JP4492229B2 - 広告システム、クライアント端末、広告方法、及び広告プログラム - Google Patents

広告システム、クライアント端末、広告方法、及び広告プログラム Download PDF

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Description

本発明は、広告システム、クライアント端末、広告方法、及び広告プログラムに関し、より詳細には、クライアント端末でスクロール表示するバナー広告を広告サーバで管理するものに関する。
近年のインターネットの普及に伴い、インターネット上でバナー広告を表示することが盛んに行われている。
バナー広告とは、ウェブサイトで表示する看板型の広告であり、広告枠に広告内容を端的に表現する広告画像などが表示される。
そして、ユーザがバナー広告をマウスでクリックすると、広告主が提供する広告サイトにジャンプするなどしてより詳しい広告内容が閲覧できるようになっている。
ユーザがクライアント端末を立ち上げてから最初にアクセスするポータルサイトなどでは、ウェブサイトでのバナー広告表示スペースが商取引対象となっている。
ポータルサイト上でバナー広告を表示することにより、ポータルサイトの運営事業者は、バナー広告の広告主から広告収入を得ることができ、広告主は、ポータルサイトにバナー広告を表示することにより、より多くのユーザの目にバナー広告を触れさせることができる。
また、ユーザは、ポータルサイトを訪れた際に、バナー広告を見ることにより、興味のある内容に関する広告を見つけることができる。
このように、バナー広告を用いた発明としては、次の「インターネットでの広告表示方法」がある。
特開2002−311873公報
この発明は、バナー広告の広告位置をスクロールさせることにより、ユーザの注意を引いてバナー広告のクリック率を向上させるものである。
このように、バナー広告の表示位置をスクロールさせる表示方法はあるものの、スクロールするバナー広告をサーバ側で管理するシステムは存在しなかった。
通常、バナー広告は、広告主との契約により広告期間が定められており、クライアント端末で表示されるバナー広告のスケジュール管理を行うことが重要である。
そこで、本発明の目的は、バナー広告の表示位置を変化させてバナー広告の視覚効果を高めると共に、バナー広告を表示するスケジュール管理を自動的に行うことである。
本発明は、前記目的を達成するために、複数の広告内容をクライアント端末に送信する広告サーバと、受信した前記複数の広告内容を表示するクライアント端末を用いて構成された広告システムであって、前記広告サーバは、前記クライアント端末に、広告内容を表示するための広告情報を送信する広告情報送信手段を備え、前記クライアント端末は、前記広告サーバから送信された前記広告情報を受信する広告情報受信手段と、前記受信した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に遷移させながら表示する広告表示手段と、前記表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付手段とを備え、前記選択受付手段は、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止することを特徴とする広告システムを提供する(第1の構成)。
第1の構成において、前記広告サーバは、広告情報リストを前記クライアント端末に送信するリスト送信手段をさらに備え、前記広告情報送信手段は、前記クライアント端末から要求された広告情報を前記クライアント端末に送信し、前記クライアント端末は、前記送信された広告情報リストと、当該クライアント端末で記憶している広告情報と、を比較し、前記広告情報リストにあって記憶していない前記広告情報を前記広告サーバに要求する広告情報要求手段と、前記送信された広告情報を用いて前記記憶している広告情報を更新する更新手段とをさらに備えるように構成することもできる(第2の構成)。
また、本発明は、広告サーバから広告内容を表示するための複数の広告情報を受信する広告情報受信手段と、前記受信した広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、前記記憶した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に遷移させながら表示する広告表示手段と、前記広告表示手段で表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付手段と、を具備し、前記選択受付手段は、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、前記広告表示手段で表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止することを特徴とするクライアント端末を提供する(第3の構成)。
第3の構成において、前記広告表示手段の起動時に、前記広告サーバから広告情報リストを受信するリスト受信手段と、前記受信した広告情報リストと、前記記憶している広告情報とを比較して、前記広告情報リストにあって、前記広告情報記憶手段で記憶していない広告情報を前記広告サーバに要求する広告情報要求手段と、前記要求に応じて前記広告サーバが送信してきた広告情報を用いて前記記憶している広告情報を更新する更新手段と、をさらに具備するように構成することもできる(第4の構成)。
第3の構成において、前記広告表示手段の起動時に、前記広告情報記憶手段で記憶している広告情報の組み合わせを前記広告サーバに通知する組み合わせ通知手段をさらに具備するように構成することもできる(第5の構成)。
第3の構成において、前記広告情報は、ネットワークを介して広告主が指定するサーバ装置に接続するための接続先情報を含んでおり、前記選択を受け付けた広告内容の広告情報に含まれる接続先情報を用いて前記広告主が指定するサーバ装置に接続する接続手段をさらに具備するように構成することもできる(第6の構成)。
第6の構成において、前記選択を受け付けた広告内容の広告情報を特定する広告特定情報を前記広告サーバに送信する広告特定情報送信手段をさらに具備するように構成することもできる(第7の構成)
た、本発明は、広告情報受信手段と、広告情報記憶手段と、広告表示手段と、選択受付手段と、を備えたコンピュータにおいて、前記広告情報受信手段によって、広告サーバから広告内容を表示するための複数の広告情報を受信する広告情報受信ステップと、前記広告情報記憶手段によって、前記受信した広告情報を記憶する広告情報記憶ステップと、前記広告表示手段によって、前記記憶した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に遷移させながら表示する広告表示ステップと、選択受付手段によって、前記広告表示ステップで表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付ステップと、から構成され、前記選択受付ステップは、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、前記広告表示ステップで表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止するように構成することもできる(第の構成)
に、本発明は、広告サーバから広告内容を表示するための複数の広告情報を受信する広告情報受信機能と、前記受信した広告情報を記憶する広告情報記憶機能と、前記記憶した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に入れ替えながら表示する広告表示機能と、前記広告表示機能で表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付機能と、をコンピュータで実現し、前記選択受付機能は、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、前記広告表示機能で表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止するように構成することもできる(第の構成)。
の構成において、前記広告表示機能の起動時に、前記広告サーバから広告情報リストを受信するリスト受信機能と、前記受信した広告情報リストと、前記記憶している広告情報とを比較して、前記広告情報リストにあって、前記広告情報記憶機能で記憶していない広告情報を前記広告サーバに要求する広告情報要求機能と、前記要求に応じて前記広告サーバが送信してきた広告情報を用いて前記記憶している広告情報を更新する更新機能と、をさらにコンピュータで実現するように構成することもできる(第10の構成)。
の構成において、前記広告表示機能の起動時に、前記広告情報記憶機能で記憶している広告情報の組み合わせを前記広告サーバに通知する組み合わせ通知機能をさらにコンピュータで実現するように構成することもできる(第11の構成)。
の構成において、前記広告情報は、ネットワークを介して広告主が指定するサーバ装置に接続するための接続先情報を含んでおり、前記選択を受け付けた広告内容の広告情報に含まれる接続先情報を用いて前記広告主が指定するサーバ装置に接続する接続機能をさらにコンピュータで実現するように構成することもできる(第12の構成)。
12の構成において、前記選択を受け付けた広告内容の広告情報を特定する広告特定情報を前記広告サーバに送信する広告特定情報送信機能をさらにコンピュータで実現するように構成することもできる(第13の構成)
本発明によると、クライアント端末での広告内容の表示位置を時間と共に入れ替えながら、広告期間のスケジュール管理をサーバ側で行うことができる。
(実施の形態の概要)
クライアント端末には、バナー広告を表示するための広告枠を複数備え、所定時間ごとに広告枠をスクロールさせていくアプリケーションが組み込んである。
バナー広告は、広告サーバからダウンロードして記憶してある広告情報に含まれる広告画像データを用いて広告枠に広告画像を表示することにより構成される。
クライアント端末は、アプリケーションが起動した際に、予め記憶してある広告情報の編成(広告情報の組み合わせ)を特定する情報(編成ID)を広告サーバに送信する。
広告サーバは、広告スケジュールによる最新の編成の編成IDと、クライアント端末から送信されてきた編成IDが一致するか否かを判断する。
一致する場合は、クライアント端末で記憶してある広告情報の編成は広告スケジュール通りのものであるので、広告サーバは、特に処理を行わずに、クライアント端末は、既に記憶してある広告情報を用いて広告画像を表示・スクロールする。
一致しない場合は、広告サーバは、クライアント端末に広告スケジュールで予定されている編成を記した編成情報を送信する。そして、クライアント端末は、受信した編成情報と自己が記憶している広告情報の編成との差異から、自己が記憶していない広告情報を認識し、これを広告サーバから取り寄せる。
そして、クライアント端末は、取り寄せた広告情報を、既に記憶してある広告情報に加えると共に、最新の編成情報には含まれていなかった広告情報を削除する。
クライアント端末は、このようにして、記憶している広告情報を広告スケジュールに合致したものに更新した後、これを用いて広告内容を表示する。
(実施の形態の詳細)
図1は、本実施の形態の広告システムの構成の一例を示したブロック図である。
本実施の形態の広告システム1は、クライアント端末2、広告サーバ3、企業サーバ4、4、…がインターネットによって接続可能に配置されて構成されている。
図1ではクライアント端末2を1台だけ図示しているが、これは複数台存在するうちの1台を例示したものである。
また、企業サーバ4を2台だけ図示しているが更に多くの企業サーバ4が存在することができる。
広告サーバ3は、広告主からの依頼を受けて、クライアント端末2にこれら広告主のバナー広告(広告枠に表示された広告画像)を表示するための広告情報を提供するサーバ装置である。
クライアント端末2は、広告サーバ3が提供するバナー広告を表示するためのアプリケーションが組み込まれており、これによって、広告サーバ3から広告情報を受信して、これら広告主のバナー広告を表示する。
広告サーバ3は、クライアント端末2でのアプリケーション起動時に、クライアント端末2と通信し、クライアント端末2で表示されるバナー広告を広告スケジュールに従って管理する。
広告情報には、広告主が指定する企業サイトへの接続情報が含まれており、ユーザがクライアント端末2でバナー広告をクリックすると、クライアント端末2は、広告サーバ3と通信して選択されたバナー広告(広告情報)を特定する広告特定情報を送信した後、接続情報を用いて選択されたバナー広告の企業サイトに接続する。
広告サーバ3は、広告特定情報を受信することにより、ユーザがバナー広告を選択した回数をバナー広告ごとに計数して集計することができ、この計数結果は広告主に提供される。
このように構成された広告システム1について、以下に詳細に説明する。
クライアント端末2は、例えば、パーソナルコンピュータなどで構成された端末装置であって、ブラウザでURL(Uniform Resource Locators)を指定してインターネット上に開設されたウェブサイトにアクセスすることができる。
クライアント端末2には、広告サーバ3の提供する広告をブラウザ上で表示するアプリケーションが組み込まれており、例えば、ユーザがクライアント端末2を起動すると自動的に立ち上がるようになっている。
このほかに、例えば、ユーザがクライアント端末2でブラウザを起動した際に自動的に立ち上がるように構成することもできる。
図2は、クライアント端末2で表示される広告表示画面の一例を示した図である。この画面は、アプリケーションによって形成され、ブラウザ上に表示されるものである。
図2に示したように、広告表示画面8は、画面表示部10と、バナー広告を表示するために広告表示部7から構成されている。
画面表示部10は、アプリケーションが提供するサービスをユーザが利用するための画面であって、例えば、アプリケーションが銀行サービスを提供するものであった場合、残高確認や振り込みなどの銀行業務を提供するための画面が表示され、あるいは、アプリケーションが書店サービスを提供するものであった場合は、書籍の検索や購入などを行うための画面が表示される。
広告表示部7は、バナー広告を表示する複数の広告枠9、9、…(以下、単に広告枠9と記す)から構成されており、図2の例では、広告枠9が5つ形成されている。
各広告枠9には、広告サーバ3から受信した広告画像データ(後述の広告情報に含まれている)による広告画像が表示される。
これら広告枠9は、広告主との間で商取引の対象となる。即ち、広告サーバ3を運営する広告事業者は、これらの広告枠9の利用権利を契約により広告主に与え、その対価を広告主より得ることができる。
広告枠9に表示されているバナー広告をユーザが、例えばマウスでクリックするなどして選択すると、そのバナー広告を提供している企業が指定した企業サイト(当該企業の企業サーバ4に開設されている)にジャンプし、クライアント端末2の表示装置上に、当該企業サイトが提供するウェブページがポップアップ表示される。
更に、広告枠9に表示される広告画像は、同じ広告画像が同じ広告枠9に静的に表示されているのではなく、所定時間ごと(例えば、10秒ごと)に広告枠9が広告画像と共に1枠分だけ、スクロールアップするようになっている。
これは、広告画像データを用いてアプリケーションが制御するものであり、このようにバナー広告を動的に表示することにより、ユーザに対する視覚効果を高めるとともに、バナー広告の表示位置による広告効果の有利不利をなくすことができる。
図3は、広告枠9が広告画像と共にスクロールアップする様子を説明するための図である。
広告枠9の表示位置は、所定時間ごとに状態12、状態13、状態14、…と遷移する。そのため、ユーザから見ると、バナー広告が所定時間ごとに1段ずつ繰り上がっていくように見える。
例えば、状態12では、上の広告枠9からA社、B社、C社、D社、E社の順でバナー広告が表示されている。
これが、状態13に遷移すると、一番上の広告枠9が一番下に移動し、その結果、A社のバナー広告が一番下の広告枠9に移動する。そして、他の広告枠9が枠1つ分だけ上に移動するため、他社のバナー広告は枠1つ分だけ上に移動する。
更に、所定時間後に状態14に遷移すると、状態13で一番上の広告枠9が一番下に移動し、他の広告枠9が枠1つ分だけ上に移動する。その結果、一番上に表示されていたB社のバナー広告が一番下の広告枠9に移動し、他社のバナー広告が枠1つ分だけ上に移動する。
広告表示部7は、この表示状態の遷移を広告表示画面8が表示されている間継続する。
また、図示しなが、表示状態が遷移する際に、所定の時間間隔の間(例えば、遷移前後各1秒間)は、ユーザからの選択を受け付けないようになっている。
これは、ユーザがバナー広告を選択する瞬間に、下のバナー広告がせり上がってきて、このバナー広告が誤って選択されるのを防ぐためである。
更に、ユーザに選択を受け付けない期間であることを明示するために、この期間のバナー広告の表示状態を変化させるように構成することもできる。
例えば、この期間に、広告画像が3次元的に回転し、裏側から次の広告画像が現れるといったような視覚効果を持たせることができる。
図4は、クライアント端末2が記憶している広告情報群18の論理的な構成の一例を示した図である。
広告情報郡18は、クライアント端末2が広告サーバ3からダウンロードして記憶した広告情報の集合から構成されている。
広告情報郡18に記録された広告情報は、「広告主」、「広告画像データ」、「接続先情報」などの項目から構成されている。
後述するように、クライアント端末2は、広告サーバ3と通信し、広告情報郡18に属する広告情報が最新の広告スケジュールに適合するように管理している。
「広告主」は、広告情報を一意的に識別するためのID情報、即ち、広告特定情報である。
本実施の形態では、広告特定情報としてこのように広告主の会社名(A社など)を用いるが、ID番号やその他の情報により構成することが可能である。
クライアント端末2、広告サーバ3は、「広告主」によって、広告情報を識別し、これらを管理する。
「広告画像データ」は、広告枠9に表示する広告画像を形成するための広告画像データを格納した場所を指定する情報である。アプリケーションは、「広告画像データ」で指定してある場所から広告画像データを読み出し、広告枠9に表示する。
「接続先情報」は、ユーザがバナー広告を選択した場合に、ジャンプするジャンプ先のURLを指定している。
アプリケーションは、ユーザがバナー広告を選択すると、広告サーバ3に当該バナー広告が選択された旨を通知し、広告情報郡18でこのバナー広告に対応付けられているURLを用いて広告主が指定したサイトにクライアント端末2を接続する。
なお、広告情報の組み合わせは編成と呼ばれ、図4の例では、編成はA社〜E社で構成されている。また、この編成には、後述するように広告サーバ3がクライアント端末2での編成を把握するための編成IDが対応付けてある。図の例では、編成IDは「X」となっている。
次に、広告サーバ3(図1)について説明する。
広告サーバ3は、(1)広告情報の更新、(2)トラッキング(ユーザがどのバナー広告を選択したか記録し、統計情報とする)、その他の機能を備えている。
(1)広告情報の更新
広告サーバ3は、各広告主との契約による広告スケジュールに従ってクライアント端末2にバナー広告が表示されるように管理する。
図5は、広告サーバ3で記憶している広告情報郡20の論理的な構成の一例を示した図である。
図5に示したように、広告情報郡20は、各広告主から提供された広告情報から構成されており、クライアント端末2の広告情報郡18と同様に「広告主」、「広告画像データ」、「接続先情報」などの項目からなっている。
広告サーバ3は、これらの広告情報を、広告スケジュールに従って、クライアント端末2に送信する。詳細は後述するが、この際に、既にクライアント端末2が記憶している広告情報との差分をクライアント端末2に送信する。
「広告主」は、広告情報を特定するための広告情報特定情報である。「広告画像データ」は、広告サーバ3での広告画像データの記憶場所を特定する情報であり、広告サーバ3は、クライアント端末2に広告情報を送信する場合、「広告画像データ」で指定された記憶場所から広告画像データを読み出してクライアント端末2に送信する。
「接続先情報」は、ユーザがバナー広告を選択した場合に、ジャンプするジャンプ先のURLを指定する情報であり、広告情報郡18の「接続先情報」と同じである。
図6は、広告スケジュールの論理的な構成を説明するための図である。
広告スケジュール21は、バナー広告の表示期間を、広告枠9に割り振ることにより構成されている。
本実施の形態では、月ごとに表示期間を契約することとしたが、これに限らず日ごとの表示期間設定など各種設定することができる。
図6では、4月から8月までの間に5つの広告枠9(図では符号22で示した数字1〜5により示してある)に各広告情報が割り当てられたところを示している。
例えば、1番目の広告枠9に関しては、4月はA社の広告情報に割り当てられ、5月から7月の間はH社の広告情報が割り当てられている。
また、2番目の広告枠9は、4月から6月の間はB社の広告情報が割り当てられ、7月以降はE社の広告情報が割り当てられる。
広告スケジュール21は、広告主と広告サーバ3の広告事業者との契約に基づいて作成され、データベースで管理されている。
広告サーバ3は、クライアント端末2がアクセスしてきた際に、このように構成された広告スケジュール21を用いて編成情報を生成し、クライアント端末2に送信する。これによって、クライアント端末2は、最新の編成を知ることができ、既に記憶してある広告情報との差分を広告サーバ3に要求することができる。
例えば、図6によると4月の広告スケジュールでは、1番目の広告枠9から5番目の広告枠9に、それぞれA社、B社、C社、D社、G社の広告情報が割り振られており、そのため4月の編成は、符号23で示したようにA社、B社、C社、D社、G社となる。
同様にして各月の編成が形成される。
各編成情報には、これらを識別する情報である編成IDが割り当てられており、例えば、図6では、4月の編成情報の編成IDは「1」となっている。
クライアント端末2は、広告サーバ3にアクセスした際に、自己が記憶している編成情報の編成IDを広告サーバ3に送信し、広告サーバ3は、この編成IDと、現在の編成IDとの同一性を確認することによりクライアント端末2での編成が広告スケジュールに合致したものであるか判断する。
広告サーバ3は、クライアント端末2から受信した編成情報の編成IDが現在のものと一致しなかった場合、現在の編成情報をクライアント端末2に送信する。
すると、クライアント端末2は、この編成情報を用いて必要な広告情報の送信を広告サーバ3に要求するため、広告サーバ3は、更にこれをクライアント端末2に送信する。
このように、広告サーバ3は、クライアント端末2に現在の編成情報を送信することにより、現在の広告スケジュールを知らせると共に、クライアント端末2が必要とする広告情報をクライアント端末2に送信する。
(2)トラッキング
クライアント端末2で、バナー広告がユーザに選択されると、クライアント端末2は、(バナー広告と広告情報は対応付けられているので)選択された広告情報の広告特定情報を広告サーバ3に送信する。
なお、広告サーバ3に送信する情報は、選択された広告情報を特定する情報であれば良く、例えば、広告情報と広告枠9が対応付けられている場合、選択された広告枠9を特定する情報を広告サーバ3に送信しても良い。
広告サーバ3は、各クライアント端末2、2、…から受信した広告特定情報を用いてどの広告情報が何回選択されたか計数・集計し、記録している。この処理をトラッキングと呼んでいる。
計数結果は各広告主に通知され、各広告主は自社の広告が何回ユーザに選択されたか知ることができる。
なお、本実施の形態では、クライアント端末2に予め企業サーバ4への接続情報を持たせているが、バナー広告が選択された際に、広告サーバ3が当該バナー広告に対応する接続先情報をクライアント端末2に送信するように構成することもできる。
この場合は、例えば、次のように情報処理が行われる。
まず、クライアント端末2でバナー広告が選択されると、この広告情報特定情報を広告サーバ3に送信する。
広告サーバ3は、何れの広告情報が選択されたかを記録し、この広告情報に対応付けられている接続先情報をクライアント端末2に送信し、クライアント端末2にこの接続情報で指定されているサイトへ接続をリダイレクトさせる。
この場合は、接続情報を広告サーバ3で一元管理することができるため、接続先情報が変更された場合などに対応が容易である。
また、この場合は、広告特定情報が接続先情報としての機能を果たしている。
以上、広告サーバ3の(1)広告情報の更新、(2)トラッキングの各処理について説明したが、このほかに広告サーバ3は、広告情報を管理する広告情報管理機能も備えている。
広告情報管理機能により、例えば、オペレータが広告主から提供された広告画像と接続先情報を広告サーバ3に入力することができる。
そして、更に、オペレータは、広告主との契約による広告期間と広告枠を広告スケジュールに登録する。
以上の登録を行った後、クライアント端末2での広告情報は、広告サーバ3がオペレータから入力された広告スケジュールと広告情報を用いて自動的に行う。
次に、企業サーバ4(図1)について説明する。企業サーバ4は、クライアント端末2でユーザが当該企業のバナー広告を選択した場合にジャンプするジャンプ先の企業サイトが運営されているサーバ装置である。
例えば、広告主が不動産業者である場合は、当該企業サイトで不動産販売に関する広告や不動産売買に関する情報が提供され、金融機関であれば金融商品の紹介や購入申し込みなどができるようになっている。
また、図1では図示しないが、各広告主は、端末装置を用いて広告サーバ3にアクセスし、自社のトラッキング結果を確認することができる。
この端末装置は、専用端末装置である必要は無く、ブラウザを備えたインターネット接続可能なパーソナルコンピュータなどで良い。
各広告主は、自社専用の広告主IDと、パスワードといった認証情報を与えられており、これを用いて広告サーバ3のトラッキング結果確認サイトにログインすると、自社のトラッキング結果を見ることができる。
このように、広告サーバ3は、認証情報を用いて広告主を判別し、当該広告主用のサービスを提供することができる。
次に、図7のフローチャートを用いて、広告サーバ3がクライアント端末2の広告情報を管理する手順について説明する。
まず、クライアント端末2でアプリケーションが起動すると、クライアント端末2は、現在記憶している広告情報の編成IDを広告サーバ3に送信する(ステップ2)。
広告サーバ3は、クライアント端末2から編成IDを受信すると共に、広告スケジュールを用いて現在の編成IDを取得し、両者が一致するか否かを判断する(ステップ4)。
両者が一致する場合(ステップ4;Y)、クライアント端末2での広告情報の編成は広告スケジュール通りであるので、クライアント端末2に一致通知を送信し(ステップ6)、処理を終了する。
両者が一致しない場合(ステップ4;N)、クライアント端末2での広告情報の編成は、広告スケジュールと一致しないため、広告サーバ3は、クライアント端末2に現在の広告情報の編成を記した編成情報を送信する(ステップ8)。
一方、クライアント端末2は、編成IDを広告サーバ3に送信した後、広告サーバ3から情報を受信し、この情報が一致通知であるか、あるいは編成情報であるかを判断する(ステップ10)。
受信した情報が一致情報であった場合(ステップ10;一致通知)、クライアント端末2は、現在記憶している広告情報が広告スケジュールに合致したものであると判断し、現在記憶している広告情報を用いて広告枠9(図2)にバナー広告を表示してこれをスクロールする。
一方、広告サーバ3から受信した情報が編成情報であった場合(ステップ10;編成情報)、クライアント端末2は、現在記憶している広告情報の編成と、広告サーバ3から受信した編成情報で記述されている編成を比較し、現在記憶していて編成情報に無い広告情報(第1のグループ)と、編成情報にあって現在記憶していない広告情報(第2のグループ)を認定する。
第2のグループに含まれる広告情報は、広告スケジュールに含まれており、クライアント端末2が記憶していない広告情報であり、このようにして、クライアント端末2は、広告情報の不足分を検出する(ステップ15)。
そして、クライアント端末2は、不足分、即ち、第2のグループに含まれる広告情報を広告サーバ3に要求する(ステップ20)。
この要求は、例えば、不足分の広告情報の広告情報IDを送信するなどして行われる。
広告サーバ3は、クライアント端末2から不足分の広告情報の要求を受けると、これを自己が記憶している広告情報の中から要求された広告情報を検索し、クライアント端末2に送信する(ステップ25)。
そして、クライアント端末2は、広告サーバ3から送信されてきた広告情報を受信し、これを用いて現在記憶している広告情報郡18(図4)を更新する(ステップ30)。
この更新は、広告情報郡18から、第1のグループに属する広告情報を削除し、広告サーバ3から受信した広告情報を広告情報郡18に追加することにより行われる。
この更新処理により、クライアント端末2が記憶している広告情報は、広告サーバ3で記憶している広告スケジュールに合致したものとなる。
そして、クライアント端末2は、更新された広告情報郡18を用いてバナー広告の表示を行う(ステップ35)。
次に、図8のフローチャートを用いて、ユーザがバナー広告を選択した場合の処理について説明する。
まず、ユーザが広告表示部7でバナー広告を選択すると、クライアント端末2は、当該バナー広告に対応する広告情報の広告情報特定情報を広告サーバ3に送信する(ステップ50)。
広告サーバ3は、クライアント端末2から広告特定情報を受信し、これを用いてクライアント端末2で選択された広告情報を特定し、トラッキング情報を更新する(ステップ55)。
トラッキング情報は、広告情報ごとにユーザによって選択された回数を加算していくことにより更新される。
ここで、広告システム1でクライアント端末2が広告サーバ3にアクセスする際にユーザ認証を行うように構成すると、どのユーザがどのバナー広告を選択したかなど、より細かい情報を収集することができる。
この場合、クライアント端末2は、広告特定情報を広告サーバ3に送信する際に、ユーザIDなど、ユーザ特定情報を広告サーバ3に送信し、広告サーバ3は、広告特定情報とユーザ識別情報を用いて、広告情報ごとに、選択したユーザを記録していく。
広告サーバ3は、トラッキング情報を更新すると、クライアント端末2にトラッキング情報更新通知を送信する(ステップ60)。
クライアント端末2は、広告サーバ3からトラッキング情報更新通知を受信すると、選択した広告情報で記述されている接続先情報を用いて、当該接続先情報で指定されている企業サーバ4の企業サイトに接続する(ステップ65)。
企業サーバ4は、クライアント端末2から接続を受け付け、クライアント端末2に企業サイトの画面を生成するための企業画面データをクライアント端末2に送信する(ステップ70)。
企業画面データは、例えば、HTML(Hypertext Markup Language)などのコンピュータ言語により記述されている。
クライアント端末2は、広告サーバ3から企業画面データを受信し、ブラウザがこれを解釈して、当該企業が提供する企業画面を表示する(ステップ75)。
以上のようにして、広告サーバ3は、クライアント端末2において何れのバナー広告が選択されたかを認識し、そして集計することができ、また、クライアント端末2は、企業サーバ4の提供する企業サイトに接続することができる。
なお、本実施の形態では、クライアント端末2が企業サイトに接続する際に、広告サーバ3に広告特定情報を送信したが、広告サーバ3が広告情報の選択状況を集計しない場合は、クライアント端末2が広告サーバ3にアクセスせずに直接企業サーバ4の企業サイトに接続するように構成することもできる。
図9は、クライアント端末2のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
クライアント端末2では、CPU(Central Processing Unit)40、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)41、入力装置44、出力装置46、ネットワーク接続装置48、記憶装置50、記憶媒体駆動装置54などがバスライン60で接続されて構成されている。
CPU40は、ROM42やRAM41、及び記憶装置50などに記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する中央処理装置である。
CPU40は、アプリケーションプログラムを実行して、広告サーバ3と通信する機能を実現し、これによって、広告サーバ3から広告情報を受信して広告枠に表示したり、バナー広告が選択された場合に、広告特定情報を広告サーバ3に送信したりなどの機能を発揮する。
ROM42は、クライアント端末2を機能させる上で必要な基本的なプログラムやパラメータなどを記憶したリードオンリーメモリである。
RAM41は、データの書き込み及び消去が可能なランダムアクセスメモリであって、例えば、CPU40がバナー広告を表示してスクロールさせたり、広告情報群を更新したり、あるいは、広告特定情報を広告サーバ3に送信したりする際のワーキングメモリを提供する。
入力装置44は、例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、などの入力デバイスから構成されており、ユーザは、これらの入力デバイスを操作して、スクロール表示されているバナー広告を選択することができる。
また、これら入力デバイスにより接続先の企業サイトにて、企業画面が提供する各種機能を操作することができ、広告主が提供するサービスを利用することができる。
出力装置46は、ディスプレイ、スピーカ、プリンタなどの出力デバイスから構成されている。
広告表示画面8は、ディスプレイ上に表示される。また、企業サイトが音声を提供している場合は、これをスピーカから出力することができる。
また、企業サイトが提供している各種の情報をプリンタでプリントアウトすることもできる。
記憶装置50は、例えばハードディスクドライブなどで構成された大容量の記憶デバイスであり、CPU40によってデータの読み書きが可能となっている。
記憶装置50は、このほか、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体記憶装置など、他の記憶媒体と、この記憶媒体を駆動する記憶媒体駆動装置を用いて構成することもできる。
記憶装置50には、各種プログラムを格納したプログラム格納部56と、各種データを記憶したデータ格納部58が形成されている。
プログラム格納部56には、例えば、CPU40がアプリケーションを構成するためのアプリケーションプログラムやファイルの入出力処理などの基本的な機能をクライアント端末2で実現するためのOS(Operating System)などが記憶されている。
データ格納部58には、広告サーバ3からダウンロードした広告情報などのデータ類が記憶される。
記憶媒体駆動装置54は、半導体メモリ、光磁気ディスク、磁気ディスクなどの着脱可能な記憶媒体を駆動して、データの読み書きを行う。
これによって、企業サイトで提供された情報を記憶媒体に書き込んだりすることができる。
ネットワーク接続装置48は、クライアント端末2をネットワーク4に接続するためのインターフェースであり、クライアント端末2は、ネットワーク接続装置48を介して広告サーバ3に接続したり、企業サーバ4に接続したりすることができる。
以上、クライアント端末2のハードウェア的な構成について説明したが、広告サーバ3、企業サーバ4のハードウェア的な構成も基本的にクライアント端末2と同様である。
例えば、図9を援用して広告サーバ3の構成を説明すると次のようになる。
プログラム格納部56には、クライアント端末2の広告情報を管理するための管理プログラムが記憶されている。
CPU40は、この管理プログラムを実行することにより、クライアント端末2から送信されてきた編成IDの確認、クライアント端末2への広告情報の送信、クライアント端末2から送信されてきた広告特定情報を用いたトラッキング情報の更新処理を行う。
また、この管理プログラムにより、広告スケジュールの管理を行ったり、オペレータからの広告情報の入力を受け付けたりなどする。
オペレータは、入力装置44を用いて、広告情報や広告期間などを広告サーバ3に入力することができる。
広告情報は、各広告主からネットワーク接続装置48を介してインターネット経由で取得したり、あるいは記憶媒体に記憶した状態で広告主から提供を受け、記憶媒体駆動装置54から読み込んだりなどする。
以上に説明したように、クライアント端末2は、ネットワーク接続装置48(図9)で広告サーバ3から複数の広告情報を受信し、データ格納部58に記憶する広告情報受信手段と、広告情報記憶手段を備えている。
また、アプリケーションは、広告内容(バナー広告)の表示位置を時間の経過と共に入れ替えなが表示する表示手段を構成している。
そして、クライアント端末2は、アプリケーションの起動時に、自己が記憶している広告情報の編成(組み合わせ)を、編成IDを広告サーバ3に送信することにより通知する(組み合わせ通知手段)。
更に、クライアント端末2は、アプリケーションの起動時に、広告サーバ3からネットワーク接続装置48で編成情報(広告情報リストを)受信するリスト受信手段を備えている。そして、クライアント端末2は、広告サーバ3から受信した編成情報と、自己が記憶している広告情報を比較し、第1のグループに属する広告情報と第2のグループに属する広告情報を認定する。そして、第2のグループに属する広告情報、即ち、編成情報にあって、自己が記憶していない広告情報を広告サーバ3に要求する(広告情報要求手段)。
そして、要求に応じて広告サーバ3が送信してきた広告情報を用いて、記憶している広告情報群を更新し、広告スケジュールに合致したものとする(更新手段)。
更に、クライアント端末2は、アプリケーション(広告表示手段)で表示されているバナー広告(広告内容)のユーザからの選択を受け付ける選択受付手段を備え、バナー広告が選択された場合に、接続情報を用いて広告主が指定する企業サーバ4に接続する接続手段を備えている。
クライアント端末2は、その際に、選択されたバナー広告の広告情報を特定する広告特定情報を広告サーバ3に送信する広告特定情報送信手段を備えている。
また、広告サーバ3は、広告情報リスト(編成情報)をクライアント端末2に送信するリスト送信手段と、送信した広告情報リストを用いてクライアント端末2が行った広告情報の要求を受け付ける要求受付手段と、要求された広告情報をクライアント端末2に送信する広告情報送信手段と、を備えている。
また、広告サーバ3は、クライアント端末2から編成IDを受信することによりクライアント端末2で記憶している広告情報の組み合わせの通知を受ける組み合わせ通知受け付け手段と、この編成IDと広告スケジュールによる現在の編成IDが一致する判断する判断手段を備え、一致しない場合にクライアント端末2に編成情報を送信する。
また、広告サーバ3は、オペレータから広告情報と当該広告情報の広告期間の入力を受け付ける広告情報受付手段と、入力された広告情報と広告期間を用いて、当該広告情報を前記クライアント端末に提供する広告スケジュールを図6のように管理する管理手段と、この広告スケジュールに従って図6の符号23で示したような広告情報リスト(編成情報)を生成するリスト生成手段を備えている。
また、広告サーバ3は、クライアント端末2でバナー広告が選択された場合に、このバナー広告の広告情報を特定する広告特定情報をクライアント端末2から受信する広告特定情報受信手段と、この広告特定情報を用いて、クライアント端末2で選択された回数を広告情報ごとに計数する計数手段と、前記計数した結果をインターネットを介して広告主に通知する計数結果通知手段と、を備えている。
以上に説明した実施の形態では、次のような効果を得ることができる。
(1)クライアント端末2において、各広告枠に広告画像を表示してスクロールし、バナー広告の視覚効果を高めることができる。
(2)クライアント端末2で、バナー広告を選択すると、ユーザは、その広告主が提供する企業サイトにアクセスすることができる。
(3)広告サーバ3は、クライアント端末2での広告枠に表示するバナー広告を広告スケジュールに従って管理し、クライアント端末2と通信することにより、広告スケジュールで計画されている内容に更新することができる。
(4)広告サーバ3は、クライアント端末2でバナー広告が選択された際に、広告特定情報を受信し、バナー広告の選択状況を集計することができる。
(5)各広告主は、広告サーバ3に問い合わせることにより、自社のバナー広告の選択状況を通知してもらうことができる。
本実施の形態では、広告枠を画面上方向にスクロールしたが、これに限定するものではなく、画面下方向にスクロールしたり、あるいは、広告枠を画面横方向に配置し、左右にスクロールするように構成することもできる。
あるいは、広告枠をスクロールせずにランダムに表示位置を入れ替えても良い。
本実施の形態の広告システムの構成の一例を示した図である。 広告表示画面の一例を示した図である。 広告枠がスクロールアップする様子を説明するための図である。 クライアント端末側の広告情報群の論理的な構成の一例を示した図である。 広告サーバ側の広告情報郡の論理的な構成の一例を示した図である。 広告スケジュールの論理的な構成を説明するための図である。 、広告サーバがクライアント端末の広告情報を管理する手順を説明するためのフローチャートである。 ユーザがバナー広告を選択した場合の処理について説明するためのフローチャートである。 クライアント端末のハードウェア的な構成の一例を示したブロック図である。
符号の説明
1 広告システム 2 クライアント端末
3 広告サーバ 4 企業サーバ
8 広告表示画面 9 広告枠
10 画面表示部

Claims (13)

  1. 複数の広告内容をクライアント端末に送信する広告サーバと、受信した前記複数の広告内容を表示するクライアント端末を用いて構成された広告システムであって、
    前記広告サーバは、
    前記クライアント端末に、広告内容を表示するための広告情報を送信する広告情報送信手段を備え、
    前記クライアント端末は、
    前記広告サーバから送信された前記広告情報を受信する広告情報受信手段と、
    前記受信した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に遷移させながら表示する広告表示手段と、
    前記表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付手段とを備え、
    前記選択受付手段は、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止する
    ことを特徴とする広告システム。
  2. 前記広告サーバは、
    広告情報リストを前記クライアント端末に送信するリスト送信手段をさらに備え、
    前記広告情報送信手段は、前記クライアント端末から要求された広告情報を前記クライアント端末に送信し、
    前記クライアント端末は、
    前記送信された広告情報リストと、当該クライアント端末で記憶している広告情報と、を比較し、前記広告情報リストにあって記憶していない前記広告情報を前記広告サーバに要求する広告情報要求手段と、
    記送信された広告情報を用いて前記記憶している広告情報を更新する更新手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の広告システム。
  3. 広告サーバから広告内容を表示するための複数の広告情報を受信する広告情報受信手段と、
    前記受信した広告情報を記憶する広告情報記憶手段と、
    前記記憶した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に遷移させながら表示する広告表示手段と、
    前記広告表示手段で表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付手段と、
    を具備し
    前記選択受付手段は、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、前記広告表示手段で表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止することを特徴とするクライアント端末。
  4. 前記広告表示手段の起動時に、前記広告サーバから広告情報リストを受信するリスト受信手段と、
    前記受信した広告情報リストと、前記記憶している広告情報とを比較して、前記広告情報リストにあって、前記広告情報記憶手段で記憶していない広告情報を前記広告サーバに要求する広告情報要求手段と、
    前記要求に応じて前記広告サーバが送信してきた広告情報を用いて前記記憶している広告情報を更新する更新手段と、
    さらに具備したことを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末。
  5. 前記広告表示手段の起動時に、前記広告情報記憶手段で記憶している広告情報の組み合わせを前記広告サーバに通知する組み合わせ通知手段をさらに具備したことを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末。
  6. 前記広告情報は、ネットワークを介して広告主が指定するサーバ装置に接続するための接続先情報を含んでおり
    記選択を受け付けた広告内容の広告情報に含まれる接続先情報を用いて前記広告主が指定するサーバ装置に接続する接続手
    をさらに具備したことを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末。
  7. 前記選択を受け付けた広告内容の広告情報を特定する広告特定情報を前記広告サーバに送信する広告特定情報送信手段をさらに具備したことを特徴とする請求項6に記載のクライアント端末。
  8. 広告情報受信手段と、広告情報記憶手段と、広告表示手段と、選択受付手段と、を備えたコンピュータにおいて、
    前記広告情報受信手段によって、広告サーバから広告内容を表示するための複数の広告情報を受信する広告情報受信ステップと、
    前記広告情報記憶手段によって、前記受信した広告情報を記憶する広告情報記憶ステップと、
    前記広告表示手段によって、前記記憶した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に遷移させながら表示する広告表示ステップと、
    選択受付手段によって、前記広告表示ステップで表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付ステップと、
    から構成され
    前記選択受付ステップは、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、前記広告表示ステップで表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止することを特徴とする広告方法。
  9. 広告サーバから広告内容を表示するための複数の広告情報を受信する広告情報受信機能と、
    前記受信した広告情報を記憶する広告情報記憶機能と、
    前記記憶した広告情報を用いて、それぞれの広告内容を予め設けられた複数の広告枠にそれぞれ表示し、前記広告枠に表示された前記広告内容の表示位置を時間の経過と共に入れ替えながら表示する広告表示機能と、
    前記広告表示機能で表示されている広告内容の選択を受け付ける選択受付機能と、
    をコンピュータで実現し、
    前記選択受付機能は、前記それぞれの広告内容の表示位置の表示状態が遷移する際の所定の時間間隔の間、前記広告表示機能で表示されている広告内容の何れの選択の受け付けも禁止することを特徴とする広告プログラム。
  10. 前記広告表示機能の起動時に、前記広告サーバから広告情報リストを受信するリスト受信機能と、
    前記受信した広告情報リストと、前記記憶している広告情報とを比較して、前記広告情報リストにあって、前記広告情報記憶機能で記憶していない広告情報を前記広告サーバに要求する広告情報要求機能と、
    前記要求に応じて前記広告サーバが送信してきた広告情報を用いて前記記憶している広告情報を更新する更新機能と、
    さらにコンピュータで実現する請求項に記載の広告プログラム。
  11. 前記広告表示機能の起動時に、前記広告情報記憶機能で記憶している広告情報の組み合わせを前記広告サーバに通知する組み合わせ通知機能をさらにコンピュータで実現する請求項に記載の広告プログラム。
  12. 前記広告情報は、ネットワークを介して広告主が指定するサーバ装置に接続するための接続先情報を含んでおり
    記選択を受け付けた広告内容の広告情報に含まれる接続先情報を用いて前記広告主が
    指定するサーバ装置に接続する接続機
    をさらにコンピュータで実現する請求項に記載の広告プログラム。
  13. 前記選択を受け付けた広告内容の広告情報を特定する広告特定情報を前記広告サーバに送信する広告特定情報送信機能をさらにコンピュータで実現する請求項12に記載の広告プログラム。
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