大径スプロケット41に固着されて一体に回動されるとともに、大径スプロケット41は、フレーム裏面からモータM1で正逆に駆動される小径スプロケット42にチェーン43を介して巻き掛け連動されている。
図4〜図9に示すように、昇降機構31における先端ブラケット39に装備された前記把持機構30には開閉自在な4本のフィンガー45が備えられている。このフィンガー45は、前記先端ブラケット39の前面に水平姿勢で固着された基板46の上部にそれぞれ支点a周りに内外に揺動可能に枢支されたフィンガーアーム47と、このフィンガーアーム47の下部に取付けられたゴム材などの弾性樹脂材からなる短冊状のフィンガー本体48とから構成されている。
各フィンガーアーム47と基板46とに亘ってバネ49が張設され、各フィンガーアーム47が内向き、つまり、レタス把持方向に揺動付勢されている。また、図7に示すように、基板46にはフィンガー群の中心に位置させてボス部材50が鉛直に設けられるとともに、このボス部材50の下部外周にカム板51が水平回転可能に外嵌装着されている。カム板51は、各フィンガーアーム47の内側に備えられたローラ52に対向されており、内向きに揺動付勢された各フィンガーアーム47がローラ52を介してカム板51の外周で受け止め支持されるようになっている。
図11に示すように、前記カム板51には、モータM2によって操作される2本の操作ワイヤ53,54に連結されており、モータM2の正逆回転によって両操作ワイヤ53,54が背反して引き操作および弛緩操作されることでカム板51が正逆に回転駆動され、カム板外周のカム形状に応じて全フィンガーアーム47が同時に外側に強制開放揺動および、内側に付勢閉じ揺動するようになっている。
前記フィンガー本体48は、その上方側部分がフィンガーアーム47の下部に対して重複し、下方側部分が前記フィンガーアーム47の下端部よりも下方に向けて延出されている。そして、前記フィンガーアーム47の下部に対して重複するフィンガー本体48の上方側部分のみがフィンガーアーム47にネジ連結されており、フィンガー本体48をフィンガーアーム47に沿わせた開き姿勢と、内方に向けて屈曲変形された掴み姿勢とに切換えることが可能となっている。また、フィンガー本体48の内向き面には、レタスwを傷つけることなく把持できるよう適度の弾性を有するスポンジ材55が貼付けられている。
また、フィンガーアーム47の外側にはフィンガー本体48を内外に屈曲させるフィンガー駆動リンク56が配備されている。このフィンガー駆動リンク56の上端は、フィンガーアーム47の上部支点aに枢支された操作アーム57の遊端に枢支連結されるとともに、フィンガー駆動リンク56の下端が、フィンガー本体48の下端部外面から突設した連結片58に枢支連結され、更に、フィンガー駆動リンク56の長手方向中間に備えたピン59がフィンガーアーム47に形成した傾斜長孔60に係入されており、操作アーム57が揺動操作されてフィンガー駆動リンク56が上下に移動されると、ピン59と傾斜長孔60との案内作用でフィンガー駆動リンク56の下端部が内外方向に変位してフィンガー本体48が内外に屈曲されるようになっている。
前記基板46に設けられた前記ボス部材50には上下動自在にスライドボス61が外嵌装着されており、このスライドボス61から放射状に突設した操作突起62と前記操作アーム57の延長端とが長孔63とピン64を介して係合連動されている。また、前記基板46の上方には立設された一対のステー65を介してブラケット66が横架固定され、このブラケット66に支点b周りに回動可能に枢支された一対の駆動アーム67が前記スライドボス61の外周対角位置に軸支装着されたローラ68にそれぞれ係合されている。なお、スライドボス61から突設した一対のガイド片61aに前記ステー65が貫通されて、スライドボス61の縦軸心周りでの回転が阻止されている。
前記駆動アーム67はモータM3によって操作される2本の操作ワイヤ69,70に連結されており、モータM3が正逆回転されて両操作ワイヤ69,70が背反して引き操作および弛緩操作されることで駆動アーム67が正逆に回動されて全操作アーム57が揺動操作され、もって上記のように全フィンガー45のフィンガー本体48が同時に内外に屈曲されるようになっている。
基板46に立設されたボス部材50には操作ロッド71が挿通支持され、この操作ロッド71の下端に押し出し具72が装備されている。また、操作ロッド71の上部は、ブラケット66から立設した支持枠73に上下動可能に案内支持されるとともに、外嵌装着した圧縮コイルバネ74によって操作ロッド71が上方にスライド付勢され、常態では押し出し具72がフィンガー間の上方待機位置に保持されている。また、操作ロッド71の上端からは受動アーム75が片持ち状に突設されている。
前記支持フレーム34にはモータM4によって回動される駆動アーム76が装備されており、この駆動アーム76の先端に備えたピン77の移動軌跡内に前記受動アーム75が位置しており、駆動アーム76が回動して受動アーム75を下方に接当押圧することで操作ロッド71が圧縮コイルバネ74に抗して下方に押し下げられるようになっている。
本発明は以上のように構成されており、次にレタスwの自動供給作動について説明する。
作業者はコンベア2の周囲の適所に立って循環ピッチ回動する受け部24に、切り口を上向きにしてレタスwを載置供給することで、レタスwは移載装置3による取出し位置Aに向けて搬送されてゆく。ここで、図12に示すように、取出し位置Aの手前近傍の上方には、レタスwの移動径路と干渉する高さに位置させてタオルローラ78が上方に退避可能に配備されており、レタスwがタオルローラ78を押し上げて通過する間に、切り口に滲み出ている汁がタオルローラ78に吸収除去されるようになっている。
搬送されてきたレタスwが前記取出し位置Aに到着すると、これが光センサあるいは接触センサなどの存否検出手段によって検知され、この検知に基づいてコンベア2が停止されるとともに、移載装置3の把持機構30が、フィンガー45が開かれるとともに押出し具72が上方後退された状態で下降され、取出し位置Aで停止しているレタスwに被せられる。
把持機構30が下限まで下降されると、カム板51が回動されてフィンガーアーム47が内向きに付勢揺動されるとともに、スライドボス61が下方作動してフィンガー本体48が内方に屈曲変形され、レタスwがフィンガー本体によって四方から弾性的に把持される。
レタスwの把持が完了すると、駆動アーム40が反転回動することで、レタスwを把持した把持機構30は略直線的に上昇した後、包装装置本体1側に山形の湾曲軌跡をもって横移動し、投入口7の上方近傍からは略直線的に下降し、把持したレタスwを投入口7に持ち込む。
把持機構30が下限まで下降されると、図6に示すように、フィンガー本体48が外側に少し伸展されてレタスwの下方からの抱込み支持が解除され、レタスwはフィンガー本体48の弾性によって軽く挟持された状態で保持され、この弱挟持状態において駆動アーム76によって操作ロッド71が強制的に下方移動され、ロッド下端に備えた押出し具72がレタスwを上方から押し下げて投入口に押し込む。この場合、レタスwはフィンガー本体48によって弱挟持された状態で押し下げられるので、葉が大きく拡がること少なくなく投入口7におだやかに押し込みまれて保持台11(図13参照)上に供給されることになり、レタスwは姿勢が大きく変化することなく、かつ、葉のまとまりの良い状態で包装シートでくるまれることになる。
投入口7へのレタス押し込みを終えた把持機構30は次のレタス移載のために前記取出し位置Aに向けて復帰移動されるとともに、押出し具72は上方待機位置に復帰移動する。
〔他の実施例〕
(1)フィンガー本体48の内面に添設するスポンジ材55を、面ファスナを介して貼付けて、スポンジ材55の交換を容易にしておくと便利である。
(2)実施例では本発明の把持機構30をコンベア2から包装装置本体1への供給を行う移載装置3に利用した場合を例示したが、各種の球状農作物wの自動箱詰め装置の移載装置、などに利用することもできる。
包装装置の全体正面図 包装装置の全体平面図 把持機構の昇降機構および横移動機構を示す正面図 開放作動状態の把持機構を示す正面図 把持作動状態の把持機構を示す正面図 排出作動状態の把持機構を示す正面図 把持機構の一部を示す縦断正面図 把持機構の一部を示す横断平面図 把持機構の要部を示す縦断側面図 把持機構の横移動機構の一部を示す縦断側面図 フィンガー開閉構造の要部を示す平面図 コンベアの一部を示す側面図 包装作動の概略手順を示す説明図
符号の説明
1 包装装置本体
2 コンベア
3 移載装置
7 投入口
45 フィンガー
47 フィンガーアーム
48 フィンガー本体
51 カム板
56 フィンガー駆動リンク
a 上部支点
w 球状農作物(レタス)

Claims (3)

  1. 開閉自在な複数のフィンガーを、上部支点を中心にして揺動開閉自在なフィンガーアームと、そのフィンガーアームの内方側の下部に対して上方側部分が重複するとともに前記フィンガーアームの下端部よりも下方に向けて延設された弾性樹脂材製のフィンガー本体とで構成し、
    このフィンガー本体を内外方向に駆動変位させるためのフィンガー駆動リンクを、前記フィンガー本体の前記フィンガーアームの下端から離れた位置の下方遊端部に連結して、そのフィンガー本体の下方側部分をフィンガー本体の前記フィンガーアームに重複する上方側部分に対して屈曲させることにより、フィンガー本体の下方遊端部を内方側へ駆動変位させ、前記屈曲を緩める側にフィンガー本体の下方遊端部をフィンガー本体の上方側部分に対して変位させることにより、フィンガー本体の下方遊端部を外方側へ駆動変位させるよう構成してあることを特徴とする球状農作物移載用の把持機構。
  2. 複数のフィンガーにおけるフィンガーアームをそれぞれ内方に向けて揺動付勢するとともに、各フィンガーアームを内方から受け止め支持するカム部材を配備して、このカム部材の回転作動によって複数のフィンガーアームを外方に強制揺動させるよう構成してある請求項1記載の球状農作物移載用の把持機構。
  3. コンベアに載置されて搬送されてきた球状農作物を包装装置本体の投入口に供給する移載装置に装備してある請求項1または2記載の球状農作物移載用の把持機構。
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