JP4483500B2 - 車体下部構造 - Google Patents
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Description
フロアパネルが,左右一対のサイドシル同士を連結すると共に車幅方向中央において前後方向に伸びるトンネル部を有するフロントフロア部と,該フロントフロア部の後端から上方に伸びるリアキックアップ部と,該リアキックアップ部の上端から後方へ略直線的に伸びるリアフロア部とを有し,
前記フロントフロア部の下面に,前後方向に伸びると共に前記トンネル部を挟むように配設された左右一対のフロアフレームが接合され,
前記リアキックアップ部およびリアフロア部の下方に配設された前後方向に伸びる左右一対のリアフレームの前端部が,該リアキックアップ部付近において前記サイドシルの後端部に接合されてなる車体下部構造において,
前記フロントフロア部には,前記リアキックアップ部よりも前方位置において,車幅方向に伸びて前記サイドシルとトンネル部とを連結する左右一対の前部クロスメンバが接合されており,
前記各フロアフレームは,その前端が左右一対のフロントフレームの後端に接合されると共に,その後端が前記リアキックアップ部の近傍にまで伸びており,
前記フロアフレームは,全長に亘って,後方に向かうにつれて徐々に車幅方向内方側に向かうように傾斜されて,平面視において,前記前部クロスメンバに対して,該前部クロスメンバの車幅方向内端部よりも該前部クロスメンバの車幅方向中間部に近い側を通るようにしつつ傾斜されており,
前記フロントフロア部の下面に接合された連結フレームによって,前記フロアフレームのうち前記前部クロスメンバとの交差部と前記リアフレームの前端部とが連結されている,
ようにしてある。
車幅方向に伸びて,前記左右一対のリアフレームの前端部同士を連結する後部クロスメンバが設けられ,
前記各フロアフレームの後端部が,前記後部クロスメンバに連結されている,
ようにすることができる(請求項2対応)。この場合、フロアフレームと連結フレームと後部クロスメンバとによって,平面視によって閉じられた三角形状が形成されて,車体剛性を飛躍的に向上させることができる。また,前方衝突時の後方への荷重を後部クロスメンバに受けもたせることもでき,さらに側方衝突時の荷重も後部クロスメンバに受け持たせることができ,衝突対応という点でもより一層好ましいものとなる。とりわけ,前方衝突時におけるフロアフレームの後端の後退動を防止あるいは抑制する上で極めて効果的である。
前記フロアフレームが,平面視において前記第1クロスメンバおよび第2クロスメンバに対してそれぞれ傾斜されており,
前記特定クロスメンバが,前記第2クロスメンバとされている,
ようにすることができる(請求項4対応)。この場合、前後方向に間隔をあけて配置した前後2組の前部クロスメンバによって,それぞれ前方衝突時の荷重を効果的に受け持たせることができる。また,前部クロスメンバのうち前方衝突時の衝突荷重が比較的小さくなる後方の前部クロスメンバに対してBピラーの下端部が連結されるので,Bピラーの変形防止等の上でも好ましいものとなる。
前記各フロアフレームはそれぞれ,その左右一対のフランジ部において前記フロントフロア部の下面に接合され,
前記前部クロスメンバのフランジ部と前記左右一対のフロアフレームのフランジ部とが,平面視において互いに交差する位置において,前記フロントフロア部と共に3枚重ねの状態でもって接合されている,
ようにすることができる(請求項5対応)。この場合、クロスメンバやフロアフレームを,一般的に行われている左右のフランジ部を利用してフロントフロア部に接合しつつ,3枚重ねでの接合部分を介して,フロアフレームからの荷重をクロスメンバに効果的に伝達することができる。
前記左右一対のフロアフレームの前端の間隔が,前記左右一対のフロントフレームの後端の間隔と略同じに設定されている,
ようにすることができる(請求項6対応)。この場合、左右一対のフロントフレームそのものは,一般的な互いに平行な配設態様とすることにより,左右一対のフロントフレーム間へのエンジン等の配設を従来と同様に行えるようにしつつ,左右一対のフロントフレームからフロアフレームへの前方衝突時の荷重伝達をも効果的に行うことができる。
2:フロントフロア部
3:リアキックアップ部
4:リアフロア部
6:トンネル部
7:サイドシル
8:燃料タンク
10:フロアフレーム
11:フロントフレーム
15:第1クロスメンバ(前部クロスメンバ)
16:第2クロスメンバ(前部クロスメンバ)
17:リアフレーム
18:第3クロスメンバ
40:連結フレーム
40c:連結フレームのフランジ部
41:第4クロスメンバ(後部クロスメンバ)
41c:第4クロスメンバのフランジ部
α:接合部
Claims (7)
- フロアパネルが,左右一対のサイドシル同士を連結すると共に車幅方向中央において前後方向に伸びるトンネル部を有するフロントフロア部と,該フロントフロア部の後端から上方に伸びるリアキックアップ部と,該リアキックアップ部の上端から後方へ略直線的に伸びるリアフロア部とを有し,
前記フロントフロア部の下面に,前後方向に伸びると共に前記トンネル部を挟むように配設された左右一対のフロアフレームが接合され,
前記リアキックアップ部およびリアフロア部の下方に配設された前後方向に伸びる左右一対のリアフレームの前端部が,該リアキックアップ部付近において前記サイドシルの後端部に接合されてなる車体下部構造において,
前記フロントフロア部には,前記リアキックアップ部よりも前方位置において,車幅方向に伸びて前記サイドシルとトンネル部とを連結する左右一対の前部クロスメンバが接合されており,
前記各フロアフレームは,その前端が左右一対のフロントフレームの後端に接合されると共に,その後端が前記リアキックアップ部の近傍にまで伸びており,
前記フロアフレームは,全長に亘って,後方に向かうにつれて徐々に車幅方向内方側に向かうように傾斜されて,平面視において,前記前部クロスメンバに対して,該前部クロスメンバの車幅方向内端部よりも該前部クロスメンバの車幅方向中間部に近い側を通るようにしつつ傾斜されており,
前記フロントフロア部の下面に接合された連結フレームによって,前記フロアフレームのうち前記前部クロスメンバとの交差部と前記リアフレームの前端部とが連結されている,
ことを特徴とする車体下部構造。 - 請求項1において,
車幅方向に伸びて,前記左右一対のリアフレームの前端部同士を連結する後部クロスメンバが設けられ,
前記各フロアフレームの後端部が,前記後部クロスメンバに連結されている,
ことを特徴とする車体下部構造。 - 請求項1または請求項2において,
前記前部クロスメンバのうち該リアキックアップ部にもっとも近い特定クロスメンバの車体前後方向位置が,Bピラー下端部の取付位置に対応するように設定されている,
ことを特徴とする車体下部構造。 - 請求項3において,
前記前部クロスメンバは,前記フロントフロア部の前後方向略中間位置に配設された第1クロスメンバと,該第1クロスメンバと前記リアキックアップ部との間に配設された第2クロスメンバとを有し,
前記フロアフレームが,平面視において前記第1クロスメンバおよび第2クロスメンバに対してそれぞれ傾斜されており,
前記特定クロスメンバが,前記第2クロスメンバとされている,
ことを特徴とする車体下部構造。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記前部クロスメンバは,その左右一対のフランジ部においてそれぞれ前記フロントフロア部の上面に接合され,
前記各フロアフレームはそれぞれ,その左右一対のフランジ部において前記フロントフロア部の下面に接合され,
前記前部クロスメンバのフランジ部と前記左右一対のフロアフレームのフランジ部とが,平面視において互いに交差する位置において,前記フロントフロア部と共に3枚重ねの状態でもって接合されている,
ことを特徴とする車体下部構造。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記左右一対のフロントフレームは互いに平行となるように前後方向に伸びており,
前記左右一対のフロアフレームの前端の間隔が,前記左右一対のフロントフレームの後端の間隔と略同じに設定されている,
ことを特徴とする車体下部構造。 - 請求項2において,
前記後部クロスメンバは,下端部が前記フロントフロア部の後端部下面に接合されると共に,上端部が前記リアフロア部の前端部下面に接合されて,該フロントフロア部の後端部と前記リアキックアップ部と該リアフロア部の前端部と共働して閉断面を構成している,
ことを特徴とする車体下部構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2004
- 2004-09-22 JP JP2004274516A patent/JP4483500B2/ja active Active
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