JP4474233B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させて走行時の安定性を向上させた空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤが路面の凹凸を乗り越えたときの車両の安定性(すなわち、直振性や旋回時に車体が進行方向に安定して進むことができる性能)を保つため、空気入りタイヤには、路面の凹凸から外乱として入力される衝撃に対する緩衝機能として、高い性能が要求される。このような緩衝機能としての性能を高めるためには、空気入りタイヤの特性として、路面の凹凸から受ける縦方向の衝撃に対する衝撃吸収性と、その衝撃により発生した横方向の振れに対する収斂性とを両立させることが重要である。
また、一般的に、縦方向の衝撃に対する衝撃吸収性を向上させるためには空気入りタイヤの縦ばね定数を下げ(低い縦ばね定数)、横方向の振れに対する収斂性を向上させるためには空気入りタイヤの横剛性を高くすれば良い。
そこで、従来より、リムフランジの近傍となるビード部の側面側に、モジュラスや硬度の低いゴムを配設して縦ばね定数を下げ、路面の凹凸からの衝撃に対する衝撃吸収性を向上させた空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−362116号公報
しかしながら、ビード部の側面側にモジュラスや硬度の低いゴムを配設すると、縦ばね定数が下がって縦方向の衝撃に対する衝撃吸収性は向上するが、それに相反して横剛性が下がる傾向にあり、路面の凹凸からの衝撃により発生した横方向の振れに対する収斂性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、ビード部の側面側(タイヤ幅方向外側)に比較的モジュラスの低いゴムを配設した空気入りタイヤでありながら、高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させて路面の凹凸からの衝撃に対する衝撃吸収性と横方向の振れに対する収斂性の向上を図り、走行時の安定性を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の発明者らは、高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させるべく、空気入りタイヤのビード部及びサイド部のタイヤ幅方向外側となる側面に、モジュラスの異なる少なくとも2種類のサイドゴムを配設し、これらサイドゴム相互のモジュラス比に着目するとともに、サイドゴムの境界となる位置(すなわち、2種類のサイドゴムの接合点の位置)に着目し、これらの要素を複合的に鑑みて研究・解析を行った。
まず、発明者らは、カーカス層のタイヤ幅方向外側に配設され、ビード部のタイヤ幅方向外側を形成する第1サイドゴムと、カーカス層のタイヤ幅方向外側であって且つ第1サイドゴムに接合されて第1サイドゴムのタイヤ径方向外側に配設され、サイド部のタイヤ幅方向外側を形成する第2サイドゴムとを備えた空気入りタイヤをモデルとし、該空気入りタイヤのモデルにおいて、第1サイドゴムと第2サイドゴム相互のモジュラス比、第1サイドゴムと第2サイドゴムとの接合点の位置、ビード外側壁の形状、及び、ビード外側壁における第1サイドサイドゴムのゴムゲージなどを設計変数として有限要素法による感度解析を行い、空気入りタイヤの縦ばね特性、及び、横剛性について分析した。その結果、次のようなことが判明した。
1)内圧充てん時において、第1サイドゴムのモジュラスを第2サイドゴムのモジュラスよりも小さくし、且つ、第1サイドゴムと第2サイドゴムのモジュラス比を所定の範囲内に収めることにより、空気入りタイヤの横剛性を適度に維持したまま縦ばね定数を減少させることが可能である。
2)内圧充てん時において、リムフランジに接するビード外側壁周辺のサイドゴムのゴムゲージを薄くし、さらにビード外側壁の凹み曲面の半径を、ビード外側壁に対向するリムフランジの曲面の半径より大きく設定する(すなわち、ビード外側壁とリムフランジとの間の少なくとも一部を離間させてクリアランスを設ける)と、ビード部とリムフランジとの接触圧が減り、空気入りタイヤの横剛性を維持したまま縦ばね定数を減少させることが可能である。
3)また、内圧充てん時において、リムフランジの上端部付近となるビード外側壁の第1サイドゴムを、ビード外側壁側へ突起状に張り出させるように厚くすれば、空気入りタイヤの縦ばね定数を維持したまま横剛性を上げることが可能である。
そして、発明者らは、判明した上記知見に基づいて、高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立するために最適となるサイドゴムのモジュラス比やモジュラス高さ、ビード形状などを検討した結果、本発明をするに至った。
まず、本発明の第1の特徴は、トレッド部(トレッド部2)と、該トレッド部に連なる一対のサイド部(サイド部3)と、該サイド部に連なる一対のビード部(ビード部4)と、前記トレッド部及び前記一対のサイド部を介し、前記一対のビード部に跨って円環状に配設されたカーカス層(カーカス層7)と、を備えた空気入りタイヤ(空気入りタイヤ1)において、前記カーカス層のタイヤ幅方向外側に配設され、前記ビード部のタイヤ幅方向外側を形成する第1サイドゴム(第1サイドゴム20)と、前記カーカス層のタイヤ幅方向外側であって且つ前記第1サイドゴムに接合されて前記第1サイドゴムのタイヤ径方向外側に配設され、前記サイド部のタイヤ幅方向外側を形成する第2サイドゴム(第2サイドゴム21)とを備え、前記ビード部のビードヒール(ビードヒール10)を通り且つタイヤ軸に平行なビードベースラインBLから前記第1サイドゴムと前記第2サイドゴムとのタイヤ表面上の接合点B(接合点B)までの高さである第1サイドゴム高さBHと、前記空気入りタイヤが適合する規定規格リム(リム5)のリムフランジ(リムフランジ5a)のリムフランジ高さRHとの関係が0.9<(BH/RH)<1.4の範囲にあり、前記第1サイドゴムのモジュラスMBと、前記第2サイドゴムのモジュラスMSとの関係が0.4<(MB/MS)<0.9の範囲にある空気入りタイヤであることを要旨とする。
ここで、本発明の第1の特徴に基づいて得られる2つの作用について説明する。本発明の第1の特徴に基づいて得られる作用として、空気入りタイヤの横剛性と縦ばね定数とをそれぞれ適度に得る作用と、空気入りタイヤの横剛性の低下を最小限に抑えつつ、縦ばね定数を減少させる作用とがある。
より具体的には、まず、ビード部のビードヒールを通り且つタイヤ軸に平行なビードベースラインBLから第1サイドゴムと第2サイドゴムとのタイヤ表面上の接合点Bまでの高さである第1サイドゴム高さBHと、空気入りタイヤが適合する規定規格リムのリムフランジ高さRHとの関係が0.9<(BH/RH)<1.4の範囲であると規定した。
これにより、空気入りタイヤは、衝撃に対する衝撃吸収性と横方向の振れに対する収斂性とにおいて問題とならないレベルの適度な横剛性と適度な縦ばね定数とをそれぞれ得ることができる。
また、第1サイドゴムと第2サイドゴム相互のモジュラス比を所定の範囲、すなわち、第1サイドゴムのモジュラスMBと第2サイドゴムのモジュラスMSとの関係を0.4<(MB/MS)<0.9の範囲であると規定した。
これにより、空気入りタイヤは、横剛性の低下を最小限に抑えつつ、縦ばね定数を減少させることができる。
従って、これらの各作用が複合的に作用することによって、本発明の第1の特徴にかかる空気入りタイヤは高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記第1サイドゴム前記サイドゴムのタイヤ幅方向外側の少なくとも一部には、前記ビード部のビードヒールからタイヤ径方向外側へ向けて延在するビード外側壁が形成されており、前記空気入りタイヤが前記空気入りタイヤに適用する規定規格リムへリム組みされた状態において、前記ビード外側壁は、前記ビードヒール側において、前記規定規格リムのリムフランジの表面に沿って前記リムフランジに接触し、前記接触する部分よりもタイヤ径方向外側において前記リムフランジの表面から離間されており、前記ビードベースラインBLから、前記ビード外側壁上の位置であって前記ビード外側壁において前記サイドゴムのゴムゲージが最小となる位置までの高さである最小サイドゴムゲージ高さKHと、前記規定規格リムのリムフランジのリムフランジ高さRHとの関係が0.4<(KH/RH)<0.8の範囲にあり、前記ビード外側壁上において前記第1サイドゴムのゴムゲージが最大となる位置Tの最大サイドゴムゲージTWと、前記ビード外側壁上において前記第1サイドゴムのゴムゲージが最小となる位置Kの最小サイドゴムゲージKWとの関係が2.0<(TW/KW)<7.0の範囲にあり、前記ビードベースラインBLから、前記ビード外側壁上において前記第1サイドゴムのゴムゲージが最大となる位置Tまでの高さである最大サイドゴムゲージ高さTHと、前記リムフランジ高さRHとの関係が0.9<(TH/RH)<1.4の範囲にあることを要旨とする。
ここで、本発明の第2の特徴に基づいて得られる2つの作用について説明する。本発明の第2の特徴に基づいて得られる作用として、空気入りタイヤの横剛性の低下を最小限に抑えつつ縦ばね定数を減少させる作用と、空気入りタイヤの縦ばね定数の増加を最小限に抑えつつ横剛性を上げる作用とがある。
より具体的には、まず、ビードベースラインBLから、ビード外側壁上において第1サイドゴムのゴムゲージが最小となる位置Kまでの高さである最小サイドゴムゲージ高さKHと、規定規格リムのリムフランジ高さRHとの関係が0.4<(KH/RH)<0.8の範囲であることを規定した。
これにより、横剛性の低下を最小限に抑えつつ縦ばね定数を減少させことができる。
また、ビード外側壁上において第1サイドゴムのゴムゲージが最大となる位置Tの最大サイドゴムゲージTWと、ビード外側壁上において第1サイドゴムのゴムゲージが最小となる位置Kの最小サイドゴムゲージKWとの関係が2.0<(TW/KW)<7.0の範囲であることを規定した。
これにより、横剛性の低下を最小限に抑えつつ縦ばね定数を減少させことができる。
さらに、ビードベースラインBLから、ビード外側壁上において第1サイドゴムのゴムゲージが最大となる位置Tまでの高さである最大サイドゴムゲージ高さTHと、リムフランジ高さRHとの関係が0.9<(TH/RH)<1.4の範囲であることを規定した。
これにより、縦ばね定数の増加を最小限に抑えつつ横剛性を上げることができる。
従って、上述した本発明の第1の特徴によって得られる作用と併せ、本発明の第2の特徴によって得られるこれらの各作用が複合的に作用することによって、本発明の第1の特徴及び本発明の第2の特徴に掛かる空気入りタイヤは、さらに高度な次元で高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させることができる。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、タイヤ径方向における前記ビード外側壁の前記リムフランジの表面から離間された部分の長さAHと前記リムフランジ高さRHとの関係が0.4<(AH/RH)<1.0の範囲にあることを要旨とする。
かかる特徴によれば、ビード外側壁の少なくとも一部はリムフランジに接触するが、リムフランジのタイヤ径方向外側のリムフランジ端部Eからタイヤ径方向内側に向けた所定の範囲において、ビード外側壁とリムフランジとが離間されている。すなわち、ビード外側壁とリムフランジとの間には、リムフランジ端部Eよりタイヤ径方向内側に向けて、リムフランジ高さRHの40%を越える長さ(離間幅AH)の範囲(タイヤ径方向の幅範囲)に渡って、クリアランスが設けられている。
これにより、空気入りタイヤが路面の凹凸を乗り越えたときにはビード外側壁がタイヤ幅方向外側へ膨らむように変形するため、空気入りタイヤの縦ばね定数がさらに減少されて路面からの衝撃に対する衝撃吸収性がさらに向上する。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴乃至第3の特徴に係り、前記カーカス層はプライコードを有し、該プライコードはタイヤ赤道面CLに対して65度以上の角度(角度S)で配設されたラジアル配列となっていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1の特徴乃至第4の特徴に係り、前記空気入りタイヤは2輪車用タイヤであることを要旨とする。
高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させて路面の凹凸からの衝撃に対する衝撃吸収性と横方向の振れに対する収斂性の向上を図り、走行時の安定性の向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の記載において説明する図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。
(空気入りタイヤの構造)
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向における一部断面図である。本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、トレッド部2の両側に連なる一対のサイド部3(対面側は図示せず)と、サイド部3に連なる一対のビード部4(対面側は図示せず)と、トレッド部2及び一対のサイド部3とを介し、一対のビード部4に跨って円環状に配設されたカーカス層7とを備えている。
ビード部4の内部にはビードコア6が配設されており、カーカス層7はビードコア6を巻き込むように折り返されてサイド部3の近傍で終端されている。
また、カーカス層7のタイヤ径方向外側には、カーカス層7を保護するために、2枚のベルトコード8a、8bを有するベルト層8が配設されている。
また、カーカス層7のタイヤ幅方向外側には、ビード部4のタイヤ幅方向外側を形成する第1サイドゴム20と、サイド部3のタイヤ幅方向外側を形成する第2サイドゴム21とが備えられている。なお、第1サイドゴム20と第2サイドゴム21とについては図2を用いて詳細な説明を後述する。
図2は、図1に示した空気入りタイヤ1のビード部4付近の拡大図である。同図において空気入りタイヤ1は、規定規格リム5へリム組された状態を示す。
ここで、内圧が未充てんの状態で空気入りタイヤ1を規定規格リム5へ完全にフィットさせる方法として、例えば、リム組されたタイヤ1の最大静止荷重負荷時に対応する指定内圧以上の空気圧を一旦充てんし、タイヤ1を規定規格リム5に完全にフィットさせた後、空気圧を減圧して内圧未充てんの状態に戻せばよい。このとき、リム組されたタイヤ1の内圧はゼロであることが好ましいが、タイヤ1の形状が変形しない程度の微圧(例えば、0.05〜0.1kgf/cm2)が残留していてもよい。
なお、空気入りタイヤ1に適合する規定規格リム5は、空気入りタイヤ1がリム組されるべき所定の規格に定められた寸法を有する標準リムである。ここで適用される標準リムは、空気入りタイヤが生産又は使用されている地域毎の産業規格(例えば、日本国内における日本自動車タイヤ協会の“JATMA Year Book”、アメリカ合衆国における“TRA Year Book”、欧州における“ETRTO Standard Manual”など)に準拠するものとする。
図2に示すように、カーカス層7のタイヤ幅方向外側には第1サイドゴム20と第2サイドゴム21とが配設されている。
第1サイドゴム20は、ビード部4のビードヒール10とビードトゥとの略中央付近からサイド部3のタイヤ径方向内端あたりまで延設され、ビード部4のタイヤ幅方向外側を形成するサイド補強ゴムである。
そして、第1サイドゴム20のタイヤ幅方向外側には、ビード部4のビードヒール10からタイヤ径方向外側へ向けて延びるとともにタイヤ幅方向内向きに凹む凹み曲面15を有するビード外側壁4aが形成されている。
図2に示すように、ビード外側壁4aは、空気入りタイヤ1が規定規格リム5へリム組された状態において、少なくともその一部が規定規格リム5のリムフランジ5aに接触する。
また、空気入りタイヤ1が規定規格リム5にリム組された状態において、ビード外側壁4aは、リムフランジ5aのタイヤ径方向外側の端部であるリムフランジ端部Eからタイヤ径方向内側に向けてリムフランジ高さRHの40%以上となる範囲において、リムフランジ5aから離間している。すなわち、ビード外側壁4aは、ビード外側壁4a上の位置である離間位置Aを境にして、離間位置Aよりタイヤ径方向側内側においてはリムフランジ5aと接触し、離間位置Aよりタイヤ径方向外側においてはリムフランジ5aと離間している。そして、リムフランジ端部Eから離間位置Aまでのタイヤ径方向の幅である離間幅AHは、リムフランジ高さRHの40%を越える長さの幅となっている(0.4<(AH/RH))。
離間幅AHがリムフランジ高さRHの40%以下であると、縦ばね定数の低減効果が十分に得られず衝撃吸収性があまり向上しないため、好ましくない。
なお、ビード外側壁4aの形状は、タイヤ幅方向内向きに凹む凹み曲面15と平面とが組み合わされた形状であってもよい。あるいは、ビード外側壁4aの凹み曲面15は、タイヤ幅方向断面においてタイヤ幅方向外側に中心を持つ半径の異なる複数の曲面が組み合わされた曲面であってもよい。
第2サイドゴム21は、第1サイドゴム20に接合されるとともに第1サイドゴム20のタイヤ径方向外側に向けてトレッド部2の端部あたりまで延設された、サイド部3のタイヤ幅方向外側を形成するサイド補強ゴムである。
そして、ビードベースラインBLから第1サイドゴム20と第2サイドゴム21とのタイヤ表面上の接合点Bまでの高さである第1サイドゴム高さBHと、リムフランジ5aのリムフランジ高さRHとの関係は、0.9<(BH/RH)<1.4の範囲となっている。なお、ビードベースラインBLとは、ビード部4のビードヒール10を通り且つタイヤ軸に平行な基準線である。
なお、(BH/RH)が0.9以下であると、縦ばね定数の低減効果が小さくなって衝撃吸収性があまり向上しないため、好ましくない。(BH/RH)が1.4以上であると、横剛性の低下が大きくなり始めて横方向の振れに対する収斂性が低下するため、好ましくない。
また、第1サイドゴム20のモジュラスMBと、第2サイドゴム21のモジュラスMSとの関係が、0.4<(MB/MS)<0.9の範囲となっている。
ここで、(MB/MS)が0.4以下であると、横剛性の低下が大きくなり始めて横方向の振れに対する収斂性が低下するため、好ましくない。(MB/MS)が0.9以上であると、縦ばね定数の低減効果が小さくなって衝撃吸収性があまり向上しないため、好ましくない。
さらに、ビードベースラインBLから、ビード外側壁4aにおいて第1サイドゴム20のゴムゲージが最小となる位置Kまでの高さである最小サイドゴムゲージ高さKHと、リムフランジ5aのリムフランジ高さRHとの関係が0.4<(KH/RH)<0.8の範囲となっており、ビード外側壁4aにおいて第1サイドゴム20のゴムゲージが最大となる位置Tの最大サイドゴムゲージTWと、ビード外側壁4aにおいて第1サイドゴム20のゴムゲージが最小となる位置Kの最小サイドゴムゲージKWとの関係が2.0<(TW/KW)<7.0の範囲となっており、ビードベースラインBLから、ビード外側壁4aにおいて第1サイドゴム20のゴムゲージが最大となる位置Tまでの高さである最大サイドゴムゲージ高さTHと、リムフランジ5aのリムフランジ高さRHとの関係が0.9<(TH/RH)<1.4の範囲となっている。
なお、(KH/RH)が0.4以下であると、縦ばね定数の低減効果が小さくなって衝撃吸収性があまり向上しないため、好ましくない。(KH/RH)が0.8以上であると、横剛性の低下が大きくなり始めて横方向の振れに対する収斂性が低下するため、好ましくない。
また、(TW/KW)が2.0以下であると、縦ばね定数の低減効果が小さくなって衝撃吸収性があまり向上しないため、好ましくない。(TW/KW)が7.0以上であると横剛性の低下が大きくなり始めて横方向の振れに対する収斂性が低下するため、好ましくない。
また、(TH/RH)が0.9以下であると、縦ばね定数の低減効果が小さくなって衝撃吸収性があまり向上しないため、好ましくない。(TH/RH)が1.4以上であると横剛性の向上効果が小さくなって横方向の振れに対する収斂性があまり向上しないため、好ましくない。
図3は、図1に示した空気入りタイヤ1に配設されているカーカス層7の一部平面展開図である。同図に示すように、カーカス層7が有するのプライコード7aは、タイヤ赤道面CLに対して65度以上の角度Sで配設されたラジアル配列となっている。
(比較評価)
本発明の効果を確かめるために、発明者らは、上述した本発明の実施形態に基づいて、比較例の空気入りタイヤを7種、本発明が適用された実施例の空気入りタイヤを4種製造し、それぞれ実車(自動2輪車)に装着して走行試験を行い、従来例の空気入りタイヤを基準に、安定性を比較評価する評価試験を実施した。
なお、安定性の評価とは、直振時や旋回時に車体が進行方向に安定して進むことができる性能に対する評価であり、より具体的には、路面の凹凸などからの外乱入力が走行に影響する度合い、すなわち、路面からの衝撃に対する吸収性や横方向の振れに対する収斂性などを総合的に評価したものである。
比較評価に関するデータは、以下に示す条件において採取されたものである(従来例、比較例、実施例ともに共通)。
・タイヤサイズ:MCR120/70ZR17M/C
・カーカス構造:1層(レーヨンコード)
・ベルト構造:2層クロスベルト(ケブラーベルト×2)
・タイヤ空気圧(内圧):250kPa
・リムサイズ:MT3.5×17
・評価車両・・・・・・・自動二輪車(排気量:1000cc)
また、4種の実施例の空気入りタイヤについては全て、第1サイドゴム20のモジュラス(モジュラスMB)が3.4MPa(300%モジュラス、室温23℃)であり、第2サイドゴム21のモジュラス(モジュラスMS)が5.7MPa(300%モジュラス、室温23℃)となっている。
なお、図4に、従来例の空気入りタイヤのタイヤ幅方向における一部断面図を示す。同図に示すように、従来例の空気入りタイヤは、カーカス層7のタイヤ幅方向外側に、ビード部4からサイド部3に渡ってタイヤ幅方向外側を形成する一種類のサイドゴム23が備えられている点において、上述した本発明の実施形態と相違する(2種類のサイドゴムである第1サイドゴムと第2サイドゴムとを備えていない)。
表1は、安定性の比較評価の結果を取りまとめたものである。安定性の値は、従来例の空気入りタイヤによる評価を100としたときの指数であり、この値が大きいものほど良好な安定性が得られた空気入りタイヤとなる。
Figure 0004474233
(結果)
比較例1及び比較例2の空気入りタイヤはいずれも、第1サイドゴム高さBHとリムフランジ高さRHとの関係を示す値(BH/RH)が、本発明の特徴(0.9<(BH/RH)<1.4)を満たしていない空気入りタイヤである。
比較例1及び比較例2の空気入りタイヤと、実施例4の空気入りタイヤの安定性の評価を比較すると、本発明の特徴を有する実施例4の空気入りタイヤは、走行時の安定性において高い性能を有することが確認できる。
比較例3及び比較例4の空気入りタイヤはいずれも、第1サイドゴムのモジュラスMBと第2サイドゴムのモジュラスMSとの関係を示す値(MB/MS)が、本発明の特徴(0.4<(MB/MS)<0.9)を満たしていない空気入りタイヤである。
比較例3及び比較例4の空気入りタイヤと、実施例4の空気入りタイヤの安定性の評価を比較すると、本発明の特徴を有する実施例4の空気入りタイヤは、走行時の安定性において高い性能を有することが確認できる。
比較例5乃至比較例7の空気入りタイヤはそれぞれ、本発明の第1の特徴を満たすものであるが、本発明の第2の特徴を満たしていない空気入りタイヤである。
比較例5乃至比較例7の空気入りタイヤと、実施例1乃至実施例4の安定性の評価を比較すると、本発明の第1の特徴と第2の特徴とを併せ持つ実施例1乃至実施例4の空気入りタイヤは、走行時の安定性において高い性能を有することが確認できる。
なお、上述した比較試験における実施例の空気入りタイヤは、2層のケブラーベルトを有するクロスベルト構造によるベルト層としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト構造としてモノスパイラルベルト(Mono Spiral Belt)構造を採用した空気入りタイヤに適用してもその効果を十分に発揮する。モノスパイラルベルト構造の場合に適用されるベルトコードとしては、ケブラーコードやスチールコード、ナイロンコードなどがよい。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態に係る空気入りタイヤ1によれば、まず、ビード部4のビードヒール10を通り且つタイヤ軸に平行なビードベースラインBLから第1サイドゴム20と第2サイドゴム21とのタイヤ表面上の接合点Bまでの高さである第1サイドゴム高さBHと、空気入りタイヤが適合する規定規格リム5のリムフランジ5aのリムフランジ高さRHとの関係が0.9<(BH/RH)<1.4の範囲であると規定した。
これにより、空気入りタイヤ1は、衝撃に対する衝撃吸収性と横方向の振れに対する収斂性とにおいて問題とならないレベルの適度な横剛性と適度な縦ばね定数とをそれぞれ得ることができる。
また、第1サイドゴム20と第2サイドゴム21相互のモジュラス比を所定の範囲、すなわち、第1サイドゴム20のモジュラスMBと第2サイドゴム21のモジュラスMSとの関係を0.4<(MB/MS)<0.9の範囲であると規定した。
これにより、空気入りタイヤ1は、横剛性の低下を最小限に抑えつつ、縦ばね定数を減少させることができる。
従って、これらの各作用が複合的に作用することによって、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させることができる。
本実施形態に係る空気入りタイヤ1によればさらに、ビードベースラインBLから、ビード外側壁4a上において第1サイドゴム20のゴムゲージが最小となる位置Kまでの高さである最小サイドゴムゲージ高さKHと、規定規格リム5のリムフランジ5aのリムフランジ高さRHとの関係が0.4<(KH/RH)<0.8の範囲であることを規定した。
これにより、横剛性の低下を最小限に抑えつつ縦ばね定数を減少させことができる。
また、ビード外側壁4a上において第1サイドゴム20のゴムゲージが最大となる位置Tの最大サイドゴムゲージTWと、ビード外側壁4a上において第1サイドゴム20のゴムゲージが最小となる位置Kの最小サイドゴムゲージKWとの関係が2.0<(TW/KW)<7.0の範囲であることを規定した。
これにより、横剛性の低下を最小限に抑えつつ縦ばね定数を減少させことができる。
さらに、ビードベースラインBLから、ビード外側壁4a上において第1サイドゴム20のゴムゲージが最大となる位置Tまでの高さである最大サイドゴムゲージ高さTHと、リムフランジ5aのリムフランジ高さRHとの関係が0.9<(TH/RH)<1.4の範囲であることを規定した。
これにより、縦ばね定数の増加を最小限に抑えつつ横剛性を上げることができる。
従って、上述した第1サイドゴム20と第2サイドゴム21のモジュラス比などによって得られる作用と併せ、これらの各作用が複合的に作用することによって、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、さらに高度な次元で高い横剛性と低い縦ばね定数とを両立させることができる。
本実施形態に係る空気入りタイヤ1によればさらに、ビード外側壁4aとリムフランジ5aとの間には、リムフランジ端部Eよりタイヤ径方向内側に向けて、リムフランジ高さRHの40%を越える長さの範囲(タイヤ径方向)に渡って、クリアランスが設けられている。
これにより、空気入りタイヤ1が路面の凹凸を乗り越えたときにはビード外側壁4aがタイヤ幅方向外側へ膨らむように変形するため、空気入りタイヤ1の縦ばね定数がさらに減少されて路面からの衝撃に対する衝撃吸収性がさらに向上する。
さらに、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、カーカス層7のプライコード7aがタイヤ赤道面CLに対して65度以上の角度Sで配設されたラジアル配列とっており、ベルト層8のたが効果によるタイヤの縦ばね定数がもともと高い。このような空気入りタイヤ1において、本発明はより一層効果を発揮する。
さらに、本実施形態に係る空気入りタイヤ1を、近年、特に高速化が著しい2輪車用の空気入りタイヤとして適用すれば、本発明はより一層効果を発揮する。
空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向における一部断面図である。 図1に示した空気入りタイヤ1のビード部4付近の拡大図である。 図1に示した空気入りタイヤ1に配設されているカーカス層7の一部平面展開図である。 従来例のタイヤのタイヤ幅方向における一部断面図である。
符号の説明
1…空気入りタイヤ、2…トレッド部、3…サイド部、4…ビード部、4a…ビード外側壁、5…規定規格リム,5a…リムフランジ、6…ビードコア、7…カーカス層、8…ベルト層、8a,8b…ベルト、10…ビードヒール、20…第1サイドゴム、21…第2サイドゴム、A…離間位置、B…接合点、BL…ビードベースライン

Claims (6)

  1. トレッド部と、該トレッド部に連なる一対のサイド部と、該サイド部に連なる一対のビード部と、前記トレッド部及び前記一対のサイド部を介し、前記一対のビード部に跨って円環状に配設されたカーカス層とを備えた空気入りタイヤにおいて、
    前記カーカス層のタイヤ幅方向外側に配設され、前記ビード部のタイヤ幅方向外側を形成する第1サイドゴムと、
    前記カーカス層のタイヤ幅方向外側であって且つ前記第1サイドゴムに接合されて前記第1サイドゴムのタイヤ径方向外側に配設され、前記サイド部のタイヤ幅方向外側を形成する第2サイドゴムとを備え、
    前記ビード部のビードヒールを通り且つタイヤ軸に平行なビードベースラインBLから前記第1サイドゴムと前記第2サイドゴムとのタイヤ表面上の接合点Bまでの高さである第1サイドゴム高さBHと、前記空気入りタイヤが適合する規定規格リムのリムフランジのリムフランジ高さRHとの関係が0.9<(BH/RH)<1.4の範囲にあり、
    前記第1サイドゴムのモジュラスMBと、前記第2サイドゴムのモジュラスMSとの関係が0.4<(MB/MS)<0.9の範囲にあることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1サイドゴム前記サイドゴムのタイヤ幅方向外側の少なくとも一部には、前記ビード部のビードヒールからタイヤ径方向外側へ向けて延在するビード外側壁が形成されており、
    前記空気入りタイヤが前記空気入りタイヤに適用する規定規格リムへリム組みされた状態において、
    前記ビード外側壁は、
    前記ビードヒール側において、前記規定規格リムのリムフランジの表面に沿って前記リムフランジに接触し、
    前記接触する部分よりもタイヤ径方向外側において前記リムフランジの表面から離間されており、
    前記ビードベースラインBLから、前記ビード外側壁上の位置であって前記ビード外側壁において前記サイドゴムのゴムゲージが最小となる位置までの高さである最小サイドゴムゲージ高さKHと、前記規定規格リムのリムフランジのリムフランジ高さRHとの関係が0.4<(KH/RH)<0.8の範囲にあり、
    前記ビード外側壁上において前記第1サイドゴムのゴムゲージが最大となる位置Tの最大サイドゴムゲージTWと、前記ビード外側壁上において前記第1サイドゴムのゴムゲージが最小となる位置Kの最小サイドゴムゲージKWとの関係が2.0<(TW/KW)<7.0の範囲にあり、
    前記ビードベースラインBLから、前記ビード外側壁上において前記第1サイドゴムのゴムゲージが最大となる位置Tまでの高さである最大サイドゴムゲージ高さTHと、前記リムフランジ高さRHとの関係が0.9<(TH/RH)<1.4の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. タイヤ径方向における前記ビード外側壁の前記リムフランジの表面から離間された部分の長さAHと前記リムフランジ高さRHとの関係が0.4<(AH/RH)<1.0の範囲にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ径方向における前記ビード外側壁の前記リムフランジの表面から離間された部分の長さAHと前記リムフランジ高さRHとの関係が0.4<(AH/RH)≦0.5の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載の空気入りタイヤ
  5. 前記カーカス層はプライコードを有し、該プライコードはタイヤ赤道面CLに対して65度以上の角度で配設されたラジアル配列となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記空気入りタイヤは2輪車用タイヤであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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