JP2001141657A - マクロ検査用照明装置、マクロ検査装置及び該方法 - Google Patents

マクロ検査用照明装置、マクロ検査装置及び該方法

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JP2001141657A
JP2001141657A JP30876699A JP30876699A JP2001141657A JP 2001141657 A JP2001141657 A JP 2001141657A JP 30876699 A JP30876699 A JP 30876699A JP 30876699 A JP30876699 A JP 30876699A JP 2001141657 A JP2001141657 A JP 2001141657A
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Mitsuru Uda
満 宇田
Takeshi Yamaguchi
山口  剛
Masaki Shinohara
昌己 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ウェハーなどの半導体基
板に形成したレジストパターンなどの微細被加工面にデ
フォーカス不良等が含まれるか否かを特に目視で明瞭に
検出できるマクロ検査用照明装置を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、得られたマクロ検査用
照明装置を用いた検査装置と検査方法を提供することに
ある。 【解決手段】 可干渉光14を照射する光源を備えたマ
クロ検査用照明装置12と、そのマクロ検査用照明装置
12から可干渉光14が所定の角度で照射される所定の
パターンの微細被加工面16が形成された基板18を支
持する支持手段20と、微細被加工面16からの回折光
22により、基板18上に形成されたパターンが所定の
パターンから変形しているか否かを判定する判定手段2
4とを含むマクロ検査装置10において、そのマクロ検
査用照明装置12を、補色の関係にある2色の可干渉光
を含む光を照射する装置で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマクロ検査用照明装
置、マクロ検査装置及び該方法に関し、特により詳しく
はウェハー上のゴミや傷の検査だけでなく、ウェハー上
にフォトリソグラフィー法によって形成された微細被加
工面に、局所的なデフォーカスなどによる異常な被加工
面の有無を主として目視により検査するのに適した照明
装置と検査装置並びに検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造におけるフォトリソグ
ラフィー工程において、コントロールすべき項目は、線
幅の制御、及び重ね合わせの制御のほかに、レジスト膜
厚の均一性の制御や、デフォーカス不良などが生じない
ようにレジスト・パターンの制御などがある。これらの
制御項目に対応して、各フォトマスクによるレジスト・
パターン形成後に、ウェハーのインライン検査として、
デフォーカス目視検査、寸法測定、オーバーレイ測定を
行なっている。これらの検査の中で、一般的に寸法測定
とオーバーレイの測定については、そのフォトリソグラ
フィー工程が安定していれば、測定頻度を減らし、サン
プリング検査をするだけで足りる。
【0003】ところが、デフォーカス目視検査は、目視
による感応検査であるにもかかわらず、通常全てのロッ
トについて検査をしている。これは、デフォーカス目視
検査(マクロ検査)により、寸法測定やオーバーレイ測
定といったミクロの管理では発見することのできない、
デフォーカスなどのレジスト・パターンの異常を発見す
ることができることにある。ここで、デフォーカスと
は、ステッパーで露光したときにフォーカスがズレるこ
とにより、レジスト・パターンに変形が生じる現象を言
う。デフォーカスの発生原因として、ウェハーなどの基
板上に付着したゴミや、基板自体の表面にある傷などの
欠陥や歪み、あるいは基板の表面に塗布したレジストの
膜厚の厚みの差など、種々の原因があり、パターンの変
形として現れる。
【0004】このデフォーカス目視検査で発見される不
良の原因は、なんらかの生産機器の異常であることが多
いため、デフォーカス目視検査による不良の発見は不良
品の発生を少なくすることができる。また、これらの異
常を早期に発見することができれば、基板からレジスト
を剥がして、その基板を再度工程に流すことにより、製
品特性に影響を与えることなく製品とすることができ
る。逆に、このデフォーカス目視検査が充分に役割を果
たさない場合は、装置の異常検出が遅れ、何ロットにも
渡り、再生することのできない歩留りロスを発生させる
ことになる。
【0005】このように、デフォーカス目視検査は非常
に重要な役割を担うものであるが、デフォーカス不良の
検出が難しいという課題があった。すなわち、このデフ
ォーカス目視検査は、レジストパターン(微細被加工
面)におけるミクロンオーダーの線が回折格子として機
能し、可干渉光を照射すると、正常なパターンの箇所と
異常なパターンの箇所では可干渉光の回折の仕方が異な
る結果、回折光の色あるいは明るさが違って見えると言
う現象を利用した検査方法である。この回折光の色又は
明るさの違いはわずかであり、その違いを見つけるのは
非常に困難であった。このため、目視検査に時間を要す
る、熟練を要するなどの課題があった。
【0006】このような事情から、たとえば特開昭63
−305512号、特開昭62−127652号、特開
平10−325805号が開示するように、各種の自動
検査装置が提案されている。しかしながら、これらはい
ずれも従来のハロゲンランプなどを使用するものであっ
て、正常な箇所からの回折光と異常な箇所からの回折光
とを明瞭に区別して見定めることができるものではなか
った。したがって、たとえ回折光を分光して所定の波長
の範囲の光を取り出し、その光を光電変換器で電気信号
に変換して電気的に検出するとしても、微差の範囲内で
検出しなければならず、精度が悪いものとなる。
【0007】そこで、本発明者らは、色々な半導体フォ
トリソグラフィー検査用の照明装置を比較検討・評価を
行なったが、いずれも満足にデフォーカス不良を検出で
きる照明装置はなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ウェ
ハーなどの半導体基板に形成したレジストパターンなど
の微細被加工面にデフォーカス不良が含まれるか否かを
特に目視で明瞭に検出できるマクロ検査用照明装置を提
供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、得られたマク
ロ検査用照明装置を用いた検査装置と検査方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマクロ検査
用照明装置は、照明装置の光源から可干渉光を基板上に
形成された所定のパターンの微細被加工面に所定の角度
で照射し、該微細被加工面からの回折光により、該微細
被加工面が前記所定のパターンから変形しているか否か
を判定するための可干渉光を照射する。前記照射される
可干渉光は色対比効果が顕著な関係にある2色の光を含
む。
【0011】色対比効果が顕著な関係にある2色とし
て、補色の関係が特に好ましいが、補色に近い色彩の関
係で足りる。可干渉光を照射する照明装置は、単一の光
源から色対比効果が顕著な関係にある2色の可干渉光を
含む光を照射する装置以外に、2つの光源から色対比効
果が顕著な関係にある2色の可干渉光を含む光をそれぞ
れ個別に照射する装置であってもよい。さらに、その照
明装置は、2つの光源と、色対比効果が顕著な関係にあ
る2色の可干渉光を含む光をそれぞれ個別に透過させる
2種のフィルターを備える装置であってもよく、あるい
は、1つの光源と、色対比効果が顕著な関係にある2色
の可干渉光を含む光を透過させるフィルターを含む装置
であってもよいなど、種々構成することができる。
【0012】色対比効果が顕著な関係にある2色、特に
補色関係にある2色は、他の組み合わせからなる2色と
比べて、配色効果において対比性が強く、どぎつく鮮明
な印象を与える。この補色関係にある2色には、赤と青
緑、黄と青、緑と茶、などを挙げることができるが、そ
れらの中でも赤と青緑の組み合わせが対比性の観点で最
も好ましい。色対比効果が顕著な関係にある2色とし
て、補色関係にある2色を含むものであるが、さらに補
色関係にある2色に近い色の関係や、配色効果において
対比性が強い色の関係にある2色を含む(以下、特に断
わらない限り原則として、「色対比効果が顕著な関係」
を「補色関係」と言う)。
【0013】照明装置から基板に照射される可干渉光
は、1つの光源から補色関係にある2色の光を含む合成
された光として得られてもよい。このような照明装置と
して、波長677nmの赤色と、波長495nmの青緑色を
含む、色温度1500K〜3500Kの範囲にあるハロ
ゲンランプが好ましく、特に2200Kのハロゲンラン
プが好ましい。また、照明装置として、赤色と青緑色の
合成である黄色のフィルターを備えた装置が好ましい。
【0014】またあるいは、照明装置から基板に照射さ
れる可干渉光は、2つの光源から補色関係にある2色の
光を含む光がそれぞれ個別に得られ、その2色の光を合
成して1つの光として得られてもよい。このような照明
装置として、赤色の可干渉光と青緑色の可干渉光をそれ
ぞれ照射して合成したり、あるいは、赤色のフィルター
と青緑色のフィルターにそれぞれ可干渉光を透過させて
得られた光を合成したりする機構を備えた装置が好まし
い。
【0015】さらに、照明装置から基板に照射される可
干渉光は、1つの光源から補色関係にある2色の光を含
む光をそれぞれ個別に瞬時に交互に繰り返して点滅する
光として得られてもよい。このような照明装置として、
可干渉光の光路を遮るように補色関係にある2色の光を
含む光をそれぞれ透過させる2種類のフィルターを配置
するとともに移動させて、その2種類のフィルターが可
干渉光の光路を交互に遮るように構成した装置が好まし
い。以上、各種の照明装置は、デフォーカスの検査に使
用し得るだけでなく、ゴミや傷などの検査にも使用し得
る。特に、レジストの剥離工程やウェハーなどの表面の
平坦化工程において発生した微細な傷などの検査にも使
用し得る。
【0016】本発明のマクロ検査装置は、可干渉光を照
射するマクロ検査用照明装置と、該マクロ検査用照明装
置から可干渉光が所定の角度で照射される所定のパター
ンの微細被加工面が形成された基板を支持する支持手段
と、該微細被加工面からの回折光により、該微細被加工
面が前記所定のパターンから変形しているか否かを判定
する判定手段とを含む。前記マクロ検査用照明装置が、
補色の関係にある2色の可干渉光を含む光を照射する。
【0017】所定のパターンで基板上に微細加工が施さ
れた微細被加工面は回折格子として機能し、その微細被
加工面に可干渉光が照射されると、回折して反射させら
れる。基板上に形成されたパターンが均一で異常な箇所
がない場合、微細被加工面からの回折光は全て同じ方向
に反射回折する。この回折光を目視する方向によって、
補色関係にある2色のうちのいずれか一方の色、または
補色関係にある2色を合成した色が全面に現れる。すな
わち、基板(微細被加工面)を可干渉光に対して回転さ
せると、補色関係にある2色のうちの一方の色、補色関
係にある2色を合成した色、補色関係にある2色のうち
の他方の色、補色関係にある2色を合成した色の順に現
れることになる。
【0018】これに対して、基板上に形成されたパター
ンの一部にデフォーカスなどによる異常な箇所がある場
合、補色関係にある2色のうちのいずれか一方の色が微
細被加工面の全体に現れる中で、異常な箇所について補
色関係にある2色のうちの他方の色が局部的に現れる。
また、基板(微細被加工面)を可干渉光に対して回転さ
せると、上述とは逆に、補色関係にある2色のうちの他
方の色の中に、局部的に補色関係にある2色のうちの一
方の色が現れる。したがって、たとえば補色関係にある
2色が赤と青緑である場合、赤の中に青緑が局部的に現
れたとき、あるいは青緑の中に赤が局部的に現れたと
き、その箇所はデフォーカスなどによる異常な箇所であ
ったことが直ちに分かる。このように、補色関係にある
2色は対比性が強いため、目視であってもデフォーカス
などの異常の検出感度を非常に上げることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るマクロ検査用
照明装置、マクロ検査装置及び該方法の実施の形態を図
面に基づいて詳しく説明する。
【0020】図1に示すように、マクロ検査装置10
は、可干渉光を照射するマクロ検査用照明装置12と、
そのマクロ検査用照明装置12から可干渉光14が所定
の角度で照射される所定のパターンの微細被加工面16
が形成された基板18を支持する支持手段20と、この
微細被加工面16からの回折光22により、微細被加工
面16がデフォーカスなどにより所定のパターンから変
形しているか否かを判定する判定手段24とを含んで構
成され、さらに、マクロ検査用照明装置12が、補色の
関係にある2色の可干渉光を含む光を照射する装置とし
て構成されている。
【0021】ここで、所定のパターンの微細被加工面1
6が形成される基板18には、シリコン・ウェハーなど
のウェハーや、ガラス基板などを含む。また、基板18
に形成される所定のパターンの微細被加工面16には、
図2に示すように、フォトリソグラフィ法においてレジ
スト層を所定のパターンに露光・現像して得られたレジ
スト・パターン26や、そのレジスト・パターンに基づ
いてウェハーやガラス基板の上に積層されたシリコンな
どの層をエッチングして得られた被加工面などを含む。
レジスト・パターン26のピッチは約3μm以下である
のが、入射した可干渉光を回折させるために好ましい。
【0022】基板18は回転テーブルあるいは固定テー
ブルなどの支持手段20に載置されて、基板18と照明
装置12との間隔及び照明装置12からの入射光と基板
18との角度が一定に成るように構成される。支持手段
20が回転式である場合、支持手段20を90度単位で
回転させ、基板18に異なる方向から可干渉光14を入
射させるとともにその基板18からの回折光22を得
て、デフォーカス不良等の有無の確認をするようにする
のが好ましい。
【0023】マクロ検査用照明装置12は、可干渉光1
4を照射する装置であって、照射される可干渉光14が
補色の関係にある光を含む。可干渉光14が補色の関係
にある光を含んでいれば、一部において無関係の色の光
を含んでいてもよい。補色の関係にある可干渉光14を
照射する照明装置12は、単一の光源から補色関係にあ
る2色の可干渉光14を含む光を照射する装置であるの
が好ましい。補色関係にある2色の組み合わせは赤と青
緑、黄と青、緑と茶、など多数存在し、さらに、補色関
係に近い色で、色対比性に優れた2色の組み合わせがあ
ってもよい。いずれの組み合わせであってもよいが、こ
れらの中で赤と青緑の組み合わせが対比効果の観点で最
も好ましい。補色関係にある2色は、他の組み合わせか
らなる2色と比べて、配色効果において対比性が強く、
どぎつく鮮明な印象を与えるものであり、補色関係にあ
る2色のうち一方の色は他方の色に対して明瞭に視認す
ることができる。このような照明装置12として、波長
677nmの赤色と、波長495nmの青緑色を含む、色温
度1500K〜3500Kの範囲にあるハロゲンラン
プ、特に好ましくは、2200Kのハロゲンランプを挙
げることができる。色温度2200Kのハロゲンランプ
は、赤色の分光強度が青緑の分光強度よりも強いため、
目視したとき赤と青緑はほぼ同じ明るさの色と感じ、一
層識別し易くなる。
【0024】マクロ検査用照明装置12と基板18との
位置関係は、基板18に対して照明装置12からの可干
渉光14の入射角が浅い角度、たとえば15度前後が好
ましい。また、照明装置12と基板18との距離は、た
とえば約500mmが好ましい。照明装置12と基板18
との距離が離れすぎると、基板18面上の照度が低下し
て、回折光22のコントラストが悪くなり、デフォーカ
ス不良等を見落とすことになる。逆に、照明装置12と
基板18との距離が近すぎると、基板18面上の照度が
高くなりすぎ、回折光22を目視する作業者の視力を低
下させる原因になるだけでなく、照明装置12によって
基板18が照射される範囲が狭くなり、検出感度が却っ
て低下する。基板18面上の照度は実験によると、30
0Lx以上が好ましく、上記条件では、ハロゲンランプ
の出力は200W前後が好ましい。
【0025】一方、基板18とその基板18からの回折
光22を目視する目との位置関係は、たとえば両者の距
離は約700mmが好ましい。基板18に近づき過ぎる
と、視野が狭くなり、離れすぎると、回折光のコントラ
ストが悪くなる。また、目と基板18との角度は、あら
かじめ実験などによって回折光22が最も見易い角度が
選定されるのが好ましい。
【0026】基板18に照明装置12から照射された可
干渉光14は、基板18面に形成された所定のパターン
からなる微細被加工面16によって反射回折する。この
とき、微細被加工面16にデフォーカスなどによる異常
な箇所がない場合、回折光22は基板12全面から全て
同じ方向に反射回折させられてくるため、目視によって
観察される回折光22の色はほぼ一様に同じである。し
たがって、基板18を支持手段20に載せて回転させる
と、補色関係にある1色から、45度方向で混合色にな
り、次いで90度方向で補色関係にある他の色になる。
【0027】これに対して、微細被加工面16にデフォ
ーカスなどによる異常な箇所がある場合、回折光22は
異常な箇所を除いて補色関係にある1色であるのに対し
て、異常な箇所からの回折光22は補色関係にある他の
色に変化する。したがって、たとえば補色関係にある2
色が赤と青緑であった場合、正常な箇所からの回折光2
2が青緑であったとき、異常な箇所からの回折光22は
赤で現れ、基板18を90度方向回転させると、正常な
箇所からの回折光22が赤で、異常な箇所からの回折光
22は青緑で現れる。このため、回折光22を目視する
だけで、基板18面全体にわたってデフォーカス不良等
が発見できる。
【0028】以上、本発明に係る1実施形態を詳述した
が、本発明は上述の実施形態に限定されるものではな
い。
【0029】たとえば、図3に示すように、マクロ検査
用照明装置28は、1つの光源30と、補色関係にある
2色の可干渉光を含む光を透過させるフィルター32を
含む装置で構成することも可能である。光源30は無色
の可干渉光、あるいは少なくともフィルター32で選択
する補色関係にある2色の可干渉光を含む光を照射する
装置であればよく、たとえばハロゲンランプなどで特に
限定されない。フィルター32はたとえば、赤色の可干
渉光と青緑色の可干渉光をそれぞれ共に透過させる波長
域の広い黄色のブロードバンドフィルターが用いられ
る。
【0030】また、図4に示すように、マクロ検査用照
明装置34は、2つの光源36,38から補色関係にあ
る2色の可干渉光を含む光37,39をそれぞれ個別に
照射する装置で構成することも可能である。照明装置3
4の2つの光源36,38から基板18に照射される補
色関係にある可干渉光37,39は、少なくとも基板1
8上又は基板18に達する前に合成して1つの光として
得られる。このような照明装置として、たとえば赤色の
可干渉光を発する光源と、青緑色の可干渉光を発する光
源を備えて構成される。
【0031】さらに、図5に示すように、マクロ検査用
照明装置40は、2つの光源42と、補色関係にある2
色の可干渉光44,46を含む光をそれぞれ個別に透過
させる2種のフィルター48,50を備える装置であっ
てもよい。照明装置40の2つの光源42からそれぞれ
フィルター48,50をを透過して基板18に照射され
る補色関係にある可干渉光44,46は、少なくとも基
板18上又は基板18に達する前に合成して1つの光と
して得られる。たとえば、赤色のフィルターと青緑色の
フィルターにそれぞれ可干渉光を透過させて、得られた
赤色の可干渉光と青緑色の可干渉光を1つに合成して用
いられる。
【0032】またさらに、図6に示すように、照明装置
52から基板18に照射される可干渉光54は、1つの
光源42から補色関係にある2色の可干渉光を含む光が
交互に瞬時に繰り返して点滅する光として得ることも可
能である。このような照明装置52として、可干渉光5
4の光路を遮るように補色関係にある2色の可干渉光5
4を含む光をそれぞれ透過させる2種類のフィルター5
6,58を配置するとともに軸の回りを回転させて、そ
の2種類のフィルター56,58が可干渉光54の光路
を交互に遮るように構成した装置が好ましい。上述のよ
うに、2種類のフィルター56,58を円盤状に配置す
るだけでなく、帯状に交互に配置することも可能であ
る。瞬時に点滅する回折光を目視したとき、残像によっ
て連続した光として認識される。したがって、デフォー
カス不良等によって局部的に色の異なる箇所が現れたと
き、残像によって前述と同様に異常箇所を識別すること
ができる。
【0033】以上のマクロ検査用照明装置はいずれの装
置であっても、基板うえの微細被加工面が回折格子とし
て働き、デフォーカス不良部のミクロン単位のパターン
のズレにより、正常部と不良部との回折光にコントラス
トの差が生じ、デフォーカス不良などを検出することが
できる。特に、本発明の可干渉光は、補色関係にある2
色を含む可干渉光から構成されているため、コントラス
トは最大限の差で得られる。
【0034】また、マクロ検査用照明装置を使用して、
レジストの段階でデフォーカス不良を検査する場合、レ
ジストが照明装置の可干渉光によって感光しないよう
に、短波長域のものをカットして使用される。なお、デ
フォーカス不良などの検査は製造現場でなされることが
多いため、照明装置の波長は予め、レジストなどの感光
性樹脂の感光域である短波長域を光学フィルターでカッ
トして使用するのが好ましい。
【0035】マクロ検査用照明装置は基板を載置する支
持手段の近傍に配置されるのが好ましく、照明装置によ
って直接基板面が照明されるのが好ましい。しかし、検
査装置などの設置スペースが狭く、照明装置によって基
板を直接照明することができない場合、たとえば図7に
示すように、マクロ検査用照明装置60と基板18との
間に、その光源42からの可干渉光62を基板18面に
導く導光体64を備えて構成することもできる。導光体
64は光ファイバーが最も好ましいが、透明な板状体で
構成することも可能である。光ファイバーなどの可撓性
を有する導光体64を用いることによって、照明角度な
どの条件設定が容易になる。なお、マクロ検査用照明装
置60として、上述の各種の照明装置を適用することが
できる。
【0036】以上、本発明に係るマクロ検査用照明装置
及びマクロ検査装置並びに検査方法を図面を参考にして
各種説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではない。
【0037】たとえば、本発明に係るマクロ検査用照明
装置はデフォーカス不良の目視検査を可能としたが、目
視に代えて、色の判別を画像処理で行なったり、光電変
換装置により回折光の色の変化を電気信号に変換して判
別するなど、従来の手法を用いて自動化を図ることも可
能である。この場合、従来に増して、検出精度が向上す
る。
【0038】また、本発明に係るマクロ検査用照明装置
及びマクロ検査装置は、デフォーカス不良の検査だけで
なく、ゴミや傷などの検査も行なうことができる。さら
に、本発明に係るマクロ検査用照明装置及びマクロ検査
装置は、レジストの剥離工程や、ウェハー表面の平坦化
工程などで生じた微細な傷などの欠陥の検査にも使用し
得るものである。
【0039】その他、ハロゲンランプなどの光源のリフ
レクターには、ディンプルのない、鏡面仕上げのものを
使用するのが好ましいなど、本発明はその趣旨を逸脱し
ない範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修
正、変形を加えた態様で実施し得るものである。
【0040】(実施例 1)まず、デフォーカス不良を
目視検査するのに適した光源を選定した。人が感じる明
るさは、図8に示す比視感度と光源の分光から得られる
特性の積分値であるので、目視検査に使用できる光の波
長域で、補色関係にある赤色(677nm)と青緑色(4
95nm)に着目した。次に、補色対比効果は、補色関係
にあるそれぞれの色の明度が等しいときに、最大の効果
を示す(キルシュマンの明度法則)。赤色と青緑色のそ
れぞれの明るさを等しくする光源として、メタルハライ
ド、ハロゲン、キセノンの各光源のうち、どの光源が適
しているかを各光源の分光スペクトルを用いて検討し
た。その結果、色温度2200Kのハロゲンランプが最
適であることが分かった。
【0041】(実施例 2)本実施例では色温度305
0Kのハロゲンランプ(AC100V−200W)を使
用し、図9に示す分光分布を持つ赤・緑・黄(赤+緑)
の3色フィルターを用いて、それぞれについてデフォー
カス不良の目視検査をし、検査結果の比較を行なった。
ウェハー面上での照度は、ND( neutral density )フ
ィルターを用いて等しくなるよう調整した。ウェハーに
は、ピッチ0.88μmのフォトマスクに対してウェハ
ー面をわずかに傾けて配置して露光し、デフォーカス不
良部を形成した。
【0042】その結果、最も通過帯域幅の広い黄フィル
ターを用いると、デフォーカス部が背景の正常部に対し
てコントラスト(目に入る回折光の強度の差)及び、色
差(デフォーカス部の回折光が緑の波長に対して正常部
が赤の波長、又はその逆)の相乗効果で、レジスト・パ
ターンのピッチ0.88μmのデフォーカス不良部(−
0.05μmから+0.05μmの領域)が明確に観察
することができた。これは、現在の量産レベルでの検出
感度要求を満たすものであった。
【0043】(実施例 3)デフォーカスによるレジス
ト・パターンの変化量がどの程度発生すると、目視検査
で観察することができるのか定量化を試みた。実験に
は、均一な回折格子と等価と考えることのできるピッチ
0.8μmのテストパターンを使用し、ステッパーのフ
ォーカスオフセット機能にて、フォーカスが一致した箇
所を基準にして、ステージを+0.7μm及び+1.4
μm上昇させて、それぞれ正常なウェハーとデフォーカ
ス不良を形成したウェハーを形成した。照明装置は、次
の条件(色温度3050K、金属鏡面仕上げレフレクタ
ー、平凸レンズ2枚、照明系絞り有り、ブロードバンド
イエローフィルター:520nm以下の波長をカット)の
ハロゲンランプを使用した。
【0044】評価は、TOPCON社製、輝度計BA−
5Aを用いて、正常部/+0.7μm:デフォーカス部
/+1.4μm:デフォーカス部のそれぞれの輝度と色
度を測定した。その結果を図10に示す。図中に白い線
で現されている箇所は、レジスト・パターンの側壁であ
り、デフォーカスによって側壁の幅が広がっているのが
わかる。
【0045】各部分でのレジストパターンのレジスト・
トップ・サイズの変化量と色差との関係を図11に示
す。プロセスに影響を与えるレジスト線幅の変化量は線
幅の約5%であると言われている。明るさのコントラス
トだけでは、人の目に捕らえにくいデフォーカス不良
が、色の効果として色差で約4倍と検出感度を向上させ
ることができる。本照明装置を使用して、レジスト・パ
ターンの変化量0.04μm(5%)が認識できた。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るマクロ検査用照明装置は色
対比効果が顕著な関係にある2色、特に補色の関係にあ
る2色の可干渉光を含む光を用いているため、その可干
渉光が照射された基板の微細被加工面は回折格子として
働き、デフォーカス不良の異常箇所があると、回折光の
色が、正常箇所が補色(対比)関係にある1色であるの
に対して、異常箇所が補色(対比)関係にある他の色で
現される。特に、補色関係にある色は対比性が強く、鮮
やかに現れるため、目視において、視認性に優れたもの
となる。したがって、わずかなデフォーカス不良があっ
たとしても、目視によってその不良個所の識別ができ
る。実験によれば、この照明装置を使用することで、レ
ジストのサイズ変化量約5%(約0.05μm)まで
は、目視にて検出できることを確認した。
【0047】このように、わずかなデフォーカス不良を
製造ライン中で目視によって発見できるため、いち早く
生産機器の異常をも発見することができ、不良品の発生
を最小限でくい止めることができる。また、デフォーカ
ス不良を早期発見することにより、不良品を再生可能と
し、歩留りロスを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマクロ検査装置の模式図である。
【図2】本発明に係るマクロ検査用照明装置の作用を説
明するための模式図である。
【図3】本発明に係るマクロ検査用照明装置の他の実施
形態を示す模式図である。
【図4】本発明に係るマクロ検査用照明装置のさらに他
の実施形態を示す模式図である。
【図5】本発明に係るマクロ検査用照明装置のさらに他
の実施形態を示す模式図である。
【図6】本発明に係るマクロ検査用照明装置のさらに他
の実施形態を示す模式図である。
【図7】本発明に係るマクロ検査装置の他の実施形態を
示す模式図である。
【図8】人の目の錐体の感度曲線を示す図である。
【図9】実験に使用した赤色、緑色、黄色の各フィルタ
ーの分光特性を示す図である。
【図10】デフォーカスによるレジストパターンのズレ
量と、目視検査との関係を示す図である。
【図11】図10に示す各部分でのレジストパターンの
レジスト・トップ・サイズの変化量と色差との関係を示
す図である。
【符号の説明】
10:マクロ検査装置 12,28,34,40,52,60:マクロ検査用照
明装置 14,44,46,54,62:可干渉光 16:微細被加工面 18:基板 20:支持手段 22:回折光 24:判定手段(目) 26:レジスト・パターン 30,36,38:光源 32,48,50,56,58:フィルター 37,39:光 64:導光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/66 G01B 11/24 D // H01L 21/027 H01L 21/30 502V (72)発明者 宇田 満 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 山口 剛 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 篠原 昌己 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 2F065 AA49 AA65 BB02 CC19 FF48 FF51 GG02 GG13 GG21 GG23 HH12 JJ03 JJ08 JJ12 LL01 LL02 LL22 LL26 PP13 2G051 AA51 AA73 AA90 AB01 AB02 BA01 BA20 BB07 BB17 CA11 CB01 CB06 DA08 EA17 4M106 AA01 BA10 BA20 CA22 CA39 DB07 DB15 DB19

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明装置の光源から可干渉光を基板上に
    形成された所定のパターンの微細被加工面に所定の角度
    で照射し、該微細被加工面からの回折光により、該微細
    被加工面が前記所定のパターンから変形しているか否か
    を判定するための可干渉光を照射するマクロ検査用照明
    装置において、 前記照射される可干渉光が、色対比効果が顕著な関係に
    ある2色の光を含むマクロ検査用照明装置。
  2. 【請求項2】 前記色対比効果が顕著な関係にある2色
    が、補色の関係にある請求項1に記載するマクロ検査用
    照明装置。
  3. 【請求項3】 前記照明装置が、色対比効果が顕著な関
    係にある2色の可干渉光を含む光を発する単一の光源を
    備える請求項1に記載するマクロ検査用照明装置。
  4. 【請求項4】 前記色対比効果が顕著な関係にある2色
    の可干渉光が、赤色の可干渉光と青緑色の可干渉光であ
    る請求項3に記載するマクロ検査用照明装置。
  5. 【請求項5】 前記赤色の可干渉光の分光強度が、青緑
    色の可干渉光の分光強度よりも強い請求項4に記載する
    マクロ検査用照明装置。
  6. 【請求項6】 前記単一の光源が、波長677nmの赤色
    と、波長495nmの青緑色を含む、色温度1500K〜
    3500Kのハロゲンランプである請求項2に記載する
    マクロ検査用照明装置。
  7. 【請求項7】 前記照明装置が、色対比効果が顕著な関
    係にある2色の可干渉光を含む光をそれぞれ個別に発す
    る2つの光源を備える請求項1に記載するマクロ検査用
    照明装置。
  8. 【請求項8】 前記色対比効果が顕著な関係にある2色
    の可干渉光が、赤色の可干渉光と青緑色の可干渉光であ
    る請求項7に記載するマクロ検査用照明装置。
  9. 【請求項9】 前記照明装置が、2つの光源と、色対比
    効果が顕著な関係にある2色の可干渉光を含む光をそれ
    ぞれ個別に透過させる2種のフィルターを備える請求項
    1に記載するマクロ検査用照明装置。
  10. 【請求項10】 前記2種のフィルターが、赤色のフィ
    ルターと青緑色のフィルターである請求項8に記載する
    マクロ検査用照明装置。
  11. 【請求項11】 前記照明装置が、1つの光源と、色対
    比効果が顕著な関係にある2色の可干渉光を含む光を透
    過させる波長域の広いフィルターを含む請求項1に記載
    するマクロ検査用照明装置。
  12. 【請求項12】 前記フィルターが、波長域の広い黄色
    のフィルターである請求項11に記載するマクロ検査用
    照明装置。
  13. 【請求項13】 前記照明装置が、1つの光源と、色対
    比効果が顕著な関係にある2色の可干渉光を含む光をそ
    れぞれ個別に透過させる2種のフィルターを備え、該2
    種のフィルターが交互に前記光源の光路を遮るように構
    成された請求項1に記載するマクロ検査用照明装置。
  14. 【請求項14】 前記照明装置は、該分光分布が広い請
    求項1に記載するマクロ検査用照明装置。
  15. 【請求項15】 前記照明装置は、該照射される可干渉
    光の短波長側の光をカットする光学フィルターを備えて
    いる請求項1に記載するマクロ検査用照明装置。
  16. 【請求項16】 前記照明装置は、該照射される可干渉
    光による基板面における照度が300Lx以上である請
    求項1に記載するマクロ検査用照明装置。
  17. 【請求項17】 可干渉光を照射する光源を備えたマク
    ロ検査用照明装置と、該マクロ検査用照明装置から可干
    渉光が所定の角度で照射される所定のパターンの微細被
    加工面が形成された基板を支持する支持手段と、該微細
    被加工面からの回折光により、該微細被加工面が前記所
    定のパターンから変形しているか否かを判定する判定手
    段とを含むマクロ検査装置において、 前記マクロ検査用照明装置が、色対比効果が顕著な関係
    にある2色の可干渉光を含む光を照射する装置であるマ
    クロ検査装置。
  18. 【請求項18】 前記支持手段が、回転台である請求項
    17に記載するマクロ検査装置。
  19. 【請求項19】 前記判定手段が、目視である請求項1
    7に記載するマクロ検査装置。
  20. 【請求項20】 前記マクロ検査用照明装置は、該光源
    からの可干渉光を前記基板面に導く導光体を備えた請求
    項17に記載するマクロ検査装置。
  21. 【請求項21】 色対比効果が顕著な関係にある可干渉
    光を所定のパターンの微細被加工面が形成された基板に
    照射するステップと、 前記微細被加工面からの回折光を目視して、色対比効果
    が顕著な関係にある2色のうち一方の色の中に他方の色
    が含まれるか判断するステップとを含むデフォーカス検
    査方法。
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