JP4479680B2 - 複合加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭のキッチンや業務用の厨房等に用いられる複合加熱調理器に関するものである。
近年、ラジェントヒータと、魚焼きやグリル調理用シーズヒータに加えて、複数の誘導加熱手段を有した複合加熱調理器は、安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知され、普及されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、ラジェントヒータと魚焼きやグリル調理用シーズヒータの内、何れか一方を選択して使用するものが一般的である(例えば、特許文献2参照)。
また、ラジェントヒータとシーズヒータは各々リレーで通電制御され、このリレーの接点溶着を検知するものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、ラジェントヒータとシーズヒータに加えて誘導加熱手段が、電源スイッチの同一接点に接続されているものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−196153号公報 特開平11−149974号公報 特開2000−173756号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ラジェントヒータと誘導加熱手段の同時通電、またはシーズヒータと誘導加熱手段の同時通電では電源スイッチへの印加電流は接点容量の範囲内に収まるが、ラジェントヒータを通電制御するリレーおよびシーズヒータを通電制御するリレーの接点がともに溶着した場合に、誘導加熱手段に通電してしまうと電源スイッチへの印加電流が接点容量の範囲を越えてしまう恐れがあるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、リレーで通電制御する2つ以上の加熱手段と半導体素子で通電制御する加熱手段が電源スイッチの同一接点に接続され、リレーで通電制御する2つ以上の加熱手段の中から選択して通電制御する構成において、リレー接点溶着を検知して半導体素子で通電制御する加熱手段への通電を禁止または抑制することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段及び半導体素子で通電制御される加熱手段を含む複数の加熱手段と、前記
複数の加熱手段の印加電流が全て印加される電源スイッチと、前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記複数の加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電源スイッチの印加電流を前記電源スイッチの接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1及び前記第2の加熱手段のいずれかを選択して通電制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき前記第1及び前記第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止または抑制して前記電源スイッチの印加電流を前記電源スイッチの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えるようにしたものである。
これによって、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、リレーで通電制御する2つ以上の加熱手段においてリレーがともに接点溶着し、選択的に通電制御することができず、ともに通電状態にあることを検知して、半導体素子で通電制御する加熱手段への通電を禁止または抑制することとなる。
本発明の加熱調理器は、第1及び第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にある場合でも、電源スイッチの接点容量の範囲内に収め、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑え、または実用上、不便とならない出力レベルを確保できるように、その他の加熱手段を通電制御することができる。
第1の発明は、直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段及び半導体素子で通電制御される加熱手段を含む複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段の印加電流が全て印加される電源スイッチと、前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記複数の加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電源スイッチの印加電流を前記電源スイッチの接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1及び前記第2の加熱手段のいずれかを選択して制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び前記第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止または抑制して前記電源スイッチの印加電流を前記電源スイッチの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑える構成とすることにより、制御手段は、リレーで通電制御する2つ以上の加熱手段の中から選択して通電制御して、半導体素子で通電制御する加熱手段への印加電流を含めた電源スイッチの印加電流を接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量(例えば、5.8kW、4.8kW、または4.0kW)の範囲内に抑えるように、各加熱手段への通電を制御することができる。そして、リレーがともに接点溶着し、選択的に通電制御することができず、ともに通電状態にある場合は、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、リレーがともに接点溶着していることを検知して、半導体素子で通電制御する加熱手段への通電を禁止または抑制することにより、電源スイッチの印加電流を接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えることができる。
第2の発明は、直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段、半導体素子で通電制御される第3の加熱手段及び他の半導体素子で通電制御される第4の加熱手段と、前記第1の加熱手段、前記第2の加熱手段及び前記第3の加熱手段の印加電流が全て印加される一方の接点及び前記第4の加熱手段が接続される他方の接点を有する電源スイッチと前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記各加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記一方の接点の印加電流を前記一方の接点の接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1又は前記第2の加熱手段のいずれかを選択して通電制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び前記第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記第4の加熱手段への通電量が可能な限り大きくなるように前記第4の加熱手段の設定可能な最大火力を抑制するとともに、前記第3の加熱手段への通電を禁止または抑制して前記一方の接点の印加電流を前記一方の接点の接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えることにより、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、リレーがともに接点溶着していることを検知すると、電源スイッチへの印加電流を接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力が屋内配線容量に収まる範囲で、前記他方の接点に接続されている半導体素子で通電制御する加熱手段にて、実用調理上、不便とならない出力レベルを確保できるように、半導体素子で通電制御する複数の加熱手段への通電を禁止または抑制することができる。
第3の発明は、直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段及び半導体素子で通電制御される加熱手段を含む複数の加熱手段と、電源スイッチからの入力信号に基づき開閉し前記複数の加熱手段の印加電流が全て印加される電源リレーと、前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記複数の加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電源リレーの印加電流を前記電源リレーの接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1及び前記第2の加熱手段のいずれかを選択して制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止または抑制して前記電源リレー接点の印加電流を接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑える構成とすることにより、制御手段は、リレーで通電制御する2つ以上の加熱手段の中から選択して通電制御して、半導体素子で通電制御する加熱手段への印加電流を含めた電源リレーの印加電流を接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量(例えば、5.8kW、4.8kW、または4.0kW)の範囲内に抑えるように、各加熱手段への通電を制御することができる。そして、リレーがともに接点溶着し、選択的に通電制御することができず、ともに通電状態にある場合は、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、リレーがともに接点溶着していることを検知して、半導体素子で通電制御する加熱手段への通電を禁止または抑制することにより、電源リレーの印加電流を接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、第1及び第2のリレーがともに接点溶着して第1及び第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止して電源リレー接点の印加電流を前記電源リレーの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えるとともに、前記電源リレーの接点を開にするようにすることにより、制御手段は、リレー接点溶着手段からの入力信号に基づき、リレーがともに接点溶着していることを検知して、半導体素子で通電制御する加熱手段への通電を禁止して、電源リレーの印加電流を接点容量の範囲内に抑えつつ、電源リレーの接点を開にして、リレーで通電制御する加熱手段への通電を遮断し機器の安全性を向上することができる。
第5の発明は、直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段、半導体素子で通電制御される第3の加熱手段及び他の半導体素子で通電制御される第4の加熱手段と、電源スイッチからの入力信号に基づき開閉し前記第1の加熱手段、前記第2の加熱手段及び前記第3の加熱手段の印加電流が全て印加される一方の電源リレーと、前記第4の加熱手段が接続され、前記電源スイッチからの入力信号に基づき開閉する他方の電源リレーと前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記各加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記一方の電源リレーの印加電流を前記一方の電源リレーの接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1又は前記第2の加熱手段のいずれかを選択して通電制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び前記第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記第4の加熱手段への通電量が可能な限り大きくなるように前記第4の加熱手段の設定可能な最大火力を抑制するとともに、前記第3の加熱手段への通電を禁止または抑制して前記一方の電源リレーの印加電流を前記一方の電源リレーの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えることにより、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、リレーがともに接点溶着していることを検知すると、電源リレーへの印加電流を接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力が屋内配線容量に収まる範囲で、前記他方の接点に接続されている半導体素子で通電制御する加熱手段にて、実用調理上、不便とならない出力レベルを確保できるように、半導体素子で通電制御する複数の加熱手段への通電を禁止または抑制することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明において、リレーで通電制御され
る加熱手段の各々において2つ以上のリレーにて通電制御し、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記リレーで通電制御される加熱手段を通電制御する前記リレーが全て接点溶着であると検知した場合に、半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止または抑制するようにすることにより、リレーで通電制御する加熱手段の各々において2つ以上のリレーにて通電制御して、リレー接点が溶着し誤って加熱手段へ通電される頻度を低減するとともに、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、各々の加熱手段に対応するリレーが全て接点溶着であると検知した場合に、半導体素子で通電制御する加熱手段への通電を禁止または抑制して、半導体素子で通電制御する加熱手段への通電を禁止する頻度を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における複合加熱調理器のブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態における複合加熱調理器は、最大3kWの左誘導加熱手段3、最大2.5kWの右誘導加熱手段4、1.2kWのラジェントヒータ5、および1.5kWのロースタヒータ6といった、4つの加熱手段を備えている。
AC200Vの商用電源1は、電源スイッチ2を介して、左誘導加熱手段3、右誘導加熱手段4、(さらに、共通リレー接点7を介して)ラジェントヒータ5、ロースタヒータ6へ接続される。なお、電源スイッチ2は定格17Aの接点を2つ有し、一方の接点には、左誘導加熱手段3が接続され、他方の接点には、右誘導加熱手段4、ラジェントヒータ5、およびロースタヒータ6が接続されている。
左誘導加熱手段3、および右誘導加熱手段4は、それぞれ左加熱コイル3a・右加熱コイル4aと、左インバータ3b・右インバータ4bより構成されており、左インバータ3b、右インバータ4bは、商用電源1からの入力を全波整流・平滑した後に、半導体素子を使用して数十kHZの高周波電流を生成し、それぞれ左加熱コイル3a・右加熱コイル4aへ供給して、左加熱コイル3a・右加熱コイル4aと磁気結合する鍋を誘導加熱する。
ラジェントヒータ5、およびロースタヒータ6は、一方は共通リレー接点7を介して電源スイッチ2に接続され、他方はそれぞれラジェントリレー接点8、またはロースタリレー接点9を介して商用電源1に接続されており、ラジェントヒータ5およびロースタヒータ6を通電オフする場合は、共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9を全て開にし、ラジェントヒータ5またはロースタヒータ6を連続通電または断続通電する場合は、共通リレー接点7を閉にし、かつラジェントリレー接点8またはロースタリレー接点9を開閉制御する。
左入力手段10は、左切/入キー10a、左アップキー10b、左ダウンキー10cで構成され、左誘導加熱手段3への通電開始/終了や火力変更を指示する。
右入力手段11は、右切/入キー11a、右アップキー11b、右ダウンキー11cで構成され、右誘導加熱手段4への通電開始/終了や火力変更を指示する。
中入力手段12は、ラジェント切/入キー12a、ラ/ロアップキー12b、ラ/ロダウンキー12c、ロースタ切/入キー12dで構成され、ラジェントヒータ5またはロースタヒータ6への通電開始/終了や火力変更を指示する。
共通リレー接点7、ラジェントリレー接点8、ロースタリレー接点9には、それぞれ共通リレー接点溶着検知手段13、ラジェントリレー接点溶着検知手段14、ロースタリレー接点溶着検知手段15が存在し、各々のリレーの接点溶着を検知して信号出力する。
そして、制御手段16は、これらの構成手段を統括的に制御する。
以上のように構成された複合加熱調理器について、その動作、作用を説明する。制御手段16は、左誘導加熱手段3について、加熱手段の出力をオフする左初期モードと、火力「保温」・火力「1」〜火力「7」(=2.0kW)・火力「強」(=2.5kW)・火力「3kW」(=3kW)の10段階の火力設定にて加熱手段の出力をオンする左加熱モードの2つのモードを備え、左切/入キー10aからの入力信号に基づき、前記左初期モードと前記左加熱モードを切り替え、前記左加熱モードのときに、左アップキー10bからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ増加(但し、火力「3kW」が上限)し、左ダウンキー10cからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ減少(但し、火力「保温」が下限)する。
また、制御手段16は、右誘導加熱手段4について、加熱手段の出力をオフする右初期モードと、火力「保温」・火力「1」〜火力「7」(=2.0kW)・火力「強」(=2.5kW)の9段階の火力設定にて加熱手段の出力をオンする右加熱モードの2つのモードを備え、右切/入キー11aからの入力信号に基づき、前記右初期モードと前記右加熱モードを切り替え、前記右加熱モードのときに、右アップキー11bからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ増加(但し、火力「強」が上限)し、右ダウンキー11cからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ減少(但し、火力「保温」が下限)する。
また、制御手段16は、ラジェントヒータ5とロースタヒータ6について、共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9を全て開にしてラジェントヒータ5とロースタヒータ6を通電オフするラ/ロ初期モード、共通リレー接点7を閉にし火力「弱」・「中」・「強」の3段階の火力設定にてラジェントリレー接点8を連続閉または所定周期で断続的に開閉してラジェントヒータ5を通電制御するラジェントモード、共通リレー接点7を閉にし火力「弱」・「中」・「強」の3段階の火力設定にてロースタリレー接点9を連続閉または所定周期で断続的に開閉してロースタヒータ6を通電制御するロースタモードの3つのモードを備え、前記ラ/ロ初期モードのときに、ラジェント切/入キー12aからの入力信号に基づき前記ラジェントモードへ移行し、ロースタ切/入キー12dからの入力信号に基づき前記ロースタモードへ移行する。
また、制御手段16は、前記ラジェントモードのときに、ラ/ロアップキー12bからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ増加(但し、火力「強」が上限)し、ラ/ロダウンキー12cからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ減少(但し、火力「弱」が下限)し、ラジェント切/入キー12aからの入力信号に基づき前記ラ/ロ初期モードへ移行する。
また、制御手段16は、前記ロースタモードのときに、ラ/ロアップキー12bからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ増加(但し、火力「強」が上限)し、ラ/ロダウンキー12cからの入力信号に基づき火力設定を1段階だけ減少(但し、火力「弱」が下限)し、ロースタ切/入キー12dからの入力信号に基づき前記ラ/ロ初期モードへ移行する。
さらに、制御手段16は、共通リレー接点溶着検知手段13からの入力信号に基づき、共通リレー接点7の溶着を検知すると、共通リレー接点7を1秒閉/1秒開にて最大8回繰り返し開閉動作させるリレー打ち直し動作を行い、この間に共通リレー接点7の溶着が解消しない場合は、共通リレー接点溶着異常を確定する。
さらに、制御手段16は、ラジェントリレー接点溶着検知手段14からの入力信号に基づき、ラジェントリレー接点8の溶着を検知すると、ラジェントリレー接点8を1秒閉/1秒開にて最大8回繰り返し開閉動作させるリレー打ち直し動作を行い、この間にラジェントリレー接点8の溶着が解消しない場合は、ラジェントリレー接点溶着異常を確定する。
さらに、制御手段16は、ロースタリレー接点溶着検知手段15からの入力信号に基づき、ロースタリレー接点9の溶着を検知すると、ロースタリレー接点9を1秒閉/1秒開にて最大8回繰り返し開閉動作させるリレー打ち直し動作を行い、この間にロースタリレー接点9の溶着が解消しない場合は、ロースタリレー接点溶着異常を確定する。
さらに、制御手段16は、電源スイッチ2の1接点への印加電流が17A以下になるように、右誘導加熱手段4・ラジェンントヒータ5・ロースタヒータ6への通電を制御し、左初期モード・右加熱モード・(ラジェントモード、または共通リレー接点7とラジェントリレー接点8がともに接点溶着)の場合は、右誘導加熱手段4の火力「強」出力を2.2kWに制限し、左初期モード・右加熱モード・(ロースタモード、または共通リレー接点7とロースタリレー接点9がともに接点溶着)の場合は、右誘導加熱手段4の設定可能な最大火力設定を火力「7」に制限し、かつ火力「7」出力を1.8kWに制限する。
さらに、制御手段16は、機器全体の総電力が定格4.8kW以下になるように、各加熱手段の出力を制限する。詳細に説明すると、左加熱モード・右加熱モード・ラ/ロ初期モードの場合は、右誘導加熱手段4が火力「7」では、左誘導加熱手段3の火力「3kW」出力を2.8kWに制限し、右誘導加熱手段4が火力「強」では、左誘導加熱手段3の設定可能な最大火力設定を火力「強」に制限し、左誘導加熱手段3と右誘導加熱手段4の火力「強」出力を2.4kWに制限する。左加熱モード・右加熱モード・(ラジェントモード、または共通リレー接点7とラジェントリレー接点8がともに接点溶着)の場合は、左誘導加熱手段3と右誘導加熱手段4の設定可能な最大火力設定を火力「7」に制限し、かつ火力「7」の出力を1.8kWに制限する。左加熱モード・右加熱モード・(ロースタモード、または共通リレー接点7とロースタリレー接点9がともに接点溶着)の場合は、左誘導加熱手段3と右誘導加熱手段4の設定可能な最大火力設定を火力「7」に制限し、火力「7」の出力を1.6kWに制限する。
そして、制御手段16は、共通リレー接点溶着検知手段13、ラジェントリレー接点溶着検知手段14、ロースタリレー接点溶着検知手段15からの入力信号に基づき、共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9の何れかでリレー接点溶着異常と確定すると、表示手段や音響手段(図1には未記載)等にてリレー接点溶着異常でラジェントヒータ5またはロースタヒータ6が通電状態にある旨の報知を行う。なお、共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9の内、2つまでのリレーが接点溶着しただけでは、制御手段16は、右誘導加熱手段4への通電を強制的にオフにはしない。
さらに、制御手段16は、共通リレー接点溶着検知手段13、ラジェントリレー接点溶着検知手段14、ロースタリレー接点溶着検知手段15からの入力信号に基づき、共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9の全てにおいて、接点溶着し、リレー打ち直し動作またはリレー接点溶着異常にあることを検知すると、右誘導加熱手段4への通電を強制的にオフし、左誘導加熱手段3の設定可能な最大火力設定を火力「7」に制限し、リレー打ち直し動作後にリレー接点溶着異常と確定すると、前記表示手段や音響手段等にて共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9の全てがリレー接点溶着異常でラジェントヒータ5とロースタヒータ6が通電状態にあり、右誘導加熱手段4が通電不可である旨の報知を行う。
以上のように、本発明の実施の形態1では、制御手段16は、共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9の全てが接点溶着すると、右誘導加熱手段4への通電をオフして、電源スイッチ2の1接点への印加電流を6A(ラジェントヒータ5)+7.5A(ロースタヒータ6)=13.5Aとし電源スイッチ2の1接点の定格17A以下に抑え、かつ機器全体の総電力を2.0kW(左誘導加熱手段3の火力「7」)+1.2kW(ラジェントヒータ5)+1.5kW(ロースタヒータ6)=4.7kWとし定格4.8kW以下に抑えるとともに、左誘導加熱手段3の設定可能な最大火力設定を火力「7」(=2.0kW)として、実用調理上、不便とならない出力レベルを確保することができる。
また、制御手段16は、共通リレー接点7・ラジェントリレー接点8・ロースタリレー接点9の内、2つまでのリレーが接点溶着しただけでは、右誘導加熱手段4への通電を強制的にオフにはしないので、リレー接点溶着でラジェントヒータ5またはロースタヒータ6に誤って通電されてしまう頻度、および右誘導加熱手段4への通電を強制的にオフする頻度を低減することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における加熱調理器のブロック図である。実施の形態1と異なる点は、電源スイッチ17を、タクトスイッチのような微弱な電流・電圧のみ印加可能なもので構成し、電源スイッチ2に代わり、商用電源1と各加熱手段との接続開閉には、定格17Aの左電源リレー接点18と右電源リレー接点19を使用する。また、共通リレー接点7および共通リレー接点溶着検知手段13を削除し、ラジェントヒータ5およびロースタヒータ6の一方の端子を右電源リレー接点19の一方の端子に直接接続する。さらに、右電源リレー接点溶着検知手段20を新たに設けたことである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。制御手段16は、電源切にて左初期モード・右初期モード・ラ/ロ初期モードに移行し、左入力手段10・右入力手段11・中入力手段12からの入力信号の受付を禁止する電源オフ状態と、電源入にて左入力手段10・右入力手段11・中入力手段12からの入力信号の受付および左誘導加熱手段3・右誘導加熱手段4・ラジェントヒータ5・ロースタヒータ6への通電を可能にする電源入り状態の2つの電源状態を有して、電源スイッチ17からの入力信号に基づき、電源切り状態と電源入り状態を交互に切り替える。また、電源切り状態のときは、左電源リレー接点18および右電源リレー接点19をともに開にし、電源入り状態のときは、左電源リレー接点18および右電源リレー接点19をともに閉にする。
また、制御手段16は、右電源リレー接点溶着検知手段20からの入力信号に基づき、電源切り状態で右電源リレー接点19の溶着を検知すると、右電源リレー接点19を1秒閉/1秒開にて最大8回繰り返し開閉動作させるリレー打ち直し動作を行い、この間に電源リレー接点19の溶着が解消しない場合は、右電源リレー接点溶着異常になる。
そして、制御手段16は、電源入り状態で、ラジェントリレー接点溶着検知手段14、ロースタリレー接点溶着検知手段15からの入力信号に基づき、ラジェントリレー接点8とロースタリレー接点9の何れか一方でリレー接点溶着異常と確定すると、表示手段や音響手段(図2には未記載)等にてリレー接点溶着異常でラジェントヒータ5またはロースタヒータ6が通電状態にある旨の報知を行う。なお、ラジェントリレー接点8とロースタリレー接点9の何れか一方のリレーが接点溶着しただけでは、制御手段16は、右誘導加熱手段4への通電を強制的にオフにはしない。
さらに、制御手段16は、電源入り状態で、ラジェントリレー接点溶着検知手段14、ロースタリレー接点溶着検知手段15からの入力信号に基づき、ラジェントリレー接点8とロースタリレー接点9がともに接点溶着し、リレー打ち直し動作またはリレー接点溶着異常にあることを検知すると、右誘導加熱手段4への通電を強制的にオフし、右電源リレー接点19を強制的に開にし、左誘導加熱手段3の設定可能な最大火力設定を火力「7」に制限する。また、制御手段16は、リレー打ち直し動作後にリレー接点溶着異常と確定すると、前記表示手段や音響手段等にてラジェントリレー接点8とロースタリレー接点9がともにリレー接点溶着異常でラジェントヒータ5とロースタヒータ6が通電状態にあり、右誘導加熱手段4が通電不可である旨の報知を行う。
以上のように、本発明の実施の形態2では、制御手段16は、ラジェントリレー接点8とロースタリレー接点9がともに接点溶着すると、右誘導加熱手段4への通電をオフして、右電源リレー接点19への印加電流を6A(ラジェントヒータ5)+7.5A(ロースタヒータ6)=13.5Aとし右電源リレー接点19の定格17A以下に抑え、かつ機器全体の総電力を2.0kW(左誘導加熱手段3の火力「7」)+1.2kW(ラジェントヒータ5)+1.5kW(ロースタヒータ6)=4.7kWとし定格4.8kW以下に抑えるとともに、左誘導加熱手段3の設定可能な最大火力設定を火力「7」(=2.0kW)として、実用調理上、不便とならない出力レベルを確保することができる。
また、制御手段16は、ラジェントリレー接点8とロースタリレー接点9がともに接点溶着すると、右電源リレー接点19を強制的に開にして、ラジェントヒータ5およびロースタヒータ6への通電を遮断し、機器の安全性を向上することができる。
なお、実施の形態1および2において、制御手段16は、リレー接点溶着しラジェントヒータ5とロースタヒータ6がともに通電状態にある場合、右誘導加熱手段4の通電を禁止しているが、左誘導加熱手段3において、実用調理上、不便とならない出力レベルが確保できる範囲で、右誘導加熱手段4の出力を抑制するに止めることもできる。
また、実施の形態1の電源スイッチ2、実施の形態2の左電源リレー接点18および右電源リレー接点19の定格を17Aとしているが、その他の定格値にも適用可能である。
また、実施の形態1および実施の形態2において、機器全体の総電力を定格4.8kWとしているが、5.8kWや4.0kW等、その他の値にも適用可能である。
また、実施の形態1および実施の形態2において、左誘導加熱手段3の最大出力を3.0kW、右誘導加熱手段4の最大出力を2.5kW、ラジェントヒータ5を1.2kW、ロースタヒータ6を1.5kWとしているが、その他の値にも適用可能である。
以上のように、本発明にかかる複合加熱調理器は、リレーがともに接点溶着し、リレーに接続された加熱手段を選択的に通電制御することができない場合でも、電源スイッチまたは電源リレーの接点容量の範囲内に収まるように、その他の加熱手段を通電制御することとなるので、リレーで通電制御する加熱手段と、半導体素子で通電制御する加熱手段をともに備えた加熱調理器等への用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における複合加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態2における複合加熱調理器のブロック図
符号の説明
2、17 電源スイッチ
3 左誘導加熱手段
4 右誘導加熱手段
5 ラジェントヒータ
6 ロースタヒータ
7 共通リレー接点
8 ラジェントリレー接点
9 ロースタリレー接点
13 共通リレー接点溶着検知手段
14 ラジェントリレー接点溶着検知手段
15 ロースタリレー接点溶着検知手段
16 制御手段
18 左電源リレー接点
19 右電源リレー接点

Claims (6)

  1. 直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段及び半導体素子で通電制御される加熱手段を含む複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段の印加電流が全て印加される電源スイッチと、前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記複数の加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電源スイッチの印加電流を前記電源スイッチの接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1又は前記第2の加熱手段のいずれかを選択して通電制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び前記第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止または抑制して前記電源スイッチの印加電流を前記電源スイッチの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑える構成とした複合加熱調理器。
  2. 直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段、半導体素子で通電制御される第3の加熱手段及び他の半導体素子で通電制御される第4の加熱手段と、前記第1の加熱手段、前記第2の加熱手段及び前記第3の加熱手段の印加電流が全て印加される一方の接点及び前記第4の加熱手段が接続される他方の接点を有する電源スイッチと前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記各加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記一方の接点の印加電流を前記一方の接点の接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1又は前記第2の加熱手段のいずれかを選択して通電制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び前記第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記第4の加熱手段への通電量が可能な限り大きくなるように前記第4の加熱手段の設定可能な最大火力を抑制するとともに、前記第3の加熱手段への通電を禁止または抑制して前記一方の接点の印加電流を前記一方の接点の接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えるようにした複合加熱調理器。
  3. 直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2
    のリレーで通電制御される第2の加熱手段、及び半導体素子で通電制御される加熱手段を含む複数の加熱手段と、電源スイッチからの入力信号に基づき開閉し前記複数の加熱手段の印加電流が全て印加される電源リレーと、前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記複数の加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電源リレーの印加電流を前記電源リレーの接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1又は前記第2の加熱手段のいずれかを選択して通電制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止または抑制して前記電源リレー接点の印加電流を前記電源リレーの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑える構成とした複合加熱調理器。
  4. 制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、第1及び第2のリレーがともに接点溶着して第1及び第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止して電源リレー接点の印加電流を前記電源リレーの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えるとともに、前記電源リレーの接点を開にするようにした請求項3に記載の複合加熱調理器。
  5. 直列に接続された第1のリレーで通電制御される第1の加熱手段、直列に接続された第2のリレーで通電制御される第2の加熱手段、半導体素子で通電制御される第3の加熱手段及び他の半導体素子で通電制御される第4の加熱手段と、電源スイッチからの入力信号に基づき開閉し前記第1の加熱手段、前記第2の加熱手段及び前記第3の加熱手段の印加電流が全て印加される一方の電源リレーと、前記第4の加熱手段が接続され、前記電源スイッチからの入力信号に基づき開閉する他方の電源リレーと前記第1及び前記第2のリレーの各々の接点溶着を検知するリレー接点溶着検知手段と、前記各加熱手段を各々通電制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記一方の電源リレーの印加電流を前記一方の電源リレーの接点容量の範囲内に抑えるように、前記第1又は前記第2の加熱手段のいずれかを選択して通電制御し、前記リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記第1及び前記第2のリレーがともに接点溶着して前記第1及び前記第2の加熱手段が同時に通電状態にあることを検知すると、前記第4の加熱手段への通電量が可能な限り大きくなるように前記第4の加熱手段の設定可能な最大火力を抑制するとともに、前記第3の加熱手段への通電を禁止または抑制して前記一方の電源リレーの印加電流を前記一方の電源リレーの接点容量の範囲内に抑え、かつ機器全体の総電力を屋内配線容量の範囲内に抑えるようにした複合加熱調理器。
  6. リレーで通電制御される加熱手段の各々において2つ以上のリレーにて通電制御し、制御手段は、リレー接点溶着検知手段からの入力信号に基づき、前記リレーで通電制御される加熱手段を通電制御する前記リレーが全て接点溶着であると検知した場合に、半導体素子で通電制御される加熱手段への通電を禁止または抑制するようにした請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合加熱調理器。
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