JP4487724B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、主に自動車の音響や空調機器等の操作に用いられるプッシュスイッチに関するものである。
近年、車室内のフロントパネル部に、様々なプッシュスイッチを配置し、これらによってオーディオやエアコン等の各種電子機器の操作を行うものが増えている。
このような従来のプッシュスイッチについて、図6及び図7を用いて説明する。
図6は従来のプッシュスイッチの断面図であり、同図において、1は絶縁樹脂製のケース、2は同じく絶縁樹脂製の操作体で、ケース1の略中央には開口孔1Aが設けられ、この開口孔1A内に操作体2が上下動可能に装着されている。
そして、3は上下面に複数の導電パターン(図示せず)が形成された配線基板で、上面にはカーボン等によって複数の固定接点4が形成されている。
また、5は略ドーム状でゴム等の弾性可動体で、この弾性可動体5が配線基板3上に配置され、上面に操作体2下面が当接すると共に、弾性可動体5内下面にカーボン等によって形成された可動接点6が、固定接点4と所定の間隙を空けて対向している。
さらに、配線基板3の上下面には発光ダイオード等の電子部品(図示せず)が実装されると共に、この配線基板3下面をカバー7が覆って、プッシュスイッチが構成されている。
そして、このようなプッシュスイッチは、車室内のフロントパネル部に装着され、固定接点4や電子部品等が配線基板3を介して、オーディオやエアコン等の各種電子機器や、自動車の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、図7の断面図に示すように、操作体2を指で下方へ押圧操作すると、操作体2下面に上面を押圧された弾性可動体5が、薄肉部5Aを撓ませて反転動作し、下面の可動接点6が固定接点4に接触する。
そして、この可動接点6を介して電気的に接続された複数の固定接点4の接続信号が、機器や電子回路に送信されて、例えば、オーディオの音量やエアコンの温度等の切換えが行われる。
また、操作体2から指を離すと、薄肉部5Aの弾性復帰力によって弾性可動体5が元の状態に復帰し、この上面に下面を押圧された操作体2も図6の状態に復帰する。
つまり、可動接点6と固定接点4との間の所定の間隙が、操作体2や弾性可動体5を下方へ押圧可能な寸法、即ち操作ストロークであると共に、最も下方へ押圧操作した位置が、複数の固定接点4が電気的に接続される位置とほぼ同等となるように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−184994号公報
しかしながら、上記従来のプッシュスイッチにおいては、可動接点6と固定接点4の間隙がそのまま操作ストロークとなるため、操作ストロークを大きくしようとすると、接点間の間隙を大きくしなければならず、全体の形状が大きくなると共に、固定接点4の電気的接続時に底突き感がなく、さらに押圧操作が可能な、所謂オーバーストロークを設け、確実な操作感触を得ることが困難であるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、オーバーストロークの設定が容易で、確実な操作感触の得られるプッシュスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、略ドーム状で下面に押圧部が形成された弾性可動体と、レバーの揺動動作によって電気的接離を行うスイッチ接点と、これらが配置された配線基板からなり、上記配線基板に貫通孔を設けると共に、上記配線基板上面に上記弾性可動体を配置し上記押圧部を上記配線基板の貫通孔に挿通させ、上記配線基板下面に上記スイッチ接点を配置し上記レバーを上記配線基板の貫通孔下方に突出させて、上記弾性可動体の押圧操作によって上記押圧部が上記スイッチ接点のレバーを揺動させるようにしてプッシュスイッチを構成したものであり、スイッチ接点が電気的接離を行った後も、底突き感がなくさらに弾性可動体の押圧操作が可能となり、全体の形状を大きくすることなく所望のオーバーストロークが得られ、操作感触の確実なプッシュスイッチを得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、弾性可動体上面に上方へ突出する筒部を設けたものであり、押圧操作時に筒部を撓ませることによって、さらに大きなオーバーストロークを得ることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、オーバーストロークの設定が容易で、確実な操作感触の得られるプッシュスイッチを実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるプッシュスイッチの断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、1はABSやアクリル等の絶縁樹脂製のケース、2は同じく絶縁樹脂製の操作体で、ケース1の略中央には開口孔1Aが設けられ、この開口孔1A内に操作体2が上下動可能に装着されている。
そして、13は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、この上下面には銅箔等によって複数の導電パターン(図示せず)が形成されると共に、略中央には貫通孔13Aが設けられている。
また、15は略ドーム状でゴムやエラストマー等の弾性可動体で、配線基板13上に載置され、内下面に突出形成された押圧部15Aが貫通孔13Aを挿通すると共に、上面から上方へ突出形成された筒部15Bに操作体2下面が当接している。
さらに、16はレバー16Aの揺動動作によって電気的接離を行うスイッチ接点で、配線基板13下面に実装装着され、レバー16A左端が配線基板13の貫通孔13A下方へ突出している。
そして、配線基板13の上下面には発光ダイオード等の電子部品(図示せず)が実装されると共に、この配線基板13下面をカバー7が覆って、プッシュスイッチが構成されている。
そして、このようなプッシュスイッチは、車室内のフロントパネル部に装着され、スイッチ接点16や電子部品等が配線基板13を介して、オーディオやエアコン等の各種電子機器や、自動車の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、図3の断面図に示すように、操作体2を指で下方へ押圧操作すると、操作体2下面に筒部15B上面を押圧された弾性可動体15が、薄肉部15Cを撓ませて反転動作し、貫通孔13Aを挿通した押圧部15Aがスイッチ接点16のレバー16Aを押圧する。
そして、レバー16Aが右端を支点に下方へ揺動して、スイッチ接点16の電気的接離が行われ、この接離信号が機器や電子回路に送信されて、例えば、オーディオの音量やエアコンの温度等の切換えが行われる。
なお、この状態では弾性可動体15下面と配線基板13上面との間にはまだ間隙があり、さらに操作体2を下方へ押圧操作すると、図4の断面図に示すように、押圧部15Aがレバー16Aをさらに押圧して、弾性可動体15下面が配線基板13上面に当接する。
つまり、スイッチ接点16の電気的接離が行われた後も、さらに押圧操作が可能で、このオーバーストロークによって、底突き感がなく確実な操作感触が得られるように構成されている。
そして、弾性可動体15下面と配線基板13上面との間隙を変えることによって、所望のオーバーストロークの設定も可能な構成となっている。
また、弾性可動体15には上方へ突出する筒部15Bが設けられているため、図4の状態から、さらに操作体2を下方へ押圧操作すると、図5の断面図に示すように、操作体2下面に押圧された筒部15Bが弾性変形し、さらに押圧操作を行うことが可能であると共に、図4に示した弾性可動体15下面が配線基板13上面に当接した際の衝撃感が緩和されるようになっている。
そして、操作体2から指を離すと、筒部15Bや薄肉部15Cの弾性復帰力によって、弾性可動体15が元の状態に復帰し、この上面に下面を押圧された操作体2も図1の状態に復帰する。
このように本実施の形態によれば、レバー16Aの揺動動作によって電気的接離を行うスイッチ接点16を用い、このレバー16Aを弾性可動体15下面の押圧部15Aで揺動させることによって、スイッチ接点16が電気的接離を行った後も底突き感がなく、弾性可動体15の押圧操作が可能となり、全体の形状を大きくすることなく所望のオーバーストロークが得られ、操作感触の確実なプッシュスイッチを得ることができるものである。
また、弾性可動体15上面に上方へ突出する筒部15Bを設けることによって、押圧操作時に筒部15Bが撓み、さらに大きなオーバーストロークを得ることができる。
なお、以上の説明では、スイッチ接点16を略棒状のレバー16Aが右端を支点に揺動するものを用いて説明したが、略三角形状のレバーが中央部を支点に揺動するもの等、レバーの揺動動作によって電気的接離が行われ、弾性可動体15のオーバーストロークが得られる操作量を有するものであれば、様々なスイッチ接点を用いても本発明の実施は可能である。
本発明によるプッシュスイッチは、所望のオーバーストロークが得られ、操作感触の確実なものを実現することができ、主に自動車の音響や空調機器等の操作用として有用である。
本発明の一実施の形態によるプッシュスイッチの断面図 同分解斜視図 同操作時の断面図 同操作時の断面図 同操作時の断面図 従来のプッシュスイッチの断面図 同操作時の断面図
符号の説明
1 ケース
1A 開口孔
2 操作体
7 カバー
13 配線基板
13A 貫通孔
15 弾性可動体
15A 押圧部
15B 筒部
15C 薄肉部
16 スイッチ接点
16A レバー

Claims (2)

  1. 略ドーム状で下面に押圧部が形成された弾性可動体と、レバーの揺動動作によって電気的接離を行うスイッチ接点と、これらが配置された配線基板からなり、上記配線基板に貫通孔を設けると共に、上記配線基板上面に上記弾性可動体を配置し上記押圧部を上記配線基板の貫通孔に挿通させ、上記配線基板下面に上記スイッチ接点を配置し上記レバーを上記配線基板の貫通孔下方に突出させて、上記弾性可動体の押圧操作によって上記押圧部が上記スイッチ接点のレバーを揺動させるプッシュスイッチ。
  2. 弾性可動体上面に上方へ突出する筒部を設けた請求項1記載のプッシュスイッチ。
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