JP7024423B2 - 紙幣処理装置及びこれを含む紙幣処理システム - Google Patents

紙幣処理装置及びこれを含む紙幣処理システム Download PDF

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Description

本発明は、紙幣処理装置及びこれを含む紙幣処理システムに関する。
金融機関の現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)及び現金自動支払い機(CD:Cash Dispenser)に代表される紙幣処理装置が知られている。なかには、紙幣処理装置毎盗難に遭い、なんらかの形で別のATMに盗難紙幣が投入されることが特に多く発生している。そのため紙幣処理装置が盗難によって不正に開けられた場合、紙幣に防盗インクを噴射させる機能を持たせている紙幣処理装置もある。また、ATMにおいて、防盗インクが付着した紙幣(汚損券)が使用されると、いつ使用され、どこで盗難に遭った紙幣なのかを特定することが可能になってきた(特許文献1)。
国際公開WO2017134904号公報
従来技術おいては、或る銀行のATMにて汚損券が検出された場合、汚損券の汚損標識である防盗インクの特徴を割り出し、関係銀行等に確認して、汚損券を警察等へ通報することが必要である。しかしながら、従来では防盗インクの特徴の確認のために銀行員等の作業が膨大かつ煩雑になるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、紙幣処理装置における防盗インクの特徴の認識及び通知を迅速に実行できる紙幣処理装置及びこれを含む紙幣処理システムを提供することを目的とする。
本願発明による紙幣処理装置は、破壊衝撃が検知される場合に紙幣を汚損する紙幣汚損機構を有する紙幣処理装置であって、
自身のアドレス情報を保持すると共に紙幣を収納する紙幣収納庫と、
破壊衝撃事象を検知したときに衝撃信号を生成する衝撃検知部と、
前記紙幣汚損機構により前記紙幣収納庫毎に、前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報を保持する標識ID保持部と、
前記紙幣汚損機構により、前記衝撃信号に応じて前記汚損標識を前記紙幣へ付着させる場合に、前記アドレス情報及び前記標識ID情報を含む状況情報を生成しかつ前記状況情報を保持する状況情報保持部と、
を有することを特徴とする。
本願発明による紙幣処理システムは、自身のアドレス情報を保持すると共に紙幣を収納する紙幣収納庫と、
破壊衝撃事象を検知したときに衝撃信号を生成する衝撃検知部と、
前記紙幣汚損機構により前記紙幣収納庫毎に、前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報を保持する標識ID保持部と、
前記紙幣汚損機構により、前記衝撃信号に応じて前記汚損標識を前記紙幣へ付着させる場合に、前記アドレス情報及び前記標識ID情報を含む状況情報を生成しかつ前記状況情報を保持する状況情報保持部と、を有する紙幣処理装置と、
前記状況情報保持部からの前記状況情報を、通信回線を介して電気信号として受信して受け付ける監視サーバと、
を有することを特徴とする。
本願発明による更なる態様の紙幣処理装置は、紙幣を収納する紙幣収納庫と、
前記紙幣収納庫を識別するアドレス情報と、前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報とを保持する保持部とを有し、
前記アドレス情報と前記標識ID情報とは対応付けられていることを特徴とする。
本願発明による更なる態様の紙幣処理システムは、サーバと、
紙幣処理装置と、を備え、
前記紙幣処理装置は、紙幣を収納する紙幣収納庫を備え、
前記サーバは、前記紙幣処理装置から通信回線を介して、前記紙幣収納庫を識別するアドレス情報と、前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報とを受信し、保持する保持部を備え、
前記保持部が保持する前記アドレス情報と前記標識ID情報とは対応付けられていることを特徴とする。
本発明の紙幣処理装置及び紙幣処理システムによれば、紙幣収納庫を識別するアドレス情報と防盗インクの特徴(標識ID情報)とが対応付けられて紙幣処理装置及び紙幣処理システム内において保持されているので、標識ID情報の容易に確認でき、中央銀行等の上位機関へ迅速に通知できる。また、標識ID情報を、画面の表示あるいはジャーナルの印字等で内容を確認して容易に取得することができる。
本発明の実施例に係る紙幣処理装置の構成を示すブロック図である。 実施例に係る紙幣処理装置のATMの構成を示す図である。 本発明に係る状況情報の例を示すデータ表である。 本発明に係る汚損状態等を含む状況情報の他の例を示すデータ表である。 本発明に係る紙幣収納庫を識別するアドレス情報と防盗インクの特徴(標識ID情報)とが対応付けられた状況情報の例を示すデータ表である。 本発明に係る状況情報の他の例を示すデータ表である。 本発明に係る状況情報の更なる他の例を示すデータ表である。
以下に本発明の実施例を詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
以下の実施例においては、本発明に係る紙幣処理装置がATMである場合について説明する。
[紙幣処理システムの構成]
図1は、本実施例に係る紙幣処理システム1の構成を示すブロック図である。図2は実施例のATM10を示す構成図である。
紙幣処理システム1は、ATM10及び監視サーバMSを含み、ATM10、監視サーバMS及びホストコンピュータHCはネットワークNWを介して互いに接続されている。ネットワークNWは例えば、有線回線及び無線回線を含む専用回線や公衆通信回線網等の通信回線である。
図1において、ATM10は1つ示されているが、ATM10は複数存在している。また、ATM10の各々は、それぞれ固有の装置IDを保有し、監視サーバMS及びホストコンピュータHCにより管理されている。ホストコンピュータHCは、暗証番号から顧客の台帳等を検索して取引処理を管理する勘定系システムある。監視サーバMSは、複数のATMに回線で接続され、ATMの運用状態、例えば、各ATMの取引状況、障害発生情報が通知され、媒体(紙幣、硬貨、明細票、通帳、振込みカ-ド等)の収納量の情報等の通知データを受け付け、これらデータを保持する。
監視サーバMSは、例えば、ATM10が設置されている銀行等の金融機関の店舗の外部において対応を行う、カスタマーセンタ等のオペレータ等が使用する端末、又は警備センタ等の警備員等が操作する端末等であってもよい。
[ATM10の内部構成]
ATM10は、電源部PW、主制御部MC、通信部NIC、カード読取印刷部CRP、操作表示部IFPL、紙幣入出金処理部BLLを備えている。本実施例では、ATM10は硬貨の入金処理及び出金処理を行う硬貨入出金部を備えない構成で説明するが、この紙幣入出金処理部の他に硬貨入出金部も備えた構成であってもよい。
電源部PWは、商業電源の外部電源VDを上流として電源供給を受けるユニット用DC電源であり、主制御部MC、通信部NIC、カード読取印刷部CRP、操作表示部IFPL、及び紙幣入出金処理部BLLの各ユニット部並びに紙幣の搬送部17(図2)の各ユニット部への電力を供給する。例えば、電源部PWは、ATM10の電源スイッチ(図示せず)、又は、主制御部MCからの電源のオンオフ信号に応じて電力の供給のオンオフを行う。
なお、電源部PWの下流にはバックアップ電源BKUPが設けられ、バックアップ電源BKUPは、処理部Pの各ユニット部へ電力供給を停止した場合であっても、必要な各ユニット部に必要な電力を供給する。バックアップ電源BKUPは、外部電源VDが供給されなくなった場合において、主制御部MC、通信部NIC、紙幣入出金処理部BLLの紙幣収納庫BS(図2)、衝撃検知部IMDを使用するための緊急電源である。
衝撃検知部IMDは、振動センサIMDa及び温度センサIMDb(図2)を含み、図示しないが、伝送路を介してこれらセンサからの信号を受信し、異常(破壊衝撃、高熱)を検知した際に衝撃信号を生成し、主制御部MCに出力すると共に、防盗インクを紙幣に付着させる紙幣汚損機構ISM(図2)を可動させる。
主制御部MCはCPU(Central Processing Unit)、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等)、入出力インタフェース部等から構成され、記憶部に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて、電源部PW、通信部NIC、カード読取印刷部CRP、操作表示部IFPL、及び紙幣入出金処理部BLLの各ユニット部、紙幣の搬送部17(図2)並びに紙幣汚損機構ISM(図2)を制御する。なお、ATM10は固有の装置IDを保持している故に、その記憶部に当該装置IDが記憶されている。当該装置IDは、例えば、異常であると判定されたATM10を特定するアドレス情報として用いられる。当該装置IDの他に、例えば、設置場所(店舗番号)等をATM10の識別番号として主制御部MCの記憶部に記憶されてもよい。
主制御部MCは、操作表示部IFPLを介した使用者の操作を受けて、出金処理、入金処理、集計処理等の機能を実行する。主制御部MCは、カレンダー機能及び時計機能を有し、システムの基準となるシステム日時の日付と時刻を計時する共に勘定日、障害発生時を記憶部に記憶して日付を設定する日付設定機能(日付設定部M2)を有する。
主制御部MCは、各種の情報を含む状況情報を生成し保持するとともに、例えば、ATM10の筐体に破壊衝撃が与えられた場合、すなわち、衝撃信号を受け付けた場合に通信部NICを介して通知をも行うこともできる状況情報保持部MCAを含んでいる。
通信部NICは、通信回線としてのネットワークに接続され、該ネットワークを介して監視サーバMS、ホストコンピュータHC等の上位装置と主制御部MCとの間で通信を行う。通信部NICは、主制御部MCの指示に従って、外部とのデータの送受信等を行うためのNIC(Network Interface Card)等である。例えば、通信部NICは、ATM10の精査制御及び取引制御において生ずるホストコンピュータHC等の外部機器との通信を行う。これにより、ホストコンピュータHCは顧客情報等が格納されたデータベース(図示せず)を有しており、ATM10はこのデータベースにアクセスして顧客(ATM10を操作する使用者)との取引処理を行うことができる。
通信部NICと上位装置との通信により、主制御部MCの日付設定部M2は、上位装置から取得したシステム日時及び勘定日を含む日時情報を記憶部に記憶して日時及び日付を設定(同期設定)する。
カード読取印刷部CRPは、ATM10の前面側に設けられているカード挿入/排出口を有する。取引開始時に、使用者の取引カード等の記録媒体に格納されている情報を読み取り、読み取られた顧客データを主制御部MCに供給する。カード読取印刷部CRPは、例えば、取引カードに記録されている使用者識別情報(例えば、氏名、口座番号等)を読み取る。なお、カード読取印刷部CRPは、磁気カード、ICカード等様々な媒体から使用者識別情報等の情報を読取可能としてもよい。カード読取印刷部4は、主制御部MCから供給された取引明細プリント信号に応じて、当該取引明細プリント信号にて表される取引結果を明細票用紙に印刷することができる。カード読取印刷部CRPは主制御部MCからカード排出信号が供給された場合、取り込んだ取引カードをカード挿入排出口17から排出する。
操作表示部IFPLは、顧客からの操作受付、顧客への操作入力案内及び取引内容の表示等を行い、取引の際に、顧客の操作を受け付ける操作の状態等を表示する表示手段の機能する入力受付部である。操作表示部IFPLは、液晶ディスプレイ等の表示画面とこれに重ねて設けた接触入力手段とを備えたタッチパネル等であり、表示画面に、顧客が入金処理や出金処理等を行うことを指示するための指示ボタン等を表示する機能を有している。
紙幣入出金処理部BLLは、図2に示すように、紙幣入出口部11、紙幣一時保留部12、リサイクルカセット13、回収補充カセット14、紙幣鑑別部15、リジェクトカセット16、これらに連結される紙幣搬送路を有する搬送部17等で構成される。
紙幣入出口部11は、紙幣が投入される紙幣投入口と内部に紙幣を収容する空間を有すると共に、紙幣を1枚ずつ紙幣搬送路(破線)へ順次送る場所である。また、紙幣入出口部11は、入金の取り消しが行なわれたときに返却される紙幣、出金する出金紙幣、偽券等としてリジェクトされた入金リジェクト紙幣が出金(排出)される出金口ともなる。
紙幣一時保留部12は、紙幣入出口部11から取り込まれた紙幣又は紙幣入出口部11へ排出される紙幣が一時的に集積、滞留される領域である。紙幣一時保留部12は、例えば、入金紙幣又は出金紙幣の計数時に、一時的に紙幣を集積、滞留させることもできる。
リサイクルカセット13は、紙幣入出口部11から投入された金種毎の紙幣を収納する紙幣収納庫BSである。例えば、リサイクルカセット13として、千円紙幣を収納するカセット13a、5千円紙幣を収納するカセット13b及び1万円紙幣を収納するカセット13c、13dがセットされている。また、紙幣入出口部11から紙幣が出金される場合、リサイクルカセット13に収納されている紙幣が、紙幣入出口部11に搬送されて出金される。なお、各カセットは、運用時には施錠されており、収納されている紙幣の抜き取りが防止される。
回収補充カセット14は、ATM10への紙幣の回収、補充を行うための紙幣を収納する紙幣収納庫BSである。
紙幣鑑別部15は、ATM10内で搬送される紙幣が正券・偽券であるか、紙幣が損券、重送等であるか、紙幣が表面・裏面であるか等の紙幣の状態を鑑別する。紙幣鑑別部15は、例えば、精査処理時又は入金時若しくは出金時に紙幣が搬送されるとき、当該搬送される紙幣を鑑別する。
入金時において、紙幣鑑別部15による鑑別結果に応じて、正券の紙幣はリサイクルカセット13に搬送される。また、紙幣鑑別部15により重送等であると判断されたリジェクト紙幣は、リジェクトカセット16に搬送される。
リジェクトカセット16は、紙幣鑑別部15により重送等の問題あると鑑別されたリジェクト紙幣を収納する紙幣収納庫BSである。リジェクトカセット16は、例えば、入金時に紙幣一時保留部12からリサイクルカセット13に搬送される際に鑑別されたリジェクト紙幣、リサイクルカセット13から出金する際の搬送時に鑑別されたリジェクト紙幣等を集積する。
[カセットのアドレス情報]
リサイクルカセット13、回収補充カセット14及びリジェクトカセット16の各々は、ATM10に着脱可能に装着される。これら紙幣収納庫BSであるカセットの各々はICタグtgを備え、これに個々のカセットを識別するために一意に付与されたカセットIDを予め記憶しておくことができる。各カセットが紙幣入出金処理部BLLに装着されると、ICタグtgからICタグリーダを介して主制御部MCと紙幣収納庫BSとの通信が可能になり、ICタグtgに記憶されたカセットIDを主制御部MCが読み出すことができる。
リサイクルカセット13や回収補充カセット14等の紙幣収納庫BSを紙幣入出金処理部BLLに装着した場合、精査処理が手動又は自動で行われる。精査処理は、リサイクルカセット13に収納されている紙幣の金種と枚数とを確定させる処理し記録する処理である。具体的には、精査処理は、リサイクルカセット13の各々に収納されている紙幣を全て、一旦、繰り出して、紙幣の鑑別及び計数をし、その後、その紙幣を再び、該当カセットに戻すことで行う。これにより、紙幣収納庫BSのカセット毎の収納枚数は精査処理時に計数され、カセットID毎にカセット収納枚数データとしてATM10にて管理される。この記憶されたカセット収納枚数データは、ATM10からネットワークNWを介して監視サーバMS及びホストコンピュータHCから参照でき、カセットID(アドレス情報)を検索キーにして収納枚数を取得できる。
[防盗インク及び紙幣汚損機構]
本実施例のATM10に設けられている紙幣汚損機構ISM(図2)は、紙幣収納庫BSのカセットの各々に、破壊衝撃が検知される場合に防盗インクを紙幣に着色、すなわち紙幣を汚損する。以下において、汚損標識である防盗インクが紙幣収納庫であるカセット毎に異なる成分のインクが使用されて、それぞれ個別のインクID(標識ID情報)が割り当てられている場合を説明する。
紙幣汚損機構ISMは、例えば、水平姿勢で紙幣を収納する金庫横にインク噴射装置を取り付け、全紙幣に防盗インクを噴射するタイプでも、立位姿勢で紙幣を収納するカセット内部の上部にインクバッグを設けて、インクを重力によって滴下させるタイプでも、圧縮ガスを用いて噴射ノズルを収納ケース内部の全体に配置し、またガスの圧力によってインクを付着するタイプでも、その形式にとらわれない。
紙幣汚損機構ISMは、防盗インクを吐出する本体P(図2)に、防盗インクを保持するインクカートリッジC(インクID保持部:標識ID保持部)を着脱自在(交換可能)に装着する形式にすることができる。インクカートリッジCはICタグtgを備え、これに、インクを識別するために一意に付与されたインクIDを予め記憶しておくことができる。インクカートリッジCが各カセットの紙幣汚損機構の本体Pに装着されると、ICタグtgからICタグリーダを介して主制御部MCとの通信が可能になり、インクカートリッジCのICタグtgに記憶されたインクIDを主制御部MCが読み出すことができる。このようにインクカートリッジCは、紙幣収納庫BS毎に、防盗インクのインクID情報を保持することができる。
[インクID情報の管理]
上記の精査処理が手動又は自動で行われる精査処理において、主制御部MCの状況情報保持部MCAは、紙幣収納庫BSのICタグtgに記憶されたカセットID(紙幣収納庫BSの個体を特定するアドレス情報)を抽出(読み出し)と同時に、インクカートリッジCのICタグtgに記憶されたインクIDを抽出(読み出)し、記憶することができる。このように、インクID情報はカセットID(アドレス情報)と共にATM10にて管理される。例えば、図3に示すように、本実施例の紙幣処理装置及び紙幣処理システムにおいて、主制御部MCの記憶部に、紙幣収納庫を識別するカセットIDと防盗インクのインクID(標識ID情報)とが一対一に対応付けられて保持される。さらに、図4に示すように、主制御部MCの状況情報保持部MCAは、A銀行の第1ATMにおける状況情報として、カセットID、インクIDの他に汚損状態、バッテリー状態を検出して生成し保持することができる。かかる状況情報の作成は、リサイクルカセット13や回収補充カセット14等の紙幣収納庫BSを紙幣入出金処理部BLLに装着した場合に、例えば精査処理と共に手動又は自動で行われる。なお、状況情報として、図示しないが、ATM10は例えばログとして又はジャーナルで他の一部として保持することもできる。なお、汚損状態は紙幣の汚損の状況を示す状況情報として抽出され、防盗インクの紙幣への染み込み量の目安となるインク吐出量レベルを指標とすることができる。また、バッテリー状態は、バックアップ電源BKUPの残量レベルを指標とすることができる。
この記憶されたインクID情報等の状況情報は、ATM10からネットワークNWを介して監視サーバMS及びホストコンピュータHCに通知され、監視サーバMS及びホストコンピュータHCは当該通知データを状況情報として保持することができる。それらの各端末から状況情報を参照でき、インクIDを検索キーにしてその出所データ(銀行等)を取得できる。
このように、精査処理等において、監視サーバMS及びホストコンピュータHCから銀行側ではカセットのアドレス情報及びインクID情報を含む状況情報を確認できる。また、状況情報を保持しているので、通信回線か不通であってもインクID情報等の状況情報を、装置の画面の表示あるいはジャーナル(物媒体)の印字等で内容を確認して取得することができる。こように、精査処理を通して銀行側ではカセット設置時のインクID情報等の状況情報を確認できる。
[紙幣汚損機構の動作]
衝撃検知部IMDの振動センサIMDaは、例えば、扉又はその周囲等のATM10内に設けられ、ATM10に印加された衝撃による振動を検知して、電気信号を出力する圧電セラミックス等を利用した衝撃センサである。振動センサIMDaは、所定の変位量(ATM10を破壊しようとする破壊行為によって加えられた衝撃に起因する振動であると設定した閾値変位量)以上の振動を検知した場合、すなわち、破壊衝撃事象を検知したときに衝撃信号を生成し、主制御部MCに出力する。
また、衝撃検知部IMDは、地震等のように装置が振動する場合、振動センサIMDaは所定の変位量の振動を検知したら直ぐに警報するのではなく、一定時間に何回振動を検知したかをカウントするようなタイマ、カウント機構を備えた構成とすることもできる。
衝撃検知部IMDの温度センサIMDbは、例えば、特定の温度以上の温度を検知することができる温度センサである。ATM10がそれほど振動させられない状況で、ATM10の筐体をバーナー等で焼き切るような不正行為に対して有効である。温度センサIMDbは熱衝撃による所定高温を検知した場合、すなわち、破壊衝撃事象を検知したときに衝撃信号を生成し、主制御部MCに出力する。なお、振動センサIMDaや温度センサIMDbの設置はその設置場所や設置数の制限はない。
紙幣汚損機構ISMが衝撃信号に応じて汚損インクを紙幣へ付着させる場合に、主制御部MCの状況情報保持部MCAは、汚損状況情報を生成しかつ状況情報を生成し保持する。ATM10の主制御部MCは、ネットワークNWを介して監視サーバMS及びホストコンピュータHCに汚損の状況情報を通知する。これにより、銀行側ではインク噴射時の標識ID情報を確認でき、中央銀行等の上位機関へ迅速に通知できる。例えば、図5(c)に示すように、ATM10の主制御部MCは、A銀行の第1ATMにおける状況情報と共に汚損時刻も、状況情報保持部MCAは、汚損データ(状況情報)を生成しかつ状況情報を例えばログとして又はジャーナルで他の一部として保持する。このデータは、ATM10からネットワークNWを介して監視サーバMS及びホストコンピュータHCに通知されるので、これらから検索でき、図5(a)(b)(c)に示すように、インクIDを検索キーにしてその出所データ(設置場所、銀行等)を確認できる。
このように、ATM10の主制御部MCの記憶部に、紙幣収納庫を識別するカセットIDと防盗インクのインクID(標識ID情報)とが対応付けられて保持されるので、紙幣のインク汚損処理が行われても、インクID情報を確認して、中央銀行等の上位機関へ迅速に通知できる。
さらに、破壊衝撃事象により通信回線が遮断されている場合に、ATM10の状況情報保持部MCAは、汚損時刻を含む状況情報を保持しているので、当該通信回線が回復した後に、保持している状況情報を通信部NICを介して監視サーバMSに出力する。
なお、本発明に係る紙幣処理装置としては、ATMの他、紙幣を取り扱う装置にも適用することができる。例えば、テラーキャッシャ及び紙幣計数機等についても適用することができる。
なお、本実施例では、カセットIDとインクIDとは1対1に対応付けらえる場合を例に挙げて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、カセットIDとインクIDとはN対1の対応関係でも良い。より具体的には、例えば、同一金種の複数カセット13c、13dに対し1つのインクIDを割り当てるとか、同一装置内の複数カセット13a、13b、13c、13d、14、15に対し1つのインクIDを割り当てる等の場合が上記N対1の対応関係に該当する。例えば、図6に示すように、主制御部MCの記憶部に、紙幣収納庫を識別するカセットIDと防盗インクのインクID(標識ID情報)とが四対一に対応付けられて保持されてもよい。また、カセットIDとインクIDとは1対Nの対応関係でも良い。より具体的には、例えば、1つのカセット13に対し複数のインクIDを割り当てる(1つのカセット13内に複数のインクカートリッジCが備わる場合又は1つのインクカートリッジCの汚損インクに複数のインクIDが割り当てられる場合も含む)等の場合が上記1対Nの対応関係に該当する。例えば、図7に示すように、主制御部MCの記憶部に、紙幣収納庫を識別するカセットIDと防盗インクのインクID(標識ID情報)とが一対四に対応付けられて保持されてもよい。
なお、本実施例では、カセット13は、リサイクルカセットの場合を例に挙げて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、カセット13は、入金専用のカセットや、出金専用のカセット、又は入金・出金・リサイクルカセットが混在している場合でも良い。
1 紙幣処理システム
10 ATM
MC 主制御部
MCA 状況情報保持部
NIC 通信部
MS 監視サーバ

Claims (15)

  1. 破壊衝撃が検知される場合に紙幣を汚損する紙幣汚損機構を有する紙幣処理装置であって、
    自身のアドレス情報を保持すると共に紙幣を収納する紙幣収納庫と、
    破壊衝撃事象を検知したときに衝撃信号を生成する衝撃検知部と、
    前記紙幣汚損機構により前記紙幣収納庫毎に、前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報を保持する標識ID保持部と、
    前記紙幣汚損機構により、前記衝撃信号に応じて前記汚損標識を前記紙幣へ付着させる場合に、前記アドレス情報及び前記標識ID情報を含む状況情報を生成しかつ前記状況情報を保持する状況情報保持部と、
    を有することを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記標識ID保持部は、前記紙幣収納庫毎に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記標識ID保持部は、前記汚損標識と共に前記紙幣収納庫に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記状況情報は、前記衝撃信号の生成時刻を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記状況情報保持部は、前記状況情報を、通信回線を介する電気信号として又は物媒体を介して出力する出力部を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  6. 前記衝撃検知部は、装置筐体内部において前記紙幣収納庫から離れて設けられた振動センサを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  7. 前記汚損標識は防盗インクであり、前記標識ID保持部は前記防盗インクを保持するインクカートリッジに設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  8. 前記紙幣収納庫、 前記衝撃検知部、前記紙幣汚損機構及び前記状況情報保持部を駆動するための電力を供給するバックアップ電源を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の紙幣処理装置。
  9. 自身のアドレス情報を保持すると共に紙幣を収納する紙幣収納庫と、破壊衝撃事象を検知したときに衝撃信号を生成する衝撃検知部と、前記衝撃信号に応じて紙幣汚損機構により前記紙幣収納庫毎に記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報を保持する標識ID保持部と、前記紙幣汚損機構により、前記衝撃信号に応じて前記汚損標識を前記紙幣へ付着させる場合に、前記アドレス情報及び前記標識ID情報を含む状況情報を生成しかつ前記状況情報を保持し、出力する状況情報保持部と、を有する紙幣処理装置と、
    前記状況情報保持部からの前記状況情報を、通信回線を介して電気信号として受信して受け付ける監視サーバと、を有することを特徴とする紙幣処理システム。
  10. 前記標識ID情報は、精査処理が行われる場合に前記監視サーバに出力することを特徴とする請求項9に記載の紙幣処理システム。
  11. 前記通信回線が遮断している場合に、前記状況情報保持部により、前記通信回線が回復した後に、前記状況情報を前記監視サーバに出力することを特徴とする請求項9又は10に記載の紙幣処理システム。
  12. 紙幣を収納する紙幣収納庫と、
    前記紙幣収納庫を識別するアドレス情報と前記アドレス情報に対応付けられている前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報とを保持する保持部と
    前記汚損標識を前記紙幣へ付着させる紙幣汚損機構と、を備え、
    前記紙幣汚損機構が作動した場合又は破壊衝撃事象が検知された場合、前記汚損標識が付着した前記紙幣を収納する前記紙幣収納庫の前記アドレス情報と該紙幣に付着した該汚損標識の前記標識ID情報とは、汚損の状況を示す状況情報として抽出されることを特徴とする幣処理装置。
  13. 前記汚損標識は、前記紙幣収納庫内に備わり、
    精査処理が行われる場合、
    前記汚損標識毎の前記標識ID情報と、該汚損標識と対応する前記紙幣収納庫毎のアドレス情報とは、前記状況情報として抽出される、請求項12に記載の紙幣処理装置。
  14. 前記状況情報には、前記紙幣処理装置を識別する装置ID情報が含まれていることを特徴とする、請求項12又は13に記載の紙幣処理装置。
  15. サーバと、
    紙幣処理装置と、を備え、
    前記紙幣処理装置は、紙幣を収納する紙幣収納庫と、前記紙幣収納庫を識別するアドレス情報と前記アドレス情報に対応付けられている前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報とを保持する保持部と、前記汚損標識を前記紙幣へ付着させる紙幣汚損機構と、を備え、
    前記紙幣汚損機構が作動した場合又は破壊衝撃事象が検知された場合、前記紙幣処理装置により、前記汚損標識が付着した前記紙幣を収納する前記紙幣収納庫の前記アドレス情報と、該紙幣に付着した該汚損標識の前記標識ID情報とは、汚損の状況を示す状況情報として抽出され、
    前記サーバは、前記紙幣処理装置から通信回線を介して、前記アドレス情報と、前記紙幣を汚損する汚損標識の標識ID情報とを受信し、保持する保持部を備えことを特徴とする紙幣処理システム。
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