JP4488855B2 - 半導体回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、周波数変調信号の1つであるFSK信号を用いたFSK無線通信によるデータ通信において、送信側と受信側との間に発生する周波数オフセットを検出および補正する半導体回路装置に関するものである。
従来から、データ通信の一方式として、FM(周波数変調)信号の1つであるFSK(周波数シフトキーイング)信号を用いたFSK無線通信により各種データを無線伝送するデータ通信が広く利用されている。
このFSK無線通信によるデータ通信においては、データ伝送する場合は、そのデジタル信号の1、0に対応させて搬送波を周波数偏移させることにより周波数変調された高周波信号を、電波として送信し、この高周波信号をFSK受信機によって受信し伝送されたデータを復調する場合は、周波数電圧変換回路によって電圧変換された復調ベースバンド信号の周波数成分を、コンパレータによって比較してデジタル値を決定し、このデジタル値に基づいて伝送元のデータを得るようにしている。
以上のような周波数変調方式では、送信側と受信側との間に、それらの双方の水晶発振子、局部発振器(以下PLLとする)などにおける周波数生成誤差によって、周波数オフセットが発生する。この周波数オフセットは、周波数電圧変換されて復調ベースバンド信号となったときに直流オフセット成分となる。
一方、従来のFSK受信機において、FSK復調はアナログ方式で行われているので、周波数オフセットはデータ判定を行うコンパレータの基準電圧の変動と等価となる。また、周波数オフセットをもつことにより、搬送波がフィルタを通過する際に搬送波の周波数がフィルタのカットオフ周波数付近までシフトするため、特に狭帯域の伝送帯による通信を行う場合にはフィルタによる減衰の影響が顕著になる。これらは双方ともに、FSK受信機の受信特性に大きな悪影響を与える要因となっている。
上記のように、従来のFSK受信機(例えば、特許文献1を参照)においては、FSK復調がアナログ方式であり、この場合には、周波数電圧変換された復調ベースバンド信号をC結合で取り出して復調ベースバンド信号上の直流オフセット成分を除去することにより、直流オフセットによる復調誤差を補正して受信特性への悪影響を回避していた。
また、このようにC結合により復調ベースバンド信号上の直流オフセット成分を除去した信号に対して、C結合前の直流オフセットをもった復調ベースバンド信号とで差分をとることにより、周波数電圧変換された復調ベースバンド信号上の直流オフセット成分を検出し、そのオフセット量だけデータ判定用コンパレータにおける基準電圧を補正して、等価的に周波数オフセットの補正を行っていた。
特開2000−349840号公報
しかしながら上記のような従来の周波数オフセットの補正方法では、FSK受信機においては、従来検出手段や補正手段等を含むすべての回路がアナログ方式で構成されているが、この場合には、各回路のそれぞれで動作特性のばらつきが多く存在し、またノイズにより復調ベースバンド信号上からの直流オフセット成分の検出精度が悪化し、直流オフセットの検出および補正が正確にできず、結果として、動作的にノイズに対して弱いものとなって、FSK無線通信によるデータ通信システムの動作上の安定性が低下するという問題点を有していた。
また、上記のように一度ノイズによって誤動作すると、回路的に発振状態になってしまう可能性もあり、システム全体の消費電力が増大するとともに、データ通信システムとして、さらに安定性が悪化し、データ通信の信頼性が著しく低下するという問題点をも有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、システム全体の消費電力を増大させることなく、データ通信システムとして、ノイズに対しても動作的にさらに高い安定性を確保することができ、データ通信の信頼性をより向上させることができる半導体回路装置を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の半導体回路装置は、デジタルデータに基づいて搬送波が周波数変調された高周波信号から、前記デジタルデータを復調する半導体回路装置であって、前記高周波信号に対してPLLの発振出力を基準周波数信号として周波数変換されたアナログ信号からデジタル変換して得られたデジタル信号を、直交復調するデジタル直交復調器と、前記デジタル直交復調器からのデジタル出力信号をチャンネル選択フィルタに通した後に、その周波数を電圧変換して前記デジタルデータに対応する復調ベースバンド信号を出力する周波数電圧変換回路と、前記周波数電圧変換回路から出力された前記復調ベースバンド信号の最大値を保持する最大値保持回路と、前記復調ベースバンド信号の最小値を保持する最小値保持回路と、前記復調ベースバンド信号の最大値と前記ベースバンド信号の最小値を平均化する平均化回路と、前記平均化回路から前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を検出する周波数オフセット検出手段と、前記周波数オフセット検出手段により検出された前記周波数オフセットを、前記復調ベースバンド信号のデータを判断するしきい値へのフィードバック信号として、前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を補正するオフセット補正手段とを備えたことを特徴とする。
以上により、小さな回路規模で精度良く周波数オフセットを検出し、またデータ判定のしきい値にフィードバックすることにより、正確に復調ベースバンド信号のデータ判定を行うことができ、受信特性を改善することができる。
また、本発明の請求項2に記載の半導体回路装置は、請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段によって検出された前記周波数オフセット量を周波数換算する周波数換算回路と、前記周波数換算回路によって算出された前記周波数オフセット量に対応する周波数換算値に基づいて、前記チャンネル選択フィルタのバンド幅を補正するフィルタバンド幅補正手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の半導体回路装置は、請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数換算回路によって算出された前記周波数オフセット量に対応する周波数換算値に基づいて、前記デジタル直交復調器に対して前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を補正する復調器オフセット補正手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の半導体回路装置は、請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数換算回路によって算出された前記周波数オフセット量に対応する周波数換算値に基づいて、前記PLLの発振出力の周波数を制御し、前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を補正するPLL周波数補正手段を備えたことを特徴とする。
以上により、フィルタのカットオフ周波数に対して、フィルタの中心周波数と一致する方向への補正を行うことができ、受信特性を改善することができる。
また、本発明の請求項5に記載の半導体回路装置は、請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段によって検出された前記周波数オフセット量に対して任意のゲインを持たせ、前記復調ベースバンド信号のデータを判断するしきい値へのフィードバック信号とするフィードバックゲイン回路を備えたことを特徴とする。
以上により、フィードバックゲイン回路で補正量を加減することにより、システムの安定度を向上することができる。
また、本発明の請求項6に記載の半導体回路装置は、請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段を周期的に動作させるための動作制御回路と、前記動作制御回路による前記周波数オフセット検出手段の動作周期をカウントするタイマーカウンタとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載の半導体回路装置は、請求項6記載の半導体回路装置であって、前記タイマーカウンタのカウント周期を任意の値にするための設定値を保持するカウント周期記憶装置を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項8に記載の半導体回路装置は、請求項7記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段によって検出された前記周波数オフセット値を記憶する周波数オフセット値記憶装置と、前記周波数オフセット値記憶装置の値を任意の周期によって更新するよう制御する動作制御回路とを備えたことを特徴とする。
以上により、システムを任意もしくは自動で間欠的に動作させることにより、システムでの消費電力を抑えることができる。
また、本発明の請求項9に記載の半導体回路装置は、請求項8記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット値記憶装置に蓄えられた周波数オフセット値と、前記周波数オフセット検出手段によって現在検出されている周波数オフセット値の大きさを比較する比較器と、前記比較器による比較結果を基に周波数オフセット値の変動量を判断し、その判断結果に応じて、前記タイマーカウンタのカウント設定値を前記カウント周期記憶装置に保持させて、前記動作制御回路による前記周波数オフセット検出手段の動作周期を変更する手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項10に記載の半導体回路装置は、請求項9記載の半導体回路装置であって、前記比較器による比較結果における前記周波数オフセット値の符号を基に判断された移動方向と移動量に応じて、前記周波数オフセット値の更新を制御するための制御信号を生成する動作制御回路を備えたことを特徴とする。
以上により、周波数オフセット値の変化量によって制限を設けることにより、システムの安定度を向上することができる。
また、本発明の請求項11に記載の半導体回路装置は、請求項6記載の半導体回路装置であって、前記タイマーカウンタの周期を判断する周期判断回路と、前記周期判断回路によって判断された周期によって、前記復調ベースバンド信号の特定のビットをマスクするビットマスク回路とを備えたことを特徴とする。
以上により、システムを任意もしくは自動で間欠的に動作させることにより、システムでの消費電力を抑えることができる。
以上のように本発明によれば、小さな回路規模で精度良く周波数オフセットを検出し、またデータ判定のしきい値にフィードバックすることにより、正確に復調ベースバンド信号のデータ判定を行うことができ、受信特性を改善することができる。
また、フィルタのカットオフ周波数に対して、フィルタの中心周波数と一致する方向への補正を行うことができ、受信特性を改善することができる。
また、フィードバックゲイン回路で補正量を加減することにより、システムの安定度を向上することができる。
また、システムを任意もしくは自動で間欠的に動作させることにより、システムでの消費電力を抑えることができる。
また、周波数オフセット値の変化量によって制限を設けることにより、システムの安定度を向上することができる。
以上のように、ノイズの混入により起こる復調ベースバンド信号上の直流オフセット成分の検出精度悪化を抑えるとともに、その検出精度の悪化による誤動作を原因として起こる不安定な動作状態を抑え、復調ベースバンド信号における周波数オフセット成分を、高精度で検出して正確に補正することができる。
以上の結果、システム全体の消費電力を増大させることなく、データ通信システムとして、ノイズに対しても動作的にさらに高い安定性を確保することができ、データ通信の信頼性をより向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を示す半導体回路装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の半導体回路装置を説明する。
図1は本実施の形態1の半導体回路装置の一構成例を示すブロック図であり、FSK方式による受信機の周波数オフセット補正をデータ判定結果に対して行う回路構成を示す。図2は本実施の形態1の半導体回路装置の他の構成例を示すブロック図であり、FSK方式による受信機の周波数オフセット補正を入力搬送波に対して行う回路構成を示す。図3は本実施の形態1の半導体回路装置のさらに他の構成例を示すブロック図であり、FSK方式による受信機の周波数オフセット補正動作の安定化を行う回路構成を示す。
図1に示すように、高周波信号としてFSK信号を受信するアンテナ1、アンテナ1より受信されたFSK信号であるアンテナ受信データS1、アンテナ受信データS1を受信できるレベルまで増幅する低雑音増幅器(LNA)2、低雑音増幅器2より出力される増幅受信データS2、増幅受信データS2を中間周波数まで周波数変換するミキサー(MIXER)3、MIXER3に対して基準周波数を生成するPLL4、PLL4より生成された基準周波数信号S4、MIXER3において増幅受信データS2が基準周波数信号S4により周波数変換された中間周波数の周波数変換後FSK信号S3、中間周波数帯を通過帯域とするアナログバンドバスフィルタ(BPF)5、アナログBPF5によってノイズ除去されたフィルタ通過後FSK信号S5、フィルタ通過後FSK信号S5をアナログ信号からデジタル信号に変換するADコンバータ6、ADコンバータ6によってデジタル変換されたAD変換後FSK信号S6、AD変換後FSK信号S6をデジタル形式にて直交復調を行うデジタル直交復調器7、デジタル直交復調器7によって生成されたI(同相)信号S7、およびQ(直交)信号S8、I信号S7とQ信号S8をそれぞれチャンネル幅で帯域制限するチャンネル選択フィルタ8、9、チャンネル選択フィルタ8によって帯域制限されたフィルタ通過後I信号S9、およびフィルタ通過後Q信号S10、チャンネル選択されたフィルタ通過後I信号S9およびフィルタ通過後Q信号S10によってベースバンド復調を行う周波数電圧変換回路10、周波数電圧変換された復調ベースバンド信号S11、復調ベースバンド信号S11の最大値を保持する最大値保持回路11、復調ベースバンド信号S11の最小値を保持する最小値保持回路12、最大値保持回路11の最大値保持値S12と最小値保持回路12の最小値保持値S13から平均値を算出する平均化回路13、平均化回路13の出力である周波数オフセット値(量)S14、周波数オフセット値S14によって復調ベースバンド信号S11のデータ判定を行うデータ判定部14、データ判定部14によって2値化された2値化後復調データS15を有している。
また、図2に示すように、図1の構成に、さらに周波数オフセット値S14を周波数換算する周波数換算回路15、周波数換算回路15の出力である周波数オフセット周波数換算値S16によって、チャンネル選択フィルタ8、9に供給する動作クロックの周波数を切り替え、チャンネル選択フィルタ8、9の各バンド幅を補正するフィルタバンド幅補正手段としてのクロック生成部16、クロック生成部16より出力されるフィルタ動作クロック信号S17を有している。
またさらに、図3において、平均化回路13の出力である周波数オフセット量S100と、周波数オフセット量S100に任意のゲインを持たせるためのフィードバックゲイン回路100と、フィードバックゲイン後の出力値であるフィードバックゲイン値S101とを有している。
まず、図1に示す半導体回路装置について、その詳細な動作を説明する。
高周波信号であるFSK信号は搬送周波数帯に変調されており、アンテナ1によって受信される。受信されたFSK信号であるアンテナ受信データS1は、復調動作が行えるのに十分なレベルまで低雑音増幅器2によって増幅されて、増幅受信データS2として出力される。FSK方式で使用されているメガヘルツレベルの高周波帯の信号は、デジタル処理の負荷が大きくなるのでMIXER3によってキロヘルツレベルの中間周波数に周波数変換される。ここでMIXER3に対して中間周波数に周波数変換する際の局部発振信号として基準周波数信号S4を生成するのがPLL4であり、基準周波数信号S4をMIXER3に供給することで、基準周波数S4に応じた中間周波数に周波数変換することが可能となっている。
このように周波数変換された周波数変換後FSK信号S3は、周波数変換後の搬送波に含まれるノイズ成分および妨害波成分を除去するため、アナログBPF5によってフィルタ通過後FSK信号S5となる。ここでフィルタ通過後FSK信号S5は、デジタル処理を行うために、ADコンバータ6によってデジタル変換されてAD変換後FSK信号S6となる。FSK信号の復調方式はさまざまな方法があるが、ここでは直交復調を行いIQ信号によって周波数電圧変換を行う方法を一例として選択している。
まず、直交復調をするためデジタル信号であるAD変換後FSK信号S6は、デジタル直交復調器7によって、同相成分であるI信号S7と直交成分であるQ信号S8とに復調される。それぞれチャンネル幅のバンド幅を持つチャンネル選択フィルタ8、9によって、隣接チャネル以上の妨害波を除去されてフィルタ通過後I信号S9およびフィルタ通過後Q信号S10として、周波数電圧変換回路10に送られる。周波数電圧変換回路10によって電圧に変換された復調ベースバンド信号S11は、任意のビットレンジのデジタル信号であり、これをしきい値判定によって2値化するデータ判定部14から、デジタル復調信号である2値化後復調データS15として出力される。
ここで、デジタル信号である復調ベースバンド信号S11の任意の時間の最大値を最大値保持回路11によって保持し、同じように、復調ベースバンド信号S11の最小値を最小値保持回路12で保持し、それぞれの出力である最大値保持値S12および最小値保持値S13を平均化した値つまり中間値をとると、その値は0点からのずれ量なので、それがそのまま周波数オフセット量S14として、これらの構成要素からなる周波数オフセット検出手段から出力される。この周波数オフセット量S14の値をデータ判定部14に送り、そのオフセット補正手段により、周波数オフセット量S14をデータ判定時のしきい値として、周波数オフセット量を考慮したデータ判定が可能となり、より正確にまたデジタル値で行っているので高精度に行うことが可能になる。
同様に、図2において、周波数オフセット量S14をデジタル値そのものではなく、その周波数オフセット量S14のデジタル値を周波数換算する周波数換算回路15は、例えば1キロヘルツ単位で換算する場合、周波数オフセット量S14の分解能によって周波数オフセット量S14のビットのマスク、もしくはテーブル参照などで周波数換算する方法などを用い、相応する周波数値を出力しており、その出力が周波数オフセット周波数換算値S16である。周波数オフセット周波数換算値S16を、チャンネル選択フィルタ8、9に対してクロックを供給するクロック生成部16に送ると、その値に従ってクロック周波数の分周比を切り替えることによって、チャンネル選択フィルタ8、9に供給されるクロック周波数を切り替える。
チャンネル選択フィルタ8、9は、クロック周波数によってフィルタ特性が決定されるフィルタ、例えばCICフィルタのようなフィルタであれば、そのクロック周波数によってフィルタのカットオフ周波数を任意に切り替えることが可能となる。これによって周波数オフセット分だけ、クロック生成部16で生成されるクロック周波数が切り替えられることによって、フィルタの中心周波数をシフトし、フィルタでの減衰によるFSK信号の劣化を防ぎ、受信特性の悪化を防ぐことができる。
また、周波数オフセット周波数換算値S16をデジタル直交復調器7にフィードバックし、直交復調では、0度と90度の位相変化をかけることによって直交復調とされているが、ここで、復調器オフセット補正手段により、周波数オフセット分の周波数偏移を掛け合わせ、デジタル直交復調器に対して復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を補正する。例えば、sinテーブルなどを持ちその周波数分のsinとcosの掛け算を行うことによって実現することができる。
またさらに、周波数オフセット周波数換算値S16をPLL4にフィードバックし、PLL周波数補正手段により、PLL4内のプリスケーラで生成される基準周波数を周波数オフセット分シフトすることで、周波数オフセットを考慮した周波数がPLL4から基準周波数信号S4として出力され、これはMIXER3によって周波数変換される周波数自体が周波数オフセットを考慮した値となって、システム全体の周波数オフセットを補正し、これによってFSK信号の劣化を防ぎ、受信特性の悪化を防ぐ。
また、図3において、周波数オフセット量S100が、例えば最大値出力である最大値保持値S12が、ノイズによって実際は100ヘルツのオフセットにもかかわらず、400ヘルツとなってしまうことも考えられる。そういった場合、検出されたオフセットに対して即値で400ヘルツ分フィードバックをかけてしまうと、返って実際の周波数よりも300ヘルツずれた周波数に補正してしまうため、システムを不安定化させてしまうことになる。
そこで、フィードバックゲイン回路100では、任意にフィードバックゲイン値を持たせ、例えば8分の1を検出した周波数オフセット量S100にかけてフィードバックをかけると50ヘルツのオフセット量をフィードバックかけるため、実際の周波数により近づいたところに補正され、システムとしても動作が安定する。
これらは実際のシステムに応じて、例えばノイズの多い場面で使用されるときはゲインを大きくし、安定した信号受信を期待できるところではゲインを小さくするという形で使いわけると、安定した信号受信を期待できる場所ではより正確な補正が可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の半導体回路装置を説明する。
図4は本実施の形態2の半導体回路装置の一構成例を示すブロック図である。図4に示すように、復調ベースバンド信号S11の出力をマスクすることによって、周波数オフセット検出手段の動作を制御する動作制御回路201、動作制御回路201の動作周期を作るタイマーカウンタ202、タイマーカウンタ202に任意のカウント周期を設定することができるカウント周期記憶装置としてのタイマーカウント値設定レジスタ203、タイマーカウント値設定レジスタ203の出力であるタイマーカウント値レジスタ出力S205、タイマーカウンタ202からの動作許可信号であるタイマー周期信号S204、動作制御回路201からのマスク後復調ベースバンド信号S201、平均化回路13の出力である周波数オフセット量S202、動作制御回路201からの取り込みタイミング信号である保持回路更新許可信号S206、保持回路更新許可信号S206のタイミングによって平均化出力である周波数オフセット量S202を保持する周波数オフセット値記憶装置としての保持回路204、保持回路204の出力である保持回路保持値S203を有している。
図4に示す半導体回路装置について、その詳細な動作を説明する。
タイマーカウンタ202は、任意の周期でカウントしその周期毎に動作許可信号であるタイマー周期信号S204を出力する。動作許可信号であるタイマー周期信号S204を受けた動作制御回路201は、これまでマスクしていた復調ベースバンド信号S11を最大値保持回路11および最小値保持回路12に送る。これによりはじめて、平均化出力である周波数オフセット量S202が出力され保持回路204によって保持される。保持回路204が周波数オフセット量S202を取り込むタイミング(更新周期)は、動作制御回路201より出力された取り込みタイミング信号である保持回路更新許可信号S206のタイミングで保持する。これによりタイマーカウンタ202の周期によって間欠動作することができる。
タイマーカウント値設定レジスタ203にソフトウェアによって任意の値を設定する。設定された値は任意のタイミングでタイマーカウンタ202にロードされる。タイマーカウンタ202は、ロードされた周期によって動作し、同様に動作制御信号となるマスク後復調ベースバンド信号S201、保持回路更新許可信号S206を制御する。上記構成によって、回路の消費電力を削減することができる。またタイマーカウンタ値設定レジスタ203を設けることで、任意の周期の設定がソフトウェアで可能になり、ソフトウェアでシステムの安定を確認した場合に、間欠動作期間を長くすることでプログラマブルに消費電力を抑えていくことができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の半導体回路装置を説明する。
図5は本実施の形態3の半導体回路装置の一構成例を示すブロック図である。図6は本実施の形態3の半導体回路装置の他の構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、平均化出力である周波数オフセット量S202と保持回路204の保持回路保持値S203を比較する比較器301と、比較値S301と、比較値S301から周波数オフセット値の移動量を判断する移動量判断回路302と、移動量判断回路302からの制御信号である移動量判断結果S302とを有している。また、図6に示すように、比較値S301より周波数オフセットの移動方向および移動量を判断する移動方向移動量判断回路401、移動方向移動量判断回路401からの出力信号であり保持回路204に対する保持回路更新許可信号となる移動方向移動量判断結果S401を有している。
図5に示す半導体回路装置について、その詳細な動作を説明する。
図5において、実施の形態2でも説明したように、タイマーカウンタ202の周期を任意で設定することによって、回路の動作を間欠的に行うことで消費電力を低減していた。ここでは、タイマーカウンタ周期を自動的にシステムの安定状態を検出して自動で周期を切り替えて消費電力の低減をはかる。具体的には、保持回路204の保持回路保持値S203と保持される前の平均化回路13からの出力である周波数オフセット量S202、つまり時間軸上で、現在のデータと1周期前のデータを比較器301によって比較する。比較器は比較値S301を出力する。
ここではたとえば差分とするが、特に差分である必要はない。この比較値S301の大きさを基に、移動量判断回路302が移動量によって、タイマーカウンタ202の値を制御する。例えば移動量が小さくなった場合にはタイマーカウンタ202の周期を大きくして消費電力を抑える。移動量が大きくなった場合には通信相手が変わったなどの要因が考えられるので、タイマーカウンタ202の動作周期を短くし、保持回路の更新頻度を多くする。これによって回路の低消費電力化を自動で実現することを可能とする。
図6に示す半導体回路装置について、その詳細な動作を説明する。
図6において、図5における構成に、さらに移動方向を判断する手段を加える。つまり、移動方向移動量判断回路401において、比較器301からの比較値S301に対して、周波数オフセットの移動方向、具体的には最上位ビットの符号を判定し、符号が反転していてかつ移動量が大きい場合には保持値更新許可信号とする移動方向移動量判断結果S401を発行せず、動作制御回路201により今の保持値を保持するようにする。これによって、補正値が発振することを防ぎ、より安定的なシステムが構築できる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4の半導体回路装置を説明する。
図7は本実施の形態4の半導体回路装置の一構成例を示すブロック図である。図7に示すように、タイマーカウンタ202からの周期信号であるタイマーカウンタ周期信号S501、タイマーカウンタ周期信号S501を基にタイマーカウンタ202による周期を判断する周期判断回路501、周期判断回路501からの制御信号である周期判断結果S502、周期判断結果S502によって動作制御回路201からの復調ベースバンド信号S2011に対してビットマスクを行うビットマスク回路502、ビットマスク回路の出力であるビットマスクデータS503を有している。
図7に示す半導体回路装置について、その詳細な動作を説明する。
図7において、移動量判断回路302によって出力される移動量判断結果S302によるタイマーカウンタ周期制御信号に従って、タイマーカウンタ202の周期が自動で切り替えられる。このタイマーカウンタ202からのタイマーカウンタ周期信号S501によって、周期判断回路501はカウント周期を判断する。そして、周期判断回路501は、あらかじめ決められている周期判断の基準より周期が大きくなったと判断した場合には、安定的に動作していると判断し、周期判断結果S502を制御信号として送る。この周期判断結果S502は周期が安定的になり長くなったことを伝える制御信号である。周期判断結果S502によってシステムの安定状態を検知すると、ビットマスク回路502は下位ビットをマスクし上位の数ビットのみをモニターする。
これによって、回路の消費電力を低減するだけでなく、上位数ビットが動いたときだけ、つまり大きな変化を見せたときだけ最大値および最小値は変化があることとなる。ビットマスク回路502によってマスクされたビットマスクデータS503は、数ビットのみの信号となるので下位ビットがない。また小さい変化ばかりの場合はビットが変化しないので、回路動作での電力消費が少なくなる。また平均化出力も変化しないので、結果として、周波数オフセット量は変化がほとんどなくなる。上記の回路によって、安定動作するための動作電流の削減が可能となる。
本発明の半導体回路装置は、システム全体の消費電力を増大させることなく、データ通信システムとして、ノイズに対しても動作的にさらに高い安定性を確保することができ、データ通信の信頼性をより向上させることができるもので、データ通信分野において、周波数変調方式を用いた例えばFSK復調における通信システムにおいて有用であり、特に狭帯域でかつ低コストおよび低消費電力を必要とする無線機分野において有用である。
本発明の実施の形態1の半導体回路装置を用いたFSK無線機の概略構成を示すブロック図 同実施の形態1の半導体回路装置を用いたFSK無線機の他の概略構成を示すブロック図 同実施の形態1の半導体回路装置におけるフィードバックゲイン回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2の半導体回路装置における間欠動作制御部の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3の半導体回路装置における異動量判断回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3の半導体回路装置における平均値保持回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4の半導体回路装置における消費電力低減化回路の概略構成を示すブロック図
符号の説明
1 アンテナ
2 低雑音増幅器(LNA)
3 MIXER
4 PLL
5 アナログBPF
6 ADコンバータ
7 デジタル直交復調器
8 チャンネル選択フィルタ
9 チャンネル選択フィルタ
10 周波数電圧変換回路
11 最大値保持回路
12 最小値保持回路
13 平均化回路
14 データ判定部
15 周波数換算回路
16 クロック生成部
100 フィードバックゲイン回路
201 動作制御回路
202 タイマーカウンタ
203 タイマーカウント値設定レジスタ
204 保持回路
301 比較器
302 移動量判断回路
401 移動方向移動量判断回路
501 周期判断回路
502 ビットマスク回路
S1 アンテナ受信データ
S2 増幅受信データ
S3 周波数変換後FSK信号
S4 PLL4からの基準周波数
S5 フィルタ通過後FSK信号
S6 AD変換後FSK信号
S7 I(同相)信号
S8 Q(直交)信号
S9 フィルタ通過後I信号
S10 フィルタ通過後Q信号
S11、S2011 復調ベースバンド信号
S12 最大値保持値
S13 最小値保持値
S14 周波数オフセット量
S15 2値化後復調データ
S16 周波数オフセット周波数換算値
S17 フィルタ動作クロック信号
S100 周波数オフセット量
S101 フィードバックゲイン値
S201 マスク後復調ベースバンド信号
S202 周波数オフセット量
S203 保持回路保持値
S204 タイマー周期信号
S205 タイマーカウント値レジスタ出力
S206 保持回路更新許可信号
S301 比較値
S302 移動量判断結果
S401 移動方向移動量判断結果
S501 タイマーカウンタ周期信号
S502 周期判断結果
S503 ビットマスクデータ

Claims (11)

  1. デジタルデータに基づいて搬送波が周波数変調された高周波信号から、前記デジタルデータを復調する半導体回路装置であって、前記高周波信号に対してPLLの発振出力を基準周波数信号として周波数変換されたアナログ信号からデジタル変換して得られたデジタル信号を、直交復調するデジタル直交復調器と、前記デジタル直交復調器からのデジタル出力信号をチャンネル選択フィルタに通した後に、その周波数を電圧変換して前記デジタルデータに対応する復調ベースバンド信号を出力する周波数電圧変換回路と、前記周波数電圧変換回路から出力された前記復調ベースバンド信号の最大値を保持する最大値保持回路と、前記復調ベースバンド信号の最小値を保持する最小値保持回路と、前記復調ベースバンド信号の最大値と前記ベースバンド信号の最小値を平均化する平均化回路と、前記平均化回路から前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を検出する周波数オフセット検出手段と、前記周波数オフセット検出手段により検出された前記周波数オフセットを、前記復調ベースバンド信号のデータを判断するしきい値へのフィードバック信号として、前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を補正するオフセット補正手段とを備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段によって検出された前記周波数オフセット量を周波数換算する周波数換算回路と、前記周波数換算回路によって算出された前記周波数オフセット量に対応する周波数換算値に基づいて、前記チャンネル選択フィルタのバンド幅を補正するフィルタバンド幅補正手段とを備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  3. 請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数換算回路によって算出された前記周波数オフセット量に対応する周波数換算値に基づいて、前記デジタル直交復調器に対して前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を補正する復調器オフセット補正手段を備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  4. 請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数換算回路によって算出された前記周波数オフセット量に対応する周波数換算値に基づいて、前記PLLの発振出力の周波数を制御し、前記復調ベースバンド信号上の周波数オフセット量を補正するPLL周波数補正手段を備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  5. 請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段によって検出された前記周波数オフセット量に対して任意のゲインを持たせ、前記復調ベースバンド信号のデータを判断するしきい値へのフィードバック信号とするフィードバックゲイン回路を備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  6. 請求項1記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段を周期的に動作させるための動作制御回路と、前記動作制御回路による前記周波数オフセット検出手段の動作周期をカウントするタイマーカウンタとを備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  7. 請求項6記載の半導体回路装置であって、前記タイマーカウンタのカウント周期を任意の値にするための設定値を保持するカウント周期記憶装置を備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  8. 請求項7記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット検出手段によって検出された前記周波数オフセット値を記憶する周波数オフセット値記憶装置と、前記周波数オフセット値記憶装置の値を任意の周期によって更新するよう制御する動作制御回路とを備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  9. 請求項8記載の半導体回路装置であって、前記周波数オフセット値記憶装置に蓄えられた周波数オフセット値と、前記周波数オフセット検出手段によって現在検出されている周波数オフセット値の大きさを比較する比較器と、前記比較器による比較結果を基に周波数オフセット値の変動量を判断し、その判断結果に応じて、前記タイマーカウンタのカウント設定値を前記カウント周期記憶装置に保持させて、前記動作制御回路による前記周波数オフセット検出手段の動作周期を変更する手段とを備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  10. 請求項9記載の半導体回路装置であって、前記比較器による比較結果における前記周波数オフセット値の符号を基に判断された移動方向と移動量に応じて、前記周波数オフセット値の更新を制御するための制御信号を生成する動作制御回路を備えたことを特徴とする半導体回路装置。
  11. 請求項6記載の半導体回路装置であって、前記タイマーカウンタの周期を判断する周期判断回路と、前記周期判断回路によって判断された周期によって、前記復調ベースバンド信号の特定のビットをマスクするビットマスク回路とを備えたことを特徴とする半導体回路装置。
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