JP4461193B1 - 赤外線信号復号回路および赤外線信号復号方法 - Google Patents

赤外線信号復号回路および赤外線信号復号方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の赤外線信号復号回路に必要であったバンドパスフィルタが不要とし、回路規模を小さくすることができ、消費電力を抑えることができる赤外線信号復号回路を提供する。
【解決手段】赤外線信号が変換された電気信号を変換した2値化信号と赤外線信号の副搬送波の基本周波数と略同一の周波数である第1の基準信号とのサンプリング区間における相関値である第1の相関信号に対する絶対値演算を施した第1の検波信号と、第1の基準信号と位相が90度異なる第2の基準信号と前記2値化信号とのサンプリング区間における相関値である第2の相関信号に対する絶対値演算を施した第2の検波信号とを加算した検波信号の和である相関信号を生成し、生成した相関信号の2値化を行って復号信号として出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、赤外線信号復号回路および赤外線信号復号方法に関する。
電子機器、例えば、テレビジョン(以下、「TV」ともいう。)受像機等の操作は、通常、リモートコントローラ(以下、「リモコン」ともいう。)を用いて行われる。一般に、リモコンは、通信手段に赤外線を用いて構成されている。
このようなリモコンは、手持ちが可能な筐体に内蔵された通称「リモコン」と呼ばれる赤外線送信モジュールと、TV受像機等の電子機器に内蔵された赤外線受信モジュールとから構成されている。赤外線送信モジュールは、キー等の操作に応じた電気信号を30KHz〜60KHzの低周波で変調し、この変調信号で赤外線発光ダイオードを駆動する構成であり、電池によって動作する。
一方、TV受像機等の電子機器に内蔵された赤外線受信モジュールは、フォトダイオードを含むフォトディテクタにより受光した赤外光を必要に応じて増幅した後、検波して操作信号を得ることにより、被リモートコントロール機器となる電子機器に対するオン/オフ制御等を行うように構成されている。このような赤外線受信モジュールにおいては、外来ノイズの影響を低減するため、一般に、検波回路より前の部分に特定の周波数帯だけを通過させるバンドパスフィルタ(以下、「BPF」ともいう。)が備えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−347858号公報
しかしながら、上述したようなBPFを備えた赤外線受信モジュールにおいては、BPF分だけ回路規模が大きくなり、消費電流量が大きくなってしまう、という問題がある。また、アナログBPFを用いた場合、製造時及び使用時のBPF特性の調整が必要となり、余計なコストがかかる、という問題もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、従来の赤外線復号回路に必要であったバンドパスフィルタが不要とし、回路規模を小さくすることができ、消費電力を抑えることができる赤外線信号復号回路および赤外線信号復号方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の赤外線信号復号回路は、赤外線信号が変換された電気信号を、前記赤外線信号内に含まれる副搬送波周波数の2倍以上の標本化周波数との比較によって2値化信号に変換する比較手段と、前記比較手段で変換された前記2値化信号と前記赤外線信号の副搬送波の基本周波数と略同一の周波数である第1の基準信号とのサンプリング区間における相関値である第1の相関信号に対する絶対値演算を施した第1の検波信号と、前記第1の基準信号と位相が90度異なる第2の基準信号と前記比較手段で変換された前記2値化信号とのサンプリング区間における相関値である第2の相関信号に対する絶対値演算を施した第2の検波信号とを加算した検波信号の和を相関信号として生成する相関信号生成手段と、前記相関信号生成手段により生成された前記相関信号の2値化を行って復号信号として出力する復号手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の赤外線信号復号方法は、赤外線信号が変換された電気信号を、前記赤外線信号内に含まれる副搬送波周波数の2倍以上の標本化周波数との比較によって2値化信号に変換する比較工程と、前記比較工程で変換された前記2値化信号と前記赤外線信号の副搬送波の基本周波数と略同一の周波数である第1の基準信号とのサンプリング区間における相関値である第1の相関信号に対する絶対値演算を施した第1の検波信号と、前記第1の基準信号と位相が90度異なる第2の基準信号と前記比較手段で変換された前記2値化信号とのサンプリング区間における相関値である第2の相関信号に対する絶対値演算を施した第2の検波信号とを加算した検波信号の和を相関信号として生成する相関信号生成工程と、前記相関信号生成工程により生成された前記相関信号の2値化を行って復号信号として出力する復号工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、赤外線信号が変換された電気信号を変換した2値化信号と赤外線信号の副搬送波の基本周波数と略同一の周波数である第1の基準信号とのサンプリング区間における相関値である第1の相関信号に対する絶対値演算を施した第1の検波信号と、第1の基準信号と位相が90度異なる第2の基準信号と前記2値化信号とのサンプリング区間における相関値である第2の相関信号に対する絶対値演算を施した第2の検波信号とを加算した検波信号の和である相関信号の2値化を行って復号信号として出力することにより、赤外線信号の副搬送波の基本周波数成分の波形そのものを基準信号として相関をとるようにしたので、従来の赤外線信号復号回路に必要であったバンドパスフィルタが不要であるため、回路規模を小さくすることができ、消費電力を抑えることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の一形態にかかる通信システムの概略構成を示す構成図である。 図2は、赤外線受信モジュールの構成を示すブロック図である。 図3は、相関信号生成手段の構成を示すブロック図である。 図4は、基準信号生成手段から出力される基準信号を示す波形図である。 図5は、基準信号生成手段の構成を示すブロック図である。 図6は、入力信号と基準信号の位相が異なる場合の問題点を示す説明図である。 図7は、入力信号と基準信号の位相が異なる場合の問題を解消した状態を示す説明図である。 図8は、相関信号の合成の一例を示す説明図である。 図9は、復号手段の構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる赤外線信号復号回路および赤外線信号復号方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の一形態にかかる通信システム1の概略構成を示す構成図である。図1に示すように、通信システム1は、テレビジョン(以下、「TV」ともいう。)受像機2と、当該TV受像機2に対して赤外線により操作コマンド(リモートコントロール信号)を送信するリモートコントローラ3と、を備えている。
TV受像機2は、図1に示すように、リモートコントローラ3から出力された赤外光(赤外線信号)を受光して操作コマンド(リモートコントロール信号)を出力する赤外線受信モジュール4と、1チップCPU(Central Processing Unit)を用いて構成されてTV受像機2内の全体を制御する制御部5と、制御部5の制御によってディスプレイ7にTV映像を表示するTV機能部6とを備えている。
図2は、赤外線受信モジュール4の構成を示すブロック図である。図2に示すように、赤外線受信モジュール4は、赤外線信号復号回路として機能するものであって、赤外線受光手段10と、増幅手段11と、比較手段12と、相関信号生成手段13と、復号手段14と、を備えている。なお、増幅手段11および比較手段12はアナログ回路構成であり、相関信号生成手段13および復号手段14はデジタル回路構成である。このように、増幅手段11および比較手段12以降の回路をデジタル化するというデジタルリッチなシステム構成にすることで、システム全体の回路規模を小さく抑えることが可能となる。また、増幅手段11および比較手段12以降の回路をデジタル化するというデジタルリッチなシステム構成にすることで、微細化によって起こるアナログ回路のばらつきで受ける影響を排除することが可能である。そのため、アナログ回路で構成した場合に比して、製造ばらつきが減り、製造コストの低減や特性の安定に結びつく。アナログBPFで必要であった特性の調整も不要である。
赤外線受光手段10は、リモートコントローラ3から出力された赤外光(赤外線信号)をフォトディテクタ(PD)で受光する。さらに、赤外線受光手段10は、フォトディテクタで受光した赤外光(赤外線信号)を、IV変換アンプで電圧に変換する。
増幅手段11は、赤外線受光手段10で得られた電圧を増幅する可変利得アンプである。このように赤外線受光手段10で得られた電圧を増幅するのは、リモートコントローラ3と赤外線受光手段10の距離が離れている場合、この電気信号(電圧)が微弱になるためである。このように増幅手段11を可変利得アンプとして増幅率を可変としたのは、リモートコントローラ3の赤外線信号発生手段(図示せず)と赤外線受信モジュール4との距離が大きく変わる場合において、赤外線受信モジュール4から得られる信号の振幅は大きく変わるため、増幅手段11の増幅率は適切に調整された方が望ましいからである。
比較手段12は、1ビットのコンパレータ等で構成されるものであって、増幅手段11で増幅された電気信号(電圧)を2値化したデジタル信号(2値化信号)に変換する。なお、デジタル信号への変換に際しては、赤外線信号内に含まれる副搬送波周波数の2倍以上のサンプリング周波数(標本化周波数)と赤外線信号が変換された電気信号との比較によって2値化信号に変換する。このように比較手段12が1ビットのコンパレータで実装されているため、比較手段12に必要なアナログ回路の規模と消費電力を低くおさえることが可能となっている。
相関信号生成手段13は、概略的には、比較手段12から出力された2値化信号に対して、副搬送波(例えば、38KHz正弦波)との相関信号を算出する。ここで、図3は、相関信号生成手段13の構成を示すブロック図である。図3に示すように、相関信号生成手段13は、乗算手段21と、第1基準信号の生成を行う第1基準信号生成手段22と、積分手段23と、フリップフロップやメモリ等で構成されておりサンプリング区間を遅延量によって規定する遅延手段24と、乗算手段25と、第1絶対値計算手段26と、加算手段27と、第2基準信号の生成を行う第2基準信号生成手段28と、乗算手段29と、積分手段30と、乗算手段31と、第2絶対値計算手段32と、を備えている。
ここで、第1基準信号生成手段22および第2基準信号生成手段28について説明する。第1基準信号生成手段22は、図4の波形図において“○”で示す基準信号を繰り返し出力する。図4の波形図における点線は、赤外線信号の副搬送波の基本周波数と同じ周波数の正弦波である。図4の波形図における“○”は、この正弦波を8倍のサンプリング周波数で標本化した点を示している。副搬送波の周波数としては例えば38KHzが用いられ、副搬送波(38KHz)のオーバーサンプル点が基準信号となる。
一方、第2基準信号生成手段28は、第1基準信号生成手段22から出力される基準信号とは90度位相が異なる基準信号を出力する。すなわち、第2基準信号生成手段28は、図4に示す基準信号とは、2サンプル分ずれた基準信号を繰り返し出力する。
図5は、第1基準信号生成手段22および第2基準信号生成手段28の構成を示すブロック図である。図5に示すように、第1基準信号生成手段22および第2基準信号生成手段28は、カウンタ41とテーブル42で構成されている。例えば、8倍のサンプリング周波数のサンプル点を出力する場合には、0から7までを繰り返しカウントするようなカウンタ41を実装する。そして、テーブル42は、出力される0から7の値に応じて基準信号を出力する。なお、第1基準信号生成手段22および第2基準信号生成手段28が、カウンタ41を共通に持つような構成であってもよい。
次に、相関信号生成手段13の各部の処理動作について図3を参照して説明する。図3に示すように、比較手段12から出力された2値化信号は、乗算手段21に入力される。乗算手段21は、第1基準信号生成手段22から出力される第1基準信号と、比較手段12から出力された2値化信号との乗算を行う。並行して、比較手段12からの入力が遅延手段24を経て、乗算手段25に入力される。乗算手段25は、第1基準信号生成手段22から出力される第1基準信号と、比較手段12から出力されて遅延手段24を経た2値化信号との乗算を行う。乗算手段21における乗算結果と、乗算手段25における乗算結果とは、積分手段23に入力される。積分手段23は、乗算手段21における乗算結果と乗算手段25における乗算結果との差を積分する。これにより、遅延手段24での遅延量によって規定されるサンプリング区間における、入力信号と第1基準信号との相関値が計算されることになる。積分手段23の出力信号である相関信号は第1絶対値計算手段26に入力され、第1絶対値計算手段26は絶対値演算による検波処理を実行して、検波信号を出力する。
一方、比較手段12から出力された2値化信号は、乗算手段29にも入力される。乗算手段29は、第2基準信号生成手段28から出力される第2基準信号(第1基準信号生成手段22から出力される基準信号とは90度位相の異なる基準信号)と、比較手段12から出力された2値化信号との乗算を行う。並行して、比較手段12からの入力が遅延手段24を経て、乗算手段31に入力される。乗算手段31は、第2基準信号生成手段28から出力される第2基準信号と、比較手段12から出力されて遅延手段24を経た2値化信号との乗算を行う。乗算手段29における乗算結果と、乗算手段31における乗算結果とは、積分手段30に入力される。積分手段30は、乗算手段29における乗算結果と乗算手段31における乗算結果との差を積分する。これにより、遅延手段24での遅延量によって規定されるサンプリング区間における、入力信号と第2基準信号との相関値が計算されることになる。積分手段30の出力信号である相関信号は第2絶対値計算手段32に入力され、第2絶対値計算手段32は絶対値演算による検波処理を実行して、検波信号を出力する。
加算手段27は、第1絶対値計算手段26から出力される検波信号と、第2絶対値計算手段32から出力される検波信号とを加算し、検波信号の和を相関信号として生成して復号手段14に出力する。
ここで、相関信号生成手段13において第1基準信号生成手段22および第2基準信号生成手段28が実装されている理由を説明する。比較手段12でのサンプリングに使用するクロックの位相と、第1基準信号生成手段22および第2基準信号生成手段28でのサンプリングに使用するクロックの位相とが完全に合うことは非常に困難である。すなわち、リモートコントローラ3から出力された赤外線信号を比較手段12で2値化した2値化信号の位相と相関信号生成手段13における基準信号の位相とは異なることが多い。このようにリモートコントローラ3から出力された赤外線信号を比較手段12で2値化した2値化信号の位相と相関信号生成手段13における基準信号の位相とが異なると、図6に示すように、相関信号生成手段13で得られる相関信号のパワーが減少することになる。そこで、本実施の形態においては、相関信号生成手段13において第1基準信号生成手段22および第2基準信号生成手段28を実装し、90度位相の異なる2つの基準信号と比較手段12から出力された2値化信号との相関値をそれぞれ計算するようにしたものである。そして、図7に示すように、各相関値に基づく検波信号をそれぞれ合成することにより、理論上、入力信号と略同じパワーの相関信号を得ることができるようにしたものである。
図8は、相関信号の合成の一例を示す説明図である。図8に示すように、第1絶対値計算手段26から出力された検波信号(相関信号)および第2絶対値計算手段32から出力された検波信号(相関信号)には、位相のずれによる歯抜け部(図中、円で囲んだ部分)がそれぞれ発生している。このような歯抜け部においては、相関信号のパワーも減少している。しかしながら、図8に示すように、第1絶対値計算手段26から出力された検波信号(相関信号)と第2絶対値計算手段32から出力された検波信号(相関信号)とを加算した加算手段27から出力される相関信号は、歯抜けがない波形となっており、相関信号のパワーも加算前に比べて増加していることが分かる。このように90度位相の異なる2つの基準信号を用いることで、位相ずれにも対応することができる。
すなわち、本実施の形態においては、38KHz成分の波形そのものを基準信号として相関をとるようにしたので、特定の周波数帯(38KHz)だけを通過させるバンドパスフィルタが不要となっている。
図3に戻り、このようにして加算手段27を経て、相関信号生成手段13から出力された相関信号は、復号手段14に入力される。図9は、復号手段14の構成を示すブロック図である。図9に示すように、復号手段14は、閾値決定手段51と比較手段52とを備えている。閾値決定手段51では、相関信号生成手段13から出力される相関信号を比較手段52で2値化する際の閾値を決定する。閾値決定手段51から出力される閾値信号を用いて、比較手段52は、相関信号生成手段13から出力される相関信号の2値化を行う。この2値化信号は、復号信号として復号手段14から出力される。復号手段14から出力された復号信号は制御部5に入力され、制御部5によるTV機能部6の制御に用いられる。
このように本実施の形態によれば、赤外線信号が変換された電気信号を変換した2値化信号と赤外線信号の副搬送波の基本周波数と略同一の周波数である第1の基準信号とのサンプリング区間における相関値である第1の相関信号に対する絶対値演算を施した第1の検波信号と、第1の基準信号と位相が90度異なる第2の基準信号と前記2値化信号とのサンプリング区間における相関値である第2の相関信号に対する絶対値演算を施した第2の検波信号とを加算した検波信号の和である相関信号の2値化を行って復号信号として出力することにより、赤外線信号の副搬送波の基本周波数成分の波形そのものを基準信号として相関をとるようにしたので、従来の赤外線信号復号回路に必要であったバンドパスフィルタが不要であるため、回路規模を小さくすることができ、消費電力を抑えることができる、という効果を奏する。
4 赤外線信号復号回路
11 増幅手段
12 比較手段
13 相関信号生成手段
14 復号手段

Claims (5)

  1. 赤外線信号が変換された電気信号を、前記赤外線信号内に含まれる副搬送波周波数の2倍以上の標本化周波数との比較によって2値化信号に変換する比較手段と、
    前記比較手段で変換された前記2値化信号と前記赤外線信号の副搬送波の基本周波数と略同一の周波数である第1の基準信号とのサンプリング区間における相関値である第1の相関信号に対する絶対値演算を施した第1の検波信号と、前記第1の基準信号と位相が90度異なる第2の基準信号と前記比較手段で変換された前記2値化信号とのサンプリング区間における相関値である第2の相関信号に対する絶対値演算を施した第2の検波信号とを加算した検波信号の和を相関信号として生成する相関信号生成手段と、
    前記相関信号生成手段により生成された前記相関信号の2値化を行って復号信号として出力する復号手段と、
    を備えることを特徴とする赤外線信号復号回路。
  2. 前記相関信号生成手段および前記復号手段とは、デジタル回路で構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線信号復号回路。
  3. 前記比較手段は、1ビットのコンパレータで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線信号復号回路。
  4. 前記電気信号を増幅する増幅手段を更に備え、
    前記増幅手段は、増幅率を可変としている、
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線信号復号回路。
  5. 赤外線信号が変換された電気信号を、前記赤外線信号内に含まれる副搬送波周波数の2倍以上の標本化周波数との比較によって2値化信号に変換する比較工程と、
    前記比較工程で変換された前記2値化信号と前記赤外線信号の副搬送波の基本周波数と略同一の周波数である第1の基準信号とのサンプリング区間における相関値である第1の相関信号に対する絶対値演算を施した第1の検波信号と、前記第1の基準信号と位相が90度異なる第2の基準信号と前記比較手段で変換された前記2値化信号とのサンプリング区間における相関値である第2の相関信号に対する絶対値演算を施した第2の検波信号とを加算した検波信号の和を相関信号として生成する相関信号生成工程と、
    前記相関信号生成工程により生成された前記相関信号の2値化を行って復号信号として出力する復号工程と、
    を含むことを特徴とする赤外線信号復号方法。
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