JP2009026513A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主に自動車の空調や音響機器等の操作に用いられる入力装置に関し、安価で操作の行い易いものを提供することを目的とする。
【解決手段】複数の表示部14A、14B、14Cが形成された表示素子14を跨ぐホルダー15を設けると共に、このホルダー15上に、各表示部の間に配置される複数のスイッチ接点6を形成することによって、他の構成部品に比べ高価な表示素子が一つですみ、装置全体を安価に形成できるため、安価で操作の行い易い入力装置を得ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】複数の表示部14A、14B、14Cが形成された表示素子14を跨ぐホルダー15を設けると共に、このホルダー15上に、各表示部の間に配置される複数のスイッチ接点6を形成することによって、他の構成部品に比べ高価な表示素子が一つですみ、装置全体を安価に形成できるため、安価で操作の行い易い入力装置を得ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、主に自動車の空調や音響機器等の操作に用いられる入力装置に関するものである。
近年、車室内のフロントパネル部に、様々な操作体を備えた入力装置を配置し、これらによってエアコンやオーディオ等の各種電子機器の操作を行うものが増えている。
このような入力装置について、主にエアコン用の入力装置を例に、図4〜図6を用いて説明する。
図4は従来の入力装置の断面図、図5は同分解斜視図であり、同図において、1は略箱型の下面開口で絶縁樹脂製のケースで、上面の複数の開口孔またはこの開口孔に光透過性のプレート等が嵌め込まれて、複数の透光部1Aと1B、1Cが形成されると共に、これら透光部1A、1B、1Cの間に設けられた複数の貫通孔1Dには、絶縁樹脂製の複数の操作体2が上下動可能に装着されている。
そして、3は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この上面には液晶等の三つの表示素子4Aと4B、4Cが、上面の表示部をケース1の透光部1A、1B、1C下面に向けて、所定間隔で実装配置されると共に、下面にはコネクタ5等の電子部品が実装されている。
また、6はプッシュスイッチ等のスイッチ接点で、複数のスイッチ接点6が表示素子4A、4B、4Cの間の配線基板3上面に実装されると共に、これらの上方へ突出した押釦が複数の操作体2下面に当接している。
さらに、7は絶縁樹脂製のカバーで、このカバー7にねじ8によって配線基板3が固着されると共に、カバー7がケース1の下面開口部を覆い、複数の操作体2や配線基板3がケース1内に収納されて、入力装置が構成されている。
そして、このような入力装置が、図6の正面図に示すように、ケース1の透光部1A、1B、1Cが手前側になるようにして、車室前方のフロントパネル部に装着されると共に、表示素子4A、4B、4Cや複数のスイッチ接点6がコネクタ5やリード線(図示せず)等によって、エアコンやオーディオ等の各種電子機器を制御する自動車の電子回路に電気的に接続される。
以上の構成において、例えば、透光部1A背面の表示素子4Aには運転席側のエアコンの温度や外気温度が、透光部1B背面の表示素子4Bには時刻が、透光部1C背面の表示素子4Cには助手席側のエアコンの温度が各々表示された状態で、透光部1Aと1Bの間の操作体2Aを押圧操作すると、この背面のスイッチ接点6の電気的接離が行われ、これを車両の電子回路が検出して、運転席側のエアコンの温度を上げると共に、表示素子4Aの表示を例えば「25℃」から「26℃」に切換える。
また、操作体2A下方の操作体2Bを押圧操作すると、同様にこの背面のスイッチ接点6の電気的接離が行われ、これを車両の電子回路が検出して、運転席側のエアコンの温度を下げると共に、表示素子4Aの表示を例えば「24℃」に切換え、さらに、透光部1Bと1Cの間の操作体2Cや2Dを操作した場合には、助手席側のエアコンの温度や表示素子4Cの切換えが行われる。
つまり、配線基板3上面に三つの表示素子4A、4B、4Cを設けると共に、これらの間の各表示素子に関連する複数のスイッチ接点6を配置して入力装置を形成し、各々の操作体2の操作に応じて、運転席側や助手席側のエアコンの温度を切換えると共に、各々の表示素子にその温度の表示を行うように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2006−324080号公報
しかしながら、上記従来の入力装置においては、エアコンの温度等を操作する機能に合わせ、複数の表示素子4A、4B、4Cを用いているため、構成部品数が多くなると共に、表示素子は他の部品に比べ高価であるため、装置としても高価なものとなってしまうという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、安価で操作の行い易い入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の表示部が形成された表示素子を跨ぐホルダーを設けると共に、このホルダー上に、各表示部の間に配置されるスイッチ接点を形成して入力装置を構成したものであり、他の構成部品に比べ高価な表示素子が一つですみ、装置全体を安価に形成できるため、安価で操作の行い易い入力装置を得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、安価で操作の容易な入力装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、主にエアコン用の入力装置を例に、図1〜図3を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による入力装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は略箱型の下面開口で絶縁樹脂製のケースで、上面の複数の開口孔またはこの開口孔に光透過性のプレート等が嵌め込まれて、複数の透光部11Aと11B、11Cが形成されると共に、これら透光部11A、11B、11Cの間に設けられた複数の貫通孔11Dには、絶縁樹脂製の複数の操作体12が上下動可能に装着されている。
図1は本発明の一実施の形態による入力装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は略箱型の下面開口で絶縁樹脂製のケースで、上面の複数の開口孔またはこの開口孔に光透過性のプレート等が嵌め込まれて、複数の透光部11Aと11B、11Cが形成されると共に、これら透光部11A、11B、11Cの間に設けられた複数の貫通孔11Dには、絶縁樹脂製の複数の操作体12が上下動可能に装着されている。
また、3は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板、14は液晶等の表示素子で、配線基板3上面には表示素子14が、下面にはコネクタ5等の電子部品が各々実装されると共に、表示素子14上面にはケース11の透光部11A、11B、11Cに向けて、複数の表示部14A、14B、14Cが形成されている。
そして、15は絶縁樹脂製のホルダーで、両端の橋脚部15Aが表示素子14を跨いでこの上方に配置されると共に、上面には複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板16が載置され、この配線基板16と下方の配線基板3が配線シート17によって、電気的に接続されている。
また、6はプッシュスイッチ等のスイッチ接点で、ケース11の透光部11A、11B、11C間下方の配線基板16上面に実装されると共に、これらの上方へ突出した押釦が複数の操作体12下面に当接している。
さらに、7は絶縁樹脂製のカバーで、このカバー7にねじ8によってホルダー15や配線基板3が固着されると共に、カバー7がケース11の下面開口部を覆い、複数の操作体12や配線基板3、ホルダー15等がケース11内に収納されて、入力装置が構成されている。
そして、このような入力装置が、図3の正面図に示すように、ケース11の透光部11A、11B、11Cが手前側になるようにして、車室前方のフロントパネル部に装着されると共に、表示素子14や複数のスイッチ接点6がコネクタ5やリード線(図示せず)等によって、エアコンやオーディオ等の各種電子機器を制御する自動車の電子回路に電気的に接続される。
以上の構成において、例えば、透光部11A背面の表示素子14の表示部14Aには運転席側のエアコンの温度や外気温度が、透光部11B背面の表示部14Bには時刻が、透光部11C背面の表示部14Cには助手席側のエアコンの温度が各々表示された状態で、透光部11Aと11Bの間の操作体12Aを押圧操作すると、この背面のスイッチ接点6の電気的接離が行われ、これを車両の電子回路が検出して、運転席側のエアコンの温度を上げると共に、表示部14Aの表示を例えば「25℃」から「26℃」に切換える。
また、操作体12A下方の操作体12Bを押圧操作すると、同様にこの背面のスイッチ接点6の電気的接離が行われ、これを車両の電子回路が検出して、運転席側のエアコンの温度を下げると共に、表示部14Aの表示を例えば「24℃」に切換え、さらに、透光部11Bと11Cの間の操作体12Cや12Dを操作した場合には、助手席側のエアコンの温度や表示部14Cの切換えが行われる。
つまり、運転席側の表示部14Aと14Bの間に操作体12Aと12B、助手席側の表示部14Bと14Cの間に操作体12Cと12Dを各々配置し、各々の操作体12の操作に応じて、運転席側や助手席側のエアコンの温度を切換えると共に、各々の表示素子にその温度の表示を行うようになっているが、本発明における入力装置は、一つの表示素子14から構成されている。
すなわち、本発明においては、上面に複数の透光部11A、11B、11Cが形成されたケース11の下方に、透光部11A、11B、11Cに向けて、複数の表示部14A、14B、14Cが形成された一つの表示素子14を配置すると共に、この表示素子14を跨ぐホルダー15を設け、このホルダー15上に、各表示部の間に配置される複数のスイッチ接点6が形成されている。
したがって、他の構成部品に比べ高価な表示素子が一つですみ、装置全体を安価に形成できると共に、複数のスイッチ接点6が各々関連する表示部の近傍に配置されているため、誤操作がなく容易に操作が行えるようになっている。
このように本実施の形態によれば、複数の表示部14A、14B、14Cが形成された表示素子14を跨ぐホルダー15を設けると共に、このホルダー15上に、各表示部の間に配置される複数のスイッチ接点6を形成することによって、他の構成部品に比べ高価な表示素子が一つですみ、装置全体を安価に形成できるため、安価で操作の行い易い入力装置を得ることができるものである。
なお、以上の説明では、車両の電子回路が、操作体12の押圧操作によるスイッチ接点6の電気的接離を検出して、エアコンの温度制御や表示素子14の表示を切換える構成について説明したが、配線基板3にマイコン等の制御回路を設け、この制御回路がスイッチ接点6の電気的接離を検出して、表示素子14の表示を切換えると共に、エアコン等へ操作信号を出力してこれらを制御する構成としても、本発明の実施は可能である。
また、以上の説明では入力装置を、主にエアコン操作に用いた場合について説明したが、コンパクトディスクやカーラジオ等のオーディオ機器の操作等に用いても本発明の実施は可能である。
本発明による入力装置は、安価で操作の行い易いものを実現することができ、主に自動車の空調や音響機器等の操作用として有用である。
3 配線基板
5 コネクタ
6 スイッチ接点
7 カバー
8 ねじ
11 ケース
11A、11B、11C 透光部
11D 貫通孔
12、12A、12B、12C、12D 操作体
14 表示素子
14A、14B、14C 表示部
15 ホルダー
15A 橋脚部
16 配線基板
17 配線シート
5 コネクタ
6 スイッチ接点
7 カバー
8 ねじ
11 ケース
11A、11B、11C 透光部
11D 貫通孔
12、12A、12B、12C、12D 操作体
14 表示素子
14A、14B、14C 表示部
15 ホルダー
15A 橋脚部
16 配線基板
17 配線シート
Claims (1)
- 上面に複数の透光部が形成された略箱型のケースと、このケースの透光部の間に上下動可能に装着された操作体と、この操作体の上下動に応じて電気的接離を行うスイッチ接点と、上記ケースの透光部に向けて複数の表示部が形成された表示素子からなり、上記表示素子を跨ぐホルダーを設けると共に、このホルダー上に上記スイッチ接点を形成した入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007186627A JP2009026513A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007186627A JP2009026513A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 入力装置 |
Publications (1)
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ID=40398162
Family Applications (1)
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JP2007186627A Pending JP2009026513A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 入力装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009026513A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011119171A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Panasonic Corp | 入力装置 |
JP2013239337A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | ▲チョ▼錦雄 | インテリジェント型壁面スイッチモジュール |
WO2014006756A1 (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-09 | 富士通株式会社 | スイッチユニット及び電子装置 |
JP2016171084A (ja) * | 2016-05-02 | 2016-09-23 | 富士通株式会社 | スイッチユニット及び電子装置 |
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2007
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