JP4497888B2 - 画像処理装置、画像処理方法、制御プログラム - Google Patents

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本発明は、印刷処理制御システムに関するもので、特にコンピュータシステムなどによる、フォームと、テキスト形式で記述されたデータファイルとを指定し、重ね合わせて印刷させる情報処理方法、情報処理装置、および情報処理プログラムを記録した媒体に関するものである。
中間データの中から文字コードのみを抽出することでテキストデータを生成し、該テキストデータをイメージデータと共に記憶手段に保存することにより、格納した文書を検索可能とする技術がある(特許文献1参照)。
また、コンピュータシステム等における印刷処理制御プログラムを用いて、「見積書」「請求書」等のフォームと、テキスト形式で記述されたデータファイルを指定し、データを重ね合わせて印刷をおこなう(オーバレイ印刷と明記する)運用では、各ページの印刷データを生成する過程で、フォーム内に定義された、前記データファイルからデータを受け取り、指定位置に表示・印刷するための図形(フィールド図形と明記する)に対する処理、つまり、フォーム内の各フィールド図形に表示・印刷すべきデータをデータファイルから読み出す処理であった(特許文献2参照)。
特開2003−067149号公報 特開2002−351625号公報
一方、この処理は、印刷処理時間全体で非常に大きなウエイトを占めている。このため、例えば、ひとつの印刷処理の中で複数のフォームが頻繁に切り替えられる場合や、数万から数十万ページ分におよぶ大量のデータが指定されている場合などにはその影響が大きく、結果的に非常に多くの印刷処理時間がかかってしまっていた。
また、ユーザによっては、同一のフォーム、データファイルを定期的に、かつ、何回も指定しオーバレイ印刷をおこなうことがある。この場合には、レーザプリンタ等のページプリンタがもつ、ページ登録、またはフォーム登録と呼ばれる機能を使い、例えば、フォーム内の、原稿用紙形式の枠線等をフォーム情報として予め登録しておき、前記オーバレイ印刷時にページ情報呼び出し、またはフォーム情報呼び出しと呼ばれる機能を利用することで、ある程度の印刷処理時間を削減することはできるが、データファイルからのデータの読み出し処理については依然として必要であるため、運用全体では印刷処理時間の飛躍的な向上は見込めなかった。
さらに、関数、式、複数のデータの演算結果等を表示するフィールド図形(計算フィールド図形と明記する)を含むページを印刷する場合を考える。この場合も、計算フィールド図形に対する表示文字列生成処理はおこなわれるが、加えて計算フィールド図形の演算定義によっては、演算結果を得るために直接印刷には関係のない複数のページに対する処理までおこなう必要があり、従来の技術では必ずそれがおこなわれていた。無駄な印刷処理時間がかかってしまっている。
本願発明は、上述の問題点の少なくとも一つを解決するためになされたものである。本願発明の一つの側面は目的のページを印刷するために必要な情報がページ単位に集約されているため、最小限のデータアクセスで処理が可能となっている。また、従来の印刷処理では多数必要とされた、データファイルに対するアクセス、データの読み出しの負荷が減少させることにある。
上述の課題を解決するため本発明は、フォームデータとデータファイル内のデータとを用いた重ね合わせ処理を行う画像処理装置において、前記重ね合わせ処理を行った際の各ページで用いた前記データファイル内のデータを含むページデータと、ページデータ情報と、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータを対応付けて管理する管理手段と、前記重ね合わせ処理の際に、前記管理手段が管理すべきページデータを特定するため入力される特定条件を用いて、当該重ね合わせ処理を行った際のページデータから管理手段が管理すべきページデータを特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたページデータに応じたページデータ情報を生成する生成手段とを備え、前記管理手段は、前記特定手段により特定されたページデータと、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータと、前記生成手段により生成されたページデータ情報とを対応付けてファイルとして管理することを特徴とする。
本願発明の一つの側面によれば、目的のページを印刷するために必要な情報がページ単位に集約されているため、少数のデータアクセスで処理が可能となり、ひいては、データに対するアクセス、データの読み出しの負荷を減少させることができる。
図面を参照しながら、本発明のひとつの実施形態を詳細に説明する。
オーバレイ印刷とは、レーザプリンタ等のページプリンタがもつ、ページ登録、またはフォーム登録と呼ばれる機能を使い、例えば、フォーム内の原稿用紙形式の枠線等をフォーム情報として予め登録しておき、このページプリンタを利用してテキスト形式のデータとともに印刷するとき、ページ情報呼び出し、またはフォーム情報呼び出しと呼ばれる機能を利用することにより、予め登録されているフォーム情報と、テキスト形式のデータを重ねあわせて印刷することができる。このような重ねあわせ印刷が、一般的にオーバレイ印刷である。オーバレイ印刷で使用されるフォームデータ(フォーム情報)は、一般的に専用のフォーム情報設計システムを利用して作成される。
図1は、フォーム情報設計システム、およびオーバレイ印刷制御システムが動作するコンピュータシステムの構成をしめす図である。
図1において、装置全体を制御するCPU(105)は、主記憶装置(106)(CS:Central Storage)に記憶されている制御プログラム(図8〜図10、13などのフローチャートにしめす制御プログラム等)にしたがい、装置の動作を制御する。また、CS(106)は、外部記憶制御装置(107)(ASC:Auxiliary Storage Controler)を介して外部記憶装置(108)(ASU:Auxiliary Storage Unit)からロードされたアプリケーションプログラムを記憶して実行するためのメモリ領域でもあり、後述するフォーム情報設計システム、オーバレイ印刷システム、およびページデータを生成する適用業務プログラム等の各種アプリケーションプログラムもその領域中に存在する。
CS(106)上の制御プログラムや各種アプリケーションプログラムは、以下の2つの装置からの指示によって操作される。第1の装置は、表示装置(101)、キーボード装置(102)、操作卓制御装置(103)(TCU:Terminal Control Unit)からなるオペレーター操作卓である。第2の装置は、LANやWANなどのネットワークを介して接続された外部のコンピュータシステムからの指示情報を、本コンピュータシステムに取り込むネットワーク接続機構(104)(NIC:Network Interface Controler)である。
プリンタ(110)は、入出力制御装置(109)(IOC:Input Output Controler)を介して本実施例のコンピュータシステムに接続されており、コンピュータシステムから入力されるフォーム情報を、予めメモリに登録し、コンピュータシステムから入力されるテキスト形式のデータと、メモリに予め登録されているフォーム情報に基づいて生成したフォームパターンとを重ね合わせてオーバレイパターンを生成しオーバレイ印刷する。なお、System Bus(111)は、TCU(103)、CPU(105)、CS(106)、ASC(107)、IOC(109)等の間のデータ、およびプログラム命令の転送等がおこなわれる経路である。
図2は、フォーム情報設計システムの構成をしめすブロック図である。
図2において、201は、本実施例のフォーム情報設計システム全体をしめす。
フォーム情報設計システム(201)は、フォーム情報設計システム利用時は、図1のCS(106)上に存在する。
CPU(105)は、フォーム情報設計システム(201)内の、後述するユーザインタフェース部(206)(全体制御プログラム)に基づいて、後述する図形バッファ(202)、表示制御部(203)(表示制御プログラム)、描画制御部(204)(描画制御プログラム)、ファイル入出力部(205)(ファイル入出力制御プログラム)を制御する。CPU(105)は、表示制御部(203)(表示制御プログラム)に基づいて不図示のポインティングデバイス等の指示手段を用いて入力されるフォーム情報設計システムの実行命令やフォーム情報作成命令等をTCU(103)を介して受け取り、ユーザインタフェース部(206)(全体制御プログラム)に基づいて受け取った設定命令やフォーム情報作成命令等の各種命令を解析し描画制御部(204)(描画制御プログラム)やファイル入出力部(205)(ファイル入出力制御プログラム)に内部命令として処理要求を発する。
CPU(105)は、ユーザインタフェース部(206)(全体制御プログラム)に基づいて、描画制御部(204)(描画制御プログラム)やファイル入出力部(205)(ファイル入出力制御プログラム)の処理結果を表示制御部(203)(表示制御プログラム)に返し、表示制御部(203)(表示制御プログラム)に基づいて表示装置(101)に処理結果を表示する。
具体的に説明すると、表示制御部(203)(表示制御プログラム)は、描画制御部(204)(描画制御プログラム)を介してフォーム情報バッファ(202)に現在設計中のフォーム情報に基づくフォームパターンを、図1の表示装置(101)に表示したり、図1のキーボード装置(102)や、不図示のポインティングデバイス等を用いて入力されたユーザの設定命令やフォーム情報作成命令等の各種命令を受け付けるプログラムである。
描画制御部(204)(描画制御プログラム)は、フォーム情報バッファ(202)を管理し、作成されたすべてのフォーム情報要素をフォーム情報バッファ(202)に入出力し、ユーザインタフェース部(206)(全体制御プログラム)からの命令により表示制御部(203)(表示制御プログラム)やファイル入出力部(205)(ファイル入出力制御プログラム)へ双方向に転送するプログラムである。
ファイル入出力部(205)(ファイル入出力制御プログラム)は、ユーザインタフェース部(206)(全体制御プログラム)の命令に基づいて、描画制御部(204)を介してフォーム情報バッファ(202)上に、現在設計中のフォーム情報を、図1のASU(108)上に存在するフォーム情報ファイル(207)へ書き込んだり読み出したりするプログラムである。
図3は、オーバレイ印刷システムの構成をしめすブロック図である。図3において、301は、本実施例のオーバレイ印刷システム全体をしめす。オーバレイ印刷システム(301)は、オーバレイ印刷システム利用時は、図1のCS(106)上に存在する。
CPU(105)は、オーバレイ印刷システム(301)内の、後述するオーバレイ印刷制御部(304)(全体制御プログラム)に基づいて、後述するファイル入出力部(302)(ファイル入出力制御プログラム)、ユーザインタフェース部(303)(制御プログラム)、プリンタドライバ部(305)(プリンタ制御プログラム)を制御する。
ユーザインタフェース部(303)は、ファイル入出力部(302)を介してASU(108)内のフォーム情報ファイル(307)と、データファイル(308)から、入力したフォーム情報ファイル名称と、データファイル名称の一覧を、図1の表示装置(101)に表示したり、図1のキーボード装置(102)、あるいは不図示のポインティングデバイスを用いて入力された、ユーザにより指定された、フォーム情報ファイル名称や、データファイル名称等の選択指示情報を受け付け、ファイル入出力部(302)へ出力するプログラムである。
ファイル入出力部(302)は、ユーザインタフェース部(303)を介して入力したフォーム情報ファイル名称と、データファイル名称等の選択指示情報に基づき、フォーム情報ファイル(307)のフォーム情報の読み出しや、データファイル(308)から指定されたデータを読み出してオーバレイ印刷制御部(304)へ出力するプログラムである。
オーバレイ印刷制御部(304)は、ファイル入出力部(302)を介して受け取った、フォーム情報ファイル(307)のフォーム情報をプリンタドライバ部(305)を介してプリンタ(306)へ出力して登録したり、ファイル入出力部(302)を介して受け取った、テキスト形式のデータを解釈して中間データ(プリンタドライバ部(305)でビットマップデータを生成しやすいように加工処理をおこなったデータ)を生成しプリンタドライバ部(305)へ出力するプログラムである。このとき、フォーム情報ファイル(307)、ユーザインタフェース部(303)を介して入力された条件に基づき、印刷ジョブファイル(309)が、プリンタドライバ部(305)、ファイル入出力部(302)を介して生成される。
図8は、本発明の実施例のフォーム情報設計システム内において、フォーム情報ファイルを設計する際の、印刷ジョブファイル作成条件を定義する動作を表したフローチャートである。このフローチャートにしめす制御プログラムは、図2のユーザインタフェース部(206)に該当し、表示制御部(203)を介してフォーム情報項目の定義をおこなう設定情報が入力されるとCPU(105)が当該制御プログラムを実行する。最初に、CPU(105)は、図2の表示制御部(203)を介して入力された、ユーザからのフォーム情報作成指示、図3のチェックボックス402に対する指示が、印刷ジョブファイル作成条件の設定を定義する指示であるか否かを判断する(S101)。S101において、ユーザからのフォーム情報作成指示が、印刷ジョブファイル作成条件の設定を定義する指示ではないと判断された場合には、処理を終了する。S101において、ユーザからのフォーム情報作成指示が、印刷ジョブファイル作成条件の設定を定義する指示であると判断された場合には、当該設定をおこなうためのダイアログ、例えば、図4のようなダイアログを、図1の表示装置(101)上に表示する(S102)。その後、ダイアログ内の各項目の設定をおこなう(S103)。S103 の処理は、ダイアログ内の各項目の設定が確定・完了するまでおこなわれる(S104)。
図4に、印刷ジョブファイルの作成条件の設定をおこなうための表示形式の一例をしめす。ラジオボタン401は、印刷ファイルを作成しない旨を指示するボタンである。ラジオボタン402は、印刷ジョブファイルを作成する旨を指示するボタンである。402が選択され、OKボタンが押されると、印刷ジョブファイルが作成される。そして、印刷ジョブファイルが作成する際は、ファイルの作成対象領域411で指定された印刷ページが出力される。ラジオボタン403が指示されると、指定データから生成されるすべての印刷ページが印刷ジョブファイルの作成の対象となる。また、ラジオボタン404が指示されると、406の先頭ページ入力部と407の最終ページ入力部に入力されたページで指定された範囲の印刷ページが印刷ジョブファイルとして生成される。
なお、印刷ジョブファイルを作成するボタン402が指示された場合には、チェックボックス405が選択可能となり、405をチェックすると印刷処理も同時に行う旨の選択を行うことができる。
例えば、402をチェックして、404のラジオボタンをチェックし、先頭ページとして数字20、最終ページとして数字50を入れると、20ページから50ページまでの印刷ページが指定され、当該ページを対象とする印刷ジョブファイルが生成される。
最後に、S102、S103、S104の各処理において設定された、印刷ジョブファイルの作成条件の設定を、フォーム情報ファイル内に保存する(S105)。この時点でプログラムの処理もいったん終了する。図9は、本発明の実施例のオーバレイ印刷システム内において、オーバレイ印刷をおこなう際、印刷ジョブファイルの作成条件の設定にしたがい処理をおこなう動作を表わしたフローチャートである。このフローチャートにしめす制御プログラムは、図3のオーバレイ印刷制御部(305)に該当し、図3のユーザインタフェース部(303)を介してフォームファイル名称と、テキスト形式のデータファイル名称と、オーバレイ印刷の指示命令が入力された時点で、CPU(105)が当該制御プログラムを実行する。
最初に、CPU(105)は、図2の表示制御部(203)を介して入力された、ユーザからのオーバレイ印刷指示があるか否かを判断する(S106)。S106において、ユーザからのオーバレイ印刷指示がないと判断された場合には、処理を終了する。S106において、ユーザからのオーバレイ印刷指示があったと判断された場合には、ユーザにより、ユーザインタフェース部(303)を介して入力されたフォーム情報ファイル名称と、データファイル名称の選択指示情報に基づき、フォーム情報ファイル(307)のフォーム情報の読み込み(S107)、データファイル(308)で指定されたデータの読み込み(S108)をおこなう。
次に、S107において読み込まれた、フォーム情報ファイル(307)内の、印刷ジョブファイル作成条件の設定を取得(S109)し、その設定が、印刷ジョブファイルを作成するものであるか否かを判断する(S110)。
S110において、印刷ジョブファイルを作成する設定であると判断された場合には、現在のページの印刷データを作成(S111)した後、作成した印刷ページデータが、印刷ジョブファイルへの格納対象ページであるか否かを判断する(S112)。S112において、作成した印刷ページデータが、印刷ジョブファイルの対象ページであると判断された場合には、当該印刷ページデータは、図1のASU(108)上に一時的に書き込まれる(S113)。また、現在のページがプリンタへの出力対象ページであるか否かを判断し(S114)、S114において、現在のページがプリンタへの出力対象ページであると判断された場合には、S111において、作成された印刷ページデータをプリンタドライバ部(305)を介してプリンタ(306)へ転送し印刷処理をおこなう(S115)。
当該印刷ページに対する処理終了後、次の印刷ページが存在するか否かを判断する(S116)。S116において、次の印刷ページが存在すると判断された場合には、S111、S112、S113、S114、S115の各処理をおこなう。S111では印刷ページデータを生成し、S112へ進む。S112では、当該印刷ページが印刷ジョブファイルの対象かどうかを判定する。S112で、当該印刷印刷ページが印刷ジョブファイルの対象でない場合は、S114へ進み、当該印刷ページが印刷ジョブファイルの対象であるときは、S115へ進む。S114では、ページ印刷処理の実行をも指示する旨が指示されているか否かを判定する。
S114でページ印刷処理の実行を指示されていると判定した場合は、S115でページ印刷処理を実行し、S116進む。また、S114でページ印刷処理の実行が指示されていないと判定した場合は、S116へ進む。
S116において、次の印刷ページが存在しないと判断された場合には、S113において、図1ASU(108)上に書き込まれた印刷ページデータが存在しているか否かを判断する(S117)。
S117において、印刷ページデータが存在していないと判断された場合には、処理を終了する。
S117において、印刷ページデータが存在していると判断された場合には、前記印刷ページデータを読み出し、ファイル入出力部(205)を介し、印刷ジョブファイルを作成する(S118)。
S110において、印刷ジョブファイルを作成する設定でないと判断された場合には、従来の印刷処理であるS119、S120、S121がおこなわれる。
図5に、フォーム情報と、フォーム情報に対応したページデータとを基本的な構成要素とする、印刷ジョブファイル構成の一例をしめす。ファイル管理情報の中には、フォームと、ページデータ情報へオフセット(アドレス)が格納されている。501は印刷ジョブファイル全体である。502乃至504は、印刷ジョブファイルの構成要素であり、フォーム情報506、フォームデータAである507,ページデータ情報506、ページデータ情報507、ページデータA520を含む。520は、印刷ジョブファイルのページデータとページ情報の詳細の一例である。ファイル管理情報505には、ファイル全体のサイズや属性など、印刷ジョブファイル全体の管理情報が格納される。また、ファイル管理情報505にはさらに、ジョブファイルの構成要素の数数が含まれる。例えば、ジョブファイルの要素は502乃至504であるから、3個を示す数字が、ファイル管理情報に格納される。また、図5のデータ構造は、例えば、印刷ジョブファイルの構成要素502は、管理情報として、フォーム情報506と、ページデータ情報507を持っている。また、管理対象となる画像形成されるデータの本体は508のページデータA、507のフォームデータAである。
ページ情報507には、ページデータA509が格納されるアドレスやポインタが格納されており、さらに、ページデータAの印刷開始ページ、印刷終了ページを含む。
(他の実施例)
実施例1では、印刷ジョブファイルの作成条件の設定が、フォーム情報ファイルの属性として保存され、フォーム情報ファイルに対する印刷処理をおこなうことによって実現していた。本実施例2ではこの処理を次のようにした。
印刷ジョブファイルの作成条件の設定をおこなうための関数(印刷ジョブファイル作成条件設定関数)を、当該オーバレイ印刷システム(301)からライブラリ形式で提供する。ユーザは、印刷ジョブファイルの作成処理をおこなう際、前記印刷ジョブファイル作成条件設定関数を実行することにより、目的の印刷ジョブファイルを作成することができる。
また、印刷ジョブファイルから目的とする印刷ページの情報の抽出や、抽出された印刷ページの情報を、新たな印刷ジョブファイルとして作成する処理をおこなうための関数もあわせて提供する。図10は、印刷ジョブファイルに対する、印刷ページ情報の抽出、結合処理をおこなう動作を表したフローチャートである。このフローチャートにしめす制御プログラムは、図3のオーバレイ印刷制御部(304)に該当し、図3のユーザインタフェース部(303)を介し、各機能に対応した関数の実行指示命令が入力された時点で、CPU(105)が当該制御プログラムを実行する。
最初に、CPU(105)は、オーバレイ印刷処理機能を有するライブラリを実行するためのアプリケーションを起動する(S201)。ユーザは、前記アプリケーションを介し、印刷ジョブファイルの指定(S202)、および前記印刷ジョブファイルに対する抽出条件の設定をおこなう(S203)。図6に、印刷ジョブファイルに対する印刷ページ情報の抽出・結合条件の設定をおこなうための表示形式の一例をしめす。
S203において、設定された抽出条件の設定に基づき、印刷ジョブファイルから目的の印刷ページの情報を抽出し(S204)、プリンタドライバ部(305)を介してプリンタ(306)へ転送し印刷処理をおこなう(S205)。印刷処理後、S204において抽出された印刷ページの情報を結合し、新たな印刷ジョブファイルを作成するかどうか否かを、S203において設定された結合条件をもとに判断する(S206)。
S206において、印刷ジョブファイルを作成すると判断された場合には、印刷ジョブファイルを作成する(S207)。
図7に、印刷ジョブファイルから、特定の印刷ページ情報の抽出、結合、および新たな印刷ジョブファイルの作成機能全体についての一例をしめす。図7では、印刷ジョブファイル501内にあるXページ目、yページ目、zページ目の印刷データを抽出すると共に、印刷ジョブファイル501内に含まれるフォームデータを取り出して、抽出した一連の画像形成データ705をオーバーレイしてプリンタ110に出力させる。一方、並行して、印刷ジョブファイル内のフォームデータを印刷ジョブファイル704のフォームデータとして格納する。そして、印刷ジョブファイル501から取り出したXページ目、yページ目、zページ目の印刷データと、当該Xページ目、yページ目、zページ目のデータを検索可能とするインデックス情報とページ数を含むページデータ情報706を新たに生成して印刷データの先頭に付加して、印刷ジョブファイル704に格納する。この印刷ジョブファイルはオーバーレイ再印刷に用いることができる。オーバーレイ再印刷時には、印刷データを生成するための画像処理は必要はなく、かつ、帳票の特定のページを指定して抽出して印刷する処理は高速かつ低負荷である。
本実施形態の効果としては、印刷ジョブファイルの作成条件の設定が、ライブラリ形式で提供されるため、ユーザ、特にシステム開発者は、自分でプログラミングすることなく、またソフトウェア特有のファイル形式にも依存することなく、その機能を利用したソフトウェアを容易に構築できる。つまり、機能の自由度が飛躍的に向上する。
実施例1、実施例2では、設定方法が異なるにせよ、実際に印刷ジョブファイルが作成されるか否かは、ユーザによる設定により決定されていた。本実施例3ではこの処理を次のようにした。
印刷ジョブファイルの作成をするか否かを判断するために、オーバレイ印刷時に指定された、フォーム数オーバレイ印刷時に指定された、各フォーム内のデータを受け取る図形の総数、オーバレイ印刷時に指定された、データファイル数、オーバレイ印刷時に指定された、データファイルの総サイズをもとに、予想される印刷処理時間を算出する。前記印刷処理時間が、当初設定した印刷基準時間に比べ長いと判断された場合、印刷ジョブファイルの作成処理をおこなうようにしてもよい。この効果としては、印刷ジョブファイルの作成処理が、特定の場合に自動的におこなわれるので、システム全体の負荷が軽減され、かつ処理効率を向上させることができる。
以上説明したように本発明の各実施形態においては、オーバレイ印刷時に「フォームデータ」+「フォームに対応したページ単位のデータ」を基本的な構成要素とすることを特長とする印刷ジョブファイルの生成手段を提供し、印刷ジョブファイルをユーザの運用形態に合わせて効果的に使用することにより、オーバレイ印刷処理時間・処理効率を飛躍的に向上させる効果をもたらす。また、個々の構成要素を抽出することや、複数の構成要素を結合し、新たな印刷ジョブファイルを生成することがすることも容易であるため、印刷ジョブファイル自体の自由度も高くすることも本発明の別の側面である。
さらに、従来の技術で必要とされた、表示文字列生成処理(プレビュー処理)や、演算結果を得るための複数ページに対する処理、といったことをおこなうことなく、指定文字列の検索処理、特定の印刷ページに対する印刷処理が、効率的に実行される。これは、ユーザに対する操作負荷が大幅に軽減することがさらに別の側面である。
あわせて、オブジェクトに関する情報の一例である関数、式、複数のデータの演算結果等を表示するフィールド図形(計算フィールド図形と明記する)を含むページを印刷する場合を考える。この場合も、計算フィールド図形に対する表示文字列生成処理はおこなわれるが、加えて計算フィールド図形の演算定義によっては、演算結果を得るために直接印刷には関係のない複数のページに対する処理までおこなう必要があり、従来の技術では必ずそれがおこなわれていた。無駄な印刷処理時間がかかってしまっていることは言うまでもない。
ユーザによっては、同一のフォーム、データファイルを定期的に、かつ、何回も指定しオーバレイ印刷をおこなうことがある。この場合、レーザプリンタ等のページプリンタがもつ、ページ登録、またはフォーム登録と呼ばれる機能を使い、例えば、フォーム内の、原稿用紙形式の枠線等をフォーム情報として予め登録しておき、前記オーバレイ印刷時にページ情報呼び出し、またはフォーム情報呼び出しと呼ばれる機能を利用することで、ある程度の印刷処理時間を削減することはできるが、フィールド図形に対する表示文字列生成処理については依然として必要であるため、運用全体からみた印刷処理時間の大幅な削減、印刷効率の飛躍的な向上が見込めなかった。
この問題を解決するための手段のひとつである、前記オーバレイ印刷時に「フォームデータ」+「フォームに対応したページ単位のデータ」を基本的な構成要素とすることを特長とする印刷ジョブファイルを適宜作成し、ユーザの運用形態に合わせて効果的に使用することで、前記オーバレイ印刷処理時間・処理効率を飛躍的に向上させる効果が得られることを既に述べた。以下の実施形態では、更に、前記印刷ジョブファイルの構成要素である「ページ単位のデータ」に保存されるデータを、1)フィールド図形の出力書式を反映した形式で格納する2)計算フィールド図形である場合には、演算結果をもとに格納する、といった手段を提供する。
図13は、本発明の実施例のオーバレイ印刷システム内において、オーバレイ印刷をおこなう際、印刷ジョブファイルの作成処理をおこなう動作を表わしたフローチャートである。このフローチャートにしめす制御プログラムは、図3のオーバレイ印刷制御部(305)に該当し、図3のユーザインタフェース部(303)を介して入力された、フォーム情報ファイル名称と、テキスト形式のデータファイル名称と、オーバレイ印刷処理の形態として、印刷ジョブファイルの作成をする指示命令が確定した時点で、CPU(105)が当該制御プログラムを実行する。
最初に、CPU(105)は、図2の表示制御部(203)を介して入力された、ユーザからのオーバレイ印刷処理機能を有するライブラリ(オーバレイ印刷ライブラリ)を実行するアプリケーションの起動指示にしたがい、当該アプリケーションを起動する(S1301)。アプリケーション起動後、ユーザは、オーバレイ印刷ライブラリを起動・処理化し(S1302)、続けてオーバレイ印刷処理の形態として、印刷ジョブファイル作成をおこなう設定をおこなう(S1303)。
その後、ユーザからのフォーム情報ファイル名称と、データファイル名称の選択指示情報に基づき、オーバレイ印刷ライブラリは、フォーム情報ファイル(307)のフォーム情報の読み込み(S1304)、およびデータファイル(308)で指定されたデータの読み込み(S1305)をおこなう。このとき、フォーム情報ファイル(307)、データファイル(308)はともに、図1のASU(108)上に一時的にメモリ展開される。そして、ユーザからのオーバレイ印刷処理の実行指示がされた時点で、S1303で設定された、オーバレイ印刷処理の形態に基づき、印刷ジョブファイル(309)が作成される(S1306)。
S1401〜S1407の各処理は、S1306における、印刷ジョブファイル(309)の作成処理の詳細である。
最初に、図1のASU(108)上のフォーム情報ファイルのデータを取得(S1401)した後、同じASU(108)上に展開されている、印刷ジョブファイルのフォーム情報データとして書き込む(S1402)。続いて、図1のASU(108)上のデータファイルのデータを取得(S1403)した後、当該データを受け取る、フォーム情報ファイル(307)内のフィールド図形の出力書式を取得(S1404)し、出力書式にしたがいデータを加工する(S1405)。そして、印刷ジョブファイルのページデータとして該当箇所に書き込む(S1406)。S1403、S1404、S1405、S1406の各処理は、印刷ジョブファイルに格納すべきページデータがすべて処理されるまでおこなわれる(S1407)。つまり、S1406の処理の後、印刷ジョブファイルに格納すべきデータが存在すると判断した場合は、S1403へ進み、存在しないと判断した場合は、図14の処理を終了する。
最後に、図13の説明に戻る。図1のASU(108)上に存在する印刷ジョブファイルのデータが、プリンタドライバ部(305)、ファイル入出力部(302)を介し、印刷ジョブファイル(309)として生成された時点で、オーバレイ印刷ライブラリは処理を終了する(S1307)。
図11は、図12に示すフォーム情報ファイルと、テキスト形式のデータファイルを指定し、通常のオーバレイ印刷処理を実行した場合の処理、および印刷結果の一例をしめしたものである。
請求書のフォームのフィールド1102を選択してユーザは検索指示が可能である。しかし、商品名や金額が何ページ目にあるかはオーバーレイ印刷してみなければ特定できず、一度全てオーバーレイしてみなければ所望のアイテムが何ページ目に来るかがわからない。よって、例えば、「消しゴム」が入った帳票のみを抽出して印刷したいと考えた場合、一度全てのデータを1102、1104のデータオーバーレイしてみなければ抽出すら不可能である。大量のデータが合った場合は、このオーバーレイ印刷は大きな負荷となりうる。オーバーレイしてみてはじめて、「消しゴム」という文字情報が入ったデータがページデータとしての何ページ目に配置されるかがわかるからである。
図12は、フォーム情報ファイルと、テキスト形式のデータファイルから作成された、印刷ジョブファイルの構成、および格納データの一例をしめすものである。
フィールド図形一覧1103に示される各フィールド図形がページのどの位置に配置されるかは、内部的に保持しており、内部的に保持されたレイアウト情報に従って、テキストデータ1104を順次用いてオーバレイ印刷され、印刷結果1105を得る。
例えば、フィールド図形に表示された文字列の検索をおこなう場合、印刷ジョブファイル内の該当データは、既にフィールド図形の出力書式を反映させた形式で格納されているため、印刷ジョブファイル内のデータを順次検索するだけで、ユーザが指定した文字列が、どの印刷ページのどのフィールド図形であるか、を即座に知ることができる。これは、データファイルへの再アクセスや、表示装置(101)上へのプレビュー処理等をする必要がないことを意味する。
図12について具体的に説明すると、印刷ジョブファイル1200は、図5に示すものと同等の構造をもつ。ページデータ1205乃至1207を有する。ページデータ情報には、印刷ジョブファイル内においてどの位置に各ページデータ(1205乃至1207)があるかを示す情報が格納されている。ページデータ1205内には、商品名フィールドに鉛筆、消しゴム、ノートという値がこの順で格納されている。それぞれ、金額フィールドには、300円、100円、500円という値がこの順で格納されている。以後、2ページ目のページデータ、3ページ目のページデータにはそれぞれ商品名フィールドの値、金額フィールドの値がこの順で格納されている。金額フィールドに、外部参照のデータを引数とした加減乗除をはじめとする各種計算式等が入っていた場合には、外部参照のデータを当該計算式に代入して計算済の実データを格納するようにすると好適である。各フィールドが各ページのどの位置に配置されるかを示す情報も図11と同様に保持するが、ページデータとして保持すると好適である。
印刷ジョブファイルのページ単位に保存されるデータは、フィールド図形の出力書式を反映させた形式で格納されているため、フィールド図形に表示される文字列の検索処理などが非常に効率的におこなわれるとしていたが、本実施例では、特に、オブジェクトに関する情報、オブジェクトの一例であるフィールド図形のフィールドが、関数、式、複数のデータの演算結果などから得られた値を受け取るフィールド(計算フィールド図形)である場合には、その演算結果をデータとして格納することで、例えば、計算フィールド図形を含むページを印刷する場合、演算結果を得るために直接印刷には関係のない複数のページに対する処理までおこなう必要が一切なくなり、印刷処理効率が飛躍的に向上することは言うまでもない。これは、具体的には、図11において、合計金額のフィールドを含むページを印刷したい場合、合計金額が表示される3ページ目を直接印刷する際、1、2ページ目に対するページ処理をおこなう必要がないことを意味する。
「見積書」「請求書」等のフォームと、ページ単位に定義・格納されるデータが記述されたファイルを指定し、データを重ね合わせて印刷をおこなう(オーバレイ印刷)運用において、前記オーバレイ印刷時の処理時間・処理効率を向上させるために、フォームとフォームに対応したページ単位のデータを基本的な構成要素とする印刷ファイル(印刷ジョブファイル)を作成し、印刷ジョブ印刷ジョブファイル内のページ単位に保存されるデータは、フィールド図形の出力書式を反映した形式で格納する、特に、フィールド図形が、関数、式、複数のデータの演算結果などから得られた値を受け取る(計算フィールド図形)場合には、演算結果をデータとして格納する、といった機能を設けることで、印刷ジョブファイルを使用した印刷処理のほか、フィールド図形に対する文字列検索処理、プレビュー処理等でも、処理が効率的におこなわれるといった効果をもたらす。
(他の実施形態)
本実施形態における各図に示すフローチャートに示す処理が、外部からインストールされるプログラムによって、CPU105等より遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をホストコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施例における、フォーム情報設計システム、およびオーバレイ印刷制御システムが動作するコンピュータシステムの構成を示す図である。 実施例における、フォーム情報設計シテムの構成をしめすブロック構成を示す図である。 実施例における、オーバレイ印刷システムの構成をしめすブロック構成を示す図である。 実施例における、印刷ジョブファイルの作成条件の設定をおこなうための表示形式の一例を示す図である。 実施例における、印刷ジョブファイル構成の一例を示す図である。 実施例における、印刷ジョブファイルに対する印刷ページ情報の抽出・結合条件の設定をおこなうための表示形式の一例をしめす図である。 実施例における、印刷ジョブファイルから特定の印刷ページ情報の抽出、結合、および新たな印刷ジョブファイルの作成機能全体についての一例を示す図である。 実施例におけるフォーム情報設計システムの一動作をしめすフローチャートを示す図である。 実施例におけるオーバレイ印刷システムの一動作をしめすフローチャートを示す図である。 印刷ジョブファイルに対する、印刷ページ情報の抽出、結合処理をおこなう動作を表したフローチャートを示す図である。 実施例における、通常のオーバレイ印刷処理を実行した場合の処理、印刷結果の一例を示す図である。 本発明の実施例における、フォーム情報ファイルと、テキスト形式のデータファイルから作成された、印刷ジョブファイルの構成、および格納データの一例を示す図である。 印刷ジョブファイルの作成処理をおこなう動作を表わしたフローチャートを示す図である。 印刷ジョブファイルの作成処理である図13のS1306の詳細を表わしたフローチャートを示す図である。
符号の説明
101 表示装置
102 キーボート装置
103 操作卓制御装置(TCU:Terminal Control Unit)
104 ネットワーク接続機器(NIC:Network Interface Controler)
105 中央演算装置(CPU)
106 主記憶装置(CS:Central Storage)
107 外部記憶制御装置(ASC:Auxiliary Storage Controler)
108 外部記憶装置(ASU:Auxiliary Storage Unit)
109 入出力制御装置(IOC:Input Output Controler)
110 プリンタ
111 制御バス
201 フォーム情報設計システム全体
202 フォーム情報バッファ
203 表示制御部
204 描画制御部
205 ファイル入出力部
206 ユーザインタフェース部
207 フォーム情報設計システムで作成されるフォーム情報ファイル
301 オーバレイ印刷システム全体
302 ファイル入出力部
303 ユーザインタフェース部
304 オーバレイ印刷制御部
305 プリンタドライバ部
306 プリンタ
307 オーバレイ印刷時に指定するフォーム情報ファイル
308 オーバレイ印刷時に指定するデータファイル
309 オーバレイ印刷時に指定・生成される印刷ジョブファイル

Claims (15)

  1. フォームデータとデータファイル内のデータとを用いた重ね合わせ処理を行う画像処理装置において、
    前記重ね合わせ処理を行った際の各ページで用いた前記データファイル内のデータを含むページデータと、ページデータ情報と、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータを対応付けて管理する管理手段と、
    前記重ね合わせ処理の際に、前記管理手段が管理すべきページデータを特定するため入力される特定条件を用いて、当該重ね合わせ処理を行った際のページデータから管理手段が管理すべきページデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたページデータに応じたページデータ情報を生成する生成手段とを備え、
    前記管理手段は、前記特定手段により特定されたページデータと、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータと、前記生成手段により生成されたページデータ情報とを対応付けてファイルとして管理することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記管理手段でファイルとして管理されるデータから、さらに特定条件を用いてページデータを特定し、
    前記特定手段でファイルとして管理されるデータから特定されたページデータと、当該ページデータと対応付けて前記管理手段により管理されていたフォームデータとが重ね合わせ処理されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記管理手段でファイルとして管理されるデータから、さらに特定条件を用いてページデータを特定し、
    前記生成手段は、前記特定手段でファイルとして管理されるデータからさらに特定されたページデータに応じたページデータ情報を生成し、
    前記管理手段は、前記特定手段でファイルとして管理されるデータからさらに特定されたページデータと、当該ページデータに対応して管理されていたフォームデータと、前記生成手段によりさらに特定されたページデータに応じて生成されたページデータ情報とを対応付けてファイルとして管理することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記特定条件は、ページデータを特定するためのテキスト情報及びページ番号の少なくとも何れかが条件として含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記フォームデータは、テキストを配置するためのフィールドであるオブジェクトに関する情報を含み、
    前記フィールドに挿入されるページデータの中で、入力された所定のテキスト情報を含むページデータを特定し、抽出する抽出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記特定手段は、前記特定条件に含まれるページ番号に対応するページデータを特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記重ね合わせ処理後の印刷処理に要する時間が印刷基準時間より長いと判断された場合に、前記管理手段は、前記重ね合わせ処理を行った際のページデータと、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータと、ページデータ情報とを対応付けてファイルとして管理することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. フォームデータとデータファイル内のデータとを用いた重ね合わせ処理を行う画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記重ね合わせ処理を行った際の各ページで用いた前記データファイル内のデータを含むページデータと、ページデータ情報と、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータを対応付けて管理する管理工程と、
    前記重ね合わせ処理の際に、前記管理工程において管理すべきページデータを特定するため入力される特定条件を用いて、当該重ね合わせ処理を行った際のページデータから管理手段が管理すべきページデータを特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定されたページデータに応じたページデータ情報を生成する生成工程とを備え、
    前記管理工程において、前記特定工程で特定されたページデータと、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータと、前記生成工程で生成されたページデータ情報とを対応付けてファイルとして管理することを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記特定工程において、前記管理工程でファイルとして管理されるデータから、さらに特定条件を用いてページデータを特定し、
    前記特定工程でファイルとして管理されるデータから特定されたページデータと、当該ページデータと対応付けて前記管理工程で管理されていたフォームデータとが重ね合わせ処理されることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記特定工程において、前記管理工程でファイルとして管理されるデータから、さらに特定条件を用いてページデータを特定し、
    前記生成工程において、前記特定工程でファイルとして管理されるデータからさらに特定されたページデータに応じたページデータ情報を生成し、
    前記管理工程において、前記特定工程でファイルとして管理されるデータからさらに特定されたページデータと、当該ページデータに対応して管理されていたフォームデータと、前記生成工程でファイルとして管理されるデータからさらに特定されたページデータに応じて生成されたページデータ情報とを対応付けて、ファイルとして管理することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  11. 前記特定条件は、ページデータを特定するためのテキスト情報及びページ番号の少なくとも何れかが条件として含まれることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  12. 前記フォームデータは、テキストを配置するためのフィールドであるオブジェクトに関する情報を含み、
    前記フィールドに挿入されるページデータの中で、入力された所定のテキスト情報を含むページデータを特定し、抽出する抽出工程をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  13. 前記特定工程において、前記特定条件に含まれるページ番号に対応するページデータを特定することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  14. 前記重ね合わせ処理後の印刷処理に要する時間が印刷基準時間より長いと判断された場合に、前記管理工程において、前記重ね合わせ処理を行った際のページデータと、当該ページデータと重ね合わせ処理されたフォームデータと、ページデータ情報とを対応付けてファイルとして管理することを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  15. 請求項8乃至14の方法が備える工程をそれぞれコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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