JP4482484B2 - 衝撃吸収パネル及び該パネルの内燃機関への取付構造 - Google Patents

衝撃吸収パネル及び該パネルの内燃機関への取付構造 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、車両用内燃機関の燃料供給系部品を車両衝突時の衝撃から保護するプロテクタカバー等の衝撃吸収パネル及び該パネルの内燃機関への取付構造に関するものである。
特許文献1には、車両用インストルメントパネルに設けられたグローブボックスが開示されている。このグローブボックスでは、インナパネルとアウタパネルとを内部に中空部を有するように一体に溶着し、かつ上記インナパネルのアウタパネル対向面に複数の補強リブを一体に突設して該リブを上記アウタパネルのインナパネル対向面に一体に溶着してリッドを構成し、ドアの剛性を確保している。
特許第3282928号公報(第4頁、図6)
ところで、例えば、車両用内燃機関においては、衝撃吸収パネルとしてのプロテクタカバーをインジェクタや燃料パイプ等の燃料供給系部品側に該部品と間隔を有するように配置して該部品を上記プロテクタカバーで覆うことにより、燃料供給系部品を車両衝突時の衝撃から保護するようにしている。
このような衝撃吸収パネルに上記の特許文献1の如き構造を採用すると、衝撃吸収パネルの剛性を確保することはできるが、アウタパネルに作用した衝撃荷重が緩和されることなくそのまま補強リブを経てインナパネルに伝わり、衝撃吸収パネル全体が破損して保護機能を発揮できなくなるおそれがある。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、衝撃荷重をアウタパネルで吸収緩和して衝撃吸収パネル全体の破損を回避し、保護機能を確実に発揮させることである。
上記の目的を達成するため、この発明は、アウタパネルをインナパネルよりも低剛性にして衝撃荷重を吸収緩和することを特徴とする。
具体的には、この発明は、樹脂製インナパネルと衝撃荷重を受ける樹脂製アウタパネルとを内部に中空部を有するように一体に結合してなる衝撃吸収パネル及び該パネルの内燃機関への取付構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1及び請求項2に記載の発明は、前者の衝撃吸収パネルに関するものであり、そのうち、請求項1に記載の発明は、上記インナパネルのアウタパネル対向面には複数のインナリブが上記アウタパネル側に向けて一体に突設されているとともに、該各インナリブ先端は上記アウタパネルの平面部からなるインナパネル対向面に一体に溶着され、かつ当該溶着箇所が溶着時の熱で溶けて空気を巻き込んだようにポーラス化され、上記アウタパネルのインナパネル対向面には複数のアウタリブが上記インナリブ間に位置するように上記インナパネル側に向けて一体に突設されているとともに、該各アウタリブ先端は上記インナパネルのアウタパネル対向面に一体に溶着され、上記インナリブのアウタパネル対向面に対する全溶着面積は、上記アウタリブのインナパネル対向面に対する全溶着面積よりも大きく設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、インナパネルは強化繊維入り樹脂材で成形されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、後者の衝撃吸収パネルの内燃機関への取付構造に関するものであり、請求項1又は2に記載の衝撃吸収パネルをインナパネルが内燃機関の燃料供給系部品側に向くようにかつ該部品と間隔を有するように配置して該部品を上記衝撃吸収パネルで覆い、この状態で該衝撃吸収パネルを上記内燃機関に取り付けることを特徴とする。
求項に係る発明によれば、複数のインナリブ先端がアウタパネルの平面部からなるインナパネル対向面に溶着される際、当該溶着箇所が溶着時の熱で溶けて空気を巻き込んだようにポーラス化され、アウタパネルの剛性が低くなる。また、複数のアウタリブ先端がインナパネルのアウタパネル対向面に溶着される際、当該溶着箇所が溶着時の熱で溶けて空気を巻き込んだようにポーラス化され、インナパネルの剛性が低くなる。この際、インナリブのアウタパネル対向面に対する全溶着面積が、アウタリブのインナパネル対向面に対する全溶着面積よりも大きく設定されているので、アウタパネルの剛性がインナパネルの剛性よりも小さくなっている。したがって、アウタパネルが衝撃荷重を受けると、該アウタパネル、インナリブ及びアウタリブが撓んだり破損することにより衝撃荷重を吸収緩和するため、インナパネルに大きな衝撃荷重が作用せず、衝撃吸収パネル全体の破損を回避して保護機能を確実に発揮させることができる。
請求項に係る発明によれば、インナパネルは強化繊維入り樹脂材で成形されてさらに高剛性になっているため、衝撃荷重に十分に抗し得て衝撃吸収パネル全体の破損を一層回避して保護機能をさらに確実に発揮させることができる。
請求項に係る発明によれば、車両衝突時の衝撃荷重を衝撃吸収パネルで吸収緩和して、インジェクタや燃料パイプ等の燃料供給系部品が破損するのを防止することができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
参考例1)
図2は参考例1に係る衝撃吸収パネルとしてのプロテクタカバー1を車両用内熱機関の構成部品である樹脂製又は金属製の吸気マニホールド3外側に取り付けた状態においてその略半分の領域を示す斜視図である。
図2において、5は上記両吸気マニホールド3外側に配設された燃料供給系部品としてのインジェクタ、7は同じく両吸気マニホールド3外側に配設された燃料供給系部品としての燃料パイプであり、該燃料パイプ7は図示しないブラケットによって上記インジェクタ5の上方に水平に配置されている。
上記各吸気マニホールド3には、ネジ孔9aを有するボス部9が複数個一体に突設され、上記プロテクタカバー1をその裏面(後述するインナパネル13)が上記インジェクタ5及び燃料パイプ7側に向くように、かつ該インジェクタ5及び燃料パイプ7と間隔C1を有するように配置して、該インジェクタ5及び燃料パイプ7を上記プロテクタカバー1で覆い、この状態でボルト11を上記各ボス部9のネジ孔9aに螺合させることでプロテクタカバー1を上記両吸気マニホールド3に取り付けている。
上記プロテクタカバー1は、図1に拡大して示すように、樹脂製インナパネル13と衝撃荷重を受ける樹脂製アウタパネル15とを内部に中空部C2を有するように振動溶着により一体に溶着(結合)して構成されている。上記インナパネル13は、ガラス繊維等の強化繊維(図示せず)を混入した強化繊維入り樹脂材で高剛性に成形されている。また、インナパネル13及びアウタパネル15は、略上下方向に延びる縦面1aと、該縦面1aの上端及び下端から車両後方に延びる上面1b及び下面1cとによって断面略コ字状に形成されている。なお、インナパネル13は、強化繊維を混入しない樹脂材であってもよい。
この参考例では、上記アウタパネル15の板厚T1は、インナパネル13の板厚T2よりも小さく設定され、アウタパネル15は、高剛性でかつ厚肉のインナパネル13よりも剛性が低く衝撃荷重に対して弱くなっている。また、上記インナパネル13のアウタパネル対向面13a(中空部C2側の面)における縦面1aには、車幅方向に略水平に延びる複数のインナリブ17が上下に所定の間隔をあけて上記アウタパネル15側に向けて一体に突設され、図2に示すように、上面1b及び下面1cには上記インナリブ17は設けられていないが、該上面1b及び下面1cのインナパネル13に上下方向にアウタパネル15側へ突出するようにインナリブ17を形成することにより、インナパネル13のアウタパネル対向面13a全体にインナリブ17を設けてもよい。この場合、上下面1b,1cに形成したインナリブ17はアウタパネル15に振動溶着できないが、インナパネル13を高剛性とすることができる。また、インナリブ17を上下方向に延びるように配向させてもよい。そして、上記各インナリブ17先端は、上記アウタパネル15の平面部からなるインナパネル対向面15a(中空部C2側の面)における縦面1aに振動溶着により一体に溶着されている。また、インナパネル13及びアウタパネル15の上下面1b,1cの両端縁部13b,15bも振動溶着により一体に溶着されているが、ボルトにより締結してもよい。なお、この実施形態1では、インナパネル13とアウタパネル15とは、振動溶着法により互いに溶着したが、これに限らず、超音波溶着法、熱板溶着法等の他の溶着方法によって溶着するようにしてもよい。
このように、参考例1では、アウタパネル15をインナパネル13よりも薄くして剛性を低く設定している。また、複数のインナリブ17先端をアウタパネル15の平面部からなるインナパネル対向面15a(中空部C2側の面)における縦面1aに振動溶着することにより、当該溶着箇所を溶着時の熱で溶かして空気を巻き込んだようにポーラス化し、このことによってもアウタパネル15の剛性を低くしている。したがって、正面(図2の矢印P1方向)や側面(図2の矢印P2方向)からの車両衝突時、衝撃荷重を受けたアウタパネル15及びインナリブ17が撓んだり破損することで衝撃荷重を吸収緩和し、これにより、インナパネル13に大きな衝撃荷重が作用せず、プロテクタカバー1全体の破損を回避してインジェクタ5や燃料パイプ7等の燃料供給系部品が破損するのを防止でき、保護機能を確実に発揮させることができる。
また、参考例1では、インナパネル13を強化繊維入り樹脂材で成形しているので、衝撃荷重に十分に抗し得るよう高剛性になっていて、プロテクタカバー1全体の破損を一層回避して保護機能をさらに確実に発揮させることができる。
参考例2)
図3は参考例2に係るプロテクタカバー1の図1に相当する断面図である。参考例2では、インナパネル13にインナリブ17を突設する以外に、アウタパネル15に非溶着リブ19を突設しているほかは、参考例1と同様に構成されているので、同一構成箇所は参考例1で用いた図面を代用して説明を省略することとし、以下、異なる点のみ説明する。
すなわち、参考例2では、アウタパネル15のインナパネル対向面15a(中空部C2側の面)における縦面1aに、車幅方向に略水平に延びる複数の非溶着リブ19が上下に所定の間隔をあけてインナパネル13側(対向パネル側)に向けて一体に突設されて隣り合うインナリブ17間に位置しているとともに、該各非溶着リブ19はインナリブ17よりも短く、その先端は上記インナパネル13のアウタパネル対向面13aから大きく離れていて該アウタパネル対向面13aに溶着されていないが、該アウタパネル対向面13aに接近させてもよく、さらには溶着していないことを条件に該アウタパネル対向面13aに接触させてもよい。なお、インナパネル13及びアウタパネル15の各々の上下対向面を含む対向面13a,15a全体にインナリブ17及び非溶着リブ19をそれぞれ設けてもよく、その配向も上下方向に延びるようにしてもよい。また、実施形態2では、実施形態1と同様にアウタパネル15の板厚T1をインナパネル13の板厚T2よりも薄く(小さく)設定しているが、同等の板厚であってもよい。
したがって、参考例2では、正面(図2の矢印P1方向)や側面(図2の矢印P2方向)からの車両衝突時、衝撃荷重を受けたアウタパネル15、インナリブ17及び非溶着リブ19が撓んだり破損することで衝撃荷重を吸収緩和する。衝撃荷重の吸収順としては、インナリブ17が撓んだり破損した後、非溶着リブ19が撓んだり破損する。この過程でアウタパネル15が撓んだり破損する。これにより、インナパネル13に大きな衝撃荷重が作用せず、プロテクタカバー1全体の破損を回避してインジェクタ5や燃料パイプ7等の燃料供給系部品が破損するのを防止でき、保護機能を確実に発揮させることができる。
さらに、参考例2では、アウタパネル15においては、非溶着リブ19の数、突出長さ及び幅等を任意に設定することで、アウタパネル15の板厚を変えることなく、インナパネル13よりも低剛性でかつ最適な剛性を有して衝撃荷重を吸収緩和できるアウタパネル15を容易に得ることができる。
(変形例)
図4は参考例2の変形例を示し、この変形例では、インナパネル13のアウタパネル対向面13a(中空部C2側の面)における縦面1aに、車幅方向に略水平に延びる複数の非溶着リブ18が上下に所定の間隔をあけてアウタパネル15側(対向パネル側)に向けて一体に突設されて隣り合うインナリブ17間に位置している。これら非溶着リブ18はインナリブ17よりも短く、その先端は上記アウタパネル15のインナパネル対向面15aから大きく離れていて該インナパネル対向面15aに溶着されていないが、該インナパネル対向面15aに接近させてもよく、さらには溶着していないことを条件に該インナパネル対向面15aに接触させてもよい。なお、インナパネル13及びアウタパネル15の各々の上下対向面を含む対向面13a,15a全体にインナリブ17及び非溶着リブ18をそれぞれ設けてもよく、その配向も上下方向に延びるようにしてもよい。また、変形例では、参考例1,2と同様にアウタパネル15の板厚T1をインナパネル13の板厚T2よりも薄く(小さく)設定しているが、同等の板厚であってもよい。
したがって、この変形例においては、参考例2と同様の作用効果(アウタパネル15の剛性を最適に設定できる効果を除く)を奏することに加えて、非溶着リブ18の数、突出長さ及び幅等を任意に設定することで、インナパネル13の板厚を変えることなく、アウタパネル15よりも高剛性でかつ最適な剛性を有するインナパネル13を容易に得ることができる。
さらなる変形例として、図示しないが、インナパネル13側に変形例の非溶着リブ18を突設させるとともに、アウタパネル15側に参考例2の非溶着リブ19を突設させるようにしてもよい。
(実施形態)
図5は実施形態に係るプロテクタカバー1の図1に相当する断面図である。実施形態では、参考例2と同様にインナパネル13にインナリブ17を突設する以外に、アウタパネル15にも複数のアウタリブ21を突設しているが、該各アウタリブ21先端は上記インナパネル13の平面部からなるアウタパネル対向面13a(中空部C2側の面)における縦面1aに振動溶着により一体に溶着されている。また、アウタリブ21の数がインナリブ17の数よりも少なく、インナリブ17のアウタパネル対向面13a(中空部C2側の面)における縦面1aに対する全溶着面積が、アウタリブ21のインナパネル対向面15a(中空部C2側の面)における縦面1aに対する全溶着面積よりも大きく設定されている。さらに、アウタパネル15の板厚T1とインナパネル13の板厚T2とを同等に設定している。それ以外は実施形態1と同様に構成されているので、同一構成箇所は実施形態1で用いた図面を代用して説明を省略する。なお、インナパネル13及びアウタパネル15の各々の対向面13a,15a全体にインナリブ17及びアウタリブ21をそれぞれ設けてもよく、その配向も上下方向に延びるようにしてもよい。また、参考例1,2と同様にアウタパネル15の板厚T1をインナパネル13の板厚T2よりも薄く(小さく)設定してもよい。
したがって、実施形態では、複数のインナリブ17先端を平面部からなるアウタパネル15のインナパネル対向面15a(中空部C2側の面)における縦面1aに振動溶着することにより、当該溶着箇所を溶着時の熱で溶かして空気を巻き込んだようにポーラス化し、アウタパネル15の剛性を低くしている。また、複数のアウタリブ21先端をインナパネル13の平面部からなるアウタパネル対向面13a(中空部C2側の面)における縦面1aに振動溶着することにより、当該溶着箇所を溶着時の熱で溶かして空気を巻き込んだようにポーラス化し、インナパネル13の剛性も低くしているが、インナリブ17のアウタパネル対向面13a(中空部C2側の面)における縦面1aに対する全溶着面積を、アウタリブ21のインナパネル対向面15a(中空部C2側の面)における縦面1aに対する全溶着面積よりも大きく設定していることで、アウタパネル15の剛性をインナパネル13の剛性よりも小さくしている。よって、実施の形態においても、参考例1と同様に、車両衝突時の衝撃荷重をアウタパネル15で吸収緩和してプロテクタカバー1全体の破損を回避し、インジェクタ5や燃料パイプ7等の燃料供給系部品が破損しないように保護機能を確実に発揮させることができる。
また、強化繊維入りで高剛性のインナパネル13により、プロテクタカバー1全体の破損を一層回避して保護機能をさらに確実に発揮させることができることに関しても、参考例1と同様である。
なお、上記参考例及び実施形態においても、参考例1と同様にインナパネル13とアウタパネル15とを振動溶着法により互いに溶着したが、超音波溶着法、熱板溶着法等の他の溶着方法によって溶着するようにしてもよい。
また、上記各参考例及び実施形態では、衝撃吸収パネルが内燃機関の燃料供給系部品を保護するプロテクタカバー1である場合を示したが、シリンダヘッドカバー、グローブボックスのリッド又はニーバッド等にも適用することができる。
この発明は、例えば、車両用内燃機関の燃料供給系部品を車両衝突時の衝撃から保護するプロテクタカバー等の衝撃吸収パネル及び該パネルの内燃機関への取付構造として有用である。
図2のA部を拡大して示す断面図である。 参考例1に係るプロテクタカバーを吸気マニホールド外側に取り付けた状態におけるプロテクタカバー断面を示す斜視図である。 参考例2の図1相当図である。 参考例2の変形例の図1相当図である。 実施形態の図1相当図である。
1 プロテクタカバー(衝撃吸収パネル)
5 インジェクタ(燃料供給系部品)
7 燃料パイプ(燃料供給系部品)
13 インナパネル
13a アウタパネル対向面
15 アウタパネル
15a インナパネル対向面
17 インナリブ
18,19 非溶着リブ
21 アウタリブ
C1 間隔
C2 中空部
T1 アウタパネルの板厚
T2 インナパネルの板厚

Claims (3)

  1. 樹脂製インナパネルと衝撃荷重を受ける樹脂製アウタパネルとを内部に中空部を有するように一体に結合してなる衝撃吸収パネルであって、
    上記インナパネルのアウタパネル対向面には複数のインナリブが上記アウタパネル側に向けて一体に突設されているとともに、該各インナリブ先端は上記アウタパネルの平面部からなるインナパネル対向面に一体に溶着され、かつ当該溶着箇所が溶着時の熱で溶けて空気を巻き込んだようにポーラス化され、
    上記アウタパネルのインナパネル対向面には複数のアウタリブが上記インナリブ間に位置するように上記インナパネル側に向けて一体に突設されているとともに、該各アウタリブ先端は上記インナパネルのアウタパネル対向面に一体に溶着され、
    上記インナリブのアウタパネル対向面に対する全溶着面積は、上記アウタリブのインナパネル対向面に対する全溶着面積よりも大きく設定されていることを特徴とする衝撃吸収パネル。
  2. 請求項1に記載の衝撃吸収パネルにおいて、
    インナパネルは強化繊維入り樹脂材で成形されていることを特徴とする衝撃吸収パネル。
  3. 請求項1又は2に記載の衝撃吸収パネルをインナパネルが内燃機関の燃料供給系部品側に向くようにかつ該部品と間隔を有するように配置して該部品を上記衝撃吸収パネルで覆い、この状態で該衝撃吸収パネルを上記内燃機関に取り付けることを特徴とする衝撃吸収パネルの内燃機関への取付構造。
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