JP4493459B2 - 遊技球の排出機構 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に設けられる遊技盤と、該遊技盤の前面側に形成された遊技領域の下方位置に可変入賞装置を設け、該可変入賞装置より上方に他の入賞装置を配した遊技機の遊技球の排出機構に関する。
従来、この種の遊技機として知られているパチンコ機では、一般に、遊技盤に形成された遊技領域の略中央に中央役物が配されており、また、遊技領域の下方位置には、中央役物において所定の条件が満たされた場合に、大入賞口を所定回数を限度に繰り返し開閉することで、遊技者に遊技価値を付与可能な状態を形成するためのアタッカーが配されている。
さらに、中央役物とアタッカーとの間には、遊技球が入賞することを始動条件として、中央役物における予め定められた演出動作を開始させるための始動口が配されていた。もちろん、遊技領域には、アタッカー等の他にも遊技球を受け入れる各種入賞装置(入賞口も含む。)が配されており、各種入賞装置に入賞した遊技球は、遊技領域の背面側に導かれ球排出経路を介して遊技盤の後下方に集められて、遊技機外部に排出されていた。
ところで、アタッカーは、大入賞口の開閉機構やその駆動手段を備えるために嵩張る構成となり、通常は遊技領域の背面側まで張り出すように配される。したがって、アタッカーの上方にある中央役物や始動口等の入賞装置に入賞した遊技球を遊技機外部に排出させるために、これらの入賞装置に対応する前記球排出経路は、アタッカーを避けて迂回するように配されていた。
アタッカーの上方にある他の入賞装置に関して、入賞した遊技球が詰まらないように排出処理を速やかに行うためには、迂回させた球排出経路における傾斜角度をなるべく大きく設定する必要がある。そのために、アタッカーとその上方にある他の入賞装置とは、互いに上下方向にある程度の間隔を空けるように配さなければならず、中央役物を大型化することが困難であり、また、球排出経路に大きな傾斜角度を設けるための間隔を確保できないと、遊技球の排出処理に支障を来すという問題があった。
このような問題を解決し得る従来技術として、例えば、特許文献1に示されるように、遊技領域の略上半分に中央役物である画像表示装置が配され、その下方に始動口とアタッカーが上下に並んで配され、アタッカー自体に、その真上に位置する始動口に入賞した遊技球を流下させるための遊技球流下路を設けた技術が既に提案されている。ここで遊技球流下路の入口は、遊技球が1個ずつ落下し得る程度の大きさに開口しており、その周縁は一対のリブおよび板材で囲まれていた。
特開2004−159900号公報
しかしながら、前述したような特許文献1に記載の従来技術では、アタッカーに遊技球流下路が設けられており、始動口に入賞した遊技球を、アタッカーを迂回させることなく遊技球流下路を通して排出することができるが、この遊技球流下路の入口まで遊技球を導くための特別な経路が別途必要となり、部品点数が多くなり組み付け工数も増大し、コストアップの要因となるという問題があった。
また、遊技球流下路の入口まで遊技球を導くための特別な経路は、遊技領域の背面側の限られたスペース内における組み付け性が良くないばかりでなく、他の部品の取り付けスペースが侵食されるという設計上の問題もあった。このような問題は、始動口に限られるものではなく、アタッカーの上方に位置する他の入賞装置に関しても全く同様であり、特に遊技盤の上方にある複数の入賞装置からの遊技球を、遊技球流下路の入口まで効率良く導くことは到底困難であると考えられる。
さらに、特許文献1に記載の従来技術では、アタッカー真上にある始動口からの遊技球の排出のみを目的としているばかりでなく、この始動口のさらに上方には画像表示装置が配されることが大前提となっている。したがって、アタッカーの遊技球流下路による球の排出によって、中央役物を大型化できるとしても、中央役物に備えられた画像表示装置による遊技機のゲーム性は、あくまで画像表示を用いた限られたゲーム性になってしまうという問題もあった。
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、部品点数や組み付け工数の増大を招くことなく、可変入賞装置の上方に位置する他の入賞装置に入賞した遊技球を、可変入賞装置自体の構成によって効率良く集めると共に円滑に排出することができ、遊技球の排出経路の簡略化および排出効率の向上を実現し、さらに、中央役物に備えられた画像表示装置の大型化への対応だけでなく、画像表示装置の代わりに他の様々な構成、例えば中央役物に大入賞口や他の入賞口を設けることで中央役物の大型化にも対応することができ、中央役物に大入賞口等を設けた遊技機の新しいゲーム性のバリエーションを確実に増やすことができる遊技球の排出機構を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の項の発明に存する。
[1]遊技機(10)に設けられる遊技盤(11)と、該遊技盤(11)の前面側に形成された遊技領域(20)の下方位置に可変入賞装置(100)を設け、該可変入賞装置(100)より上方に複数の他の入賞装置(30,40等)を配した遊技機(10)の遊技球の排出機構において、
前記可変入賞装置(100)は、前記遊技領域(20)の表面に沿うように設けられた装飾板(112)と、該装飾板(112)より後方に設けられたケース体(110)と、を備え、
前記ケース体(110)は、遊技者に有利な状態と不利な状態に切換可能な可変機構を含むと共に、前記遊技盤(11)を貫通してさらに前記遊技領域(20)の背面側へ出っ張り、かつ、左右方向に広がる両端側がそれぞれ上向きに湾曲した上端面部(111)を供える立体形状に形成し、
前記遊技領域(20)の背面側を臨む前記ケース体(110)の上端側である前記上端面部(111)は、左右方向に拡がる横巾内で鉛直方向に重なる位置より落下する前記他の入賞装置(30,40等)に入賞した遊技球を広い範囲で受けるための集合樋部(120)として設け、さらに、前記集合樋部(120)が受けた遊技球を下方へ排出する貫通孔部(130)を設け、前記可変入賞装置(100)より上方に配された前記他の入賞装置(30,40等)に入賞した遊技球を排出処理し、
前記集合樋部(120)における遊技球の受け面は、その両端より中央に向かって左右方向よりそれぞれ下方へ傾斜するように設けられており、中央の最下部位に、前記ケース体(110)に設けられた前記貫通孔部(130)の入口を開口させ、
前記装飾板(112)の略中央に前記遊技領域(20)より前方へ突出して形成された入賞受枠(113)には大入賞口(101)が設けられ、
前記入賞受枠(113)の内部は前記貫通孔部(130)に連通し、前記大入賞口(101)に入賞した遊技球は前記貫通孔部(130)より排出し、
前記可変入賞装置(100)の下方における前記遊技領域(20)の最下部には、何れの入賞装置(30,40,101等)にも入賞しなかった遊技球を受け入れ、前記遊技領域(20)の外部へ排出するアウト口(70)が設けられ、
前記貫通孔部(130)は前記アウト口(70)の略直上に設けられていることを特徴とする遊技球の排出機構。
本発明は次のように作用する。
前記[1]に記載の遊技球の排出機構は、遊技機(10)の遊技領域(20)の下方位置に配された可変入賞装置(100)自体の構造をそのまま利用するように設けられ、部品点数や組み付け工数の余計な増大を招くことなく、可変入賞装置(100)より遊技領域(20)の上方に配された複数の他の入賞装置(30,40等)に入賞した遊技球を排出処理することができる。他の入賞装置(30,40等)とは、例えば、始動口(40)や中央役物(30)に入賞口が備わったもの等の何れであっても良く、その種類や数が限定されることはない。また、遊技機(10)のゲーム性に関しても、様々なバリエーションに対応させることができる。
可変入賞装置(100)は、遊技領域(20)の表面に沿うように設けられた装飾板(112)と、該装飾板(112)より後方に設けられたケース体(110)を備えており、ケース体(110)は、遊技者に有利な状態と不利な状態に切換可能な可変機構を含むと共に、遊技盤(11)を貫通してさらに遊技領域(20)の背面側へ出っ張り、かつ、左右方向に拡がる両端側がそれぞれ上向きに湾曲した上端面部(111)を備える立体形状に形成される。
遊技領域(20)の背面側を臨むケース体(110)の上端側である上端面部(111)は、左右方向に拡がる横巾内で鉛直方向に重なる位置より落下する他の入賞装置(30,40等)に入賞した遊技球を広い範囲で受ける集合樋部(120)として設けることにより、ケース体(110)の上端側が左右方向に拡がる広い範囲で、上方に位置する他の入賞装置(30,40等)に入賞して落下する遊技球を受けることができる。
したがって、他の入賞装置(30,40等)に対応させて、可変入賞装置(100)を迂回させたり、特定箇所(貫通孔部(130)の入口)にのみ遊技球を局所的に導くような特別な経路を別途設ける必要もなく、遊技球の排出経路を簡略化することができる。
さらに、ケース体(110)には、集合樋部(120)が受けた遊技球を下方へ排出する貫通孔部(130)も設けられており、集合樋部(120)の広い範囲で受けた遊技球は、貫通孔部(130)を通して遊技機(10)外部へ排出処理することができる。このように、他の入賞装置(30,40等)より遊技球を落下させる位置は、貫通孔部(130)の入口の真上に正確に位置決めする必要はなく、前記集合樋部(120)上に鉛直方向に重なる位置からであれば、何処からでも遊技球を落下させることができ、遊技球を可変入賞装置(100)自体の構成により効率良く集めると共に円滑に排出することができる。
た、前記集合樋部(120)における遊技球の受け面は、その両端より中央に向かって左右方向よりそれぞれ下方へ傾斜するように設けられており、中央の最下部位に、ケース体(110)に設けられた前記貫通孔部(130)の入口を開口させる。
このような簡易な構成により、集合樋部(120)の受け面上に落下してきた遊技球は、集合樋部(120)上で滞留することなく貫通孔部(130)の入口まで迅速に誘導されて排出されるから、集合樋部(120)上での球詰まりを未然に防止することができる。しかも、集合樋部(120)の受け面に上方から落下した遊技球は、どの位置からでも最小公倍数の時間で貫通孔部(130)まで誘導することができ、よりいっそう遊技球の排出効率を向上させることができる。
た、装飾板(112)の略中央に遊技領域(20)より前方へ突出して形成された入賞受枠(113)には大入賞口(101)が設けられ、入賞受枠(113)の内部は貫通孔部(130)に連通し、大入賞口(101)に入賞した遊技球は貫通孔部(130)より排出される。
た、可変入賞装置(100)の下方における遊技領域(20)の最下部には、何れの入賞装置(30,40,101等)にも入賞しなかった遊技球を受け入れ、遊技領域(20)の外部へ排出するアウト口(70)が設けられ、貫通孔部(130)はアウト口(70)の略直上に設けられている。
本発明に係る遊技球の排出機構によれば、部品点数や組み付け工数の増大を招くことなく、可変入賞装置の上方に位置する複数の他の入賞装置に入賞した遊技球を、可変入賞装置自体の構成によって効率良く集めると共に円滑に排出することができ、遊技球の排出経路の簡略化および排出効率の向上を可能とし、さらに、中央役物に備えられた画像表示装置の大型化への対応だけでなく、画像表示装置の代わりに他の様々な構成を備えた中央役物の大型化にも対応することができ、遊技機のゲーム性のバリエーションを確実に増やすことができる。
以下、図面に基づき本発明を代表する各種実施の形態を説明する。
図1〜図8は、本発明の第1実施の形態を示している。
本実施の形態に係る遊技球の排出機構は、遊技機10の遊技領域20に配された可変入賞装置100に設けられ、該可変入賞装置100より遊技領域20の上方に配された他の入賞装置20,30等に入賞した遊技球を排出処理するためのものである。以下、遊技機10としてパチンコ機を採用した場合を例に説明する。
先ず、遊技機10であるパチンコ機における遊技領域20の概要を説明する。
図2は、遊技機10における遊技領域20の一例を示しており、図2に示すように、遊技盤11の前面側に略円形の遊技領域20が形成されている。遊技盤11の前面側には、遊技機10の本体下部に設けられた発射装置(図示せず)によって打ち出された遊技球を遊技領域20の上方まで案内するガイドレール21が配設され、さらに遊技領域20は、遊技盤11の前面側に装着された額縁状のガラス板(図示せず)によって覆われている。
遊技領域20上には、打ち出された遊技球の落下方向に変化を与える多数の釘(図示せず)のほか、遊技球を受け入れる各種の入賞装置(入賞口を含む)として、本発明の根幹を成す可変入賞装置100、ゲーム性を定める中央役物30、始動口40、袖入賞口50等が設けられ、また、遊技球の通過ゲート60や装飾装置であるランプやLED等がそれぞれ適所に設けられている。
ここで各種の入賞装置のうち、可変入賞装置100は、遊技領域20の下方位置に配され、中央役物30は、可変入賞装置100の真上に位置する遊技領域20の略中央に配されている。また、始動口40は、可変入賞装置100と遊技領域20との間に位置するように配され、一対の袖入賞口50は、それぞれ遊技領域20の左右両側に配されている。なお、可変入賞装置100の下方における遊技領域20の最下部には、何れの入賞装置にも入賞しなかった遊技球を受け入れ、遊技領域20の外部へ排出するためのアウト口70が設けられている。
次に、本発明の根幹を成す可変入賞装置100の構成について説明する。図1は可変入賞装置100を示すものであり、同図(a)は、可変入賞装置100を前方から観た斜視図であり、同図(b)は、可変入賞装置100を後方から観た斜視図である。可変入賞装置100は、一般にアタッカーと称される大型の入賞装置であり、遊技者に有利な状態と不利な状態とに切換可能な可変機構を含むケース体110を備え、前述したように遊技領域20(図2参照)における下方位置に配されている。
ケース体110は、左右方向に拡がる両端側がそれぞれ上向きに緩やかに湾曲した上端面部111を備える図1に示す立体形状に成形されている。また、ケース体110の前面側には、遊技領域20の正面側を臨む装飾板112が一体に設けられており、この装飾板112の略中央には、遊技領域20より前方へ突出した入賞受枠113が一体に形成されている。
入賞受枠113の上側には、左右に向かってそれぞれ下方へ傾斜し、上方から落下してきた遊技球を両側へ振り分けるための傾斜板114が設けられている。この傾斜板114の両側下方には、大入賞口101が左右に分かれるように設けられ、この左右の大入賞口101をそれぞれ開閉する一対の可動部材115が、入賞受枠113の両側下方に揺動可能に枢支されている。
各可動部材115は、ケース体110内の後部両側に収められた一対のソレノイド116(図1(b)参照)によって開閉駆動され、各可動部材115とその駆動手段であるソレノイド116が前記可変機構を構成している。すなわち、可変機構を成す各可動部材115がソレノイド116の駆動によって、遊技者に有利な状態として遊技球を受け入れやすい開状態と、遊技者に不利な状態として遊技球を受け入れない閉状態とに切換可能に構成されている。なお、入賞受枠113の内部は後述する貫通孔部130に連通しており、各可動部材115が開状態の時に大入賞口101に入賞した遊技球は、貫通孔部130より排出されるようになっている。
図2および図3に示すように、可変入賞装置100のケース体110は、その装飾板112が遊技領域20の表面に沿い、装飾板112より後方の部分は、遊技盤11の後述するスイッチベース13Bに設けられた取付部位16を貫通して、さらに遊技領域20の背面側(詳しくは遊技盤11の背面側)へ出っ張っている。遊技領域20の背面側を臨むケース体110の上端側である上端面部111が、そのまま左右方向に拡がる横巾内で鉛直方向に重なる位置より落下する他の入賞装置30,40に入賞した遊技球を受けるための集合樋部120として設けられている。
図1に示すように、集合樋部120における遊技球の受け面は、その両端より中央に向かって左右方向よりそれぞれ下方へ傾斜するように設けられており、中央の最下部位に、ケース体110に設けられた貫通孔部130の入口が開口している。貫通孔部130は、前記集合樋部120が受けた遊技球を下方へ排出するためのものである。この貫通孔部130は、前記可変機構のソレノイド116やその関連部材等が配されていないケース体110内の略中央を鉛直方向に真っ直ぐ貫通するように設けられている。
また、前記入賞受枠113の内部が貫通孔部130に連通する部位には、大入賞口101に入賞した遊技球を検出するセンサ(図示せず)が設けられている。さらに、図1に示すように、ケース体110の後面部の略中央には、可変機構のソレノイド116やセンサ等の電線ないし信号線のコネクタ接続部117が集中的に配されている。
図3は、遊技盤11を背面側から観た斜視図であり、詳しく言えば遊技盤11は、遊技領域20(図2参照)を表面に形成するベース板12と、その裏面に一体に取り付ける背面ユニット13とから構成されている。さらに、背面ユニット13は、図3中の接合線Lを境として、上側の制御ベース13Aと、下側のスイッチベース13Bとを上下に組み合わせて成る。なお、制御ベース13Aには、遊技機10の各種制御を実行するための制御基板が組み付けられ、スイッチベース13Bには、主に可変入賞装置100等のスイッチ類が組み付けられる。
図4は、(遊技盤11の)背面ユニット13のみを示し、同図(a)は、背面ユニット13を前方から観た斜視図であり、同図(b)は、背面ユニット13を後方から観た斜視図である。また、図5は、背面ユニット13に可変入賞装置100および中央役物30を組み付けた状態を示し、同図(a)は、背面ユニット13を前方から観た斜視図であり、同図(b)は、背面ユニット13を後方から観た斜視図である。なお、図4,図5に示す制御ベース13Aの形状は、図3に示す制御ベース13Aの形状と微妙に異なる部位があるが(例えば図4(a)中で左端縁にある凸部等)、発明の根幹に影響を及ぼすものではない。
図4,図5に示すように、背面ユニット13には、前記可変入賞装置100および他の入賞装置30,40,50等をそれぞれ配する取付部位14〜17が予め設けられている。詳しく言えば、制御ベース13Aには、その略中央に大きく開口し、中央役物30を配する取付部位14が設けられており、その両側には、奥行き方向に凹んで袖入賞口50を配する一対の取付部位15が設けられている。
一方、スイッチベース13Bには、その下半側で左右方向に延びるように開口し、可変入賞装置100を配する取付部位16が設けられており、その中央上側には、奥行き方向に凹んで始動口40を配する取付部位17が設けられている。なお、図示省略したが、背面ユニット13を一体に取り付けるベース板12にも、各取付部位14〜17に合致する部位には、前記可変入賞装置100および他の入賞装置30,40,50等を配するための開口部が形成されている。
また、背面ユニット13には、他の入賞装置30,40等に入賞した遊技球を遊技領域20の背面側を案内して、前記集合樋部120上に落下させる落下経路18,19も予め設けられている。詳しく言えば、中央役物30に対応する落下経路18は、制御ベース13Aにある取付部位14の下端側に連なり、途中折り返して緩やかに湾曲する斜路18aと、この斜路18aの下端に連通接続され、スイッチベース13Bにある取付部位17の側方に沿って垂下する垂下路18bと、この垂下路18bの下端に連なり、緩やかに側方に延びて集合樋部120上を臨むように開口する開口路18cとから成る。
始動口40に対応する落下経路19は、スイッチベース13Bにある取付部位17の下端側に連なり、前記落下経路18の開口路18cにそのまま垂下して連通するように形成されている。なお、集合樋部120の横巾内に鉛直方向に重ならない位置にある袖入賞口50に関しては、該袖入賞口50に入賞した遊技球の落下経路は集合樋部120を迂回するように設ける必要はなく、そのまま可変入賞装置100に重ならない鉛直方向に設けると良い。もちろん、袖入賞口50に入賞した遊技球も集合樋部120に導くように落下経路を設けてもかまわない。
次に、図2を参照して、遊技領域20に配されている他の入賞装置30,40についても補足する。中央役物30は、遊技機10のゲーム性を定めるものであり、中央役物30には、大入賞口32と、この大入賞口32を開閉する一対の可動部材33が設けられている。また、中央役物30の内部には、回転可能な回転盤34が配されており、この回転盤34上には、中央役物30内に入賞した遊技球のうちの一部が入賞することで、特別な入賞として認識するための特別入賞部が設けられている。なお、中央役物30の上部にはデジタル表示部35が一体に設けられている。
始動口40は、一般に始動チャッカーと称されるものであり、その入賞口の左右両端に一対の可動部材を備え、各可動片の開閉動作により、遊技球が入賞し難い通常の閉状態と入賞しやすい開状態に変化する電動役物として構成されている。このような始動口40と前記中央役物30、それに前記可変入賞装置100を組み合わせたゲーム性としては、例えば、次のような演出が考えられる。
すなわち、始動口40への遊技球の入賞に基づき、中央役物30の各可動部材33を短時間だけ数回繰り返し開閉させる。このとき、中央役物30内に入った遊技球が特別入賞部に入賞した場合、これを条件としてデジタル表示部35で数字の可変表示を実行し、その表示結果として確定した数字のラウンド分だけ、可変入賞装置100の各可動部材115を所定時間に亘り繰り返し開閉させるように制御すること等が考えられる。なお、可変入賞装置100の開閉は、前記デジタル表示部35で確定したラウンド分だけ保証し、途中でラウンドの継続が終了してしまう事態(いわゆるパンク)は設定しないようにしても良い。
次に、第1実施の形態に係る遊技球の排出機構に関する作用を説明する。
図1に示すように遊技球の排出機構は、可変入賞装置100自体の構造をそのまま利用するように設けるから、排出機構を構成するための部品点数や組み付け工数の増大を招くことがなく、遊技機10全体の製造コストを低減することが可能となる。しかも、排出処理する遊技球の供給先である他の入賞装置30,40等は、単に可変入賞装置100よりも遊技領域20の上方に配されて遊技球を受け入れるものであれば何でも良く、その種類や数は限定されることはない。したがって、入賞装置の構造ないし種類に依存するゲーム性に関しても、様々なバリエーションに対応させることができる。
可変入賞装置100のケース体110における遊技領域20の背面側を臨む上端側を、そのまま左右方向に拡がる横巾内で鉛直方向に重なる位置より落下する遊技球を受ける集合樋部120として設けることによって、ケース体110の上端側が左右方向に拡がる広い範囲で、上方に位置する他の入賞装置30,40等に入賞して落下する遊技球を受けることができる。そのため、他の入賞装置30,40等に対応させて、可変入賞装置100を迂回させたり、特定箇所(貫通孔部130の入口)にのみ遊技球を局所的に導くような特別な経路を別途設ける必要もなくなり、遊技球の排出経路を簡略化することができる。
図6に示すように、ケース体110における集合樋部120の広い範囲で受けた遊技球は、貫通孔部130を通して遊技機10外部へ排出することができる。このように、他の入賞装置30,40等より遊技球を落下させる位置は、貫通孔部130の入口の真上に正確に位置決めする必要もなく、前記集合樋部120上に鉛直方向に重なる位置からであれば、何処からでも遊技球を落下させることができ、遊技球を可変入賞装置100自体の構成によって効率良く集めると共に、円滑に排出することができる。
図7に示すように、集合樋部120の受け面における左右方向の略中央に、貫通孔部130の入口が開口し、集合樋部120の受け面は、その両端より貫通孔部130の入口に向かって緩やかに傾斜する。このような簡易な構成により、集合樋部120の受け面上に落下してきた遊技球は、集合樋部120上で滞留することなく、貫通孔部130の入口まで迅速に誘導されて排出される。これにより、集合樋部120上における球詰まりを未然に防止することができる。
特に本実施の形態では、貫通孔部130の入口を、集合樋部120の受け面の左右方向における略中央に配置させているので、集合樋部120の受け面に上方から落下した遊技球を、どの位置からでも最小公倍数の時間で貫通孔部130まで誘導することができ、いっそう遊技球の排出効率を向上させることができる。しかも貫通孔部130は、その入口から出口にかけてケース体110内を鉛直方向に真っ直ぐ貫通しているので、可変入賞装置100における遊技球の排出機構をなおさら簡略化することができると共に、効率良く遊技球を落下させて排出することができる。
また、図4,図5に示すように、遊技盤11の背面ユニット13には、可変入賞装置100を配する取付部位16のほか、中央役物30を配する取付部位14、それに始動口40を配する取付部位17等が予め設けられているので、遊技盤11の組み立て時において、限られたスペースの遊技領域20上における入賞装置の取り付け性が向上すると共に、簡単に正確な取り付け位置に位置決めすることができ、遊技機10の製造コストを低減することができる。
さらに、遊技盤11の背面ユニット13には、各入賞装置30,40に入賞した遊技球を遊技領域20の背面側を案内して集合樋部120上に落下させる落下経路18,19も予め一体成形により設けられているので、各入賞装置30,40に入賞した遊技球を、別部品となる経路を背面ユニット13に取り付けることなく、限られたスペース内で効率良く案内して集合樋部120上に落下させることができる。
図9は、本発明の第2実施の形態を示している。
本実施の形態では、可変入賞装置100のケース体110における集合樋部120の受け面に、その一方向側(図9中で白抜き矢印がある側)から流下してきた遊技球が貫通孔部130の入口を乗り越え他方向側へ向かうのを阻止するストッパ140を設けている。このストッパ140によって、集合樋部120の傾斜する受け面上を転がる遊技球が貫通孔部130を越えて、該貫通孔部130を間とする左右の傾斜面間を振り子のように往復する動作(図8中の想像線矢印を参照)を防止することができる。
それにより、本実施の形態では、集合樋部120上における遊技球の往復動作による滞留や、連続入賞があった場合に、最初に落下してきた遊技球が振り子運動の戻り時に、次に落下してきた遊技球にぶつかることによる球同士の激突、それに遊技球がブリッチ状に互いに圧接し合うような球詰まり等を防止することができ、より円滑な遊技球の排出処理を行うことができる。
このようなストッパ140を設ける場合には、ストッパ140によって遊技球の流下が阻止されない受け面の一方向側(貫通孔部130の周縁にストッパ140がない側であり、図9中では白抜き矢印がある側)からのみ、貫通孔部130の入口へ向かって遊技球が流下するように設定する必要がある。すなわち、集合樋部120の受け面の他方向側(貫通孔部130の周縁にストッパ140がある側)には、遊技球が落下しないようにする。
あるいは、ストッパ140において、貫通孔部130の周縁で略垂直に立ちふさがる止め面とは反対側には、貫通孔部130の周縁にストッパ140がある他方向側から流下してきた遊技球のみ、その勢いでストッパ140を乗り越える程度の登り傾斜のテーパーを設けて、ストッパ140を乗り越え貫通孔部130の入口に遊技球が落下できるように設計しても良い。
このように設計するような場合には、貫通孔部130の入口周縁の何れか一方のみにストッパ140が限定されることなく、入口周縁の両側にそれぞれストッパ140を設けることも可能となるが、何れもストッパ140のある側から流下してきた遊技球の通過は許容して、貫通孔部130を間にして反対側にあるストッパ140を乗り越えてきた遊技球の通過は阻止する構造に設計する必要がある。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形態では、本発明に係る遊技機をパチンコ機に適用した場合について説明したが、遊技機はパチンコ機に限られず、遊技球を遊技媒体とするスマートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機といった他の遊技機にも同様に本発明を適用することができる。
また、前記実施の形態では、可変入賞装置100に設けた排出機構により遊技球を排出処理する他の入賞装置として、具体的には中央役物30および始動口40について説明したが、これらに限られることなく、例えば、袖入賞口50やその他の入賞装置に入賞した遊技球も処理対象としても良い。
また、中央役物30の具体的な構成は、図示したものに限定されることはなく、他に例えば、液晶ユニットから成る可変表示装置として、このような可変表示装置に備えられたセンターケース等に入賞した遊技球を排出処理するように構成しても良い。特に中央役物自体は、可変入賞装置100に設けた排出機構の存在により、大型化させることが可能となるため、様々な種類や構成のものを自由に採用することができる。
ところで、可変入賞装置100に設けた排出機構により遊技球を排出処理する他の入賞装置30,40自体は、必ずしも集合樋部120に対して鉛直方向に重なる位置に配されている必要はなく、他の入賞装置30,40等に入賞した遊技球の落下位置が集合樋部120上に重なる位置にあれば足りる。
従来は、ケース体110の上端側の横巾より外側にある入賞装置からの遊技球の排出経路は、遊技領域20に設けられる各種役物や遊技領域20の背面側に設けられる制御基板の配置等により著しく制限されていたが、本発明によれば、排出経路の設計上の自由度が大きく排出経路の配置に柔軟性が生じるため、遊技領域20に設ける中央役物等の入賞装置も同様に、今までにない位置や構造のものを自由に採用することができ、全く新しいゲーム性を演出する遊技機10を実現することも可能となる。
本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構を構成する可変入賞装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構を備える遊技盤の遊技領域を示す正面図である。 本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構を備える遊技盤を示す斜視図である。 本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構を備える遊技盤の背面ユニットを示す斜視図である。 本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構を備える遊技盤の背面ユニットに中央役物と可変入賞装置を組み付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構において排出処理する遊技球の流れを説明するための可変入賞装置の正面図である。 本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構における遊技球の排出処理を説明するための可変入賞装置の斜視図である。 本発明の第1実施の形態に係る遊技球の排出機構における遊技球の排出処理を説明するための可変入賞装置の斜視図である。 本発明の第2実施の形態に係る遊技球の排出機構における遊技球の排出処理を説明するための可変入賞装置の斜視図である。
符号の説明
10…遊技機
11…遊技盤
12…ベース板
13…背面ユニット
13A…制御ベース
13B…スイッチベース
14…取付部位
15…取付部位
16…取付部位
17…取付部位
18…落下経路
18a…斜路
18b…垂下路
18c…開口路
19…落下経路
20…遊技領域
21…ガイドレール
30…中央役物
32…大入賞口
33…可動部材
34…回転盤
35…デジタル表示部
40…始動口
50…袖入賞口
60…通過ゲート
70…アウト口
100…可変入賞装置
101…大入賞口
110…ケース体
111…上端面部
112…装飾板
113…入賞受枠
114…傾斜板
115…可動部材
116…ソレノイド
117…コネクタ接続部
120…集合樋部
130…貫通孔部
140…ストッパ

Claims (1)

  1. 遊技機に設けられる遊技盤と、該遊技盤の前面側に形成された遊技領域の下方位置に可変入賞装置を設け、該可変入賞装置より上方に複数の他の入賞装置を配した遊技機の遊技球の排出機構において、
    前記可変入賞装置は、前記遊技領域の表面に沿うように設けられた装飾板と、該装飾板より後方に設けられたケース体と、を備え、
    前記ケース体は、遊技者に有利な状態と不利な状態に切換可能な可変機構を含むと共に、前記遊技盤を貫通してさらに前記遊技領域の背面側へ出っ張り、かつ、左右方向に拡がる両端側がそれぞれ上向きに湾曲した上端面部を備える立体形状に形成し、
    前記遊技領域の背面側を臨む前記ケース体の上端側である前記上端面部は、左右方向に拡がる横巾内で鉛直方向に重なる位置より落下する前記他の入賞装置に入賞した遊技球を広い範囲で受けるための集合樋部として設け、さらに、前記集合樋部が受けた遊技球を下方へ排出する貫通孔部を設け、前記可変入賞装置より上方に配された前記他の入賞装置に入賞した遊技球を排出処理し、
    前記集合樋部における遊技球の受け面は、その両端より中央に向かって左右方向よりそれぞれ下方へ傾斜するように設けられており、中央の最下部位に、前記ケース体に設けられた前記貫通孔部の入口を開口させ、
    前記装飾板の略中央に前記遊技領域より前方へ突出して形成された入賞受枠には大入賞口が設けられ、
    前記入賞受枠の内部は前記貫通孔部に連通し、前記大入賞口に入賞した遊技球は前記貫通孔部より排出し、
    前記可変入賞装置の下方における前記遊技領域の最下部には、何れの入賞装置にも入賞しなかった遊技球を受け入れ、前記遊技領域の外部へ排出するアウト口が設けられ、
    前記貫通孔部は前記アウト口の略直上に設けられていることを特徴とする遊技球の排出機構。
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