JP4477592B2 - 回転センサ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のステアリングホイールなどの回転角度を検出するための回転センサに関する。
回転センサは、自動車のステアリングシャフトと車体との間に備えられ、ステアリングホイールの操舵角度、操舵速度、操舵方向などを検出するもので、この検出結果に基づいて四輪操舵車における後輪の操舵制御などが行われる。また、最近では自動車のステアリングシャフトを機械的手段以外の手段で行うステア・バイ・ワイヤ技術などの検討も行われている。
このような回転センサとして、たとえば、ケースと、ケース内に収納される回転体(コードホイール)、信号検出素子部および回転基板と、信号検出素子部に対する回転体の回転位置を回転角0度の位置に保持するケース、回転体の対応する位置に開設されたピン挿入孔に一連に貫通される固定ピンからなるものが知られている(特許文献1)。
特開2005−9879号公報(図4参照)
しかしながら、前述の回転センサは、ホルダの張り出し部分をホルダ収納部で押さえることにより固定ピンを固定する構造となっているが、ホルダの張り出し部分と脱落防止手段の形状によっては、固定ピンを抜く際にホルダがホルダ収納部から脱落することがあった。
そこで、本発明は、固定ピンを保持するためのピンホルダがピンホルダ収納部から脱落し難い回転センサの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、被測定回転体に取り付けられて回転する回転体と、この回転体を収容するケースと、前記回転体の回転を検出する検出部と、前記ケースおよび前記回転体の対応する位置に開設された各ピン挿入孔に一連に貫通され、前記検出部に対する前記回転体の回転位置を中立位置に保持する固定ピンと、前記ケースに取り付けられ、前記各ピン挿入孔に貫通された前記固定ピンを挿抜可能に保持するゴム状弾性体からなるピンホルダを収納するピンホルダ収納部とを備え、前記ピンホルダには前記ピンホルダ収納部に固定される張出部が設けられている回転センサにおいて、前記ピンホルダ収納部には、前記ピンホルダの前記張出部が収容される逃げ部が設けられており、前記ピンホルダ側面の前記張出部以外の箇所に突起部が設けられていることを特徴とする回転センサである。
請求項2に記載の発明は、前記ピンホルダ収納部の逃げ部の側面内壁と前記ピンホルダの前記張出部との間に間隙が設けられていることを特徴とする請求項1記載の回転センサである。
本発明の回転センサは、固定ピンを保持するピンホルダの張出部以外の箇所に突起部を設けて外径を大きくしたので、前記突起部を設けた箇所はピンホルダ収納部の小径筒部内面に強固に密着し、前記突起部のみにより固定ピンの保持力を調整することができ、さらに固定ピンの保持力を調整するために張出部をピンホルダ収納部で中心方向に押さえる必要がなくなるため、ピンホルダがピンホルダ収納部から脱落しにくくなる。
また前記ピンホルダ収納部の逃げ部の側面内壁と前記ピンホルダの前記張出部との間に間隙が設けられていることにより、張出部がピンホルダ収納部で中心方向に押さえられることがなくなるため、ピンホルダがピンホルダ収納部からさらに脱落しにくくなる。
本発明の好ましい実施の形態を説明する。本実施形態の回転センサは、被測定回転体に取り付けられて回転する回転体の回転位置を中立位置に保持するために固定ピンを用いて仮固定する構造を有する。また、本実施形態の回転センサは、固定ピンをケースに仮固定するピンホルダを有する。
ピンホルダ1は、図1に示すように、連結部1aと外径の大きい張出部1bからなり、内部にガイド孔1cとスリット1dが上下方向に貫通して設けられ、さらに張出部1b直上の連結部1a外周に突起部2が設けられたものである。
このピンホルダ1を、図2(イ)に示すピンホルダ収納部3に収納すると、図2(ロ)に示すように、ピンホルダ1の張出部1bがピンホルダ収納部3の逃げ部3bに収容され、ピンホルダ1の突起部2を設けた箇所(連結部1aの下部)が縮径し、スリット1dの内径が狭まる。なお、図2(ロ)において、11はケース、12は回転体であって、11a、12aはそれぞれケース11、回転体12に開けられた孔である。
このピンホルダ1のガイド孔1cとスリット1dに固定ピン4を挿入すると、図2(ハ)に示すように、ピンホルダ1の張出部1bはピンホルダ収納部3の逃げ部3bに収容され、突起部2を設けた箇所はピンホルダ収納部3の筒部3a内面に強固に密着する。従ってピンホルダ1は固定ピン4を抜き出す際にピンホルダ収納部3から脱落し難い。また、ピンホルダ1の張出部1bがピンホルダ収納部3の逃げ部3b内側上面に係止され、これも脱落防止に寄与する。
固定ピン4はガイド孔1c内面と内径の狭まったスリット1d内面とで強固に把持されるので、固定ピン4の挿入方向が正確に規定される。なお、図2(ハ)で4aは固定ピンのつまみ部である。
図3(イ)は、空隙3cを設けたピンホルダ収納部3の斜視図であり、このピンホルダ収納部3にピンホルダ1を収納し(図3(ロ))、さらに固定ピン4をピンホルダ1のガイド孔1cとスリット1dに挿入する(図3(ハ))と、図2に示したのと同様のピンホルダの脱落防止と、固定ピンの挿入方向の規定がなされ、さらに、空隙3cを設けたのでピンホルダ1の張出部1bがピンホルダ1の中心方向に変形しなくなるため、ピンホルダ1がピンホルダ収納部3から脱落しにくくなる。
本実施形態において、突起部2は、ピンホルダ1連結部1a外周の任意の位置に設けられるが、張出部1b直上がピンホルダ1の脱落防止に最も効果があり推奨される。また突起部2は連結部1a外周の要所に部分的に設けることができ、この場合は、ピンホルダ1のガイド孔1cおよびスリット1dの中心点をピンホルダ収納部3の中心点と一致させて、固定ピン4の挿入方向が正確に規定されるようにする。また突起部2はピンホルダ1と一体に設けても、別部材を接着剤などで接着して設けても良い。
本発明において、逃げ部3cはピンホルダ収納部3の大径筒部3bの側壁の左右または前後の対向する側壁に設けると、ピンホルダ1の逃げが周方向に対し均一になされ、その結果、固定ピンの挿入が良好になされ推奨される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の実施形態は上述したものに限られないことはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態を示すピンホルダの展開図である。 本発明の第2の実施形態を示す(イ)ピンホルダ収納部の斜視図、(ロ)ピンホルダ収納部にピンホルダを収納した状態の縦断面図、(ハ)ピンホルダに固定ピンを挿入した状態の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す(イ)ピンホルダ収納部の斜視図、(ロ)ピンホルダ収納部にピンホルダを収納した状態の縦断面図、(ハ)ピンホルダに固定ピンを挿入した状態の縦断面図である。
符号の説明
1 ピンホルダ
1a ピンホルダの連結部
1b ピンホルダの張出部
1c ピンホルダの挿入孔
1d ピンホルダのスリット
2 ピンホルダに設けられた突起部
3 ピンホルダ収納部
3a ピンホルダ収納部の小径筒部
3b ピンホルダ収納部の逃げ部
3c ピンホルダ収納部の空隙
4 固定ピン
4a 固定ピンのつまみ部
11 上ケース
11a 上ケースに開けられた孔
12 回転体
12a 回転体に開けられた孔

Claims (2)

  1. 被測定回転体に取り付けられて回転する回転体と、この回転体を収容するケースと、前記回転体の回転を検出する検出部と、前記ケースおよび前記回転体の対応する位置に開設された各ピン挿入孔に一連に貫通され、前記検出部に対する前記回転体の回転位置を中立位置に保持する固定ピンと、前記ケースに取り付けられ、前記各ピン挿入孔に貫通された前記固定ピンを挿抜可能に保持するゴム状弾性体からなるピンホルダを収納するピンホルダ収納部とを備え、前記ピンホルダには前記ピンホルダ収納部に固定される張出部が設けられている回転センサにおいて、
    前記ピンホルダ収納部には、前記ピンホルダの前記張出部が収容される逃げ部が設けられており、前記ピンホルダ側面の前記張出部以外の箇所に突起部が設けられていることを特徴とする回転センサ。
  2. 前記ピンホルダ収納部の逃げ部の側面内壁と前記ピンホルダの前記張出部との間に間隙が設けられていることを特徴とする請求項1記載の回転センサ。
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