JP4496325B2 - 撮像機器 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像機器である携帯型情報処理装置(以下、携帯型パーソナルコンピュータという)に関し、特に電子カメラ(CCDカメラ)をパーソナルコンピュータに取り付ける際の取付構造に関する。
情報処理装置、例えばパーソナルコンピュータに画像を取り込む撮像装置として図14に示すように、ケーブルによってデスクトップ型のパーソナルコンピュータに接続可能なCCDカメラが知られている。
即ち、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ1は、図14に示すように、本体2と、グラフィック及び文字等を画面上に表示するディスプレイ3と、本体2に接続され、入力操作を行うキーボード4とから構成されている。
本体2の内部には、図示していない外部機器と接続する拡張スロットが用意されており、CCDカメラ5との間で信号の入出力を行うインターフェイス回路が設けられた基板を拡張スロットに挿入することにより、撮像の制御及び撮像された画像データの入力が行われる。
一方、CCDカメラ5は、図14に示すように、卓上型の構造を有しており、レンズ筒6が向けられた方向の画像を撮像できるようになっている。CCDカメラ5がディスプレイ3の上に配置された時には、パーソナルコンピュータ1の利用者の上半身程度を撮像できるようになされている。このようなCCDカメラ5を用いることにより、コンピュータネットワークで接続された他のパーソナルコンピュータの利用者の画像を見ることができる。図14では省略したがマイクロフォンをパーソナルコンピュータ1に接続し、音声もコンピュータネットワークを介して伝送することで、パーソナルコンピュータの前に座ったままで会話を行うことができる。
また最近のCPUの性能の向上により、携帯型のパーソナルコンピュータにおいても、画像データを扱えるようになり、携帯型パーソナルコンピュータでも画像データの取り込みができることが要望されている。
しかしながら、従来のパーソナルコンピュータに接続可能な撮像装置では、図14に示すように撮像範囲はレンズ筒6が向けられた方向だけに限られていたため、所望の被写体を撮像する際には、撮像装置を設置する場所の制約を受けることになり、不便であった。
また、例えば携帯型のパーソナルコンピュータを使って、屋外で画像の取り込みを行いたい時には、携帯型のパーソナルコンピュータ自身の他にケーブルとCCDカメラ5を持ち運ばなければならず、携帯性が悪かった。
従って、本発明は、携帯性及び操作性に優れ、かつ撮像装置の設置スペースをとらないで撮像範囲を確保することができる撮像機器に課題を有する。
特開平6−70314号公報(第4頁、第15図)
上記課題を解決するために、本発明に係る撮像機器は、次に示す構成にすることである。
(1)少なくとも一部が球面形状に構成された電子カメラと、
それぞれ球面で形成された支持凹部を有する第一の支持部材及び第二の支持部材には、前記支持凹部を側面に有するV字型形状の取付溝を形成し、前記電子カメラの球面を前記支持凹部にそれぞれ接触させて、前記電子カメラを回動可能に挟持して支持する支持部とからなること
を特徴とする撮像機器。
(2)前記V字型形状の取付溝の開口部近傍には、前記電子カメラを弾性的に保持する一組のストッパが設けられていることを特徴とする(1)に記載の撮像機器。
(3)前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の支持凹部は、前記電子カメラの球面と略同じ曲率を有してなることを特徴とする(1)に記載の撮像機器。
(4)前記電子カメラは、前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする(1)に記載の撮像機器。
(5)前記電子カメラは、少なくともレンズと、撮像素子と、前記撮像素子から得られる画像データを出力するケーブルとを備えた略球形状のカメラ本体で構成し、
上記ケーブルは、上記カメラ本体を挟んでレンズの取り付け面と反対側に設けられたことを特徴とする(1)に記載の撮像機器。
(6)少なくとも一部が球面形状に構成された電子カメラと、
それぞれ支持凹部を側面に有する第一の支持部材及び第二の支持部材が前記電子カメラを挟んで対向する位置に配置されると共に、前記第一の支持部材及び第二の支持部材には、前記支持凹部を側面に有するV字型形状の取付溝を形成し、前記電子カメラの球面を前記支持凹部にそれぞれ接触させて、前記電子カメラを回動可能に挟持して支持する支持部とからなること
を特徴とする撮像機器。
(7)前記V字型形状の取付溝の開口部近傍には、前記電子カメラを弾性的に保持する一組のストッパが設けられていることを特徴とする(6)に記載の撮像機器。
(8)前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の支持凹部は、前記電子カメラの球面と略同じ曲率を有してなることを特徴とする(6)に記載の撮像機器。
(9)前記電子カメラは、前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする(6)に記載の撮像機器。
(10)前記電子カメラは、少なくともレンズと、撮像素子と、前記撮像素子から得られる画像データを出力するケーブルとを備えた略球形状のカメラ本体で構成し、 前記ケーブルは、前記カメラ本体を挟んでレンズの取り付け面と反対側に設けられたことを特徴とする(6)に記載の撮像機器。
(11)少なくとも一部が球面形状に構成された電子カメラと、
それぞれ支持凹部を有する第一の支持部材及び第二の支持部材が前記電子カメラを挟んで対向する位置に配置されると共に、前記第一の支持部材及び第二の支持部材には、前記支持凹部を側面に有するV字型形状の取付溝を形成し、前記電子カメラの球面を前記支持凹部にそれぞれ接触させて、前記電子カメラを回動可能に挟持して支持する支持部を有した取付凹部とを備え、
前記電子カメラの筐体が前記取付凹部内に収容されるように構成されること
を特徴とする撮像機器。
(12)前記V字型形状の取付溝の開口部近傍には、前記電子カメラを弾性的に保持する一組のストッパが設けられていることを特徴とする(11)に記載の撮像機器。
(13)前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の支持凹部は、前記電子カメラの球面と略同じ曲率を有してなることを特徴とする(11)に記載の撮像機器。
(14)前記電子カメラは、前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする(11)に記載の撮像機器。
(15)前記電子カメラは、少なくともレンズと、撮像素子と、前記撮像素子から得られる画像データを出力するケーブルとを備えた略球形状のカメラ本体で構成し、 上記ケーブルは、上記カメラ本体を挟んでレンズの取り付け面と反対側に設けられたことを特徴とする(11)に記載の撮像機器。
このような構成にした撮像機器は、装置自体の携帯の邪魔にならない位置に電子カメラを取り付けることができる。
また、このような構成からなる電子カメラは、撮像機器に簡単に取り付けられると共に安定した撮像方向の位置決めを行うことができる。
本発明に係る撮像機器は、CCDカメラの撮像範囲を自由に変更できるように筺体に埋め込んだ構造にしたことにより、設置の手間がかからず設置場所をとることがなく、かつ、操作者方向の撮像範囲を容易に変更できると共に、携帯性及び操作性を向上させることができると云う効果がある。
また、CCDカメラ部分を自由自在に回動するのに球面の接触を利用したことにより、筐体の狭い範囲に埋め込んだ構造であっても、摺動面積が広くとれ、安定した確実な撮像方向の位置決めを行うことができる。
次に、本発明に係る撮像機器であるところの携帯型情報処理装置、即ち、携帯型パーソナルコンピュータやPDA(パーソナル・デジタル・アシスト)の実施の形態について図を参照して以下詳細に説明する。
先ず、本発明に関わる第1実施の形態の撮像機器であるところの携帯型パーソナルコンピュータ10について、図を参照して説明する。
携帯型パーソナルコンピュータ10は、図1に示すように、四角い薄型形状に形成された筺体からなる本体部11と、本体部11と略同じ大きさの筺体からなり、開閉自在な本体部11に取り付けられ、グラフィック、文字等を表示するディスプレイパネル部14とから構成されている。使用時には図1に示すように、ディスプレイパネル部14を上方向に回動させて開き、不使用時には、ディスプレイパネル部14を下方向に回動して閉じることができる構造になっている。
本体部11は、即ち、下パネルであり、ユーザーによって操作されるキーボード12とトラックパッド13等の操作部が設けられている。これらのキーボード12やトラックパッド13が操作されることにより、データの入出力が行われる。また、図示していないが、本体部11の内部には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を搭載した回路基板が組み込まれている。
ディスプレイパネル部14は、即ち、上パネルであり、グラフィックや文字等を画面表示可能なディスプレイ部である液晶ディスプレイ15が設けられ、液晶ディスプレイ15の上方中央位置には、後述するCCDカメラ18が摺動自在に取り付けられる取付溝16が形成されている。
取付溝16は、即ち、支持凹部であり、ディスプレイパネル部14の上方中央位置の一部を略U字状に切り欠いた構造となっている。CCDカメラ18は取付溝16に設けられた支持部材17によって支持されている。
支持部材17は、即ち、曲面支持部であり、図2に示すように、CCDカメラ18の回動球25の曲面と同一の曲面を有したカップ状の支持曲面17bを有している。この支持部材17は回動球25の少なくとも2つの支持曲面17b、17b(第一の支持部材及び第二の支持部材)を有し、これらの支持曲面17b、17bによって挟持するようにして回動自在に支持する。従って、支持曲面17b、17bは回動球25を回動可能に支持することができるのである。尚、支持曲面17b、17bの数はこれに限定されない。
CCDカメラ18は、即ち、電子カメラであり、図2及び図3に示すように、略球形状に形成されたカメラ本体部19と、カメラ本体部19から筒状に突出形成されたレンズ部20と、カメラ本体部19の一部と連結した回動軸24と、回動軸24の他端側に連結した球体からなる回動球25とから構成されている。カメラ本体部19には携帯型パーソナルコンピュータ10内部の回路基板(図示せず)に接続されるケーブル22が設けられている。このケーブル22は、カメラ本体部19を挟んでレンズ部20の取り付け面と反対側に設けられており、また、回動軸24の内部及び回動球25を介してパーソナルコンピュータ10内部の回路基板に接続する構造にしても良い。
カメラ本体部19には略球形状に形成した内部にはCCD21及び図示していない回路基板等が設けられている。カメラ本体部19を回動させることにより、CCD21は、レンズ部20を介して所定範囲の撮像を行うことができる。撮像された画像データはケーブル22を介して、パーソナルコンピュータ10に取り込まれ、様々なアプリケーションを実行するために処理される。
レンズ部20は、カメラ本体部19に筒状に一体形成されている。レンズ部20には、図3に示すように、レンズ23が設けられており、撮像画像はレンズ23を介して撮像素子であるCCD21(図2参照)に結像される。
回動軸24は、一端にカメラ本体部19が連結して固定され、他端に回動球25が連結して設けられている。また回動球25は、カメラ本体部19より小さな球状筐体に形成されている。この回動球25は、パソコン10の筺体の一部に設けた支持部材17(図2参照)により回動自在に支持された構造となっている。
このように所定の長さの回動軸24を設けた構造にすることにより、カメラ本体部19に力が加わって方向が変えられると、回動軸24から回動球25に回転力が伝わる。即ち、回動球25を中心として、カメラ本体部19は向きを変えることができ、撮像範囲を適宜変更することができる。回転力が加えられていない時には、回動球25が支持部材17内で回動することなく、カメラ本体部19の撮像方向を固定支持して維持する。
このように回動球25はカメラ本体部19より小さな球形状であっても、支持部材17の支持曲面17bを回動球25の曲面と同一となし、接触面積を広くして摩擦係数を上げることにより、安定かつ確実にカメラ本体部19を固定することができる構造となっている。
従って、カメラ本体部19に方向を変える力が加えられた時のみ、回動球25は支持部材17内で回動でき、カメラ本体部19の方向を変える力が加えられていない時は、カメラ本体部19の自重で回動球25が回動することなく、カメラ本体部19の方向を維持する。このようにして、カメラ本体部19は、所定の角度内で自由自在に向きを変え、所望の方向に設定することができる。
ケーブル22は、図2に示すように、カメラ本体部19から引き出され、図1に示すパーソナルコンピュータ10内部の回路基板に接続される。CCD21で結像された画像は、ケーブル22を介してパーソナルコンピュータ10に取り込むことができる。
次に、このような構成からなる第1実施例の携帯型パソコン10の使用方法を説明する。
先ず、ディスプレイパネル部14を上方向に開いて画像表示が見える状態にする。そして、画像をパーソナルコンピュータ10に取り込む時には、操作者は、CCDカメラ18のカメラ本体部19の撮像方向を決めて撮像範囲を設定する。カメラ本体部19の撮像方向は、上下左右に変えることができるので、正面、即ち、パーソナルコンピュータ10の操作者のみならず、周囲の画像も撮像することができるのである。
そしてキーボード12やトラックパッド13を操作して、CCD21で所望の画像を撮像し、画像データとしてパーソナルコンピュータ10に取り込む。必要であれば、画像データをパーソナルコンピュータ10に内蔵されているハードディスク等の記憶媒体に記憶したり、図示しないプリンタで画像を印刷することができる。
また、パーソナルコンピュータ10を通信回線に接続すれば、画像を通信相手先のパーソナルコンピュータ等に送ることができる。受信側では、送られてきた画像データに基づいて、画像をディスプレイモニタにリアルタイムで表示することができるので、テレビ会議システム等に活用することができる。
このように、CCDカメラ18を、ディスプレイパネル部14に組み込んで一体に形成した構造としたことにより、CCDカメラ18の設置場所をパーソナルコンピュータ10またはその周辺に探す必要がなく、また、CCDカメラ18とパーソナルコンピュータ10を接続する外部配線を考慮する必要がなくなる。従って、携帯性及び汎用性を向上させることができると共に、設置に手間がかからずスペースをとらない構造となる。
次に、本発明に係る第2実施の形態の撮像機器であるところの携帯型パーソナルコンピュータ10Aについて説明する。
携帯型パーソナルコンピュータ10Aは、図4に示すように、第1実施の形態の携帯型パーソナルコンピュータ10(図1参照)と同様、下パネルである本体部11Aと、画面表示する上パネルであるディスプレイパネル部14Aとから構成されている。ディスプレイパネル部14Aを形成する筺体の上部中央位置にCCDカメラ18Aを収容できる略四角形状の取付溝16Aが設けられている。
本体部11Aは、入力操作を行うキーボード12Aとトラックパッド13Aとを設けた構造となっており、キーボード12Aやトラックパッド13Aを操作して、所望のデータを入出力することができる。
ディスプレイパネル部14Aには、グラフィックや文字等を表示可能な液晶ディスプレイ15Aが設けられ、液晶ディスプレイ15Aの上方中央位置に支持凹部である取付溝16Aが形成されている。
この取付溝16Aは、図5に示すように、電子カメラであるCCDカメラ18Aの球面18b形状をした両側面を、同じ凹球面形状に形成された支持曲面17cを有する第一及び第二の支持部材17A、17Aにより挟持する構造となっている。即ち、取付溝16A内において、CCDカメラ18Aが第一及び第二の支持部材17A、17Aによって支持されている。
CCDカメラ18Aは、図6及び図7に示すように、カメラ本体部19Aと、レンズ部20Aとから構成され、カメラ本体部19Aには、パーソナルコンピュータ10Aと接続されるためのケーブル22Aが設けられている。
カメラ本体部19Aは、略球状に形成され、レンズ部20Aと一体となって形成されている。カメラ本体部19Aの内部には受光素子であるCCD(固体撮像素子)21Aや図示しない電気回路等が設けられている。CCD21Aによって撮像した画像は、ケーブル22Aを介して、図示しない画像データとしてパーソナルコンピュータ10Aに取り込まれる。
レンズ部20Aは、カメラ本体部19Aに筒状に一体形成されている。レンズ部20Aには、図7に示すように、レンズ23Aが設けられ、画像は、レンズ23Aを介してCCD21A(図6参照)に結像する構造になっている。
第一及び第二の支持部材17A、17Aは、図5、図6及び図7に示すように、カメラ本体部19Aの両側面の球面18bと同じ曲面の凹面である曲面支持部、即ち、支持曲面17cを有し、カメラ本体部19Aを回動自在に保持できるように構成されている。このような構成により支持されたCCDカメラ18Aは、撮像範囲を自由な方向に変更できるものである。
尚、CCDカメラ18Aは、パーソナルコンピュータ10Aと着脱自在な構造としても良い。また、第一及び第二の支持部材17A、17AはCCDカメラ18Aの左右両側面に限らず、上下の両側面を挟持するようにしても良く、更に、左右上下の四面方向から挟持するようにしても良いことは勿論のことである。
次に、本発明に係る第3実施の形態の撮像機器であるところの携帯型パーソナルコンピュータ10Bについて説明する。
携帯型パーソナルコンピュータ10Bは、CCDカメラ18Bが容易に着脱自在である構造となっており、上記第1及び第2実施の形態と同様、図8に示すように、薄型の四角形状に形成された本体部11Bと、本体部11Bと開閉自在に取り付けられたグラフィック、文字等を表示するディスプレイパネル部14Bとから構成される。図9に示すようにディスプレイパネル部14Bを形成する筺体の上部中央位置に前面からCCDカメラ18Bを着脱自在に収容できる大きさに開口した支持凹部である取付溝部16Bが設けられている。この取付溝16Bは、奥行方向に序々に狭くなるV字型形状の溝となっている。
本体部11Bには、上記第1及び第2実施の形態と同様に、図8に示すように、キーボード12Bとトラックパッド13Bとが設けられており、キーボード12Bやトラックパッド13Bを操作して、所望のデータを入出力することができる。
ディスプレイパネル部14Bには、上記第1及び第2実施の形態と同様に、グラフィックや文字等を表示可能な液晶ディスプレイ15Bが設けられている。液晶ディスプレイ15Bの上方中央部に上記説明した支持凹部である取付溝16Bが設けられている。
取付溝16Bに着脱自在に装着されるCCDカメラ18Bは、図10に示すように、カメラ本体部19Bと、レンズ部20Bと、ケーブル22Bと、コネクタ部27とから構成されている。
カメラ本体部19Bは、略球状に形成され、レンズ部20Bと一体となって形成されている。カメラ本体部19Bの内部にはCCD(固体撮像素子)21Bや図示しない電気回路等が設けられている。CCD21Bによって撮像した画像は、ケーブル22B、コネクタ部27を介して、パーソナルコンピュータ10Aに取り込まれる。
レンズ部20Bは、カメラ本体部19Bに筒状に一体形成され、図12に示すように、このレンズ部20Bにはレンズ23Bが設けられ、画像は、レンズ23Bを介してCCD21B(図10参照)に結像する。
ケーブル22Bは、カメラ本体部19Bに取り付けられ、カメラ本体部19Bを挟んでレンズ部20Bの取り付け面と反対側に設けられ、且つこのケーブル22Bの先端にはコネクタ部27が設けられている。このコネクタ部27は、CCDカメラ18Bを取付溝16B内に装着した時に、取付溝16B側のコネクタ部28に接続されて電気的接続を得る構造になっている。
図11及び図12に示すように、取付溝16Bの大きさは、CCDカメラ18Bを着脱できる大きさになっている。取付溝16BのV字状の溝の側面には、球状のカメラ本体部19Bと同一曲面に形成された支持曲面29が設けられている。V字状の溝の一番奥には、CCDカメラ18Bのコネクタ部27と接続されるコネクタ部28が設けられている。取付溝16Bの入口付近には、球状のカメラ本体部19Bを溝内に弾性的に保持する一対のストッパ30が設けられている。
このストッパ30は、ばね31で取付溝の内側(矢印F方向)に付勢されている。即ち、CCDカメラ18Bを取付溝16Bに取り付ける時には、ストッパ30は、それぞれ外側(矢印Fの反対方向)に開き、CCDカメラ18Bが取付溝16B内に挿入された後はCCDカメラ18Bが取付溝16B内に弾性的に保持されるようになっている。また取付溝16B内部のコネクタ部28にCCDカメラ18Bのコネクタ部27を接続することにより電気的接続が得られる。CCDカメラ18Bの球面は支持曲面29によって支持されているので、自由自在に撮像範囲を変更できるのである。
このような構造をした取付溝16Bをパネル部14Bの正面から見た時、図11に示すように、縦方向の長さLは、カメラ本体部19Bの直径Rより若干長く、カメラ本体部19Bが取付溝内で自由に摺動できるようになっている。従って、図13(A)、(B)に示すように、撮像範囲は、所定角度をもって自由に変更できる。
尚、上記第1、第2及び第3実施の形態では、撮像機器であるCCDカメラ18、18A、18Bを液晶ディスプレイ15、15A、15Bの上方中央位置に取り付けたが、操作者を含む所望の範囲の画像を撮像できる位置であれば、携帯型パーソナルコンピュータ11、11A、11Bのいずれの位置に取り付けても良い。
また、筺体の一部に埋め込んだ状態で操作者方向を、球形状を利用して自由に撮像方向を変更できるようにした構造であれば、上記第1、第2及び第3実施例に限定されないことは勿論のことである。
本発明の第1実施の形態に係るCCDカメラを備えた携帯型パーソナルコンピュータの略示的な全体斜視図である。 同CCDカメラの略示的な平面図である。 同CCDカメラの略示的な全体斜視図である。 本発明の第2実施の形態に係るCCDカメラを備えた携帯型パーソナルコンピュータの略示的な全体斜視図である。 同CCDカメラの取付構造を示した略示的な斜視図である。 同CCDカメラの取付構造を示した略示的な平面図である。 同CCDカメラの取付構造を示した略示的な正面図である。 本発明の第3実施の形態に係るCCDカメラを備えた携帯型パーソナルコンピュータの略示的な全体斜視図である。 同携帯型パーソナルコンピュータの筺体の一部に設けたCCDカメラを取り付ける取付溝を示す略示的な要部斜視図である。 同CCDカメラを示す略示的な平面図である。 同CCDカメラを携帯型パーソナルコンピュータの筺体の一部に設けた取付溝に取り付けた状態を正面から見た説明図である。 同CCDカメラを携帯型パーソナルコンピュータの筺体の一部に設けた取付溝に取り付けた状態を平面から見た説明図である。 同撮像機器を電子機器の筺体の一部に設けた取付溝内で摺動自在に動かした状態を示す説明図である。 従来技術におけるパーソナルコンピュータに接続して使用するCCDカメラの説明図である。
符号の説明
10、10A、10B;携帯型情報処理装置(携帯型パーソナルコンピュータ)、11、11A、11B;本体部、12、12A、12B;キーボード、13、13A、13B;トラックパッド、14、14A、14B;パネル部、15、15A、15B;ディスプレイ、16、16A、16B;取付溝、17、17A;支持部材、17b;支持曲面、17c;支持曲面、18、18A、18B;電子カメラ、19、19A、19B;カメラ本体部、20、20A、20B;レンズ部、21、21A、21B;CCD、22、22A、22B;ケーブル23、23A、23B;レンズ、24;回動軸、25;回動球、27;接続端子、28;端子受部、29;側面、30;ストッパ、31;ばね

Claims (15)

  1. 少なくとも一部が球面形状に構成された電子カメラと、
    それぞれ球面で形成された支持凹部を有する第一の支持部材及び第二の支持部材には、前記支持凹部を側面に有するV字型形状の取付溝を形成し、前記電子カメラの球面を前記支持凹部にそれぞれ接触させて、前記電子カメラを回動可能に挟持して支持する支持部とからなること
    を特徴とする撮像機器。
  2. 前記V字型形状の取付溝の開口部近傍には、前記電子カメラを弾性的に保持する一組のストッパが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像機器。
  3. 前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の支持凹部は、前記電子カメラの球面と略同じ曲率を有してなることを特徴とする請求項1に記載の撮像機器。
  4. 前記電子カメラは、前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮像機器。
  5. 前記電子カメラは、少なくともレンズと、撮像素子と、前記撮像素子から得られる画像データを出力するケーブルとを備えた略球形状のカメラ本体で構成し、
    前記ケーブルは、前記カメラ本体を挟んでレンズの取り付け面と反対側に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の撮像機器。
  6. 少なくとも一部が球面形状に構成された電子カメラと、
    それぞれ球面で形成された支持凹部を有する第一の支持部材及び第二の支持部材が前記電子カメラを挟んで対向する位置に配置されると共に、前記第一の支持部材及び第二の支持部材には、前記支持凹部を側面に有するV字型形状の取付溝を形成し、前記電子カメラの球面を前記支持凹部にそれぞれ接触させて、前記電子カメラを回動可能に挟持して支持する支持部とからなること
    を特徴とする撮像機器。
  7. 前記V字型形状の取付溝の開口部近傍には、前記電子カメラを弾性的に保持する一組のストッパが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の撮像機器。
  8. 前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の支持凹部は、前記電子カメラの球面と略同じ曲率を有してなることを特徴とする請求項6に記載の撮像機器。
  9. 前記電子カメラは、前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の撮像機器。
  10. 前記電子カメラは、少なくともレンズと、撮像素子と、前記撮像素子から得られる画像データを出力するケーブルとを備えた略球形状のカメラ本体で構成し、
    前記ケーブルは、前記カメラ本体を挟んでレンズの取り付け面と反対側に設けられたことを特徴とする請求項6に記載の撮像機器。
  11. 少なくとも一部が球面形状に構成された電子カメラと、
    それぞれ球面で形成された支持凹部を有する第一の支持部材及び第二の支持部材が前記電子カメラを挟んで対向する位置に配置されると共に、前記第一の支持部材及び第二の支持部材には、前記支持凹部を側面に有するV字型形状の取付溝を形成し、前記電子カメラの球面を前記支持凹部にそれぞれ接触させて、前記電子カメラを回動可能に挟持して支持する支持部を有した取付凹部とを備え、
    前記電子カメラの筐体が前記取付凹部内に収容されるように構成されること
    を特徴とする撮像機器。
  12. 前記V字型形状の取付溝の開口部近傍には、前記電子カメラを弾性的に保持する一組のストッパが設けられていることを特徴とする請求項11に記載の撮像機器。
  13. 前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の支持凹部は、前記電子カメラの球面と略同じ曲率を有してなることを特徴とする請求項11に記載の撮像機器。
  14. 前記電子カメラは、前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項11に記載の撮像機器。
  15. 前記電子カメラは、少なくともレンズと、撮像素子と、前記撮像素子から得られる画像データを出力するケーブルとを備えた略球形状のカメラ本体で構成し、
    前記ケーブルは、前記カメラ本体を挟んでレンズの取り付け面と反対側に設けられたことを特徴とする請求項11に記載の撮像機器。
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