JP4474042B2 - 光ファイバーケーブルの敷設構造および敷設方法ならびに敷設するための部材 - Google Patents

光ファイバーケーブルの敷設構造および敷設方法ならびに敷設するための部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中管路、特に下水道管路内に、光ファイバーケーブルを敷設した構造および敷設する方法ならびに敷設するための部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人らによって、光ファイバーケーブルを高強度低伸度性のテンションメンバーに対して長さ方向にスライド可能に配置し、当該テンションメンバーを地中管路内に牽引して、光ファイバーケーブルを地中管路内に挿入した後に、テンションメンバーに張力を加えて、光ファイバーケーブルを地中管路内の本管においては上部側に、分岐管内においては弛まないように下部に沿って敷設する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下水道管においては、流体が液体のみならず、固形物も流れるために、下部に沿って光ファイバーケーブルを敷設すると、該固形物が引っ掛かる恐れがある。したがって、分岐管内においても光ファイバーケーブルを上部に敷設し、流下物との接触をなくすことが使用上最も望ましい。
【0004】
本発明の目的は、分岐管内面の上部に光ファイバーケーブルを敷設した構造および敷設する方法ならびに敷設するための部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の請求項1に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造は、マンホールの間に設けられた本管に少なくとも一本以上の分岐管が分岐管口を通じて分岐している地中管路において、本管内に敷設している幹光ファイバーケーブルと高強度低伸度性の幹テンションメンバーとが保護管内に挿通されて長さ方向にスライド可能に配置され、本管内から各分岐管内に敷設している分岐光ファイバーケーブル高強度低伸度性の分岐テンションメンバーとが長さ方向にスライド可能に配置され、且つ分岐光ファイバーケーブルおよび分岐テンションメンバーは、それぞれ全長の一部が保護管内に挿通されており、幹テンションメンバーはマンホールから本管内を介して他のマンホールまでの間で張力が加えられて本管内の上部側で略直線的に配置されて、幹光ファイバーケーブルを本管内の上部側に敷設していると共に、分岐管口に配置された誘導部材によって、保護管から外部に引き出されている分岐光ファイバーケーブルおよび分岐テンションメンバーを分岐管内の所定の方向に向きを変えて保持すると共に、本管の上部側に配置された保護管をスライド可能に保持しており、分岐テンションメンバーはマンホールから本管内、分岐管口に配置された誘導部材、分岐管内を経由して分岐管桝までの間で張力を加えられて、本管内および分岐管内の上部側で略直線的に配置されて、分岐光ファイバーケーブルを本管内および分岐管内の上部側に敷設していることを特徴とするものである。この構造によると、光ファイバーケーブルが、本管内および分岐管内の上部側に略直線的に配置される。このため、本管内および分岐管内を通過する流下物の障害とならない。また、誘導部材が配置されていることにより、光ファイバーケーブルを分岐管内の上部側に確実に配置できる。特に本管外周面に対して分岐管がどのような角度で取り付けられていても、分岐管口の部分において、確実に分岐管内の上部側に配置することができる。
【0007】
請求項に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造は、請求項1において、前記分岐管に形成している曲管の谷部の内面上部側に、分岐テンションメンバーおよび分岐光ファイバーケーブルをスライド可能に中を通して保持するスライド部を有する固定部材が配置され、該曲管内面上部に分岐光ファイバーケーブルを配置していることを特徴とするものである。この構造によると、分岐管内で、光ファイバーケーブルが弛むことがなく、分岐管内に形成している曲管の谷部の内面上部側にも光ファイバーケーブルを沿わせて配置することができる。
【0008】
請求項3に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造は、請求項2において、前記固定部材が、分岐管の内径に略相当する外径を有し、少なくとも断面が半円以上の円柱状固定部と、該固定部に設けた分岐管内に敷設する部材をスライド可能に保持するスライド部とを有することを特徴とする。この構成により、分岐管内で、光ファイバーケーブルが弛むことがなく、分岐管内に形成している曲管の谷部の内面上部側にも光ファイバーケーブルを沿わせて配置することができる。
【0009】
請求項に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造は、請求項1〜3の何れかにおいて、前記本管内の適宜の個所で保護管がたるみ防止材により本管内上部側に補助的に配置していることを特徴とするものである。この構造によると、保護管が本管内部の上部側に確実に配置される。
【0010】
請求項に記載の光ファイバーケーブルの敷設方法は、マンホールの間に設けられた本管に少なくとも一本以上の分岐管が分岐管口を通じて分岐している地中管路において、本管内および各分岐管内に光ファイバーケーブルを敷設する方法であって、本管内に敷設される幹光ファイバーケーブル高強度低伸度性のテンションメンバーを保護管内に挿通して長さ方向にスライド可能に配置すると共に、本管内から各分岐管内に敷設される分岐光ファイバーケーブルと高強度低伸度性の分岐テンションメンバーとを長さ方向にスライド可能に配置し、且つ分岐光ファイバーケーブルおよび分岐テンションメンバーのそれぞれ全長の一部を保護管内に挿通し、分岐光ファイバーケーブルおよび分岐テンションメンバーを分岐管口に相当する部分で保護管から外部に取り出しておき、且つ分岐管口相当部分の保護管外周に誘導部材をスライド可能に取付けると共に分岐管内の上部に相当する該誘導部材の部分に分岐光ファイバーケーブルおよび分岐テンションメンバーを取付けておき、然る後に、保護管をマンホールから本管内を経由して他のマンホールまで引き込んで、幹光ファイバーケーブルおよび幹テンションメンバーをマンホールから本管内を経由して他のマンホールまで、また分岐光ファイバーケーブルおよび分岐テンションメンバーをマンホールから本管内の所定の分岐管口付近にそれぞれ引き込み、次いで分岐管桝から分岐管口付近に位置する分岐テンションメンバーを引き上げることにより、誘導部材を分岐管口に配置すると共に、分岐管内に分岐光ファイバーケーブルおよび分岐テンションメンバーを引き込み、最後にマンホール間の幹テンションメンバーに張力をかけて幹テンションメンバーを本管内の上部側で略直線的に張ることにより保護管および幹光ファイバーケーブルを本管内の上部側に敷設すると共に、マンホールと分岐管桝との間で分岐テンションメンバーに張力をかけて分岐テンションメンバーを本管内および分岐管内の上部側で略直線的に張ることにより、分岐光ファイバーケーブルを本管内および分岐管内の上部側に敷設することを特徴とする。この方法によると、光ファイバーケーブルが、本管内および分岐管内の上部側に略直線的に配置される。このため、本管内および分岐管内を通過する流下物の障害とならない。特に分岐管内に光ファイバーケーブルの敷設を分岐管一本づつ行うことから、作業が単純でありケーブルやファイバーが引っ掛かったり、絡まったりすることが少なくなる。また、分岐管が本管に対して数多く取り付けられている場合においては、作業員をマンホールと対象分岐管の分岐桝に配置するだけでよく、最小限の人数で施工が可能であり、コスト縮減にもなる。
【0011】
請求項に記載の光ファイバーケーブルの敷設方法は、請求項において、分岐桝に到達している分岐テンションメンバーおよび分岐光ファイバーケーブルを固定部材のスライド部の中に通しながら、固定部材を分岐管に形成している曲管の谷部付近まで移動させ、分岐テンションメンバーに張力をかけて分岐テンションメンバーを本管内および分岐管内の上部側で略直線的に張る際に、固定部材を前記曲管の谷部の内面上部に配置することにより、該曲管内面上部に分岐光ファイバーケーブルを配置することを特徴とするものである。この方法によると、分岐管内で、光ファイバーケーブルが弛むことがなく、分岐管内に形成している曲管の谷部の内面上部側にも光ファイバーケーブルを沿わせて配置することができる。
【0012】
請求項に記載の誘導部材は、請求項1に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造に用いられる誘導部材であって、分岐管の内径に略相当する外径を有し、少なくとも断面が半円以上の円柱状挿入部と、該挿入部から連続して下外方に突出している本管内に敷設する部材をスライド可能に保持する幹スライド部と、該挿入部に設けた分岐管内に敷設する部材をスライド可能に保持する分岐スライド部とを有することを特徴とするものである。この部材により、光ファイバーケーブルを分岐管の上部側に確実に配置することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明において、管路は下水道管であるものとして説明するが、本発明は、地中管路内面にフック等の治具を直接取り付けないので、対象となる管路系や管種の制限がない。例えば、鋼管により配管しているガス管路や、鋳鉄管により配管している水道管路、雨水管路、電力ケーブル管路など、あらゆる地中管路に適用可能である。また、上述した管路にマンホールが設けられていない場合には、立杭を形成して本発明を実施することが可能である。
【0017】
図1は、地中管路の一例としての下水道管路を示すものであって、図中の1は下水道管の本管であり、マンホール2と他のマンホール3との間に配管されている。そしてその本管1の上部側から、分岐口6、7において分岐管4、5が分岐し、当該分岐管4、5は各家庭(図示せず)毎の分岐管桝8、9にまで接続されている。
【0018】
一般に本管1は道路に沿って深さ数mの位置に敷設されており、本管1の斜め側上部に分岐管口6、7が形成され、分岐管4、5は分岐管口6、7から急角度で上昇した後、地表近くで角度を変え、緩角度で分岐管桝8、9に接続されている。
【0019】
本実施形態においては、まず、光ファイバーケーブルを敷設する本管1および分岐管4、5内をTVカメラで調査し、マンホール2からマンホール3までの長さ(この間に別のマンホールが介在していてもよい)、マンホール2から分岐管口6、7までの長さ、分岐管4、5の長さ、およびそれぞれの口径などの数値データーを測定する。また、管路内に障害物(モルタルの塊、分岐管の本管内への飛び出し)などがあれば、該障害物を障害物除去専用機(図示せず、例えば、実開平4−32808号に記載されている)により撤去し、光ファイバーケーブルの敷設に支障をきたすことのないようにしておく。
【0020】
次いで、本管1内に牽引策を通線する。通線の方法としては、ワイヤー等の剛直体を押し込む方法や、パラシュート状の通線具を空気圧で飛ばす方法、自走型管内移動車に接続しておく方法などが知られており、これらの公知の方法を適宜採用することができる。
【0021】
調査結果に基づき、幹光ファイバーケーブル20、分岐光ファイバーケーブル21、22およびテンションメンバー25、26、27の長さを決め各々をスライド可能に結合しておく。一例として、幹テンションメンバー25にワイヤー(高強度低伸度性)を使用し、分岐テンションメンバー26、27に内外面樹脂被膜を施し筒長方向に高強度低伸度性の繊維(炭素、アラミドなどのいわゆるスーパー繊維)を一体化したフレキシブルステンレス管からなる筒状物とすることが好ましい。
【0022】
幹光ファイバーケーブル20と幹テンションメンバー25とは、図2に示すように、保護管45内にそれぞれを挿通することで、スライド可能に結合しておくことが好ましい。
【0023】
また分岐光ファイバーケーブル21、22と分岐テンションメンバー26、27とは、分岐テンションメンバー26、27内に分岐光ファイバーケーブルを挿通しておくことでスライド可能に結合しておき、さらに本管1内に敷設される部分においては、図2に示すように保護管45内に挿通しておき、保護管45にマンホール2から分岐管口6、7の位置に相当する部分に設けた開口部46からそれぞれ引き出しておくことが好ましい。
この保護管45は、本管1内の流体に対する耐薬品性とマンホール2、3から挿入できる柔軟性を有しておればよく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエステル等のプラスチック類や、これらを繊維で補強したもの等からなり、本管1の長さに相当する長さを有し、少なくとも筒長方向に連続した1つ以上の空間部を有するパイプ状であり、分岐管口に相当する部分において厚さ方向には開口部が設けられているものが好ましい。これによって、光ファイバーケーブルと、テンションメンバーとが保護管45内で、互いに長さ方向にスライド可能とになるように並設することができる。なお、保護管45の形状は、パイプ状の筒長方向を切り開いてC字状とし、その両端部をオーバーラップさせて内部に空間部を形成したものを使用してもよく、この形状の場合は内部に部材を配置する作業が切り開き部から行えるので容易である。
【0024】
なお保護管45は、図2に示すように一本で実施してもよいし、例えば、図6に示すように3本使用して各々を結束させて全体の荷重を幹テンションメンバー25に負担させる構造とし、保護管45それぞれに光ファイバーケーブル20、21、22を入線してもよい。もちろん、保護管45が複数の空洞を有する一体ものを使用してもよい。また、保護管45それぞれを結束させない場合には、保護管45それぞれに幹テンションメンバー25を入れておくことが必要となる。
【0025】
さらにテンションメンバー25、26、27は、高強度低伸度性の材料よりなり、それが光ファイバーケーブル20、21、22と平行して延び、且つテンションメンバー25、26、27と光ファイバーケーブル20、21、22とが互いに長さ方向にゆとりをもって移動可能となっている。
【0026】
図11はテンションメンバー25、26、27の一例を示すものであって、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維、アラミド繊維、炭素繊維、金属繊維、ガラス繊維などの高強度低伸度性繊維よりなる、ロープ、紐、ベルトなどの長尺体や、ステンレスワイヤーなどを使用することができる。
【0027】
そしてそのテンションメンバー25、26、27に対して、光ファイバーケーブル20、21、22が若干弛んだ状態で並設され、その両者が結束用紐状物30によって部分的に結束されている。
【0028】
従って、この構造においては、光ファイバーケーブル20、21、22とテンションメンバー25、26、27とは結束用紐状物30で結束されることにより、部分的に多少の融通性を有した状態で結合されており、且つ結束用紐状物30間においては光ファイバーケーブル20、21、22はテンションメンバー25、26、27より僅かに長さが長く、全体としてその両者は互いに長さ方向にスライド可能となっている。
【0029】
また図11においては、分岐管45内に挿入される分岐テンションメンバー27を、本管1内の分岐管口7に相当する部分で本管1内の幹テンションメンバー25と、結束用紐状物31によって結束している。
【0030】
このようにしておくことで、光ファイバーケーブルを下水道管路内に敷設した後に、分岐管桝9からテンションメンバー27に張力を加えると、テンションメンバー25を分岐管口7の部分で分岐管5の方向に手繰り寄せることができ、光ファイバーケーブル20を本管1の中間地点で本管1内の上部側に引っ張ることが可能となり、光ファイバーケーブル20をさらに弛むことなく本管1内に敷設することができる。
【0031】
図12(a)は、光ファイバーケーブル20、21、22に対して、テンションメンバー25、26、27をスライド可能に一体化した構造の、他の形態を示すものであって、テンションメンバー25、26、27はパイプ状であり、そのテンションメンバー25、26、27の内部に光ファイバーケーブル20、21、22がスライド可能に挿通されている。
【0032】
図12(b)は図12(a)の拡大横断面図であって、テンションメンバー25、26、27は、ステンレスなどの金属パイプ35の内外面に防食用の樹脂被膜36が被覆されている。金属パイプ35の内部には、二本の光ファイバー23の外面に防食用の樹脂被膜24を被覆した二心型の光ファイバーケーブル20、21、22が挿入されている。なお光ファイバーケーブルは二心型に限らず、四心型その他の形式のものも使用可能である。特に幹光ファイバーケーブル20は、分岐の数により200心以上のものも使用されている。
【0033】
金属パイプ35の内面被膜の内径を光フアイバーケーブル20、21、22の外径より大きく構成することで、光ファイバーケーブル20、21、22は金属パイプ35内でスライド可能とすることができる。なお金属パイプ35は柔軟であって屈曲し得るものであることが好ましい。また防食用被膜36の厚みの内部には、光ファイバー23と共に線状の高強度低伸度性繊維37を埋め込んで、長さ方向に対して補強しておくことが好ましい。
【0034】
次いで、分岐テンションメンバー26、27の幹テンションメンバー25との分岐位置、即ち、保護管45の開口部付近に、図3に示すような各誘導部材Aを取り付けておく。誘導部材Aは、分岐管4、5の内径に略相当する外径を有し、断面が半円以上の円柱挿入部33と、この円柱挿入部33から連続して下外方に突出している本管1内に敷設する部材をスライド可能に保持する幹スライド部31と、該挿入部33に設けた分岐管4、5内に敷設する部材をスライド可能に保持する分岐スライド部32とで構成されている。この誘導部材Aに設けた幹スライド部31に保護管45をスライド可能に通しておき、分岐テンションメンバー26、27および分岐光ファイバーケーブル21、22を分岐スライド部にスライド可能に通しておく。幹スライド部31および分岐スライド部32は穴によって形成していてもよいし、パイプ状(図10参照)であってもよい。
【0035】
また、誘導部材Aの分岐スライド部32より取り出した、分岐テンションメンバー26、27および分岐光ファイバーケーブル21、22は小さく丸めておき、作業中保護管45に巻きつかないようにしておくことが好ましい。なお、保護管45を使用しない場合には、幹テンションメンバー25に誘導部材Aを取り付けておく。
【0036】
次に本管1内等に、光ファイバーケーブル20、21、22を敷設する方法について説明する。
【0037】
予め、マンホール2、3間に通しておいた牽引策の一端に保護管(テンションメンバー25)45を接続し、牽引策の他端を引き取って、保護管45をマンホール2からマンホール3まで入線する。また分岐桝8、9よりTVカメラを挿入して、誘導部材Aが分岐管口6、7付近に位置しているか確認する。
【0038】
なお、各誘導部材Aの本管1内の移動時に、誘導部材Aが管内壁との摩擦で傷つくことや、管路の段差などに引っ掛かる恐れがあるときには、本管1内を移動可能な台車や簡易船の上に載せて、牽引策と同時に引き込むことが好ましい。
【0039】
次いで、分岐桝8から図7に示すような鉤状の冶具38をロッドの先端に装備した作業棒を挿入し、TVカメラで確認しながらテンションメンバー26を冶具38に引っ掛けて、テンションメンバー26および分岐光ファイバーケーブル21を分岐桝8から取り出す。このとき、本管1内の保護管45(テンションメンバー25)を動かして、テンションメンバー26を作業棒に引っ掛けやすい位置に微調整する。また、幹テンションメンバー25に仮のテンションを加えておくことも好ましく、適宜現場状況に合わせて採用する。
【0040】
次に分岐桝8でテンションメンバー26を引き取り、誘導部材Aの先端部を分岐管口6に挿入する。テンションメンバー26を引き取っても誘導部材Aの先端の向きが変わらない場合は、図8に示すようなエアーパッカー39を収縮した状態で分岐桝8から分岐管口6に挿入し、誘導部材Aの内面に挿入して膨張させ、エアー注入部を引き取って誘導部材Aの先端の向きを分岐管4の方向に変更することが好ましい。誘導部材Aの分岐管口6の固定方法としては、誘導部材Aの円柱状挿入部33外面に接着剤や粘着剤、を予め塗布しておき、分岐管4内面との接触により固定してもよいし、円柱状挿入部33外面にゴム、スポンジなどの弾性体を付与するか、先細りのテーパー面を形成しておき摩擦による圧着で固定してもよい。
【0041】
また、誘導部材Aとして、図10に示すような形状のものを使用することもできる。このような誘導部材Aを使用する場合は、円柱状固定部41を細線などで縮径しておき分岐管4内に挿入後に細線を切断し縮径を開放して円柱状固定部41を拡径し、分岐管4内に円柱状固定部41を固定する。また、この場合、前述の図3に示す形状の誘導部材Aと同様に、円柱状固定部41外面に接着剤や粘着剤、を予め塗布しておき、分岐管4内面との接触により固定してもよいし、円柱状固定部41外面にゴム、スポンジなどの弾性体を付与するか、先細りのテーパー面42を形成しておき摩擦による圧着で固定してもよい。
【0042】
他の分岐管5においても、同様な作業を順次実施し、分岐桝9から分岐光ファイバーケーブル22および分岐テンションメンバー27を取り出し、誘導部材Aを分岐管口7に挿入、固定しておく。
【0043】
次に、マンホール2および3に取り付けた、例えばドラム型巻き取り式の手動ウィンチとフックが対になったテンション機構34を用いてテンションメンバー25を片側はフックに固定し、他方はウィンチで張力を加え、保護管45およびそれぞれの光ファイバーケーブルおよびテンションメンバーを本管1内の上部側に敷設する。
【0044】
ここで図9に示すような分岐管4が直管の場合には、このまま分岐管桝8、9に取り付けたテンション機構34で分岐テンションメンバー26、27に張力を加えることで、分岐管4、5内の上部に分岐光ファイバーケーブル21、22を敷設することができる。
【0045】
ところが、例えば、分岐管4、5が図1に示すような曲管の場合、単に分岐管桝8、9に取り付けたテンション機構34で分岐テンションメンバー26、27に張力を加えるだけでは、分岐管4、5の曲管の谷部11の内面上部に沿って、光ファイバーケーブル21、22を敷設することができない。したがって、この場合は、分岐管4、5の曲管の谷部11に、例えば、図5に示すような固定部材Bを谷部11の内面上部に沿って配置する。
【0046】
配置方法は、分岐桝8に到達しているテンションメンバー26および光ファイバーケーブル21を固定部材Bのスライド部42の中に通しながら、円柱状固定部43を縮径して曲管部付近に移動させる。移動手段としては、前述したエアパッカーの外部に取り付ける方法や専用の装置を用いてもよい。スライド部42を曲管の谷部11の内面上部に配置したならば、誘導部材Aのときと同様に円柱状固定部43を分岐管4、5内に固定する。
【0047】
本管1内に保護管45や幹テンションメンバー25にたるみが生じた場合には、本管1内に図4に示すたるみ防止材50を図1のように配置する。たるみ防止材50の移動方法や固定方法は、固定部材Bや誘導部材Aの場合と同様に円柱状固定部51によって固定する。
【0048】
次に、本発明の第2の実施形態例として、分岐管の数が少ない場合についての、本管および分岐管内に通線を行う方法について説明する。
【0049】
まず、前述の実施形態例と同様に、光ファイバーケーブルを敷設する本管1および分岐管4、5内をTVカメラで調査し、マンホール2からマンホール3までの長さ(この間に別のマンホールが介在していてもよい)、マンホール2から分岐管口6、7までの長さ、分岐管4、5の長さ、およびそれぞれの口径などの数値データーを測定する。また、管路内に障害物(モルタルの塊、分岐管の本管内への飛び出し)などがあれば、該障害物を障害物除去専用機(図示せず、例えば、実開平4−32808号に記載されている)により撤去し、光ファイバーケーブルの敷設に支障をきたすことのないようにしておく。次いで、本管1、分岐管4、5のそれぞれに牽引策を通線する。
【0050】
次に、各牽引策の一端に保護管45またはテンションメンバー25、テンションメンバー26、テンションメンバー27をそれぞれ接続し、各牽引策の他端をほぼ同時に引き取って、光ファイバーケーブル20、21、22およびテンションメンバー25、26、27をマンホール2からマンホール3および分岐桝8、9まで入線すると共に、TVカメラで確認して誘導部材Aを本管1内の分岐管口6、7付近に位置させる。
【0051】
次いで、本管1内のテンションメンバー25を動かして、誘導部材Aを分岐管口6の真下に配置する。分岐桝8でテンションメンバー26を引き取り、誘導部材Aの先端部を分岐管口6に挿入する。テンションメンバー26を引き取っても誘導部材Aの先端の向きが変わらない場合は、エアーパッカーを収縮した状態で分岐桝8から挿入し、誘導部材Aの内面に挿入して膨張させ、誘導部材Aの先端の向きを分岐管4の方向に変更することが好ましい。
【0052】
また他の分岐管5においても、同様な作業を実施し、分岐桝9から分岐光ファイバーケーブル22を取り出しておく。なお、TVカメラは本管1内または分岐管4内のどちらに配置しても良い。
【0053】
分岐管口6、7に誘導部材Aを取り付けたならば、マンホール2、3に取り付けたテンション機構34を用いて本管1内のテンションメンバー25に張力を加え、本管1内上部にそれぞれの部材を位置させる。
【0054】
最後に分岐管4、5が、図1に示すような曲管の場合は、前述同様に谷部11に固定部材Bを配置する。なお、固定部材Bの配置は、準備作業時に予め行っても良い。この場合はスライド部に牽引策11、12を通線しておくこととなる。
【0055】
なお、誘導部材A、固定部材B、たるみ防止材50の材質については、管と同質の樹脂製、例えば、硬質塩化ビニルや高密度ポリエチレンなど、または金属を採用することができる。特にこれらの部材の円柱部を縮径しておいて、拡径して管内壁に圧着させるタイプの材質には、該円柱部に反撥性を付与するため、少なくとも該円柱内部に軟質塩化ビニルや中密度以下のポリエチレン、またはバネ鋼材を単独または組み合わせて使用することが好ましい。
【0056】
さらに、各部材の円柱部の端部において、外面に向かって先細りのテーパー面を形成することにより、流下物の引っ掛かりや、管路診断時の高圧洗浄による移動も防ぐことができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されており、下水管等の地中管内の内面の上部側に確実に光ファイバーケーブルを敷設することが可能となり、下水管等の地中管内の流下物の障害となることがない。また、光ファイバーケーブルを敷設する際に、特殊な器具等を特に使用する必要もなく、容易に且つ確実に光ファイバーケーブルを下水管等の地中管内の内面の上部側に敷設することが可能となる。このため、施工費用も大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバーケーブルの敷設構造を示す全体概略図である。
【図2】保護管および保護管内に嵌挿されている光ファイバーケーブルの一例を示す図である。
【図3】分岐管内の上部側に光ファイバーケーブルを敷設できるように、光ファイバーケーブルを誘導する誘導部材の斜視図である。
【図4】たるみ防止材の一例を示す図である。
【図5】曲管の谷部の内面上部に光ファイバーケーブルを敷設できるように、光ファイバーケーブルを固定する固定部材を示す図である。
【図6】保護管の形態の一例を示す断面図である。
【図7】テンションメンバーを引っ張る治具の一例を示す図である。
【図8】誘導部材の位置決めをするために用いられる治具の一例を示す図である。
【図9】本発明に係る光ファイバーケーブルの敷設構造の他の形態例を示す全体概略図である。
【図10】分岐管内の上部側に光ファイバーケーブルを敷設できるように、光ファイバーケーブルを誘導する誘導部材の他の例を示す斜視図である。
【図11】光ファイバーケーブルにテンションメンバーを部分的に係止した状態を示す図である。
【図12】パイプ状のテンションメンバーに光ファイバーケーブルを挿通した状態を示すものであって、(a)は斜視図であり、(b)はその拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 本管
2,3 マンホール
4,5 分岐管
6,7 分岐管口
8,9 分岐管桝
11 谷部
20,21,22 光ファイバーケーブル
25,26,27 テンションメンバー

Claims (7)

  1. マンホール(2、3)の間に設けられた本管(1)に少なくとも一本以上の分岐管(4、5)が分岐管口(6、7)を通じて分岐している地中管路において、
    本管(1)内に敷設している幹光ファイバーケーブル(20)と高強度低伸度性の幹テンションメンバー(25)とが保護管(45)内に挿通されて長さ方向にスライド可能に配置され、
    本管(1)内から各分岐管(4、5)内に敷設している分岐光ファイバーケーブル(21、22)高強度低伸度性の分岐テンションメンバー(26、27)とが長さ方向にスライド可能に配置され、且つ分岐光ファイバーケーブル(21、22)および分岐テンションメンバー(26、27)は、それぞれ全長の一部が保護管(45)内に挿通されており、
    幹テンションメンバー(25)はマンホール(2)から本管(1)内を介して他のマンホール(3)までの間で張力が加えられて本管(1)内の上部側で略直線的に配置されて、幹光ファイバーケーブル(20)を本管(1)内の上部側に敷設していると共に、
    分岐管口(6、7)に配置された誘導部材(A)によって、保護管(45)から外部に引き出されている分岐光ファイバーケーブル(21、22)および分岐テンションメンバー(26、27)を分岐管(4、5)内の所定の方向に向きを変えて保持すると共に、本管(1)の上部側に配置された保護管(45)をスライド可能に保持しており、
    分岐テンションメンバー(26、27)はマンホール(2)から本管(1)内、分岐管口(6、7)に配置された誘導部材(A)、分岐管(4、5)内を経由して分岐管桝(8、9)までの間で張力を加えられて、本管(1)内および分岐管(4、5)内の上部側で略直線的に配置されて、分岐光ファイバーケーブル(21、22)を本管(1)内および分岐管(4、5)内の上部側に敷設していることを特徴とする光ファイバーケーブルの敷設構造。
  2. 前記分岐管(4、5)に形成している曲管の谷部の内面上部側に、分岐テンションメンバー(26、27)および分岐光ファイバーケーブル(21、22)をスライド可能に中を通して保持するスライド部を有する固定部材(B)が配置され、該曲管内面上部に分岐光ファイバーケーブル(21、22)を配置していることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造。
  3. 前記固定部材(B)が、
    分岐管(4、5)の内径に略相当する外径を有し、少なくとも断面が半円以上の円柱状固定部と、
    該固定部に設けた分岐管(4、5)内に敷設する部材をスライド可能に保持するスライド部とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造。
  4. 前記本管(1)内の適宜の個所で保護管(45)がたるみ防止材(50)により本管(1)内上部側に補助的に配置していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光ファイバーケーブルの敷設構造。
  5. マンホール(2、3)の間に設けられた本管(1)に少なくとも一本以上の分岐管(4、5)が分岐管口(6、7)を通じて分岐している地中管路において、本管(1)内および各分岐管(4、5)内に光ファイバーケーブル(20、21、22)を敷設する方法であって、
    本管(1)内に敷設される幹光ファイバーケーブル(20)高強度低伸度性のテンションメンバー(25)を保護管(45)内に挿通して長さ方向にスライド可能に配置すると共に、
    本管(1)内から各分岐管(4、5)内に敷設される分岐光ファイバーケーブル(21、22)と高強度低伸度性の分岐テンションメンバー(26、27)とを長さ方向にスライド可能に配置し、且つ分岐光ファイバーケーブル(21、22)および分岐テンションメンバー(26、27)のそれぞれ全長の一部を保護管(45)内に挿通し、
    分岐光ファイバーケーブル(21、22)および分岐テンションメンバー(26、27)を分岐管口(6、7)に相当する部分で保護管(45)から外部に取り出しておき、且つ分岐管口(6、7)相当部分の保護管(45)外周に誘導部材(A)をスライド可能に取付けると共に分岐管(4、5)内の上部に相当する該誘導部材(A)の部分に分岐光ファイバーケーブル(21、22)および分岐テンションメンバー(26、27)を取付けておき、
    然る後に、保護管(45)をマンホール(2)から本管(1)内を経由して他のマンホール(3)まで引き込んで、幹光ファイバーケーブル(20)および幹テンションメンバー(25)をマンホール(2)から本管(1)内を経由して他のマンホール(3)まで、また分岐光ファイバーケーブル(21、22)および分岐テンションメンバー(26、27)をマンホール(2)から本管(1)内の所定の分岐管口(6、7)付近にそれぞれ引き込み、
    次いで分岐管桝(8、9)から分岐管口(6、7)付近に位置する分岐テンションメンバー(26、27)を引き上げることにより、誘導部材(A)を分岐管口(6、7)に配置すると共に、分岐管(4、5)内に分岐光ファイバーケーブル(21、22)および分岐テンションメンバー(26、27)を引き込み、
    最後にマンホール(2、3)間の幹テンションメンバー(25)に張力をかけて幹テンションメンバー(25)を本管(1)内の上部側で略直線的に張ることにより保護管(45)および幹光ファイバーケーブル(20)を本管(1)内の上部側に敷設すると共に、
    マンホール(2)と分岐管桝(8、9)との間で分岐テンションメンバー(26、27)に張力をかけて分岐テンションメンバー(26、27)を本管(1)内および分岐管(4、5)内の上部側で略直線的に張ることにより、分岐光ファイバーケーブル(21、22)を本管(1)内および分岐管(4、5)内の上部側に敷設することを特徴とする光ファイバーケーブルの敷設方法。
  6. 分岐桝(8、9)に到達している分岐テンションメンバー(26、27および分岐光ファイバーケーブル(21、22)を固定部材(B)のスライド部(42)の中に通しながら、固定部材(B)を分岐管(4、5)に形成している曲管の谷部付近まで移動させ、
    分岐テンションメンバー(26、27)に張力をかけて分岐テンションメンバー(26、27)を本管(1)内および分岐管(4、5)内の上部側で略直線的に張る際に、固定部材(B)を前記曲管の谷部の内面上部に配置することにより、該曲管内面上部に分岐光ファイバーケーブル(21、22)を配置することを特徴とする請求項に記載の光ファイバーケーブルの敷設方法。
  7. 請求項1に記載の光ファイバーケーブルの敷設構造に用いられる誘導部材(A)であって、
    分岐管(4、5)の内径に略相当する外径を有し、少なくとも断面が半円以上の円柱状挿入部と、
    該挿入部から連続して下外方に突出している本管(1)内に敷設する部材をスライド可能に保持する幹スライド部と、
    該挿入部に設けた分岐管(4、5)内に敷設する部材をスライド可能に保持する分岐スライド部とを有することを特徴とする誘導部材
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