JP2004105624A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球の動きを今までにない派手な動きをさせるようにして、遊技者が遊技球の動きに注目し、遊技の趣向性を高めることができる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技球が流下する遊技領域が設けられた遊技盤面を有する遊技盤と、前記遊技盤面に対して略垂直方向に設けられ前記遊技領域を流下する遊技球を受け入れた後に遊技球を往復揺動させる球転動面65と、前記球転動面65に遊技球を所定の場所に誘導する球誘導路への入球口66を設けた弾球遊技機において、前記球転動面65を転動する遊技球Pがその勢いによって前記入球口66を飛び越えることができる飛び越し台70を設けた弾球遊技機。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ遊技機等の弾球遊技機においては、発射装置によって発射された遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤が設けられている。そして、この遊技盤には、遊技領域を流下する遊技球を受け入れた後に該遊技球を揺動させ、その後前記遊技球を遊技盤面上に排出するステージ部が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−149546号公報 (第1−7頁,11―15頁、第2図,第6−12図)
【0004】
なお、この種の弾球遊技機においては、単に遊技球が遊技領域を流下するだけではなく、遊技者が前記ステージ部での遊技球の揺動を視覚を通じて楽しむことができる。
【0005】
しかしながら、従来の弾球遊技機においては、前記ステージ部での遊技球は左右に揺動する平面的な動きをするものがほとんどであり、前記遊技球の動きは極めて単調なものが多かった。
【0006】
そこで、遊技球の動きを今までにない派手な動きをさせるようにすれば、遊技者が遊技球の動きに注目し、遊技の趣向性を高めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような状況に鑑み提案されたもので、遊技球の動きを今までにない派手な動きをさせるようにして、遊技者が遊技球の動きに注目し、遊技の趣向性を高めることができる弾球遊技機を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の発明は、遊技球が流下する遊技領域が設けられた遊技盤面を有する遊技盤と、前記遊技盤面に対して略垂直方向に設けられ前記遊技領域を流下する遊技球を受け入れた後に遊技球を往復揺動させる球転動面と、前記球転動面に遊技球を所定の場所に誘導する球誘導路への入球口を設けた弾球遊技機において、前記球転動面を転動する遊技球がその勢いによって前記入球口を飛び越えることができる飛び越し台を設けたことを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1において、前記球転動面の入球口側の先端縁部に遊技球の進路を上方へ変化させるそり返し片を設けたことを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記球転動面が第一の球転動面と、該第一の球転動面から前記入球口を飛び越した遊技球が着地する第二の球転動面とからなることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3において、前記第一の球転動面の長さが前記第二の球転動面の長さより長いことを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0012】
請求項5の発明は、請求項3または4において、前記第一の球転動面の入球口側の先端縁部が、前記第二の球転動面の入球口側の先端縁部より高いことを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0013】
請求項6の発明は、請求項3ないし5のいずれか1項において、前記第一の球転動面の入球口側とは反対側の縁部へ遊技球を送り出す球転動面誘導路が設けられ、前記球転動面誘導路は遊技球を略垂直に誘導する垂直誘導路を有することを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項において、前記球誘導路により誘導された遊技球が再び前記遊技盤面上の遊技領域を流下することを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0015】
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項において、前記遊技領域に、遊技球が入賞することにより遊技者に特典を与える入賞口を設け、前記球誘導路により遊技球が前記入賞口の直上に誘導されることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0016】
請求項9の発明は、請求項3ないし8のいずれか1項において、前記第一の球転動面と第二の球転動面の下方に、少なくとも遊技球を往復揺動させる第三の球転動面が設けられていることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0017】
請求項10の発明は、請求項9において、前記第三の球転動面が、少なくとも前記第一の球転動面または前記第二の球転動面と連通するように設けられていることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0018】
請求項11の発明は、請求項9または10において、前記第三の球転動面が前記球誘導路の一部を構成することを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0019】
請求項12の発明は、請求項3ないし11のいずれか1項において、前記遊技領域に図柄を変動表示する画像表示部が設けられ、前記第一ないし第三の球転動面が前記画像表示部の下方近傍に設けられていることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0020】
請求項13の発明は、請求項1ないし12のいずれか1項において、前記球誘導路によって誘導されている遊技球が視認可能であることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0021】
請求項14の発明は、請求項3ないし13のいずれか1項において、前記球誘導路が前記第一の球転動面の直下に設けられていることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に基づきこの発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る弾球遊技機全体の正面図、図2は同遊技機の遊技盤の正面図、図3は同遊技機の表示装置の部分拡大斜視図、図4は同遊技機の球転動面の斜視図、図5は同球転動面形成部の表側正面図および裏側正面図、図6は同球転動面における遊技球の転動の様子を示す図、である。
【0023】
図1および図2に示す弾球遊技機1は、枠体2の内側に遊技盤3が着脱交換可能に収容されており、その遊技盤3に遊技球の外側誘導レール4および内側誘導レール5が略円形に立設され、前記外側誘導レール4と内側誘導レール5によって囲まれた遊技領域6が設けられている。前記枠体2には、遊技球払出口(図示せず)より払い出された遊技球を受ける遊技球供給皿(上側球受け皿とも称される)36、前記遊技球供給皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、遊技状態を報知するランプ表示器34、35および音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ8、遊技者による発射レバー92の操作に応じて遊技球を遊技盤3の遊技領域6に向けて発射する発射装置(図示せず)等がそれぞれ組み付けられている。また、前記遊技球供給皿36の右側上面には、この遊技球供給皿36の遊技球を球抜きして前記下側球受け皿37へ移すための球返却ボタン33が設けられている。
【0024】
図2に示すように、この実施例の遊技盤3における遊技領域6が設けられた遊技盤面6Aには、その中心線上に上部から下部に向かって順に液晶表示器(TFT−LCDモジュール)等からなる画像表示部50を有する表示装置9、普通電動役物である始動入賞口11、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また前記表示装置9の両側には風車22a,22b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲート19および普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。前記種々の入賞口に遊技球が入賞すると所定数の遊技球が賞品球として払い出される。また、この実施例の遊技盤面6Aには遊技領域6を流下する遊技球を誘導する遊技釘(図示せず)が適宜設けられている。この実施例における弾球遊技機1の遊技領域とは、遊技球がさまざまな方向に流下等する領域であり、前記遊技領域は遊技盤面6Aに設けられた遊技領域6と、後述する表示装置9が備える球転動面65A等である。なお、図中の符号39Lは左サイド飾りランプ、39Rは右サイド飾りランプである。
【0025】
また、前記遊技盤3の背面(裏面)には、始動入賞口11に入賞した遊技球を検出する特別図柄変動開始スイッチ(始動入賞口センサ)が設けられている。そして、前記特別図柄変動開始スイッチによって入賞球が検出されると、前記表示装置9における画像表示部50の各表示領域で特別図柄が変動を開始し、所定時間変動表示後、予め設定された順で特別図柄が変動停止して、停止図柄の組合せが確定表示されるようになっている。そして、前記確定表示された停止図柄の組合せが、予め決められた特定の大当たり図柄組合せ、例えば、同一図柄の組合せからなる通称ぞろ目であると、大当たり状態(特別遊技状態)に移行する。大当たり状態になると、前記大入賞口15の開閉板が開いて遊技領域6を流下してくる遊技球を受け止め、大入賞口15内へ入賞可能にする。図中の符号51はLED等からなる特別図柄変動数記憶表示器であり、特別図柄変動中に前記始動入賞口11に入賞した球の個数、すなわち特別図柄の変動を開始する回数を保留回数(この例では最高4回)として前記特別図柄変動数記憶表示器51に表示し、記憶数の減少によって前記表示器51の表示個数を減らすようになっている。
【0026】
前記特別図柄変動開始スイッチの他に遊技盤3の背面に設けられているものとして、前記普通図柄変動開始用左ゲート19および普通図柄変動開始用右ゲート21を通過する遊技球を検出する普通図柄変動開始スイッチ等がある。この普通図柄変動開始スイッチで両ゲート19,21を通過する遊技球を検出することによって、前記画像表示部50の上方左隅に設けた普通図柄表示部50Aでの図柄変動を開始させるようになっている。そして、前記普通図柄表示部50Aにおいて図柄変動した後に確定表示された図柄が予め設定されている特定の図柄であった場合には、小当たり(普通図柄当たり)となり、前記始動入賞口11の可動片11a,11bの拡開開放を所定時間行うようになっている。図中の符号47はLED等からなる普通図柄変動数記憶表示器であり、前記普通図柄変動開始用左ゲート19および普通図柄変動開始用右ゲート21を遊技球が通過することによって発生する図柄変動開始の数を、現在変動中のものを除いて保留回数(この例では最高4回)として記憶し表示するようになっている。
【0027】
なお、図2に示すワープ入賞口W1から前記始動入賞口11に向けた矢印は、以下に詳述する遊技球の進路を表している。
【0028】
前記表示装置9は、図3に示すように、ワープ入球口W1と、球転動面誘導路62と、球転動面65とを備えている。
【0029】
ワープ入球口W1は、前記遊技領域6を流下する遊技球を受け入れ可能な開口部であり、該入球口W1は表示装置9の上方中央付近に設けられている。
【0030】
球転動面誘導路62は、これを通過する遊技球を略垂直に誘導する垂直誘導路63と、該垂直誘導路63の下部に設けられたワープ排出口W2を有している。
前記垂直誘導路63の上端は、前記ワープ入球口W1に入球した遊技球を水平方向(図では左方向)に誘導する水平誘導路61と接続されており、該誘導路61を転動した遊技球は、その後垂直誘導路63によって略垂直方向(図では下方)に誘導される。そして、この略垂直方向に誘導されて勢いのついた遊技球は前記ワープ排出口W2から後述する球転動面65(後述の実施例では第一の球転動面65A)の縁部へ送り出される。
【0031】
球転動面65は、前記遊技盤面6Aに対して略垂直方向に設けられており、前記ワープ入球口W1に入球してワープ排出口W2から送り出された遊技球を受け入れた後に遊技球を往復揺動等させるものである。この球転動面65は遊技球1球が通過できる幅を有しており、前記球転動面65にはその幅と同じ開口部である入球口66が設けられている。この入球口66は遊技球を所定の場所に誘導する球誘導路67と通じている。前記入球口66から入球し球誘導路67によって誘導された遊技球は、前記誘導路67と通じる球誘導路排出口67Aから排出されて再び遊技領域6を流下する。なお、前記球誘導路67によって誘導されている遊技球は窓部68により遊技者が視認可能となっている(後述の実施例参照。)。前記球誘導路排出口67Aから排出された遊技球は、前記遊技領域6に設けた遊技者に特典(ここでは特別遊技)を与える入賞口(実施例では始動入賞口11)の直上に誘導される。
【0032】
前記球転動面65の幅は上述したものに限られず、その幅を遊技球が2球以上左右に並んで通過できるようなものとしてもよい。そして、この球転動面65に遊技球が少なくとも1球入球し、該遊技球を所定の場所に誘導する球誘導路67への入球口を設けるようにしてもよい。
【0033】
また、前記球転動面65は、これを転動する遊技球に勢いがある場合には、該遊技球の勢いによって前記入球口66を飛び越えることができる飛び越し台70を備えている。この飛び越し台70は、これと隣接する入球口66側とは反対側から該入球口66に向けて高くなるように傾斜している。そこで、前記球転動面65を転動する遊技球に勢いがある場合には、その遊技球が前記飛び越し台70の傾斜に沿った進路で前記入球口66側へ進むことにより、該遊技球が入球口66を飛び越えることができる。
【0034】
さらに、この球転動面65の入球口66側の先端縁部にはそり返し片71が設けられている。このそり返し片71は、前記飛び越し台70の傾斜角度よりも大きな傾斜角度を有しており、飛び越し台70の傾斜に沿った進路で前記入球口66側へ進む遊技球の進路を前記飛び越し台70の傾斜角度よりも上方へ変化させることができる。これにより、前記遊技球が入球口66を飛び越えやすくなるという効果もある。
【0035】
以下に図4ないし図6等を用い、実施例における前記球転動面65の構成等をより詳細に説明する。この実施例における球転動面65は、第一の球転動面65Aと、第二の球転動面65Bとにより構成されている。
【0036】
第一の球転動面65Aは、図2から理解されるように、前記画像表示部50の下方近傍に設けられており、前記球転動面誘導路62のワープ排出口W2から前記入球口66に向けて湾曲した遊技球の転動面とされ、該球転動面65Aはその入球口66側の先端縁部がワープ排出口W2側の先端縁部より高くなっている。
前記ワープ排出口W2から第一の球転動面65Aに隣接する入球口66側とは反対側の縁部へ送り出され、かつ勢いがついている遊技球Pはその勢いにより、図6に示すように、前記球転動面65Aを前記入球口66側へ向けて転動する。その後、前記遊技球は第一の球転動面65Aが備える飛び越し台70の傾斜に沿って転動し、遊技球が該飛び越し台70と前記球転動面65Aの先端縁部のそり返し片71により入球口66を飛び越える。本発明の弾球遊技機では、遊技球の動きを第一の球転動面65Aでの左右の転動と入球口66を飛び越える縦方向への移動とを含む派手なものとすることができる。
【0037】
一方、勢いのない遊技球は第一の球転動面65Aを前記飛び越し台70に向けて転動するが、その後この遊技球は前記球転動面65Aの最も低くなった位置(底部)65A1から図6に示す遊技領域6または第三の球転動面65Cに向けて転動する。なお、前記底部65A1は遊技球通路65Dおよび第三の球転動面65Cに向けて緩やかに傾斜している。前記第三の球転動面65Cについては後に詳述する。
【0038】
第二の球転動面65Bは、前記第一の球転動面65Aと同様に画像表示部50の下方近傍に設けられており、該第二の球転動面65Bは上述した第一の球転動面65Aから前記入球口66を飛び越した遊技球が着地するものである。この第二の球転動面65Bについても、これと隣接する前記入球口66側からその反対側に向けて湾曲した遊技球の転動面とされ、該球転動面65Bはその入球口66側の先端縁部と該入球口66側とは反対側の先端縁部が球転動面65Bの中央部より高くなっている。第二の球転動面65Bに着地した遊技球は、該球転動面65Bに隣接する入球口66側とは反対側に向けて転動した後、前記入球口66側に向けて転動する。そして、前記遊技球が第二の球転動面65Bの中央部より高くなった前記入球口66に向けて該球転動面65Bを登りきった場合には、遊技球が入球口66に入球する。
【0039】
一方、前記第二の球転動面65Bを登りきれなかった遊技球は、該球転動面65Bの最も低くなった位置(底部)65B1から図示する遊技領域6または第三の球転動面65Cに向けて転動する。なお、前記底部65B1は遊技球通路65Eおよび第三の球転動面65Cに向けて緩やかに傾斜している。
【0040】
また、この実施例では、図4に示すように、前記第一の球転動面65Aの長さL1が前記第二の球転動面65Bの長さL2より長くなっている。前記ワープ排出口W2から第一の球転動面65Aに送り出された遊技球等は、これらに勢いがある場合と勢いがない場合とでは該球転動面65Aを転動する遊技球が異なった動きをする。遊技球に勢いがある場合には、前述したように、遊技球が前記入球口66を飛び越える派手な動きをする。一方、前記遊技領域6を流下する遊技球が遊技釘に衝突して跳ね返ることにより前記第一の球転動面65Aに飛び込んだ場合には遊技球に勢いがなく、該遊技球は湾曲した第一の球転動面65Aを失速するまで左右に往復揺動する。
【0041】
さらに、この実施例では前記第一の球転動面65Aの入球口66側の先端縁部が、前記第二の球転動面65Bの入球口66側の先端縁部より高さHだけ高くなっている。そこで、第一の球転動面65Aを転動する遊技球に勢いがある場合には、前記入球口66を飛び越えた遊技球が前記球転動面65Aより低い位置にある第二の球転動面65Bに容易かつ確実に着地することができる。なお、この球転動面65Bにも前記遊技釘により跳ね返った遊技球が飛び込むことがある。
【0042】
図5に示すように、前記第一の球転動面65Aの直下には球誘導路67が設けられている。この球誘導路67はその一端が前記入球口66と通じており、他端は球誘導路排出口67Aと通じている。そして、球誘導路67は前記入球口66に入球した遊技球を前記排出口67Aにスムーズに導くため、該球誘導路67の底部が入球口66から該排出口67Aに向けて傾斜した球誘導路側壁67Bにより構成されている。
【0043】
前記球誘導路67の側面部67Cであって弾球遊技機1の前面側には、複数の窓部68が設けられている。この実施例における窓部68は、前記側面部67Cと球誘導路67とを貫通する3つの穴で構成されている。そこで、球誘導路67によって前記球誘導路排出口67Aへ誘導されている遊技球が前記窓部68によって遊技者に視認可能となっている。なお、前記窓部68を構成する貫通穴の穴径は、遊技者が前記誘導されている遊技球を確認することができる適宜の大きさとすればよい。
【0044】
球誘導路67により前記球誘導路排出口67Aに誘導された遊技球は、図6に示すように、該排出口67Aから再び遊技領域6に排出され、排出された遊技球は前記遊技領域6を流下する。この遊技領域6には前記始動入賞口11が設けられており、該始動入賞口11は球誘導路排出口67Aの直下に位置している。この球誘導路排出口67Aは、その開口部が遊技球の直径よりもやや大きく形成されている。そこで、前記排出口67Aから排出された遊技球は、これに外部から力が加わらない限り、前記球誘導路67により前記入賞口11の直上に誘導される。
【0045】
加えて、実施例の弾球遊技機1においては、前記画像表示部50の下方近傍であって第一の球転動面65Aと第二の転動面65Bの下方に第三の球転動面65Cが設けらている。第三の球転動面65Cは、その両端が前記第一の球転動面65Aの底部65A1および前記第二の球転動面65Bの底部65B1とそれぞれ連通するように設けられている。この球転動面65Cは湾曲した遊技球の転動面とされており、前記底部65A1,65B1から受け入れた遊技球を左右に往復揺動させる。したがって、本発明の弾球遊技機は遊技者が前述した第一および第二の球転動面65A,65Bでの遊技球の動きを楽しんだ後に、さらに遊技者が第三の球転動面65Cでの遊技球の動きを楽しむことができる。また、前記球転動面65Cは前記遊技釘により跳ね返って球転動面65Cに飛び込んだ遊技球をも往復揺動させる。そこで、遊技者は前記飛び込んだ遊技球が往復揺動する動きをも楽しむことができる。
【0046】
第三の球転動面65Cは遊技領域6に向けて緩やかに傾斜した底部65C1を備えており、前記球転動面65Cで往復揺動を繰り返した後に失速した遊技球は前記底部65C1によって前記遊技領域6に誘導される。底部65C1は、球誘導路排出口67Aの下方に設けられている。前述したように、前記球誘導路67により誘導された遊技球は前記排出口67Aから排出されて遊技領域6に誘導され、該排出口67の下方に設けた第三の球転動面65Cの底部65C1は球誘導路67の一部を構成している。
【0047】
本発明の弾球遊技機においては前記底部65C1も前記始動入賞口11の直上に設けられており、第三の球転動面65Cで失速した遊技球も始動入賞口11の直上に誘導される場合がある。そこで、遊技者は第一ないし第三の球転動面での遊技球の動きを楽しんだ後は、遊技球が始動入賞口11へ入賞することを期待しながら遊技を楽しむこともできる。
【0048】
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。上記実施例では、第一の球転動面65Aが備える飛び越し台70が前記入球口66に向けて高くなるように傾斜しているが、これに限定されない。例えば、前記飛び越し台70を入球口66に向けて低くなるように傾斜させ、この傾斜で勢いのついた遊技球が前記入球口66を飛び越えることができるようにしてもよい。
【0049】
また、上記実施例では、球誘導路67の側面部67Cに遊技者が前記球誘導路67によって誘導される遊技球を視認可能な窓部68が設けられている。実施例では前記窓部68が複数の貫通穴により構成されているが、これに限定されず、例えば前記側面部67Cを透明な樹脂を用いて構成し、遊技者がこの樹脂を介して遊技球を視認可能となるようにしてもよい。
【0050】
さらに、上記実施例では、画像表示部50の下方近傍に設けた第三の球転動面65Cが第一の球転動面65Aおよび第二の球転動面65Bと連通するように設けられているがこれに限定されない。例えば、前記第三の球転動面65Cを前記第一の球転動面65Aのみ、または前記第二の球転動面65Bのみとそれぞれ連通するように設けてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、請求項1の発明に係る弾球遊技機においては、遊技盤面に対して略垂直方向に設けられ遊技領域を流下する遊技球を受け入れた後に遊技球を往復揺動させる球転動面と、前記球転動面に遊技球を所定の場所に誘導する球誘導路への入球口を備え、前記球転動面を転動する遊技球がその勢いによって前記入球口を飛び越えることができる飛び越し台が設けられている。そこで、遊技球が前記入球口を飛び越えるという今までにない派手な動きをさせるようにして、遊技者が遊技球の動きに注目し、遊技の趣向性を高める弾球遊技機を提供することができる。
【0052】
請求項2の発明においては、前記球転動面の入球口側の先端縁部に遊技球の進路を上方へ変化させるそり返し片を設けており、前記入球口を飛び越える遊技球の進路をより上方へ変化させ、遊技球の動きをより派手なものとすることができる。
【0053】
請求項3の発明においては、前記球転動面が第一の球転動面と、該第一の球転動面から前記入球口を飛び越した遊技球が着地する第二の球転動面とからなり、遊技者が二つの球転動面での遊技球の動きを楽しむことができ、遊技の趣向性をより高めることができる。
【0054】
請求項4の発明においては、前記第一の球転動面の長さが前記第二の球転動面の長さより長くなっており、前記第一の球転動面での遊技球の動きを遊技者に強調することができる。
【0055】
請求項5の発明においては、前記第一の球転動面の入球口側の先端縁部が、前記第二の球転動面の入球口側の先端縁部より高くなっており、第一の球転動面の入球口側の先端縁部を離れた遊技球が第二の球転動面に着地する際の容易性、確実性を増加させることができる。
【0056】
請求項6の発明においては、前記第一の球転動面の入球口側とは反対側の縁部へ遊技球を送り出す球転動面誘導路が設けられ、前記球転動面誘導路は遊技球を略垂直に誘導する垂直誘導路を有している。そこで、前記垂直誘導路により勢いのついた遊技球を第一の球転動面の入球口側とは反対側の先端縁部へ送り出すことができる。
【0057】
請求項7の発明においては、前記球誘導路により誘導された遊技球が再び前記遊技盤面上の遊技領域を流下し、遊技者は前記球転動面における遊技球の動きを楽しんだ後は、遊技者が再び遊技盤面上の遊技領域を流下する遊技球の動きを楽しむことができる。
【0058】
請求項8の発明においては、前記遊技領域に、遊技球が入賞することにより遊技者に特典を与える入賞口を設け、前記球誘導路により遊技球が前記入賞口の直上に誘導される。そこで、遊技球が入賞口に入賞し易くなり遊技者が特典を得やすいようにすることができる。
【0059】
請求項9の発明においては、前記第一の球転動面と第二の球転動面の下方に、少なくとも遊技球を往復揺動させる第三の球転動面が設けられており、遊技者が前記第三の転動面における遊技球の動きにも注目し、遊技の趣向性をさらに高めることができる。
【0060】
請求項10の発明においては、前記第三の球転動面が、少なくとも前記第一の球転動面または前記第二の球転動面と連通するように設けられている。そこで、遊技者が第一または第二の球転動面での遊技球の動きを楽しんだ後、遊技球が両球転動面から第三の球転動面に受け入れられた場合には、遊技者が前記第三の球転動面における遊技球の動きを楽しむことができるような遊技球の動きを演出することができる。
【0061】
請求項11の発明においては、前記第三の球転動面が前記球誘導路の一部を構成しており、第三の球転動面を往復揺動した遊技球も再び遊技領域に誘導され、遊技者は遊技領域を流下する遊技球の動きに注目しながら遊技を楽しむことができる。
【0062】
請求項12の発明においては、前記遊技領域に図柄を変動表示する画像表示部が設けられ、前記第一ないし第三の球転動面が前記画像表示部の下方近傍に設けられている。そこで、遊技者は画像表示部で変動表示する図柄の動きに注目しながら第一ないし第三の転動面での遊技球の動きも楽しむことができ、より遊技の趣向性を高めることができる。
【0063】
請求項13の発明においては、前記球誘導路によって誘導されている遊技球が視認可能であり、遊技者は球誘導路によって誘導されている遊技球の動きも楽しむことができる。
【0064】
請求項14の発明においては、前記球誘導路が前記第一の球転動面の直下に設けられており、第一の球転動面直下の空間を有効に利用して球誘導路を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る弾球遊技機全体の正面図である。
【図2】同遊技機の遊技盤の正面図である。
【図3】同遊技機の表示装置の部分拡大斜視図である。
【図4】同遊技機の球転動面の斜視図である。
【図5】(a)は同球転動面形成部の表側正面図、(b)はその裏側正面図である。
【図6】同球転動面における遊技球の転動の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
3 遊技盤
6 遊技領域
6A 遊技盤面
11 始動入賞口
50 画像表示部
62 球転動面誘導路
63 垂直誘導路
65 球転動面
65A 第一の球転動面
65B 第二の球転動面
65C 第三の球転動面
66 入球口
67 球誘導路
68 窓部
70 飛び越し台
71 そり返し片
L1 第一の球転動面の長さ
L2 第二の球転動面の長さ
P 遊技球

Claims (14)

  1. 遊技球が流下する遊技領域が設けられた遊技盤面を有する遊技盤と、
    前記遊技盤面に対して略垂直方向に設けられ前記遊技領域を流下する遊技球を受け入れた後に遊技球を往復揺動させる球転動面と、
    前記球転動面に遊技球を所定の場所に誘導する球誘導路への入球口を設けた弾球遊技機において、
    前記球転動面を転動する遊技球がその勢いによって前記入球口を飛び越えることができる飛び越し台を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記球転動面の入球口側の先端縁部に遊技球の進路を上方へ変化させるそり返し片を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記球転動面が第一の球転動面と、該第一の球転動面から前記入球口を飛び越した遊技球が着地する第二の球転動面とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記第一の球転動面の長さが前記第二の球転動面の長さより長いことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記第一の球転動面の入球口側の先端縁部が、前記第二の球転動面の入球口側の先端縁部より高いことを特徴とする請求項3または4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記第一の球転動面の入球口側とは反対側の縁部へ遊技球を送り出す球転動面誘導路が設けられ、前記球転動面誘導路は遊技球を略垂直に誘導する垂直誘導路を有することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  7. 前記球誘導路により誘導された遊技球が再び前記遊技盤面上の遊技領域を流下することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  8. 前記遊技領域に、遊技球が入賞することにより遊技者に特典を与える入賞口を設け、前記球誘導路により遊技球が前記入賞口の直上に誘導されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  9. 前記第一の球転動面と第二の球転動面の下方に、少なくとも遊技球を往復揺動させる第三の球転動面が設けられていることを特徴とする請求項3ないし8のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  10. 前記第三の球転動面が、少なくとも前記第一の球転動面または前記第二の球転動面と連通するように設けられていることを特徴とする請求項9に記載の弾球遊技機。
  11. 前記第三の球転動面が前記球誘導路の一部を構成することを特徴とする請求項9または10に記載の弾球遊技機。
  12. 前記遊技領域に図柄を変動表示する画像表示部が設けられ、前記第一ないし第三の球転動面が前記画像表示部の下方近傍に設けられていることを特徴とする請求項3ないし11のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  13. 前記球誘導路によって誘導されている遊技球が視認可能であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  14. 前記球誘導路が前記第一の球転動面の直下に設けられていることを特徴とする請求項3ないし13のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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