JP4485456B2 - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

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Description

本発明はバルブ特性を可変とする内燃機関の可変動弁機構に関する。
燃費性能の向上を図るために、特許文献1に示されるように、内燃機関の運転状態に応じて、吸気バルブや排気バルブ(以下、「機関バルブ」と称する)の最大リフト量などのバルブ特性を可変とする可変動弁機構が知られている。具体的には、図13に示されるように、内燃機関のカムシャフト100に設けられているカム101は仲介駆動機構110を介して機関バルブ120の開閉を行う。この仲介駆動機構110は、入力部102と出力部103とを備えるとともに、パイプ131によって支持されている。カム101は入力部102を押し下げて仲介駆動機構110を揺動させ、該仲介駆動機構110の出力部103はロッカアーム125を介して機関バルブ120の開閉を行う。
図14に示されるように、パイプ131内には、軸方向に沿って往復動可能な状態でコントロールシャフト130が挿入されている。また、パイプ131には、軸方向に沿って往復動可能な状態でスライダギア111が外嵌されている。パイプ131に形成された長孔132を通じてコントロールシャフト130とスライダギア111とが係止ピン112によって連結されている。この係止ピン112は、コントロールシャフト130の外周面に形成された凹部にその一端が挿入されるとともに、スライダギア111の内周面に形成された周方向に延びる溝にその他端が挿入されている。そして、コントロールシャフト130が軸方向に沿って往復動するとき、係止ピン112によって連結されたスライダギア111はこれに連動して往復動する。入力部102と出力部103とのそれぞれの内周面には互いに逆向きに傾斜するヘリカルスプラインが形成されるとともに、スライダギア111の外周面にはこれらヘリカルスプラインと噛合うヘリカルスプラインがそれぞれ形成されている。その結果、スライダギア111を軸方向に沿って往復動させることによって、入力部102と出力部103との相対回動位相差が変化させられ、機関バルブ120の最大リフト量および作用角を変更することができるようになる。
特開2001−263015号公報
ところで、図15に示されるように、コントロールシャフト130が係止ピン112を介してスライダギア111を往復動させるとき、係止ピン112の外周面とコントロールシャフト130に形成された凹部130aの内周面との間で力が作用する。また、上記機関バルブ120を開閉させるたびに、入力部102にはカム101の押し下げ力が作用し、出力部103にはロッカアーム125を介してバルブスプリングの付勢力が作用する。このように入力部102及び出力部103を揺動させる力が作用すると、上記ヘリカルスプラインによってスライダギア111には軸方向の力が作用する。そして、この軸方向の力は、上記係止ピン112を介してコントロールシャフト130に伝達される。したがって、機関バルブ120の開閉を行うときにも、係止ピン112の外周面と凹部130aの内周面との間で力が作用する。
こうした力によってコントロールシャフト130に形成された凹部130aの内周面が磨耗すると、コントロールシャフトの耐久性が低下するとともに、内燃機関の可変動弁機構の制御性が低下するおそれがある。これに対しては、磨耗しやすい部分を焼入れなどの方法で硬化することが望ましいが、凹部130aの底部付近に焼入れすることは凹部130aの開口部付近に焼入れすることに比べて困難である。
本発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コントロールシャフトに挿入された係止ピンによる可変動弁機構内の各部の摩耗を抑制することのできる内燃機関の可変動弁機構を提供することにある。
以下、上記目的を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、軸方向に沿って往復動可能な状態でパイプ内に挿入されたコントロールシャフトと、軸方向に沿って往復動可能な状態で前記パイプの外周に嵌合されたスライダギアと、前記パイプに形成された連通孔を通じて前記コントロールシャフトと前記スライダギアとを連結する係止ピンとを備え、前記コントロールシャフトの往復動に基づいて機関バルブの特性を変更する内燃機関の可変動弁機構において、前記係止ピンは、前記コントロールシャフトに形成された貫通孔に挿入されるとともに、その挿入される側の端部が前記パイプの内周面によって支持されてなることを特徴とする。
同構成によれば、係止ピンはコントロールシャフトに形成された貫通孔に挿入されるとともに、その挿入される側の端部がパイプの内周面によって支持されるため、コントロールシャフトが往復動する際に貫通孔の開口部付近と係止ピンとの間で力を作用させることができる。このため、焼き入れの難しいコントロールシャフトの中心軸付近に力が作用することを避けて、焼き入れの容易な開口部付近に力を作用させることができる。また、係止ピンがコントロールシャフトに形成された凹部に挿入される場合と比較して、支点となる係止ピン挿入側の開口部から作用点となる係止ピンの端部までの距離が長くなるため、作用点にかかる力を小さくすることができる。その結果、コントロールシャフトに挿入された係止ピンによるコントロールシャフトの摩耗を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の可変動弁機構において、パイプに形成された連通孔から遠い方の貫通孔の開口部が焼入れされてなることを特徴とする。
同構成によれば、パイプに形成された連通孔から遠い方の貫通孔の開口部を焼入れすることによって、係止ピンの外周面と当接する部分が硬化されるため、コントロールシャフトの磨耗を更に抑えることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記パイプの内周面によって支持される前記係止ピンの端部を球面状に形成したことを特徴とする。
同構成によれば、パイプの内周面によって支持される係止ピンの端部を球面状に形成したため、係止ピンの端部の角によるパイプの内周面および貫通孔の内周面の磨耗を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記貫通孔および前記係止ピンの断面形状を楕円に形成するとともに、前記パイプの内周面によって支持される前記係止ピンの端部において、前記機関バルブを開閉するときに前記係止ピンが前記貫通孔の内周面に押し付けられる側の部分のみを球面状に形成したことを特徴とする。
同構成によれば、貫通孔および係止ピンの断面形状を楕円に形成したため、係止ピンが貫通孔の内周面に対して周方向に相対移動しなくなる。そのため、機関バルブを開閉するときに係止ピンが貫通孔の内周面に押し付けられる側の部分のみを球面状に形成しても、貫通孔の内周面が係止ピンの角によって磨耗されることを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記貫通孔の延びる方向への前記係止ピンの移動を規制する規制機構を更に備えることを特徴とする。
同構成によれば、貫通孔の延びる方向への係止ピンの移動を規制する規制機構を更に備えるため、貫通孔において内周面の焼入れの難しい中間部分と係止ピンとの間で力が作用することを抑制することができる。また、貫通孔の延びる方向に沿って係止ピンの位置が変化しないため、コントロールシャフトの外周に外嵌されたパイプと係止ピンとの接触を抑制することができ、係止ピンによるパイプの摩耗を抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記規制機構は、前記コントロールシャフトに対する前記係止ピンの移動を規制する支持ピンを備え、この支持ピンは、前記コントロールシャフト及び前記係止ピンにまたがる態様で組み付けられることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項5又は6に記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記規制機構は、前記コントロールシャフトの軸方向および前記貫通孔の延びる方向に対して垂直となるように同貫通孔の内周面に形成された凹部と、前記係止ピンの軸方向に対して垂直となるように前記係止ピンの外周面に形成された凹部と、前記両凹部に挿入された支持ピンとを備えることを特徴とする。
コントロールシャフトと係止ピンとの間で力が作用するとき、係止ピンの軸線とコントロールシャフトの軸線との角度が変化する。そのため、例えば規制機構をコントロールシャフトの軸方向に対して平行な凹部とその凹部に挿入した支持ピンとで構成した場合、係止ピンとコントロールシャフトとの角度が変化すると支持ピンに大きなせん断力が発生し、支持ピンの耐久性が低下するおそれがある。
この点、上記構成によれば、支持ピンをコントロールシャフトの軸方向および貫通孔の延びる方向に対して垂直となるように形成された凹部に挿入するため、支持ピンにせん断力が発生することを抑制することができる。その結果、支持ピンの耐久性が低下することを抑制することができる。
また、請求項に記載の発明によるように、前記規制機構は、前記貫通孔の延びる方向に対して垂直となるように前記コントロールシャフトに形成された挿入孔と、前記係止ピンの軸方向に対して垂直となるように前記係止ピンに形成された挿入孔と、前記両挿入孔に挿入された支持ピンとを備えるといった態様によっても、請求項に記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記係止ピンはブッシュを介して前記スライダギアに連結され、前記スライダギアの内周面には前記ブッシュの摺動する溝が周方向に沿って形成され、前記スライダギアには、前記コントロールシャフトおよび前記係止ピンに前記支持ピンを挿入するための挿入孔が前記溝を避けて形成されてなることを特徴とする。
係止ピンがブッシュを介してスライダギアに連結され、ブッシュがスライダギアの内周面に形成された溝を摺動する場合には、スライダギアに支持ピンの挿入孔を形成すると、ブッシュがその挿入孔に乗り上げる可能性がある。
この点、上記構成によれば、スライダギアには、コントロールシャフトおよび係止ピンに支持ピンを挿入するための挿入孔がブッシュの摺動溝を避けて形成されるため、ブッシュがその挿入孔に乗り上げることを防止することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項又はに記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記コントロールシャフトに形成された挿入孔は前記貫通孔のいずれか一方の開口部側に偏倚し、前記偏倚方向とは反対側の前記貫通孔の開口部が焼入れされてなることを特徴とする。
同構成によれば、支持ピンがコントロールシャフトに挿入される位置は貫通孔のいずれか一方の開口部側に偏倚し、その偏倚方向とは反対側の貫通孔の開口部が焼入れされているため、焼き入れされた方の開口部に大きな力を作用させることができる。その結果、開口部の焼入れを一方のみとした場合でも、その開口部の磨耗を抑制することができ、焼入れ工程の簡素化を図ることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁機構において、前記コントロールシャフトの外周面と前記パイプの内周面との間には潤滑油が供給され、前記パイプの内周面において前記係止ピンの端部を支持する部分には凹部が形成されてなることを特徴とする。
同構成によれば、コントロールシャフトの外周面とパイプの内周面との間に潤滑油が供給され、パイプの内周面において係止ピンの端部を支持する部分には凹部が形成されているため、供給された潤滑油をその凹部に滞留させることができる。その結果、パイプにおいて係止ピンを支持する部分と係止ピンの端部との間の摩擦を抑え、係止ピンによるパイプの摩耗を更に抑制することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる第1の実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
本実施形態の仲介駆動機構は、その基本的構成は従来の仲介駆動機構110と同一であり、上記スライダギアとコントロールシャフトとを連結する係止ピン周辺の構成のみが相違している。したがって、以下にその相違点を中心にして説明する。
図1〜図3を参照してスライダギア70の構造を詳細に説明する。ここで、図1はスライダギア70の斜視図である。図2は図1の2−2断面図であり、図3は図1の3−3断面図である。
図1に示されるように、スライダギア70には、軸方向の中央に左螺旋のヘリカルスプライン71が形成されるとともに、軸方向の両端に右螺旋のヘリカルスプライン72,73が形成されている。ヘリカルスプライン71が形成された部分の軸方向の中央には、後述する支持ピンを挿入するための支持ピン挿入孔75が形成されている。
図2及び図3に示されるように、スライダギア70の内周面の一部には、ブッシュ摺動溝76がスライダギア70の周方向に伸びるように形成されている。ブッシュ摺動溝76には、係止ピンの嵌合孔96を有するブッシュ95が周方向に沿って摺動可能に配置される。ブッシュ摺動溝76の一方の端部76b付近には、スライダギア70の外部から係止ピンを挿入するための係止ピン挿入孔74が形成されている。係止ピン挿入孔74は、スライダギア70の径方向に延びており、スライダギア70の外部とブッシュ摺動溝76とを連通している。
なお、係止ピンは、ブッシュ95の嵌合孔96と係止ピン挿入孔74とを一致させた状態において、スライダギア70の外部からそれら嵌合孔96および係止ピン挿入孔74に挿入される。また、スライダギア70には、ブッシュ摺動溝76を避けて支持ピン挿入孔75が形成されている。支持ピン挿入孔75は、コントロールシャフトおよび係止ピンに支持ピンを挿入するためのものであり、支持ピンを挿入する位置に係止ピンを配置したときに係止ピンに対して垂直となるように形成されている。具体的には、支持ピン挿入孔75は、スライダギア70の直径に対してずれており、スライダギア70の円形断面における弦の一部と一致する。
次に、図4〜図8を参照して支持パイプ65、コントロールシャフト60の構造及び各部材の位置関係について説明する。ここで、図4は可変動弁機構の内部構造を示す分解斜視図である。図5は係止ピン80が挿入された状態における図4のA−A断面図であり、図6は支持ピンが挿入された状態における図4のA−A断面図であり、図7は可変動弁機構の駆動状態における図4のA−A断面図である。また、図8は図7の8−8断面図である。
図4及び図5に示されるように、コントロールシャフト60には、その本体を貫通する係止ピン挿入孔61と支持ピン挿入孔62とが形成されている。係止ピン挿入孔61はコントロールシャフト60の径方向に延びるとともに、支持ピン挿入孔62はコントロールシャフト60の円形断面において弦方向に延びている。係止ピン挿入孔61と支持ピン挿入孔62とは、互いに直交するとともに連通している。
支持パイプ65には、その軸方向に沿って延びる長孔66と支持ピン挿入孔67とが形成されている。長孔66は、係止ピンを挿入して長手方向に移動できるように、係止ピンの外径よりも大きな幅で形成されている。支持ピン挿入孔62は、支持パイプ65の環状断面において弦方向に延びている。
こうした仲介駆動機構に対する係止ピン80の組み付けは以下の手順で行われる。
コントロールシャフト60を支持パイプ65に挿入して、長孔66の範囲に係止ピン挿入孔61の位置を合わせるとともに、支持ピン挿入孔67、62の中心軸を一致させる。スライダギア70のブッシュ摺動溝76にブッシュ95を配置する。支持パイプ65の外周にスライダギア70を嵌合させるとともに、スライダギア70の係止ピン挿入孔74、ブッシュ95の嵌合孔96、支持パイプの長孔66、及びコントロールシャフト60の係止ピン挿入孔61の位置を一致させる。この状態において、係止ピン挿入孔74から係止ピン80を挿入する。
また、こうした仲介駆動機構に対する支持ピン90の組み付けは以下の手順で行われる。
図6に示されるように、コントロールシャフト60、支持パイプ65、係止ピン80及びブッシュ95を、スライダギア70に対して逆時計回りに相対回転させる。このとき、ブッシュ95はブッシュ摺動溝76内を端部76bから端部76aに摺動する。
ブッシュ95を端部76aまで回転させたとき、3つの支持ピン挿入孔75、67、62の中心軸は同一直線上で一致する。この状態において、スライダギア70の支持ピン挿入孔75から支持ピン90が挿入される。挿入された支持ピン90は、コントロールシャフト60の係止ピン挿入孔61が延びる方向への係止ピン80の移動を規制する。この状態において、係止ピン80のブッシュ95と反対側の端面は、コントロールシャフト60の外周面とほぼ一致している。また、支持ピン挿入孔62の形成位置は、コントロールシャフト60の係止ピン挿入孔61の一方の開口部側、すなわちコントロールシャフト60の軸線よりもブッシュ95に偏倚している。
ところで、コントロールシャフト60をその軸方向に沿って駆動することによってバルブ特性を変化させる際には、スライダギア70はコントロールシャフト60、支持パイプ65、係止ピン80、支持ピン90及びブッシュ95に対して相対的に回動する。このようにスライダギア70が回動する際に、支持ピン挿入孔67がブッシュ摺動溝76又は支持ピン挿入孔75と連通した場合には、支持ピン90がブッシュ摺動溝76又は支持ピン挿入孔75に突出するおそれがある。そのため、図7に示されるように、仲介機構の駆動時にスライダギア70が所定の角度範囲内で回動した際に、支持ピン挿入孔67の開口部が支持ピン挿入孔75とブッシュ摺動溝76の端部76aとの間で移動するように、これらの位置関係が設定される。
図8に示されるように、コントロールシャフト60が係止ピン80を介してスライダギア70を往復動させるとき、係止ピン80の外周面とコントロールシャフト60に形成された係止ピン挿入孔61の内周面との間で力が作用する。また、上述したように、仲介機構を介して機関バルブの開閉を行うときにも、係止ピン80の外周面と係止ピン挿入孔61の内周面との間で力が作用する。
ここで、コントロールシャフト60がスライダギア70に対して相対的に方向Lに移動するとき、係止ピン80は支持ピン90を中心に回転して右方に傾斜する。そのため、係止ピン80の下方の端部は係止ピン挿入孔61の開口の周縁部60aと接触するようになる。そして、支持ピン90は係止ピン80に力が作用するときの支点になっており、周縁部60aと係止ピン80との間で力が作用する。一方、コントロールシャフト60がスライダギア70に対して相対的に右方に移動するときには、周縁部60bと係止ピン80との間で力が作用する。本実施形態においては、コントロールシャフト60の係止ピン挿入孔61の下側の開口部、すなわち支持パイプ65に形成された長孔66から遠い方の係止ピン挿入孔61の開口部が焼入れされている。
以上説明した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)係止ピン80はコントロールシャフト60に形成された係止ピン挿入孔61に挿入されるとともに、係止ピン80のブッシュ95と反対側の端面はコントロールシャフト60の外周面とほぼ一致しているため、係止ピン挿入孔61の開口部の周縁部60a,60bと係止ピン80との間で力を作用させることができる。このため、焼き入れの難しいコントロールシャフト60の中心軸付近に力が作用することを避けて、焼き入れの容易な開口部の周縁部60a,60bに力を作用させることができる。
また、係止ピン80がコントロールシャフト60に形成された凹部に挿入される場合と比較して、支点となる支持ピン90から作用点となる係止ピン80の端部までの距離が長くなるため、作用点にかかる力を小さくすることができる。その結果、コントロールシャフト60に挿入された係止ピン80によるコントロールシャフト60の摩耗を抑制することができる。
(2)係止ピン挿入孔61のスライダギア70と反対側の開口部の周縁部60a、60bを焼入れすることによって、係止ピン80の外周面と当接する部分が硬化されるため、コントロールシャフト60の磨耗を更に抑えることができる。
(3)係止ピン挿入孔61の延びる方向への係止ピン80の移動を規制する支持ピン90を備えるため、係止ピン挿入孔61において内周面の焼入れの難しい中間部分と係止ピン80との間で力が作用することを抑制することができる。また、係止ピン挿入孔61の延びる方向に沿って係止ピン80の位置が変化しないため、コントロールシャフト60の外周に外嵌された支持パイプ65と係止ピン80との接触を抑制することができる。その結果、係止ピン80による支持パイプ65の摩耗を更に抑制することができる。
(4)コントロールシャフト60と係止ピン80との間で力が作用するとき、係止ピン80の軸線とコントロールシャフト60の軸線との角度が変化する。そのため、例えば支持ピン90をコントロールシャフト60の軸方向に対して平行に配置した場合、係止ピン80とコントロールシャフト60との角度が変化すると支持ピン90に大きなせん断力が発生し、支持ピンの耐久性が低下するおそれがある。
この点、上記構成によれば、支持ピン90をコントロールシャフト60の軸方向および係止ピン挿入孔61の延びる方向に対して垂直となるように形成された支持ピン挿入孔62に挿入するため、支持ピン90にせん断力が発生することを抑制することができる。その結果、支持ピン90の耐久性が低下することを抑制することができる。
(5)ブッシュ95がスライダギア70の内周面に形成されたブッシュ摺動溝76を摺動するため、ブッシュ摺動溝76と連通する支持ピン挿入孔75を形成すると、ブッシュ95が支持ピン挿入孔75に乗り上げる可能性がある。
この点、上記構成によれば、スライダギア70には、支持ピン挿入孔75がブッシュ摺動溝76を避けて形成されるため、ブッシュ95がその支持ピン挿入孔75に乗り上げることを防止することができる。
(6)支持ピン90がコントロールシャフト60に挿入される位置は係止ピン挿入孔61の一方の開口部側に偏倚し、その偏倚方向とは反対側の係止ピン挿入孔61の開口部が焼入れされているため、焼き入れされた方の開口部に大きな力を作用させることができる。また、係止ピン80と係止ピン挿入孔61のブッシュ95側の開口周縁部との接触を抑制することができる。その結果、開口周縁部の焼入れを周縁部60a、60bのみとした場合でも、上下両方の開口周縁部の磨耗を抑制することができ、焼入れ工程の簡素化を図ることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかる第2の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に図9及び図10を参照して説明する。ここで、図9は本実施形態にかかる仲介機構の連結部分を含むコントロールシャフトの軸線と直交する平面での断面図であり、図10は図9の10−10断面図である。図9及び図10に示されるように、本実施形態では、第1の実施形態と異なり、支持ピン及びその支持ピンの挿入孔が設けられていない。
本実施形態においては、係止ピン180の挿入された端部が、支持パイプ165の内周面によって支持されるとともに球面状に形成されている。支持パイプ165の内周面においては、その球面状の端部を支持する部分に凹部68が形成されている。凹部68は、コントロールシャフト160の軸方向に延びる溝となっている。また、凹部68は、軸方向に沿った側面が円滑に加工され、略台形の断面を呈している。コントロールシャフト160と支持パイプ165との間には潤滑油が供給されており、支持パイプ165の内周面に形成された凹部68には潤滑油が滞留している。
コントロールシャフト160は、係止ピン挿入孔61の両開口部が焼入れされている。
図10に示されるように、コントロールシャフト160がスライダギア170に対して相対的に左方に移動するとき、その球状の端部は潤滑油が滞留している凹部68の内周面と摺動し、係止ピン180は右方に傾斜する。そのため、係止ピン180は係止ピン挿入孔61の開口部の周縁部60aと60dとに接触するようになる。そして、周縁部60dは係止ピン180に力が作用するときの支点になっており、周縁部60aと係止ピン180との間、および周縁部60dと係止ピン180との間で力が作用する。一方、コントロールシャフト160がスライダギア170に対して相対的に右方に移動するときには、周縁部60bと係止ピン180との間、および周縁部60cと係止ピン180との間で力が作用する。
以上説明した第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果(2)に加えて以下の効果が得られるようになる。
(1)係止ピン180はコントロールシャフト160に形成された係止ピン挿入孔61に挿入されるとともに、その挿入される側の端部が支持パイプ165の内周面によって支持されるため、係止ピン挿入孔61の開口部の周縁部60a,60bと係止ピン180との間で力を作用させることができる。このため、焼き入れの難しいコントロールシャフト160の中心軸付近に力が作用することを避けて、焼き入れの容易な開口部の周縁部60a,60bに力を作用させることができる。
また、係止ピン180がコントロールシャフト160に形成された凹部に挿入される場合と比較して、支点となる開口部の周縁部60c,60dから作用点となる係止ピン180の端部までの距離が長くなるため、周縁部60c,60dにかかる力を小さくすることができる。その結果、コントロールシャフト160に挿入された係止ピン180によるコントロールシャフト160の摩耗を抑制することができる。
(2)支持パイプ165の内周面によって支持される係止ピン180の端部を球面状に形成したため、係止ピン180の端部の角による支持パイプ165の内周面および係止ピン挿入孔61の内周面の磨耗を抑制することができる。
(3)コントロールシャフト160の外周面と支持パイプ165の内周面との間に潤滑油が供給され、支持パイプ165の内周面において係止ピン180の端部を支持する部分には凹部68が形成されているため、供給された潤滑油をその凹部に滞留させることができる。その結果、支持パイプ165において係止ピン180を支持する部分と係止ピン180の端部との間の摩擦を抑え、係止ピン180による支持パイプ165の摩耗を更に抑制することができる。
なお、上記各実施の形態は、以下のように構成を変更することができる。
・第2の実施形態では、略台形の断面形状を呈している凹部68が形成された支持パイプ65を用いたが、長方形など他の断面形状を呈する凹部を形成してもよい。
・図11に示されるように、係止ピン挿入孔61および係止ピン280の断面形状を楕円に形成するとともに、支持パイプ165の内周面によって支持される係止ピン280の端部において、機関バルブを開閉するときに係止ピン280が係止ピン挿入孔61の内周面に押し付けられる側の部分のみを球面状に形成してもよい。
こうした構成によれば、係止ピン挿入孔61および係止ピン280の断面形状を楕円に形成したため、係止ピン280が係止ピン挿入孔61の内周面に対して周方向に相対移動しなくなる。そのため、吸気バルブを開閉するときに係止ピン280が係止ピン挿入孔61の内周面に押し付けられる側の部分のみを球面状に形成しても、係止ピン挿入孔61の内周面が係止ピンの角によって磨耗されることを抑制することができる。
・第1の実施形態及び第2の実施形態では、スライダギア70と反対側の開口の周縁部60a、60bを焼入れするようにしたが、その周縁部60a、60bを焼入れしなくてもよい。
・第2の実施形態では、支持パイプ65の内周面によって支持される端部が球面状に形成されたが、その端部を平面など他の形状に形成してもよい。
・第1の実施形態では、スライダギア70、支持パイプ65、コントロールシャフト60及び係止ピン80に支持ピン90を挿入するための挿入孔を形成して支持ピン90を挿入した。しかしながら、図12に示されるように、コントロールシャフト260と係止ピン380とに凹部64と凹部83がそれぞれ形成されており、それら凹部64、83に支持ピン190を設けることもできる。
具体的には、係止ピン380に形成された凹部83には、その一端が係止ピン380に固定されたスプリング82が設けられている。そのスプリング82の他端は支持ピン190と当接しており、スプリング82を圧縮して支持ピン190を完全に凹部83に収納した状態において、係止ピン380を係止ピン挿入孔61に挿入する。このような支持ピン190によっても、係止ピン挿入孔61の延びる方向への係止ピン380の移動を規制することができる。また、支持ピン190を省略してもよい。
・第1の実施形態では、コントロールシャフト60の軸方向および係止ピン挿入孔61の延びる方向に対して垂直となるように係止ピン80を挿入した。しかしながら、コントロールシャフト60の軸方向など他の方向に沿って係止ピン80を挿入することもできる。
・第1の実施形態では、スライダギア70の支持ピン挿入孔75がブッシュ摺動溝76を避けて形成されたが、支持ピン挿入孔75から支持ピンが突出しないように塞いだような場合には、必ずしもブッシュ摺動溝76を避けて支持ピン挿入孔75を形成する必要はない。
・第1の実施形態では、図10に示されるように支持ピン90は係止ピン挿入孔61の上方の開口側に偏倚し、下方の開口部の周縁部を焼入れするようにした。しかしながら、支持ピン90を係止ピン挿入孔61の下方の開口側に偏倚させ、上方の開口部の周縁部を焼入れするようにしてもよい。また、支持ピン90がコントロールシャフト60の軸線を通るなど他の位置に配置されてもよい。
・第2の実施形態では、支持パイプ65の内周面において係止ピン80の端部を支持する部分には潤滑油の滞留部としての凹部68が形成されたが、凹部が形成されていない支持パイプを用いることもできる。
第1の実施形態にかかるスライダギアの斜視図。 図1の2−2断面図。 図1の3−3断面図。 第1の実施形態にかかる仲介機構の内部構造を示す分解斜視図。 係止ピンが挿入された状態における図4のA−A断面図。 支持ピンが挿入された状態における図4のA−A断面図。 可変動弁機構の駆動状態における図4のA−A断面図。 図7の8−8断面図。 第2の実施形態にかかる仲介機構の連結部分を含むコントロールシャフトの軸線と直交する平面での断面図。 図9の10−10断面図である 仲介機構について変更例を示す断面図。 仲介機構について他の変更例を示す断面図。 従来内燃機関の可変動弁機構の部分断面図 従来内燃機関の仲介機構の破断斜視図 従来内燃機関の仲介機構の断面図
符号の説明
50…仲介駆動機構、51…入力部、52…出力部、53…出力部、60…コントロールシャフト、60a,60b,60c,60d…周縁部、61…係止ピン挿入孔、62…支持ピン挿入孔、64…凹部、65…支持パイプ、66…長孔、67…支持ピン挿入孔、68…凹部、70…スライダギア、71…左ヘリカルスプライン、72…右ヘリカルスプライン、73…右ヘリカルスプライン、74…係止ピン挿入孔、75…支持ピン挿入孔、76…ブッシュ駆動溝、76a…端部、76b…端部、80…係止ピン、81…支持ピン挿入孔、82…スプリング、83…凹部、90…支持ピン、95…ブッシュ、96…嵌合孔、100…カムシャフト、101…カム、102…入力部、103,104…出力部、110…仲介駆動機構、111…スライダギア、112…係止ピン、120…吸気バルブ、125…ロッカアーム、130…コントロールシャフト、130a…凹部、131…パイプ、132…長孔、160…コントロールシャフト、165…支持パイプ、170…スライダギア、180…係止ピン、260…コントロールシャフト、280…係止ピン、380…係止ピン。

Claims (11)

  1. 軸方向に沿って往復動可能な状態でパイプ内に挿入されたコントロールシャフトと、軸方向に沿って往復動可能な状態で前記パイプの外周に嵌合されたスライダギアと、前記パイプに形成された連通孔を通じて前記コントロールシャフトと前記スライダギアとを連結する係止ピンとを備え、前記コントロールシャフトの往復動に基づいて機関バルブの特性を変更する内燃機関の可変動弁機構において、
    前記係止ピンは、前記コントロールシャフトに形成された貫通孔に挿入されるとともに、その挿入される側の端部が前記パイプの内周面によって支持されてなる
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記パイプに形成された連通孔から遠い方の前記貫通孔の開口部が焼入れされてなる
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記パイプの内周面によって支持される前記係止ピンの端部を球面状に形成した
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  4. 請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記貫通孔および前記係止ピンの断面形状を楕円に形成するとともに、
    前記パイプの内周面によって支持される前記係止ピンの端部において、前記機関バルブを開閉するときに前記係止ピンが前記貫通孔の内周面に押し付けられる側の部分のみを球面状に形成した
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  5. 請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記貫通孔の延びる方向への前記係止ピンの移動を規制する規制機構を更に備える
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  6. 請求項5に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記規制機構は、前記コントロールシャフトに対する前記係止ピンの移動を規制する支持ピンを備え、
    この支持ピンは、前記コントロールシャフト及び前記係止ピンにまたがる態様で組み付けられる
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  7. 請求項5又は6に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記規制機構は、前記コントロールシャフトの軸方向および前記貫通孔の延びる方向に対して垂直となるように同貫通孔の内周面に形成された凹部と、前記係止ピンの軸方向に対して垂直となるように前記係止ピンの外周面に形成された凹部と、前記両凹部に挿入された支持ピンとを備える
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  8. 請求項5又は6に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記規制機構は、前記貫通孔の延びる方向に対して垂直となるように前記コントロールシャフトに形成された挿入孔と、前記係止ピンの軸方向に対して垂直となるように前記係止ピンに形成された挿入孔と、前記両挿入孔に挿入された支持ピンとを備える
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  9. 請求項8に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記係止ピンはブッシュを介して前記スライダギアに連結され、
    前記スライダギアの内周面には前記ブッシュの摺動する溝が周方向に沿って形成され、
    前記スライダギアには、前記コントロールシャフトおよび前記係止ピンに前記支持ピンを挿入するための挿入孔が前記溝を避けて形成されてなる
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  10. 請求項8又は9に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記コントロールシャフトに形成された挿入孔は前記貫通孔のいずれか一方の開口部側に偏倚し、前記偏倚方向とは反対側の前記貫通孔の開口部が焼入れされてなる
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁機構において、
    前記コントロールシャフトの外周面と前記パイプの内周面との間には潤滑油が供給され、
    前記パイプの内周面において前記係止ピンの端部を支持する部分には凹部が形成されてなる
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
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