JP4492790B2 - 内燃機関用燃料噴射制御装置 - Google Patents
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Description
(1a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段。
(1b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として前記圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(1c)噴射開始タイミングが検出されたときに圧力差に対して基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットして該噴射タイマの計時動作を開始させる噴射開始時処理手段。
(1d)噴射タイマが計時動作を行っている間噴射パルスを発生させる噴射パルス発生手段。
(1e)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(1f)噴射パルスが発生しているときに吸気管内圧力を一定の時間間隔でサンプリングする吸気管内圧力サンプリング手段。
(1g)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているときに、大気圧と新たにサンプリングされた吸気管内圧力との圧力差に対して、インジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測している時間に加算する補正噴射時間を演算して、該補正噴射時間を噴射タイマに再セットする噴射動作時補正処理手段。
(2a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段と、
(2b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(2c)噴射開始タイミングが検出されたときに前記圧力差に対して前記基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットしてその暫定駆動時間の計測を開始させるとともに噴射パルスを発生させる噴射開始時処理手段。
(2d)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(2e)噴射パルスが発生しているときに吸気管内圧力を一定の時間間隔でサンプリングする吸気管内圧力サンプリング手段。
(2f)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているときに、大気圧と新たにサンプリングされた吸気管内圧力との圧力差に対して、インジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測している時間に加算する補正噴射時間を演算して、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いときに噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする噴射動作時補正処理手段。
(3a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段。
(3b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(3c)噴射開始タイミングが検出されたときに圧力差に対して基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットしてその暫定駆動時間の計測を開始させるとともに噴射パルスを発生させる噴射開始時処理手段。
(3d)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(3e)噴射パルスが発生しているときに一定の時間間隔で吸気管内圧力をサンプリングする吸気管内圧力サンプリング手段。
(3f)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧との圧力差に対してインジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測した時間に加算する補正噴射時間を演算して、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いと判定されたときに噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする噴射動作時補正処理手段。
(4a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段。
(4b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として前記圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(4c)噴射開始タイミングが検出されたときに圧力差に対して基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットしてその暫定駆動時間の計測を開始させるとともに噴射パルスを発生させる噴射開始時処理手段。
(4d)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(4e)噴射パルスが発生しているときに一定の時間間隔で吸気管内圧力をサンプリングする吸気管内圧力サンプリング手段。
(4f)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧との圧力差に対してインジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測した時間に加算する補正噴射時間を演算して、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いと判定されたときに噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする噴射動作時補正処理手段。
(4g)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示していないとき、または新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くはないときに前記噴射パルスを消滅させる噴射終了時処理手段。
(5a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段。
(5b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として前記圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(5c)噴射開始タイミングが検出されたときに圧力差に対して基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットしてその暫定駆動時間の計測を開始させるとともに噴射パルスを発生させる噴射開始時処理手段。
(5d)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(5e)噴射パルスが発生しているときに一定の時間間隔で吸気管内圧力をサンプリングする吸気管内圧力サンプリング手段。
(5f)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧との圧力差に対してインジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測した時間に加算する補正噴射時間を演算して、演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いときに噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする噴射動作時補正処理手段。
(5g)新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くはないときに前記噴射パルスを消滅させる噴射終了時処理手段。
(6a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段。
(6b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(6c)噴射開始タイミングが検出されたときに圧力差に対して基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットしてその暫定駆動時間の計測を開始させるとともに噴射パルスを発生させる噴射開始時処理手段。
(6d)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(6e)噴射タイマが計時動作を完了したときに吸気管内圧力をサンプリングする吸気管内圧力サンプリング手段。
(6f)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているときに、大気圧と新たにサンプリングされた吸気管内圧力との圧力差に対してインジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測した時間に加算する補正噴射時間を演算して、噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする噴射動作時補正処理手段。
(6g)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示していないとき、または新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くはないときに前記噴射パルスを消滅させる噴射終了時処理手段。
(7a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段。
(7b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として前記圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(7c)噴射開始タイミングが検出されたときに前記圧力差に対して基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットしてその暫定駆動時間の計測を開始させるとともに噴射パルスを発生させる噴射開始時処理手段。
(7d)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(7e)噴射タイマが計時動作を完了したときに吸気管内圧力をサンプリングする吸気管内圧力サンプリング手段。
(7f)吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧との圧力差に対してインジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測した時間に加算する補正噴射時間を演算して、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いときに前記噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする噴射動作時補正処理手段。
(8a)噴射開始タイミングを検出する噴射開始タイミング検出手段。
(8b)吸気管内圧力が大気圧に等しいときの燃料の噴射時間を基準噴射時間として前記圧力差以外の制御条件に対して演算する基準噴射時間演算手段。
(8c)噴射開始タイミングが検出されたときに前記圧力差に対して基準噴射時間を補正することにより求めた暫定噴射時間に無効噴射時間を加えた時間を暫定駆動時間として該暫定駆動時間を噴射タイマに計測させるように該噴射タイマをセットしてその暫定駆動時間の計測を開始させるとともに噴射パルスを発生させる噴射開始時処理手段。
(8d)噴射パルスが発生している間インジェクタを駆動するインジェクタ駆動回路。
(8e)噴射パルスが発生しているとき一定の時間間隔で吸気管内圧力をサンプリングする第1の吸気管内圧力サンプリング手段。
(8f)噴射タイマが計時動作を完了したときに吸気管内圧力をサンプリングする第2の吸気管内圧力サンプリング手段。
(8g)第1の吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているときに新たにサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧との圧力差に対してインジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマが既に計測した時間に加算する補正噴射時間を演算して、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いと判定されたときに噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする噴射動作時補正処理手段。
(8h)第2の吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているときに該第2の吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧との圧力差に対して前記インジェクタの駆動時間を補正するために前記噴射タイマが既に計測した時間に加算する補正噴射時間を演算して、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いと判定されたときに前記噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように前記噴射タイマを再セットし、前記第2の吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示していないとき、または新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くはないときに前記噴射パルスを消滅させる噴射終了時処理手段。
第1の実施形態
図1は本発明に係わる燃料噴射制御装置が組み込まれる内燃機関制御装置の構成例を示した構成図である。図示の内燃機関1は単気筒の4サイクル機関で、シリンダ1aと、ピストン1bと、ピストン1bにコンロッドを介して連結されたクランク軸1cと、吸気ポート1d及び排気ポート1eを有するシリンダヘッド1fと、吸気ポート及び排気ポートをそれぞれ開閉する吸気バルブ1g及び排気バルブ1hと、クランク軸1cにより駆動されるカム軸1iと、カム軸1iの回転に伴って吸気バルブ1g及び排気バルブ1hを駆動するバルブ駆動機構1jと、吸気ポート1dに接続された吸気管1kとを備えており、吸気管1k内にはスロットルバルブ1mが設けられている。内燃機関1のシリンダヘッドには点火プラグ2が取り付けられ、点火プラグ2は、点火コイルIGの二次コイルに高圧コードを通して接続されている。
Q=C・(ΔP)1/2・t …(1)
ここで、異なる圧力差ΔP1及びΔP2で同一の量の燃料を噴射するための噴射時間をそれぞれt1及びt2とすると、
C・(ΔP1)1/2・t1=C・(ΔP2)1/2・t2 …(2)
(2)式より、
t2=t1(ΔP1)1/2/(ΔP2)1/2 …(3)
となる。即ち、圧力差ΔP1に対して噴射時間t1が求められている場合、新たに求められた圧力差P2に対する噴射時間t2を(3)式から求めることができる。
Pf=Pf+a−Pa …(4)
で与えられ、ほぼ一定値を示す。
このとき基準噴射時間TAは、
TA=Q・{1/C・(Pf)1/2 } …(5)
で与えられる。ここで、インジェクタ定数をkinj=C・(Pf)1/2とすると、基準噴射時間TAは、
TA=Q/kinj …(6)
で与えられる。
Ty=TA・{C(Pf)1/2}/C(Pf+ΔP)1/2 …(7)
により求められる。(7)式のTAに(5)式を代入すると、
Ty=Q・{1/C(Pf+ΔP)1/2} …(8)
(7)式において、
C・(Pf)1/2 =kx …(9)
C・(Pf+ΔP)1/2 =ky …(10)
とおく。本発明では、上記kx及びkyをそれぞれ第1の補正係数及び第2の補正係数と呼ぶ。これらの補正係数と基準噴射時間TAとを用いて下記の式により、大気圧と吸気管内圧力との圧力差がΔP2のときの噴射時間Tyを演算する。
Ty=TA×(kx/ky) …(11)
図15(A)は吸気管内圧力Pyの変化を示し、同図(B)は噴射パルスVjを示している。また同図(C)及び(D)はそれぞれ噴射開始タイミングt1及び噴射終了タイミングt4を示し、同図(E)は1msec間隔で到来する吸気管内圧力のサンプルタイミングを示している。本実施形態では、図15(E)の一連のサンプルタイミングの内、噴射パルスが発生している間に到来するタイミングt2,t3及びt4でサンプリングした吸気管内圧力を用いて有効噴射時間の補正を行う。図15において、Py1ないしPy4はそれぞれタイミングt1ないしt4においてサンプリングされた吸気管内圧力を示し、Ty1は噴射開始タイミングt1で演算された暫定噴射時間を示している。またTy2及びTy3はそれぞれサンプルタイミングt2及びt3でサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧とから求めた補正係数を用いて演算した補正噴射時間を示し、T1はタイミングt1,t2間の時間、Tsはサンプル間隔を示している。
噴射開始タイミングt1が検出されたときには、先ず吸気管内圧力Py1をサンプリングし、新たにサンプリングした吸気管内圧力P1と大気圧との差ΔP1を用いて第2の補正係数ky1を演算する。そして、この第2の補正係数と、吸気管内圧力が大気圧に等しいときの補正係数である第1の補正係数kxと、新たにサンプリングした吸気管内圧力P1と大気圧との圧力差ΔP1とを用いて、吸気管内圧力が大気圧に等しいときの噴射時間である基準噴射時間TAを圧力差ΔP1に対して補正する(11)式の演算を行うことにより暫定噴射時間Ty1=TA(kx/ky1)を求める。この暫定噴射時間Ty1に無効噴射時間Toを加えて暫定駆動時間Tj1を演算する。この暫定駆動時間Tj1を噴射タイマにセットしてその計測を開始させ、噴射タイマが計時動作を行っている間噴射パルスVjを発生させる。噴射パルスVjを発生させた後、サンプルタイミングt2,t3で吸気管内圧力をサンプリングし、吸気管内圧力をサンプリングする毎に必要に応じて(吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているときに)、噴射時間の補正を行う。
噴射動作が開始された後のサンプルタイミングtn(この例ではn=2または3)では、それぞれのサンプルタイミングで新たにサンプリングされた吸気管内圧力Pnと大気圧とを用いて圧力差ΔPを求め、この圧力差から補正係数kynを求める。そして、この補正係数kynと前回のサンプルタイミングで吸気管内圧力と大気圧との差に対して求められた補正係数kyn-1と、前回のサンプルタイミングで演算された噴射時間Tyn-1と、前回噴射タイマをセットした時刻から現在の時刻までの時間Tnと、定数αとを用いて、補正噴射時間Tynを演算し、既に噴射タイマにより計測されている噴射時間を更にこの補正噴射時間Tynだけ延長するように噴射タイマ809に、該補正噴射時間Tynを再セットして、その計時動作を継続させる。
図16においてToはインジェクタの無効噴射時間を示し、Tsは吸気管内圧力のサンプル間隔を示している。またt1は噴射開始タイミングを示し、t2及びt3はそれぞれ噴射開始後最初のサンプルタイミング及び噴射開始後2番目のサンプルタイミングを示している。更にPy1乃至Py3はそれぞれ時刻t1ないしt3においてサンプリングされた吸気管内圧力を示し、Ty1は時刻t1で演算された暫定噴射時間を示している。またTy2及びTy3はそれぞれ時刻t2及びt3で演算された補正噴射時間を示している。更にT1は、前回吸気管内圧力をサンプリングしたタイミングから今回のサンプルタイミングまでの間に経過した時間を示している。
時刻t1における吸気管内圧力Py1に対して演算した噴射時間Ty1の内、時刻t2以降に残されている残存噴射時間は、Ty1−(T1−To)である。吸気管内圧力Ty1に対して求められたこの残存噴射時間Ty1−T1は、新たにサンプリングされた吸気管内圧力Py2であればどの程度の長さになるかを下記の式により補正残存噴射時間として求める。
補正残存噴射時間=(ky1/ky2)・{Ty1−(T1−To)} …(12)
不足噴射時間=[{(T1−To)+(ky1/ky2)(T1−To)}/2]−(T1−To)
=(T1−To)・{(ky1/ky2)−1}/2 …(13)
Ty2=(ky1/ky2)・{Ty1−(T1−To)+(T1−To)・{(ky1/ky2)−1}/2 …(14)
噴射開始後最初のサンプルタイミングt2においては、(14)式により求められた補正噴射時間Ty2を噴射タイマにセットして、その計測を行わせる。これにより、有効噴射時間はTy1から(T1−To)+Ty2に補正される。
Tyn=(kyn-1/kyn)(Tyn-1−Tn)+Tn・{(kyn-1/kyn)−1}/2 …(15)(15)式において、Tnは図16(C)に示したサンプリング間隔Ts(本実施形態では1msec )に等しい。
Ty3=(Ty2−T3)(ky2/ky3)+T3・{(ky2/ky3)−1}/2 …(16)
この例では、噴射タイミングがセットされた計時データの計測を終了するタイミングt5が噴射終了タイミングとなる。
上記の実施形態では、新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示さなかったときに噴射時間の補正を中止して、噴射タイマが計時動作を終了したときに噴射動作を終了させるようにしたが、本発明の第2の実施形態では、噴射動作時補正処理手段814が、吸気管内圧力サンプリング手段により新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているときに、大気圧と新たにサンプリングされた吸気管内圧力との圧力差に対して、インジェクタの駆動時間を補正するために噴射タイマ809が既に計測している時間に加算する補正噴射時間を演算して、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長いときに噴射タイマに計測させる時間を該補正噴射時間だけ延長するように噴射タイマを再セットする。
図6は本発明の第3の実施形態の要部の構成を示したもので、この実施形態では、吸気管内圧力変化判定手段813を省略して、噴射パルスが発生している状態で吸気管内圧力サンプリング手段812により吸気管内圧力がサンプリングされた時に必ず補正噴射時間を演算し、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くなっていると判定されたときに噴射時間の補正を行わせるようにしている。新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くなってはいないと判定されたときには補正噴射時間の演算が行われず、噴射タイマの再セットが行われないため、噴射タイマがセットされた噴射時間の計測を完了した時点で噴射パルスが消滅する。
上記の各実施形態では、噴射タイマ808がセットされた計時データの計時を完了したときに噴射パルスを消滅させて燃料噴射動作を終了させるようにしたが、図3に示すように、所定の条件が成立したときに噴射パルスを消滅させるための処理を行う噴射終了時処理手段815を設けて、燃料の噴射を終了する条件が成立したときに噴射終了時処理手段815により噴射タイマをリセットすることにより、噴射動作を停止させるようにしてもよい。
図8は、本発明の第5の実施形態の要部を示したものである。この例では、図7の実施形態で設けられていた吸気管内圧力変化判定手段812が省略され、補正噴射時間演算手段814Aにより新たに演算された補正噴射時間が、前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間に対して設定値以上長くなってはいないとの判定が、補正噴射時間判定手段814Cにより行われたときに、噴射タイマ809をリセットして噴射パルスを消滅させるようにしている。
上記の各実施形態では、噴射パルスが発生しているときに一定の時間間隔で吸気管内圧力をサンプリングするように吸気管内圧力サンプリング手段812を構成したが、本発明の第6の実施形態では、噴射タイマがセットされた計時データの計測を完了する毎に吸気管内圧力をサンプリングするように吸気管内圧力サンプリング手段を構成する。
図10は、本発明の第7の実施形態の要部の構成を示したもので、この実施形態では吸気管内圧力変化判定手段813が省略され、噴射タイマ809がセットされた噴射時間の計測を完了して吸気管内圧力サンプリング手段812´が吸気管内圧力をサンプリングする毎に、新たにサンプリングされた吸気管内圧力と大気圧との圧力差に対して補正噴射時間が演算される。そして、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くなっていると補正噴射時間判定手段により判定されたときに、噴射タイマセット手段814Bが補正噴射時間を噴射タイマ809にセットして、噴射パルスを継続させ、新たに演算された補正噴射時間が前回演算された暫定噴射時間または補正噴射時間よりも設定値以上長くなってはいないと判定されたときには、噴射タイマ809の再セットを行わずに噴射パルスを消滅させる。
図11は、本発明の第8の実施形態の要部を示したもので、この例では、噴射パルスが発生しているときに一定の時間間隔で吸気管内圧力をサンプリングする第1の吸気管内圧力サンプリング手段812aと、噴射タイマ809が計時動作を完了したときに吸気管内圧力をサンプリングする第2の吸気管内圧力サンプリング手段812bと、第1の吸気管内圧力サンプリング手段812aにより新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているか否かを判定する第1の吸気管内圧力変化判定手段813aと、第2の吸気管内圧力サンプリング手段812aにより新たにサンプリングされた吸気管内圧力が前回サンプリングされた吸気管内圧力に対して設定値以上の上昇を示しているか否かを判定する第2の吸気管内圧力変化判定手段813bとが設けられている。
3 インジェクタ
4 燃料タンク
5 燃料ポンプ
6 圧力調整器
8 ECU
17 パルサ
801 インジェクタ駆動回路
802 回転速度検出手段
803 噴射開始タイミング検出手段
804 無効噴射時間検出手段
805 基準噴射時間演算手段
806 暫定噴射時間演算手段
807 暫定駆動時間演算手段
808 噴射タイマ
809 噴射パルス発生手段
810 噴射開始時処理手段
811 吸気管内圧力サンプリング手段
812 噴射動作時補正処理手段
813 噴射終了時処理手段
Claims (1)
- 内燃機関の吸気管内に燃料を噴射するインジェクタと、燃料タンクから前記インジェクタに燃料を与える燃料ポンプと、前記燃料ポンプからインジェクタに与えられる燃圧を大気圧に対して一定に制御する圧力調整器と、大気圧を検出する大気圧検出手段と、前記内燃機関の吸気管内圧力を検出する圧力センサと、前記大気圧検出手段により検出された大気圧と前記圧力センサにより検出された吸気管内圧力との差を圧力差として、該圧力差を含む各種の制御条件に対して決定した噴射時間の間前記インジェクタから燃料を噴射させるように前記インジェクタを駆動するインジェクタ制御部とを備えた内燃機関用燃料噴射制御装置において、
前記インジェクタ制御部は、前記インジェクタが燃料の噴射動作を開始した後も前記吸気管内圧力を監視して、噴射動作中に吸気管内圧力に設定値を超える変動が検出されたときに、大気圧と新たに検出された吸気管内圧力との圧力差に対して噴射時間の補正量を演算して、演算された補正量だけ噴射時間を補正するように構成されていることを特徴とする内燃機関用燃料噴射制御装置。
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