JP4980633B2 - 画像表示装置、受信装置、画像表示制御方法およびデータ受信方法 - Google Patents

画像表示装置、受信装置、画像表示制御方法およびデータ受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、可視光領域で光通信を行う技術に係り、特に表示する映像に座標データを埋め込む画像表示装置、及び画像表示装置からの座標データを受信する受信装置に関するものである。
インターネットのWebブラウザは、ハイパーテキスト文書であるWebページを表示し、ユーザが文書上のリンク部分をマウスなどのポインティングデバイスによってクリックすると別のWebページを表示する。インターネットの仕組みによれば、画像などのコンテンツにリンクを設定することも可能であり、コンテンツから関連ページヘジャンプすることで、ユーザをコンテンツ関連サービスへ誘導することができる。また、PC(パーソナルコンピュータ)のモニタ画面上でポインティングデバイスで範囲を指定し、指定範囲のみを印刷するなど1コンテンツに対する細かい操作を行うことができる。
一方、ポスターや雑誌の静止画像、テレビ映像や屋外映像表示装置などに表示された動画像から関連するサービスを起動したり誘導したりするサービスが、コンテンツ・サービスとして存在する(非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3、非特許文献4参照)。例えば非特許文献1で提案されたコンテンツ・コンシュアージュは、画像に電子透かしを用いてコンテンツIDを埋め込み、コンテンツIDに基づいてコンテンツ属性情報や関連サービスを取得する仕組みである。また、非特許文献2で提案された情報配信システムである「パッとび」(登録商標)は、バーコードやQR(Quick Response)コード、画像認識によって画像を識別して、関連Webページへの誘導を行うものである。
これらのサービスは、主に雑誌やポスター等の紙面を対象に行われている。紙面は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナ、コピー機などにより画像を安定して読み取ることができるので、画像に埋め込まれたメタデータの取り出しを容易に行える。しかし、紙面では、物理的な限界や人の視覚に及ぼす影響が少ないことから、多人数への情報提供媒体としては訴求力が弱い。そこで、例えばオーロラビジョン(登録商標)等の大型の画像表示装置など多人数への訴求力の高い情報提供媒体(例えば、非特許文献3参照。)に非特許文献1〜非特許文献4の技術を適用してメタデータを埋め込んだ画像を表示することが望まれている。
従来の画像表示装置の画面を図23に示し、この画像表示装置の構成を図24に示す。図23に示すように、大型の画像表示装置100は、赤色、青色、緑色の何れかの色に発光するLEDなどの発光素子111をマトリックス状に配列した表示パネル110を有する。このような大型の画像表示装置100は、ビル壁面などの屋内外でポスターと同様の広告表示や画像情報提供を行うものであり、静止画のみならず動画を表示することができる。
図24に示すように、画像表示装置100は、復号器121とビデオメモリ122とからなるデコーダ120と、DAコンバータ130と、表示パネル110とを有する。画像表示装置100の表示パネル110に表示するデジタルデータからなる画像データは、デコーダ120により復号され、DAコンバータ130により映像信号に変換されたあと、表示パネル110に入力される。表示パネル110は、入力された映像信号にしたがって発光素子111を発光させることにより、画面に映像を表示する。画像表示装置100によれば、ビル壁面などの屋内外でポスターと同様の広告表示や画像情報提供を行い、さらに静止画像のみならず動画像を表示できる。
このような大型の画像表示装置に非特許文献1〜非特許文献4の技術を適用することにより、訴求力の高い各種サービスを提供することが可能となるが、従来の技術では、画面表示装置の解像度やコントラスト、画面表示装置と観察者との距離など表示および読み取り環境の問題から、画像表示装置からの画像を安定して読み取ることが困難であった。そこで、近年では、表示および読み取り環境によらずに安定した画像の読み取りを可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1、非特許文献6参照)。これは、可視光を用いた光通信の応用技術であり、画像に埋め込むメタデータを光の点滅として符号化して表現し、画像表示装置の表示素子を画像表示時にメタデータを符号化したパタンで点滅させることにより、画像の表示と同時にメタデータを発信するものである。このような画像表示装置の構成を図25に示す。
図25に示すように、画像表示装置300は、映像信号生成部310と、点滅信号生成部320と、合成部330と、表示パネル110とを有する。映像信号生成部310は、外部から入力された画像データに基づいて映像信号を生成する。点滅信号生成部320は、外部から入力されたメタデータに基づいて点滅信号を生成する。合成部330は、映像信号生成部310により生成された映像信号と点滅信号生成部320により生成された点滅信号とを合成して合成信号を生成する。この合成信号を表示パネル110に入力することにより、メタデータが埋め込まれた映像が表示パネル110の画面に表示される。
表示パネル110の発光素子は、表示すべき画像の画素を表現するために発光するが、動画のフレームレートは1/30秒など比較的低速である。これに対して、IrDA(Infrared Data Association)などの光通信に用いられる方式ははるかに高い周波数でデータ通信を行う。よって、動画の1フレーム表示時間内に、独立に、可視光通信のための点滅を行うことが可能になる。この結果、1つの表示パネル110上で、画像とメタデータとを同時に独立に表示可能となる。この表示パネル110に表示された映像をカメラや受光器で読み取り、その映像に含まれる点滅信号を解読することにより、その映像からメタデータを抽出することができる。
特開2004−72365号公報 「世界最小・最軽量のカメラ内蔵型HDTVエンコーダとコンテンツIDを利用したサービス提供技術を開発〜NAB2001で、ブロードバンドネットワーク時代の通信放送技術を提示〜」,日本電信電話株式会社,2001年4月13日ニュースリリース,[平成18年3月1日検索],インターネット<http://www.ntt.co.jp/news/news01/0104/010413b.html> 「パッとび」,株式会社NTTデータ,[平成18年3月1日検索],インターネット<http://www.nttdata.co.jp/services/s090296.html> 入江,藤井,阪本,山下,「電子透かしを利用したコンテンツIDのアプリケーション」,情報処理学会,電子化知的財産・社会基盤研究会,2000年,2000−EIP−109,p.7−14 中村,片山,宮地,山下,山室,「カメラ付き携帯電話機を用いたサービス仲介システムのための電子透かし検出方式」,情報処理学会・情報科学技術フォーラム2003,2003年,N−020,p.409−410 「オーロラビジョン」,三菱電機株式会社,[平成18年3月1日検索],インターネット<http://www.mitsubishielectric.co.jp/visual/aurora/index_b.html> 大前,カザウラ,松本,佐藤他,「フル光接続無線システムの回線設計における一検討」、画像電子学会第33回年次大会予稿集、p.191−192
特許文献1に開示された技術では、表示画像全体に対して同一の操作しか行えず、PCに接続されたモニタ装置に表示されたコンテンツと同様の細かい操作は不可能である。モニタ装置に表示されたコンテンツに対する操作と同様の機能を実現するには、ポインティングデバイスが指し示している画面上の位置を認識可能でなければならない。
特許文献1のように可視光線を用いる技術は、画面全体に情報を埋め込むようになっているため、指向性のある受光デバイスを備えた受信装置からなるポインティングデバイスによって、画面から発信されているメタデータを受信することで、どの画面を指し示しているかを認識することはできる。しかし、特許文献1に開示された技術では、画面上のどの位置を指し示しているかは認識できない。例えば図26の例では、2つの受光範囲A1,A2が受光デバイスの指し示している場所を表しているが、受光デバイス側では自身がどの場所を指し示しているかを区別できない。
PCに接続されたモニタ装置であれば、上記のようにマウスなどのポインティングデバイスでリンクがクリックされた時点でユーザをコンテンツ関連サービスヘ誘導することができるが、特許文献1に開示された画像表示装置では、このようなコンテンツ関連サービスへの誘導は不可能である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、表示パネル上のどの領域から信号を受信したかを受信装置側で特定できるように映像に座標データを埋め込む画像表示装置、及び画像表示装置からの座標データを受信する受信装置を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、表示パネルと、この表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号を出力する通信信号生成部と、この通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号と前記映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から前記座標データを含む第1の通信信号を光信号として発信させる制御信号生成部とを有するものである。
また、本発明の画像表示装置において、前記通信信号生成部は、さらに、前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータとこのメタデータが埋め込まれる前記表示パネル上の位置を示す座標を符号化した領域座標データとを含む第2の通信信号を出力し、前記制御信号生成部は、前記通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号及び前記第2の通信信号と映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から座標データを含む前記第1の通信信号ならびに前記メタデータおよび前記領域座標データを含む前記第2の通信信号を光信号として発信させるものである。
また、本発明の画像表示装置の1構成例において、前記通信信号生成部は、前記表示パネルの画面の各画素の座標を符号化した座標データを含む前記第1の通信信号を前記表示パネルの画素毎に出力し、前記制御信号生成部は、前記通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号と映像信号とを画素毎に合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの輝度を画素毎に制御することにより、前記表示パネルの各画素から対応する前記第1の通信信号を発信させるものである。
また、本発明の画像表示装置の1構成例において、前記通信信号生成部は、前記表示パネルの画面を分割した第1の分割領域の位置を示す座標を符号化した座標データを含む前記第1の通信信号を前記第1の分割領域毎に出力し、前記制御信号生成部は、前記通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号と映像信号とを画素毎に合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの輝度を画素毎に制御することにより、前記表示パネルの第1の分割領域の各々に含まれる各画素から対応する前記第1の通信信号を発信させるものである。
また、本発明の画像表示装置の1構成例において、前記通信信号生成部は、さらに、前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータを前記第1の通信信号に含めるものである。
また、本発明の画像表示装置の1構成例において、前記通信信号生成部は、さらに、前記第1の通信信号を前記制御信号生成部に出力している途中あるいは出力後に、前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータを出力し、前記制御信号生成部は、前記第1の通信信号及びメタデータと映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面から前記第1の通信信号及びメタデータを光信号として発信させるものである。
また、本発明の画像表示装置の1構成例において、前記通信信号生成部は、前記メタデータと、前記表示パネルの画面を分割した第2の分割領域の位置を示す座標を符号化した前記領域座標データとを含む前記第2の通信信号を前記第2の分割領域毎に出力し、前記制御信号生成部は、前記表示パネルの第2の分割領域の各々に含まれる各画素から対応する前記第2の通信信号を発信させるものである。
また、本発明の画像表示装置の1構成例において、前記通信信号生成部は、前記メタデータと、前記表示パネルの画面を分割した第2の分割領域の位置を示す座標を符号化した前記領域座標データを含む前記第2の通信信号を前記第2の分割領域毎に出力し、前記制御信号生成部は、前記第2の分割領域毎の第2の通信信号を前記表示パネルの画面全体から順次発信させるものである。
また、本発明は、表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号と前記映像信号とを合成した制御信号を前記パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から前記座標データを含む前記第1の通信信号を発信する画像表示装置から、前記第1の通信信号を受信する受信装置であって、前記表示パネルからの光を受光する受光手段と、この受光手段が検出した光から前記第1の通信信号を抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された第1の通信信号に基づいて、前記受光手段が指し示す前記表示パネルの画面上の受光範囲の座標データを取得する第1の解析手段とを有するものである。
また、本発明は、表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号、及び前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータとこのメタデータが埋め込まれる前記表示パネル上の位置を示す座標を符号化した領域座標データとを含む第2の通信信号を前記映像信号と合成した制御信号を前記パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から座標データを含む第1の通信信号ならびに前記メタデータおよび領域座標データを含む第2の通信信号を発信する画像表示装置から、前記第1の通信信号及び前記第2の通信信号を受信する受信装置であって、前記表示パネルからの光を受光する受光手段と、この受光手段が検出した光から前記第1の通信信号及び第2の通信信号を抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された第1の通信信号に基づいて、前記受光手段が指し示す前記表示パネルの画面上の受光範囲の座標データを取得する第1の解析手段と、この第1の解析手段により取得された前記受光範囲の座標データとこの受光範囲に入っている画面上の領域に対応する前記第2の通信信号の領域座標データに基づいて、ユーザの意図する受信領域を選択して、この受信領域に対応する前記第2の通信信号からメタデータを取得する第2の解析手段とを有するものである。
本発明によれば、表示パネルの画面の座標データを含む第1の通信信号を生成し、この第1の通信信号と映像信号とを合成した制御信号を表示パネルに出力して、表示パネルの画面から映像と独立して第1の通信信号を可視光の光信号として発信させるようにしたので、表示パネルからの光を受光する受信装置側では、カメラ等の受光手段が指し示す表示パネルの画面上の受光範囲の座標データを取得することができる。これにより、本発明では、画面上の受光範囲の位置や受光範囲の中心の位置を受信装置側で認識できるため、受信装置を画像表示装置に対するポインティングデバイスとして動作させることができる。その結果、本発明の技術を利用すると、ユーザが受信装置を使って画面上のある領域を指し示したときに、その領域に関連するWebページにジャンプさせて、ユーザをコンテンツ関連サービスヘ誘導するといったサービスを提供することが可能になる。
また、メタデータとこのメタデータが埋め込まれる表示パネル上の位置を示す領域座標データとを含む第2の通信信号を生成し、第1の通信信号及び第2の通信信号と映像信号とを合成した制御信号を表示パネルに出力して、表示パネルの画面から映像と独立して第1の通信信号及び第2の通信信号を可視光の光信号として発信させるようにしたので、表示パネルからの光を受光する受信装置側では、カメラ等の受光手段が指し示す表示パネルの画面上の受光範囲の座標データだけでなく、受光範囲に対応付けられたメタデータを直接受信することが可能になる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。
図1の画像表示装置1は、映像信号生成部2と、通信信号生成部3と、制御信号生成部4と、表示パネル5とから構成される。
液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、オーロラビジョンパネルなどの表示パネル5では、マトリクス状に配置された各画素にそれぞれスイッチが接続されており、各スイッチに入力される制御信号によって各画素の輝度を制御する。表示パネル5には、制御信号を生成する制御信号生成部4を通して映像信号生成部2と通信信号生成部3とが接続されている。
映像信号生成部2は、図24に示すデコーダ120とDAコンバータ130とからなるものであり、外部から入力された画像データを復号して、表示パネル5の画素数に応じた映像信号を生成し、この映像信号を制御信号生成部4に出力する。ここで、画像データとは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)やJPEG(Joint Photographic Expert Group)等の公知の符号化方式により符号化された動画像データまたは静止画像データのことを意味する。なお、画像データとしては、例えばNTSC(National Television System Committee)などのテレビ放送のアナログ信号であってもよい。この場合、映像信号生成部2は、そのアナログ信号に基づいて映像信号を生成する公知のアナログ機材であってもよい。
通信信号生成部3は、表示パネル5の画面の座標データを含む第1の通信信号を表示パネル5の画素毎に出力する。
制御信号生成部4は、映像信号生成部2から出力された映像信号と通信信号生成部3から出力された第1の通信信号とを合成して制御信号を生成する。これにより、映像信号に第1の通信信号を重畳した制御信号が表示パネル5に入力される。
表示パネル5は、制御信号に応じて各画素の輝度を制御することで、表示パネル全体として映像を表示する。
次に、通信信号生成部3による第1の通信信号の生成方法について説明する。図2は通信信号生成部3の構成例を示すブロック図である。通信信号生成部3は、第1の通信信号を生成する第1の生成部30と、生成された第1の通信信号を制御信号生成部4に出力する出力部31とを有する。
本実施の形態では、表示パネル5の各画素E(x,y)に対してそれぞれ第1の通信信号S(x,y)を生成する。ここで、E(x,y)は表示パネル5の画面上の左からx番目、上からy番目にある画素を示す(x,yは自然数)。第1の通信信号S(x,y)は、画素E(x,y)の座標(Cx,Cy)をデジタル符号化したものである。座標(Cx,Cy)の設定方法としては以下の3通りがある。
第1の設定方法は、画素E(x,y)の座標(Cx,Cy)としてx,yの値をそのまま用いる方法である。第1の通信信号S(x,y)は、座標Cx=x,Cy=yをそれぞれ固定長の2進数で表現した値を連接したものとなる。この第1の設定方法の場合、例えば最大座標が1023であるとすると、座標Cx,Cyのそれぞれを10ビットの2進数で表現することができる。例えば、Cx=x=10,Cy=y=20の座標は、10,20をそれぞれ2進数で表現した値を連接したビット系列「00000010100000010100」で表現できる。
第2の設定方法は、表示される映像のサイズを横vx画素、縦vy画素として(vx,vyは自然数)、表示パネル5の画素E(x,y)の位置をこの画素数に換算した位置にマッピングする方法、すなわち画素E(x,y)の位置を映像の画素数vx,vyで正規化する方法である。表示パネル5の画面上の画素の数は表示パネル5の大きさに依存して変化する。一つの理由は、表示パネル5のサイズはいろいろな値があるが、表示パネル5の画素の大きさはそれほどサイズを変えられないからである。一方、画像データは、一定の画素数で符号化される(VGAやSVGAなどといった解像度で表現される場合が多い)。この場合、異なる画素数の表示パネル5に対して、画素E(x,y)の座標(Cx,Cy)としてx,yの値をそのまま用いると、同一の座標の領域が表示パネル5の画面上では異なる位置にあるという問題が発生しうる。
そこで、このような問題を解決するために座標値を正規化したものにする。表示パネル5の画素数を横P個、縦Q個とすると(P,Qは自然数)、画素E(x,y)の座標(Cx,Cy)は(vx×x/P,vy×y/Q)となる。座標Cx,Cyは適宜丸めを行って整数値にすることは言うまでもない。第1の設定方法と同様に、第1の通信信号S(x,y)は、座標Cx,Cyをそれぞれ固定長の2進数で表現した値を連接したものとなる。
第3の設定方法は、表示パネル全体に対する画素E(x,y)の位置をパーセンテージで表す方法、すなわち画素E(x,y)の位置を表示パネル5の画素数P,Qで正規化する方法である。この場合、画素E(x,y)の座標(Cx,Cy)は(100×x/P,100×y/Q)となる。座標Cx,Cyは適宜丸めを行って整数値にすることは言うまでもない。第1の設定方法と同様に、第1の通信信号S(x,y)は、座標Cx,Cyをそれぞれ固定長の2進数で表現した値を連接したものとなる。
なお、実際は第1〜第3の設定方法で示したように座標Cx,Cyを単純に二進数表現するのではなく、誤り訂正符号を用いてもよい。
第1の通信信号S(x,y)の発信方法としては以下の2通りがある。
第1の発信方法は、各画素E(x,y)の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号S(x,y)を同時に発信する方法である。つまり、通信信号生成部3は、第1の通信信号S(1,1),S(1,2),S(1,3),…,S(2,1),…,S(3,1),…,S(P,Q)を制御信号生成部4に同時に出力することにより、この第1の通信信号S(1,1),S(1,2),S(1,3),…,S(2,1),…,S(3,1),…,S(P,Q)をそれぞれ表示パネル5の対応する画素E(1,1),E(1,2),E(1,3),…,E(2,1),…,E(3,1),…,E(P,Q)から同時に発信させる。
第2の発信方法は、各画素E(x,y)の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号S(x,y)を順次発信する方法である。つまり、通信信号生成部3は、第1の通信信号S(1,1),S(1,2),S(1,3),…,S(2,1),…,S(3,1),…,S(P,Q)を制御信号生成部4に順次出力することにより、第1の通信信号S(1,1),S(1,2),S(1,3),…,S(2,1),…,S(3,1),…,S(P,Q)をそれぞれ表示パネル5の対応する画素E(1,1),E(1,2),E(1,3),…,E(2,1),…,E(3,1),…,E(P,Q)から順次発信させる。S(1,1)からS(P,Q)までの発信が一通り終わると、再びS(1,1)からの発信を開始する。図3は第1の通信信号S(x,y)の第2の発信方法を示すタイミングチャートである。
図4(A)に任意の画素E(x,y)に対応する映像信号の輝度変化を示し、図4(B)に画素E(x,y)に対応する第1の通信信号S(x,y)の輝度変化を示し、図4(C)に図4(A)の映像信号と図4(B)の第1の通信信号S(x,y)とを合成した制御信号の輝度変化を示す。制御信号生成部4は、このような合成を表示パネル5の画素毎に行い、生成した制御信号を表示パネル5に出力する。表示パネル5の各画素の輝度は、映像信号によって指定される輝度と第1の通信信号によって指定される輝度との合成の輝度になる。これにより、表示パネル5の各画素の座標データを当該画素に対応する位置に埋め込んだ映像が表示パネル5に表示される。
一般に、大型の表示パネル5のフレームレートは、例えば1/30秒程度である。一方、光通信は例えば数MHz程度という、フレームレートよりもはるかに高い周波数で表示パネル5の画素の輝度を制御する。したがって、表示パネル5において、映像を1フレーム表示する時間内に、映像とは異なる光通信のための輝度制御を行うことができる。この結果、一つの表示パネル5上で、映像と第1の通信信号とを同時に独立に表示することが可能となる。
図6は、画像表示装置1と共に可視光通信システムを構成する、カメラ等の受光デバイスを備えた受信装置の構成例を示すブロック図である。受信装置6は、表示パネル5の画面からの光を受光する受光デバイス7と、受光デバイス7が検出した光から第1の通信信号やメタデータを抽出する抽出部8と、抽出された第1の通信信号を解析して座標データを取得し、取得した座標データを基に受光デバイス7が指し示している表示パネル5の画面上の位置を表示部12に表示すると共に、抽出されたメタデータを解析する解析部9と、例えば携帯電話網を通じてインターネットに接続する機能を有する通信部10と、Webページを表示部12に表示させる機能を有し、解析部9によるメタデータの解析結果に応じてメタデータで指定されたオブジェクトへジャンプするWebブラウザ11と、表示部12とを有する。
以上の受信装置6の構成のうち、抽出部8と解析部9と通信部10の少なくとも一部は、CPU、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って処理を行う。
表示パネル5に表示された映像を受光デバイス7を備えた受信装置6で読み取り、その映像に含まれる第1の通信信号を受信装置6の解析部9で解析することにより、座標データを抽出することができる。このとき、受信装置6で受信できるのは、受光デバイス7の受光範囲内の映像に埋め込まれた第1の通信信号である。したがって、受信装置6で得られる座標データは受光デバイス7の受光範囲内の画素の座標データであり、この座標データを取得することにより、受光デバイス7が指し示している表示パネル5の画面上の位置を受信装置6で認識することができる。
以上のように、本実施の形態では、表示パネル5の画面上の受光範囲の座標データを取得することができ、受信装置6を画像表示装置1に対するポインティングデバイスとして動作させることができる。その結果、本実施の形態の技術を利用すれば、ユーザが受信装置6を使って画像表示装置1の画面上のある領域を指し示したときに、その領域に関連するWebページにジャンプさせて、ユーザをコンテンツ関連サービスヘ誘導するといったサービスを提供することが可能になる。
なお、本実施の形態では、第1の通信信号として、表示パネル5の各画素の座標データを送信しているが、座標データの他に、時刻データや表示パネル5の識別番号である表示パネルIDをメタデータとして第1の通信信号に含めてもよい。時刻データや表示パネルIDは、各画素の座標データの後ろにつなげて送ることができる。
時刻の表現方法としては、例えばある基準時刻からの経過ミリ秒数を2進数で表現した値を時刻データとする方法がある。このような時刻データを第1の通信信号として映像に埋め込むことにより、表示パネル5に表示された映像を受信装置6の受光デバイス7で読み取ったときに、データを何時読み取ったのかを受信装置6で認識することができる。
表示パネルIDもビット系列によって表現することができる。表示パネルIDを第1の通信信号として映像に埋め込むことにより、表示パネル5に表示された映像を受光デバイス7で読み取ったときに、どの表示パネル5からデータを読み取ったのかを受信装置6で認識することができる。
また、時刻データや表示パネルIDをサイクルの途中で座標データとは別の第1の通信信号(メタデータ)として送信するようにしてもよい。図5は、この場合の第1の通信信号S(x,y)の発信方法を示すタイミングチャートである。図5に示す方法によれば、画素毎の第1の通信信号S(x,y)に時刻データや表示パネルIDを含ませる場合に比べて、データ通信量を少なくすることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、画像表示装置や受信装置の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1、図6の符号を用いて説明する。本実施の形態は、表示パネル5を複数の第1の分割領域に分割して、第1の分割領域毎の座標データを表示パネル5の映像に埋め込むようにしたものである。
通信信号生成部3による第1の通信信号の生成方法について説明する。本実施の形態では、図7に示すように、表示パネル5の画面50を格子状に縦m個、横n個のm×n個の長方形領域(第1の分割領域)に分割する(m,nは自然数)。表示パネル5の各長方形領域R(x,y)に対してそれぞれ第1の通信信号SR(x,y)を生成する。ここで、R(x,y)は表示パネル5の画面50上の左からx番目、上からy番目にある領域を示す。第1の通信信号SR(x,y)は、長方形領域R(x,y)の座標(CRx,CRy)をデジタル符号化したものである。座標(CRx,CRy)の設定方法としては以下の3通りがある。
第1の設定方法は、長方形領域R(x,y)の座標(CRx,CRy)としてx,yの値をそのまま用いる方法である。第1の通信信号SR(x,y)は、座標CRx=x,CRy=yをそれぞれ固定長の2進数で表現した値を連接したものとなる。
第2の設定方法は、表示される映像のサイズを横vx画素、縦vy画素として、表示パネル5の長方形領域R(x,y)の位置をこの画素数に換算した位置にマッピングする方法、すなわち長方形領域R(x,y)の位置を映像の画素数vx,vyで正規化する方法である。長方形領域R(x,y)の座標(CRx,CRy)は(vx×x/n,vy×y/m)となる。座標CRx,CRyは適宜丸めを行って整数値にすることは言うまでもない。第1の設定方法と同様に、第1の通信信号SR(x,y)は、座標CRx,CRyをそれぞれ固定長の2進数で表現した値を連接したものとなる。
第3の設定方法は、表示パネル全体に対する長方形領域R(x,y)の位置をパーセンテージで表す方法、すなわち長方形領域R(x,y)の位置を領域数n,mで正規化する方法である。長方形領域R(x,y)の座標(CRx,CRy)は(100×x/n,100×y/m)となる。座標CRx,CRyは適宜丸めを行って整数値にすることは言うまでもない。第1の設定方法と同様に、第1の通信信号SR(x,y)は、座標CRx,CRyをそれぞれ固定長の2進数で表現した値を連接したものとなる。
なお、実際は第1〜第3の設定方法で示したように座標CRx,CRyを単純に二進数表現するのではなく、誤り訂正符号を用いてもよい。
第1の通信信号SR(x,y)の発信方法としては以下の2通りがある。
第1の発信方法は、各長方形領域R(x,y)に属する画素の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号SR(x,y)を同時に発信する方法である。つまり、通信信号生成部3は、第1の通信信号SR(1,1),SR(1,2),SR(1,3),…,SR(2,1),…,SR(3,1),…,SR(n,m)を制御信号生成部4に同時に出力することにより、この第1の通信信号SR(1,1),SR(1,2),SR(1,3),…,SR(2,1),…,SR(3,1),…,SR(n,m)をそれぞれ表示パネル5の対応する長方形領域R(1,1),R(1,2),R(1,3),…,R(2,1),…,R(3,1),…,R(n,m)から同時に発信させる。
第2の発信方法は、各長方形領域R(x,y)に属する画素の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号SR(x,y)を順次発信する方法である。つまり、通信信号生成部3は、第1の通信信号SR(1,1),SR(1,2),SR(1,3),…,SR(2,1),…,SR(3,1),…,SR(n,m)を制御信号生成部4に順次出力することにより、この第1の通信信号SR(1,1),SR(1,2),SR(1,3),…,SR(2,1),…,SR(3,1),…,SR(n,m)をそれぞれ表示パネル5の対応する長方形領域R(1,1),R(1,2),R(1,3),…,R(2,1),…,R(3,1),…,R(n,m)から順次発信させる。図8は第1の通信信号SR(x,y)の第2の発信方法を示すタイミングチャートである。なお、第1、第2の発信方法において、1つの長方形領域R(x,y)に属する複数の画素からは同一の第1の通信信号SR(x,y)を同時に発信してもよいし、順次発信してもよい。
画像表示装置1の制御信号生成部4の動作及び受信装置6の動作は、第1の実施の形態と同様である。ただし、本実施の形態では、座標データが長方形領域R(x,y)毎に生成されるため、表示パネル5の画面50上の同一の長方形領域R(x,y)に属する複数の画素の位置に同一の座標データが埋め込まれる。
以上のように、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、本実施の形態では、第1の通信信号として、表示パネル5の各長方形領域の座標データを送信しているが、第1の実施の形態と同様に、座標データの他に、時刻データや表示パネルIDをメタデータとして第1の通信信号に含めてもよい。時刻データや表示パネルIDは、各長方形領域の座標データの後ろにつなげて送ることができる。
また、時刻データや表示パネルIDをサイクルの途中で座標データとは別の第1の通信信号(メタデータ)として送信するようにしてもよい。図9は、この場合の第1の通信信号SR(x,y)の発信方法を示すタイミングチャートである。図9に示す方法によれば、長方形領域毎の第1の通信信号SR(x,y)に時刻データや表示パネルIDを含ませる場合に比べて、データ通信量を少なくすることができる。また、第1の実施の形態では、各画素を同じタイミングで点滅させない場合、1サイクルで、画面上の画素の数だけ画素からの発信を繰り返す必要がある。これに対して、本実施の形態では、長方形領域の数だけ発信を繰り返せばよいので、1サイクルの長さが短くなる利点がある。さらに、本実施の形態では、1つの長方形領域に複数の画素が含まれるため、同一のタイミングで同一のデータを発信する画素数が増加することになり、受光デバイス7による第1の通信信号の受信を容易にすることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、画像表示装置や受信装置の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1、図6の符号を用いて説明する。本実施の形態は、表示パネル5の第1の分割領域毎の座標データを映像に埋め込むようにしたものであり、第2の実施の形態と異なる通信信号の発信方法を提供するものである。
通信信号生成部3による第1の通信信号の生成方法について説明する。まず、本実施の形態では、表示パネル5の画素を以下に示すように一定の座標範囲毎にグループ化する。表示パネル5の画素E(x,y)を横方向(x軸方向)、縦方向(y軸方向)ともに、一定の座標の幅毎にグループ化する。E(x,y)は表示パネル5の画面上の左からx番目、上からy番目にある画素を示す。
x軸方向はgx列毎にグループ化する。k番目の領域RX(k)は、x座標の値がgx×(k−1)+1以上gx×k以下で、y座標の値が1からQ(Qは表示パネル5の縦方向の画素数)までの画素からなるグループである(gx,kは自然数)。
y軸方向はgy行毎にグループ化する(gyは自然数)。k番目の領域RY(k)は、y座標の値がgy×(k−1)+1以上gy×k以下で、x座標の値が1からP(Pは表示パネル5の横方向の画素数)までの画素からなるグループである。
本実施の形態では、表示パネル5の領域RX(k)に属する各画素に対してそれぞれ第1の通信信号SX(k)を生成すると共に、領域RY(k)に属する各画素に対してそれぞれ第1の通信信号SY(k)を生成する。第1の通信信号SX(k)は、領域RX(k)のx座標CRxをデジタル符号化したものであり、第1の通信信号SY(k)は、領域RY(k)のy座標CRyをデジタル符号化したものである。座標CRx,CRyの設定方法としては以下の4通りがある。
第1の設定方法は、領域RX(k)のx座標CRxとして、領域RX(k)に属するいずれかの画素のx座標を用いる方法である。領域RX(k)に属する画素のx座標は、gx×(k−1)+1以上gx×k以下である。この範囲のx座標、例えば最小値を代表として領域RX(k)のx座標CRxとする。第1の通信信号SX(k)は、座標CRxを固定長の2進数で表現した値となる。同様に、領域RY(k)のy座標CRyとしては、領域RY(k)に属する画素のy座標のうち例えば最小値を用いればよい。第1の通信信号SY(k)は、座標CRyを固定長の2進数で表現した値となる。
第2の設定方法は、領域RX(k)のx座標CRxとして、領域RX(k)の番号kを割り当て、同様に領域RY(k)のy座標CRyとして、領域RY(k)の番号kを割り当てる方法である。第1の通信信号SX(k),SY(k)は、それぞれ座標CRx,CRyを固定長の2進数で表現した値となる。
第3の設定方法は、表示される映像のサイズを横vx画素、縦vy画素として、領域RX(k),RY(k)の位置をこの画素数に換算した位置にマッピングする方法、すなわち領域RX(k),RY(k)の位置を映像の画素数vx,vyで正規化する方法である。表示パネル5の横方向の画素数をP、縦方向の画素数をQとすると、領域RX(k)のx座標CRxはvx×k×gx/Pとなり、領域RY(k)のy座標CRyはvy×k×gy/Qとなる。座標CRx,CRyは適宜丸めを行って整数値にすることは言うまでもない。第1の設定方法と同様に、第1の通信信号SX(k),SY(k)は、それぞれ座標CRx,CRyを固定長の2進数で表現した値となる。
第4の設定方法は、表示パネル全体に対する領域RX(k),RY(k)の位置をパーセンテージで表す方法、すなわち画面の幅を100としてパーセントで領域RX(k),RY(k)の座標を表す方法である。領域RX(k)のx座標CRxは100×k×gx/Pとなり、領域RY(k)のy座標CRyは100×k×gy/Qとなる。座標CRx,CRyは適宜丸めを行って整数値にすることは言うまでもない。第1の設定方法と同様に、第1の通信信号SX(k),SY(k)は、それぞれ座標CRx,CRyを固定長の2進数で表現した値となる。
なお、実際は第1〜第4の設定方法で示したように座標CRx,CRyを単純に二進数表現するのではなく、誤り訂正符号を用いてもよい。
第1の通信信号SX(k),SY(k)の発信方法としては、以下の2通りがある。第1の発信方法は、各領域RX(k)に属する画素の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号SX(k)を同時に発信し、次に各領域RY(k)に属する画素の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号SY(k)を同時に発信する方法である。つまり、通信信号生成部3は、第1の通信信号SX(1),SX(2),…,SX(3),…,SX(n)を制御信号生成部4に同時に出力することにより、この第1の通信信号SX(1),SX(2),…,SX(3),…,SX(n)をそれぞれ表示パネル5の対応する領域RX(1),RX(2),RX(3),…,RX(n)から同時に発信させ、次に第1の通信信号SY(1),SY(2),SY(3),…,SY(m)を制御信号生成部4に同時に出力することにより、この第1の通信信号SY(1),SY(2),SY(3),…,SY(m)をそれぞれ表示パネル5の対応する領域RY(1),RY(2),RY(3),…,RY(m)から同時に発信させる(nは領域RX(k)の個数、mは領域RX(k)の個数)。
第2の発信方法は、各領域RX(k)に属する画素の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号SX(k)を順次発信し、次に各領域RY(k)に属する画素の輝度を画素毎に制御する第1の通信信号SY(k)を順次発信する方法である。つまり、通信信号生成部3は、第1の通信信号SX(1),SX(2),…,SX(3),…,SX(n)を制御信号生成部4に順次出力することにより、この第1の通信信号SX(1),SX(2),…,SX(3),…,SX(n)をそれぞれ表示パネル5の対応する領域RX(1),RX(2),RX(3),…,RX(n)から順次発信させ、次に第1の通信信号SY(1),SY(2),SY(3),…,SY(m)を制御信号生成部4に順次出力することにより、この第1の通信信号SY(1),SY(2),SY(3),…,SY(m)をそれぞれ表示パネル5の対応する領域RY(1),RY(2),RY(3),…,RY(m)から順次発信させる。SX(1)からSY(m)までの出力が一通り終わると、再びSX(1)からの出力を開始する。図10は第1の通信信号SX(k),SY(k)の第2の発信方法を示すタイミングチャートである。
なお、第1、第2の発信方法において、1つの領域RX(k)に属する複数の画素からは同一の第1の通信信号SX(k)を同時に発信してもよいし、順次発信してもよく、同様に1つの領域RY(k)に属する複数の画素からは同一の第1の通信信号SY(k)を同時に発信してもよいし、順次発信してもよい。
制御信号生成部4の動作は第1の実施の形態と同様である。
図11、図12に示すように、受信装置6の受光デバイス7の受光範囲が、表示パネル5の画面50内の左上の座標が(xL,yL)、右下の座標が(xU,yU)の矩形に内接する円であるとする。このとき、受光デバイス7は、受光範囲に入らない領域RX(k)については第1の通信信号SX(k)を受信しない。つまり、CRx<xLまたはCRx>xUが成立するx座標CRxの領域からのデータは受信しない。図11の例では、領域RX(i−1),RX(i),RX(i+1)が受光範囲に含まれる。したがって、受信装置6は、これらの領域RX(i−1),RX(i),RX(i+1)からの第1の通信信号SX(i−1),SX(i),SX(i+1)を受信することにより、受光デバイス7が指し示している画面50上のx座標の最小値としてxLを取得し、x座標の最大値としてxUを取得する。
同様に、受光デバイス7は、受光範囲に入らない領域RY(k)については第1の通信信号SY(k)を受信しない。つまり、CRy<yLまたはCRy>yUが成立するy座標CRyの領域からのデータは受信しない。図12の例では、領域RY(i−1),RY(i),RY(i+1)が受光範囲に含まれる。したがって、受信装置6は、これらの領域RY(i−1),RY(i),RY(i+1)からの第1の通信信号SY(i−1),SY(i),SY(i+1)を受信することにより、受光デバイス7が指し示している画面50上のy座標の最小値としてyLを取得し、y座標の最大値としてyUを取得する。
以上の原理から、一定期間における表示パネル5からの受信データによりxL,yL,xU,yUの値が分かる。つまり、受信装置6の解析部9は、受信データから受光デバイス7の受光範囲の矩形領域を認識することができる。
なお、本実施の形態では、第1の通信信号として、表示パネル5の各領域RX(k),RY(k)の座標データを送信しているが、第1の実施の形態と同様に、座標データの他に、時刻データや表示パネルIDをメタデータとして第1の通信信号に含めてもよい。時刻データや表示パネルIDは、各領域RX(k),RY(k)の座標データの後ろにつなげて送ることができる。
また、時刻データや表示パネルIDをサイクルの途中で座標データとは別の第1の通信信号(メタデータ)として送信するようにしてもよい。図13は、この場合の第1の通信信号SX(k),SY(k)の発信方法を示すタイミングチャートである。図13に示す方法によれば、領域RX(k),RY(k)毎の第1の通信信号SX(k),SY(k)に時刻データや表示パネルIDを含ませる場合に比べて、データ通信量を少なくすることができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、画像表示装置や受信装置6の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1、図6の符号を用いて説明する。本実施の形態は、第1〜第3の実施の形態と同様に表示パネル5の画素毎又は領域毎の座標データを含む第1の通信信号を発信すると共に、メタデータとこのメタデータが埋め込まれる領域の位置を示す領域座標データとを含む第2の通信信号を発信するようにしたものである。
図14は本実施の形態の通信信号生成部3の構成例を示すブロック図である。通信信号生成部3は、第1の通信信号を生成する第1の生成部30と、第2の通信信号を生成する第2の生成部32と、生成された第1の通信信号と第2の通信信号とを制御信号生成部4に出力する出力部31aとを有する。
第1の通信信号の発信方法は、上記の第1〜第3の実施の形態で説明したとおりである。
次に、第2の通信信号の発信方法について説明する。第2の通信信号の発信方法としては以下の3通りがある。
第1の発信方法は、第1の分割領域とは別に、表示パネル5の画面を複数の第2の分割領域に分割し、第2の分割領域に属する画素の輝度を画素毎に制御する第2の通信信号をそれぞれ表示パネル5の対応する第2の分割領域から同時に発信する方法である。
第2の通信信号の構成例を図15に示し、領域座標データの例を図16に示す。前述のように、ある領域に対応する第2の通信信号は、メタデータとこのメタデータを埋め込む領域の位置を示す領域座標データとから構成される。図15では、第2の分割領域D(1),D(2),…,D(N)に対応する第2の通信信号をSD(1),SD(2),…,SD(N)としている。第2の分割領域D(k)の座標(CDx,CDy)は、例えば当該領域の重心の座標で表現することができ、また当該領域を長方形と仮定して、長方形の左上の座標と右下の座標で表現することができる。領域座標データは、座標CDx,CDyをそれぞれ固定長の2進数で表現した値を連接したものとなる。図16の例では、領域D(1)の領域座標データとして、領域D(1)の左上の座標(x1,y1)と右下の座標(x2,y2)を用いている。
メタデータは、映像に埋め込むデジタル化されたデータである。広義には、映像に埋め込まれる以上、上述した座標データもメタデータの一種であるが、本実施の形態では、座標データとは別の、例えば第2の分割領域に存在する画像の識別番号や第2の分割領域に存在する画像の属性情報などを表すデータを意味している。
メタデータとこのメタデータを埋め込む領域の位置を示す領域座標データとは、第2の分割領域毎に外部から通信信号生成部3の第2の生成部32に入力される。なお、外部からメタデータだけを入力して、対応する領域座標データについては第2の生成部32で生成するようにしてもよい。
通信信号生成部3は、第2の通信信号SD(1),SD(2),…,SD(N)を制御信号生成部4に同時に出力することにより、この第2の通信信号SD(1),SD(2),…,SD(N)をそれぞれ表示パネル5の対応する領域D(1),D(2),…,D(N)から同時に発信させる。
第2の発信方法は、第2の分割領域に属する画素の輝度を画素毎に制御する第2の通信信号をそれぞれ表示パネル5の対応する第2の分割領域から順次発信する方法である。つまり、通信信号生成部3は、第2の通信信号SD(1),SD(2),…,SD(N)を制御信号生成部4に順次出力することにより、この第2の通信信号SD(1),SD(2),…,SD(N)をそれぞれ表示パネル5の対応する領域D(1),D(2),…,D(N)から順次発信させる。
第3の発信方法は、第2の分割領域毎の第2の通信信号を表示パネル5の画面全体から順次発信させる方法である。つまり、通信信号生成部3は、第2の通信信号SD(1),SD(2),…,SD(N)を制御信号生成部4に順次出力することにより、表示パネル5の画面全体(全ての画素)から第2の通信信号SD(1),SD(2),…,SD(N)を順次発信させる。
なお、第1〜第3の発信方法において、1つの第2の分割領域D(k)に属する複数の画素からは同一の第2の通信信号SD(k)を同時に発信してもよいし、順次発信してもよい。
制御信号生成部4は、映像信号と第1の通信信号との合成を画素毎に行って、合成後の制御信号を表示パネル5に出力した後に、映像信号と第2の通信信号との合成を画素毎に行って、合成後の制御信号を表示パネル5に出力する。
図17は本実施の形態の画像表示装置1の動作例を示すフローチャートである。ここでは、第1の通信信号として第2の実施の形態で説明したSR(x,y)を発信するものとし、第2の通信信号の発信方法として第2の発信方法を用いるものとする。
まず、表示パネル5の第1の分割領域R(x,y)の番号x,yをそれぞれ1として(ステップS100)、第1の通信信号SR(1,1)から発信を開始する(ステップS101)。続いて第1の分割領域R(1,1)の座標(CRx,CRy)を含む第2の分割領域に対応する第2の通信信号を発信して(ステップS102)、横方向の番号xを1増やす(ステップS103)。番号xが第1の分割領域R(x,y)の横方向の個数nより大きくなるまで(ステップS104においてYES)、ステップS101〜S103の処理を繰り返す。
次に、ステップS104においてx>nが成立したときに、番号xを1に初期化し(ステップS105)、縦方向の番号yを1増やす(ステップS106)。そして、番号yが第1の分割領域R(x,y)の縦方向の個数mより大きくなるまで(ステップS107においてYES)、ステップS101〜S106の処理を繰り返す。以上により、第1の通信信号と第2の通信信号を表示パネル5から発信することができる。
なお、ここでは、第1の分割領域と第2の分割領域が異なるものとして説明しているが、表示パネル5の画面の分割の仕方を第1の分割領域と第2の分割領域で同じにしてもよい。
画像にメタデータを埋め込む場合、画面全体に埋め込み、画像自体の記述をメタデータで行う場合のほか、画像上に存在するオブジェクトに対してメタデータを割り当てる場合がある。例えば株式会社NTTデータの「パッとび」は、画像上のオブジェクトにURL(Uniform Resource Locators )をメタデータとして対応させ、オブジェクトに関するWebページヘのジャンプなどの機能を提供する。
また、電子透かしによると、画像読み取り装置によって読み取った画像または画像の一部を透かし読み取りプログラムに入力し、そこに読み込まれた透かし情報を抽出することができる。これは、画像の一部をプログラムに入力することが、画像全体をスキャンした後でコンピュータ上のソフトウェアで処理することで簡単に行えるためである。この機能によって、映像上のあるオブジェクトが存在する領域に対応させてメタデータを埋め込むことが可能になっている。
一方、画面に表示されている映像の領域毎にメタデータを対応させ、指定された領域から読み出すことは、受光デバイスの問題で困難が生じる場合がある。「パッとび」等のシステムでは、携帯電話機等の受信装置をポスターなどに接近させて、メタデータが埋め込まれているオブジェクトを受信装置のカメラで撮影するため、オブジェクトのみを正確にカメラに取り込むことができる。
一方、可視光通信を行う画像表示装置から、ある程度の距離をおいて通信信号を受信する場合、画面上のメタデータを割り当てられた領域からの光線に限定して受信することが困難な場合がある。つまり、画面上の限定された領域のみから光線を受光するためには、受光デバイスの前面にズームレンズなどを搭載して受光範囲を限定する必要がある。ところが、携帯電話機などの受信装置のズームレンズの性能には限りがあり、受光範囲の大きさを任意に限定することは難しい。また、一般に通信信号は例えば数MHzという高い周波数なので、通信信号を発信している画面上の領域を人間の目で検出することはできない。よって、通信信号を発信している画面上の領域をオブジェクトや枠などで人間の目に認識可能なように表示しない限り、通信信号を発信している領域に受光範囲を調整することは完全には行えない。受信装置のカメラにズーム機能がない場合はそもそも受光範囲を調整することは不可能である。
以上のように、例えば特許文献1に開示された従来の光通信装置では、受光範囲の指定精度に限界があった。図18の例では、画面50上の領域R(5)からの通信信号を受信しようとしているが、受光範囲ARが領域R(5)よりも大きいために、領域R(2)〜R(8)からの信号も受信してしまう。この場合、受信装置は、受信した7つの信号のうちどれがユーザの意図する受信信号かを判別できないため、正確に受信することができない。
これに対して、本実施の形態では、表示パネル5から画面の座標データを含む第1の通信信号を発信しているため、受光デバイス7が指し示している表示パネル5の画面上の受光範囲を受信装置6で認識することができる。
さらに、本実施の形態では、表示パネル5から第2の通信信号を発信しているため、少なくとも受光デバイス7の受光範囲に入っている領域のメタデータと領域座標データとを受信することができる。
受信装置6の解析部9は、受光範囲と、受光範囲に入っている第2の分割領域の領域座標データから、領域選択基準に従って、ユーザの意図する受信領域を認識することができる。領域選択基準としては以下の2通りがある。
第1の領域選択基準は、受光範囲の中心を含む第2の分割領域をユーザの意図する受信領域として選択するというものである。
第2の領域選択基準は、受光範囲と重なる第2の分割領域のうち受光範囲との重なりの面積が最大の領域をユーザの意図する受信領域として選択するというものである。
図19はユーザの意図する受信領域の認識方法を説明するための図である。なお、図19の例では、表示パネル5の画面50の分割の仕方を第1の分割領域と第2の分割領域で同じにしている。
例えば図19に示す例の場合、画面50上において円形の受光範囲ARの中心CEを含むのは第2の分割領域R(5)であるから、第1の領域選択基準を用いる場合、受信装置6の解析部9は、第2の分割領域R(5)をユーザの意図する受信領域として認識し、第2の分割領域R(5)に対応する第2の通信信号に含まれるメタデータを受信データとして選択する。
受光範囲ARの中心CEの座標は、受光デバイス7で第1の通信信号を受信したときに、この第1の通信信号に含まれる座標データから算出することができる。例えば図19の例では、画面50上の受光範囲ARと重なっている領域から第1の通信信号が得られる。解析部9は、これらの第1の通信信号に含まれる座標データから受光範囲ARの中心CEの座標を算出する。
また、画面50上において受光範囲ARと重なる第2の分割領域R(2)〜R(8)のうち受光範囲ARとの重なりの面積が最大の領域はR(8)であるから、第2の領域選択基準を用いる場合、受信装置6の解析部9は、第2の分割領域R(8)をユーザの意図する受信領域として認識し、第2の分割領域R(8)に対応する第2の通信信号に含まれるメタデータを受信データとして選択する。
前述のとおり、受光デバイス7で受信した第1の通信信号を解析することにより、画面50上の受光範囲ARを認識することができる。一方、第2の分割領域R(2)〜R(8)に対応する第2の通信信号には、第2の分割領域R(2)〜R(8)の領域座標データが含まれている。したがって、受信装置6の解析部9は、受光範囲ARと第2の分割領域R(2)〜R(8)の領域座標データとから、受光範囲ARと第2の分割領域R(2)〜R(8)との重なりの面積を領域毎に算出することができる。
また、本実施の形態において、受光範囲と受光範囲に入っている領域の座標を認識できるということは、受信状態を携帯電話機などの受信装置6の表示部12で再現できることを意味する。
図20は受信装置6の表示部12で画像表示装置1の表示パネル5の受信状態を再現した例を示す図である。図20において、60は表示部12の画面、VR(2)〜VR(8)は図19に示した表示パネル5の画面50上の領域R(2)〜R(8)を再現した画像、VARは受光範囲ARを再現した画像である。ここでは、表示パネル5から本実施の形態で説明した第1の発信方法又は第2の発信方法により第2の通信信号が発信されている場合を示している。
本実施の形態の第1の発信方法又は第2の発信方法によると、領域R(1)〜R(9)の各々から対応する第1の通信信号及び第2の通信信号を発信することになるので、領域R(2)〜R(8)のみから第1の通信信号及び第2の通信信号が得られることになる。よって、受信装置6で再現可能な領域は、受光範囲ARに入っている領域R(2)〜R(8)となる。
図21は受信装置6の表示部12で画像表示装置1の表示パネル5の受信状態を再現した他の例を示す図である。図21において、VR(1),VR(9)は図19に示した表示パネル5の画面50上の領域R(1),R(9)を再現した画像である。ここでは、表示パネル5から本実施の形態で説明した第3の発信方法により第2の通信信号が発信されている場合を示している。
第3の発信方法によると、領域R(1)〜R(9)の各々から対応する第1の通信信号を発信すると共に、表示パネル5の画面全体から領域R(1)〜R(9)に対応する第2の通信信号を順次発信することになる。したがって、第1の通信信号に基づいて受光範囲ARを再現することができ、また第2の通信信号に基づいて領域R(1)〜R(9)を再現することができる。
本実施の形態によれば、受信装置6のユーザは図20や図21のように表示部12の画面60に表示された画像を見ながら、受信装置6のズーム機能を操作する等により、表示パネル5の画面50上の所望の領域をインタラクティブに選択することが可能である。
また、本実施の形態では、受光デバイス7が指し示す表示パネル5の画面上の受光範囲の座標データだけでなく、受光範囲に対応付けられたメタデータを受信装置6で直接受信することが可能になる。
第1〜第3の実施の形態においても、表示パネル5からメタデータを発信することは可能であるが、これらのメタデータは表示パネル5の画面上の領域とは対応付けられていない時刻データや表示パネルIDである。したがって、コンテンツ関連サービスへの誘導を第1〜第3の実施の形態で実現しようとすると、受光範囲の座標データと時刻データ及び表示パネルIDを基に、Webブラウザ11が、誘導すべきWebページのURLをインターネットで接続されたサーバ等から取得してくる必要がある。
これに対して、本実施の形態では、受光範囲の中のユーザが意図する受信領域に対応付けられたメタデータを取得することができるので、メタデータとしてWebページのURLを設定しておけば、Webブラウザ11は、サーバ等に問い合わせを行うことなく、関連するWebページに直接ジャンプすることができる。
なお、図17に示した例では、第1の分割領域の1つについて第1の通信信号を発信した後に第2の通信信号を発信することを領域毎に繰り返しているが、第1、第2の通信信号の発信の仕方はこれに限るものではない。図22は本実施の形態の画像表示装置1の他の動作例を示すフローチャートであり、図17と同一の処理には同一の符号を付してある。図22の例では、表示パネル5の全ての第1の分割領域R(x,y)について第1の通信信号を発信した後に、第2の通信信号を本実施の形態で説明した第1〜第3の発信方法のいずれかで発信する(ステップS108)。以上により、第1の通信信号と第2の通信信号を表示パネル5から発信することができる。
本発明は、画像表示装置に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の画像表示装置における通信信号生成部の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における第1の通信信号の発信方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態における映像信号、第1の通信信号および制御信号の輝度変化を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における第1の通信信号の他の発信方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態において表示パネルの画面を分割する様子を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における第1の通信信号の発信方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態における第1の通信信号の他の発信方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施の形態における第1の通信信号の発信方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施の形態の効果を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態の効果を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態における第1の通信信号の他の発信方法を示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施の形態の画像表示装置における通信信号生成部の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態における第2の通信信号の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における領域座標データの例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態の画像表示装置の動作例を示すフローチャートである。 従来の光通信装置の問題点を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態においてユーザの意図する受信領域の認識方法を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態において受信装置の表示部で画像表示装置の表示パネルの受信状態を再現した例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態において受信装置の表示部で画像表示装置の表示パネルの受信状態を再現した他の例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態の画像表示装置の他の動作例を示すフローチャートである。 従来の画像表示装置の画面を示す図である。 従来の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 従来の他の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 図25の従来の画像表示装置の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1…画像表示装置、2…映像信号生成部、3…通信信号生成部、4…制御信号生成部、5…表示パネル、6…受信装置、7…受光デバイス、8…抽出部、9…解析部、10…通信部、11…Webブラウザ、12…表示部、30…第1の生成部、31,31a…出力部、32…第2の生成部。

Claims (14)

  1. 表示パネルと、
    この表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号を出力する通信信号生成部と、
    この通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号と前記映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、前記表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から前記座標データを含む第1の通信信号を光信号として発信させる制御信号生成部とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1記載の画像表示装置において、
    前記通信信号生成部は、前記表示パネルの画面の各画素の座標を符号化した座標データを含む前記第1の通信信号を前記表示パネルの画素毎に出力し、
    前記制御信号生成部は、前記通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号と映像信号とを画素毎に合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの輝度を画素毎に制御することにより、前記表示パネルの各画素から対応する前記第1の通信信号を発信させることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1記載の画像表示装置において、
    前記通信信号生成部は、前記表示パネルの画面を分割した第1の分割領域の位置を示す座標を符号化した座標データを含む前記第1の通信信号を前記第1の分割領域毎に出力し、
    前記制御信号生成部は、前記通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号と映像信号とを画素毎に合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの輝度を画素毎に制御することにより、前記表示パネルの第1の分割領域の各々に含まれる各画素から対応する前記第1の通信信号を発信させることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記通信信号生成部は、さらに、前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータを前記第1の通信信号に含めることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記通信信号生成部は、さらに、前記第1の通信信号を前記制御信号生成部に出力している途中あるいは出力後に、前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータを出力し、
    前記制御信号生成部は、前記第1の通信信号及びメタデータと映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、前記表示パネルの画面から前記第1の通信信号及びメタデータを光信号として発信させることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
    前記通信信号生成部は、さらに、前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータとこのメタデータが埋め込まれる前記表示パネル上の位置を示す座標を符号化した領域座標データとを含む第2の通信信号を出力し、
    前記制御信号生成部は、前記通信信号生成部から出力された前記第1の通信信号及び前記第2の通信信号と映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、前記表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から座標データを含む前記第1の通信信号ならびに前記メタデータおよび前記領域座標データを含む前記第2の通信信号を光信号として発信させることを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項6に記載の画像表示装置において、
    前記通信信号生成部は、前記メタデータと、前記表示パネルの画面を分割した第2の分割領域の位置を示す座標を符号化した前記領域座標データとを含む前記第2の通信信号を前記第2の分割領域毎に出力し、
    前記制御信号生成部は、前記表示パネルの前記第2の分割領域の各々に含まれる各画素から対応する前記第2の通信信号を発信させることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項6に記載の画像表示装置において、
    前記通信信号生成部は、前記メタデータと、前記表示パネルの画面を分割した第2の分割領域の位置を示す座標を符号化した前記領域座標データを含む前記第2の通信信号を前記第2の分割領域毎に出力し、
    前記制御信号生成部は、前記第2の分割領域毎の第2の通信信号を前記表示パネルの画面全体から順次発信させることを特徴とする画像表示装置。
  9. 表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号と前記映像信号とを合成した制御信号を前記パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から前記座標データを含む前記第1の通信信号を発信する画像表示装置から、前記第1の通信信号を受信する受信装置であって、
    前記表示パネルからの光を受光する受光手段と、
    この受光手段が検出した光から前記第1の通信信号を抽出する抽出手段と、
    この抽出手段により抽出された第1の通信信号に基づいて、前記受光手段が指し示す前記表示パネルの画面上の受光範囲の座標データを取得する第1の解析手段とを有することを特徴とする受信装置。
  10. 表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号、及び前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータとこのメタデータが埋め込まれる前記表示パネル上の位置を示す座標を符号化した領域座標データとを含む第2の通信信号を、前記映像信号と合成した制御信号を前記パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から座標データを含む第1の通信信号ならびに前記メタデータおよび領域座標データを含む第2の通信信号を発信する画像表示装置から、前記第1の通信信号及び前記第2の通信信号を受信する受信装置であって、
    前記表示パネルからの光を受光する受光手段と、
    この受光手段が検出した光から前記第1の通信信号及び第2の通信信号を抽出する抽出手段と、
    この抽出手段により抽出された第1の通信信号に基づいて、前記受光手段が指し示す前記表示パネルの画面上の受光範囲の座標データを取得する第1の解析手段と、
    この第1の解析手段により取得された前記受光範囲の座標データとこの受光範囲に入っている画面上の領域に対応する前記第2の通信信号の領域座標データに基づいて、ユーザの意図する受信領域を選択して、この受信領域に対応する前記第2の通信信号からメタデータを取得する第2の解析手段とを有することを特徴とする受信装置。
  11. 表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号を出力する第1のステップと、
    この第1の通信信号と前記映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、前記表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から前記座標データを含む第1の通信信号を光信号として発信させる第2のステップとを有することを特徴とする画像表示制御方法。
  12. 請求項11に記載の画像表示制御方法において、
    前記通信信号生成部は、さらに、前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータとこのメタデータが埋め込まれる前記表示パネル上の位置を示す座標を符号化した領域座標データとを含む第2の通信信号を出力し、
    前記第2のステップは、出力された前記第1の通信信号及び前記第2の通信信号と映像信号とを合成した制御信号を前記表示パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、前記表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から座標データを含む前記第1の通信信号ならびに前記メタデータおよび前記領域座標データを含む前記第2の通信信号を光信号として発信させることを特徴とする画像表示制御方法。
  13. 表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号と前記映像信号とを合成した制御信号を前記パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から前記座標データを含む第1の通信信号を発信する画像表示装置から、前記第1の通信信号を受信するデータ受信方法であって、
    受光手段によって前記表示パネルからの光信号を検出する検出ステップと、
    前記受光手段によって検出した光信号から前記第1の通信信号を抽出する抽出ステップと、
    この抽出ステップにおいて抽出された第1の通信信号に基づいて、前記受光手段が指し示す前記表示パネルの画面上の受光範囲の座標データを取得する第1の解析ステップとを有することを特徴とするデータ受信方法。
  14. 表示パネルの画面上の位置を示す座標を符号化した座標データを含み、映像信号よりも周波数が高い第1の通信信号、及び前記表示パネルに表示する画像に埋め込まれるメタデータとこのメタデータが埋め込まれる前記表示パネル上の位置を示す座標を符号化した領域座標データとを含む第2の通信信号を、前記映像信号と合成した制御信号を前記パネルに出力して前記表示パネルの各画素の輝度を制御することにより、この表示パネルの画面上の前記位置に対応する各画素から前記座標データを含む第1の通信信号ならびに前記メタデータおよび領域座標データを含む第2の通信信号を発信する画像表示装置から、前記第1の通信信号及び前記第2の通信信号を受信するデータ受信方法であって、
    受光手段によって前記表示パネルからの光信号を検出する検出ステップと、
    前記受光手段によって検出した光信号から前記第1の通信信号及び第2の通信信号を抽出する抽出ステップと、
    この抽出ステップによって抽出された第1の通信信号に基づいて、前記受光手段が指し示す前記表示パネルの画面上の受光範囲の座標データを取得する第1の解析ステップと、 この第1の解析ステップによって取得された前記受光範囲の座標データとこの受光範囲に入っている画面上の領域に対応する前記第2の通信信号の領域座標データに基づいて、ユーザの意図する受信領域を選択して、この受信領域に対応する前記第2の通信信号からメタデータを取得する第2の解析ステップとを有することを特徴とするデータ受信方法。
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