JP4484531B2 - 膜厚良否検査方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラーフィルタ等における着色膜の膜厚の良否を検査する方法及び装置に関する。
液晶用カラーフィルタや有機EL等のディスプレイは、ガラス等透明な基板上に着色膜がコーティングされることにより形成される。例えば、液晶用カラーフィルタは、図1(A)(B)に示すように、ガラス基板6上にブラックマトリックス2、RGBの各着色膜3,4,5がコーティングされた構造となっている。ただし、図示例はカラーフィルタの一部のみ取り出して拡大したものであり、また、保護層等他の塗布膜の図示は省略している。
このカラーフィルタ1等におけるRGB等の着色膜3,4,5は、スピンコートもしくはダイコートで塗布した後、フォトリソグラフィによるパターンニングという工程で形成されるが、スピンコートやダイコート時に発生する膜厚ムラがある程度の大きさとなってパターンニング後のRGB等の着色膜3,4,5にそのまま残るとすると、そのカラーフィルタ1等を用いたディスプレイは質のよい画像を表示することができない。
そこで、カラーフィルタ1等は製造された直後に着色膜3,4,5の膜厚の適否について検査され、許容し得ない膜厚ムラのあるカラーフィルタ1等は検査後除去され良品のみが出荷される。また、検査により膜厚ムラが生じていることが明らかになった場合は、その情報がカラーフィルタ1等の製造工程にフィードバックされ、製造工程の塗布装置等が調整される。
従来、カラーフィルタ1等における着色膜3,4,5の膜厚の検査は、カラーフィルタ1等に着色膜3,4,5の上からナトリウムランプによりオレンジ色の光を照射し、その反射光から生じる干渉縞を観察することにより行われている。
着色膜3,4,5が正常な厚さであれば、干渉縞が生じないか或いは一様な縞模様となって現れるが、例えばカラーフィルタ1に図2(A)に示すような示すような局所的に盛り上がった膜厚ムラ3a,4a,5aが生じていると、図2(B)に示すような等高線状の干渉縞Aが現れる。検査者はこの干渉縞Aを観察して着色膜3,4,5の膜厚の均一性についてその適否を判断する。
その他、従来、カラーフィルタ等の欠陥検査として、単色光光源から透明膜に所定の入射角度で検査光を照射し、透明膜表面において反射された反射光と透明膜を透過した後に透明膜の裏面側界面で反射された反射光との光路差による位相のズレから生じる干渉光を、光検出器で受光し、その信号を画像処理し、その強度分布から所定量以上の光強度変化が生じている透明膜の領域を検出することによって厚みムラのある箇所を検出することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、干渉現象を利用してガラス基板の表面上の膜厚ムラなどの欠陥部をラインセンサカメラで撮像するという方法や(例えば、特許文献2参照。)、半導体ウェハ表面のレジスト膜厚の目視検査に光の干渉を利用する方法(例えば、特許文献3参照。)も提案されている。
特開平10−38753号公報 特開2003−263627号公報 特許第3114972号公報
従来、カラーフィルタ等の検査に際し、照射する光としてナトリウムランプからのオレンジ光を使用しているので赤色と緑色の着色膜についての膜厚ムラについては検知可能であるが、赤色と緑色のいずれの着色膜に膜厚ムラがあるのか判別することはできない。また、青色の着色膜についての膜厚ムラについてはコントラストの高い画像を得難く、そのため青色の着色膜については膜厚の良否の判別が難しいという問題がある。また、RGBの各着色膜の良否を判別するべく三色の光を使用し且つ三つの撮像部を使用すると検査装置が極めて高額となる。ことに近年ディスプレイの大型化からカラーフィルタ等も大型化しているので、検査装置の光源、撮像部等も大きくせざるを得ず、それゆえ検査装置も更に高額化するという問題がある。
従って、本発明はこのような諸問題点を解決することができる検査方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、赤、緑、青の各着色膜が形成された検査対象物に向かって光を照射しその反射光から得られる画像に基づいて着色膜の膜厚の良否を判別する膜厚良否検査方法において、少なくとも二通りの光の照射を行い、一方の照射光を上記赤と緑の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、他方の照射光を緑と青の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、各反射光から得た画像に基づき全色の着色膜の膜厚の良否を判別し、次いで画像同士を対比して各色の着色膜の膜厚の良否を判別する膜厚良否検査方法を採用する。
検査対象物としては、図1に示した液晶ディスプレイ用カラーフィルタ(1)のほか、有機ELディスプレイ用基板等を選定することができる。これらはガラス板等の透明な基板(6)上に着色膜(3,4,5)を積層した構造を有する。
複数色の着色膜(3,4,5)に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光は、例えば図3に示すような発光スペクトル(7,8)を有する光源と、図4に示すような透過スペクトル(9)を有するバンドパスフィルタを使用することにより得ることができる。
図3において、発光スペクトル(7)の照射光は白色光の光源から得ることができ、発光スペクトル(8)の照射光は有色光の光源から得ることができる。図3に示すように、各光源の発光スペクトル(7,8)は、ある色の着色膜の透過スペクトル(10)と他の色の着色膜の透過スペクトル(11)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長領域(12a)を含んでいる。また、図4に示すように、バンドパスフィルタの透過スペクトル(9)はある色の着色膜の透過スペクトル(10)と他の色の着色膜の透過スペクトル(11)の双方に関し重複している。
上記照射光(a)の一部が着色膜(3,4,5)の表面で反射し、また他の一部が着色膜(3,4,5)を透過し着色膜(3,4,5)と基板(6)との界面で反射し、両反射光の干渉により干渉縞が発生するが、照射光(a)または反射光(b)が複数色の着色膜(3,4,5)に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光であることから、コントラストの高い干渉縞が発生する。この干渉縞の画像に基づいて着色膜(3,4,5)の良否が判別される。
また、請求項2に係る発明は、赤、緑、青の各着色膜が形成された検査対象物に向かって光を照射する少なくとも二つの照射部と、検査対象物からの反射光をそれぞれ受光する各撮像部と、各撮像部で得た画像に基づいて着色膜の膜厚の良否を判別する判別部とを具備した膜厚良否検査装置であって、一方の照射光を上記三色のうち赤と緑の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、他方の照射光を緑と青の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、上記判別部は各撮像部で得た画像に基づいて全色の着色膜の膜厚の良否を判別する第一の判別部と、各撮像部で得た画像を対比して各色の着色膜の膜厚の良否を判別する第二の判別部とを具備する膜厚良否検査装置を採用する。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の膜厚良否検査方法において、上記一方の照射光(a)を赤、緑の着色膜(3,4)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として低圧ナトリウムランプ(14)により照射し、上記他方の照射光(a)を緑、青の着色膜(4,5)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源(16)から照射すると共にこの照射光(a)又は反射光(b)を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタ(18)を透過させるようにした膜厚良否検査方法を採用する。
また、請求項4に係る発明は、請求項2に記載の膜厚良否検査装置において、上記一方の照射光(a)を赤、緑の着色膜(3,4)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として低圧ナトリウムランプ(14)により照射し、上記他方の照射光(a)を緑、青の着色膜(4,5)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源(16)から照射すると共にこの照射光(a)又は反射光(b)を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタ(18)を透過させるようにした膜厚良否検査装置を採用する。
また、請求項5に係る発明は、請求項1に記載の膜厚良否検査方法において、上記一方の照射光(a)を赤、緑の各着色膜(3,4)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源(24)から照射すると共にこの照射光(a)又は反射光(b)をオレンジ色に主波長を有するバンドパスフィルタ(23)を透過させ、他方の照射光(a)を緑、青の各着色膜(4,5)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源(16)から照射すると共にこの照射光(a)又は反射光(b)を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタ(18)を透過させるようにした膜厚良否検査方法を採用する。
また、請求項6に係る発明は、請求項2に記載の膜厚良否検査装置において、上記一方の照射光(a)を赤、緑の各着色膜(3,4)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源(24)から照射すると共にこの照射光(a)又は反射光(b)をオレンジ色に主波長を有するバンドパスフィルタ(23)を透過させ、他方の照射光(a)を緑、青の各着色膜(4,5)の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源(16)から照射すると共にこの照射光(a)又は反射光(b)を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタ(18)を透過させるようにした膜厚良否検査装置を採用する。
また、請求項7に係る発明は、請求項3に記載の膜厚良否検査方法において、バンドパスフィルタ(18)の主波長が480〜520nmであり、かつ光源(16)の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含む膜厚良否検査方法を採用する。
また、請求項8に係る発明は、請求項4に記載の膜厚良否検査装置において、バンドパスフィルタ(18)の主波長が480〜520nmであり、かつ光源(16)の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含む膜厚良否検査装置を採用する。
また、請求項9に係る発明は、請求項5に記載の膜厚良否検査方法において、一方のバンドパスフィルタ(23)の主波長が570〜610nmであり、かつ光源(24)の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含み、他方のバンドパスフィルタ(18)の主波長が480〜520nmであり、かつ光源(16)の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含む膜厚良否検査方法を採用する。
また、請求項10に係る発明は、請求項6に記載の膜厚良否検査装置において、一方のバンドパスフィルタ(23)の主波長が570〜610nmであり、かつ光源(24)の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含み、他方のバンドパスフィルタ(18)の主波長が480〜520nmであり、かつ光源(16)の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含む膜厚良否検査装置を採用する。
また、請求項11に係る発明は、請求項3,5,7,9のいずれかに記載の膜厚良否検査方法において、バンドパスフィルタ(23,18)が10nm以下の半値幅を有する膜厚良否検査方法を採用する。
また、請求項12に係る発明は、請求項4,6,8,10のいずれかに記載の膜厚良否検査装置において、バンドパスフィルタ(23,18)が10nm以下の半値幅を有する膜厚良否検査装置を採用する。
請求項1,2に係る発明によれば、コントラストの高い画像を得て着色膜の膜厚の良否について適正な判断をすることができ、できるだけ少ない種類の光によってカラーフィルタ等の着色膜の膜厚の良否を着色膜全体と各着色膜とについて検査することができ、また、カラーフィルタ等の製造工程を各着色膜ごとに管理することができる。
請求項3,4,7,8に係る発明によれば、一方の照射光を赤、緑の着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として低圧ナトリウムランプにより照射し、他方の照射光を緑、青の着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させるので、コントラストの高い画像を得て着色膜の膜厚の良否について適正な判断をすることができ、カラーフィルタ等の着色膜の膜厚の良否を簡易に検査することができ、また検査装置の構造を簡素化することができる。
請求項5,6,9,10に係る発明によれば、一方の照射光を赤、緑の各着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光をオレンジ色に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させ、他方の照射光を緑、青の各着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させるので、コントラストの高い画像を得て着色膜の膜厚の良否について適正な判断をすることができ、カラーフィルタ等の着色膜の膜厚の良否を簡易に検査することができ、また検査装置の構造を簡素化することができる。
請求項11,12に係る発明によれば、コントラストの高い画像を得て着色膜の膜厚の良否について適正な判断をすることができ、膜厚の検査精度を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<実施の形態1>
この実施の形態1に係る着色膜の膜厚良否検査方法は、赤(R)、緑(G)、青(B)の各着色膜が形成された検査対象物に向かって光を照射しその反射光から得られる画像に基づいて着色膜の膜厚の良否を判別するものであり、少なくとも二通りの光の照射と反射を行い、一方の照射光又は反射光を上記三色のうち任意に組み合わされる二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、他方の照射光又は反射光を他の組み合わせの二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、各反射光から得た画像に基づき全色の着色膜の膜厚の良否を判別し、次いで画像同士を対比して各色の着色膜の膜厚の良否を判別しようというものである。
この実施の形態1において、検査対象物は、図1(A)(B)に示した液晶ディスプレイ用カラーフィルタ1であるが、その他有機ELディスプレイ用基板等を検査することも可能である。液晶ディスプレイ用カラーフィルタ1は、同図(A)に示すように、ガラス板等の透明な基板6上にRGBの着色膜3,4,5を積層した構造を有する。
RGBのうち任意に組み合わせた二色の着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光は、図5に示すような例えばRとGの着色膜3,4の双方に関し光透過率が高くスペクトル12,10で重複する波長光である。図5中符号13はこの波長光のスペクトルを示す。図6に示すように、このような光は低圧ナトリウムランプ14から照射することができる。
RGBのうち他の組み合わせの二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光は、図5に示すような例えばGとBの着色膜4,5の双方に関し光透過率が高くスペクトル10,11で重複する波長光である。図6に示すように、このような光は図3に示したスペクトル7,8をそれぞれ有する白色光の光源又は有色光の光源16と図4に示したような透過スペクトル9を有するバンドパスフィルタ18とを使用して作ることができる。バンドパスフィルタ18は照射光aと反射光bのいずれの光路においてもよい。
図6に示すように、低圧ナトリウムランプ14と、その照射光aの反射光bを受光する第一の撮像部15は所定の正反射の角度関係で配置される。また、他の光源16とその照射光aの反射光bを受光する第二の撮像部17も同様な角度関係で配置される。図中αは入射角、βは反射角を表す。この角度関係は干渉縞が発生しやすいように決定される。例えば図7(A)に示すように入射角αが小さいと照射光aが着色膜3,4,5と基板6を透過し着色膜3,4,5の表面及び着色膜3,4,5と基板6との界面で反射がほとんど生じないので干渉縞を得難く、また同図(B)に示すように入射角αが大きいと着色膜3,4,5の表面で反射する割合が大きく着色膜3,4,5に入射する成分が小さいため干渉縞を得難い。従って、入射角αと反射角βはそれぞれ20度〜60度程度に設定される。
図6に示すように、カラーフィルタ1を各照射光aで照射し、各々の反射光bを第一と第二の撮像部15,17で撮像し、その画像の干渉縞に基づいて着色膜3,4,5の良否を判別する。
この膜厚良否検査方法を実施するための装置は、図6及び図8に示すように、R、G、Bの各着色膜が形成された検査対象物であるカラーフィルタ1に向かって光aを照射する少なくとも二つの照射部である光源14,16と、カラーフィルタ1からの反射光bをそれぞれ受光する各撮像部15,17と、各撮像部15,17で得た画像に基づいて着色膜3,4,5の膜厚の良否を判別する判別部とを具備し、一方の照射光a又は反射光bを上記三色のうち任意に組み合わされる二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、他方の照射光a又は反射光bを他の組み合わせの二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、上記判別部は各撮像部15,17で得た画像に基づいて全色の着色膜3,4,5の膜厚の良否を判別する第一の判別部と、各撮像部で得た画像を対比して各色の着色膜の膜厚の良否を判別する第二の判別部とを具備する。
図8に示すように、この装置内にはカラーフィルタ1の搬送手段であるローラコンベア19が水平に配置される。図9に示すように、ローラコンベア19は処理部20であるコンピュータにより制御されるシーケンサ21により駆動される。カラーフィルタ1はローラコンベア19上を水平状態で一方向に走行する。
ローラコンベア19の上流側の上方には、RとGの着色膜3,4の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光を照射する第一の照射部として低圧ナトリウムランプ14が上記入射角aでカラーフィルタ1を照射するように配置される。低圧ナトリウムランプ14はローラコンベア19上のカラーフィルタ1を横切るようにライン状に配置される。また、上記反射角βの方向に第一の撮像部15が配置される。低圧ナトリウムランプ14の発光スペクトルは図5中符号13で示され、この波長光はRとGの双方の着色膜3,4の表面で反射すると共に当該着色層3,4を透過して基板6との界面で反射し干渉縞を含んだ画像として第一の撮像部15により撮像される。この撮像部15は例えばCCDカメラであり、ローラコンベア19上のカラーフィルタ1を横切るように撮影するラインセンサとして機能する。図9に示すように、低圧ナトリウムランプ14とラインセンサ15はそれぞれ処理部20で制御される高周波点灯電源14aと駆動装置15aにより作動するようになっている。
ローラコンベア19の下流側の上方には、GとBの着色膜4,5の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光を照射する第二の照射部である光源16が設けられ、この光源16に対応する第二の撮像部17が上記入射角α及び反射角βの角度関係で配置される。また、青緑に主波長を有するバンドパスフィルタ18が反射光bの光路上に配置される。
光源16としては図3に示した白色光の光源又は有色光の光源を用いることができるが、この実施の形態1では青緑の発光スペクトルを有する蛍光灯が用いられる。白色光の光源としては、蛍光灯、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等を使用することができる。光源16は480〜520nmに発光スペクトルを有するものを使用するのがコントラストの良い干渉縞を得るうえで望ましい。光源16はローラコンベア19上でカラーフィルタ1を横切るようにライン状に配置される。図9に示すように、光源16は処理部20で制御される高周波点灯電源16aにより作動するようになっている。
バンドパスフィルタ18としてはスペクトルの幅が狭く透過特性を得やすい薄膜蒸着タイプのフィルタを使用するのがコントラストの高い干渉縞を得るうえで望ましいが、光源16の特性次第では吸収型色ガラス、ゼラチンフィルタ等も使用可能である。バンドパスフィルタ18の主波長は望ましくは480〜520nmであり、この主波長域においてコントラストの良い干渉縞を得ることができる。また、バンドパスフィルタ18としては望ましくは10nm以下の半値幅を有するものが使用され、このような半値幅のバンドパスフィルタを用いることによりコントラストの高い干渉縞を得ることができる。バンドパスフィルタ18は第二の照射部として光源16側における照射光aの光路に配置してもよい。
第二の撮像部17は第一の撮像部15と同様にローラコンベア19上のカラーフィルタ1を横切るようにライン状に配置される。図9に示すように、第二の撮像部17は処理部20で制御される駆動装置17aにより作動するようになっている。
上記光源16からの照射光aはカラーフィルタ1におけるGとBの双方の着色膜4,5の表面で反射すると共に当該着色膜4,5を透過して基板6との界面で反射し干渉縞を含んだ反射光bとしてバンドパスフィルタ18を透過する。バンドパスフィルタ18を透過した反射光bは、図5中符号9で示される発光スペクトルの光となって第二の撮像部17に受光される。
なお、上記第一と第二の照射部及び撮像部はローラコンベア19の上流側と下流側とで入れ替えても良い。
処理部20は、図10に示す手順でカラーフィルタ1の着色膜3,4,5の厚さの良否について判断するようになっている。
すなわち、カラーフィルタ1がローラコンベア19上に投入されると(ステップS1)、カラーフィルタ1がローラコンベア19上を一定速度で走行し、低圧ナトリウムランプ14が上記所定の光をカラーフィルタ1に照射してその反射光bを第一の撮像部15が受光し(ステップS2)、続いて青緑色狭帯域光の光源16が上記所定の光をカラーフィルタ1に照射しその反射光bをバンドパスフィルタ18を通して第二の撮像部17が受光し(ステップS3)、両撮像部15,17で得られた画像からカラーフィルタ1の全着色膜3,4,5の厚さの良否について判別する(ステップS4)。この判別は処理部20内に設けられた図示しない第一の判別部において各撮像部15,17で得た画像を二値化やラベリングなどの処理をすることにより行われる。ステップS4において良品と判断されたカラーフィルタ1は次の工程に送られる(ステップS5)。
ステップS4において不良品と判断されたカラーフィルタ1は検査員により目視で確認される(ステップS6)。この目視検査は省略可能である。目視検査で着色膜の厚さに欠陥がないと判断されるとカラーフィルタ1は良品として次の工程に送られる(ステップS5)。
ステップS6において欠陥ありと判断されるとカラーフィルタ1は不良品として欠陥種を判別される(ステップS7)。この欠陥種の判別はラベリングなどの処理により抽出された欠陥について次のように行われる。
第一の撮像部15の画像から欠陥が検出され、第二の撮像部17の画像から欠陥が検出されない場合はRの着色膜3に欠陥ありと判断し(ステップS8)、第一及び第二の撮像部15,17の両画像から欠陥が検出されるとGの着色膜4に欠陥ありと判断し(ステップS9)、第一の撮像部15の画像から欠陥が検出されず、第二の撮像部17の画像から欠陥が検出された場合はBの着色膜5に欠陥ありと判断する(ステップS10)。これらの判別は処理部20内の図示しない第二の判別部において行われる。
ステップS8,9,10において色別に不良品と判断されたカラーフィルタ1は検査員により目視で確認される(ステップS11,12,13)。検査員による目視確認の際、欠陥がRGBのいずれの着色層3,4,5にあるかにより目視に適した照明が異なるため、検査員はRGBの欠陥判定結果より、欠陥の目視判定に適した照明を選択する。例えば、RおよびGには低圧ナトリウムランプ、Bには青色照明を使用する。この目視検査は省略可能である。
目視検査の結果、膜厚ムラが許容される程度であれば次の工程に送られる(ステップS5)。膜厚ムラが許容される程度を超えていれば、その不良品のカラーフィルタ1は廃棄され、また欠陥が生じた旨の情報がサーバ22等を介し各着色膜3,4,5の形成工程にフィードバックされ欠陥原因の解消に供される(ステップS14,15,16)。
次に、上記構成の膜厚検査装置の作用について説明する。
図8に示すように、ローラコンベア19を駆動し、カラーフィルタ1を着色膜3,4,5を上にしてローラコンベア19上に供給する。
カラーフィルタ1はローラコンベア19上を定速度で走行し、このカラーフィルタ1に第一の照射部である低圧ナトリウムランプ14から所定の波長域の光を照射する。この光の一部はRとGの着色膜3,4の表面で反射し、他の一部がこれらの着色膜3,4を透過して基板6との界面で反射し、これらの反射光bを第一の撮像部15が受光する。
続いて、カラーフィルタ1は第二の照射部に至り、第二の照射部の光源16が所定の波長域の光を照射する。この光の一部はGとBの着色膜4,5の表面で反射し、他の一部がこれらの着色膜4,5を透過して基板6との界面で反射し、これらの反射光bを第二の撮像部17が受光する。
そして、処理部20の第一と第二の判別部が、図10に示す手順でカラーフィルタ1の着色膜3,4,5の厚さの良否について判断する。
まず、両撮像部15,17で得られた画像からカラーフィルタ1の全着色膜3,4,5の全体としての厚さの良否について判別する(ステップS4)。ステップS4において良品と判断されたカラーフィルタ1は次の製造工程に送られる(ステップS5)。
ステップS4において不良品と判断されたカラーフィルタ1は検査員が目視で確認する(ステップS6)。
目視検査の結果、膜厚ムラが許容される程度であると判断されると(ステップS6)、当該カラーフィルタ1は次の工程に送られる(ステップS5)。
膜厚ムラが許容される程度を超えていると判断されると(ステップS6)、その不良品のカラーフィルタ1はこの検査装置により欠陥種を判別され(ステップS7)、R,G,Bの着色膜3,4,5のいずれに欠陥があるかが特定される(ステップS8,9,10)。
次に、不良品と判断されたカラーフィルタ1について検査員が目視で確認する(ステップS11,12,13)。
目視検査の結果、膜厚ムラが許容される程度であれば当該カラーフィルタ1は次の工程に送られる(ステップS5)。
膜厚ムラが許容される程度を超えていれば、その不良品のカラーフィルタ1は廃棄され、また欠陥が生じた旨の情報がサーバ22等を介し各着色膜3,4,5の形成工程にフィードバックされ欠陥原因の解消に供される(ステップS14,15,16)。
<実施の形態2>
この実施の形態2に係る膜厚良否検査方法又は装置は、図11に示すように、実施の形態1の場合と異なり、一方の照射光aを赤、緑の各着色膜3,4の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源24から照射すると共にこの照射光a又は反射光bをオレンジ色に主波長を有するバンドパスフィルタ23を透過させ、他方の照射光aを緑、青の各着色膜4,5の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源16から照射すると共にこの照射光a又は反射光bを青緑に主波長を有するバンドパスフィルタ18を透過させるようになっている。
この場合、一方の光源24は発光スペクトルが570〜610nmの範囲にあるものを使用するのが望ましく、バンドパスフィルタ23はその主波長が570〜610nmの範囲にあるものを使用するのが望ましい。また、青緑用の光源16は発光スペクトルが480〜520nmの範囲にあるものを使用するのが望ましく、バンドパスフィルタ18はその主波長が480〜520nmであるものを使用するのが望ましい。
本発明に係る膜厚良否検査方法及び装置が検査対象とするカラーフィルタを模式的に示した図であり、(A)はカラーフィルタの部分拡大平面図、(B)はカラーフィルタの部分拡大垂直断面図である。 着色膜に膜厚ムラを生じたカラーフィルタを模式的に示した図であり、(A)はカラーフィルタの垂直断面図、(B)はカラーフィルタの表面に生じた干渉縞を示す。 本発明で使用可能な光源の発光スペクトルを示すグラフである。 本発明で使用可能なバンドパスフィルタの透過スペクトルを示すグラフである。 RGBの各着色膜の透過スペクトルと各照射部の発光スペクトル又は透過スペクトルの関係を示すグラフである。 カラーフィルタに対する照射部と撮像部との角度関係を示す模式図である。 カラーフィルタに対する照射部と撮像部との角度関係において、(A)は入射角が小さすぎて干渉縞を得ることができない場合を示し、(B)は入射角が大きすぎて干渉縞を得ることができない場合を示す。 本発明に係る膜厚良否検査装置の一例を示す斜視図である。 図8に示す膜厚良否検査装置のブロック図である。 図8に示す膜厚良否検査装置による検査手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る膜厚良否検査方法及び装置の概念図である。
1…カラーフィルタ
3,4,5…着色膜
14,16,24…光源
15,17…撮像部
18,23…バンドパスフィルタ
a…照射光
b…反射光

Claims (12)

  1. 赤、緑、青の各着色膜が形成された検査対象物に向かって光を照射しその反射光から得られる画像に基づいて着色膜の膜厚の良否を判別する膜厚良否検査方法において、少なくとも二通りの光の照射を行い、一方の照射光を上記赤と緑の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、他方の照射光を緑と青の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、各反射光から得た画像に基づき全色の着色膜の膜厚の良否を判別し、次いで画像同士を対比して各色の着色膜の膜厚の良否を判別することを特徴とする膜厚良否検査方法。
  2. 赤、緑、青の各着色膜が形成された検査対象物に向かって光を照射する少なくとも二つの照射部と、検査対象物からの反射光をそれぞれ受光する各撮像部と、各撮像部で得た画像に基づいて着色膜の膜厚の良否を判別する判別部とを具備した膜厚良否検査装置であって、一方の照射光を上記三色のうち赤と緑の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、他方の照射光を緑と青の二色の着色膜に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光とし、上記判別部は各撮像部で得た画像に基づいて全色の着色膜の膜厚の良否を判別する第一の判別部と、各撮像部で得た画像を対比して各色の着色膜の膜厚の良否を判別する第二の判別部とを具備することを特徴とする膜厚良否検査装置。
  3. 請求項1に記載の膜厚良否検査方法において、上記一方の照射光を赤、緑の着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として低圧ナトリウムランプにより照射し、上記他方の照射光を緑、青の着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させることを特徴とする膜厚良否検査方法。
  4. 請求項2に記載の膜厚良否検査装置において、上記一方の照射光を赤、緑の着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として低圧ナトリウムランプにより照射し、上記他方の照射光を緑、青の着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させることを特徴とする膜厚良否検査装置。
  5. 請求項1に記載の膜厚良否検査方法において、上記一方の照射光を赤、緑の各着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光をオレンジ色に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させ、他方の照射光を緑、青の各着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させることを特徴とする膜厚良否検査方法。
  6. 請求項2に記載の膜厚良否検査装置において、上記一方の照射光を赤、緑の各着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光をオレンジ色に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させ、他方の照射光を緑、青の各着色膜の双方に関し光透過率が高くスペクトルで重複する波長光として光源から照射すると共にこの照射光又は反射光を青緑に主波長を有するバンドパスフィルタを透過させることを特徴とする膜厚良否検査装置。
  7. 請求項3に記載の膜厚良否検査方法において、バンドパスフィルタの主波長が480〜520nmであり、かつ光源の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含むことを特徴とする膜厚良否検査方法。
  8. 請求項4に記載の膜厚良否検査装置において、バンドパスフィルタの主波長が480〜520nmであり、かつ光源の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含むことを特徴とする膜厚良否検査装置。
  9. 請求項5に記載の膜厚良否検査方法において、一方のバンドパスフィルタの主波長が570〜610nmであり、かつ光源の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含み、他方のバンドパスフィルタの主波長が480〜520nmであり、かつ光源の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含むことを特徴とする膜厚良否検査方法。
  10. 請求項6に記載の膜厚良否検査装置において、一方のバンドパスフィルタの主波長が570〜610nmであり、かつ光源の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含み、他方のバンドパスフィルタの主波長が480〜520nmであり、かつ光源の発光スペクトルがバンドパスフィルタの主波長を含むことを特徴とする膜厚良否検査装置。
  11. 請求項3,5,7,9のいずれかに記載の膜厚良否検査方法において、バンドパスフィルタが10nm以下の半値幅を有することを特徴とする膜厚良否検査方法。
  12. 請求項4,6,8,10のいずれかに記載の膜厚良否検査装置において、バンドパスフィルタが10nm以下の半値幅を有することを特徴とする膜厚良否検査装置。
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