JP2009043524A - レバースイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】主に自動車のフロントパネルやステアリングに装着されるプッシュスイッチに関し、明確な操作感触が得られ、確実な操作が可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】レバー12の下面両端に上下動可能に装着された押圧体13と、この押圧体13の上下動に応じて電気的接離を行うプッシュスイッチ5が形成された配線基板4の間に、ばね17を設けることによって、左右のプッシュスイッチ5を中央に寄せ、レバー12の操作角度を大きくした場合にも、ばね17によって充分なレバー12の操作荷重や復帰力が得られるため、明確な操作感触で、確実な操作を行うことができると共に、プッシュスイッチ5を中央に寄せた分、左右方向の小型化を図ることも可能なレバースイッチを得ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】レバー12の下面両端に上下動可能に装着された押圧体13と、この押圧体13の上下動に応じて電気的接離を行うプッシュスイッチ5が形成された配線基板4の間に、ばね17を設けることによって、左右のプッシュスイッチ5を中央に寄せ、レバー12の操作角度を大きくした場合にも、ばね17によって充分なレバー12の操作荷重や復帰力が得られるため、明確な操作感触で、確実な操作を行うことができると共に、プッシュスイッチ5を中央に寄せた分、左右方向の小型化を図ることも可能なレバースイッチを得ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、主に自動車のフロントパネルやステアリングに装着され、音響や空調機器等の操作に用いられるレバースイッチに関するものである。
近年、車室内のフロントパネルやステアリングに様々な操作方式のスイッチを配置し、これによって車室内のオーディオやエアコン等の各種電子機器の操作を行うものが増えている。
このような従来のレバースイッチについて、図4〜図6を用いて説明する。
図4は従来のレバースイッチの断面図、図5は同分解斜視図であり、同図において、1は略箱型で絶縁樹脂製のケース、2は絶縁樹脂製のレバーで、ケース1上方の軸部1Aにレバー2が軸孔2Aを支点として、揺動可能に装着されると共に、操作部2Bがケース1上面から上方へ突出している。
そして、3は絶縁樹脂製の押圧体で、複数の押圧体3がケース1の左右に上下動可能に装着されると共に、レバー2下面両端の押圧部2Cが押圧体3上面に当接している。
また、4は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、上面には複数のプッシュスイッチ5が実装されてスイッチ接点が形成されると共に、このプッシュスイッチ5から突出した押釦5A上面に、複数の押圧体3の下面が当接して、レバースイッチが構成されている。
そして、このようなレバースイッチが、車室内のフロントパネルやステアリングに装着されると共に、プッシュスイッチ5が配線基板4の配線パターンや、コネクタやリード線(図示せず)等を介して、自動車の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、例えば操作部2Bを指で右方へ揺動操作すると、図6の断面図に示すように、レバー2が軸孔2Aを支点として揺動し、下面右端の押圧部2Cが右方の押圧体3を押圧して、押圧体3が下方へ移動する。
そして、この押圧体3が右方のプッシュスイッチ5の押釦5Aを押圧して、プッシュスイッチ5内のスイッチ接点の電気的接離が行われ、この電気信号が車両の電子回路へ出力されて、例えば、オーディオの音量やエアコンの温度の増減等が行われる。
また、操作部2Bから指を離すと、プッシュスイッチ5の復帰力によって、押釦5Aに押された押圧体3が上方へ移動し、レバー2が図4に示した元の中立状態に復帰する。
さらに、上記とは逆に、操作部2Bを指で左方へ揺動操作した場合には、左方のプッシュスイッチ5の電気的接離が行われ、操作部2Bから指を離すと、同様にプッシュスイッチ5の復帰力によって、レバー2が中立状態に復帰する。
なお、このようなレバースイッチにおいて、揺動操作の感触を明確にするために、操作部2Bの操作角度をある程度大きくしようとした場合、左右のプッシュスイッチ5を中央に寄せ、図4に示す、軸孔2A中心から押釦5Aを押圧する押圧体3や押圧部2Cまでの寸法Mを小さくする必要があるが、一般にプッシュスイッチ5の押釦5Aの移動量や操作荷重は、例えば移動量が1mm前後で、操作荷重が5N前後というように決まっている。
したがって、軸孔2A中心から操作部2B上端までの高さHはそのままで、操作部2Bの操作角度αを大きくするために寸法Mを小さくした場合、操作角度は大きくなるが、レバー2を揺動操作する操作荷重や、レバー2を左右の揺動位置から中立位置に戻す復帰力も小さくなってしまうものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−302353号公報
しかしながら、上記従来のレバースイッチにおいては、レバー2の操作角度を大きくし、揺動操作の感触の明確化を図るため、左右のプッシュスイッチ5を中央に寄せた場合、レバー2の操作荷重や復帰力が小さくなり、操作が不確実なものとなってしまうという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、明確な操作感触が得られ、確実な操作が可能なレバースイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、レバーの下面両端に上下動可能に装着された押圧体と、この押圧体の上下動に応じて電気的接離を行うスイッチ接点が形成された配線基板の間に、ばねを設けてレバースイッチを構成したものであり、左右のスイッチ接点を中央に寄せ、レバーの操作角度を大きくした場合にも、ばねによって充分なレバーの操作荷重や復帰力が得られるため、明確な操作感触で、確実な操作を行うことができると共に、スイッチ接点を中央に寄せた分、左右方向の小型化を図ることも可能なレバースイッチを得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、明確な操作感触が得られ、確実な操作が可能なレバースイッチを実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるレバースイッチの断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は略箱型でポリオキシメチレンやポリブチレンテレフタレート等の絶縁樹脂製のケース、12はポリカーボネートやABS等の絶縁樹脂製のレバーで、ケース11上方の軸部11Aにレバー12が軸孔12Aを支点として、揺動可能に装着されると共に、操作部12Bがケース11上面から上方へ突出している。
図1は本発明の一実施の形態によるレバースイッチの断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は略箱型でポリオキシメチレンやポリブチレンテレフタレート等の絶縁樹脂製のケース、12はポリカーボネートやABS等の絶縁樹脂製のレバーで、ケース11上方の軸部11Aにレバー12が軸孔12Aを支点として、揺動可能に装着されると共に、操作部12Bがケース11上面から上方へ突出している。
そして、13は絶縁樹脂製の押圧体で、複数の押圧体13がケース11の左右に上下動可能に装着されると共に、レバー12下面両端の押圧部12Cが押圧体13上面に当接している。
また、4は上下面に銅等の複数の配線パターン(図示せず)が形成されたエポキシや紙フェノール等の配線基板で、上面には複数のプッシュスイッチ5が実装されてスイッチ接点が形成されると共に、このプッシュスイッチ5から突出した押釦5A上面に、複数の押圧体13の下面が当接している。
さらに、押圧体13側方下面に突出した突起部13Aと配線基板4上面の間には、コイル状に巻回された鋼線や銅合金線等のばね17が、やや撓んだ状態で装着されてレバースイッチが構成されている。
また、このレバースイッチは図1に示すように、軸孔12A中心から操作部12B上端までの高さHは変わらないが、左右のプッシュスイッチ5がレバー12の真下に中央に寄せて並列に配置されると共に、軸孔12A中心から押釦5Aを押圧する押圧体13や押圧部12Cまでの寸法mは小さく形成されている。
そして、このようなレバースイッチが、車室内のフロントパネルやステアリングに装着されると共に、プッシュスイッチ5が配線基板4の配線パターンや、コネクタやリード線(図示せず)等を介して、自動車の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、例えば操作部12Bを指で右方へ揺動操作すると、図3の断面図に示すように、レバー12が軸孔12Aを支点として揺動し、下面右端の押圧部12Cが右方の押圧体13を押圧して、押圧体13がばね17を撓めながら下方へ移動する。
そして、この押圧体13が右方のプッシュスイッチ5の押釦5Aを押圧して、プッシュスイッチ5内のスイッチ接点の電気的接離が行われ、この電気信号が車両の電子回路へ出力されて、例えば、オーディオの音量やエアコンの温度の増減等が行われる。
なお、この時、レバースイッチは上述したように、左右のプッシュスイッチ5が中央に寄せて配置され、軸孔12A中心から押釦5Aを押圧する押圧体13や押圧部12Cまでの寸法mが小さく形成されているため、操作部2Bの操作角度βは大きなものとなり、揺動操作の明確な感触が得られるようになっている。
つまり、一般にプッシュスイッチ5の押釦5Aの移動量や操作荷重は、例えば移動量が1mm前後で、操作荷重が5N前後というように決まっているが、軸孔12A中心から操作部12B上端までの高さHに対し、押圧体13や押圧部12Cまでの寸法mを小さくすることによって、操作部2Bの大きな操作角度βが得られるように構成されている。
また、このように軸孔12A中心からプッシュスイッチ5中心までの寸法mを小さくした場合、操作部12Bを揺動操作する力も小さくなるが、プッシュスイッチ5を押圧する押圧体13下面と配線基板4上面の間にばね17を装着することで、このばね17の力によってある程度の抵抗感のある、良好な操作感触が得られるようになっている。
そして、操作部12Bから指を離すと、押釦5Aに押された押圧体13が上方へ移動し、レバー12が図1に示した元の中立状態に復帰するが、この時にも、プッシュスイッチ5の復帰力に加え、ばね17が押圧体13を介してレバー12を中立位置に付勢することによって、引っ掛かり等がなく充分な復帰力が得られ、確実な操作を行うことができるように構成されている。
なお、上記とは逆に、操作部12Bを指で左方へ揺動操作した場合には、左方のプッシュスイッチ5の電気的接離が行われ、操作部12Bから指を離すと、同様にプッシュスイッチ5の復帰力とばね17によって、レバー12が中立状態に復帰する。
つまり、レバー12の軸孔12A中心から操作部12B上端までの高さHは変えることなく、左右のプッシュスイッチ5を中央に寄せて配置し、軸孔12A中心から押圧体13を押圧する押圧部12Cまでの寸法mを小さく形成することによって、レバー12の大きな操作角度βが得られると共に、押圧体13下面と配線基板4上面の間にばね17を装着することによって、レバー12の充分な操作荷重や復帰力が得られるように構成されている。
さらに、左右のプッシュスイッチ5を中央に寄せた分、ケース11の左右の内側壁と各々のプッシュスイッチ5との間にはスペースができるため、この分の寸法を小さくし、左右方向の小型化を図ることも可能なようになっている。
このように本実施の形態によれば、レバー12の下面両端に上下動可能に装着された押圧体13と、この押圧体13の上下動に応じて電気的接離を行うプッシュスイッチ5が形成された配線基板4の間に、ばね17を設けることによって、左右のプッシュスイッチ5を中央に寄せ、レバー12の操作角度を大きくした場合にも、ばね17によって充分なレバー12の操作荷重や復帰力が得られるため、明確な操作感触で、確実な操作を行うことができると共に、プッシュスイッチ5を中央に寄せた分、左右方向の小型化を図ることも可能なレバースイッチを得ることができるものである。
なお、以上の説明では、スイッチ接点として、単品のプッシュスイッチ5を用いた構成について説明したが、配線基板4上面にカーボン等によって固定接点を形成し、この上方に略ドーム状で導電金属薄板製の可動接点を載置したものや、あるいは、下面に可動接点が形成された略ドーム状の可撓性のゴム接点を用いたもの等、様々なスイッチ接点を用いても本発明の実施は可能である。
本発明によるレバースイッチは、明確な操作感触が得られ、確実な操作が可能なものを実現することができ、主に自動車のフロントパネルやステアリングに装着される操作用スイッチとして有用である。
4 配線基板
5 プッシュスイッチ
5A 押釦
11 ケース
11A 軸部
12 レバー
12A 軸孔
12B 操作部
12C 押圧部
13 押圧体
13A 突起部
17 ばね
5 プッシュスイッチ
5A 押釦
11 ケース
11A 軸部
12 レバー
12A 軸孔
12B 操作部
12C 押圧部
13 押圧体
13A 突起部
17 ばね
Claims (1)
- 略箱型のケースと、このケース上方に揺動可能に装着されたレバーと、このレバーの下面両端に上下動可能に装着された押圧体と、この押圧体の上下動に応じて電気的接離を行うスイッチ接点が形成された配線基板からなり、上記押圧体と配線基板の間にばねを設けたレバースイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007206548A JP2009043524A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | レバースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007206548A JP2009043524A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | レバースイッチ |
Publications (1)
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JP2009043524A true JP2009043524A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40444064
Family Applications (1)
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JP2007206548A Withdrawn JP2009043524A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | レバースイッチ |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012190642A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Alps Electric Co Ltd | 揺動操作型スイッチ装置 |
CN109887796A (zh) * | 2017-12-06 | 2019-06-14 | 上海航空电器有限公司 | 一种带磁保持功能的扳动开关及使用方法 |
CN112709478A (zh) * | 2021-01-18 | 2021-04-27 | 上海氧趣汽车用品有限公司 | 一种辅助停车的汽车保护设备 |
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2007
- 2007-08-08 JP JP2007206548A patent/JP2009043524A/ja not_active Withdrawn
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CN109887796A (zh) * | 2017-12-06 | 2019-06-14 | 上海航空电器有限公司 | 一种带磁保持功能的扳动开关及使用方法 |
CN109887796B (zh) * | 2017-12-06 | 2023-09-12 | 上海航空电器有限公司 | 一种带磁保持功能的扳动开关及使用方法 |
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