JP4484071B2 - 入力制御装置および入力制御プログラム - Google Patents
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A.構成
図1は、本発明の実施の一形態による入力制御装置を備えた電子ギターの要部構成を示すブロック図である。この図において、ピッチ抽出部P1〜P6は、電子ギター本体(不図示)に張設される各弦に対応して設けられ、入力波形POの周期計測に必要な各種信号を発生してCPU100に供給する。入力波形POとは、各弦毎に配設されるピックアップコイル(不図示)から出力される波形信号を指す。ピッチ抽出部P1〜P6は、それぞれ構成要素2〜14から構成される。
次に、図3〜図7を参照して実施形態の動作を説明する。以下では、最初にメインルーチンの動作について説明した後、INTa割込み処理、INTb割込み処理およびn弦処理の各動作について説明する。
上記構成による電子ギターに電源が投入されると、CPU100は図3に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進め、RAM103に設けられる各種レジスタ・フラグ類をゼロリセットしたり、初期値セットするイニシャライズを行った後、ステップSA2に処理を進める。ステップSA2では、処理対象となる弦を指定するポインタnに「1」をセットする。次いで、ステップSA3では、ポインタnの値で指定される弦の状態に応じた演奏情報を発生して音源104に与えるn弦処理を実行する。n弦処理の詳細については後述する。
次に、図4を参照してINTa割込み処理の動作を説明する。上述のメインルーチン実行中にピッチ抽出部側から割込み信号INTaが供給されると、CPU100は図4に図示するINTa割込み処理を実行してステップSB1に処理を進める。ステップSB1では、オンフラグONFが「0」であるか否かを判断する。オンフラグONFは、後述するn弦処理にて設定されるフラグであり、「0」の場合に音源104が消音中であることを表し、「1」の場合に音源104が発音中であることを表す。
次に、図5〜図6を参照してINTb割込み処理の動作を説明する。前述のメインルーチン実行中にピッチ抽出部側から割込み信号INTbが供給されると、CPU100は図5に図示するINTa割込み処理を実行してステップSC1に処理を進める。ステップSC1では、オンフラグONFが「0」であるか否か、すなわち音源104が消音中であるかどうかを判断する。ここで、音源104が発音中であると、判断結果は「NO」になり、期計測を行わずに本処理を完了させる。一方、音源104が消音中であれば、判断結果は「YES」になり、次のステップSC2に進む。
次に、図7を参照してn弦処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA3(図3参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図7に図示するステップSD1に進み、ポインタnの値に対応したピッチ抽出部Pn(n=1〜6)のラッチ回路14から入力波形データDATAを取り込み、RAM103のバッファエリアに格納する。続いて、ステップSD2では、オンフラグONFが「0」であるか否か、すなわち消音中であるかどうかを判断する。以下、音源104が消音中の場合と、音源104が発音中の場合とに分けて動作を説明する。
音源104が消音中であると、ステップSD2の判断結果は「YES」になり、ステップSD3に進む。ステップSD3では、上記ステップSD1において取り込んだ入力波形データDATAのレベルが所定値V1以上であるか否かを判断する。入力波形データDATAのレベルが所定値V1以上でなければ、判断結果は「NO」となり、本処理を終える。つまり、入力波形データDATAのレベルが所定値V1以上でなければ、タッチ音と判断しないようになっている。
さて、以上のようにして音源104が発音を開始した後に本処理が実行されると、前述したステップSD2の判断結果が「NO」になり、ステップSD7に処理を進める。ステップSD7では、入力波形データDATAの波形レベルが所定値V2以下であるか否かを判断する。入力波形データDATAの波形レベルが所定値V2以下であると、判断結果は「YES」になり、ステップSD8に進み、音源104に消音を指示する。そして、ステップSD9では、消音に応じてオンフラグONFをゼロリセットして本処理を終える。一方、入力波形データDATAの波形レベルが所定値V2を超えていると、上記ステップSD7の判断結果が「NO」となり、ステップSD10に進み、波形読み出し周波数を一定にして持続音発音させる周波数制御を音源104に指示して本処理を完了させる。
100 CPU
102 ROM
103 RAM
104 音源
105 サウンドシステム
Claims (2)
- 接続された音源が供給されたピッチに対応する楽音を発音している発音状態にあるか否かを判別する判別手段と、
この判別手段により発音状態にないと判別されている状態で、張設された弦の振動を検出するピックアップからの波形信号に基づき、当該波形信号の周期に基づいたピッチを検出するピッチ検出手段と、
このピッチ検出手段によりピッチが検出された後、上記判別手段により発音状態にないと判別されている状態でかつ上記ピックアップからの波形信号レベルが第1のレベル以上である場合に、上記音源に対して検出されたピッチ及び発音開始指示を供給して発音状態にする発音指示手段と、
上記判別手段により上記音源が発音状態にあると判別されている状態でかつ上記ピックアップからの波形信号レベルが第2のレベル以下である場合に、上記音源に対して消音指示を供給して非発音状態とする消音指示手段と、
を有する入力制御装置。 - 張設された弦の振動を検出するピックアップと、入力される発音指示に応答して供給されたピッチの楽音を発音するとともに入力される消音指示に応答して楽音の発音を停止する音源とが接続された入力制御装置として用いられるコンピュータに、
接続された上記音源が楽音を発音している発音状態にあるか否かを判別する判別ステップと、
この判別ステップにより発音状態にないと判別されている状態で、張設された弦の振動を検出するピックアップからの波形信号に基づき、当該波形信号の周期に基づいたピッチを検出するピッチ検出ステップと、
このピッチ検出ステップによりピッチが検出された後、上記判別ステップにより発音状態にないと判別されている状態でかつ上記ピックアップからの波形信号レベルが第1のレベル以上である場合に、上記音源に対して検出されたピッチ及び発音開始指示を供給して発音状態にする発音指示ステップと、
上記判別ステップにより上記音源が発音状態にあると判別されている状態でかつ上記ピックアップからの波形信号レベルが第2のレベル以下である場合に、上記音源に対して消音指示を供給して非発音状態とする消音指示ステップと、
を実行させる入力制御処理のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005223182A JP4484071B2 (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 入力制御装置および入力制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005223182A JP4484071B2 (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 入力制御装置および入力制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007041149A JP2007041149A (ja) | 2007-02-15 |
JP4484071B2 true JP4484071B2 (ja) | 2010-06-16 |
Family
ID=37799205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005223182A Active JP4484071B2 (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 入力制御装置および入力制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4484071B2 (ja) |
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2005
- 2005-08-01 JP JP2005223182A patent/JP4484071B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2007041149A (ja) | 2007-02-15 |
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