JP2015220668A - 車載通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の状態に応じて無線通信の通信モードを適切に切り換える。
【解決手段】車載通信装置10は、車両12に搭載された車載装置16との間で無線通信を行うAPモードと、基地局18を介して車両12の外部のアクセス群22に無線通信を行うSTAモードとを実施可能な制御部34を有する。制御部34は、車両12の走行可能状態に伴いAPモードを実施し、車両12の走行可能状態から走行不能状態の移行に伴いAPモードを停止してSTAモードを実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に設けられる車載装置との通信、及び車両の外部との通信を実施可能な車載通信装置に関する。
近年、車載通信装置を備えることにより、車両の外部のアクセス群との間で情報通信可能な車両が開発及び販売されている。例えば、特許文献1に開示された車両は、車両用通信装置(車載通信装置)により外部のサーバから交通情報やコンテンツ情報等を受信する構成となっている。この車載通信装置は、サーバとの間で情報通信を確実に行うため、車両の停車を検出し周囲のアクセスポイントを検索して、最適なアクセスポイントを設定している。
また、本出願人は、特許文献2に開示されるように、車内の車載装置のデータを収集して、容量が大きい車両データを車載通信装置により外部センタに送信するネットワークシステムを提案している。外部センタは、保管した多数の車両データ(所謂、ビッグデータ)を、車両の品質や交通環境の改善等に活用する。特に、特許文献2に開示の車載通信装置は、走行可能状態であるイグニションのオンで他の車載装置から車両データを収集し、走行不能状態であるイグニションのオフを検出すると、収集された車両データを送信する構成となっている。
特開2013−70230号公報 特開2011−91534号公報
ところで、特許文献1及び2には開示されていないものの、車載通信装置は、外部に対する無線通信の実施の他に、車内の車載装置から無線通信により各種データを収集する構成とすることも考えられる。これにより、車内の配線が簡素化する等の大きなメリットが得られる。
しかしながら、大容量の情報を送受信する無線通信モジュールは、有線通信モジュールよりも設置コストが高く、この種の無線通信モジュールを車内通信用と車外通信用とに増設することは、製造コストの増加につながり望ましくない。また、大容量の情報を外部との間で送受信する場合、高速且つ安定的な無線通信環境が求められるが、車両の走行中は、無線通信環境の低下により情報通信の不良が生じ易いという不都合がある。
本発明は、上記の車両通信技術に関連してなされたものであり、車両の状態に応じて無線通信の通信モードを適切に切り換えることで、無線通信環境を良好に形成しつつ、製造コストを大幅に低廉化することができる車載通信装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両に配された車載通信装置であって、前記車両に搭載された車載装置との間で無線通信を行う第1無線通信モードと、アクセスポイントを介して前記車両の外部に無線通信を行う第2無線通信モードとを実施可能な制御部を有し、前記制御部は、前記車両の走行可能状態に伴い前記第1無線通信モードを実施し、前記車両の前記走行可能状態から走行不能状態の移行に伴い前記第1無線通信モードを停止して前記第2無線通信モードを実施することを特徴とする。
上記によれば、車載通信装置は、車両の状態に応じて第1無線通信モードと第2無線通信モードを切り換えるので、1つの無線通信モジュールにより、車載装置との無線通信、及び車両の外部との無線通信を行うことが可能となる。従って、車載装置と通信するための車載通信装置と、外部と通信するための車載通信装置とを個別に設ける必要がなくなり、製造コストを大幅に低廉化することができる。また、走行可能状態では、車載通信装置は、第1無線通信モードにより車載装置との間で良好な無線通信環境を形成することができる。一方、走行不能状態では、車載通信装置は、第2無線通信モードにより外部との間で良好な無線通信環境を形成することがきる。つまり、無線通信回線が急に遮断されるような不具合を抑止することができ、車内及び車外の両方で安定的に無線通信を行うことで、全体として情報の送受信精度が高められる。
この場合、前記制御部は、前記車両のイグニションスイッチのオンに基づき前記走行可能状態を判別し、且つ前記イグニションスイッチのオンからオフへの切換に基づき前記走行可能状態から走行不能状態への移行を判別することが好ましい。
制御部は、イグニションスイッチのオン/オフを検出することにより、第1無線通信モードと第2無線通信モードを簡単に切り換え得る。よって、車載通信装置は、走行可能状態における車内のデータ転送と、走行不能状態における車外のデータ転送とを容易に使い分けることができる。
或いは、前記制御部は、前記車両の衝突信号の検出に基づき前記走行可能状態から走行不能状態への移行を判別する構成であってもよい。
制御部は、車両の衝突信号の検出に基づき、走行可能状態から走行不能状態への移行を判別することにより、例えば車両が事故に遭遇した際に、第2無線通信モードの実施により、直ぐに外部との間で通信を行うことができる。その結果、車両の事故時に迅速な対応を採ることが可能となる。
また、前記制御部は、前記第2無線通信モードの終了に伴い前記車載通信装置の動作を停止することが好ましい。
このように、制御部が第2無線通信モードの終了に伴い車載通信装置の動作を停止することで、車両が走行不能状態になり外部と通信を行った後に、車載通信装置を確実に停止することができ、車両の電力消費を抑制することができる。
さらに、前記制御部は、前記第2無線通信モードの開始に伴い前記アクセスポイントを検出するとよい。
これにより、車載通信装置は、車両の走行不能状態で、車外に存在するアクセスポイントを検出することができ、検出結果に基づき適切なアクセスポイントとの間で無線通信環境を構築することができる。
またさらに、前記制御部は、前記第1無線通信モードで前記車載装置より走行中の車両データを収集し、前記第2無線通信モードで収集した前記車両データを、前記アクセスポイントを介して前記車両の外部に送信する構成とすることができる。
これにより、アクセスポイントを介して車両データを受信する外部の機関は、車載通信装置から車両データを効率的且つ確実に受信して保存することができる。そして、保存した車両データを用いて、例えば、車両の品質や交通環境の改善に役立てることができる。
本発明によれば、車載通信装置は、車両の状態に応じて無線通信の通信モードを適切に切り換えることで、車両の通信環境を良好に形成しつつ、製造コストを大幅に低廉化することができる。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る車載通信装置が行うアクセスポイントモードを示す概略説明図であり、図1Bは、図1Aの車載通信装置が行うステーションモードを示す概略説明図である。 車両及び車載通信装置における通信を行う構成を示すブロック図である。 車載通信装置のステーションモード実施時の内部構成を示すブロック図である。 車載通信装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図5Aは、車載通信装置が行うアクセスポイントモードの通信状態を示すブロック図であり、図5Bは、車載通信装置が行うステーションモードの通信状態を示すブロック図である。
以下、本発明に係る車載通信装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る車載通信装置10は、図1A及び図1Bに示すように、車両12の無線通信を行うため、車内の所定箇所に搭載される。特に、本車載通信装置10は、ディスプレイオーディオ14(以下、DA14という)の通信機能を担う通信ユニットとして構成されている。よって、以下の説明では、車載通信装置10を通信ユニット10ともいう。
この通信ユニット10は、図1Aに示すように車内に配置される複数の車載装置16との間で無線通信を行い、且つ図1Bに示すように車外の基地局18(アクセスポイント)との間で無線通信を行う構成となっている。通信ユニット10は、基地局18と無線通信可能となった場合に、基地局18を介してインターネット等のネットワーク20に接続し、外部のアクセス群22との間で情報の送受信を行う。
なお、通信ユニット10が搭載される車両12は、特に限定されず、図1A及び図1Bで図示している自動四輪車の他にも、種々の車両12に適用することができる。或いは、本発明では車載通信装置10と称しているが、この車載通信装置10は車両12の他に、運輸に関わる機器(鉄道、船舶、航空機等)に適用することも可能である。
車両12に搭載されるDA14は、図示しない演算処理部、記憶部及び入出力部をヘッドユニット内に有したコンピュータとして構成され、車内に設けられる図示しないスピーカを介して音コンテンツを出力する機能を有している。音コンテンツとしては、車両12のユーザ(搭乗者)が持ち込んだコンパクトディスク等の記憶媒体やDA14の記憶部に予め記憶した楽音が挙げられる。また、DA14は、外部のアクセス群22から受信したコンテンツ(例えば、ラジオ、ダウンロードした楽音等)を再生することもできる。
DA14は、画像情報を表示可能な車載ディスプレイ14aを備え、ユーザはこの車載ディスプレイ14aを見ながら操作することで、DA14の種々の機能を利用することができる。また、DA14には、図2に示すように、車両12に設置されるイグニションスイッチ24(以下、IGスイッチ24という)、バッテリ26(ACC)が接続されている。
IGスイッチ24は、車両12に搭載されるエンジン装置の作動切換用のスイッチである。車両12は、ユーザによりIGスイッチ24がオンされると、エンジン装置をスタートして走行可能状態(走行中を含む)になる。また、車両12は、ユーザによりIGスイッチ24がオンからオフに切り換えられると、動作していたエンジン装置が停止して走行不能状態になる。
バッテリ26は、IGスイッチ24のオン状態で車両12の電力系統に電力供給を行う。DA14もバッテリ26から電力供給がなされて動作を開始する。このバッテリ26は、IGスイッチ24のオフで、DA14に対し所定の期間(STAモード中)電力供給を実施する+B電源としての機能を有する。なお、IGスイッチ24は、完全停止状態からバッテリ26が電力系統に電力供給を行う第1段階と、エンジン装置が動作する第2段階とに切り換え可能な構成でもよい。
また、DA14に電力供給を行う構成は、特に限定されるものではなく、例えば、バッテリ26の他に常時電源(図示せず)に接続した構成としてもよい。この常時電源により、DA14は、IGスイッチ24のオフでバッテリ26の電力供給が遮断しても動作を継続することができる。
DA14は、車両12のナビゲーションを実施するために、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星の信号を受信して車両12の現在位置を測位するGNSS測位部28を有する。具体的には、走行時等に、GNSS測位部28が測位した車両12の位置情報を地図情報に重畳して車載ディスプレイ14aに表示し、さらにユーザが入力した目的地の経路を表示すると共に車載スピーカから音声案内を出力してナビゲーションを行う。このようなナビゲーションの機能は公知であるため、詳細な説明については省略する。なお、通信ユニット10が設けられる対象は、DA14に限定されず、例えばナビゲーションシステムでもよい。また、車載通信装置10は、他の車載装置16と独立して車両12内に設けられてもよい。或いは車内に持ち込んだユーザの携帯端末をDA14等と有線又は無線で接続して、この携帯端末が車載通信装置10と同じ処理を行う構成としてもよい。
そして、本実施形態では、DA14に内蔵した通信ユニット10により無線LAN環境を構築する。詳細には、通信ユニット10は、IEEE802.11規格(所謂、Wi−Fi)に準じた無線LAN環境を形成する。なお、通信ユニット10が扱う無線通信方式はIEEE802.11規格に限定されず、例えばIEEE802.15やIEEE802.16(所謂、WiMAX)等の規格を採用してもよい。
通信ユニット10は、図示しない演算処理部、記憶部、入出力部を含むコンピュータであり、記憶部に予め記憶された通信制御プログラム(図示せず)を演算処理部が処理することにより無線通信制御を実施する。通信ユニット10の入出力部には、無線通信用のインターフェースであるWi−Fiチップ30、無線通信アンテナ32が接続されている。Wi−Fiチップ30は無線通信アンテナ32を介して車載装置16や基地局18との通信を行う。なお、通信ユニット10の演算処理部、記憶部及び入出力部等は、DA14の演算処理部、記憶部、入出力部の一部を利用する構成でもよい。またWi−Fiチップ30は、無線通信アンテナ32を内蔵していてもよい。
特に、通信ユニット10は、車両12の状況や通信対象に応じて複数の無線通信のモード(第1及び第2無線通信モード)を行う。具体的には、第1無線通信モードとしてアクセスポイントモード(以下、APモードと略称する)を実施し、第2無線通信モードとしてステーションモード(以下、STAモードと略称する)を実施する。
APモードとは、図1Aに示すように、通信ユニット10と、車内に設けられる複数の車載装置16との間で情報通信を行うモードである。この場合、各車載装置16は、通信ユニット10に対してのみ通信を行う無線LANのクライアントに相当する。一方、通信ユニット10は、自身を1のアクセスポイントとし、n個の車載装置16と通信可能な通信ネットワークを構築する。このAPモードは、車両12のIGスイッチ24のオン、すなわち車両12の走行可能状態で実施される。
STAモードとは、図1Bに示すように、通信ユニット10と車外の基地局18(アクセスポイント)との間で情報通信を行うモード(クライアントモードとも呼ばれる)である。すなわち、通信ユニット10は、車外の基地局18に選択的にアクセスを図る無線LANのクライアントに相当する。一方、基地局18は、自身を1のアクセスポイントとし、m個の通信ユニット10(車両12)又は周辺に存在する他の通信機器と通信可能な通信ネットワークを構築している。基地局18は、車両12のユーザの自宅に設置されるユーザ専用の基地局19の他、公衆に開放されている基地局(所謂、Wi−Fiスポット:図示せず)を利用することができる。このSTAモードは、IGスイッチ24のオンからオフへの切換、すなわち車両12の走行可能状態から走行不能状態への移行により実施される。
上記のAPモードとSTAモードを選択的に実施するため、通信ユニット10は、記憶部に記憶されている通信制御プログラムを演算処理部が実施することにより、図2に示すように制御部34を機能的に構築する。この制御部34は、切換制御部36、APモード処理部38、STAモード処理部40及び車両データ記憶領域42を備える。
制御部34の切換制御部36は、車両12の状態を検出して、APモードとSTAモードの切換制御を実施する。具体的に、切換制御部36は、DA14に信号通信可能に接続されたIGスイッチ24のオン/オフ状態を定常的に監視している。そして、IGスイッチ24のオンを検出すると、APモード処理部38を動作させ、IGスイッチ24のオンからオフへの移行を検出すると、STAモード処理部40を動作させる。
制御部34のAPモード処理部38は、通信ユニット10がAPモードを実施するための機能部である。このAPモード処理部38は、切換制御部36に動作が指示されると、Wi−Fiチップ30を駆動して車両12に搭載されている各車載装置16との間で無線通信を行う。
通信ユニット10との間で無線通信を行う車載装置16は、特に限定されないが、例えばセンサ44、アクチュエータ46、ECU48(Electric Contorol Unit)等が該当する。なお、複数の車載装置16のうちの一部(特に、重要度が高い情報を送受信するもの)は、通信ユニット10との間で有線通信を行う構成でもよい。この場合、DA14(通信ユニット10)と車載装置16は、CANやLIN等の規格に対応した通信線により接続されることが好ましい。また、通信ユニット10は、センサ44、アクチュエータ46、ECU48の他にも、例えばユーザが車内に持ち込んだ携帯端末(スマートフォンを含む携帯電話、タブレット等)を車載装置16と見なし、無線通信を行ってもよい。
センサ44は、時間的に変化する温度、圧力、回転速度、燃焼ガス等の物質の状態を、信号に置き換えてこの信号値を出力する種々の検出器を適用し得る。センサ44は、特に限定されるものではないが、例えば、タイヤ空気圧センサ(Tire Pressure Monitoring System:TPMSセンサ)、車速センサ、クランク角センサ、カム角センサ、スロットルポジションセンサ、バキュームセンサ(吸入空気量センサ)、ガスセンサ、O2センサ、ノックセンサ、冷却水温度センサ等が挙げられる。以下では、センサ44としてTPMSセンサ(第1センサ44a、第2センサ44b、…)をとり上げて説明する。センサ44は、内部に備えた無線通信部45(図5A参照)により、検出した信号値を所定タイミング毎に(又は通信ユニット10の指示に応じて)無線送信する。
一方、アクチュエータ46は、車内に設けられる電気的機構部又は機械的機構部を動作させるもの(例えば、モータ、シリンダ装置等)である。アクチュエータ46も、特に限定されるものではないが、例えば、ドアロック用アクチュエータ、ドアミラー用アクチュエータ等が挙げられる。以下では、アクチュエータ46としてドアロック用アクチュエータ(第1アクチュエータ46a、第2アクチュエータ46b、…)をとり上げて説明する。アクチュエータ46は、内部に備えた無線通信部47(図5A参照)により、通信ユニット10からの指示信号を無線受信することが可能である。
ECU48は、車両12を所定の機能毎に制御する電子制御装置である。ECU48も、特に限定されるものではないが、例えば、ABS−ECU、パワーステアリングECU、イモビライザーECU、ボディECU、エアコンECU、メーターECU、エアバッグECU等が挙げられる。以下では、通信を行うECUを特に限定せず、単にECU48(第1ECU48a、第2ECU48b、…)という。
また、ECU48も、内部に備えた無線通信部49(図5A参照)により、通信ユニット10との間で情報の送受信を行うことが可能となっている。所定のECU48の内部には、図示しない自己診断部が設けられ、自己診断部は各々の制御機能に応じた自己診断を行っている。自己診断部は、ECU48自体に送信される各種センサ44の信号値に基づき正常か異常かを判断し、異常と判断した場合には、それまでのセンサ44の信号値を適宜抽出し診断データとして出力する。
APモード処理部38は、APモードの実施において、各センサ44から送信される信号値や各ECU48から送信される診断データ(以下、まとめて車両データfuという)を受信すると記憶部に記憶する。通信ユニット10(又はDA14)の記憶部には、車両データ記憶領域42が予め設けられており、この車両データ記憶領域42に車両データfuが記憶される。APモード処理部38は、IGスイッチ24のオンで動作することから、車両データ記憶領域42には、車両12の走行可能状態で取得された車両データfuが蓄積される。
特に、TPMSセンサの信号値は、タイヤの空気圧を示しており、APモード処理部38は、所定期間の空気圧の変化、初期値(発車時)の空気圧、終了時(駐車時)の空気圧等を適宜記憶する。また、APモード処理部38は、GNSS測位部28から取得される車両12の位置情報、さらにDA14が計時する所定の位置情報に応じた時刻情報等を記憶する構成となっている。
APモード処理部38によるAPモードの実施中において、切換制御部36は、IGスイッチ24のオンからオフへの切換を検出すると、APモード処理部38の動作を停止させる。これによりAPモードが終了する。さらに、切換制御部36は、STAモード処理部40の動作を開始させる。STAモード処理部40は、通信ユニット10がSTAモードを実施するための機能部であり、STAモードの実施に伴い車外の基地局18に対して無線通信を開始する。
STAモード処理部40は、STAモードの実施において、Wi−Fiチップ30により車外の基地局18を介してネットワーク20に接続し、外部の所定のアクセス群22との間で情報通信を行う。このSTAモードの実施時には、IGスイッチ24がオフとなっていることから、車両12の移動が行われず情報の送受信を確実に行うことができる。
STAモード処理部40は、基地局18との間で無線通信回線を開くと、例えばAPモード処理部38が取得し記憶した車両12の走行時の位置情報や時刻情報を、アクセス群22のうち所定の外部センタ22aのサーバ23に送信する。また、STAモード処理部40は、車両データ記憶領域42に記憶されている車両データfuを取り出し、この車両データfuを別の外部センタ22bに送信する。さらに、STAモード処理部40は、別の外部センタ22cから必要な情報(DA14や車載装置16の更新プログラム、地図情報又はコンテンツ等)を受信することもできる。
また、STAモード処理部40は、STAモードを実施する際の機能部として、図3に示すように基地局設定部50及び電源切換部52を内部に有する。
基地局設定部50は、車両12が走行不能状態となった位置で、周囲に存在する基地局18を検出し、通信ユニット10が無線通信を行う基地局18を設定する。すなわち、車両12が駐車した(走行不能状態となった)位置では、複数の基地局18(第1基地局18a、第2基地局18b、…)に対し無線通信を実施し得る可能性がある。そのため、基地局設定部50は、先ず周囲に存在する基地局18を検出して、検出した基地局18の中から最適な無線LAN環境を形成することができる基地局18を選択し、その基地局18と無線通信を行うように設定する。
最適な無線LAN環境とは、例えば通信ユニット10に対し最も電波強度が強い基地局18である。また、車両12のユーザの自宅に基地局19が設置されている場合、通信ユニット10はその基地局19への無線通信をデフォルト設定しておき、基地局19の検出に基づき診断データを送信する構成としてもよい。この場合、通信ユニット10と基地局19は、所定の認証方式や暗号方式により、データを暗号化して相互に送受信を行う構成とすることが好ましい。通信ユニット10は、公衆のWi−Fiスポットを使用せず、特定の基地局18(例えば、自宅の基地局19のみ)とだけ無線通信する構成でもよい。
電源切換部52は、DA14(通信ユニット10)を動作状態から動作停止状態に自動的に切り換える機能を有する。上述したように、DA14は、IGスイッチ24のオンでバッテリ26から電力が供給され、IGスイッチ24のオンからオフへ切り換えられてもバッテリ26の電力供給が継続される。これにより、通信ユニット10は、IGスイッチ24のオフ状態でもそのまま動作し、STAモードの実施、すなわち基地局18との間で無線通信を行うことができる。しかしながら、基地局18との無線通信の終了後もDA14を動作したままにしておくと、バッテリ26の電力を無駄に消費してしまう。このため、電源切換部52は、STAモードの終了に伴いDA14の動作を停止して待機状態(省電力状態)とする。
図1Bに戻り、通信ユニット10がアクセスするアクセス群22としては、車両12の交通状態の監視を行う外部センタ22aが挙げられる。外部センタ22aは、複数の車両12から送信される位置情報、時刻情報又は車速データをサーバ23に記憶して管理する。そして、サーバ23の複数の位置情報や時刻情報を利用することで、所定の道路に関し交通観測(時間帯や時期における混雑具合の認識)を行い、該道路の交通環境の改善等を図る。
また、外部センタ22bは、複数の車両12の車両データfuを個別に管理することで、車両12の状態を適宜モニタリングする。例えば、外部センタ22bは、車両12のタイヤの空気圧を管理することで、空気圧が所定以下の車両12に向けてメンテナンスの要求を行う。DA14は、外部センタ22bからの指示に基づきメンテナンスの実施を車両12のユーザに報知(表示や音声出力等)する。或いは、外部センタ22bは、異常に基づく車両データfu(診断データ)を複数収集して、車両12の不具合の原因究明や品質改善のために利用する。
さらに、外部センタ22cは、車両12に対して送信可能な情報を管理し、車両12からのアクセスに基づき必要な情報を送信する構成となっている。外部センタ22cは提供する情報の種類に応じて複数存在してよい。DA14を含む車載装置16は、外部センタ22cから送信情報をダウンロードすることで、種々の情報の記憶、更新又は削除等を行う。
本実施形態に係る通信ユニット10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その作用効果について説明する。
車両12は、ユーザによるIGスイッチ24のオン操作に基づき、バッテリ26から各構成に電力供給がなされると共に、エンジン装置がスタートして走行可能状態となる。図4に示すように、通信ユニット10(DA14)の制御部34もバッテリ26からの電力供給に基づき動作を開始する。そして、切換制御部36は、IGスイッチ24のオン状態を検出し(ステップS1)、APモード処理部38を動作させる。
APモード処理部38は、切換制御部36の動作指示に基づき、APモードを実施する(ステップS2)。すなわち、通信ユニット10は、無線LANのアクセスポイントとして機能し、図5Aに示すように、車内に設けられた車載装置16(センサ44、アクチュエータ46、ECU48)との間で無線通信を行う。
例えば、APモード処理部38は、DA14内において、車両12の位置情報や時刻情報を記憶する。また、APモード処理部38は、センサ44やECU48から無線送信される車両データfuを車両データ記憶領域42に記憶する。さらにAPモード処理部38は、アクチュエータ46に動作指示を送信して、アクチュエータ46の駆動を指示することができる。
図4に戻り、切換制御部36は、IGスイッチ24を定常的に監視し、IGスイッチ24がオフに切り替わったか否かを検出する(ステップS3)。そして、IGスイッチ24がオンであれば、ステップS2の実施を繰り返す。そして、ユーザによりIGスイッチ24がオンからオフに切り換えられると、切換制御部36は、APモード処理部38の動作を停止して、STAモード処理部40を起動する(ステップS4)。この際、車両12は、ユーザの任意により駐車する、すなわち走行不能状態となる。
STAモード処理部40は、切換制御部36の動作指示に基づき、STAモードを実施する。STAモード処理部40は、STAモードを開始すると、基地局設定部50により駐車位置における基地局18の検出を行い、通信ユニット10と無線通信可能な基地局18が存在するか否かを検出する(ステップS5)。無線通信可能な基地局18は、安定的に通信することができる電波強度のものを最低条件とすることが望ましい。ステップS5において、基地局18を検出しない場合には、ステップS11に飛び、DA14(通信ユニット10)の終了処理を実施する。
ステップS5において基地局18を検出すると、STAモード処理部40は、図5Bに示すように、最適な基地局18を選択して、その基地局18に対し無線LANの回線を開く(ステップS6)。その後、STAモード処理部40は、車両データ記憶領域42を参照して外部センタ22a、22bに送信すべき情報(車両データfu等)があるか否かを判別する(ステップS7)。そして、送信すべき情報がある場合、通信ユニット10は、無線通信アンテナ32から基地局18を介して外部センタ22a、22bにその情報を送信する(ステップS8)。
ステップS7において送信すべき情報がない場合やステップS8の終了後は、STAモード処理部40は、外部センタ22cにアクセスして、車載装置16の情報を更新等する情報(ダウンロード情報fd)があるか否かを判別する(ステップS9)。そして、更新等する情報がある場合、通信ユニット10は、所定の外部センタ22cから基地局18を介してダウンロード情報fdを受信する(ステップS10)。
STAモード処理部40は、ステップS9において受信すべき情報がない場合やステップS10の終了後、又はステップS5により基地局18を非検出の場合はDA14の終了処理を実施する(ステップS11)。この終了処理では、STAモード処理部40の電源切換部52がDA14の動作を自動停止して待機状態とする。
なお、通信ユニット10の処理フローは、上記の手順に限定されるものではない。例えば、STAモード処理部40は、外部センタ22cからの情報の受信を先に行い、その後に外部センタ22a、22bに情報の送信を行ってもよい。また、STAモードの実施時には、送信情報の有無や受信情報の必要性等を予め判別して基地局18との無線通信を行うか否かを選択し、無線通信の実施を選択した後に基地局18の検出及び設定を行う構成としてもよい。
以上のように、本実施形態に係る通信ユニット10は、車両12の走行可能状態と、走行可能状態から走行不能状態の切換に応じてAPモードとSTAモードを切り換える。よって、1つのWi−Fiチップ30により、車載装置16との無線通信、及び車外のアクセス群22との無線通信を行うことができる。ここで、車内の車載装置16との間の通信、及び外部との間の通信を含む2以上の通信ネットワークを構成する場合、通常は、通信ネットワークの数に対応した複数の通信チップ(Wi−Fiチップ30)の設置が考えられる。しかしながら、このように通信チップを単純に増設してしまうと、製造コストが大幅に増加することになる。これに対し本実施形態に係る通信ユニット10は、車載装置16と通信するための通信チップと、外部と通信するための通信チップとを個別に設ける必要がなくなり、製造コストを大幅に低廉化することができる。
また、通信ユニット10は、走行可能状態において、APモードにより車載装置16との間で良好な無線通信環境を形成する一方、走行不能状態において、STAモードにより外部との間で良好な無線通信環境を形成する。つまり、無線通信回線が急にアクセスできなくなるような不具合を抑止することができる。例えば、通信ユニット10と外部の基地局18との通信では車両12の移動不可が担保されるので、無線LAN環境が急に遮断されるおそれがない。よって、車内及び車外の両方で安定的に無線通信を行うことで、全体として情報の送受信精度が高められる。
特に、APモード時に、通信ユニット10はWi−Fi規格の認証及び暗号を採用することができるので、不正アクセスや無駄なアクセスを抑えることができる。そのため、これらの対策にかかるコストをさらに低廉化することができる。また、Wi−Fiによる無線通信では、大容量の情報を高速に送受信することができる。
この場合、制御部34は、IGスイッチ24のオン/オフを検出することにより、APモードとSTAモードを簡単に切り換え得る。よって、車載通信装置10は、走行可能状態における車内のデータ転送と、走行不能状態における車外のデータ転送とを容易に使い分けることができる。
また、制御部34がSTAモードの終了に伴い通信ユニット10の動作を停止することで、車両12が走行不能状態になり外部と通信を行った後に、通信ユニット10を確実に停止して車両12の電力消費を抑制することができる。さらに、通信ユニット10は、車両12の走行不能状態で、車外に存在する基地局18を検出することで、検出結果に基づき適切なアクセスポイントとの間で無線通信環境を構築することができる。
なお、本実施形態に係る通信ユニット10は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例及び応用例をとり得る。例えば、通信ユニット10は、ユーザが車内に持ち込む無線通信機能を有した携帯端末であってもよい。携帯端末は、少なくとも基地局18との距離を担保して無線通信を行えれば特に限定されず、例えばスマートフォンを含む携帯電話、携帯型情報端末(PDA、タブレット端末等)、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ或いは他の情報通信機器等を適用し得る。ユーザの携帯端末は、通信ユニット10がSTAモードで動作する際の基地局18(アクセスポイント)として機能してもよい。すなわち、通信ユニット10→携帯端末→所定の基地局→ネットワーク20の通信経路を構築してもよい。
また、通信ユニット10による車両12の走行可能状態又は走行不能状態の検出は、IGスイッチ24のオン/オフに限定されるものではない。例えば、通信ユニット10は、図示しないエアバッグ装置等からの衝突信号(SRS信号)に基づき走行可能状態と走行不能状態を判断することもできる。つまり、通信ユニット10は、車両12の走行中(走行可能状態)に衝突信号を受信(検出)すると走行不能状態を判別する。これにより通信ユニット10は、衝突信号に基づき外部のアクセス群22との間で情報通信を直ちに行うことが可能となる。この際、衝突時のデータ(車両データfu、車両12の位置情報、SRS信号に含まれる情報等)を良好に送信することができ、受信した外部センタは迅速且つ適切な対応を採ることができる。
要するに、走行可能状態とは、車両12の周辺の基地局18に対し車両12が容易(又は短時間)に移動する可能性がある状態である。逆に、走行不能状態とは、基地局18に対し車両12が直ぐ(例えば、10秒以内で)には移動し得ない状態である。例えば、IGスイッチ24のオン状態でも、シフトレバーのパーキングへの切換、サイドブレーキの作動操作、ハザードランプの点灯操作等を検出して、APモードを停止してSTAモードを実施してもよい。
上記において、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。
10、10A…車載通信装置(通信ユニット) 12…車両
14…DA(ディスプレイオーディオ) 16…車載装置
18、19…基地局 22…アクセス群
24…IGスイッチ(イグニションスイッチ) 32…無線通信アンテナ
34…制御部 36…切換制御部
38…APモード処理部 40…STAモード処理部
50…基地局設定部 52…電源切換部

Claims (6)

  1. 車両に配された車載通信装置であって、
    前記車両に搭載された車載装置との間で無線通信を行う第1無線通信モードと、
    アクセスポイントを介して前記車両の外部に無線通信を行う第2無線通信モードとを実施可能な制御部を有し、
    前記制御部は、前記車両の走行可能状態に伴い前記第1無線通信モードを実施し、前記車両の前記走行可能状態から走行不能状態の移行に伴い前記第1無線通信モードを停止して前記第2無線通信モードを実施する
    ことを特徴とする車載通信装置。
  2. 請求項1記載の車載通信装置において、
    前記制御部は、前記車両のイグニションスイッチのオンに基づき前記走行可能状態を判別し、且つ前記イグニションスイッチのオンからオフへの切換に基づき前記走行可能状態から走行不能状態への移行を判別する
    ことを特徴とする車載通信装置。
  3. 請求項1記載の車載通信装置において、
    前記制御部は、前記車両の衝突信号の検出に基づき前記走行可能状態から走行不能状態への移行を判別する
    ことを特徴とする車載通信装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載通信装置において、
    前記制御部は、前記第2無線通信モードの終了に伴い前記車載通信装置の動作を停止する
    ことを特徴とする車載通信装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車載通信装置において、
    前記制御部は、前記第2無線通信モードの開始に伴い前記アクセスポイントを検出する
    ことを特徴とする車載通信装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車載通信装置において、
    前記制御部は、前記第1無線通信モードで前記車載装置より走行中の車両データを収集し、前記第2無線通信モードで収集した前記車両データを、前記アクセスポイントを介して前記車両の外部に送信する
    ことを特徴とする車載通信装置。
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