JP4480533B2 - 紙幣収納カセットおよびそれを使用する自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣収納カセットおよびそれを使用する自動取引装置に関し、特に、外部からの衝撃等の異常を検出した時に紙幣にインクを噴射する技術に関する。
近年、自動取引装置は利用者にとって利便性の高い場所であるコンビニエンスストア等に設置されることが多くなっている。しかし、このような場所は不特定多数の人が出入りし、深夜等には人気が少なくなることが多く利用者および設置者に対する安全対策が重要になってきている。このような状況の下、従来の自動取引装置は、外部から加えられた衝撃、熱または扉の歪を検出すると紙幣収納カセット等の金庫の中の紙幣にインクを噴射し使用不可能な状態にするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、現金の運搬中等に錠や扉が不正に開放されたことを検知して紙幣にインクを噴射する現金輸送用防犯ケース(紙幣収納カセット)の紙幣汚損汚濁液噴出装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−322625号公報(段落「0009」〜段落「0014」、図1) 特開平7−303511号公報(段落「0015」〜段落「0022」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、紙幣収納カセット内に外部からの衝撃や扉の不正な開放等の破壊を検知するセンサを備え、そのセンサが破壊を検知すると紙幣収納カセット内にインクを噴射するが、紙幣収納カセット内に紙幣がない場合等のインクの噴射が不要なときであってもインクを噴射してしまいインクを無駄にするだけでなく制御回路等をインクで浸してしまうため紙幣収納カセットおよびそれを装着した自動取引装置を故障させてしまうという問題がある。
また、紙幣収納カセットはその運搬中に破壊を検知して紙幣にインクを噴射するのが本来の目的であるが、信頼のおける銀行員や保守員等の係員が自動取引装置から取外した紙幣収納カセットに紙幣を装填または回収する作業を行っているとき等のインクの噴射が不要なときであってもセンサが誤って破壊を検知するとインクを噴射し紙幣収納カセットを故障させてしまう問題に加え、本来使用することができる紙幣を使用不可能な状態にしてしまうという問題もある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、外力による衝撃等をセンサで検知し、収納した紙幣にインクを噴射する紙幣収納カセットにおいて、紙幣検知センサで収納した紙幣が存在しないことを検知したとき、インク噴射抑止モードを記憶部に記憶し、前記記憶部にインク噴射抑止モードが記憶されているとき、インクの噴射を抑止することを特徴とする。
このようにした本発明は、不要なインクの噴射を抑止して紙幣収納カセットおよびそれを装着した自動取引装置の故障を低減させることができ、また、本来使用することができる紙幣にインクを噴射することを防止し、さらに、インクを無駄にしないという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による紙幣収納カセットおよび自動取引装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す自動取引装置の外観斜視図、図2は第1の実施例を示す自動取引装置の外観背面図、図3は第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図、図4は第1の実施例を示す紙幣入出金部の側面図、図5は第1の実施例を示す紙幣収納カセットの内部の説明図、図6は第1の実施例を示す紙幣収納カセットのブロック図、図7は第1の実施例を示すインク噴射部のブロック図である。
図1において、1は自動取引装置であり、顧客の操作により入出金等の取引を行なうものである。この自動取引装置1の前面に紙幣入出金口2、顧客操作表示盤3、カード挿入排出口4および通帳挿入排出口5を備えている。
図2において、21は自動取引装置1の筐体であり、22は開閉可能な筐体扉である。23は係員操作表示盤であり、筐体扉22の内面に設けられている。この係員操作表示盤23は液晶ディスプレイ等の表示画面と係員等が表示画面のどこが押下したかを検知するタッチパネル等で構成されている。
図3において、31は、紙幣入出金部であり、紙幣入出金口2から入金紙幣を受け入れ、鑑別や計数を行ない保管する。また、指定された支払い枚数の出金紙幣を計数し紙幣入出金口2から顧客に払い出す。
32は紙幣収納カセットであり、鑑別や計数した入金紙幣を保管する紙幣入出金部31に設けた金庫である。この紙幣収納カセット32は紙幣入出金部31に着脱可能に構成され、装着時は紙幣入出金部31と相互に通信可能に接続されている。なお、紙幣収納カセット32と紙幣入出金部31は通信回線等の有線で接続されていてもよく、赤外線通信等の無線で通信可能に接続されていてもよいものである。
また、紙幣入出金部31および紙幣入出金部31に装着した紙幣収納カセット32は通常の取引時は筐体21の内部に収納されているものである。したがって、係員等が紙幣収納カセット32を紙幣入出金部31に着脱する場合は、筐体扉22を開状態にして着脱操作を行なわなければならない。
33は、顧客操作表示部であり、顧客操作表示盤3に顧客を案内および誘導する文言や絵柄等を表示する表示処理および顧客の暗証番号や取引金額等の入力処理を行なう。顧客操作表示盤3は、入力キーや顧客を案内および誘導する文言等を表示するCRTや液晶ディスプレイ等の表示画面と顧客が表示画面のどこが押下したかを検知するタッチパネル等で構成されている。
34は、係員操作部であり、金融機関の係員や保守員等が紙幣の残高検知や保守作業等を行なう際に情報を係員操作表示盤23から入力したり、係員操作表示盤23に情報を表示したりするものである。
35は、カードリーダプリンタ部であり、顧客情報等が記録されたカードをカード挿入排出口4から受け入れ、カードの磁気ストライプ等に記録されたデータの読み出しや書き込み、および明細票への取引内容の印字等を行いカードおよび明細票をカード挿入排出口4から排出する。
なお、顧客情報等が記録された通帳を通帳挿入排出口5から受け入れ、通帳への取引内容の印字等および通帳の磁気ストライプ等に記録されたデータの読み出しや書き込みを行い通帳挿入排出口5から排出する図示しない通帳印字部が存在する場合あるが、この通帳挿入排出口5および通帳印字部は存在しなくてもよい。
36は、制御部であり、紙幣入出金部31、顧客操作表示部33、係員操作部34、カードリーダプリンタ部35および通帳印字部を含めて自動取引装置1全体の動作を図示しないメモリに格納されたソフトウェアに基づいて制御する。また、この制御部36は筐体扉22の開閉を検知する図示しないセンサを備え、筐体扉22が開状態または閉状態であることを紙幣入出金部31に通知する機能を有している。また、制御部36は図示しない通信部および通信回線37を介して図示しないホストコンピュータと通信を行なう機能を有している。
図4において、41は鑑別部であり、紙幣の真偽、金種等の鑑別および搬送異常の有無の検出を行なうとともに紙幣の計数を行なうものである。42は紙幣搬送路であり、この紙幣搬送路42で紙幣入出金口2、鑑別部41およびそれぞれの紙幣収納カセット32間が結ばれている。
図5において、51はステージであり、紙幣収納カセット32内に配置され、図示しない機構により上下動するようになっており、紙幣収納カセット32に収納される紙幣52はこのステージ51の上に集積される。また、紙幣収納カセット32に収納された紙幣52は図示しない機構により一枚ずつ分離され繰り出され、紙幣搬送路42に送り出される。なお、紙幣収納カセット32に収納される紙幣52はステージ51の上にのみ存在する。
53はインク噴射部であり、紙幣収納カセット32に収納された紙幣52にインクを噴射し、使用不可能な状態にするものである。なお、このインク噴射部53は紙幣収納カセット32に収納されたすべての紙幣52にインクを噴射することができる。
54は紙幣検知センサであり、ステージ51の上に紙幣52が集積されている否か、つまり、紙幣収納カセット32の中に紙幣が存在するか否かを検知するセンサである。例えば、紙幣収納カセット32の上部に発光部、下部に受光部を設けた光学センサ等であるがこれに限られるものでない。
55は破壊検知センサであり、紙幣収納カセット32が外力等により衝撃を受けたことおよび錠または扉の不正な開放を検知するセンサである。例えば、外部からの衝撃を感知する衝撃センサ、外部からの熱を感知する熱センサまたは外力により歪を感知する歪センサ等であるがこれに限られるものでない。
なお、紙幣収納カセット32には図示しない錠を有する扉が設けられ、係員等がその扉を開放して紙幣をステージ51上に装填し、また、ステージ51上の紙幣を回収する。
図6において、61は破壊検知部であり、破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32に外力等が加えられたことを検知するとその信号が通知される。この破壊検知部61はその信号により紙幣収納カセット32が破壊等されたか否かを判断する。
62は紙幣検知部であり、紙幣検知センサ54によりステージ51の上に紙幣52が存在するか否かを検知してその信号が通知される。この紙幣検知部62はその信号により紙幣収納カセット32内のステージ51上に紙幣が存在するか否かを判断する。また、紙幣が存在するか否かを判断した結果を主制御部67へ通知する。
64はバッテリであり、インク噴射部53に接続され、紙幣52にインクを噴射するための電源である。
65は通信制御部であり、通信回線66を介して紙幣入出金部31等の外部装置に相互に通信可能に接続されている。なお、この外部装置は紙幣入出金部31に限られずパーソナルコンピュータ等にも接続が可能である。
67は主制御部であり、破壊検知部61、紙幣検知部62、インク噴射部53、通信制御部65を含めて紙幣収納カセット32全体の動作を図示しないCPU等の演算手段および制御手段で図示しないメモリ等の記憶部に格納されたソフトウェアに基づいて制御する。
図7において、71は起爆部であり、導線で接続されたバッテリ64の電圧が印加されることにより爆薬からガスが発生し、そのガス圧によりインクを紙幣に噴射するものである。なお、バッテリ64の電圧が印加されていない状態では爆薬からガスは発生せず、インクは噴射されないように構成されている。
72は第1のスイッチであり、トランジスタ等からなる回路であって、バッテリ64と起爆部71の陽極の間に配置され、後述する第1の起爆信号75によりバッテリ64から起爆部71の陽極への通電を制御するものである。この第1のスイッチ72はバッテリ64、起爆部71の陽極および主制御部67と導線で接続されている。
73は第2のスイッチであり、トランジスタ等からなる回路であって、接地されたアース74と起爆部71の陰極の間に配置され、後述する第2の起爆信号76により起爆部71の陰極からアース74への通電を制御するものである。この第2のスイッチ73は起爆部71の陰極、アース74および主制御部67と導線で接続されている。
75は第1の起爆信号であり、主制御部67から第1のスイッチ72への制御用の出力信号である。この第1の起爆信号75を主制御部67でオンにすると第1のスイッチ72はバッテリ64から起爆部71へ通電する。また、第1の起爆信号75を主制御部67でオフにすると第1のスイッチ72はバッテリ64から起爆部71への通電を遮断する。ここで、オンとは正の論理信号を表し、例えば、0ボルトの電圧信号である。また、オフとは負の論理信号であり、例えば、プラス5ボルトの電圧信号である。
76は第2の起爆信号であり、主制御部67から第2のスイッチ73への制御用の出力信号である。この第2の起爆信号76を主制御部67でオンにすると第2のスイッチ73は起爆部71からアース74へ通電する。また、第2の起爆信号76を主制御部67でオフにすると第2のスイッチ73は起爆部71からアース74への通電を遮断する。
したがって、主制御部67が第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をともにオンにするとバッテリ64からの電圧が起爆部71に印加されインクが噴射される。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
まず、主制御部67は第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をオフにして第1のスイッチ72および第2のスイッチ73に対してオフの制御信号を出力しておく。
次に、主制御部67は紙幣検知部62で判断した紙幣の有無を常時監視し、紙幣が有る場合はインク噴射モード、紙幣がない場合はインク噴射抑止モードであることを図示しない記憶部に記憶する。
ここで、紙幣の有無を常時監視するとは、主制御部67が周期的に紙幣検知部62で判断した紙幣の有無の通知を監視することである。また、インク噴射モードとは破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合インク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射するモードであり、インク噴射抑止モードとは破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合であってもインク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射しないモードである。
なお、インク噴射モードとインク噴射抑止モードは排反事象であり、記憶部にインク噴射モードを記憶したときは記憶部からインク噴射抑止モードが消去され、また、記憶部にインク噴射抑止モードを記憶したときは記憶部からインク噴射モードが消去される。
次に、主制御部67は破壊検知部61も常時監視し、破壊検知部61により紙幣収納カセット32の破壊等を検知したか否かを確認する。この確認の結果、紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合、主制御部67は記憶部を読み出してインク噴射モードかインク噴射抑止モードであるか調べる。
調べた結果がインク噴射モードであれば主制御部67は第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をオンにして第1のスイッチ72および第2のスイッチ73に対してオンの制御信号を出力する。これにより、起爆部71に電圧が印加され紙幣収納カセット32内にある紙幣に向けインクが噴射される。
一方、調べた結果がインク噴射抑止モードであれば主制御部67は第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をオフのままにして第1のスイッチ72および第2のスイッチ73に対してオフの制御信号を出力しておくようにする。これにより、破壊検知部61により紙幣収納カセット32の破壊等を検知しても起爆部71はインクを噴射しない。
以上説明したように、第1の実施例では、破壊検知部61により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合、紙幣収納カセット32内に紙幣が存在する場合だけにインクを噴射し、紙幣が存在しない場合はインクを噴射しないようにすることにより、紙幣が存在しないにもかかわらず制御基板等をインクで浸してしまうため紙幣収納カセットおよび自動取引装置を故障させてしまうことがなくなるという効果が得られる。また、インクを無駄にすることがなくなるという効果が得られる。
図8は本発明の第2の実施例を示すフローチャートである。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。第2の実施例の構成は第1の実施例の構成と同様であるが、図5において、紙幣検知センサ54は有ってもよくなくてもよい。
第2の実施例の作用について図8のフローチャートにしたがって説明する。なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
S801:係員等が紙幣入金部31から取外した紙幣収納カセット32に紙幣を装填する。このとき紙幣収納カセット32の記憶部には噴射抑止モードが記憶されているとするが、噴射モードの場合は係員等が紙幣を装填する前にパーソナルコンピュータ等を紙幣収納カセット32に接続して噴射抑止モードを記憶する指令を通知する。この通知を受けた紙幣収納カセット32は記憶部に噴射抑止モードを記憶する。
記憶部に噴射抑止モードを記憶した紙幣収納カセット32は破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合であってもインク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射しない。
S802:係員等が紙幣入金部31から取外した紙幣収納カセット32に紙幣を装填した後、紙幣収納カセット32に接続したパーソナルコンピュータ等から噴射モードを記憶する指令を通知する。この通知を受けた紙幣収納カセット32は記憶部に噴射モードを記憶する。
S803:紙幣収納カセット32は運搬者等により自動取引装置1付近まで運搬される。このとき紙幣収納カセット32は記憶部に噴射モードを記憶しているため、破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合インク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射する。なお、運搬者等は紙幣収納カセット32を運搬する業者であってもよく、係員等であってもよい。
S804:運搬者等が運搬した紙幣収納カセット32を係員等が自動取引装置1の紙幣入出金部31に装着する。
S805:紙幣入金部31はその装着を図示しないセンサ等で検知し噴射抑止モードを記憶する指令を通知する。この通知を受けた紙幣収納カセット32は記憶部に噴射抑止モードを記憶する。
紙幣収納カセット32が記憶部に噴射抑止モードを記憶した後は、破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合であってもインク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射しない。
S806:係員等が紙幣収納カセット32を自動取引装置1の紙幣入金部31から取外す場合は、まず、筐体扉22を開ける。制御部36は筐体扉22が開けられたことをセンサで検出すると紙幣入金部31にその旨を通知する。その通知を受けた紙幣入金部31は紙幣収納カセット32に噴射モードを記憶する指令を通知する。この通知を受けた紙幣収納カセット32は記憶部に噴射モードを記憶する。この後、係員等は紙幣収納カセット32を紙幣入金部31から取外す。なお、紙幣収納カセット32に記憶部に噴射モードを記憶する動作が完了したことを係員に知らせるランプ等を設けてもよい。
S807:紙幣収納カセット32は運搬者等により運搬されるが、紙幣入金部31から取外した紙幣収納カセット32は記憶部に噴射モードを記憶しているため、破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合インク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射する。
S808:運搬者等により運搬された紙幣収納カセット32から係員等が紙幣を回収する場合は、紙幣収納カセット32に接続したパーソナルコンピュータ等から噴射抑止モードを記憶する指令を通知する。この通知を受けた紙幣収納カセット32は記憶部に噴射抑止モードを記憶する。
S809:係員等は紙幣収納カセット32内にある紙幣を回収する。係員等による紙幣回収作業中は紙幣収納カセット32が記憶部に噴射抑止モードを記憶しているため、破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合であってもインク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射しない。
なお、係員操作表示盤23にカセット取外しボタンを表示し、紙幣入出金部31に装着された紙幣収納カセット32を係員等が取外すとき、その取外す操作の前にこのボタンを押下するようにしてもよい。このカセット取外しボタンを押下することにより紙幣収納カセット32が記憶部に記憶するインク噴射抑止モードをインク噴射モードに切り替えるようにする。
以上説明したように、第2の実施例では、銀行員や保守員等の係員が紙幣収納カセットに紙幣を装填または回収する作業中は破壊検知センサが衝撃等を検知してもインクを噴射することがなくなるという効果が得られる。
図9は本発明の第3の実施例を示すインク噴射部の説明図である。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9において、91は第1の接点であり、紙幣収納カセット32の表面に突出した端子等である。この第1の接点91は第1のスイッチ72と起爆部71の陽極を結ぶ導線の少なくとも一点と導線で結線されているものである。
92は第2の接点であり、紙幣収納カセット32の表面に突出した端子等である。この第2の接点92は第2のスイッチ73と起爆部71の陰極を結ぶ導線の少なくとも一点と導線で結線されているものである。
93は第3の接点であり、紙幣入出金部31の表面に突出した端子等である。この第3の接点93は紙幣入出金部31に備えたアース95に導線で結線されている。
94は第4の接点であり、紙幣入出金部31の表面に突出した端子等である。この第4の接点94は紙幣入出金部31に備えたアース95に導線で結線されている。
これらの第1の接点91、第2の接点92、第3の接点93および第4の接点94は紙幣収納カセット32を紙幣入出金部31に装着したとき、第1の接点91と第3の接点93、第2の接点92と第4の接点94がそれぞれ通電可能に接触するように構成されている。なお、第1の接点91、第2の接点92、第3の接点93および第4の接点94は突出した端子に限られるものでなく、紙幣収納カセット32を紙幣入出金部31に装着したとき第1の接点91と第3の接点93、第2の接点92と第4の接点94がそれぞれ通電可能に接触するものであれば凸形状の接点と凹形状の接点等の組み合わせであってもよい。
上述した構成の作用について説明する。
まず、紙幣収納カセット32が紙幣入出金部31に装着されている場合を説明する。
主制御部67は破壊検知部61も常時監視し、破壊検知部61により紙幣収納カセット32の破壊等を検知したか否かを確認する。この確認の結果、紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合、主制御部67は第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をオンにして第1のスイッチ72および第2のスイッチ73に対してオンの制御信号を出力する。しかし、第1の接点91と第3の接点93、第2の接点92と第4の接点94がそれぞれ通電可能に接触するように構成されているため、バッテリ64からの電流はアース95に流れ、起爆部71に電圧が印加されずインクは噴射されない。
次に、紙幣収納カセット32が紙幣入出金部31から取外された場合を説明する。
主制御部67は破壊検知部61も常時監視し、破壊検知部61により紙幣収納カセット32の破壊等を検知したか否かを確認する。この確認の結果、紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合、主制御部67は第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をオンにして第1のスイッチ72および第2のスイッチ73に対してオンの制御信号を出力する。これにより、第1の接点91と第3の接点93、第2の接点92と第4の接点94がそれぞれ接触していないため、起爆部71に電圧が印加され紙幣収納カセット32内にある紙幣に向けインクは噴射される。
なお、バッテリ64とアース95を結ぶ導線上およびアース74とアース95を結ぶ導線上に第3のスイッチおよび第4のスイッチを設け紙幣入出金部31に紙幣収納カセット32を装着した場合であっても主制御部67の起爆信号によりインクを噴射できるようにしてもよい。
以上説明したように、第3の実施例では、紙幣収納カセットを自動取引装置の紙幣入出金部に装着した場合は破壊検知センサが衝撃等を誤って検知したとき、また、水濡れ等により回路の動作異常が発生したときであってもインクを噴射することがないという効果が得られる。
図10は本発明の第4の実施例を示す係員操作盤の説明図である。
なお、上述した第1の実施例および第2の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10において、係員操作表示盤23には自動取引装置1が取り扱うことができる取引、紙幣入出金部31およびカードリーダプリンタ部35等の機器の状態および係員等が操作する操作ボタン等を表示する。
82は強制噴射モードボタンであり、係員操作表示盤23に表示された係員等が操作する操作ボタンである。この強制噴射モードボタン82を押下することにより、紙幣入出金部31に装着された紙幣収納カセット32の強制噴射モードと通常噴射モードを相互に切り替える。
ここで、強制噴射モードとは、上述した第1の実施例および第2の実施例で説明したインク噴射モードおよびインク噴射抑止モードにかかわらず破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合インク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射するものである。また、通常噴射モードとは、上述した第1の実施例および第2の実施例で説明したインク噴射モードおよびインク噴射抑止モードにしたがって破壊検知部61が破壊検知センサ55により紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合インク噴射部53により紙幣収納カセット32内に存在する紙幣52にインクを噴射するものである。
83は、状態表示部であり、自動取引装置1の全体および各部の状態を係員操作表示盤23に表示する領域である。この状態表示部83に紙幣収納カセット32が強制噴射モードまたは通常噴射モードであるかを表示する。例えば、強制噴射モードであれば状態表示部83に「強制噴射モード」、通常噴射モードであれば状態表示部83に「通常噴射モード」と文言で表示する。
上述した構成の作用について説明する。
まず、紙幣収納カセット32を自動取引装置1の紙幣入出金部31に装着する。装着を検知した紙幣入金部31は紙幣収納カセット32から通信回線等を介して強制噴射モードであるか通常噴射モードであるかの通知を受ける。その通知を受けた紙幣入金部31は制御部36に強制噴射モードであるか通常噴射モードであるかを通知し、制御部36は係員操作部34にそれを表示する指令を通知する。その通知を受けた係員操作部34は係員操作表示盤23の状態表示部83に「強制噴射モード」または「通常噴射モード」である旨を表示する。
次に、係員等が強制噴射モードボタン82を押下すると係員操作表示部34を介して制御部36がそれを検知し、紙幣入出金部31に強制噴射モードボタン82が押下されたことを通知する。この通知を受けた紙幣入出金部31は紙幣収納カセット32に強制噴射モードと通常噴射モードの切り替え指令を通知する。
その通知を受けた紙幣収納カセット32は記憶部を調べ、強制噴射モードであれば通常噴射モードに切り替え、通常噴射モードであれば強制噴射モードに切り替えて記憶部に記憶する。これにより紙幣収納カセット32の強制噴射モードと通常噴射モードの切り替えが可能になる。
また、この切り替えが終了した後に制御部36は紙幣入出金部31を介して紙幣収納カセット32が強制噴射モードであるか通常噴射モードであるかの通知を受け、それを状態表示部83に表示する指令を係員操作部34に通知する。これにより、状態表示部83には紙幣収納カセットが強制噴射モードまたは通常噴射モードいずれかであるかを表示し、係員が確認することができる。
このようにして紙幣収納カセット32に強制噴射モードまたは通常噴射モードを記憶部に記憶させることができる。
次に、主制御部67は破壊検知部61を常時監視し、破壊検知部61により紙幣収納カセット32の破壊等を検知したか否かを確認する。この確認の結果、紙幣収納カセット32の破壊等を検知した場合、主制御部67は記憶部を読み出して強制噴射モードか通常噴射モードであるか調べる。
調べた結果が強制噴射モードであれば主制御部67は第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をオンにして第1のスイッチ72および第2のスイッチ73に対してオンの制御信号を出力する。これにより、起爆部71に電流が印加され紙幣収納カセット32内にある紙幣に向けインクが噴射される。
一方、調べた結果が通常噴射モードであれば第1の実施例および第2の実施例で説明したとおり、紙幣検知センサ54、インク噴射モードおよびインク噴射抑止モードにしたがって主制御部67は第1の起爆信号75および第2の起爆信号76をオンにして第1のスイッチ72および第2のスイッチ73に対してオンの制御信号を出力する。これにより、起爆部71に電圧が印加され紙幣収納カセット32内にある紙幣に向けインクが噴射される。
以上説明したように、第4の実施例では、強制噴射モードおよび通常噴射モードを係員等により容易に選択できるという効果が得られる。
第1の実施例を示す自動取引装置の外観斜視図 第1の実施例を示す自動取引装置の外観背面図 第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図 第1の実施例を示す紙幣入出金部の側面図 第1の実施例を示す紙幣収納カセットの内部の説明図 第1の実施例を示す紙幣収納カセットのブロック図 第1の実施例を示すインク噴射部のブロック図 第2の実施例を示すフローチャート 第3の実施例を示すインク噴射部のブロック図 第4の実施例を示す係員操作盤の説明図
符号の説明
1 自動取引装置
2 紙幣入出金口
3 顧客操作表示盤
4 カード挿入排出口
5 通帳挿入排出口
21 筐体
22 筐体扉
23 係員操作表示盤
31 紙幣入出金部
32 紙幣収納カセット
33 顧客操作表示部
34 係員操作部
35 カードリーダプリンタ部
36 制御部
37 通信回線
41 鑑別部
42 紙幣搬送路
51 ステージ
52 紙幣
53 インク噴射部
54 紙幣検知センサ
55 破壊検知センサ
61 破壊検知部
62 紙幣検知部
64 バッテリ
65 通信制御部
66 通信回線
67 主制御部
71 起爆部
72、73 スイッチ
74、95 アース
75、76 起爆信号
81 カセット取外しボタン
91、92、93、94 接点

Claims (6)

  1. 外力による衝撃等をセンサで検知し、収納した紙幣にインクを噴射する紙幣収納カセットにおいて、
    紙幣検知センサで収納した紙幣が存在しないことを検知したとき、インク噴射抑止モードを記憶部に記憶し、前記記憶部にインク噴射抑止モードが記憶されているとき、インクの噴射を抑止することを特徴とする紙幣収納カセット。
  2. 外力による衝撃等をセンサで検知し起爆部に電圧を印加して収納した紙幣にインクを噴射する紙幣収納カセットにおいて、
    紙幣検知センサで収納した紙幣が存在しないことを検知したとき、インク噴射抑止モードを記憶部に記憶し、前記記憶部にインク噴射抑止モードが記憶されているとき、インクの噴射を抑止することを特徴とする紙幣収納カセット。
  3. 外力による衝撃等をセンサで検知し起爆部に電圧を印加して収納した紙幣にインクを噴射する紙幣収納カセットにおいて、
    該起爆部の電極を自動取引装置の紙幣入出金部に設けたアースに接続してインクの噴射を抑止することを特徴とする紙幣収納カセット。
  4. 外力による衝撃等をセンサで検知して収納した紙幣にインクを噴射する紙幣収納カセットを着脱可能に備える自動取引装置において、
    前記紙幣収納カセットは、紙幣検知センサで収納した紙幣が存在しないことを検知したとき、インク噴射抑止モードを記憶部に記憶し、前記記憶部にインク噴射抑止モードが記憶されているとき、インクの噴射を抑止することを特徴とする自動取引装置。
  5. 外力による衝撃等をセンサで検知して収納した紙幣にインクを噴射する紙幣収納カセットを着脱可能に備える自動取引装置において、
    前記紙幣収納カセットが装着されたことを検知したとき、インク噴射抑止モードを記憶部に記憶する指令を該紙幣収納カセットに通知し、
    筐体扉が開けられたことを検知したとき、インク噴射モードを記憶部に記憶する指令を該紙幣収納カセットに通知し、
    前記紙幣収納カセットは、前記記憶部にインク噴射抑止モードが記憶されているとき、インクの噴射を抑止することを特徴とする自動取引装置。
  6. 外力による衝撃等をセンサで検知して収納した紙幣にインクを噴射する紙幣収納カセットを着脱可能に備える自動取引装置において、
    該紙幣収納カセットに設けた起爆部の電極を紙幣入出金部に設けたアースに接続することを特徴とする自動取引装置。
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