JP4497229B2 - 情報取得装置、サーバ装置、情報システム - Google Patents

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Description

本発明は、予め指定された提供情報を取得する情報取得装置、及びこれに関わる技術に関する。
従来より、車両に搭載され、無線通信により外部のサーバ装置にアクセスして、サーバ装置が提供する提供情報(例えば、交通情報や天気予報、音楽データなど)を取得する情報取得装置が様々に開発されている。そして、その中の1つとして、サーバ装置が提供する提供情報を駐車場に設置されたアンテナから受信し、自らが所有している提供情報の更新を行う情報取得装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。この情報取得装置では、車両を駐車場に駐車した際に、使用者が当該情報取得装置を操作してサーバ装置にアクセスしたり、当該情報取得装置自らが自動的にサーバ装置にアクセスして、提供情報を取得し、情報取得装置自らが所有している提供情報の更新を行うようにされている。
特開2002−99640号公報(段落[0018]〜[0094]、第1図〜第7図)
ところで、上記情報取得装置では、提供情報の更新を終了する前に使用者が車両のイグニッションスイッチをOFFしてしまうと、情報取得装置に電力が供給されず、提供情報を更新できないという問題点があった。これにより、使用者は、上記情報取得装置を使用している場合、車両の駐車を完了しても、提供情報の更新が終了するまでイグニッションスイッチをOFFできず、駐車後直ちに車両を離れる(降車する)ことができなかった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するために、使用者を煩わせることなく提供情報の更新を確実に行うことが可能な情報取得装置と、これに関わる技術とを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明である情報取得装置では、車両のイグニッションスイッチがOFFされると、作動手段が、まず、指令手段を作動させ、作動した指令手段が、無線アクセスが可能なネットワークを介して、該ネットワークに接続されたサーバ装置に提供情報を用意させるための用意指令を送信する。そして、イグニッションスイッチがONされると、作動手段が、取得手段を作動させ、作動した取得手段が、用意指令によってサーバ装置が用意した提供情報を、ネットワークを介してサーバ装置から取得する。続いて、更新手段が、取得手段にて取得された提供情報により記憶手段の記憶内容を更新する。
この情報取得装置によれば、イグニッションスイッチがOFFされた際には、用意指令をサーバ装置に送信するだけであるため、イグニッションスイッチのOFF時に提供情報の更新のために使用する電力を低減できる。即ち、本発明によれば、提供情報の更新が終了するのを待つことなく、車両のイグニッションスイッチをOFFできる。しかも、イグニッションスイッチをOFFしても確実に提供情報の更新がなされるため、使用者は、次回、車両を使用する際に、新たな提供情報を利用できる。さらに、イグニッションスイッチのOFF時に当該情報取得装置に電力を供給する電力源の電力容量が小さくても確実に提供情報を更新できる。
又、この情報取得装置は、サーバ装置が他のサーバ装置から収集した提供情報を提供するように構成されている場合に好適である。即ち、サーバ装置は、用意指令を受けてから提供要求を受けるまでの間に他のサーバ装置から提供情報を収集しておけば良く、情報取得装置から提供情報の提供要求を受けた際には、他のサーバ装置から収集した提供情報を直ちに情報取得装置に提供できる。
ここで、請求項2記載のように、上記発明は、時刻を計測する時刻計測手段と、イグニッションスイッチがOFFされた際に、時刻計測手段により計測された時刻が予め設定された時間帯の範囲外であれば、作動手段の作動を禁止する第1の作動禁止手段とを備えていることが望ましい。
このように情報取得装置が構成されていれば、例えば、1日のうち最後に車両の使用を終える時間帯を第1の作動禁止手段に設定することにより、この時間帯以外において、イグニッションスイッチがOFFされても当該情報取得装置が提供情報の更新に取り掛かってしまうことを防止できる。
又、請求項3記載のように、上記発明は、車両の現在位置を示す位置データを取得する位置取得手段と、イグニッションスイッチがOFFされた際に、位置取得手段が取得した位置データにより示された車両の現在位置が、予め設定された範囲外であれば、作動手段の作動を禁止する第2の作動禁止手段とを備えていることが望ましい。
このように情報取得装置が構成されていれば、例えば、提供情報を更新すべき位置(例えば、事業所の駐車場など)を予め第2の作動禁止手段に設定しておくことにより、これ以外の位置(即ち、提供情報を更新する必要のない位置)にて当該情報取得装置が提供情報の更新に取り掛かってしまうことを防止できる。
又、請求項4記載のように、上記発明は、ネットワークから受信した電波の強度を検出する強度検出手段と、イグニッションスイッチがOFFされた際に、強度検出手段により検出された電波の強度が予め設定された強度よりも小さければ、作動手段の作動を禁止する第3の作動禁止手段とを備えることが望ましい。
このように情報取得装置が構成されていれば、提供情報を良好に受信するのに必要な電波の強度を第3の作動禁止手段に設定することにより、ネットワークからの電波の強度が提供情報を良好に受信するのには十分でないにも関わらず、当該情報取得装置が提供情報の更新に取り掛かってしまうことを防止できる。
ここで、提供情報に、該提供情報の新しさを示す新規情報が含まれている場合には、上記発明は、請求項5記載のように、取得手段にて取得された提供情報に含まれている新規情報が示す提供情報の新しさが、記憶手段にて記憶されている提供情報の新しさと一致する場合には、更新手段の作動を禁止し、不一致な場合には、更新手段を作動させる更新制御手段を備えることが望ましい。
このように情報取得装置が構成されていれば、取得された提供情報の新しさが当該情報取得装置の記憶手段に記憶されている提供情報の新しさと同じであるにも関わらず、更新手段が提供情報の更新に取り掛かってしまうことを防止できる。
次に、ネットワークに接続され、該ネットワークを介して、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置に提供情報を提供するサーバ装置は、請求項6記載のように、予め設定された取得タイミングにて、ネットワークに接続された他のサーバ装置から提供情報を取得するように設定されていることが望ましい。
このようにサーバ装置が設定されていれば、予め情報取得装置に提供する提供情報をサーバ装置に用意しておくことができるため、情報取得装置から取得要求を受信した際に、直ちに提供情報を情報取得装置に提供することができる。
ここで、取得タイミングは、例えば、一定時間毎の周期的なタイミングであっても良いし、情報取得装置から用意指令を受けたタイミングであっても良い。
又、ネットワークに接続され、該ネットワークを介して、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置に提供情報を提供するサーバ装置であって、情報取得装置から車両の走行履歴を提供される場合には、走行履歴に応じた提供情報を提供するように設定されていることが望ましい。
この場合、例えば、車両の走行経路付近のみの地図や走行経路上の店舗情報のみからなる提供情報を提供するようにサーバ装置を設定することにより、走行経路から大きく外れた位置の地図データや店舗情報などの余分な情報までも情報取得装置に提供してしまうことを防止できる。
又、ネットワークに接続され、該ネットワークを介して、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置に提供情報を提供するサーバ装置であって、情報取得装置から該情報取得装置が有する提供情報の新しさを示す新規情報を提供される場合には、情報取得装置から該情報取得装置が有する提供情報の新しさを示す新規情報を提供され、当該サーバ装置、もしくは、当該サーバ装置がアクセス可能な他のサーバ装置が有する提供情報の新しさが、新規情報が示す新しさと一致する場合には、提供すべき提供情報が存在しない旨を情報取得装置に提供し、不一致な場合には、当該サーバ装置、もしくは、当該サーバ装置がアクセス可能な他のサーバ装置が有する提供情報を情報取得装置に提供するように設定されていることが望ましい。
このようにサーバ装置が設定されていれば、当該サーバ装置、もしくは、当該サーバ装置がアクセス可能な他のサーバ装置が有する提供情報の新しさが、情報取得装置が有する提供情報の新しさと同じであるにも関わらず、情報取得装置に提供情報を提供し、提供情報の更新に取り掛からせてしまうことを防止できる。
次に、請求項9記載の発明である情報システムでは、中継局が、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置と請求項6乃至請求項8いずれか記載のサーバ装置との通信開始タイミングにて、サーバ装置を起動し、情報取得装置とサーバ装置との通信終了タイミングにて、サーバ装置を停止する。
このような情報システムによれば、情報取得装置とサーバ装置との通信が行われている場合にのみサーバ装置を起動するため、常にサーバ装置を起動している場合に比べ消費電力を低減させることができる。
ここで、中継局とは、情報取得装置と無線通信を行う一方、サーバ装置が接続された有線ネットワークに有線接続され、情報取得装置と有線ネットワークとを無線接続する無線基地局であっても良いし、情報取得装置と無線基地局とを無線中継する無線中継装置であっても良い。
又、通信開始タイミングは、例えば、中継局が情報取得装置から通信の開始を示す開始信号を受信したタイミングであっても良いし、情報取得装置からサーバ装置への用意指令を受信したタイミングであっても良い。又、情報取得装置からサーバ装置に対してなされたデータ量情報や提供情報の要求を受信したタイミングであっても良い。そして、通信終了タイミングは、例えば、中継局がサーバ装置を起動してから通信が終了したと推定される時間が経過したタイミングであっても良いし、情報取得装置から通信の終了を示す終了信号を受信したタイミングであっても良い。
次に、請求項10記載の発明である情報システムでは、中継局における第1のスイッチ手段が、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置と請求項6乃至請求項8いずれか記載のサーバ装置との通信開始タイミングにて、中継局における情報取得装置とサーバ装置との通信を中継する中継手段を駆動する電源をONし、情報取得装置とサーバ装置との通信終了タイミングにて、中継手段を駆動する電源をOFFする。
このように構成された情報システムによれば、情報提供装置とサーバ装置との通信が行われていないにも関わらず、中継局にて無駄な電力が消費されてしまうことを防止できる。
ここで、通信開始タイミングには、例えば、情報取得装置から通信の開始を示す開始信号や、サーバ装置への用意指令、サーバ装置に対してなされたデータ量情報や提供情報の要求を受信するように第1のスイッチ手段を構成し、第1のスイッチ手段がこれらを受信したタイミングを設定しても良い。
又、通信終了タイミングには、例えば、中継手段を駆動する電源をONしてからの経過時間を計測するように第1のスイッチ手段を構成し、計測した経過時間が、通信が終了したと推定される経過時間に達したタイミングを設定しても良い。又、情報取得装置から通信の終了を示す終了信号を受信するように第1のスイッチ手段を構成し、情報取得装置から終了信号を受信したタイミングを通信終了タイミングに設定しても良い。
又、請求項11記載の発明である情報システムでは、中継局において、車両検知手段が、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置と請求項6乃至請求項8いずれか記載のサーバ装置との通信を中継する中継手段の通信可能圏内に車両が位置したことを検知すると、第2のスイッチ手段が、中継手段を駆動する電源をONし、情報取得装置とサーバ装置との通信が終了した終了タイミングにて、中継手段を駆動する電源をOFFする。
このように構成された情報提供システムによれば、車両が中継局の通信可能圏内に位置していないにも関わらず、中継局にて無駄な電力が消費されてしまうことを防止できる。
ここで、通信終了タイミングには、例えば、中継手段を駆動する電源をONしてからの経過時間を計測するように第2のスイッチ手段を構成し、計測した経過時間が、通信が終了したと推定される経過時間に達したタイミングを設定しても良い。又は、情報取得装置から通信の終了を示す終了信号を受信するように第2のスイッチ手段を構成し、情報取得装置から終了信号を受信したタイミングを通信終了タイミングに設定しても良い。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
まず、図6は、本実施形態における情報システム1の構成ブロック図である。
図6に示すように、情報システム1は、車両(図示せず)に搭載され、インターネット4に無線アクセスして提供情報を取得する車載器11と、車載器11からの無線アクセスを受けて、車載器11とインターネット4とを無線接続する無線アクセスエリア12と、インターネット4に接続され、車載器11からの要求に応じて、車載器11へ提供すべき地図データ(以下、「該当データ」という。)を提供情報として車載器11に提供する情報管理サーバ13と、同じくインターネット4に接続され、情報管理サーバ13からの要求に応じて、該当データを情報管理サーバ13に供給するサービスサーバ14と、車載器11と無線アクセスエリア12とを無線中継するリピータ15とから構成されている。但し、情報管理サーバ13及びサービスサーバ14は、該当データがない場合に、該当データがない旨を示すフラグ(未更新フラグ)を該当データに代えて送出するようにされている。
ここで、無線アクセスエリア12は、無線伝送路を介して車載器11とパケットの送受信を行う無線基地局121と、無線基地局121が車載器11から受信したパケットをインターネット4上の目的のノード(つまり、インターネット4に接続されたサーバ装置)へ送出する一方、インターネット4上に送出された車載器11宛のパケットを取り込んで無線基地局121へ送出するルータ122とから構成されている。但し、無線基地局121は、当該無線基地局121と車載器11とが安定した無線通信を行うことができるか否かを車載器11が認識するために用いるID信号を、予め設定された時間毎に車載器11に対して無線送信するように設定されている。又、無線基地局121から送信された電波が広範囲のエリアで傍受されないように、無線基地局121の通信アンテナ(図示せず)は、指向性を有するように構成され、且つ、その指向性をリピータ15の方向へ向けて設置されている。
又、リピータ15は、駐車場に設置され、駐車場にて車載器11と無線基地局121とを無線中継するようにされている。
ここで、図5は、リピータ15の内部構成を示すブロック図である。
図5に示すように、リピータ15は、車載器11及び無線基地局121からの電波をそれぞれ受信して、受信した電波の電力を増幅し、それぞれの送信先に向けて送信する無線信号増幅部151と、外部の商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換部152と、車載器11が通信の開始時と終了時とにおいて当該リピータ15に照射する赤外線を検知する通信検知センサ153と、AC/DC変換部152と無線信号増幅部151とを接続するスイッチ部154とを備えている。
但し、通信検知センサ153は、AC/DC変換部152に直接接続されており、AC/DC変換部152から常に直流電力の供給を受けることによって、常時作動している(つまり、常に赤外線を検知可能な状態で待機している。)。
そして、スイッチ部154は、通信検知センサ153が車載器11から照射される赤外線を検知する度に、無線信号増幅部151とAC/DC変換部152とを接続したり切断するように設定されている。つまり、スイッチ部154は、車載器11と無線基地局121との通信が行われている時にのみAC/DC変換部152が生成する直流電力を無線信号増幅部151に供給し、無線信号増幅部151を駆動するようにされている。
又、無線信号増幅部151には、無線基地局121との無線通信に使用する通信アンテナ155と、車載器11との無線通信に使用する通信アンテナ156とが設けられている。そして、これら通信アンテナ155,156は、それぞれが送信する電波が広範囲のエリアで傍受されないように、無線基地局121の通信アンテナと同様、指向性を有するように構成され、且つ、その指向性をそれぞれ車両や無線基地局121の方向へ向けて設置されている。
以下、車載器11と情報管理サーバ13とについて詳述する。
まず、図1は、車載器11の内部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、車載器11は、無線伝送路を介して無線基地局121とパケットの送受信を行う無線機111と、無線基地局121に送信すべきデータをパケットに格納して無線機111に送出すると共に、無線機111が受信したパケットからデータを抽出する通信制御部112とを備えている。又、車載器11は、車両に搭載されたGPSセンサ(図示せず)が算出する車両の座標データを逐次格納する座標データ取得部113と、時刻を計測する時刻計測部114と、車両の座標データを車両の走行履歴として記憶する走行履歴記憶部115と、情報管理サーバ13から提供された地図データを記憶する提供情報記憶部116とを備えている。更に、車載器11は、二次電池を備えた予備電源117と、座標データ取得部113から座標データを逐次取り出し、走行履歴記憶部115に転送する一方、インターネット4に接続された情報管理サーバ13に対して地図データを要求したり、情報管理サーバ13から提供された地図データの処理などを行う情報処理部118と、赤外線LEDを備え、情報処理部118から出力される点灯信号によって赤外線LEDを点灯し、車載器11の外部(つまり、リピータ15)に赤外線を照射する照射部119とを備えている。
尚、無線機111は、パケットの送受信を行う他、無線基地局121から受信したID信号の受信強度の大きさに応じた電圧を有するRSSI(Received Signal Strength Indicator)信号を出力するようにされている。
又、予備電源117は、イグニッションSW20を介して、車両に搭載されたバッテリに並列接続されている一方、図示しない経路を経て車載器11の各部にも接続されている。このため、予備電源117は、イグニッションSW20のON時には、バッテリから供給される電力をそのまま車載器11の各部に供給すると共に、当該予備電源117の二次電池にも供給して二次電池を充電する。そして、イグニッションSW20のOFF時には、二次電池に充電した電力を車載器11の各部に供給する。尚、予備電源117は、イグニッションSW20のOFF時に情報処理部118から停止信号を受けると、車載器11の各部への電力の供給を停止し、その後イグニッションSW20がONされ、バッテリからの電力供給が再開されると、車載器11の各部への電力供給を再開するようにされている。
又、情報処理部118は、イグニッションSW20のON・OFFを検出するようにされており、イグニッションSW20がOFFされたことを検出すると、以下に示す地図データの取得処理を行うようにされている。
ここで、図2は、情報処理部118が行う地図データの取得処理の流れを示すフローチャートである。
図2に示すように、イグニッションSW20がOFFされ、本処理が起動されると、情報処理部118は、まず、座標データ取得部113から座標データを取り込み、車両が予め設定された場所(以下、「所定場所」といい、本実施形態では、駐車場)に位置しているか否かを判定する(S10)。ここで、車両が所定場所に位置している場合には、時刻計測部114が計測している時刻を参照し、現在の時刻(以下、「現在時」という。)が予め設定された時間帯(以下、「所定時間帯」といい、本実施形態では、普段、1日のうちで最後に車両の使用を終了する時間帯を設定。)の範囲内にあるか否かを判定する(S20)。この結果、現在時が所定時間帯の範囲内である場合には、照射部119に点灯信号を出力し(S30)、リピータ15に通信の開始を通知して、リピータ15の無線信号増幅部151をONさせる。
そして、無線機111から供給されるRSSI信号の電圧が予め設定された電圧値(以下、「電圧閾値」といい、本実施形態では、無線基地局121と安定した無線通信を確立するのに十分なID信号の受信強度に応じた電圧値を設定。)よりも大きいか否かを判定する(S40)。ここで、RSSI信号の電圧が電圧閾値よりも大きい場合には、走行履歴記憶部115から走行履歴を取得すると共に、提供情報記憶部116から提供情報として記憶されている地図データのバージョンを取得し、これらを格納した情報プロファイル(図8(a)参照)を生成する(S50)。情報プロファイルの生成を終了すると、情報プロファイルを送信すべきデータとして通信制御部112へ送出し(S60)、情報管理サーバ13へ送信させる。
そして、情報管理サーバ13からのパケットに格納されていた該当データもしくは未更新フラグを通信制御部112から受信すると(Yes:S70)、照射部119に点灯信号を出力して(S80)、リピータ15に通信の終了を通知し、無線信号増幅部151をOFFさせる。点灯信号の出力を終了すると、通信制御部112から受信したのは該当データ(図8(b)参照)であるのか否かを確認し(S90)、該当データである場合には、受信した該当データを提供情報記憶部116内の地図データに上書きして、提供情報記憶部116の記憶内容を更新する(S100)。記憶内容の更新を終了すると、予備電源117に対して供給停止要求を出力して(S120)、本処理を終了する。
尚、S10及びS20において、車両が所定場所に位置していなかったり、現在時が所定時間帯の範囲外であった場合には、本処理を直ちにS120に移行したのち、本処理を終了する。
又、S40において、RSSI信号の電圧が電圧閾値以下であった場合には、照射部119に点灯信号を出力し(S110)、リピータ15に通信の終了を通知する。そして、本処理をS120に移行したのち、本処理を終了する。
又、S70において該当データや未更新フラグを受信していない場合には、該当データや未更新フラグを受信するまで待機し、該当データや未更新フラグの受信と共にS80〜S100の処理を行う。そして、本処理をS120に移行したのち、本処理を終了する。
又、S90において、受信したのは未更新フラグである場合には、本処理を直ちにS120に移行し、提供情報記憶部116の記憶内容を更新することなく本処理を終了する。
次に、図3は、情報管理サーバ13の内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、情報管理サーバ13は、車載器11から当該情報管理サーバ13に送信されたパケットをインターネット4から取り込み、取り込んだパケットからデータ(つまり、車載器11からの情報プロファイル)を抽出するデータ取得部131と、車載器11へ提供するための地図データを記憶する提供情報記憶部133とを備えている。又、情報管理サーバ13は、データ取得部131から情報プロファイルを受信すると、以下に示す提供情報取得処理を行って、提供情報記憶部133もしくはサービスサーバ14から該当データを取得するエージェント134と、エージェント134とサービスサーバ14との通信を仲介する送受信部135と、エージェント134から車載器11へ送信するデータ(つまり、該当データもしくは未更新フラグ)をパケットに格納して車載器11へ送信するデータ提供部136とを備えている。
尚、送受信部135は、エージェント134から情報の取得要求を受信すると、情報の取得要求をパケットに格納し、インターネット4に送出するようにされている。又、送受信部135は、サービスサーバ14から送信された当該情報管理サーバ13宛のパケットをインターネット4から取り込み、パケットからデータ(つまり、該当データもしくは未更新フラグ)を抽出してエージェント134に送出するようにされている。
ここで、図4は、エージェント134が行う提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、エージェント134は、データ取得部131から情報プロファイルを受信し、本処理が起動されると、まず、情報プロファイルに格納されている走行履歴に応じた地図データが提供情報記憶部133に記憶されているか否かを確認する(S200)。ここで、走行履歴に応じた地図データが記憶されている場合には、この地図データのバージョンが情報プロファイルに格納されている地図データのバージョンと一致するか否かを確認し(S205)、一致した場合には、情報の取得要求を作成して送受信部135へ送出し(S210)、サービスサーバ14へ送信させる。
そして、サービスサーバ14から送信された該当データもしくは未更新フラグを送受信部135から受信すると(Yes:S220)、受信したのは該当データであるか否かを確認する(S225)。ここで、該当データである場合には、該当データを提供情報記憶部133に供給して提供情報記憶部133の記憶内容を更新し(S230)、更にデータ提供部136にも該当データを供給して(S250)、車載器11へ送信させ、本処理を終了する。
尚、S200において、情報プロファイルに格納されている走行履歴に応じた地図データが提供情報記憶部133に記憶されていない場合には、本処理を直ちにS210に移行したのち、S220からS230及びS250の処理を経て、本処理を終了する。
又、S205において、情報プロファイルに格納されている地図データのバージョンと提供情報記憶部133に記憶されている地図データのバージョンとが一致しない場合(つまり、該当データが提供情報記憶部133にある場合)には、提供情報記憶部133から該当データを取得したのち(S240)、S250の処理を経て、本処理を終了する。
又、S225において、受信したのは未更新フラグである場合には、本処理を直ちにS250に移行して、未更新フラグをデータ提供部136に供給し、未更新フラグを車載器11へ送信させて、本処理を終了する。
以上のように構成された情報システム1では、図7のシーケンス図に示すように、車両のイグニッションSW20がOFFされると、まず、車載器11が赤外線をリピータ15に照射して(1)、通信の開始を通知する。これにより、リピータ15は、当該リピータ15の無線信号増幅部151をONする(2)。続いて、車載器11が、情報プロファイルを生成し、情報管理サーバ13へ送信する(3)。そして、情報管理サーバ13が情報プロファイルの内容を解析して(4)、当該情報管理サーバ13の提供情報記憶部133やサービスサーバ14から該当データ(該当データがない場合は、未更新フラグ)を車載器11へ提供する(5)。
該当データもしくは未更新フラグを受信すると、車載器11は、リピータ15に赤外線を照射して(6)、リピータ15に通信の終了を通知する。これにより、リピータ15は、当該リピータ15の無線信号増幅部151をOFFする(7)。続いて、車載器11は、(6)にて該当データを受信した場合、当該車載器11における提供情報記憶部116の記憶内容を該当データによって更新したのち(8)、当該車載器11の予備電源117をOFFし(9)、動作を停止する。尚、車載器11は、(6)にて未更新フラグを受信した場合、直ちに当該車載器11の予備電源117をOFFし(9)、動作を停止する。
以上から、本実施形態の情報システム1によれば、地図データの更新を待つことなく車両のイグニッションスイッチをOFFできる。しかも、イグニッションスイッチをOFFしても確実に地図データの更新がなされるため、使用者は、次回、車両を利用する際に、新たな地図データを利用できる。
又、車載器11は、イグニッションスイッチがOFFされた時刻が所定時間帯の範囲内である場合にしか、地図データの取得に取り掛かることがないため、イグニッションスイッチをOFFする度に地図データの取得に取り掛かってしまうことがない。即ち、予備電源117の二次電池の充電電力をむやみに消費してしまうことを防止できる。
又、イグニッションスイッチをOFFした時に車両の位置が所定場所(つまり、リピータ15を備えた駐車場)である場合にのみ地図データの取得に取り掛かるため、これ以外の位置にて提供情報記憶部116の記憶内容の更新に取り掛かってしまうことを防止できる。
更に、無線基地局121からの電波が十分な受信強度を有している場合(つまり、安定した無線通信を行うことが可能な場合)にのみ地図データの取得に取り掛かるため、地図データを確実に取得することができる。
又、車載器11は、提供情報記憶部116の記憶内容を更新する必要がない場合(つまり、情報管理サーバ13から未更新フラグを受信した場合)に、直ちに予備電源117の電源をOFFしてしまうため、予備電源117の電力を無駄に消費してしまうことを防止できる。
又、情報管理サーバ13やサービスサーバ14は、車両の走行履歴に応じた地図データを提供するようにされているため、走行経路から大きく外れた位置の地図データなどの余分な情報までも車載器11に提供してしまうことを防止できる。
又、リピータ15は、車載器11と無線基地局121(情報管理サーバ13)とが無線通信を行っている時にしか、無線信号増幅部151をONしないため、車載器11と無線基地局12との無線通信が行われていないにも関わらず、無駄に電力が消費されてしまうことを防止できる。これにより、リピータ15を使用するのに掛かる費用(ランニングコスト)を低減できる。
尚、本実施形態において、時刻計測部114が請求項2記載の時刻計測手段に、座標データ取得部113が請求項3記載の位置取得手段に、無線機111が請求項4記載の強度検出手段に相当する。そして、情報処理部118が行うS10,20,40がそれぞれ、請求項2記載の第1の作動禁止手段、請求項3記載の第2の作動禁止手段、請求項4記載の第3の作動禁止手段に相当する。
又、本実施形態において、情報管理サーバ13が請求項7及び請求項8記載のサーバ装置に相当し、リピータ15の通信検知センサ153及びスイッチ部154が請求項10記載の第1のスイッチ手段に相当する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
尚、本実施形態の情報システムは、第1実施形態の情報システム1における車載器11や情報管理サーバ13の設定を一部変更したものである。従って、ここでは、第1実施形態の情報システム1と共通する部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
まず、本実施形態の車載器11において、情報処理部118は、以下に示す要求処理と取得処理とを行い、情報管理サーバ13から該当データもしくは未更新フラグを取得するように設定されている。
ここで、図9は、本実施形態の情報処理部118が行う要求処理の流れを示すフローチャートである。
図9に示すように、車両のイグニッションSW20がOFFされ、本処理が起動されると、情報処理部118は、まず、座標データ取得部113から座標データを取り込み、車両が所定場所(第1実施形態と同様に設定。)に位置しているか否かを判定する(S300)。ここで、車両が所定場所に位置していると判定した場合には、時刻計測部114が計測している時刻を参照し、現在時が所定時間帯(第1実施形態と同様に設定。)の範囲内にあるか否かを判定する(S310)。この結果、現在時が所定時間帯の範囲内であると判定すると、照射部119に点灯信号を出力し(S320)、リピータ15に通信の開始を通知して、リピータ15の無線信号増幅部151をONさせる。
そして、無線機111から供給されるRSSI信号の電圧が電圧閾値(第1実施形態と同様に設定。)よりも大きいか否かを判定する(S330)。ここで、RSSI信号の電圧が電圧閾値よりも大きい場合には、第1実施形態の情報処理部118が生成する情報プロファイルと同様の情報プロファイルを生成する(S340)。情報プロファイルの生成を終了すると、情報プロファイルを送信すべきデータとして通信制御部112へ送出し(S350)、情報管理サーバ13へ送信させる。
続いて、当該情報処理部118に対する該当データの取得命令を提供情報記憶部116に記憶させたのち(S360)、照射部119に点灯信号を出力して(S370)、リピータ15に通信の終了を通知する。点灯信号の出力を終了すると、予備電源117に対して供給停止要求を出力して(S380)、本処理を終了する。
尚、S300、S310、S330において、車両が所定場所に位置していなかったり、現在時が所定時間帯の範囲外であったり、RSSI信号の電圧が電圧閾値以下であった場合には、本処理を直ちにS370及びS380に移行したのち、本処理を終了する。
次に、図10は、本実施形態の情報処理部118が行う取得処理の流れを示すフローチャートである。
図10に示すように、車両のイグニッションSW20がONされ、本処理が起動されると、情報処理部118は、まず、提供情報記憶部116に取得命令が記憶されているか否かを確認する(S400)。ここで、取得命令が記憶されている場合には、座標データ取得部113から座標データを取り込んで、車両が所定場所に位置しているか否かを判定し(S410)、車両が所定場所に位置している場合には、照射部119に点灯信号を出力して(S420)、リピータ15に通信の開始を通知する。
続いて、RSSI信号の電圧が電圧閾値より大きいか否かを判定し(S430)、電圧閾値より大きい場合には、提供情報記憶部116から取得命令を消去したのち(S440)、情報管理サーバ13に該当データや未更新フラグを送信させるための送信要求を通信制御部112へ送出する(S450)。
そして、情報管理サーバ13から該当データもしくは未更新フラグを受信すると(Yes:S460)、照射部119に点灯信号を出力して(S470)、リピータ15に通信の終了を通知する。点灯信号の出力を終了すると、通信制御部112から受信したのは該当データであるか否かを確認し(S475)、該当データである場合には、受信した該当データを提供情報記憶部116内の地図データに上書きして、提供情報記憶部116の記憶内容を更新したのち(S480)、本処理を終了する。
尚、S400やS410、S475において、提供情報記憶部116に取得命令が記憶されていなかったり、車両が所定場所に位置していなかったり、受信したのは未更新フラグである場合には、本処理を直ちに終了する。
又、S430において、RSSI信号の電圧が電圧閾値以下であった場合には、照射部119に点灯信号を出力して(S490)、リピータ15に通信の終了を通知したのち、本処理を終了する。
又、S460において、該当データや未更新フラグを受信していない場合には、該当データや未更新フラグを受信するまで待機し、該当データや未更新フラグの受信と共に本処理をS470〜S480に移行したのち、本処理を終了する。
次に、本実施形態の情報管理サーバ13において、エージェント134は、以下に示す提供情報取得処理を行って、該当データや未更新フラグを車載器11に提供するように設定されている。
ここで、図11は、本実施形態のエージェント134が行う提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。但し、本実施形態の提供情報取得処理は、第1実施形態の提供情報取得処理を一部変更しただけであるため、第1実施形態の提供情報取得処理と同様の処理は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11に示すように、エージェント134は、データ取得部131から情報プロファイルを受信し、本処理が起動されると、まず、第1実施形態の提供情報取得処理と同様に、S200〜S230の処理を行う。そして、データ取得部131から送信指示を受信すると(Yes:S245)、提供情報記憶部133から該当データを検索したのち(S246)、S250の処理を経て(つまり、該当データが提供情報記憶部133に記憶されていれば、該当データをデータ提供部136に供給し、記憶されていなければ未更新フラグをデータ提供部136に供給する。)、本処理を終了する。
尚、S205において、バージョンが一致しない場合には、本処理を直ちにS245に移行したのち、S246及びS250を経て本処理を終了する。
又、S245において、データ取得部131から送信指示を受信していない場合には、送信指示を受信するまで待機し、送信指示の受信と共に本処理をS246及びS250に移行したのち、本処理を終了する。
以上のように構成された本実施形態の情報システムでは、図12のシーケンス図に示すように、車両のイグニッションSW20がOFFされると、車載器11が赤外線をリピータ15に照射して(1)、通信の開始を通知する。リピータ15は、これを検知して当該リピータ15の無線信号増幅部151をONする(2)。そして、車載器11が、情報プロファイルを生成して、情報管理サーバ13へ送信したのち(3)、再度リピータ15に赤外線を照射して(4)、通信の終了を通知する。リピータ15は、これを検知して無線信号増幅部151をOFFする(5)。続いて、車載器11が、当該車載器11の予備電源117をOFFして(6)、動作を停止する。尚、情報管理サーバ13は、情報プロファイルを受信すると、受信した情報プロファイルの内容を解析し(7)、該当データを用意する(8)。
そして、イグニッションSW20がONされると、車載器11は、リピータ15に赤外線を照射して(9)、通信の開始を通知する。これにより、リピータ15は、照射された赤外線を検知して無線信号増幅部151をONする(10)。赤外線の照射を終了すると、車載器11は、情報管理サーバ13へ送信要求を送信する(11)。情報管理サーバ13は、送信要求を受信すると、該当データもしくは未更新フラグを車載器11へ提供する(12)。
該当データもしくは未更新フラグを受信すると、車載器11は、リピータ15に赤外線を照射して(13)、リピータ15に通信の終了を通知する。これにより、リピータ15は、照射された赤外線を検知して無線信号増幅部151をOFFする(14)。そして、車載器11は、(13)にて該当データを受信した場合、当該車載器11における提供情報記憶部116の記憶内容を該当データによって更新する(15)。尚、車載器11は、(13)にて未更新フラグを受信した場合、提供情報記憶部116の記憶内容の更新は行わず、取得処理を終了する。
以上から、本実施形態の情報システムによれば、イグニッションスイッチ20がOFFされた際には、情報プロファイルを情報管理サーバ13に送信するだけであるため、イグニッションスイッチ20のOFF時に提供情報の更新のために使用する電力を低減できる。即ち、第1実施形態の情報システム1と同様の効果を得られるだけでなく、イグニッションスイッチ20のOFF時に車載器11に電力を供給する予備電源117に具備された二次電池の電力容量が小さくても確実に提供情報を更新できる。
又、本実施形態の情報システムにおいて、情報管理サーバ13は、情報プロファイルを受けてから該当データの送信要求を受けるまでの間に提供情報記憶部133もしくはサービスサーバ14から該当データを収集(取得)しておけば良く、車載器11から送信要求を受けた際には、収集した該当データを直ちに車載器11に提供できる。
又、本実施形態の情報システムにおいて、リピータ15は、車載器11と情報管理サーバ13との通信が行われていないにも関わらず、無線信号増幅部151にて無駄な電力が消費されてしまうことを防止できる。
尚、本実施形態において、車載器11の提供情報記憶部116が請求項1記載の記憶手段に、無線機111や通信制御部112、情報処理部118が行うS350が請求項1記載の指令手段に相当する。又、無線機111や通信制御部112、情報処理部118が行うS450,460が請求項1記載の取得手段及び作動手段に、情報処理部118が行うS480が請求項1記載の更新手段に相当する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
尚、本実施形態の情報システムは、第1実施形態の情報システム1における情報管理サーバ13の設定を一部変更したものである。従って、ここでは、第1実施形態の情報システム1と共通する部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
まず、本実施形態の情報管理サーバ13においてエージェント134は、予め設定された時間毎にサービスサーバ14にアクセスして、サービスサーバ14から最新の地図データを取得し、取得した地図データを提供情報記憶部133に供給して提供情報記憶部133の記憶内容を更新するように設定されている。そして、以下に示す提供情報取得処理を行い、該当データもしくは未更新フラグをデータ提供部136に送出するように設定されている。
ここで、図13は、エージェント134が行う提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。但し、本実施形態の提供情報取得処理は、第1実施形態の提供情報取得処理を一部変更しただけであるため、第1実施形態の提供情報取得処理と同様の処理は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図13に示すように、エージェント134は、データ取得部131から情報プロファイルを受信し、本処理が起動されると、まず、第1実施形態の提供情報取得処理と同様に、S200及びS205の処理を行う。そして、S205において、提供情報記憶部133に記憶されている地図データが情報プロファイルに格納されている地図データのバージョンと一致していない場合には、提供情報記憶部133に記憶されている地図データを該当データとしてデータ提供部136に供給し(S251)、本処理を終了する。
尚、S200及びS205において、情報プロファイルに格納されている走行履歴に応じた地図データが提供情報記憶部133に記憶されていなかったり、バージョンが一致した場合には、未更新フラグをデータ提供部136に供給して(S252)、本処理を終了する。
以上のように構成された本実施形態の情報システムによれば、エージェント234が常に提供情報記憶部133の記憶内容を更新するため、車載器11から情報プロファイルを受信した際に、最新の該当データを直ちに車載器11に提供することができる。尚、本実施形態の情報システムは、第1実施形態の情報システム1と同様の動作する(図7参照。)。
ここで、本実施形態では、情報管理サーバ13が請求項6,7記載のサーバ装置に相当する。
[参考形態]
次に、参考形態について説明する。
尚、本参考形態の情報システムは、第1実施形態の情報システム1における車載器11や情報管理サーバ13の設定を一部変更したものである。従って、ここでは、第1実施形態の情報システム1と共通する部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
まず、本参考形態の情報管理サーバ13において、エージェント134は、以下に示す提供情報取得処理を行い、該当データもしくは未更新フラグを車載器11に提供するように設定されている。
ここで、図14は、本参考形態のエージェント134が行う提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。但し、本参考形態の提供情報取得処理は、第1実施形態における提供情報取得処理の流れを一部変更しただけであるため、第1実施形態の提供情報取得処理と同様の処理は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図14に示すように、エージェント134は、データ取得部131から情報プロファイルを受信し、本処理が起動されると、まず、第1実施形態の提供情報取得処理と同様に、S200〜S230の処理を行う。続いて、取得した該当データのデータ量を算出して(S247)、データ量を示す容量データをデータ提供部136に送出し(S248)、車載器11へ送信させる。そして、データ取得部131から送信指示を受信すると(Yes:S249)、該当データをデータ提供部136に供給して(S253)、車載器11へ送信させたのち、本処理を終了する。
尚、S225において、受信したのは未更新フラグである場合には、受信した未更新フラグをデータ提供部136に送出したのち(S254)、本処理を終了する。
又、S249において、データ取得部131から送信指示を受信していない場合には、送信指示を受信するまで待機し、送信指示の受信と共に本処理をS253に移行したのち、本処理を終了する。
次に、本参考形態における車載器11において、情報処理部118は、図1において図示しない経路から予備電源117に備えられた二次電池の電圧を検出し、検出した電圧から二次電圧に充電された電力(以下、「充電電力」という。)を算出するように設定されている。そして、算出した充電電力や車載器11の消費電力、データの転送レートなどに基づいて、二次電池の充電電力のみで情報管理サーバ13から取得し、提供情報記憶部116の記憶内容を更新することが可能な地図データのデータ量(以下、「データ閾値」という。)を算出するように設定されている。
又、情報処理部118は、以下に示す要求処理と取得処理とを行い、情報管理サーバ13から該当データを取得するように設定されている。
ここで、図15は、本参考形態の情報処理部118が行う要求処理の流れを示すフローチャートである。
図15に示すように、車両のイグニッションSW20がOFFされ、本処理が起動されると、情報処理部118は、まず、座標データ取得部113から座標データを取り込み、車両が所定場所(第1実施形態と同様に設定。)に位置しているか否かを判定する(S700)。ここで、車両が所定場所に位置していると判定した場合には、時刻計測部114が計測している時刻を参照し、現在時が所定時間帯(第1実施形態と同様に設定。)の範囲内にあるか否かを判定する(S710)。この結果、現在時が所定時間帯の範囲内である場合には、照射部119に点灯信号を出力し(S720)、リピータ15に通信の開始を通知する。
続いて、無線機111から供給されるRSSI信号の電圧が電圧閾値(第1実施形態と同様に設定。)よりも大きいか否かを判定し(S730)、電圧閾値よりも大きい場合には、第1実施形態の情報処理部118が生成する情報プロファイルと同様の情報プロファイルを生成する(S740)。情報プロファイルの生成を終了すると、情報プロファイルを送信すべきデータとして通信制御部112へ送出し(S750)、情報管理サーバ13へ送信させる。
そして、通信制御部112から容量データもしくは未更新フラグを受信すると(Yes:S755)、受信したのは容量データであるか否かを確認し(S756)、容量データである場合には、予備電源117に備えられた二次電池の充電電力を算出したのち(S760)、データ閾値を算出する(S765)。ここで、容量データが示すデータ量がデータ閾値よりも大きいかを判定し(S770)、データ量がデータ閾値よりも大きければ、当該情報処理部118に対する該当データの取得命令を提供情報記憶部116に記憶させる(S775)。提供情報記憶部116に取得命令を記憶させると、照射部119に点灯信号を出力して(S785)、リピータ15に通信の終了を通知し、予備電源117に対して供給停止要求を出力して(S790)、本処理を終了する。
尚、S756において、受信したのは未更新フラグである場合、本処理を直ちにS785に移行したのち、S790を経て本処理を終了する。
又、S770において、容量データが示すデータ量がデータ閾値以下であれば、情報処理部118は、後述する更新処理(S780)を行ったのち、S785及びS790を経て、本処理を終了する。
又、S700、S710、S730において、車両が所定場所に位置していなかったり、現在時が所定時間帯の範囲外であったり、RSSI信号の電圧が電圧閾値以下であった場合には、本処理を直ちにS785及びS790に移行したのち、本処理を終了する。
又、S755において、容量データや未更新フラグを受信していない場合には、容量データや未更新フラグを受信するまで待機し、容量データや未更新フラグの受信と共に本処理をS756〜S790に移行したのち、本処理を終了する。
ここで、図16は、要求処理のS780における更新処理の流れを示すフローチャートである。
図16に示すように、本処理が起動されると、情報処理部118は、まず、情報管理サーバ13に該当データを送信させるための送信要求を通信制御部112へ送出し(S800)、この送信要求を送信すべきデータとして情報管理サーバ13へ送信させる。そして、情報管理サーバ13から該当データを受信すると(Yes:S810)、受信した該当データを提供情報記憶部116内の地図データに上書きして、提供情報記憶部116の記憶内容を更新したのち(S820)、本処理を終了する。
尚、S810において、該当データを受信しない場合には、該当データを受信するまで待機し、該当データの受信と共に、本処理をS820に移行したのち、本処理を終了する。
続いて、図17は、本参考形態の情報処理部118が行う取得処理の流れを示すフローチャートである。
図17に示すように、車両のイグニッションSW20がONされ、本処理が起動されると、情報処理部118は、まず、提供情報記憶部116に取得命令が記憶されているか否かを確認する(S900)。ここで、取得命令が記憶されている場合には、座標データ取得部113から座標データを取り込んで、車両が所定場所に位置しているか否かを判定する(S910)。この結果、車両が所定場所に位置している場合には、照射部119に点灯信号を出力し(S920)、リピータ15に通信の開始を通知する。
続いて、RSSI信号の電圧が電圧閾値より大きいか否かを判定し(S930)、電圧閾値より大きい場合には、提供情報記憶部116から取得命令を消去したのち(S940)、情報管理サーバ13に該当データを送信させるための送信要求を通信制御部112へ送出する(S950)。
そして、情報管理サーバ13から該当データを受信すると(Yes:S960)、照射部119に点灯信号を出力して(S970)、リピータ15に通信の終了を通知する。点灯信号の出力を終了すると、受信した該当データを提供情報記憶部116内の地図データに上書きして、提供情報記憶部116の記憶内容を更新したのち(S980)、本処理を終了する。
尚、S900、S910、S930において、提供情報記憶部116に取得命令が記憶されていなかったり、車両が所定場所に位置していなかったり、RSSI信号の電圧が電圧閾値以下であった場合には、本処理を直ちに終了する。
又、S960において、該当データを受信していない場合には、該当データを受信するまで待機し、該当データの受信と共に本処理をS970及びS980に移行したのち、本処理を終了する。
以上のように構成された本参考形態の情報システムでは、該当データのデータ量がデータ閾値以下であれば、イグニッションSW20のOFF時に該当データを取得し、車載器11の提供情報記憶部116の記憶内容を更新する。一方、該当データのデータ量がデータ閾値よりも大きければ、イグニッションSW20のON時の該当データを取得し、提供情報記憶部116の記憶内容を更新する。
以上から、本参考形態の情報システムによれば、車載器11の予備電源の充電電力だけでは該当データを取得するのに十分でないにも関わらず、該当データの取得に取り掛かってしまうことを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記いずれの実施形態においても、情報管理サーバ13やサービスサーバ14が、各々の有する地図データのバージョンと、車載器11に記憶されている地図データのバージョンとが一致するか否かを判定していたが、この判定を車載器11が行うように設定されていても良い。この場合、まず、情報管理サーバ13やサービスサーバ14については、各々に記憶された最新のバージョンの地図データを車載器11へ提供するように設定する。そして、車載器11については、情報管理サーバ13から提供される地図データのバージョンと当該車載器11が記憶している地図データのバージョンとが一致するか否かを判定し、一致していない場合にのみ、記憶している地図データの更新を行うように設定すれば良い。
又、上記いずれの実施形態においても、情報管理サーバをインターネット4上に配置していたが、図18に示すように、一般家庭や事業所内に構築され、車載器11と無線通信を行う無線基地局を有したローカルセグメント5に情報管理サーバを配置しても良い。この場合、インターネット4を経由することなく、情報管理サーバから車載器11に提供情報を伝送できるため、提供情報が車載器11に到達するのに掛かる時間を上記いずれの実施形態よりも短縮できる。又、インターネット4からローカルセグメント5への不正なアクセスの侵入を防止するように、ローカルセグメント5とインターネット4とを接続するルータを設定しておけば、車載器11に提供する提供情報の機密性を上記実施形態よりも更に向上させることができる。
又、上記いずれの実施形態においても、車載器11は、情報管理サーバを経由してサービスサーバ14から地図データを取得していたが、サービスサーバ14に直接アクセスして、サービスサーバ14から地図データを取得するように設定されていても良い。
又、上記いずれの実施形態の情報システムにおいても、情報管理サーバは、常時ONされていたが、車載器11と通信を行っている際にのみONされるように設定されていても良い。この場合、例えば、車載器11から通信を開始する旨の通知を受けた際に、情報管理サーバに向けて情報管理サーバを起動するための起動信号を送信し、通信を終了する旨の通知を受けた際に、情報管理サーバを停止させる停止信号を送信するようにリピータ15もしくは無線基地局121を構成する。そして、情報管理サーバには、起動信号を受けたタイミングで当該情報管理サーバに電力を投入し、停止信号を受けたタイミングで電力の投入を停止する電源装置を備えれば良い。このような提供システムによれば、車載器11と通信を行っていないにも関わらず、情報管理サーバにて電力が消費されることがないため、提供システムのランニングコストを低減させることができる。
又、上記いずれの実施形態においても、車載器11は、赤外線を用いて通信の開始及び終了をリピータ15に通知していたが、微弱電波を用いて通知を行っても良い。この場合、リピータ15には、通信検知センサ153に代えて、微弱電波を受信する受信器を備えれば良い。又、リピータ15は、車載器11から通信開始の通知を受けると、経過時間の計測を開始し、通信が終了すべき時間が経過した時点で無線信号増幅部151をOFFするように設定されていても良い。
又、リピータ15は、車両が駐車場に入ったことを検知して無線信号増幅部151をONするように構成されていても良い。この場合、例えば、車両を検知するための赤外線センサをリピータ15に新たに設ければ良い。
又、上記いずれの実施形態においても、車載器11と情報管理サーバは地図データを提供情報としていたが、交通情報データや天気予報データ、音楽データなど他のデータを提供情報として処理するように設定されていても勿論良い。
又、上記実施形態では、車載器11と無線基地局121は、リピータ15を介して無線通信を行っていたが、リピータ15を中継することなく、無線通信を行えるように設定されていても良い。尚、この場合、無線基地局121も、リピータ15と同様に、車載器11から通信の開始及び終了の通知を受ける度に、当該無線基地局121をONしたりOFFするように設定されていることが好ましい。又、車両が駐車場に位置したことを検知して、当該無線基地局121の電源をONするように構成されていても勿論良い。
第1実施形態における車載器11の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態における車載器11の情報処理部118が行う要求処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における情報管理サーバ13の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態における情報管理サーバ13の提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態におけるリピータ15の内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態における情報システム1の構成を示すブロック図である。 第1実施形態における情報システム1の処理の流れを示すシーケンス図である。 (a)は、情報処理部118が生成する情報プロファイルの概要を示す説明図である。(b)は、情報管理サーバ13が提供する地図データの概要を示す説明図である。 第2実施形態における車載器11の情報処理部118が行う要求処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における車載器11の情報処理部118が行う取得処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における情報管理サーバ13のエージェント134が行う提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における情報システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 第3実施形態における情報管理サーバ13のエージェント134が行う提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 参考形態における情報管理サーバ13のエージェント134が行う提供情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 参考形態における車載器11の情報処理部118が行う要求処理の流れを示すフローチャートである。 参考形態における要求処理のS780における更新処理の流れを示すフローチャートである。 参考形態における車載器11の情報処理部118が行う取得処理の流れを示すフローチャートである。 情報システムの変形例の概要を示すブロック図である。
符号の説明
1…情報システム、4…インターネット、11…車載器、12…無線アクセスエリア、13,23…情報管理サーバ、14…サービスサーバ、15…リピータ、20…イグニッションSW、111…無線機、112…通信制御部、113…座標データ取得部、114…時刻計測部、115…走行履歴記憶部、116…提供情報記憶部、117…予備電源、118…情報処理部、119…照射部、121…無線基地局、122…ルータ、131…データ取得部、132…データ解析部、133…提供情報記憶部、134…エージェント、135…送受信部、136…データ提供部、151…無線信号増幅部、152…AC/DC変換部、153…通信検知センサ、154…スイッチ部、155,156…通信アンテナ。

Claims (11)

  1. 車両に搭載して用いる情報取得装置であって、
    予め指定された提供情報を記憶する記憶手段と、
    無線アクセスが可能なネットワークを介して、該ネットワークに接続されたサーバ装置に前記提供情報を用意させるための用意指令を送信する指令手段と、
    該用意指令によって前記サーバ装置が用意した前記提供情報を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置から取得する取得手段と、
    該取得手段にて取得された前記提供情報により前記記憶手段の記憶内容を更新する更新手段と、
    前記車両のイグニッションスイッチがOFFされた際に、前記指令手段を作動させ、該イグニッションスイッチがONされた際に、前記取得手段を作動させる作動手段と、
    を備えることを特徴とする情報取得装置。
  2. 時刻を計測する時刻計測手段と、
    前記イグニッションスイッチがOFFされた際に、前記時刻計測手段により計測された時刻が予め設定された時間帯の範囲外であれば、前記作動手段の作動を禁止する第1の作動禁止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の情報取得装置。
  3. 前記車両の現在位置を示す位置データを取得する位置取得手段と、
    前記イグニッションスイッチがOFFされた際に、前記位置取得手段が取得した前記位置データにより示された前記車両の現在位置が、予め設定された位置以外であれば、前記作動手段の作動を禁止する第2の作動禁止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報取得装置。
  4. 前記ネットワークから受信した電波の強度を検出する強度検出手段と、
    前記イグニッションスイッチがOFFされた際に、前記強度検出手段により検出された前記電波の強度が予め設定された強度よりも小さければ、前記作動手段の作動を禁止する第3の作動禁止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載の情報取得装置。
  5. 前記提供情報には、該提供情報の新しさを示す新規情報が含まれ、
    前記取得手段にて取得された前記提供情報に含まれている前記新規情報が示す提供情報の新しさが、前記記憶手段にて記憶されている提供情報の新しさと一致する場合には、前記更新手段の作動を禁止し、不一致な場合には、前記更新手段を作動させる更新制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の情報取得装置。
  6. 前記ネットワークに接続され、該ネットワークを介して、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置に前記提供情報を提供するサーバ装置であって、
    予め設定された取得タイミングにて、前記ネットワークに接続された他のサーバ装置から前記提供情報を取得するように設定されていることを特徴とするサーバ装置。
  7. 前記ネットワークに接続され、該ネットワークを介して、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置に前記提供情報を提供するサーバ装置であって、
    前記情報取得装置から前記車両の走行履歴を提供され、該走行履歴に応じた提供情報を提供するように設定されていることを特徴とするサーバ装置。
  8. 前記ネットワークに接続され、該ネットワークを介して、請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置に前記提供情報を提供するサーバ装置であって、
    前記情報取得装置から該情報取得装置が有する前記提供情報の新しさを示す新規情報を提供され、当該サーバ装置、もしくは、当該サーバ装置がアクセス可能な他のサーバ装置が有する前記提供情報の新しさが、前記新規情報が示す新しさと一致する場合には、提供すべき前記提供情報が存在しない旨を前記情報取得装置に提供し、不一致な場合には、当該サーバ装置、もしくは、当該サーバ装置がアクセス可能な他のサーバ装置が有する前記提供情報を前記情報取得装置に提供するように設定されていることを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置と、
    請求項6乃至請求項8いずれか記載のサーバ装置と、
    前記情報取得装置と該サーバ装置との通信を中継すると共に、前記情報取得装置と前記サーバ装置との通信開始タイミングにて、前記サーバ装置を起動し、前記情報取得装置と前記サーバ装置との通信終了タイミングにて、前記サーバ装置を停止する中継局と、
    を備えることを特徴とする情報システム。
  10. 請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置と、
    請求項6乃至請求項8いずれか記載のサーバ装置と、
    前記情報取得装置と該サーバ装置との通信を中継する中継手段を備えた中継局と、
    を備えた情報システムであって、
    前記中継局は、
    前記情報取得装置と前記サーバ装置との通信開始タイミングにて、前記中継手段を駆動する電源をONし、前記情報取得装置と前記サーバ装置との通信終了タイミングにて、前記電源をOFFする第1のスイッチ手段を備えることを特徴とする情報システム。
  11. 請求項1乃至請求項5いずれか記載の情報取得装置と、
    請求項6乃至請求項8いずれか記載のサーバ装置と、
    前記情報取得装置と該サーバ装置との通信を中継する中継手段を備えた中継局と、
    を備えた情報システムであって、
    前記中継局は、
    前記中継手段の通信可能圏内に前記車両が位置したことを検知する車両検知手段と、
    該車両検知手段が前記車両を検知すると、前記中継手段を駆動する電源をONし、前記情報取得装置と前記サーバ装置との通信が終了した終了タイミングにて、前記電源をOFFする第2のスイッチ手段と、
    を備えることを特徴とする情報システム。
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