JP4488833B2 - 診療情報分析システム - Google Patents

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Description

本発明は、医療機関における診療計画の策定を支援するために用いる、診療情報分析システムに関するものである。
従来、医療機関における情報システムの活用は十分に行われているとは言えない。例えば、診療報酬請求について料金計算を行う医事会計システムは、ほぼ全ての医療機関が導入済みであるが、電子カルテやその他の医療情報システムについては普及が遅れている。これは、例えば、カルテの記載が現状では医師の裁量によって行われているため、カルテの記載内容や記載言語の標準化が困難なためである。一方、最近、日本においても診断群別包括支払方式の導入が一部の医療機関で開始され、従来の出来高払い制から移行するために、医療機関は過剰な診療行為の削減、不要な検査の削減、医薬品や医療機器の購入のコストダウン、診療行為の標準化や標準診療計画の策定等が求められている。
この診療行為の標準化や標準診療計画の策定を実行するために、従来は、経験とカルテ等からの診療行為の抽出による分析や、文献に記載されている他の医療機関の事例等を参考にする等の方法が採られていた。しかし、過去の診療行為の実施暦の抽出には膨大な時間がかかり、一方他の医療機関の事例を参考にする場合には当該医療機関の実績との乖離が大きく現実的な計画策定が困難である、等の問題があった。
なお、ここで「標準診療計画」とは、クリニカルパス、クリティカルパス、ケアマップ(患者用)等の名称でも呼ばれているが、ある種の疾患を持つ患者の入院中の治療・検査・ケア・処置・指導などの内容やタイミング、患者の状態等を時間軸に沿ってまとめたものである。クリニカルパス策定や運用等については、以下に記載する文献をはじめすでに多くの特許出願がなされているが、それらは医者等がデータを入力して診療計画を作成するシステムや、すでに診療データベースや電子カルテが導入されていることを前提に、そこに蓄積されたデータを分析したりそのデータに基づいて標準診療計画を策定するシステムに係るものである。
特許第2815346号 特開2000−181981号 特開2003−331055号
本願発明が解決しようとする課題は、診断群分類による包括評価での支払方式が導入される医療機関がこれから診療行為の標準化や標準診療計画の策定を行おうとした場合に、これらの作業を支援するために、過去の診療実績の検索・分析を行い適切な資料を提供できる診療情報分析システムを提供することにある。
本願発明者は、DPC(Diagnosis Procedure Combination 診断群分類)による包括評価での支払方式が導入される医療機関において、医事会計システムで蓄積される診療明細情報(厚生労働省ではEファイルと称している)及び行為明細情報(厚生労働省ではFファイルと称している)と、別途病歴システムで蓄積されあるいは診療録入力ツール等で作成される診療情報(厚生労働省では様式1と称している)と、が準備されなければならないことに着目し、これらの情報を活用する診療情報分析システムを創出した。
なお、DPCとは、「診断名とそれに関する手術や処置当の治療行為を組み合わせた診断群分類」であり、日本で2003年7月1日から実施された特定機能病院等の入院治療におけるDPCによる包括評価での定額支払方式について説明すると、まず分類にあたり全疾患が対象となるよう、16の主要診断群(MDC:Major Diagnostic Category)により大別し、これを、傷病名(「医療資源を最も投入した傷病名」)、診療行為(手術、処置等)、副傷病(合併症)の有無、重症度等の要素により約2500以上の診断群に分類した上、この中から症例数が一定数以上でデータのばらつきが少ない診断郡分類を選択して1860の診断郡分類をDPCの対象とした。そして、診断群ごとに、入院日数に応じて3段階の一日定額料金を設定し、入院日数が短い段階では定額料金を高くし、入院日数が長引くにつれて定額料金を低くするものである。また、包括の範囲は、入院基本料、検査(内視鏡検査などは除く)、画像診断、投薬、注射、処置の一部などであり、手術・麻酔の部で算定する薬剤等は出来高払いとするものである。従来の医療費の計算方式である「出来高払い方式」では、診療で行った診断、検査や注射や投薬の量に応じて医療費が計算されていたため、実質的に医療機関側で診療報酬を決定していたことになり過剰診療や過剰投薬が起きやすいが、包括評価での定額支払方式では、ある疾患に対してどのような診療を行ったとしても診断群分類により包括して一定額の診療報酬しか支払われないことになるので、医療機関としては、医療の質を落とさずに出来るだけ検査・投薬等は少なく、診療・入院は短い時間で実施・管理する等、コスト管理と医療の効率性向上が求められることになる。
本発明による診療情報分析システムは、医事会計システムで一人の患者の一回の入退院に伴う診断群分類単位毎に作成される診療明細データを所定のフォーマットに変換して、「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「医師コード」「レセ電算コード」「診療行為名称」「実施日」「実施曜日」「存在フラグ」を含む各フィールドに蓄積する診療明細データ記憶手段と、医事会計システムで診療明細データを個々の診療行為毎に分割して作成される行為明細データを所定のフォーマットに変換して、「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「順序番号」「行為明細番号」「レセ電算コード」「診療明細名称」「使用量」「基準単位」「存在フラグ」を含む各フィールドに蓄積する行為明細データ記憶手段と、医事会計システムで診療明細データ及び行為明細データから出来高点数データを抽出加工して作成される出来高点数データを所定のフォーマットに変換して、「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「出来高総収入」「特定入院加算期間超」「特定入院加算期間内」その他各診察・投薬・注射・処置・手術・麻酔・検査・画像診断等についての小計及び分類別の点数を入力するフィールドを含む各フィールドに蓄積する出来高点数データ記憶手段と、病歴システムまたは他の病歴入力手段等を用いて作成される一人の患者の一回の入院に伴う診断群分類単位の病歴及び包括点数を記録する包括点数データを、「対象年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「診療情報番号」「診療科コード」「DPCコード」「MDCコード」「DPC名」「包括金額」その他入院期間の日数や外泊期間を入力するフィールド、入院期間中の点数を入力するフィールド、主傷病名、入院の契機となった傷病名、医療資源を最も投入した傷病名、入院時併存症、手術、補助療法、を入力するフィールドを含む各フィールドに蓄積する包括点数データ記憶手段と、を備えている。
また、これらの記憶手段が蓄積するデータを処理する手段として、ユーザーに分析ターゲットを選択させるために、包括点数データファイルD16がデータを保有する診断群分類名全てを一覧する画面を表示させ、ユーザーに分析したいDPC分類の選択を促す第1の処理手段と、ユーザーが決定した分析ターゲットDPCの選択入力を受けて、包括点数データ記憶手段から、その決定されたDPCコードが付与されたすべての患者のデータを抽出する第2の処理手段と、抽出された患者データについて、患者IDと入院年月日と退院年月日で特定される患者データ毎に、在院日数を以下の計算式
在院日数=退院年月日−入院年月日+1
から求める第3の処理手段と、包括払い方式による場合と出来高払い方式による場合の収入差額を求めるために、第2の処理手段により包括点数データ蓄積手段から抽出された患者のデータのレコードから包括金額を抽出する第4の処理手段と、第2の処理手段により抽出した患者のデータ中の患者IDと入院年月日と退院年月日とに基づいて、出来高点数データ記憶手段から該当する出来高点数データを検索し、当該データから出来高総収入、出来高算定分、特定入院加算期間超、特定入院加算期間内のデータを抽出する第5の処理手段と、第4の処理手段により抽出した包括金額と、第5の処理手段により抽出した出来高総収入と、出来高算定分と、特定入院換算期間超と、特定入院加算期間内のデータに基づいて、以下の計算式
差額=(包括金額+出来高算定
+特定入院加算期間内+特定入院加算期間超)−出来高総収入
から出来高払いによる収入と包括払いによる収入との差額を求める第6の処理手段と、第2の処理手段により抽出された患者データ中の患者IDと入院年月日に基づいて、診療明細データ記憶手段から該当する患者のデータを抽出する第7の処理手段と、第7の処理手段により抽出された患者データ中の医師コードを抽出する第8の処理手段と、第2の処理手段により抽出した患者データの患者IDと入院年月日と退院年月日とに基づいて、行為明細データ記憶手段から、該当する行為明細データを抽出し、そのレコード中の診療明細名称、使用量、基準単位、存在フラグ、データ区分、レセ電算用コードを抽出する第9の処理手段と、第9の処理手段により抽出された存在フラグを、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コード毎に集計する第10の処理手段と、第2の処理手段から第10の処理手段までに得られたデータを、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コードの順で並び替える第11の処理手段と、データ区分毎に、患者ID毎の在院日数・医師コード・差額と、当該患者IDの各診療明細名称・使用量・基準単位毎の存在件数を表形式に表した帳票を出力する第12の処理手段と、を備えている。
医療機関がこれから診療行為の標準化や標準診療計画の策定を行おうとした場合に、本発明による診療情報分析システムにより、過去の診療実績の検索・分析を行い適切な資料を提供できる。特に、過去の複雑多岐にわたる診療行為の中から疾病ごとに共通に行われた診療行為を検証しやすい形で瞬時にリストアップ出来、重要な診療行為に絞って比較分析が可能となる、特定の症例について実施された診療行為をカレンダー式で一括抽出して瞬時に閲覧可能となる、ある診療行為から次に行うべき診療行為までの日数の実績情報の統計処理を行って表示することにより、過去の実績に照らし合わせて適切な日数を即時に知ることが出来る、という効果により、その医療機関独自の適切な診療計画を策定することが出来るようになる。
図1は、本実施形態による診療情報分析システムのハードウェア構成の一例を示したブロック図である。この診療情報分析システムは、システム全体を統括的に制御する、プログラムされた主制御部(制御手段、CPU)1に記憶装置2が接続されている。主制御部1には、入出力制御部3を介してキーボードやマウス等のポインティングデバイスから成る入力装置4、入力データや出力データのモニタに用いる表示装置5、各種情報分析結果その他の処理データを出力する出力装置6が接続されている。
主制御部1は、オペレーティングシステム等の制御プログラム、診療情報分析を実行するための手順を規定したプログラム、及び所要データを格納するための内部メモリを備え、これらのプログラム等により、診療情報分析を実行するための手段等を実現している。なお、これらのプログラムは図示していないが記憶装置2に格納しておき、処理実行時に主制御部1にロードさせる。記憶装置2は、ハードディスクや光ディスク、光磁気ディスク等のストレージ手段であり、診療明細データファイルD05、行為明細データファイルD06、出来高点数データファイルD16、包括点数データファイルD17、診断群分類点数マスタファイルM01、診療行為マスタファイルM06、MDCマスタファイルD07、MDC分類マスタファイルM08、診療科マスターファイルM12が格納されている。
なお、図1では、本願発明をコンピュータ単体で実施するための構成が示されているが、例えば記憶装置2に格納されている各ファイルをデータベース及びデータベースサーバで構成し、データベースサーバをユーザーの操作するクライアントコンピュータと通信回線で接続し、クライアントコンピュータ側からのリクエストが送信されることにより、サーバ側で診療情報分析の処理を実行してその処理結果をクライアントコンピュータに送信して表示させる等、本発明はクライアントサーバシステムを用いて実行することが可能である。
次に、記憶装置2に格納されている各ファイルについて説明する。診療明細データファイルD05、出来高点数データファイルD16及び行為明細データファイルD06のデータソースは、医事会計システム11で蓄積される診療明細情報E及び行為明細情報Fであり、これらのデータをこの診療情報分析システムで利用しやすくするために加工してテーブル形式で診療明細データファイルD05、出来高点数データファイルD16及び行為明細データファイルD06として記憶装置2に格納したものである。一方、包括点数データファイルD17のデータソースは、病歴システム12で蓄積され(あるいは診療録入力ツール等で作成される)診療情報様式1であり、このデータをこの診療情報分析システムで利用しやすくするために加工してテーブル形式で包括点数データファイルD17としたものである。以下、これらのデータファイルの内容をより詳しく説明する。
図2(a)、図2(b)は、診療明細データファイルD05のテーブル定義の内容を示した図である。診療明細データは、一人の患者の一回の入退院に伴うDPC単位毎に作成されるデータである。図2(a)、図2(b)で示した図表中、左側の「Primary」の列に○印が記入されている、「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「順序番号」の各フィールドは、データを一件に絞るためのキーであり、「診療年月日」にはレセプト共通レコードの診療年月日をセットし、「施設コード」には当該医療機関のコードを都道府県番号と組み合わせて入力し、「患者ID」は患者ごとの固有のIDを入力し、「データ区分」は医事会計システムによる診療識別区分を入力し、「順序番号」はデータ区分別に、診療行為明細を1からの連続して付与した番号を入力する。
診療明細データファイルD05には、診療明細データを一件に絞るためのキー「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「順序番号」に関連して、「病院点数マスターコード」、「レセ電算用コード」(厚生労働省が定義している共通のレセプト用コード)、「解釈番号」(診療報酬点数上の解釈番号を入力)、「診療行為名称」「行為金額」(診療行為(剤単位)での金額計×行為回数を入力)、「行為薬剤金額」(診療行為内の薬剤金額計(再掲)×行為回数を入力)、「行為材料金額」(診療行為内の材料金額計(再掲)×行為回数を入力)、「特定入院加算金額」(特定入院料を別に算定する必要がある場合に利用)、「保険者番号」、「レセプト種別コード」、「実施年月日」(診療行為を行った日)、「実施曜日」、「レセプト科区分」(レセプト電算処理システムの診療科区分を入力)、「診療科区分」(医師の所属する診療科を表すコードを入力)、「医師コード」(当該医療機関独自のコード)、「病棟コード」(当該医療機関独自のコード)、「病棟区分」(一般以外、一般、入院中の外来診療、を識別するコードを入力)、「入外区分」(外来、入院、を識別するコードを入力)、「包括対象患者区分」(包括対象外患者であるか、包括対象患者であるかを識別するコードを入力)、「包括区分」(包括対象、出来高対象、特定入院料加算分<一部包括、一部出来高>、一部包括、を識別するコードを入力)、「特定入院区分」(特定入院料加算対象、加算対象外、を識別するコードを入力)、特定入院基本加算区分(算定不能な入院基本料等を加算、対象外、を識別するコードを入力)、「入院日数」、「存在フラグ」等のフィールドが記憶されている。
図3は、行為明細データファイルD06のテーブル定義の内容を示す図である。行為明細データは、診療明細データの各レコードの内容を個々の行為に分解したデータである。図3で示した図表中、左側の「Primary」の列に○印が記入されている、「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「順序番号」「行為明細番号」の各フィールドは、行為明細データを一件に絞るためのキーであり、「診療年月日」にはレセプト共通レコードの診療年月日をセットし、「施設コード」には当該医療機関のコードを都道府県番号と組み合わせて入力し、「患者ID」は患者ごとの固有のIDを入力し、「データ区分」は医事会計システムによる診療識別区分を入力し、「順序番号」はデータ区分別に、診療行為明細を1からの連続して付与した番号を入力し、「行為明細番号」は診療明細情報の順序番号に対応して1から付番された行為明細を入力する。
行為明細データファイルD06は、行為明細データを一件に絞るためのキー「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「順序番号」「行為明細番号」に関連して、「病院点数マスターコード」、「レセ電算用コード」、「解釈番号」(診療報酬点数上の解釈番号)、「診療明細名称」、「使用量」(例えば、薬であれば3錠、注射であれば5mg、のように一診療行為についての使用量)、「基準単位」(レセ電算用コードで定義されている)、「行為明細金額」(行為の金額計を入力)、「行為明細薬剤金額」(行為の薬剤金額<薬価×使用量>×10を入力)、「行為明細材料金額」(行為の材料金<公示価×数量>×10を入力)、「存在フラグ」等のフィールドが記憶されている。
図4(a)、図4(b)、図4(c)は、出来高点数データファイルD16のテーブル定義の内容を示した図である。出来高点数データファイルD16のデータソースは、医事会計システム11で蓄積される診療明細情報E及び行為明細情報Fであり、これらのデータから出来高点数データを抽出加工して出来高点数データフィルD16としたものである。図4(a)、図4(b)、図4(c)で示した図表中、左側の「Primary」の列に○印が記入されている「施設コード」、「患者ID」、「退院年月日」、「入院年月日」の各フィールドは、出来高点数データを一件に絞るためのキーである。これらのデータに関連して、「出来高総収入」(実際に請求された出来高総収入)及び手技、薬剤、材料別の出来高総収入、包括評価に変換される「包括算定分」、包括時の出来高算定分となる「出来高算定分」及び手技、薬剤、材料別の出来高算定分、「特定入院換算期間超」(本来の出来高算定分)、「特定入院加算期間内」(厚生労働省の摘要マスタによる加算ポイント換算)、「特定期間超出来高」(出来高算定分の内訳)及び手技、薬剤、材料別の特定期間超出来高、その他、包括評価した際の出来高算定の本来の出来高分、診察・投薬・注射・処置・手術・麻酔・検査・画像診断等についての小計及び分類別の点数を入力するフィールド等が記憶されている。
図5(a)、図5(b)、図5(c)、図5(d)は、包括点数データファイルD17のテーブル定義の内容を示す図である。包括点数データファイルD17は、一人の患者の1回の入退院に伴うDPC単位の病歴及び包括点数を記録するデータファイルである。図5(a)、図5(b)、図5(c)、図5(d)で示した図表中、左側の「Primary」の列に○印が記入されている、「対象年月範囲」、「施設コード」、「患者ID」、「退院年月日」、「入院年月日」、「診療情報番号」のフィールドは、包括点数データを一件に絞るためのキーであり、「対象年月範囲」はデータ取り込みを行う対象年月範囲を入力する。これらのフィールドに関連して、「診療科コード」、「DPCコード」、「MDCコード」、「DPC名」、「在院日数」、「包括点数」、「包括金額」(包括総点数×10)のフィールドの他、入院期間の日数や外泊期間を入力するフィールド、入院期間中の点数を入力するフィールド、主傷病名、入院の契機となった傷病名、医療資源を最も投入した傷病名、入院時併存症、手術、補助療法、等を入力するフィールド等が記憶されている。
図6は、診断群分類点数マスタファイルM01のテーブル定義の内容を示す図である。診断群分類点数マスタファイルM01は、DPC分類についての定義データを記憶するファイルであり、DPC分類毎に、「DPC分類番号」、「DPC名」のフィールドの他、分類を定義するための手術や処置、副傷病、重症度、入院期間等について入力するフィールドが記録されている。
図7(a)、図7(b)、図7(c)及び図7(d)は、診療行為マスタファイルM06のテーブル定義の内容を示す図である。診療行為マスタファイルM06は、コード化された診療行為についての定義データを記憶するファイルであり、診療行為毎に、「診療行為コード」、「診療行為省略名称」、「データ規格コード」、「データ規格名」、「点数」、「摘要区分」、「傷病名関連区分」、「指導管理料」、「日数・回数」、「医薬品関連区分」、「きざみ値」、「上限回数」、「検査等実施判断区分」、「施設基準コード」等様々なフィールドが記憶されている。
図8は、MDCマスタファイルM07のテーブル定義の内容を示す図である。MDCマスタファイルD07は、MDC(主要診断群)についての定義データを記憶するファイルであり、MDC毎に、「MDCコード」、「MDC名称」、「変更区分」、「有効開始日」、「有効終了日」等のフィールドを記憶する。
図9は、MDC分類マスタファイルM08のテーブル定義の内容を示す図である。MDC分類マスタファイルM08は、MDC分類についての定義データを記憶するファイルであり、MDC分類毎に、「MDCコード」、「MDC分類コード」、「MDC分類名称」、「変更区分」、「有効開始日」、「有効終了日」等のフィールドを記憶する。
図10は、診療科マスターファイルM12のテーブル定義の内容を示した図である。診療科マスターファイルM12は、診療科区分についての定義データを記憶するファイルであり、診療科区分毎に、「診療科区分」、「診療科名称」、「科コード」等のフィールドを記憶する。
なお、本診療情報分析システムは、図1に示す医事会計システ11及び病歴システム等12との連携については、光ディスクを用いたり、LANやWANなどネットワーク経由でデータの取り込みを行う。Eファイル、Fファイル、様式1からのデータを一ヶ月に1回等、特定間隔で取り込み、自動的に診療明細データファイルD05、行為明細データファイルD06、出来高点数データファイルD16、包括点数データファイルD17のフォーマットで蓄積するためのデータ変換プログラムを備えている。
次に、図11〜図16を用いて、上記した診療情報分析システムを用いた診療情報分析の手順について説明する。
[実施例1]
最初に図11を用いて、上記した診療情報分析システムが実行する診療情報分析の手順の実施例1について説明する。実施例1は、過去に実施した診療行為について、在院日数と診療行為の関係、診療行為の妥当性、診療行為と収入との関係、を判断するための一覧資料を出力するための手順である。
診療情報分析の処理が開始されると、まず、ユーザーに分析ターゲットを選択させるために、包括点数データファイルD16がデータを保有するDPC名全てを一覧する画面を表示させ、ユーザーに分析したいDPC分類の選択を促す(ステップS1)。
ステップS1において、ユーザーが決定した分析ターゲットDPCの選択入力を受けて、包括点数データファイルD17から、その決定されたDPCコードが付与されたすべての患者のデータを抽出する(ステップS2).
次に、ステップS2で抽出された患者データについて、患者IDと入院年月日と退院年月日で特定される患者データ毎に、在院日数を以下の計算式
在院日数=退院年月日−入院年月日+1
から求める(ステップS3)。
また、包括払い方式による場合と出来高払い方式による場合の収入差額を求めるために、まず、包括点数データファイルD17から抽出された患者のデータのレコードから包括金額を抽出する(ステップS4)。さらに、ステップ2で抽出した患者のデータ中の患者IDと入院年月日と退院年月日とに基づいて、出来高点数データファイルから該当する出来高点数データを検索し、当該データから出来高総収入、出来高算定分、特定入院加算期間超、特定入院加算期間内のデータを抽出する(ステップS5)。そして、ステップS4で抽出した包括金額と、ステップS5で抽出した出来高総収入、出来高算定分、特定入院換算期間超、特定入院加算期間内のデータに基づいて、以下の計算式から出来高払いによる収入と包括払いによる収入との差額を求める(ステップS6)。
差額=(包括金額+出来高算定
+特定入院加算期間内+特定入院加算期間超)−出来高総収入
一方、ステップS2で抽出された患者データ中の患者IDと入院年月日に基づいて、診療明細データファイルから該当する患者のデータを抽出し(ステップS7)、ステップS7で抽出された患者データ中の医師コードを抽出する(ステップS8)。
次に、ステップS2で抽出された患者データの患者IDと入院年月日と退院年月日とに基づいて、行為明細データファイルから、該当する行為明細データを抽出し、そのレコード中の診療明細名称、使用量、基準単位、存在フラグ、データ区分、レセ電算用コードを抽出する(ステップS9)。
ステップS9で抽出された存在フラグを、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コード毎に集計する(ステップS10)。
次に、ステップS2からステップS10までに得られたデータを、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コードの順で並び替える(ステップ11)。
そして、データ区分毎に、横軸に患者ID(ここで表示される患者IDは、表示されていないがさらに入院年月日と退院年月日とで特定されている患者IDである)、縦軸に当該患者ID毎の在院日数・医師コード・差額と、当該患者IDの各診療明細名称・使用量・基準単位毎の存在件数を表形式に表した帳票を出力する(ステップS12)。
図12にステップS12で出力する帳票の例を示す。図12では、データ区分「注射」について出力した例である。従来の紙ベースのカルテや診療録では、患者毎に記録が作成されるために、膨大な診療行為の患者ごとの違いを見るのは容易ではなかったが、このような帳票が出力されることにより、同一の診断群分類における診療について、患者毎の診療行為と実施回数が瞬時に一覧できるとともに、在院日数と実施された診療行為との関係、診療行為の妥当性、診療行為と収入との関係についての判断材料を容易に得ることができる。
〔実施例2〕
次に、図13を用いて、本発明による診療情報分析システムが実行する診療情報分析の手順の実施例2について説明する。実施例2は、過去に実施した診療行為について、患者毎の診療行為と実施回数を一覧的に比較照会でき、また、特定の診療群分類において、どのような診療行為が重要であるかを比較対照するための一覧資料を出力するための手順である。
実施例2における開始から途中までの手順は、図11に示す実施例1のステップS11の手順と共通であるので、ここまでの手順の説明は省略する。図11のステップS11では、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コードの順で並び替えられた、診療明細名称毎の存在件数(実施回数)のデータが得られる。このデータに基づいて、まず、診療明細名称毎の実施率を算出する。この実施率は、抽出された患者ID・入院年月日・退院年月日で特定されるデータの合計(特定されたDPCの総症例数、図14では7例)で、診療行為が実施された症例数を割って100を掛けたものである(ステップF1)。
次に、ステップS11で集計された診療明細名称毎の存在件数(実施回数)について、実施回戦りに症例数をカウントし、その数値に基づいて、頻出値を算出する(ステップF2)。同様に、ステップS11で集計された診療明細名称毎の存在件数(実施回数)についての中央値を算出する(ステップF3)。さらに、診療明細名称毎にすべての症例の存在件数(実施回数)を合計し、それを総症例数で割ることよって、平均値を算出する(ステップF4)。
そして、図14で示すような、データ区分毎に、患者ID毎(症例毎)の在院日数・医師コード(図14では省略)・差額と、当該患者IDの各診療明細名称毎の存在件数と、ステップF1〜F4で求めた実施率、頻出値、中央値、平均値を表形式に表した帳票を出力する(ステップF5)。
図14に示す帳票によれば、過去に実施した診療行為について、患者毎の診療行為と実施回数を一覧的に比較照会できるばかりでなく、各診療行為における実施率、頻出値、中央値、平均値を一覧することにより、どのような診療行為が重要であるか、診療行為の妥当性、診療行為の傾向等を判断する資料を提供できる。
〔実施例3〕
次に、図15を用いて、本発明による診療情報分析システムが実行する診療情報分析の手順の実施例3について説明する。実施例3は、特定の症例について実施された診療行為を重要なものに絞り、カレンダー形式で閲覧可能にするものである。
実施例3における開始から途中までの手順は、図11に示す実施例1のステップ11の手順と共通であるので、ここまでの手順の説明は省略する。図11のステップS11では、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コードの順で並び替えられた、診療明細名称毎の存在件数(実施回数)のデータが得られる。このデータに基づいて、まず、診療明細名称毎の実施率を、実施例2のステップF1と同様に算出する(ステップP1)。
次に、在院日数・差額・入院年月日・退院年月日・患者ID毎に実施率を集計する(ステップP2)。この集計により、入院年月日・退院年月日・患者IDで特定される患者データ毎に、全体として実施率の高い診療行為をどの程度行ったかが算出される。
次に、ステップP2で集計された患者データ毎の集計された実施率中、もっとも集計された実施率が高い患者データを抽出する(ステップP3)。
さらに、ステップP3で抽出されたデータ中から、各診療明細名称毎の実施率を比較し、実施率の低い診療項目のデータを削除する(ステップP4)。これは、例えば、実施率が特定の数字以下であるデータを削除することによって実行される。
次に、ステップP4で処理したデータ中の在院日数・差額・入院年月日・退院年月日・患者IDで特定されるデータを、診療明細データファイルD05で検索し、各診療明細名称毎の実施日と実施曜日を抽出する(ステップP5)。
そして、ステップP4とステップP5で得られたデータを、患者ID、実施日、診療行為の昇順に並び替える(ステップP6)。
その結果、診療明細名称毎の実施日・実施曜日がカレンダー形式で表示された帳票を出力する(ステップP7)。
実施例3における出力帳票の一例を図16(a)に示す。なお、ステップP4で絞り込まれた診療項目(診療明細名称)の項目間の実施日数を全症例について図16(b)のように頻出値、中央値、平均値で集計して表示し、この表示から各項目間の実施日数を決定して入力することにより、図16(c)に示すような標準診療行為を自動的に生成することが出来るようになる。
以上で、実施例の説明を終了する。なお、上記の実施例では、診断群分類点数マスタファイルM01、診療行為マスタファイルM06、MDCマスタファイルM07、MDC分類マスタファイルM08、診療科マスターファイルM12の利用を必須としてはいないが、これらのマスタファイルは、例えば、帳票を出力する場合に、コードで蓄積されているデータの名称を漢字や仮名で出力したり、コードで蓄積されているデータの明細を出力したりする場合に利用するものである。
診療分析システムのハードウェア構成の一例を示したブロック図である。 診療明細データファイルD05のテーブル定義の内容を示した図である。 診療明細データファイルD05のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 行為明細データファイルD06のテーブル定義の内容を示した図である。 出来高点数データファイルD16のテーブル定義の内容を示した図である。 出来高点数データファイルD16のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 出来高点数データファイルD16のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 包括データ点数データファイルD17のテーブル定義の内容を示した図である。 包括データ点数データファイルD17のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 包括データ点数データファイルD17のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 包括データ点数データファイルD17のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 診断群分類点数マスタファイルM01のテーブル定義の内容を示した図である。 診療行為マスタファイルM06のテーブル定義の内容を示した図である。 診療行為マスタファイルM06のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 診療行為マスタファイルM06のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 診療行為マスタファイルM06のテーブル定義の内容の続きを示した図である。 MDCマスタファイルM07のテーブル定義の内容を示した図である。 MDC分類マスタファイルM08のテーブル定義の内容を示した図である。 診療科マスターファイルM12のテーブル定義の内容を示した図である。 実施例1の手順を示したフローチャートである。 実施例1による出力帳票の一例を示す図である。 実施例2の手順を示したフローチャートである。 実施例2による出力帳票の一例を示す図である。 実施例3の手順を示したフローチャートである。 実施例3による出力帳票の一例を示す図である。
符号の説明
1 主制御部
2 記憶装置
3 入出力制御部
4 入力装置
5 表示装置
6 出力装置
11 医事会計システム
12 病歴システム
D05 診療明細データファイル
D16 出来高点数データファイル
D06 行為明細データファイル
D17 包括点数データファイル
M01 診断群分類点数マスタファイル
M06 診療行為マスタファイル
M07 MDCマスタファイル
M08 MDC分類マスタファイル
M12 診療科マスターファイル

Claims (1)

  1. 医事会計システムで一人の患者の一回の入退院に伴う診断群分類単位毎に作成される診療明細データを所定のフォーマットに変換して、「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「医師コード」「レセ電算コード」「診療行為名称」「実施日」「実施曜日」「存在フラグ」を含む各フィールドに蓄積する診療明細データ記憶手段と、
    医事会計システムで診療明細データを個々の診療行為毎に分割して作成される行為明細データを所定のフォーマットに変換して、「診療年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「データ区分」「順序番号」「行為明細番号」「レセ電算コード」「診療明細名称」「使用量」「基準単位」「存在フラグ」を含む各フィールドに蓄積する行為明細データ記憶手段と、
    医事会計システムで診療明細データ及び行為明細データから出来高点数データを抽出加工して作成される出来高点数データを所定のフォーマットに変換して、「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「出来高総収入」「特定入院加算期間超」「特定入院加算期間内」その他各診察・投薬・注射・処置・手術・麻酔・検査・画像診断等についての小計及び分類別の点数を入力するフィールドを含む各フィールドに蓄積する出来高点数データ記憶手段と、
    病歴システムまたは他の病歴入力手段等を用いて作成される一人の患者の一回の入院に伴う診断群分類単位の病歴及び包括点数を記録する包括点数データを、「対象年月日」「施設コード」「患者ID」「退院年月日」「入院年月日」「診療情報番号」「診療科コード」「DPCコード」「MDCコード」「DPC名」「包括金額」その他入院期間の日数や外泊期間を入力するフィールド、入院期間中の点数を入力するフィールド、主傷病名、入院の契機となった傷病名、医療資源を最も投入した傷病名、入院時併存症、手術、補助療法、を入力するフィールドを含む各フィールドに蓄積する包括点数データ記憶手段と、
    ユーザーに分析ターゲットを選択させるために、包括点数データファイルD16がデータを保有する診断群分類名全てを一覧する画面を表示させ、ユーザーに分析したいDPC分類の選択を促す第1の処理手段と、
    ユーザーが決定した分析ターゲットDPCの選択入力を受けて、包括点数データ記憶手段から、その決定されたDPCコードが付与されたすべての患者のデータを抽出する第2の処理手段と、
    抽出された患者データについて、患者IDと入院年月日と退院年月日で特定される患者データ毎に、在院日数を以下の計算式
    在院日数=退院年月日−入院年月日+1
    から求める第3の処理手段と、
    包括払い方式による場合と出来高払い方式による場合の収入差額を求めるために、第2の処理手段により包括点数データ蓄積手段から抽出された患者のデータのレコードから包括金額を抽出する第4の処理手段と、
    第2の処理手段により抽出した患者のデータ中の患者IDと入院年月日と退院年月日とに基づいて、出来高点数データ記憶手段から該当する出来高点数データを検索し、当該データから出来高総収入、出来高算定分、特定入院加算期間超、特定入院加算期間内のデータを抽出する第5の処理手段と、
    第4の処理手段により抽出した包括金額と、第5の処理手段により抽出した出来高総収入と、出来高算定分と、特定入院換算期間超と、特定入院加算期間内のデータに基づいて、以下の計算式
    差額=(包括金額+出来高算定
    +特定入院加算期間内+特定入院加算期間超)−出来高総収入
    から出来高払いによる収入と包括払いによる収入との差額を求める第6の処理手段と、
    第2の処理手段により抽出された患者データ中の患者IDと入院年月日に基づいて、診療明細データ記憶手段から該当する患者のデータを抽出する第7の処理手段と、
    第7の処理手段により抽出された患者データ中の医師コードを抽出する第8の処理手段と、
    第2の処理手段により抽出した患者データの患者IDと入院年月日と退院年月日とに基づいて、行為明細データ記憶手段から、該当する行為明細データを抽出し、そのレコード中の診療明細名称、使用量、基準単位、存在フラグ、データ区分、レセ電算用コードを抽出する第9の処理手段と、
    第9の処理手段により抽出された存在フラグを、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コード毎に集計する第10の処理手段と、
    第2の処理手段から第10の処理手段までに得られたデータを、データ区分・在院日数・差額・患者ID・入院年月日・退院年月日・レセ電算用コードの順で並び替える第11の処理手段と、
    選択された分析ターゲットDPCについて、データ区分毎に、横軸に患者IDを表示し、縦軸に各患者ID毎の在院日数・医師コード・差額と、当該患者IDの各診療明細名称・使用量・基準単位毎の存在件数を表示する、表形式の帳票を出力する第12の処理手段と、を備えた診療情報分析システム。
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