JP4483155B2 - スタッカ装置及び印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状媒体を上下方向に複数の区分に仕分ける装置の排出口にそなえて好適のスタッカ装置、及び、印刷用紙等のシート状媒体を複数段にスタックする機能をそなえた印刷装置に関する。
プリンタや複写機等の印刷装置は、かつてはそれ自体単独で使用されたり特定の端末に接続された状態で使用されることが多かったが、近年では、複数のパーソナルコンピュータやオフィスコンピュータ等にLANで繋がれた状態で使用される機会が多くなってきた。このような使用方法によれば一つの印刷装置を共有することができ、印刷装置の稼働率を向上させることができるとともに設置スペースを節約することができるという利点がある。
ところが、印刷装置に印刷物の排出口が一つしかなければ各端末の印刷物が混ざってしまう。印刷物の総量が少ない場合には仕分け作業の負担も少ないが、総量が増えてくるにつれ仕分け作業の負担が大きくなり業務の効率を落としてしまうことにもなりかねない。したがって、印刷装置が各端末毎或いは業務内容毎に排出口を有しており該当する排出口に適宜仕分けていくようになっていれば便利である。
そこで、最近では、上述のようにLANを用いて印刷装置を共有する場合には、図9に示すように、複数の排出口106A〜106Fをそなえた印刷装置100が用いられている。この印刷装置100では、各端末から入力されるデータを制御部102で処理し、まず、給紙カセット103A,103Bのうち指定の或いは印刷面積に応じた用紙を収納するカセットを選択する。そして、選択した給紙カセットからプリントユニット部104へ用紙を供給し、プリントユニット部104において用紙に印刷を施して定着部105で印刷を定着させた後、スタッカ部101において印刷物を適宜の各排出口106A〜106Fへ排出していく。
排出口106A〜106Fの配置としては上下方向や横方向等様々な配置が可能であるが、通常は省スペースや装置の小型化の観点から図9に示すように上下方向に配置されている。また、各排出口106A〜106Fにはそれぞれトレイ107A〜107Fがそなえられており、印刷した用紙はスタッカ部101において仕分け先毎に仕分けられてこのトレイ107A〜107F上にスタックされていく。
この場合、トレイ107A〜107Fの割り振りは各端末毎に割り振ることができる。例えば、端末としてパーソナルコンピュータ120,121,オフィスコンピュータ122及びグローバルサーバ123がLAN124で接続されているものとすると、各トレイ107A〜107Fも各端末毎に割り振るようにする。
例えば、パーソナルコンピュータ120にはトレイ107A,107Bを、パーソナルコンピュータ121にはトレイ107C,107Dを、オフィスコンピュータ122にはトレイ107Eを、グローバルサーバ123にはトレイ107Fをそれぞれ割り振るようにする。また、印刷量の多いパーソナルコンピュータ120,121については、さらに業務内容毎にトレイ107A,107B,トレイ107C,107Dを割り振ったりすることもできる。
このように、上述した複数の排出口106A〜106F(トレイ107A〜107F)を有する印刷装置100によれば、各トレイ107A〜107Fを業務毎や端末毎に割り振ることで、印刷物が混ざり合うことなく効率的に一台の印刷装置を使用することが可能になる。
しかしながら、この場合でも全ての業務形態に対して万能というわけではない。
つまり、印刷量は少ないが仕分け区分が多いような業務がある一方で、仕分け区分は少ないものの1区分あたりの印刷量が非常に多いような業務も存在する。仕分け区分が多い業務に対しては排出口数(トレイ数)が多いほど、1区分あたりの印刷量が多い業務に対してはトレイのスタック容量が大きいほど便利であり、近年のニーズの多様さを鑑みるとどちらの要求も満足できるようにしておくことが望ましい。ところが、上述の印刷装置100では排出口数(トレイ数)もトレイのスタック容量も固定であるため、このような多様なニーズに応えることは困難であった。
なお、上記の要求の両方を満足させる手段として、排出口数(トレイ数)及びトレイのスタック容量を可変にするか、または、排出口数(トレイ数)もスタック容量も大きくすることが考えられる。しかしながら、前者の場合には機構が複雑になってコストが増大してしまい、後者の場合には装置が非常に大型化してしまうため上記課題の解決手段としては十分ではない。
以上、従来の印刷装置における課題について説明したが、上記の課題はプリンタや複写機等の印刷装置に限られたものではなく、例えば郵便物や雑誌の仕分け機(ソーター)等のように比較的薄いものを仕分ける装置であって上下方向に複数の排出口を有し、仕分けたものを順に積み重ねていくスタッカ装置をそなえた設備一般に共通する課題でもある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、コスト増や装置の大型化を招くことなく必要に応じてトレイ数やトレイのスタック容量を設定できるようにした、スタッカ装置を提供することを目的とする。
また、コスト増や装置の大型化を招くことなく必要に応じてスタック部のトレイ数やトレイのスタック容量を設定できるようにした、印刷装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のスタッカ装置は、上下方向に配設された2以上の媒体排出口から排出されるシート状媒体を媒体排出口毎に集層する複数のトレイをそなえてなるスタッカ装置であって、前記2以上の媒体排出口に含まれる上下2つの媒体排出口の間に、これらの上下2つの媒体排出口のうちの上側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層する上側トレイを着脱自在に保持・固定しうる板状のトレイホルダがシート状媒体の排出方向と直交し且つ水平な軸まわりに回転可能にスタッカ装置の本体に軸支されるとともに複数のトレイがそれぞれ受け皿部とこの受け皿部に直角または略直角に形成された、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイド部とをそなえ、このトレイホルダが、このトレイホルダの一端部を水平方向よりも所定の角度を上に向けた状態で、このトレイホルダに上側トレイを装着されて上側トレイを保持・固定する第1の状態と、上側トレイを脱離させ、前記上下2つの媒体排出口のうちの下側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層すべくそなえられる下側トレイと一体になり、この下側トレイとともに上側媒体排出口からのシート状媒体を集層するトレイの一部として機能する第2の状態とのいずれか一方に選択的に切り換えられ、トレイホルダを軸まわりに回転させることにより、第1の状態と第2の状態との切換が行なわれ、第2の状態において、トレイホルダの一端部を下方に向けて傾斜させることにより、トレイホルダが該下側媒体排出口を閉塞するとともに、トレイホルダと下側トレイのガイド部とが当接することにより、トレイホルダが、下側トレイのガイド部とともに、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイドとして機能するように構成されることを特徴とする。
これにより、多くの仕分け数が要求されるときには、トレイホルダに上側トレイを装着して上側トレイ,下側トレイともに排出先として用いることによって対応することができ、トレイのスタック容量が要求されるときには、トレイホルダから上側トレイを脱離させてトレイホルダを下側トレイと一体にして下側トレイとともに上側媒体排出口からのシート状媒体を集層するトレイの一部として機能させることによって対応することができるようになり、コスト増や装置の大型化を招くことなく必要に応じてトレイ数やトレイのスタック容量を設定することが可能になるという利点がある。
また、容易にトレイ数を増やしたり或いはトレイのスタック容量を増やすことが可能になる。
また、トレイホルダに前記第2の状態で下側トレイと嵌合する凹部を形成し、この凹部に下側トレイが嵌合した状態では、下側トレイにそなえられたガイド部の媒体排出口側内面とトレイホルダのトレイ側外面とが面一となり、このトレイホルダのトレイ側外面が、下側トレイにそなえられたガイド部の媒体排出口側内面とともに、上側媒体排出口からのシート状媒体を案内し且つ当該シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイドとして機能するようにしてもよい。これにより、上側媒体排出口から排出されたシート状媒体を下側トレイ上に整然とスタックできるようになるという利点がある。
また、トレイホルダが前記第2の状態であることを検出する検出部をそなえ、この検出部は、トレイホルダが前記第2の状態であることを検出した場合、その検出信号を、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出を停止させ且つ上側媒体排出口からのシート状媒体の排出を促すための指示信号として出力するようにしてもよい。これにより、閉塞された下側媒体排出口にシート状媒体が送りこまれて紙詰まりが生じてしまうことを防止することができるという利点がある。
そして、前記検出部としては、トレイホルダが前記第1の状態である場合に、下側トレイに集層されるシート状媒体のフル状態を検出すべくトレイホルダに取り付けられたトレイフルセンサが用いられるようにしてもよい。
この場合、このトレイフルセンサは、前記第1の状態のトレイホルダの下面で且つ下側トレイの上方部に設置されるとともに、一端側をトレイホルダに枢支されたレバー部材と、このレバー部材の他端側を検出するセンサ部とにより構成され、トレイホルダが前記第1の状態である場合、下側トレイに集層されるシート状媒体がフル状態でなければレバー部材の他端側はレバー部材の自重によりセンサ部から離隔した状態となる一方、下側トレイに集層されるシート状媒体がフル状態になると、レバー部材の他端側がシート状媒体によりセンサ部まで押し上げられてセンサ部で検出され、トレイフルセンサがシート状媒体のフル状態を検出することが好ましい。また、トレイホルダが前記第2の状態である場合には、トレイホルダの前記第1の状態から前記第2の状態への回転動作に伴いレバー部材
の他端側がレバー部材の自重によりセンサ部の位置に移動して保持されセンサ部で検出され、トレイフルセンサが、トレイホルダが前記第2の状態であることを検出することが好ましい。これにより、下側トレイに集層されるシート状媒体のフル状態と、トレイホルダが前記第2の状態であることとを一つのトレイフルセンサで検出することができるようになり、部品点数を少なくすることができるという利点がある。
さらに、この場合には、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出検知後にトレイフルセンサがレバー部材の他端側を検出して出力する検出信号は、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出を停止させ且つトレイフルアラームの発行を促すための指示信号として用いられる一方、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出を検知することなくトレイフルセンサがレバー部材の他端側を検出して出力する検出信号は、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出を停止させ且つ上側媒体排出口からのシート状媒体の排出を促すための指示信号として用いられるようにすることが好ましい。このように下側媒体排出口からのシート状媒体の排出検知と組み合わせることで、トレイフルセンサが、下側トレイに集層されるシート状媒体のフル状態を検出したのか、トレイホルダが前記第2の状態であること
を検出したのかを容易かつ確実に判別することができるという利点がある。
さらに、センサ部は、レバー部材の他端側の光遮断動作によってレバー部材の他端側を検出する光学センサにより構成してもよい。これにより、簡単な構成で確実にトレイホルダの第2の状態への回動を検出することができるという利点がある。
さらに、上側トレイと下側トレイとの間隔、および、各トレイの水平面に対する設置角度を、上側媒体排出口から排出されるシート状媒体の後端が上側媒体排出口における排出ローラから解放される前に、当該シート状媒体の先端が下側トレイ上に到達するように設定してもよい。これにより、スタック容量を増やした場合に上側媒体排出口から排出されたシート状媒体が下側トレイ上への落下の際に引っかかったり折れ曲がったりする可能性を低減することができるという利点がある。
また、上記の目的を達成するために、本発明の印刷装置は、シート状媒体に印刷を施した後、そのシート状媒体を上下方向に配設された2以上の媒体排出口から排出する印刷部と、この印刷部の前記2以上の媒体排出口から排出されるシート状媒体を媒体排出口毎に集層する複数のトレイをそなえてなるスタッカ部とをそなえ、このスタッカ部において、前記2以上の媒体排出口に含まれる上下2つの媒体排出口の間に、これら上下2つの媒体排出口のうちの上側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層する上側トレイを着脱自在に保持・固定しうる板状のトレイホルダがシート状媒体の排出方向と直交し且つ水平な軸まわりに回転可能に該スタッカ装置の本体に軸支されるとともに複数のトレイがそれぞれ受け皿部とこの受け皿部に直角または略直角に形成された、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイド部とをそなえ、このトレイホルダが、トレイホルダの一端部を水平方向よりも所定の角度を上に向けた状態で、このトレイホルダに上側トレイを装着されて上側トレイを保持・固定する第1の状態と、上側トレイを脱離させ、上下2つの媒体排出口のうちの下側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層すべくそなえられる下側トレイと一体になり、下側トレイとともに上側媒体排出口からのシート状媒体を集層するトレイの一部として機能する第2の状態とのいずれか一方に選択的に切り換えられ、トレイホルダを軸まわりに回転させることにより、第1の状態と第2の状態との切換が行なわれ、トレイホルダを軸まわりに回転させることにより、第1の状態と第2の状態との切換が行なわれ、第2の状態において、トレイホルダの一端部を下方に向けて傾斜させることにより、トレイホルダが下側媒体排出口を閉塞するとともに、トレイホルダと下側トレイのガイド部とが当接することにより、トレイホルダが、下側トレイのガイド部とともに、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイドとして機能するように構成されることを特徴とする。
これにより、多くの仕分け数が要求されるときには、トレイホルダに上側トレイを装着して上側トレイ,下側トレイともに排出先として用いることによって対応することができ、トレイのスタック容量が要求されるときには、トレイホルダから上側トレイを脱離させてトレイホルダを下側トレイと一体にして下側トレイとともに上側媒体排出口からのシート状媒体を集層するトレイの一部として機能させることによって対応することができるようになり、コスト増や装置の大型化を招くことなく必要に応じてスタック部のトレイ数やトレイのスタック容量を設定できるという利点がある。
また、簡単な構成によって容易にスタック部のトレイ数を増やしたり或いはトレイのスタック容量を増やすことが可能になる。
また、トレイホルダに前記第2の状態で下側トレイと嵌合する凹部を形成し、この凹部に下側トレイが嵌合した状態では、下側トレイにそなえられた該ガイド部の媒体排出口側内面とトレイホルダのトレイ側外面とが面一となり、このトレイホルダのトレイ側外面が、下側トレイにそなえられた該ガイド部の媒体排出口側内面とともに、上側媒体排出口からのシート状媒体を案内し且つ当該シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイドとして機能するようにしてもよい。これにより、上側媒体排出口から排出されたシート状媒体を下側トレイ上に整然とスタックできるようになるという利点がある。
また、スタック部にトレイホルダが前記第2の状態であることを検出する検出部をそなえるとともに、印刷部に前記2以上の媒体排出口からのシート状媒体の排出動作を含む印刷部の動作を制御する制御部をそなえ、検出部は、トレイホルダが前記第2の状態であることを検出した場合、その検出信号を制御部に出力し、制御部は、検出部から検出信号を受けると、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出を停止させるとともに上側媒体排出口からシート状媒体を排出するように制御してもよい。これにより、閉塞された下側媒体排出口にシート状媒体が送りこまれて紙詰まりが生じてしまうことを防止することができるという利点がある。
そして、前記検出部としては、トレイホルダが前記第1の状態である場合に、下側トレイに集層されるシート状媒体のフル状態を検出すべくトレイホルダに取り付けられたトレイフルセンサが用いられるようにしてもよい。
この場合、このトレイフルセンサは、前記第1の状態のトレイホルダの下面で且つ下側トレイの上方部に設置されるとともに、一端側をトレイホルダに枢支されたレバー部材と、このレバー部材の他端側を検出するセンサ部とにより構成され、トレイホルダが前記第1の状態である場合、下側トレイに集層されるシート状媒体がフル状態でなければレバー部材の他端側はレバー部材の自重によりセンサ部から離隔した状態となる一方、下側トレイに集層されるシート状媒体がフル状態になると、レバー部材の他端側がシート状媒体によりセンサ部まで押し上げられてセンサ部で検出され、トレイフルセンサがシート状媒体のフル状態を検出することが好ましい。また、トレイホルダが前記第2の状態である場合には、トレイホルダの前記第1の状態から前記第2の状態への回転動作に伴いレバー部材の他端側がレバー部材の自重によりセンサ部の位置に移動して保持されセンサ部で検出され、トレイフルセンサが、トレイホルダが前記第2の状態であることを検出することが好ましい。これにより、下側トレイに集層されるシート状媒体のフル状態と、トレイホルダが前記第2の状態であることとを一つのトレイフルセンサで検出することができるようになり、部品点数を少なくすることができるという利点がある。
さらに、この場合には、前記2以上の媒体排出口のそれぞれにシート状媒体を排出したことを検知すると排出検知信号を制御部に出力する排出センサをそなえ、制御部は、下側媒体排出口の排出センサから排出検知信号を受けた後にトレイフルセンサから検出信号を受けた場合、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出を停止させるように制御するとともに、トレイフルアラームの発行を促す一方、下側媒体排出口の排出センサから排出検知信号を受けることなくトレイフルセンサから検出信号を受けた場合、下側媒体排出口からのシート状媒体の排出を停止させるとともに上側媒体排出口からシート状媒体を排出するように制御することが好ましい。このように排出センサをトレイフルセンサに組み合わせることで、トレイフルセンサが、下側トレイに集層されるシート状媒体のフル状態を検出したのか、トレイホルダが前記第2の状態であることを検出したのかを容易に判別することができるという利点がある。
さらに、センサ部は、レバー部材の他端側の光遮断動作によってレバー部材の他端側を検出する光学センサにより構成してもよい。これにより、簡単な構成で確実にトレイホルダの第2の状態への回動を検出することができるという利点がある。
さらに、上側トレイと下側トレイとの間隔、および、各トレイの水平面に対する設置角度を、上側媒体排出口から排出されるシート状媒体の後端が上側媒体排出口における排出ローラから解放される前に、当該シート状媒体の先端が下側トレイ上に到達するように設定してもよい。これにより、上側媒体排出口から排出されたシート状媒体が下側トレイ上への落下の際に引っかかったり折れ曲がったりする可能性を低減することができ、特に、上側媒体排出口から排出されるシート状媒体の長さが当初から既知である場合には有効である。
さらに、制御部は、検出部によりトレイホルダが前記第2の状態であることが検出された状態で外部から印刷対象として指定されたシート状媒体の排出方向長さが、上側媒体排出口における排出ローラから下側トレイ上に至るシート状媒体の排出ラインの長さよりも短いことを認識した場合、上側媒体排出口からのシート状媒体の排出を停止させるように制御するとともに、アラームの発行を促すように設定してもよい。これにより、上側媒体排出口から排出されるシート状媒体の長さが当初から既知でなく、または、常に一定ではない場合でも、上側媒体排出口から排出されたシート状媒体が下側トレイ上への落下の際に引っかかったり折れ曲がったりする可能性を低減することができるという利点がある。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
なお、本実施形態では、本発明のスタッカ装置を印刷装置の一構成要素であるスタッカユニットに適用しており、ここでは、印刷装置の印刷部において印刷を施されて排出される用紙等のシート状媒体が取扱い物となる。
図1は本印刷装置のスタッカユニットの構成を示した側面図であり、この図を用いて本印刷装置にかかるスタッカユニットの構成について詳述する。なお、本印刷装置の全体構成としては、例えば図9で示したような既知の構成を用いることが可能であるため、ここではスタッカユニット以外の他の構成要素についての説明は省略するものとする。
図1に示すように、スタッカユニット(スタッカ部)2は印刷装置の排出部3に付設されている。排出部3には排出口(媒体排出口)4が上下6段に設けられ、各排出口4にはそれぞれ排出ローラ5,5と排出センサ6とが設けられている。排出ローラ5,5は図示しない駆動装置により回転駆動されており、図示しないプリントユニット部(印刷部)で印刷が施された用紙20を間に挟みながらスタッカユニット2に向けて押し出し排出するようになっている。
排出センサ6は発光部6aと受光部6bとからなり、発光部6aからの光を受光部6bが受けている間は出力はオフであるが光が遮断された時にはオン信号を出力するようなセンサである。オン信号は図示しない印刷装置の制御部に出力される。排出ローラ5,5から用紙20が排出されたときには、用紙20により発光部6a,受光部6b間が遮断されるため、排出センサ6はオン信号を出力し、これにより制御部では用紙20が排出されたことを検知するようになっている。
なお、ここでは各排出口4を区別して示す場合には上から順に符号にA〜Fを付けるものとし、全体を示す場合には排出口4と表記するものとする。また、排出センサ6や後述するトレイ7等の他の構成要素についても同様の表記方法を用いるものとする。
スタッカユニット2には、各排出口4毎にトレイ7が設けられている。トレイ7は排出口4から排出された用紙20を受けるための受け皿部7aと、受け皿部7a上にスタックされた用紙20の束の荷崩れを防止するとともに排出口側端部の位置を揃えるためのガイド部7bとをそなえている。受け皿部7aは先端側が水平方向に対して所定の角度θだけ上を向くように配設され、受け皿部7aとガイド部7bとは直角又は略直角に形成されており、排出口4から排出された用紙20は受け皿部7aから落ちることなくガイド部7bに沿って整然とスタックされていくようになっている。また、ガイド部7bはその上端が排出センサ6の真下まで延設され、最大限の用紙20をスタックできるようになっている。
トレイ7の保持・固定は、最下段のトレイ7Fのみがスタッカユニット2の筐体9の底部9aに直接支持されており、他のトレイ7A〜7Eはトレイホルダ8A〜8Eを介してスタッカユニット2に保持・固定されている。以下、図1〜図5を参照しながらトレイホルダ8の構成について説明する。
トレイホルダ8は、板状の部材であり、その先端部にトレイ7との連結のための連結溝8aが設けられている。この連結溝8aは幅方向(図1中の奥行方向)に穿設されており、トレイ7の受け皿部7aの下面に後端側(ガイド部側)に向かって突設された連結板7cと嵌合する。そして、連結板7cが連結溝8aに嵌合したときには、この連結板7cと受け皿部7aとでトレイホルダ8の上面を挟持するような形になり、これによりトレイ7がトレイホルダ8によって保持・固定される。また、連結板7cを連結溝8aの奥まで差し込んだときには、丁度ガイド部7bが排出センサ6の真下に位置するように連結板7cと連結溝8aとの位置関係が設定されている。なお、連結板7cがそなえられるのは上5段のトレイ7A〜Eのみであり、最下段のトレイ7Fはトレイホルダ8を用いないため連結板7cはそなえられていない。
次に、トレイホルダ8の取付け構造について説明すると、図2に示すようにトレイホルダ8はスタッカユニット2の筐体9内に設けられたフレーム10,11に支持されている。トレイホルダ8の両側部には支持軸8b,8cがそなえられており、この支持軸8b,8cをフレーム10,11に設けられた支持穴10a,11aで軸支するようになっている。
トレイホルダ8の一方の支持軸8bの端部にはノブ12が取りつけられている。このノブ12の頭部は筐体9の側部9bに設けられたノブ穴9cから外に突出しており、ノブ12を回すことでトレイホルダ8を支持軸8b,8cを軸にして回動させることができるようになっている。なお、トレイホルダ8の回転軸は用紙20の排出方向と直交し、且つ水平に設定されている。
また、図2,図3に示すようにノブ12のフレーム10側には、支持軸8bを中心にした対称位置に一対の爪12a,12aがそなえられており、フレーム10には、この一対の爪12a,12aに対応して、図3に示すように支持穴10aを中心にした対称位置に2対の係合穴10b,10b及び10c,10cが設けられている。そして、ノブ12の爪12a,12aをフレーム10の係合穴10b,10b又は10c,10cに差し込むことで、トレイホルダ8の回動が拘束され位置決めされるようになっている。
なお、図2に示すように支持軸8bの周りにはトレイホルダ8の側面とフレーム10との間で挟み込まれるように圧縮バネ13がそなえられている。この圧縮バネ13によって、ノブ12を内側に引っ張る力が働くようになり、爪12a,12aと係合穴10b,10b又は10c,10cとの係合が維持されるようになっている。
係合穴10b,10bと係合穴10c,10cとは互いに直角又は略直角に設けられている。一方の係合穴10b,10bは、トレイホルダ8にトレイ7を装着してトレイ7を保持・固定するときのためのものであり、他方の係合穴10c,10cは、トレイホルダ8からトレイ7を脱離させ、トレイホルダ8を下段のトレイ7と一体にしてこの下段のトレイ7とともに上段の排出口4から排出される用紙20をスタックするトレイの一部として機能させるためのものである。
つまり、ノブ12の爪12a,12aが係合穴10b,10bに係合したときには、図1のトレイホルダ8A,8B,8D,8Eのように、トレイホルダ8は先端を水平方向よりも所定の角度を上に向けた状態で保持されるようになる(このときのトレイホルダ8の状態を第1の状態と呼ぶ)。そして、この状態でトレイホルダ8の連結溝8aにトレイ7の連結板7cを差し込むことによって、トレイ7は保持・固定されて使用できる状態となるのである。
一方、爪12a,12aが係合穴10c,10cと係合したときには、図1のトレイホルダ8Cのように先端を下方に向けて傾斜し、下段のトレイホルダ8Dに対して直角又は略直角の状態で保持されるようになる(このときのトレイホルダ8の状態を第2の状態と呼ぶ)。そして、このように上段側のトレイホルダ8Cを下方に向けて傾斜した状態で下段のトレイホルダ8Dにトレイ7Dを装着すると、装着途中でトレイ7Dのガイド部7bはトレイホルダ8Cと当接して、トレイホルダ8Cの上面に形成された凹部8dと嵌合するようになる。
この凹部8dは、ガイド部7bと嵌合した状態では、ガイド部7bの内面からトレイホルダ8Cの上面にかけてが面一になるように形成されている。また、トレイホルダ8の支持軸8b,8cの取付け位置は、爪12a,12aが係合穴10c,10cと係合したときには、トレイホルダ8の後端部が丁度排出センサ6の真下に位置するような位置に設定されている。したがって、上段の排出センサ6Cの真下から下段のトレイ7Dの受け皿部7aまで面一なガイド面が形成されることになり、これにより、トレイホルダ8Cは下段のトレイ7Dのガイド部7bとともに上側の排出口4Cからの用紙20を案内し且つ用紙20の排出口側端部の位置を揃えるガイドとして機能するようになるのである。
なお、上述のようにトレイホルダ8Cを第2の状態にしてトレイ7Dを上段のトレイホルダ8Cに係合させた時には、図1に示すように、トレイ7Dの連結板7cはトレイホルダ8Dの連結溝8aに対して奥まで完全には差し込まれないため、トレイ7Dのトレイホルダ8Dによる保持・固定が不十分となる。そこで、図4,図5に示すように左右のフレーム10,11にはトレイストッパ14,14がそなえられており、トレイ7の下面を支持するようになっている。なお、トレイストッパ14,14は各最下段のトレイ7Fを除く各トレイ7A〜7E毎に設けられており、上述のような使用状態に限らず、通常の使用状態でもトレイ7を下から支持するようになっている。
以上のように、本印刷装置では、ノブ12を回してトレイホルダ8を第1の状態と第2の状態とで切り換えることによって、上段のトレイ7も使用して多くの仕分け数を確保するような使用方法(このときのトレイ配置の設定を通常設定と呼ぶ)と、上段のトレイ7を外して下段のトレイ7のスタック容量を増やす使用方法(このときのトレイ配置の設定を増量設定と呼ぶ)とを選択できるようになっている。しかしながら、トレイホルダ8を第2の状態にして増量設定を選択した場合、図1に示すように下段の排出口4は上段のトレイホルダ8によって閉塞されるため、もし下段の排出口4から用紙20を排出してしまうと紙詰まりが発生してしまう。
そこで、本印刷装置では、トレイ7にスタックされた用紙20が満杯(フル)状態になったことを検出するトレイフルセンサ15を用いることにより、下段の排出口4が上段のトレイホルダ8によって閉塞されていることを検出するようになっている。
トレイフルセンサ15は、ブラケット18により一端を枢支されて他端が揺動自在なレバー(レバー部材)16と、ブラケット18よりも用紙20の排出方向下流側でレバー16の揺動軌跡上にそなえられたセンサ部17とから構成されている。センサ部17としては、例えばレバー16が接触したときにオンになるような機械的なスイッチを用いることもできるが、ここでは、排出される用紙20に与える抵抗を少なくして紙詰まりを防止するため非接触式の光センサを用いており、レバー部材16の光遮断動作によってオン信号を出力するようになっている。
トレイフルセンサ15は各トレイ7A〜7F毎にそなえられており、最上段のトレイ7A用のトレイフルセンサ15Aは、筐体9の天井部9dの下面に取りつけられ、他のトレイ7B〜7F用のトレイフルセンサ15B〜15Fは、それぞれ上段のトレイホルダ8A〜8Eの先端部下面に取りつけられている。そして、これらのトレイフルセンサ15A〜15Fによって、各トレイ7A〜7Fにスタックされる用紙20のフル状態が検出されるようになっている。
このトレイフルセンサ15がトレイ7のフル状態を検出する時の検出動作について説明すると、まず、トレイ7に用紙20がスタックされていない最初の段階では、各トレイフルセンサ15のレバー16は自重により下方に向けて垂れ下がった状態になっており、この状態ではレバー16がセンサ部17から隔離しているためセンサ部17の出力はオフになっている。そして、排出口4から用紙20が排出されてトレイ7上にスタックされていくと、やがてスタックされた用紙20がレバー16を上方に押し上げるようになり、レバー16がセンサ部17に対して所定の距離まで押し上げられたところで、センサ部17はこのレバー16の光遮断動作によってオンになり、印刷装置の制御部にオン信号を出力するようになっている。
ところで、上述のように最上段のトレイフルセンサ15Aを除くトレイフルセンサ15B〜15Fは、それぞれトレイホルダ8A〜8Eに取り付けられているので、トレイホルダ8A〜8Eが第2の状態へ回動したときには、これらのトレイフルセンサ15B〜15Fも一体となって回動することになる。
このとき、レバー16はブラケット18を介してトレイホルダ8に揺動自在に枢支されているので、トレイホルダ8がある程度傾斜するとレバー16はトレイホルダ8の傾斜状態にかかわらず自重によって一定の傾斜状態を保ちながらトレイホルダ8から垂れ下がり、トレイホルダ8と一体となって回動してくるセンサ部17に相対的に接近していくことになる。そして、トレイホルダ8が第2の状態まで回動したときには、レバー16はセンサ部17に近接した状態となり、このレバー16の光遮断動作によってセンサ部17は印刷装置の制御部にオン信号を出力するようになっている。
このように、トレイフルセンサ15からは、トレイ7がフル状態になったときと、トレイホルダ8が第2の状態になったとき、即ち、下段の排出口4が閉塞されたときとの異なる2つの状態でオン信号が出力されるようになっている。しかしながら、このトレイフルセンサ15からの信号のみでは、それが何れの状態を知らせるものなのか区別することができない。そこで、印刷装置の制御部ではこのトレイフルセンサ15からの信号に加えて、排出センサ6からの信号を参照することによって何れの状態であるのかを判別し、判別された状態に応じた制御を行なっている。
以下、図6に示すフローチャート(ステップS10〜S90)を参照しながら制御部によるトレイの状態の判別方法とその判別結果に基づく制御の内容とについて説明する。なお、制御部は、排出口4からの用紙20の排出動作を含む印刷装置の動作全体を制御する手段であり、CPU,RAM,ROM,入出力インターフェース等の機能要素が格納されて、これらの機能要素の協働によって以下に説明する制御が実行されるようになっている。
まず、制御部ではトレイフルセンサ15からのオン信号が入力されたか否か判定するようになっており(ステップS10)、トレイフルセンサ15からオン信号が入力されたときには、その入力前の所定時間内にそのトレイフルセンサ15と同じ段の排出センサ6からオン信号が入力されていたか否かを判定するようになっている(ステップS20)。
ここで、排出センサ6からオン信号が入力されていたときには(ステップS20のYESルート参照)、その段の排出口4から排出された用紙20がレバー16を押し上げ、その光遮断動作によってセンサ部17がオンになったものと考えられるので、制御部では、トレイフルセンサ15からのオン信号はトレイ7がフル状態になったことを示す信号であるとみなし、スタッカユニット2におけるトレイ配置が通常設定にあるものと認識するようになっている(ステップS30)。
そして、この場合には、そのトレイ7がフル状態であることを示すトレイフルアラームを印刷装置に接続されるパーソナルコンピュータ等の端末(図9参照)に通知するとともに、図示しないランプを点灯させたりブザーを鳴らしたりして、トレイ7のフル状態を外部に知らせるようになっている(ステップS40)
また、フル状態になったトレイ7への用紙20の排出を停止して、割り当てが空いている他のトレイ7へ用紙20の排出先を切換えたり、空トレイ7が無い場合には予め設定したトレイ7に排出先を切換えるようにもなっている(ステップS50)。
一方、排出センサ6からオン信号が入力されていなかったときには(ステップS20のNOルート参照)、排出された用紙20によってレバー16が押し上げられたのではなく、上段のトレイホルダ8が第2の状態に回動することによってレバー16がセンサ部17に近接し、その光遮断動作によってセンサ部17がオンになったものと考えられるので、制御部では、スタッカユニット2におけるトレイ配置が増量設定にあるものと認識するようになっている(ステップS60)。
そして、この場合には、まず、上段のトレイホルダ8によって閉塞された下段の排出口4から用紙20が排出されることによる紙詰まりを防止するため、その排出口4からの排出を禁止するアラームを印刷装置に接続されるパーソナルコンピュータ等の端末に通知するとともに制御的にその排出口4からの排出を強制停止したり、或いは、例えばその排出口4と上段の排出口4とが端末や業務の割り当てが同一の場合には、上段の排出口4に排出先を切換えたりするようになっている(ステップS70)。
また、このようにトレイ配置が増量設定になると、上段の排出口4から下段のトレイ7に向けて用紙20が排出されるようになり、排出口4からトレイ7上に至る用紙20の排出ラインの長さが長くなる。このため、例えばA5サイズのように排出方向長さの短い用紙20の場合には、用紙20の先端がトレイ7に到達するまでに後端が排出ローラ5,5から外れてしまい、トレイ7上にうまく用紙20をスタックすることができなくなってしまう。そこで、制御部では、端末から印刷データが送信されてきたときには、印刷対象として指定された用紙20の排出方向長さが上記排出ラインの長さに比較して短いか否か判定するようになっている(ステップS80)。そして、排出方向長さのほうが短い場合には(ステップS80のYESルート参照)、上段の排出口4からの排出を停止するととも
に、印刷前にその排出口4への排出はできない旨のアラームをデータを送信してきた端末に向けて通知すようになっている(ステップS90)。
本発明を実施するための最良の形態としてのスタッカ装置をそなえた印刷装置の構成は以上詳述した通りであり、上述のようにトレイホルダ8の固定位置を切り換えることによって、通常設定と増量設定との2つのトレイ配置を選択して設定できる。ここで、図7は通常設定を選択した場合の本印刷装置の使用状態を示しており、図8は増量設定を選択した場合の本印刷装置の使用状態の一例を示している。以下、図7,図8を参照しながら本印刷装置を使用したときの作用について説明する。
まず、図7に示すようにトレイ配置を通常設定にした場合には、全ての排出口4からの用紙20の排出が可能になり、そなえられている排出口4の数だけの種類の業務を扱うことが可能になる。例えば、図7に示す場合には最上段のトレイ7Aから最下段のトレイ7Fまで6段のトレイ7に用紙20を排出できるので、最大で6種の業務にトレイ7を振り分けることができる。ここでは、最上段のトレイ7Aから順に業務A,B,C,D,E,Fと振り分けている。
この場合、トレイ7にスタックできる用紙20の量は、基準値(ここでは150枚とする)通りであり、この基準値を越えたり、もしくは基準値に近づくと、用紙20がレバー16を押し上げることになって、トレイフルセンサ15が反応して制御部にオン信号を出力する。このように排出された用紙20がレバー16を押し上げてトレイフルセンサ15が反応した場合には、その前に排出センサ6もオン信号を出力しているので、制御部では、図6に示した制御フローに従いそのトレイ7がフル状態になったものと認識して、トレイフルアラームを印刷装置に接続される各端末に通知するとともに、図示しないランプを点灯させたりブザーを鳴らしたりする。また、ここでは全てのトレイ7に業務が割り当てられて空きがないので、予め設定したトレイ7(例えば、最上段のトレイ7A)に排出先
を切換える。
ここで、例えば、業務Bと業務Dとは業務がない反面、業務Aと業務Cとは大量に印刷を行なう業務であったとする。この場合、業務B,業務Dが割り当てられたトレイ7B,トレイ7Dは使用されることがなく、一方、業務A,業務Cが割り当てられたトレイ7A,トレイ7Cではスタック容量が不足して直ぐにトレイフルアラームが通知されるような状況になってしまう。
このような場合には、図8に示すようにトレイ配置を増量設定に切り換えることにより、業務A,業務Cに割り当てるトレイ7のスタック容量を増大させるようにする。具体的に説明すると、業務Aに割り当てるトレイ7のスタック容量を増大させる場合には、まず、業務Aにかかる用紙20が排出される排出口4Aのトレイ7Aとその下段のトレイ7Bとを各トレイホルダ8A,8Bから取り外す。そして、上段側のトレイホルダ8Aを第2の状態まで回転させて固定し、次に、再び下段のトレイ7Bをトレイホルダ8Bに装着する。
これにより、トレイホルダ8Bがトレイ7Bのガイド部7bと一体となって、排出口4Aから排出される用紙20を案内し且つ排出された用紙20を排出口側に整えるガイド部として機能するようになり、上段の排出口4Aから排出された用紙20は下段のトレイ7B上にスタックされていくようになる。また、業務Cに割り当てるトレイ7のスタック容量を増大させる場合も同様であり、上段側のトレイ7Cを取り外してトレイホルダ8Cを第2の状態まで回転させて固定し、下段のトレイ7Dをトレイホルダ8Dに装着することによって、排出口4Cから排出される業務Cにかかる用紙20はトレイ7D上にスタックされていくようになる。
そして、この時のスタック容量は、単純にトレイ7の2段分(150枚×2=300枚)となるのではなく、トレイ7,7間の隙間分も加わるため、トレイ7の2段分よりも大きいスタック容量(例えば、約350枚)を確保することができ、大量の印刷を行なう業務にも余裕を持って対応できるようになる。
また、このとき、トレイホルダ8A,8Cの第2の状態への回動にともない、トレイホルダ8A,8Cにそなえられたトレイフルセンサ15B,15Dが反応してオン信号を出力するが、排出センサ6B,6Dからは信号が入力されていないので、制御部では、図6に示す制御フローに従い下段の排出口4B,4Dがトレイホルダ8A,8Cによって閉塞されたものと認識し、排出口4B,4Dからの排出を禁止するアラームを各端末に通知するとともに排出口4B,4Dからの排出を強制停止する。したがって、閉塞された排出口4B,4Dから用紙20が排出されることによる紙詰まりは防止される。
なお、閉塞された排出口4B,4Dから上段の排出口4A,4Cへの切り換え設定がされている場合、例えば、業務の内容や用紙20の排出量の関係から業務Bの用紙20と業務Aの用紙20,業務Cの用紙20と業務Dの用紙20との混在が許容されるような場合等には、業務B,業務Dにかかる印刷指令があったときには、印刷した用紙20を切り換え先の排出口4A又は4Cに排出する。
また、この増量設定時には、排出口4Aからトレイ7B,排出口4Cからトレイ7Dまでの用紙20の到達距離は通常設定時よりも長くなるため、制御部では、この到達距離よりも短い長さの用紙20についてはこれらの排出口4A,4Cからは排出できない旨のアラームを各端末に向けて通知し、また、強制的にこれらの排出口4A,4Cからの排出を停止する。したがって、短い長さの用紙20が高い位置の排出口4A,排出口4Cから排出されることによるトレイ7B,7D上でのスタックの崩れは防止される。
このように本発明を実施するための最良の形態としての印刷装置によれば、多くの仕分け数が要求されるときには、各トレイホルダ8にトレイ7を装着して各トレイ7を排出先として用いることによって対応することができ、スタック容量が要求されるときには、上段のトレイホルダ8からトレイ7を取り外し、トレイ7を取り外したトレイホルダ8を第1の状態から第2の状態へ切り換えて、下段のトレイ7とともに上段の排出口4からの用紙20をスタックするためのトレイの一部として機能させることによって対応することができるので、コスト増や装置の大型化を招くことなく業務形態等の顧客のニーズに合わせてトレイ7の数やスタック容量を設定できるという利点がある。
そして、このトレイホルダ8の第1の状態から第2の状態への切換は、ノブ13を回してトレイホルダ8を支持軸8b,8c周りに回動させるだけであるので、容易に排出口数を増やしたり或いはトレイのスタック容量を増やすことができるという利点がある。
また、上段のトレイホルダ8を第2の状態にしたときには、上段のトレイホルダ8の上面に形成された凹部8dに下段のトレイ7のガイド部7aが嵌合して、トレイホルダ8からガイド部7aにかけてが面一になり、トレイホルダ8は下段のトレイ7のガイド部7aとともに上段の排出口4から排出された用紙20を案内し且つ用紙20の排出口4側端部の位置を揃えるガイドとして機能するようになるので、上段の排出口4から排出された用紙20を下段のトレイ8上に整然とスタックできるようになるという利点がある
また、上段のトレイホルダ8が第2の状態のときには、制御部は、下段の排出口4からの用紙20の排出を停止させるとともに、上段の排出口4から用紙20を排出するように制御するようになっているので、閉塞された下段の排出口4に用紙20が送りこまれて紙詰まりが生じてしまうことを防止することができるという利点があり、さらに、上段のトレイホルダ8が第2の状態になったことは、下段のトレイ7のフル状態を検出すべく上段のトレイホルダ8に取り付けられたトレイフルセンサ15の信号に基づき判別するので、専用のセンサをそなえる必要が無く、部品点数を少なくすることができるという利点がある。
また、このとき、制御部では、排出口4からの用紙20の排出を検出する排出センサ6の信号をトレイフルセンサ15の信号に組み合わせて判別を行なうようになっているので、トレイフルセンサ15がトレイ7のフル状態を検出したのか、トレイホルダ8が第2の状態であることを検出したのかを確実且つ容易に判別することができるという利点がある。
そして、このトレイフルセンサ15のセンサ部17は、ブラケット18に揺動自在に枢支されたレバー16の光遮断動作によってオンとなる光学センサが採用されているので、用紙20の排出を妨げることなく簡単な構成で確実にトレイホルダ8の第2の状態への回動を検出することができるという利点がある。
さらに、上段のトレイホルダ8が第2の状態であるときに外部から印刷対象として指定された用紙20の排出方向長さが、上段の排出口4における排出ローラ5,5から下段のトレイ7上に至る用紙20の排出ラインの長さよりも短い場合には、上段の排出口4からの用紙20の排出を停止させるように制御するとともに、端末に向けてアラームを通知するようになっているので、上段の排出口4から排出された用紙20が下段のトレイ7上への落下の際に引っかかったり折れ曲がったりする可能性を低減することができ、排出された用紙20をトレイ7上に整然とスタックすることができるという利点がある。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、トレイ7の設置段数は6段に限定されるものではなく、必要なだけの段数を設置することができる。トレイ7,7間の設置間隔、即ち、スタック容量も同様であり、例示した150枚に限らず、必要に応じたスタック容量に設定することができる。
また、上段の排出口4から排出される用紙20の排出方向長さが固定である場合には、上段のトレイ7と下段のトレイ7との上下間隔、及び、各トレイ7の水平面に対する設置角度θを、上段の排出口4から排出される用紙20の後端が排出ローラ5,5から解放される前に、用紙20の先端が下段のトレイ7上に到達するように設定してもよい。この場合には、上段の排出口4から排出された用紙20が下段のトレイ7上への落下の際に引っかかったり折れ曲がったりする可能性を低減して、排出された用紙20をトレイ7上に整然とスタックすることができるという利点がある。
さらに、上述の実施形態では、本発明のスタッカ装置を印刷装置の一構成要素であるスタッカユニットに適用した場合について説明したが、本発明のスタッカ装置はプリンタや複写機等の印刷装置に限定されることなく、例えば郵便物や雑誌の仕分け機(ソーター)等のように比較的薄いもの(シート状媒体)を仕分ける装置であって上下方向に複数の排出口を有し、仕分けたものを順に積み重ねていくスタッカ装置をそなえた設備一般に適用できるものである。
以上のように、本発明のスタッカ装置は、上下方向に配設された2以上の媒体排出口から排出されるシート状媒体の媒体排出口毎の集層に有用であり、特に、必要に応じてトレイ数やトレイのスタック容量を可変に設定することが要望される装置への適用に適している。
また、本発明の印刷装置は、印刷したシート状媒体を業務内容毎にトレイに集層するのに有用であり、特に、必要に応じてスタック部のトレイ数やトレイのスタック容量を可変に設定するのに適している。
本発明の一実施形態としての印刷装置にかかるスタッカ部の構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態としての印刷装置にかかるトレイホルダの構成を示す軸部の縦断面図である。 本発明の一実施形態としての印刷装置にかかるトレイホルダの構成を示す図2のIII方向視側面図である。 本発明の一実施形態としての印刷装置にかかるトレイの保持機構を示す側面図である。 本発明の一実施形態としての印刷装置にかかるトレイの保持機構を示す図4のV−V断面図である。 本発明の一実施形態としての印刷装置にかかるスタッカ部の制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての印刷装置の使用形態を示す図であり、通常の使用形態を示す図である。 本発明の一実施形態としての印刷装置の使用形態を示す図であり、トレイのスタック容量を増やした場合の使用形態を示す図である。 は従来の多段スタッカを有する印刷装置の全体構成を示す模式図である。

Claims (2)

  1. 上下方向に配設された2以上の媒体排出口から排出されるシート状媒体を該媒体排出口毎に集層する複数のトレイをそなえてなるスタッカ装置であって、
    該2以上の媒体排出口に含まれる上下2つの媒体排出口の間に、該上下2つの媒体排出口のうちの上側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層する上側トレイを着脱自在に保持・固定しうる板状のトレイホルダがシート状媒体の排出方向と直交し且つ水平な軸まわりに回転可能に該スタッカ装置の本体に軸支されるとともに、
    該複数のトレイがそれぞれ受け皿部と当該受け皿部に直角または略直角に形成された、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイド部とをそなえ、
    該トレイホルダが、
    該トレイホルダの一端部を水平方向よりも所定の角度を上に向けた状態で、当該トレイホルダに該上側トレイを装着されて該上側トレイを保持・固定する第1の状態と、
    該上側トレイを脱離させ、該上下2つの媒体排出口のうちの下側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層すべくそなえられる下側トレイと一体になり、該下側トレイとともに該上側媒体排出口からのシート状媒体を集層するトレイの一部として機能する第2の状態とのいずれか一方に選択的に切り換えられ、
    該トレイホルダを該軸まわりに回転させることにより、前記第1の状態と前記第2の状態との切換が行なわれ、
    第2の状態において、該トレイホルダの該一端部を下方に向けて傾斜させることにより、該トレイホルダが該下側媒体排出口を閉塞するとともに、該トレイホルダと該下側トレイの該ガイド部とが当接することにより、該トレイホルダが、該下側トレイの該ガイド部とともに、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイドとして機能するように構成されることを特徴とするスタッカ装置。
  2. シート状媒体に印刷を施した後、そのシート状媒体を上下方向に配設された2以上の媒体排出口から排出する印刷部と、
    該印刷部の該2以上の媒体排出口から排出されるシート状媒体を該媒体排出口毎に集層する複数のトレイをそなえてなるスタッカ部とをそなえ、
    該スタッカ部において、
    該2以上の媒体排出口に含まれる上下2つの媒体排出口の間に、該上下2つの媒体排出口のうちの上側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層する上側トレイを着脱自在に保持・固定しうる板状のトレイホルダがシート状媒体の排出方向と直交し且つ水平な軸まわりに回転可能に該スタッカ装置の本体に軸支されるとともに、
    該複数のトレイがそれぞれ受け皿部と当該受け皿部に直角または略直角に形成された、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイド部とをそなえ、
    該トレイホルダが、
    該トレイホルダの一端部を水平方向よりも所定の角度を上に向けた状態で、当該トレイホルダに該上側トレイを装着されて該上側トレイを保持・固定する第1の状態と、
    該上側トレイを脱離させ、該上下2つの媒体排出口のうちの下側媒体排出口から排出されるシート状媒体を集層すべくそなえられる下側トレイと一体になり、該下側トレイとともに該上側媒体排出口からのシート状媒体を集層するトレイの一部として機能する第2の状態とのいずれか一方に選択的に切り換えられ、
    該トレイホルダを該軸まわりに回転させることにより、前記第1の状態と前記第2の状態との切換が行なわれ、
    第2の状態において、該トレイホルダの該一端部を下方に向けて傾斜させることにより、該トレイホルダが該下側媒体排出口を閉塞するとともに、該トレイホルダと該下側トレイの該ガイド部とが当接することにより、該トレイホルダが、該下側トレイの該ガイド部とともに、シート状媒体の媒体排出口側端部の位置を揃えるガイドとして機能するように構成されることを特徴とする印刷装置。
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