JP4478306B2 - 灯管の製法 - Google Patents
灯管の製法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4478306B2 JP4478306B2 JP2000219499A JP2000219499A JP4478306B2 JP 4478306 B2 JP4478306 B2 JP 4478306B2 JP 2000219499 A JP2000219499 A JP 2000219499A JP 2000219499 A JP2000219499 A JP 2000219499A JP 4478306 B2 JP4478306 B2 JP 4478306B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- lamp tube
- coating agent
- process according
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
- H01J9/22—Applying luminescent coatings
- H01J9/221—Applying luminescent coatings in continuous layers
- H01J9/223—Applying luminescent coatings in continuous layers by uniformly dispersing of liquid
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/35—Vessels; Containers provided with coatings on the walls thereof; Selection of materials for the coatings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/001—General methods for coating; Devices therefor
- C03C17/003—General methods for coating; Devices therefor for hollow ware, e.g. containers
- C03C17/004—Coating the inside
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、灯管をコーティング剤でコーティングしかつ該コーティング剤を乾燥する形式の灯管の製法に関する。
【0002】
灯管の種々の製造分野において、実質的に管状の灯管バルブ又は灯管バルブ部分にコーティングを施すことが必要である。その最も重要な適用例が蛍光層であり、従って本発明は殊に蛍光灯に関する。しかし本発明では必ずしも蛍光層である必要はなく、むしろ別の灯管タイプの場合にも使用できる反射層又はその他の層であってもよい。
【0003】
その場合、本発明は、液状コーテイング剤又は少なくとも流動可能なコーティング剤を灯管に塗被し、次いで乾燥する形式の製法を出発点とする。この乾燥工程によって、流動可能なコーティング剤から固定層が製出される。一般にこの製出は、残留するコーティング剤の予め溶解又は懸濁されていた液体を蒸発又は気化することによって生じる。
【0004】
【従来の技術】
ペースト状の状態、要するに粘性流動状態でガラス管の内壁に塗被される蛍光剤ペーストによる蛍光灯ガラス管の所謂フラッシング(flushing)加工は公知である。その場合、コーティング加工すべきガラス管内壁は、例えばガラス管を通してのフラッシングによって蛍光剤ペーストと接触させられる。次いで蛍光剤ペーストは、ガラス壁に比較的薄い層が残留するまで流下させられる。ガラス管は次いで炉内で乾燥される。この場合に重要な品質基準は、規定層厚をできるだけ一定に維持することである。ガラス壁を完璧にカバーして紫外線の蛍光層透過を避けねばならないが、蛍光剤層が厚すぎると、蛍光層における可視光子の多重反射による損失は避けられない。その上に蛍光剤ペーストのための材料費も無視できなくなるほど嵩む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的な課題は、格別均等な層厚を得ることのできるような、コーティング剤による灯管コーティングのための新規な製法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の構成手段は、灯管をコーティング剤でコーティングしかつ該コーテイング剤を乾燥する形式の灯管の製法において、コーティング剤の液面レベルを灯管に沿って下降させ、かつ前記液面レベルの下降によって前記灯管の面に残留するコーティング剤の局所的な乾燥ゾーンを、下降する液面レベルに実質的に一定の時間間隔で追従させる点にある。
【0007】
要するに本発明によれば、灯管の管壁からの過剰ライニング剤の流出が、特別の制御方式で液面レベルを下降させることによって実現される。このように構成した訳は、従来慣用の製法の場合にコーティング層が不均一になる重要な要因が、過剰ライニング剤の流れ痕跡又は流滴に起因することが判明したからである。
【0008】
そればかりでなく本発明は、乾燥ゾーンを、実質的に一定の時間間隔で、下降する液面レベルに追従させるように構成した。その結果、コーテイング層の全ての部分にとって、液面レベルの下降と乾燥との間に等しい時間が経過することになる。このように構成したのは要するに、ライニング層が不均一になる更なる主要因が製造層の種々異なった部分の乾燥時間が不均一であることに起因することが判明したからである。
【0009】
ところで注ぎ込んだコーテイング剤を流出させ、次いで乾燥炉内で灯管全体を乾燥させる場合に避けられないことは、コーティング層の高位部分が低位部分よりも薄くなることである。それというのは、高位部分から流下するコーティング剤がなお低位部分を通過するからである。その結果、高位部分には、低位部分よりも僅かな残留層厚が残留することになる。また従来慣用の製法の場合には、乾燥プロセスを例えば時間的順序で上から下へ連続的に実施することにより、この乾燥プロセスによって、残留層厚の現状を考慮することは殆ど不可能である。これは、流出するコーテイング剤残分が、乾燥プロセスに対して一義的な経時性を特定するものではないからである。むしろ不特定の、統計的に変動する流出が生じ、この不特定な流出は、同一高さの灯管部分においても必ずしも等しい層厚を残すとは限らない。それというのは、既に述べたように流れ痕跡又は流滴が生じるからである。
【0010】
コーテイング層は灯管の内側に位置し、しかも液面レベルが灯管内で下降するようにするのが有利である。そのために灯管は先ずコーティング剤で充填され、次いでコーティング剤は、液柱として、すなわち上面のほぼ確定された液面レベルをもって流出する。なお念のために付記しておくが、本明細書中に記載されている概念「液又は液体」は、粘性ではあるが、なお流動可能な媒体も含むものとする。要するに液体は、ここでは流動可能である限り、粥状体又はペーストも意味している。
【0011】
更に本発明では灯管は鉛直に配置されており、これによって最善の層厚均等性が、成膜すべき灯管の全周(内周又は外周)にわたって得られる。
【0012】
これまで「乾燥ゾーン」は一般的な意味合いで述べられてきた。実際に本発明でも乾燥ゾーンを一般的に解することができ、しかも液面レベルに対して一定の時間間隔で追従することについて云々できる程度に局所的に特定された乾燥ゾーンを任意の形式で形成することが可能である。一般的に云って乾燥装置は、灯管に対する液面レベルの相対的な下降に同調して動かされる。しかし又、乾燥装置と灯管との間に固定関係がある場合には、例えば1つの乾燥装置内で種々の乾燥ゾーンを順送り式に使用することによって、可動の乾燥ゾーンを形成することも可能である。乾燥ゾーンを局所的に限定することはその場合、液面レベルに面した方の側だけに関する。コーテイング剤が、流れプロセスによって層厚変動をもはや生ぜしめない程度に少なくとも乾燥されている他方の側では、乾燥ゾーンをどの程度拡張するか、又はどの程度に限定するかは、基本的に重要なことではない。また液面レベルに面した方の側でも、局所的な特定又は局所的な限定という概念は、乾燥ゾーンのシャープな境界が存在するかのように解されてはならない。灯管の、コーテイングすべき管壁の全ての部分にとって、1つの層厚を確定する乾燥に至るまで液面レベルからの時間間隔が実質的に等しければよく、従って乾燥ゾーンは、その程度に局所的に限定されていればよい。
【0013】
本発明は、このような乾燥ゾーンを形成する2つの有利な製法に方向づけられている。第1の製法では、コーテイング剤及び/又は灯管の局所的な加熱が実施される。この局所的な加熱は、灯管と、該灯管を包囲する加熱炉との間の相対運動によって有利に実施され、その場合乾燥ゾーンは概ね加熱炉の下縁よりやや上位に位置している。この第1の製法に就いては、図1に示した第1実施例を参照されたい。
【0014】
本発明の第2の製法は、乾燥に使用されるガス雰囲気を循環させる点にある。例えばこの循環は、灯管に対して実質的に平行な通気管を灯管内へ導入して、かつ該通気管を液面レベルの変位に対して追従させることによって行なうことができる。その場合、通気管を通して乾燥ガスが通流させられる。これは、通気管を通して流入することによって、或いは通気管を通して吸出又は導出しかつ他側で乾燥ガスを供給することによって行なうことができる。何れの場合にも重要なことは、液面レベルの上方で或る所定の間隔をおいて乾燥ガスの渦流ゾーンを生ぜしめて、ここで乾燥を行なうことである。該渦流ゾーンは、液面レベルの方に面した通気管開口の下で形成され、かつ灯管の乾燥ガスを排出もしくは供給するための開口(要するに通気管の開口ではない)よりも低く位置していなければならない。その場合乾燥ガス流は、完全に液面レベルに達するまで侵入するのではなくて、通気管の開口の直ぐ下までしか流れず、次いで通気管の外壁面に沿って、前記の上位開口の方へ上方に向かって(もしくは逆方向に)流れる。この第2の製法に関しては、図2に示した実施例を参照されたい。乾燥ガスは加熱されていてもよい。但しこれは絶対に必要という訳ではない。
【0015】
液面レベルと乾燥ゾーンとの間の時間的に一定の間隔に関しては種々異なった可能性がある。第1に、例えば速度を絞るための狭窄部によってコーティング剤を簡単に流出させることが可能である。その場合には勿論一定でない速度経過が生じ、この速度経過に乾燥ゾーンは相応に追従されねばならない。しかし又、例えばコーティング剤を制御導出することによって、液面レベル沈降のための時間経過を規定することも可能である。このために本発明の有利な実施形態ではホースポンプが設けられており、該ホースポンプは、コーテイング剤と連通するホースを圧搾し、かつ圧搾領域を例えばステップモータによって所期の速度でシフトさせる。このシフト動作の反復によってホースポンプは、ホースを介してコーテイング剤を汲み出し、これによって例えば液面レベルの一定の沈降速度が得られる。
【0016】
別の実施形態は、コーティング剤と連通する容器を使用することにある。所期の下降速度の場合にコーティング剤と前記容器との間の連通路の流動抵抗が過度に高くなければ、前記容器の下降によって液面レベルの沈降を制御することが可能である。
【0017】
更にまた、乾燥ゾーンに調和して動かされるポンプピストンを使用することも可能である。例えば該ポンプピストンの運動のためにステップモータが使用される。この場合、ポンプピストンの運動は、液面レベルの所期の沈降運動に等しい速度を有しているのが特に有利である。その場合、乾燥ゾーン運動と液面レベル運動とを互いに調和させるために、機械的な結合手段を使用することが可能であり、例えば既に述べた短い管形の加熱炉とポンプピストンとの間、或いは通気管とポンプピストンとの間に機械的なカップリングが設けられる。このようなカップリングは、別型式のポンプの場合にも同じく有利に援用することができる。
【0018】
また液面レベルにかかる大気圧、或いは、コーテイング剤と連通する容器内を支配する大気圧に影響を及ぼすことによって、コーテイング剤の流出速度、要するに液面レベルの沈降運動を制御することも可能である。
【0019】
液面レベルと乾燥作用前面との間の時間間隔の選択は、時間間隔を比較的短くすることよって、液滴形成又は流れ痕跡形成の更なる回避のために役立つ。この場合液面レベル自体を乾燥することを避けねばならないのは勿論のことである。無条件に必要ではないとしても、液面レベルと乾燥作用前面との間の空間的間隔は灯管長よりも短く選ぶのが有利である。例えば空間的間隔は灯管長の70%以下であるのが適当である。短い時間間隔に関しては、過度に高い下降速度を避けるために概して、更に短い空間的間隔で、例えば灯管長の最大50%又は最大30%、或いは最大15%で稼働するのが望ましい。
【0020】
すでに述べたように本発明は、殊に蛍光灯の製造にとって意味がある。これは、水銀放電を伴う慣用の蛍光灯について、また、誘電防止された放電のために設計された、要するに少なくとも1つの誘電防止された電極を有する蛍光灯についても当て嵌まる。両者における重要な適用は、蛍光層の製造である。蛍光層を均一にすることが重要であることの理由は既に述べた通りである。特に水銀放電の場合、放電と接触する放電灯の全ての領域において特定の最小層厚を保証することが重要である。さもないと水銀が放電灯のガラス管と反応する危険があるからである。この反応の結果、放電灯が黒ずみ、放電灯の耐用寿命が短縮化される。放電の誘電防止された放電灯の場合、出射光の均一性を特に重視する種々の適用分野が存在している。第1の適用分野は、ディスプレイ及び画像スクリーンを背面照明するためのフラット放射体であり、第2の適用分野は、コピー機やスキャナー等のためのロッド状の放電灯である。撮像プロセスに関連したこれら全ての適用例では不均一性は、直接的に画像エラーとして現れる。
【0021】
しかしながら、放電の誘電防止された放電灯の場合には殊に(一般的な灯管の場合も同じく)、光の出射を一方の側で抑止し他方の側で最適化するため、或いは出射光の均一性を改善するために、反射層が使用される。それ故に反射層の層厚不均一性も避けられねばならない。この層厚不均一性は、光の照射特性に直接的な影響を及ぼす一方、反射層面に塗被すべき蛍光層の不均一性を随伴することになる。
【0022】
特に本発明は、比較的厚膜の、例えば3.5mg/cm2 以上、或いは4又は5mg/cm2 以上、更には7mg/cm2 以上の均一な反射層の製造を可能にする。このような厚膜の反射層は、従来慣用の製法では、著しい不均一性を甘受して初めて可能になる。
【0023】
更にまた、慣用の方式では問題を後々惹き起す結果になるような、比較的厚い蛍光層も製造可能である。例えば1又は2mg/cm2 以上、更には3mg/cm2 以上の蛍光層を製造することが可能である。
【0024】
本発明の製法は、水銀とガラス壁との反応を阻止せねばならないような慣用の放電灯における反応阻止層の製造にも適用することができる。このような反応阻止層(Alon−C層)は概して比較的薄肉である。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0026】
図1には第1実施例が図示されている。灯管として符号1で示したガラス管は、放電灯の放電バルブのために使用される。コーティング剤のジメンション及び選択に応じて、この場合ガラス管は、慣用の水銀放電灯用のガラス管であっても、或いは放電を誘電的に防止した管形放電灯用のガラス管であってもよい。
【0027】
灯管素材としてのガラス管1は鉛直に配置されており、かつ液面レベル2までコーティング剤3で満たされている。コーテイング剤3は水性懸濁液中に発光物質を含んでおり、かつペースト状の、粘性流動可能なコンシステンシーを有している。前記ガラス管1は下端部で栓体4によって封止されており、該栓体はホース導管5をガラス管1の内部に接続している。従ってホース導管5もコーティング剤3で満たされている。
【0028】
ホース導管5にはホースポンプ6が接続されており、該ホースポンプは、ステップモータで駆動可能なホイールを有し、該ホイールには、複数本のピン7が特定の半径で回転軸線に対して平行に配置されている。前記ピン7は、これが前記ホイールの上部域に位置した場合に、ホース導管5を当接面8に対して圧搾する。これによってホース導管5の横断面積は圧縮される。前記ホイールが(図面で見て逆時計回り方向に)回転されると、ピン7はホース導管5及び当接面8に沿って、ガラス管1から離隔する方向に動かされ、これによって、ホイールの回転速度により制御可能なポンプ作用が生じる。このポンプ作用に基づいてコーティング剤3がガラス管1からホース導管5を介して吐出され、かつ容器9内へ流出する。要するにステップモータによって液面レベル2の位置は調整され、かつ制御運動させられる。
【0029】
容器9は電磁撹拌器10上に起立している。該電磁撹拌器は、コーティング操作前にペースト状のコーティング剤3を混合するために役立つ。この時点にはコーティング剤3は全体的に容器9内に位置しており、かつ前記とは反対の時計回り方向にホースポンプ6を運転することによって、液面レベル2がガラス管1の上縁に達するまでガラス管1内へ汲み上げられる。次いでホースポンプ6のホイールを逆時計回り方向に一定の速度で回転させることによって、定速度による液面レベル2の沈降制御を伴うコーティング剤ペーストの制御流出が行われる。
【0030】
その場合、略示した乾燥炉11が、一定の時間間隔で、かつ又、液面レベル2の均等運動の故に該液面レベル2に対して一定の位置間隔をとって追従させられる。この位置間隔は図1では符号dで表されている。なお念のために付記しておくが、本発明にとって実際に重要なのは時間間隔であり、液面レベルの運動が一様でない場合には、位置間隔が変動することもあり得る。
【0031】
乾燥炉11はガラス管1を包囲しており、かつその中央において、局所的な乾燥ゾーンに対応した局所的な加熱ゾーンを発生させる。乾燥炉11が、コーティング剤12を粘着したガラス管1の領域を超えて通過すると、コーテイング剤12は少なくとも、流動能をもはや有せずかつ層厚をもはや左右できない程度に乾燥されている。勿論その後に、残留熱によって或いは雰囲気の室温で残留乾燥プロセスを行なうことも可能である。
【0032】
乾燥炉11は、適当な変速比でホースポンプ6のステップモータによって駆動可能な、図示を省いた機械的な運動装置によって動かされる。これによって乾燥炉とホースポンプは機械的に結合されており、ひいては運動の調和が自動的に行われる。位置間隔dを変化させるために液面レベル2を変化させることもできる。例えばホースポンプ6は、手動操作によって液面レベル2を調整するためにステップモータから減結合される。勿論また運動装置における乾燥炉11の固定を調節可能に構成することも可能である。
【0033】
この図示の実施例は、液面レベル2を制御によって低下させる場合又はポンプ汲み出しの場合の本発明の基本原理を先ず第1に表わすものであり、その限りにおいて概略的な構成図にすぎない。実際の産業上の適用においては勿論、それ相応に適合した装置を使用することが可能であり、その装置の個々の細部は、いかなる当業者といえども前記の原理図に基づいて容易に推考することができる。
【0034】
図2には第2実施例が図示されている。なお図1に等しい構成要素には、同一符号を付した。第1実施例との相違点を以下に説明する。
【0035】
コーティング剤3は本例では、反射物質としてのTiO2 のエタノール懸濁液である。乾燥炉11に代えて、本例では通気管13が使用され、該通気管は上方からガラス管1内へ導入される。通気管13の下端部は開口14を有し、該開口から空気が流出する。通気管13が、やはり一様の速度の故に一定の時間間隔に相当する特定の一定の位置間隔dをとって液面レベル2の上位に保持されると、空気渦流ゾーンが開口14の下位に形成される。しかし液面レベル2の直ぐ上では、ごく弱く渦動するにすぎないほぼエタノール飽和状態の雰囲気が生じる。要するに本来の乾燥作用は、開口14の直ぐ下の領域でしか行われず、この領域でガラス管1の管壁に沿ったコーティング剤3のエタノール蒸気が、通気管13の外側で、しかもガラス管1の内側で流出する空気によって連行されて上方へ向かって導出される。上部領域でガラス管1上に付設されたアタッチメント16内に複数の開口15が設けられており、該開口は空気出口として使用される。前記アタッチメント16は、案内円板17を介して通気管13を案内するために使用されるばかりでなく、ガラス管1用の(詳細には図示しなかった)ホルダー部分でもある。
【0036】
前記第2実施例のパラメータ例は次の通りである。ガラス管1の長さを300mm、内径を8.6mmとし、かつ液面レベル2と開口14との間隔を43mm、一定のシフト速度を6mm/secとすれば、6.0mg/cm2 の層重量が生じる。この場合の出発材料は、200gTiO2 及び100mlエタノール中の60mlニトロ−セルロース(10%)から成るコーティング剤である。乾燥は約22℃の温度で28l/hの空気流量によって行われる。その場合の通気管13の外径は1.6mm、内径は0.8mmである。
【0037】
この第2実施例は図示の形態で殊にコーティング剤3の易揮発性キャリヤー液のために適している。しかし加熱空気を供給することも可能であるので、水溶液を第1実施例の場合のように乾燥することもできる。因みに両実施例の溶液を組合せることも勿論可能である。
【0038】
総じて本発明は、比較的大きな層厚の場合でも著しく均等にして欠陥のない層を製造する可能性を提供する。更にまた、コーティング剤の被着(「フラッシング」加工)及び生成層の乾燥を1回の工程で実施できるので、本発明は生産時間の点から見て著しく経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略的な構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の概略的な構成図である。
【符号の説明】
1 ガラス管、 2 液面レベル、 3 コーティング剤、 4 栓体、 5 ホース導管、 6 ホースポンプ、 7 ピン、 8 当接面、 9 容器、 11 乾燥炉、 12 コーティング剤、 13 通気管、 14 開口、 15 開口、 16 アタッチメント、 17案内円板
Claims (22)
- 灯管(1)をコーティング剤(3)でコーティングしかつ該コーテイング剤(3)を乾燥する形式の灯管の製法において、コーティング剤(3)の液面レベル(2)を灯管(1)に沿って下降させ、かつ前記液面レベル(2)の下降によって前記灯管(1)の面に残留するコーティング剤(3)の層の局所的な乾燥ゾーン(11,13)を、下降する液面レベル(2)に実質的に一定の時間間隔で追従させることを特徴とする、灯管の製法。
- 灯管(1)が蛍光灯用のガラス管である、請求項1記載の製法。
- 液面レベル(2)を灯管(1)内で下降させる、請求項1又は2記載の製法。
- 灯管(1)を鉛直に配置する、請求項1から3までのいずれか1項記載の製法。
- 乾燥ゾーン(11)を局所的な加熱によって発生させて追従させる、請求項1から4までのいずれか1項記載の製法。
- 局所的な加熱を、灯管(1)を包囲する管形の炉(11)によって行なう、請求項5記載の製法。
- 乾燥ゾーン(13)を、乾燥ガス雰囲気の流動によって発生させかつ追従させる、請求項1から6までのいずれか1項記載の製法。
- 実質的に灯管に対して平行な通気管(13)を、液面レベル(2)から隔てられた開口(14)でもって、前記液面レベル(2)に追従させ、前記通気管(13)を通して乾燥ガスを通流させる、請求項7記載の製法。
- 乾燥ガスを加熱しておく、請求項7又は8記載の製法。
- 液面レベル(2)を、コーティング剤(3)用のホースポンプ(6)によって下降させる、請求項1から9までのいずれか1項記載の製法。
- 灯管(1)と、該灯管(1)のコーティング剤(3)に連絡していて該コーテイング剤(3)の充填された容器(9)との間の相対運動によって、液面レベル(2)を下降させる、請求項1から9までのいずれか1項記載の製法。
- 乾燥ゾーンと、液面レベル(2)を下降させるポンプのポンプピストンとの同調運動によって、前記液面レベル(2)を下降させる、請求項1から9までのいずれか1項記載の製法。
- ポンプをステップモータによって動かす、請求項10又は12記載の製法。
- 乾燥炉(11)とポンプを機械的に結合しておく、請求項6から13までのいずれか1項記載の製法。
- 通気管(13)とポンプを機械的に結合しておく、請求項8から13までのいずれか1項記載の製法。
- 液面レベル(2)の下降時にコーティング剤(3)の流出速度を制御するために、灯管(1)に沿った又は該灯管内部の液面レベル(2)を介してか又はコーティング剤(3)と連通する容器内の別の液面レベル(2)を介して雰囲気圧を制御する、請求項1から9までのいずれか1項記載の製法。
- 液面レベルと乾燥ゾーンとの間の間隔が最大限で、灯管(1)の長さの70%である、請求項1から16までのいずれか1項記載の製法。
- 蛍光灯用ガラス管(1)が、放電を誘電的に防止した蛍光灯運用のために設計されている、請求項1から17までのいずれか1項記載の製法。
- コーティング剤(3)の層が、発光物質層である、請求項1から18までのいずれか1項記載の製法。
- 乾燥された層が少なくとも1mg/cm2 の肉厚を有している、請求項19記載の製法。
- コーテイング剤(3)の層が、反射層である、請求項1から20までのいずれか1項記載の製法。
- 乾燥された層が、少なくとも3.5mg/cm2 の肉厚を有している、請求項21記載の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1999133893 DE19933893A1 (de) | 1999-07-22 | 1999-07-22 | Verfahren zum Beschichten von Lampenkolben |
DE19933893.0 | 1999-07-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001052611A JP2001052611A (ja) | 2001-02-23 |
JP4478306B2 true JP4478306B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=7915356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000219499A Expired - Fee Related JP4478306B2 (ja) | 1999-07-22 | 2000-07-19 | 灯管の製法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6399145B1 (ja) |
EP (1) | EP1071110B1 (ja) |
JP (1) | JP4478306B2 (ja) |
KR (1) | KR100449532B1 (ja) |
AT (1) | ATE276583T1 (ja) |
CA (1) | CA2314311C (ja) |
DE (2) | DE19933893A1 (ja) |
TW (1) | TW476980B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3895202B2 (ja) * | 2002-03-22 | 2007-03-22 | 富士通株式会社 | 細管内面への塗膜形成方法およびその形成装置 |
JP4303925B2 (ja) * | 2002-08-19 | 2009-07-29 | 篠田プラズマ株式会社 | 金属酸化膜の形成方法及びガス放電管の2次電子放出膜形成方法 |
JP2005324108A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Honda Motor Co Ltd | 細管内壁の樹脂被覆方法 |
KR100628735B1 (ko) * | 2005-03-04 | 2006-09-29 | 주식회사 디엠에스 | 형광체 코팅장치 및 코팅방법 |
EP3023162A1 (de) | 2014-11-24 | 2016-05-25 | Heraeus Quarzglas GmbH & Co. KG | Verfahren zur Herstellung eines mit einer Funktionsschicht versehenen Bauteils aus Glas sowie Vorrichtung zur Herstellung einer derartigen Schicht |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2184266A (en) * | 1939-03-28 | 1939-12-19 | Gen Luminescent Corp | Apparatus for coating tubes with luminescent materials |
US2444572A (en) * | 1945-02-03 | 1948-07-06 | Du Mont Allen B Lab Inc | Apparatus for coating tubes |
US2643956A (en) * | 1950-03-01 | 1953-06-30 | Gen Electric | Coating method and apparatus for luminescent tubes |
GB697998A (en) * | 1951-05-03 | 1953-10-07 | Gen Electric Co Ltd | Improvements in or relating to apparatus for coating tubular fluorescent lamps |
GB697999A (en) * | 1951-05-07 | 1953-10-07 | Gen Electric Co Ltd | Improvements in or relating to apparatus for coating tubular fluorescent lamps |
GB758968A (en) * | 1953-04-29 | 1956-10-10 | British Thomson Houston Co Ltd | Improvements relating to the interior coating of lamp bulbs and the like |
DE2213452C3 (de) * | 1972-04-06 | 1975-11-27 | Wsesojusny Nautschno-Issledowatelskij Institut Po Stroitelstwu Magistralnych Truboprowodow, Moskau | Verfahren und Vorrichtung zum Trocknen von Emailschlicker an der Innenflache von Rohren |
US3900750A (en) * | 1974-06-03 | 1975-08-19 | Gte Sylvania Inc | Metal halide discharge lamp having heat absorbing coating |
US4088802A (en) * | 1976-05-27 | 1978-05-09 | Westinghouse Electric Corp. | Process for coating envelope for reflector-type fluorescent lamp and the lamp resulting therefrom |
DE2729744C2 (de) * | 1977-07-01 | 1984-05-10 | Bodenseewerk Perkin-Elmer & Co GmbH, 7770 Überlingen | Vorrichtung zur automatischen Erzeugung einer gasförmigen Meßprobe |
JPS57187830A (en) * | 1981-05-14 | 1982-11-18 | Matsushita Electronics Corp | Manufacture of fluorescent lamp |
JPS6016834A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-28 | Matsushita Electronics Corp | ガラス管内面への螢光体被膜の形成方法 |
JPS60109131A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-14 | Matsushita Electronics Corp | 螢光体膜形成方法 |
JPH01258340A (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-16 | Nec Home Electron Ltd | 蛍光体被膜の形成方法 |
US4906168A (en) * | 1989-02-06 | 1990-03-06 | Thompson Ronald E | Peristaltic pump |
US5098261A (en) * | 1990-05-04 | 1992-03-24 | Brandel Corporation | Peristaltic pump and method for adjustable flow regulation |
JPH04312741A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Harrison Denki Kk | ガラス管内壁面への蛍光体被膜の形成方法 |
KR100294486B1 (ko) * | 1994-02-23 | 2001-09-17 | 김순택 | 형광램프의형광체현탁액도포방법 |
DE19517515A1 (de) * | 1995-05-12 | 1996-11-14 | Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh | Entladungslampe und Verfahren zum Betreiben derartiger Entladungslampen |
US5811924A (en) * | 1995-09-19 | 1998-09-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fluorescent lamp |
US6254921B1 (en) * | 1999-12-08 | 2001-07-03 | Surmodics, Inc. | Coating process and apparatus |
-
1999
- 1999-07-22 DE DE1999133893 patent/DE19933893A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-06-23 DE DE50007744T patent/DE50007744D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-23 EP EP20000113336 patent/EP1071110B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-23 AT AT00113336T patent/ATE276583T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-07-11 US US09/613,812 patent/US6399145B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-17 TW TW89114272A patent/TW476980B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-07-19 JP JP2000219499A patent/JP4478306B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-21 CA CA 2314311 patent/CA2314311C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-21 KR KR10-2000-0041882A patent/KR100449532B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW476980B (en) | 2002-02-21 |
DE19933893A1 (de) | 2001-01-25 |
JP2001052611A (ja) | 2001-02-23 |
US6399145B1 (en) | 2002-06-04 |
CA2314311A1 (en) | 2001-01-22 |
KR100449532B1 (ko) | 2004-09-21 |
EP1071110B1 (de) | 2004-09-15 |
DE50007744D1 (de) | 2004-10-21 |
ATE276583T1 (de) | 2004-10-15 |
CA2314311C (en) | 2009-04-21 |
KR20010049833A (ko) | 2001-06-15 |
EP1071110A1 (de) | 2001-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3929265B2 (ja) | ガス放電管内への電子放出膜形成方法 | |
JP4478306B2 (ja) | 灯管の製法 | |
JP4366757B2 (ja) | 塗布装置、塗布方法ならびにプラズマディスプレイまたはディスプレイ用部材の製造方法 | |
EP0295140B1 (en) | Fluorescent lamp with a predetermined cri and method for making | |
US4088802A (en) | Process for coating envelope for reflector-type fluorescent lamp and the lamp resulting therefrom | |
JP4367977B2 (ja) | ランプ外面被覆方法及び装置 | |
JPH07211291A (ja) | 低圧水銀放電ランプ及び低圧水銀放電ランプを製造する方法 | |
JP2017183276A (ja) | 放電ランプ | |
CN101887830A (zh) | 荧光剂涂布方法 | |
EP0128553A1 (en) | Single-ended metal halide discharge lamps and process of manufacture | |
US3676176A (en) | Method of making fluorescent lamps | |
JPH09190767A (ja) | ブラウン管用金属化発光スクリーンの製造方法 | |
CN102709149B (zh) | 荧光灯及其制造方法 | |
EP0128551A1 (en) | Single ended metal halide discharge lamps and process of manufacture | |
JP2007005035A (ja) | ランプの製造方法、ランプ及び蛍光ランプ | |
JP5591081B2 (ja) | 蛍光ランプの製造方法及び蛍光ランプ及び電球形蛍光ランプ及び照明装置 | |
JP2747441B2 (ja) | 投射形カラー陰極線管の蛍光膜形成方法および装置 | |
JPS6342370B2 (ja) | ||
JP2002343246A (ja) | ガラス管内壁面への蛍光体被膜形成方法 | |
JP5029149B2 (ja) | ニトロセルロース溶液、蛍光体スラリーおよびその製造方法、蛍光体被膜、蛍光ランプ | |
JP2003045329A (ja) | 冷陰極放電管の蛍光被膜形成方法、冷陰極放電管及び照明装置 | |
JPH01225036A (ja) | 管球の被膜形成方法 | |
CN101410934A (zh) | 放电空间中具有低功函金属的高强度放电装置 | |
KR200402599Y1 (ko) | 냉음극형광램프제조장치의 도포기 | |
JP2006114292A (ja) | ランプの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100212 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |