JPS59190129A - 複写機における給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、給紙カセットを着脱するための複写機におけ
る給紙装置に関するものである。

給紙カセットを用する複写機としては、給紙カセットを
同時に２個セットできる２段式のもの、あるｂは同時に
３個以上セットできる３段式、４段式のものなど種々の
ものが存在するが、一般に、給紙カセットとしては、例
えば複写紙を約２５０枚収納する小容量のものと、約５
００枚収納する大容量のものとがある。例えば８５版や
Ａ４版など、比較的使用頻度の高い複写紙においては、
一度に多情の複写紙を収納しておく方が便利であシ、逆
に、８４版などのように紙そのものが大きくて使用頻度
の低いものにおいては、一度に多量の複写紙を収納する
と、給紙カセット全体が相当に重たくなり、取扱いが不
便なばか勺か、湿気の影響などで紙が変質するおそれが
あるので、少量づつカセットに収納する方がかえって便
利になる場合が多いからである。それに加えて、複写紙
は１袋が５００枚単位であることが多いところから、約
２５０枚収納できる小容量の給紙カセットと、約５００
枚収納できる大容量の給紙カセットが用いられているの
が現状である。

このような現状にかんがみ、現在市販されている複数の
給紙カセットを収納１−得る複写機は、多段に設けられ
たカセット収納空間が全て小容喰給紙カセット用のもの
や、一部が小容量給紙カセット用のもの、残りの一部が
大容量給紙カセット用のものなどがあるが、小容量用の
カセット収納空間には小容着給紙カセット？、大容逝用
のカセット収納空間には大容壜給紙カセットのみをセッ
トすることしかできず、実際の使用にあたっては可成り
不便なものであった。そして、その原因は、カセット収
納空間内に設けるカセット保持部が、給紙カセットのほ
ぼ全幅にわたって設けられていて、給紙カセットの底面
を左右全幅にわたって保持する構造であったがためであ
る。

本発明は、このような従来欠点の除去を目的とするもの
で、例えば２５０枚用の小容量給紙カセットを多段にセ
ットできるのはもちろん必要に応じて、小容量給紙カセ
ットに換えて、例えば５００枚用の大容量給紙カセット
あるいはそれ以上の超大容醗給紙カセットをもセットす
ることのできる便利な複写機の給紙装置と提供せんとす
るものである。

本発明の実施の態様を例示図にもとづいて説明すると、
第１図は、複写機の全体を示す斜視図で、複写機の本機
（［）に対して、上下３段に合計３個の２５０枚用の小
容用給紙カセット（２）がセットできるように構成され
、かつ最上段の小容器給紙カセット（２）よりさらに上
方には、可動式の左右一対の複写紙規制板ｔ３）ｆｆ：
有する手差し用の複写紙挿入板（４）が配設され、この
本機（Ｆ）の底部には、合計４個の足部（５）が設けら
れている。これら足部（５）は、例えば前面側の２個が
固定式、後面側の２個が上下に高さ調節可能に構成され
ている。第２図と第３図は、２５０枚用の小容帰給紙カ
セット（２）と、５００枚用の大容量給紙カセット（６
）とを示す斜視図で、それぞれ複写紙の乗載板（７）、
との乗載板（７）を上方へ押上げるべく乗載板（７）の
下方に設けられた図外の押上げ機構、複写紙用爪（８）
、複写紙側部規制板（９）、複写紙後部規制具αＯなと
のＭ機構を有している。これら諸機構については、従来
のものと特に変ったところがなく、複写紙後部規制具（
１０についても、従来通り、複写紙の搬送方向の長さに
応じて前後に位置変更固定自在に構成されている。

そして、特に従来と異なる点は、大容版給紙カセット（
６）であって、その左右両側部には、小容社給紙カセッ
ト（２）の高さくｈ）と同じ高さく均のところに内側へ
入り込む段部（Ｈｌが形成され、その段部ａｌｌの下面
が後述するカセット案内保持部材αη（第４図、第５図
参照）に対する載置用のガイド部０２に構成されている
ことである。小容曖給紙カセット（２）については、そ
の底部の左右両側部近くがカセット案内保持部材ａηに
対する載置用のガイド部ａりに構成され、かつこの小容
量給紙カセット（２）の底部と大容置給紙カセット（６
）の段部１１１下面の所定箇所には、それぞれ抜止め具
αＪが設けられ、また、各給紙力セラ）　ｆ２＋　、　
＋６１の上部前端には突起（ｂ）が設けられている。

第４図、第５図は、本機（［）側のカセット収納空間ａ
ｌＪやカセット保持部αωの詳細を示す断面図で、これ
らの図面から明らかなように、小容殖給紙カセット（２
）を収納するためのカセット収納用小空間（１４ａ）　
、　（１４ｂ）　、　（１４Ｇ）が上下で連なった１個
のカセット収納空間Ｑ４１内に、前記カセット収納用小
空間（１４ａ）　、　（１４ｂ）　、　（１４０）の夫
々に対応させて設けられた複写紙送出しローラａ（へ）
とカセット保持部０９とが、上下３段に配置されるとと
もに、下方のもの程上方のものよりも小容量給紙カセッ
ト（２）の挿入方向下流側に位置するように、順次位置
を異ならしめて配置されている。そして、最下段である
１段目のカセット収納用小空間（１４ａ）においては、
本機１［）の底板（ＬＡ）の切除によって外部空間に連
なっており、足部（５）の存在によって本機］［）の下
方に形成される空間を利用して、前記大容量給紙カセッ
ト（６）を収納できるように構成されている。

また、各カセット保持部０ωは、カセット収納空間０滲
の両側に設けた板材ａ（ト）に一体向に設けられており
、このカセット保持部０ωを構成する主要部材は、はぼ
Ｌ字型に構成された左右一対の第１カセット案内保持部
材（１７ａ）と、この各カセット案内保持部材（１７ａ
）の上部に対応位置する第２カセツト案内保持部材（Ｌ
７ｂ）とであって、との第１及び第２カセット案内保持
部材（１７ａ）、（１７ｂ）の左右一対のものが各カセ
ット収納用小空間（１４ａ）、（１４ｂ）、（１４Ｇ）
に備えられ、そして各給紙力セツ）　＋２１　。

（６）は、前記ガイド部（１２と突起（ｂ）を介して第
１及び第２カセット案内保持部材（１７ａ）、（１７ｂ
）により、その左右両側で保持されるようになっている
。尚、第１カセット案内保持部材（Ｌ７ａ、）には、前
記抜止め具ｆ１３１に対する係止！（ａ）が設けられて
いる。

このように、上下複数段に設けたカセット収納用小空間
（１４圧）、（１４ｂ）、（１４ｃ’）や複写紙送出し
ローラ（１６１を、カセット挿入方向に位置をずらせて
設け、かつ人容用や小容（Ｋの給紙力士ツｈ　＋２１　
、　＋６１をその左右両側部のみで保持するように構成
するものであるから、第４図に示すように、各カセット
収納用小空間（１４ａ）、（１４ｂ）、（１４ｃ）にそ
れぞれ２５０枚用の小容ｆｆｌ　Ｆ紙カセット（２）を
セットして使用し得るのはもちろんのこと、第５図に示
すように、２段目と３段目の２個カセット収納用小空間
（１４ｂ）、（１４ｃ）’ｉ利用して、３段目のカセッ
ト保持部側に大容班給紙カセット（６）をセットすると
共に、１段目のカセット収納用小空間（１４ａ、）にも
大容量給紙カセット（６）をセットしたｖ、１段目から
３段目のカセット収納用小空間（１４ａ）、　（１４ｂ
）。

（１４Ｃ）　ｅ利用して、３段目のカセット保持部（Ｉ
５１にｔｏｏｏ枚用あるｂはそれ以上の超大容計給紙力
セツ）　（１８）　（仮想線で示す。）をセットするな
ど、使用者の目的に応じて適宜使用することができる。

そして、１段目のカセット収納用小空間（１４ａ）にあ
っては、本機（１）の底板（１人）下部の外部空間に連
なっているので、足部（５）によって形成される本機１
ｊ底冊下方の空間を十分に利用し、人容は給紙カセット
（６）をセットできるにもかかわらず、複写機全体の嵩
を高くすることがないのである。

尚、第９図に示すように、給紙カセット両側に足部＋５
１　、　＋５＋を積荷させるように複写機を構成すると
共に、複写機載置台（２０）に給紙カセット収納凹部（
２１）を形成したり、あるいけ第１０図に示すように、
正面視において給紙カセット側の足部（５）と給紙カセ
ットとをラップさせないように構成して、該複写機の足
部（５）を複写機載置台■の端部寄りに位置させるよう
に複写機を載置したシすれば、上述したと同様に、複写
機全体の嵩を高くすることなく一層超大容量の給紙カセ
ット（社）を収納保持させることも可能である。

また、実施例においては、小容罎給紙カセット（２）の
底部や大容量並びに超大容限給紙カセット（６）、（旧
の段５ａＩｌ下面をガイド部ａ２に構成したものを示し
たが、例えば第２図、第３図に仮想線で示すように、各
カセッ）　１２＋　、　＋６１の左右両側部に突起から
成るガイド部ＵＪ’ｒ設け、そのガイド部ａの下面を載
置面にするなど、種々の改変が可能である。また、実施
例においては、カセット収納用小空間（１４段）、（１
４ｂ）、（１４０）を上下３段に配設したものを示した
が、少なくとも２段あれば実施可能であシ、さらには４
段以上のものにも実施可能であることは言うまでもなし
。また、各カセット収納用小空間（１４ａ）、（ｔ４ｂ
）、（ｔ４ｃ）　を第４図に示すように、１段目を水平
に、２段目、３段目と上方に行く程、その傾斜角を順次
大きくして配置すると、第１図から明らかなように、各
給紙カセット（２）。

＋６１　、　Ｑ８１の後端部が所定距離離れて上下位置
することになり、給紙力セツ）　＋２１　、　ｆｉ＋　
、　（１８１の挿入や抜き取りが容易にできる利点はあ
るが、必ずしもそのようにする必要はなく、例えば第７
図及び第８図に示すように、各段のカセット収納用小空
間（１４ＦＬ）、（１４ｂ）、（１４Ｃ）を全て水平に
して、各給紙カセット＋２１　、　＋６１　、　（１８
１を水平にセットするように構成することもできる。

以上の説明から明らかなよう例１本発明による複写機の
給紙装置は、前記給紙カセットを収納するためのカセッ
ト収納空間と、該カセット収納空間に設けられる少なく
とも２個の給紙ローラとカセット保持部よシ成シ、前記
給紙ローラとカセット保持部とを、下方のもの程上方の
ものよりもカセット挿入方向下流側に位置するようにず
らせて設け、かつ給紙カセットをその左右両側部で保持
するように構成するものであるから、上下のカセット収
納用小空間にそれぞれ小容逍給紙カセットをセットして
使用したり、また、下方の小容喰給紙カセットを取除い
て上下のカセット収納用小空間に大容量給紙カセットを
セットして使用することができ、使用者の目的に応じて
適宜便利に使用することができるのである。

また、同様な構成をカセット収納用小空間が３個以上あ
る複写機に応用することにより、各カセット収納用小空
間にそれぞれ小容酸給紙カセットをセットして使用し得
るのはもちろんのこと、２段目の小容鍛給紙カセットを
取除くことにより、１段目に小容燈給紙カセットを、３
段目に大容量給紙カセットをそれぞれセットして使用し
たり、さらには、１段目、２段目の小容量給紙カセット
を取除くことにより、３段目に超大容量給紙カセットを
セットして使用するなど、その適用範囲を大幅に向上さ
せて、さらに一層便利に使用することができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明にかかる複写機の実施の態様を例示し、
第１図は、複写機全体を示す斜視図、第２図、第３図は
、小容量用と大容量用の給紙カセットを示す斜視図、第
４図、第５図は、カセット保持部の詳細を示す要部の縦
断正面図、第６図は第１及び第２カセット案内保持部材
の詳細を示す斜視図、第７図は別実施例の概略を示す縦
断正面図であり、第８図はその側面図である。第９図及
び第１０図は夫々超大容量の給紙カセットをセットさせ
るための別実施例の説明図である。 １［）・・・本機、（２）・・・小容量給紙カセット、
（６）・・・大容量給紙カセット、（１４１・・・カセ
ット収納空間、（１５１・・・カセット保持部、０６）
・・・搬送ローラ、（１７ａ）、（１７ｂ）・・・カセ
ット案内保持部材、０印・・・超大容量給紙カセット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給紙カセットを着脱するための複写機の給紙装置であっ
   て、前記給紙カセットを収納するためのカセット収納空
   間と、該カセット収納空間に設けられる少なくとも２個
   の給紙ローラとカセット保持部より成り、前記給紙ロー
   ラとカセット保持部とを、下方のもの程上方のものより
   もカセット挿入方向下流側に位置するように、カセット
   挿入方向に位置を異ならしめて設けると共に、前記カセ
   ット保持部を、前記給紙カセットの左右両側のガイド部
   を保持するカセット案内保持部材により構成しであるこ
   とを特徴とする複写機における給紙装置。