JP2002325322A - 既設管路への光ファイバ架設装置 - Google Patents
既設管路への光ファイバ架設装置Info
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- JP2002325322A JP2002325322A JP2001131149A JP2001131149A JP2002325322A JP 2002325322 A JP2002325322 A JP 2002325322A JP 2001131149 A JP2001131149 A JP 2001131149A JP 2001131149 A JP2001131149 A JP 2001131149A JP 2002325322 A JP2002325322 A JP 2002325322A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設管路に悪影響を与えることがなく、光フ
ァイバの支持が確実で能率的に行え、特に、小口径の既
設管路内での光ファイバの架設作業を簡単に実施するこ
とができる既設管路への光ファイバ架設装置を提供す
る。 【解決手段】 既設管路に挿通した光ファイバケーブル
1を支持するための挿通部12と、この挿通部12から
両側に延びる弾力拡張片13、14とで形成され、既設
管路の内壁に向かって弾力的に拡張することで光ファイ
バケーブル1を支持する支持金具11を用い、この支持
金具11を装着した状態で既設管路の内部を走行させる
走行車22に、上記支持金具11の載置部23と、この
載置部23に載置した支持金具11を湾曲させて重ね合
わせた両側弾力拡張片13、14を互いに係止すること
により該支持金具11の縮径状態の保持と、この保持の
解除とが行える係止手段24が、一体に昇降動するよう
に設けてある。
ァイバの支持が確実で能率的に行え、特に、小口径の既
設管路内での光ファイバの架設作業を簡単に実施するこ
とができる既設管路への光ファイバ架設装置を提供す
る。 【解決手段】 既設管路に挿通した光ファイバケーブル
1を支持するための挿通部12と、この挿通部12から
両側に延びる弾力拡張片13、14とで形成され、既設
管路の内壁に向かって弾力的に拡張することで光ファイ
バケーブル1を支持する支持金具11を用い、この支持
金具11を装着した状態で既設管路の内部を走行させる
走行車22に、上記支持金具11の載置部23と、この
載置部23に載置した支持金具11を湾曲させて重ね合
わせた両側弾力拡張片13、14を互いに係止すること
により該支持金具11の縮径状態の保持と、この保持の
解除とが行える係止手段24が、一体に昇降動するよう
に設けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、既設管路への光
ファイバ架設装置、更に詳しくは、既に施工されている
下水道などの既設管路に対して、通信等に利用される光
ファイバを、管路の内壁に向かって弾力的に拡張する支
持金具を用いて架設するための装置に関する。
ファイバ架設装置、更に詳しくは、既に施工されている
下水道などの既設管路に対して、通信等に利用される光
ファイバを、管路の内壁に向かって弾力的に拡張する支
持金具を用いて架設するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速かつ大量のデータ伝送に適した光フ
ァイバの敷設は、通信網の整備を図る上で重要な課題で
ある。
ァイバの敷設は、通信網の整備を図る上で重要な課題で
ある。
【0003】しかし、地下には既に上下水道やガス管な
どが埋設されているため、光ファイバを敷設するために
新たな地下管路を掘削施工するには、特に都市部や住宅
密集地では非常に難しく、また、道路の交通を遮断した
り地上の構築物を撤去したり移転したりすることは、工
事の大型化及び長期化を招いて経済的に大きな負担とな
り、このため、地下には既に下水管が埋設されている点
に着目し、この下水管を光ファイバの敷設に利用して、
個々の住宅或いは家庭まで光ファイバを敷設する考えが
既に提案されている。
どが埋設されているため、光ファイバを敷設するために
新たな地下管路を掘削施工するには、特に都市部や住宅
密集地では非常に難しく、また、道路の交通を遮断した
り地上の構築物を撤去したり移転したりすることは、工
事の大型化及び長期化を招いて経済的に大きな負担とな
り、このため、地下には既に下水管が埋設されている点
に着目し、この下水管を光ファイバの敷設に利用して、
個々の住宅或いは家庭まで光ファイバを敷設する考えが
既に提案されている。
【0004】上記下水管に光ファイバを敷設する方法と
しては、例えば、特開平8−103012号公報に、下
水道の天井部に間隔をあけて多数のホルダー金具を植え
込み、このホルダー金具に光ファイバを支持させる技術
が示されている。ホルダー金具の設置及び光ファイバの
取り付けなどの工事を、下水道の内部を走行可能とな
り、自動化工具等を搭載した敷設車を用いることで、作
業員が入れないような小径の下水道に対しても、光ファ
イバの敷設を行えるようにすることも提案されている。
しては、例えば、特開平8−103012号公報に、下
水道の天井部に間隔をあけて多数のホルダー金具を植え
込み、このホルダー金具に光ファイバを支持させる技術
が示されている。ホルダー金具の設置及び光ファイバの
取り付けなどの工事を、下水道の内部を走行可能とな
り、自動化工具等を搭載した敷設車を用いることで、作
業員が入れないような小径の下水道に対しても、光ファ
イバの敷設を行えるようにすることも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術のように、下水道の天井部に植え込み固定するホ
ルダー金具を用いて光ファイバを支持する方法では、ホ
ルダー金具の設置に多大な作業時間とコストがかかって
しまい、光ファイバの敷設工事の全体コストを増大させ
るという問題がある。
来技術のように、下水道の天井部に植え込み固定するホ
ルダー金具を用いて光ファイバを支持する方法では、ホ
ルダー金具の設置に多大な作業時間とコストがかかって
しまい、光ファイバの敷設工事の全体コストを増大させ
るという問題がある。
【0006】一般的に、光ファイバケーブルは、かなり
の太さと重量があり、しかも可撓性があるため、比較的
短い距離間隔で支えておかないと、ケーブルの途中が垂
れ下がったり揺れたり移動したりしてしまう。
の太さと重量があり、しかも可撓性があるため、比較的
短い距離間隔で支えておかないと、ケーブルの途中が垂
れ下がったり揺れたり移動したりしてしまう。
【0007】下水道の場合、管路の内部を下水が流れて
いるので、垂れ下がったケーブルが下水に漬かってしま
うと、下水の流れを妨げたり、ケーブルの劣化や損傷を
招くことになる。
いるので、垂れ下がったケーブルが下水に漬かってしま
うと、下水の流れを妨げたり、ケーブルの劣化や損傷を
招くことになる。
【0008】しかし、ホルダー金具を取り付けるため
に、下水道の内壁に支持孔を穿孔したり、ホルダー金具
或いはその取り付けねじなどを支持孔にねじ込んだりす
る作業は、非常に手間と時間を要すると共に、人が入れ
ないよような口径の管路に対しては施工することができ
ない。
に、下水道の内壁に支持孔を穿孔したり、ホルダー金具
或いはその取り付けねじなどを支持孔にねじ込んだりす
る作業は、非常に手間と時間を要すると共に、人が入れ
ないよような口径の管路に対しては施工することができ
ない。
【0009】前記した下水道を走行する敷設車を用いた
としても、作業位置ごとに敷設車を移動させて所定の作
業を行わせるには、時間と手間がかかる作業である。ま
た、下水道の内壁に支持孔を穿孔することで、下水道の
内壁を破損したり耐久性を低下させる問題も生じ、金具
や支持孔の箇所から地下水の浸入する事態が起こり易く
なる。
としても、作業位置ごとに敷設車を移動させて所定の作
業を行わせるには、時間と手間がかかる作業である。ま
た、下水道の内壁に支持孔を穿孔することで、下水道の
内壁を破損したり耐久性を低下させる問題も生じ、金具
や支持孔の箇所から地下水の浸入する事態が起こり易く
なる。
【0010】また、下水道の場合、本管に対してこの本
管と住宅を接続する枝管は、例えば内径が150mmと
小径であり、しかもこのような枝管は傾斜を持たせるた
めに途中で屈曲している場合が多く、前記した下水道を
走行する敷設車をこのような条件の枝管内で円滑に走行
させるには非常に困難なことであり、小口径の枝管内で
内壁に支持孔を穿孔したり、ホルダー金具或いはその取
り付けねじなどを支持孔にねじ込んだりする作業は現実
的に実施できないものである。
管と住宅を接続する枝管は、例えば内径が150mmと
小径であり、しかもこのような枝管は傾斜を持たせるた
めに途中で屈曲している場合が多く、前記した下水道を
走行する敷設車をこのような条件の枝管内で円滑に走行
させるには非常に困難なことであり、小口径の枝管内で
内壁に支持孔を穿孔したり、ホルダー金具或いはその取
り付けねじなどを支持孔にねじ込んだりする作業は現実
的に実施できないものである。
【0011】そこで、この発明の課題は、既設管路に対
する光ファイバの敷設を、既設管路に悪影響を与えるこ
とがなく、光ファイバの支持が確実で能率的に行え、特
に、小口径の既設管路内での光ファイバの架設作業を簡
単に実施することができる既設管路への光ファイバ架設
装置を提供することにある。
する光ファイバの敷設を、既設管路に悪影響を与えるこ
とがなく、光ファイバの支持が確実で能率的に行え、特
に、小口径の既設管路内での光ファイバの架設作業を簡
単に実施することができる既設管路への光ファイバ架設
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、弾力性を有する帯材からなり、
既設管路に挿通した光ファイバを支持するための挿通部
と、この挿通部から両側に延びる弾力拡張片とで形成さ
れ、既設管路の内壁に向かって弾力的に拡張することで
光ファイバを支持する支持金具を用い、この支持金具を
装着した状態で既設管路の内部を走行させる走行車に、
上記支持金具の載置部と、この載置部に載置した支持金
具の湾曲させて重ね合わせた両側弾力拡張片を互いに係
止することにより該支持金具の縮径状態の保持と、この
保持の解除とが行える係止手段を、一体に昇降動するよ
うに設けた構成を採用したものである。
するため、この発明は、弾力性を有する帯材からなり、
既設管路に挿通した光ファイバを支持するための挿通部
と、この挿通部から両側に延びる弾力拡張片とで形成さ
れ、既設管路の内壁に向かって弾力的に拡張することで
光ファイバを支持する支持金具を用い、この支持金具を
装着した状態で既設管路の内部を走行させる走行車に、
上記支持金具の載置部と、この載置部に載置した支持金
具の湾曲させて重ね合わせた両側弾力拡張片を互いに係
止することにより該支持金具の縮径状態の保持と、この
保持の解除とが行える係止手段を、一体に昇降動するよ
うに設けた構成を採用したものである。
【0013】ここで、支持金具の帯材は、耐蝕性と弾力
性に優れた金属材料、例えば、ステンレスやその合金を
用い、弾力的に拡張したときに既設管路の内周面の全面
に環状となって沿う程度の長さを有し、この支持金具に
設けた挿通部は、帯材の一部を光ファイバが嵌まり込む
略半円状に凹入湾曲させて形成するか、光ファイバに外
嵌する環体を帯材に溶接で固定することによって形成さ
れ、挿通部から両側に延びる弾力拡張片のそれぞれに、
支持金具を縮径させたときに一致させる係止孔が設けら
れている。
性に優れた金属材料、例えば、ステンレスやその合金を
用い、弾力的に拡張したときに既設管路の内周面の全面
に環状となって沿う程度の長さを有し、この支持金具に
設けた挿通部は、帯材の一部を光ファイバが嵌まり込む
略半円状に凹入湾曲させて形成するか、光ファイバに外
嵌する環体を帯材に溶接で固定することによって形成さ
れ、挿通部から両側に延びる弾力拡張片のそれぞれに、
支持金具を縮径させたときに一致させる係止孔が設けら
れている。
【0014】上記走行車は、車体の前後両側に既設管路
内を走行するための外側へ斜め下向きとなる車輪を備
え、車体の上部にシリンダ等の伸縮駆動機で上下動する
昇降台を設け、この昇降台の上面に挿通部を支持するこ
とで、支持金具を挿通部の部分で保持する略半円の溝形
に形成した載置部を設け、上記昇降台の下面側で載置部
の直下の位置に係止手段を設けた構造とし、上記昇降台
に、上記車体の前進方向に対する少なくとも載置部より
も前方の位置に光ファイバの誘導溝車を設けることがで
きる。
内を走行するための外側へ斜め下向きとなる車輪を備
え、車体の上部にシリンダ等の伸縮駆動機で上下動する
昇降台を設け、この昇降台の上面に挿通部を支持するこ
とで、支持金具を挿通部の部分で保持する略半円の溝形
に形成した載置部を設け、上記昇降台の下面側で載置部
の直下の位置に係止手段を設けた構造とし、上記昇降台
に、上記車体の前進方向に対する少なくとも載置部より
も前方の位置に光ファイバの誘導溝車を設けることがで
きる。
【0015】また、上記係止手段は、車体に設けた昇降
台の下面の位置に進退動部分が走行車の走行方向と直交
方向に移動するシリンダ等の進退駆動機を配置し、この
進退駆動機の進退動部分に、支持金具の両側弾力拡張片
にそれぞれ設けた係止孔にわたって抜き差し可能に嵌挿
する係止ピンを設けて形成されている。
台の下面の位置に進退動部分が走行車の走行方向と直交
方向に移動するシリンダ等の進退駆動機を配置し、この
進退駆動機の進退動部分に、支持金具の両側弾力拡張片
にそれぞれ設けた係止孔にわたって抜き差し可能に嵌挿
する係止ピンを設けて形成されている。
【0016】さらに、前記走行車の前後部の前部の位置
に、走行車の前方を撮影するカメラを設け、この走行車
の後部の位置に、載置部の付近を撮影するためのカメラ
を装着し、走行車の後部に、伸縮駆動機や進退駆動機を
制御するためのホースを含む複合ケーブルを、角度可変
に接続することができる。
に、走行車の前方を撮影するカメラを設け、この走行車
の後部の位置に、載置部の付近を撮影するためのカメラ
を装着し、走行車の後部に、伸縮駆動機や進退駆動機を
制御するためのホースを含む複合ケーブルを、角度可変
に接続することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0018】先ず、既設管路の内壁に架設する光ファイ
バaは、図16に示すように、光ファイバ単体あるいは
光ファイバaの束を合成樹脂やゴムなどで被覆して可撓
性のあるケーブルを構成したものであり、既設管路への
架設時には、ピアノ線、PC線、鋼線、強化繊維線、合
成樹脂線等の5〜20mm程度の径を有する吊線2と共
に、合成樹脂線等の鞘管3の内部に収められ、吊線2の
両端を既設管路の作業口の部分に緊張状態で取り付ける
ことにより、光ファイバaを張力をかけることなく既設
管路内に配置することができるようになっている。
バaは、図16に示すように、光ファイバ単体あるいは
光ファイバaの束を合成樹脂やゴムなどで被覆して可撓
性のあるケーブルを構成したものであり、既設管路への
架設時には、ピアノ線、PC線、鋼線、強化繊維線、合
成樹脂線等の5〜20mm程度の径を有する吊線2と共
に、合成樹脂線等の鞘管3の内部に収められ、吊線2の
両端を既設管路の作業口の部分に緊張状態で取り付ける
ことにより、光ファイバaを張力をかけることなく既設
管路内に配置することができるようになっている。
【0019】従って、以降の説明において、光ファイバ
aは、吊線2と鞘管3を含んだものとして便宜上単に光
ファイバケーブル1として表現することにする。
aは、吊線2と鞘管3を含んだものとして便宜上単に光
ファイバケーブル1として表現することにする。
【0020】上記光ファイバケーブル1を既設管路の内
壁に固定するための施工には、支持金具11と架設装置
21が用いられる。
壁に固定するための施工には、支持金具11と架設装置
21が用いられる。
【0021】支持金具11は、耐蝕性と弾力性に優れた
金属材料、例えば、ステンレスやその合金、バネ鋼、合
成樹脂等を材料に用いた帯材を使用し、既設管路に挿通
した光ファイバケーブル1を支持するための挿通部12
と、この挿通部12から両側に延びる弾力拡張片13、
14とで形成され、この支持金具11の全長は、弾力的
に拡張したときに既設管路の内周面の全面に環状となっ
て沿う程度の長さを有し、両側弾力拡張片13、14に
は、支持金具11を縮径状態に保持するための係止孔1
5、16がそれぞれ設けられ、既設管路の内壁に向かっ
て弾力的に拡張することで、この既設管路内に予め配置
した光ファイバケーブル1を支持することになる。
金属材料、例えば、ステンレスやその合金、バネ鋼、合
成樹脂等を材料に用いた帯材を使用し、既設管路に挿通
した光ファイバケーブル1を支持するための挿通部12
と、この挿通部12から両側に延びる弾力拡張片13、
14とで形成され、この支持金具11の全長は、弾力的
に拡張したときに既設管路の内周面の全面に環状となっ
て沿う程度の長さを有し、両側弾力拡張片13、14に
は、支持金具11を縮径状態に保持するための係止孔1
5、16がそれぞれ設けられ、既設管路の内壁に向かっ
て弾力的に拡張することで、この既設管路内に予め配置
した光ファイバケーブル1を支持することになる。
【0022】図8(A)に示す第1の例の支持金具11
は、挿通部12が帯材の一部を光ファイバケーブル1が
嵌まり込む略半円状に凹入湾曲させることで形成され、
両側弾力拡張片13、14が挿通部12の両側に延び、
両側弾力拡張片13、14の長さを違えることで、この
挿通部12は帯材の長さ方向に対して一端側に片寄った
位置に設けられている。
は、挿通部12が帯材の一部を光ファイバケーブル1が
嵌まり込む略半円状に凹入湾曲させることで形成され、
両側弾力拡張片13、14が挿通部12の両側に延び、
両側弾力拡張片13、14の長さを違えることで、この
挿通部12は帯材の長さ方向に対して一端側に片寄った
位置に設けられている。
【0023】図8(B)に示す第2の例の支持金具11
は、挿通部12を帯材と別体で光ファイバケーブル1に
外嵌する内径の金属製の環体17を用いて形成し、この
環体17を帯材の長さ方向に対して一端側に片寄った位
置で湾曲させる方向の内面側に溶接で固定することによ
って形成されている。
は、挿通部12を帯材と別体で光ファイバケーブル1に
外嵌する内径の金属製の環体17を用いて形成し、この
環体17を帯材の長さ方向に対して一端側に片寄った位
置で湾曲させる方向の内面側に溶接で固定することによ
って形成されている。
【0024】次に、上記支持金具11を用いて光ファイ
バケーブル1を既設管路の内壁に架設して行くための架
設装置は、図1乃至図7のように、既設管路の内部を走
行させる走行車22に、上記支持金具11の載置部23
と、この載置部23に載置した支持金具11の湾曲させ
て重ね合わせた両側弾力拡張片13、14を、係止孔1
5、16の部分で係止することにより該支持金具11の
縮径状態の保持と、この保持の解除とが行える係止手段
24と、走行車22上で載置部23より前進方向に対す
る少なくとも前方の位置に取り付けた光ファイバケーブ
ル1の誘導溝車25と、走行車22の前部位置に装着さ
れ、既設管路内において走行車22の前方を撮影するテ
レビカメラ26と、走行車22の後部位置に装着され、
載置部23の付近を撮影するためのテレビカメラ27と
を設けて形成され、上記走行車22の後部に、載置部2
3の昇降動や係止手段24を制御するためのホース等か
らなる複合ケーブル28が接続されている。
バケーブル1を既設管路の内壁に架設して行くための架
設装置は、図1乃至図7のように、既設管路の内部を走
行させる走行車22に、上記支持金具11の載置部23
と、この載置部23に載置した支持金具11の湾曲させ
て重ね合わせた両側弾力拡張片13、14を、係止孔1
5、16の部分で係止することにより該支持金具11の
縮径状態の保持と、この保持の解除とが行える係止手段
24と、走行車22上で載置部23より前進方向に対す
る少なくとも前方の位置に取り付けた光ファイバケーブ
ル1の誘導溝車25と、走行車22の前部位置に装着さ
れ、既設管路内において走行車22の前方を撮影するテ
レビカメラ26と、走行車22の後部位置に装着され、
載置部23の付近を撮影するためのテレビカメラ27と
を設けて形成され、上記走行車22の後部に、載置部2
3の昇降動や係止手段24を制御するためのホース等か
らなる複合ケーブル28が接続されている。
【0025】上記走行車22は、既設管路内に余裕をも
って納まる幅で前後に長い板状となる車体29の前後方
向の中央部に、上方へ下向きコ字形に突出して下面が開
放する屈曲凸部30を設け、車体29の両側で前後の位
置に、傾斜軸31で既設管路内を走行するための外側へ
斜め下向きに傾斜する車輪32を回転自在に取り付けた
構造を有し、この車体29の後部に接続した複合ケーブ
ル28を、既設管路内に送り込み又は引き戻すことによ
り、走行車22が既設管路内を移動することになる。
って納まる幅で前後に長い板状となる車体29の前後方
向の中央部に、上方へ下向きコ字形に突出して下面が開
放する屈曲凸部30を設け、車体29の両側で前後の位
置に、傾斜軸31で既設管路内を走行するための外側へ
斜め下向きに傾斜する車輪32を回転自在に取り付けた
構造を有し、この車体29の後部に接続した複合ケーブ
ル28を、既設管路内に送り込み又は引き戻すことによ
り、走行車22が既設管路内を移動することになる。
【0026】上記屈曲凸部31の車体29の前後方向に
沿う幅は、支持金具11の弾力拡張片13、14の幅が
納まるように設定されている。前記車体29の上面で屈
曲凸部31を挟む前後の位置にシリンダ等の伸縮駆動機
33を固定し、両伸縮駆動機33で支持した昇降台34
が屈曲凸部31の上部で上下動するよう配置され、この
昇降台34の上面中央部に支持金具11を挿通部12の
部分で保持する略半円の溝形に形成した載置部23が固
定されている。この載置部23に挿通部12を収めた状
態で、支持金具11の両側弾力拡張片13、14を下方
に湾曲させて縮径させたとき、弾力拡張片13、14の
途中が屈曲凸部31内を通過することになる。
沿う幅は、支持金具11の弾力拡張片13、14の幅が
納まるように設定されている。前記車体29の上面で屈
曲凸部31を挟む前後の位置にシリンダ等の伸縮駆動機
33を固定し、両伸縮駆動機33で支持した昇降台34
が屈曲凸部31の上部で上下動するよう配置され、この
昇降台34の上面中央部に支持金具11を挿通部12の
部分で保持する略半円の溝形に形成した載置部23が固
定されている。この載置部23に挿通部12を収めた状
態で、支持金具11の両側弾力拡張片13、14を下方
に湾曲させて縮径させたとき、弾力拡張片13、14の
途中が屈曲凸部31内を通過することになる。
【0027】上記昇降台34の下面で載置部23の直下
の位置に、載置部23に載置した支持金具11を湾曲さ
せて重ね合わせた両側弾力拡張片13、14を係止孔1
5、16の部分で互いに係止することにより該支持金具
11の縮径状態の保持と、この保持の解除とが行える係
止手段24が固定されている。
の位置に、載置部23に載置した支持金具11を湾曲さ
せて重ね合わせた両側弾力拡張片13、14を係止孔1
5、16の部分で互いに係止することにより該支持金具
11の縮径状態の保持と、この保持の解除とが行える係
止手段24が固定されている。
【0028】この係止手段24は、進退動するロッド3
5が走行車の走行方向と直交方向に移動するシリンダの
ごとき進退駆動機36を昇降台34の下面に固定し、こ
の進退駆動機36のロッド35の先端に、支持金具11
の両側弾力拡張片13、14にそれぞれ設けた係止孔1
5、16にわたって抜き差し可能に嵌挿する係止ピン3
7を設けて形成され、支持金具11の挿通部12を載置
部23に収めた状態で、支持金具11の両側弾力拡張片
13、14を下方に湾曲させて縮径させた、ロッド35
を伸張作動させることで、重ね合わせた両側弾力拡張片
13、14の係止孔15、16にわたって係止ピン37
を挿通し、これによって支持金具11の縮径状態を保持
すると共に、係止ピン37を係止孔15、16から引き
抜くことにより、縮径状態の保持を解くことになる。上
記した載置部23と係止手段24は、共通の昇降台34
に固定されているので、伸縮駆動機33の作動により、
走行車22に対して一体に上下動することになる。
5が走行車の走行方向と直交方向に移動するシリンダの
ごとき進退駆動機36を昇降台34の下面に固定し、こ
の進退駆動機36のロッド35の先端に、支持金具11
の両側弾力拡張片13、14にそれぞれ設けた係止孔1
5、16にわたって抜き差し可能に嵌挿する係止ピン3
7を設けて形成され、支持金具11の挿通部12を載置
部23に収めた状態で、支持金具11の両側弾力拡張片
13、14を下方に湾曲させて縮径させた、ロッド35
を伸張作動させることで、重ね合わせた両側弾力拡張片
13、14の係止孔15、16にわたって係止ピン37
を挿通し、これによって支持金具11の縮径状態を保持
すると共に、係止ピン37を係止孔15、16から引き
抜くことにより、縮径状態の保持を解くことになる。上
記した載置部23と係止手段24は、共通の昇降台34
に固定されているので、伸縮駆動機33の作動により、
走行車22に対して一体に上下動することになる。
【0029】図示の場合、前記車体29の上部で載置部
23の前後位置に、光ファイバケーブル1の誘導溝車2
5を回転自在に配置した例を示している。この誘導溝車
25は昇降台34の両端にヒンジ38を介してその周囲
上部が載置部23と略同様の高さ位置となるように枢止
され、載置部23及び係止手段24と共に一体に上下動
することになるが、この誘導溝車25は車体29の前部
のみの一方にだけ設けることにより、車体29の全長の
短尺化を図るようにしてもよい。
23の前後位置に、光ファイバケーブル1の誘導溝車2
5を回転自在に配置した例を示している。この誘導溝車
25は昇降台34の両端にヒンジ38を介してその周囲
上部が載置部23と略同様の高さ位置となるように枢止
され、載置部23及び係止手段24と共に一体に上下動
することになるが、この誘導溝車25は車体29の前部
のみの一方にだけ設けることにより、車体29の全長の
短尺化を図るようにしてもよい。
【0030】上記走行車22の前方を撮影するテレビカ
メラ26は、車体29の前部上面に固定され、この車体
29の後部に蝶番39で水平状態から下方への傾斜が可
能となるよう取り付けた可動台40の上面にナット41
を固定し、複合ケーブル28の外装チューブの先端に設
けた接続金具42をナット41に螺合することにより、
車体29に対する複合ケーブル28の接続が行われ、ま
た、可動台40には、載置部23の付近を撮影するため
のテレビカメラ27が接続金具42の上部に位置する配
置となるよう、角度可変のカメラ台43を介して取り付
けられている。なお、テレビカメラ26、27の制御ケ
ーブルは、複合ケーブル28に沿わせるようになってい
る。
メラ26は、車体29の前部上面に固定され、この車体
29の後部に蝶番39で水平状態から下方への傾斜が可
能となるよう取り付けた可動台40の上面にナット41
を固定し、複合ケーブル28の外装チューブの先端に設
けた接続金具42をナット41に螺合することにより、
車体29に対する複合ケーブル28の接続が行われ、ま
た、可動台40には、載置部23の付近を撮影するため
のテレビカメラ27が接続金具42の上部に位置する配
置となるよう、角度可変のカメラ台43を介して取り付
けられている。なお、テレビカメラ26、27の制御ケ
ーブルは、複合ケーブル28に沿わせるようになってい
る。
【0031】上記のように、走行車22に対する複合ケ
ーブル28の接続を、可動台40で車体29に対して下
方への角度可変とすることにより、走行車22と複合ケ
ーブル28の間で屈曲が生じることで、既設管路に上下
の屈曲部分があるような場合でも走行車22の通過を円
滑に行わせることができることになる。
ーブル28の接続を、可動台40で車体29に対して下
方への角度可変とすることにより、走行車22と複合ケ
ーブル28の間で屈曲が生じることで、既設管路に上下
の屈曲部分があるような場合でも走行車22の通過を円
滑に行わせることができることになる。
【0032】この発明の架設装置は、上記のような構成
であり、次に、この架設装置を用いた光ファイバケーブ
ルの架設方法を説明する。
であり、次に、この架設装置を用いた光ファイバケーブ
ルの架設方法を説明する。
【0033】光ファイバケーブル1を架設する既設管路
としては、下水道のほか、上水道や地中配電路、ガス管
なども利用できるが、安全性や利便性などの点から下水
道の使用が適している。
としては、下水道のほか、上水道や地中配電路、ガス管
なども利用できるが、安全性や利便性などの点から下水
道の使用が適している。
【0034】この既設管路は、地盤に埋設された地中管
路だけでなく、土木構造物や建築物の内部に設置された
管路でもよく、既設管路の材質や構造は特に限定されな
いが、例えば、コンクリート管、ヒューム管、鋼管、合
成樹脂管、FRP管、セラミック管、さらには複数の材
料を組み合わせた複合管であってもよく、また、管路の
断面形状は、円形のほか、楕円管等の異形管であっても
よい。
路だけでなく、土木構造物や建築物の内部に設置された
管路でもよく、既設管路の材質や構造は特に限定されな
いが、例えば、コンクリート管、ヒューム管、鋼管、合
成樹脂管、FRP管、セラミック管、さらには複数の材
料を組み合わせた複合管であってもよく、また、管路の
断面形状は、円形のほか、楕円管等の異形管であっても
よい。
【0035】図11は、既設管路として下水管路の一例
を示し、本管51は外部空間とつなぐ作業口52、53
となるマンホールが設けられ、作業口52、53は、作
業者が本管51に出入りしたり、各種の資材を搬入搬出
したり、本管51の内部を点検したりするのに利用さ
れ、通常、本管51の口径は200mm以上になってい
る。
を示し、本管51は外部空間とつなぐ作業口52、53
となるマンホールが設けられ、作業口52、53は、作
業者が本管51に出入りしたり、各種の資材を搬入搬出
したり、本管51の内部を点検したりするのに利用さ
れ、通常、本管51の口径は200mm以上になってい
る。
【0036】上記本管51に対して分岐状に接続されて
住宅等に引き込まれる枝管54は、本管51よりも小径
であり、通常、口径は150mm程度であり、本管51
に対して開口する接続端部と住宅等に引き込まれた側の
端部が作業口55、56となる。この枝管54は、直線
だけでなく、曲線部分や上下の屈曲部分があってもかま
わない。
住宅等に引き込まれる枝管54は、本管51よりも小径
であり、通常、口径は150mm程度であり、本管51
に対して開口する接続端部と住宅等に引き込まれた側の
端部が作業口55、56となる。この枝管54は、直線
だけでなく、曲線部分や上下の屈曲部分があってもかま
わない。
【0037】本管51と枝管54に対して光ファイバケ
ーブル1を配置するには、図12のように、本管51の
上流側作業口52から下流側作業口53に牽引ロープ5
7を挿通し、これとは別に、枝管54の上流側作業口5
5から本管51の下流側作業口56を経て本管51内に
牽引ロープ58を挿通し、本管51の下流側作業口53
で両牽引ロープ57と58を地上に引き出し、図13の
ように、下流側作業口53の外部で牽引ロープ57と5
8にそれぞれ光ファイバケーブル1a、1bの鞘管3の
一方端部を連結し、両鞘管3の他方端部がT字形連結具
59で連結され、T字形連結具59の残りの連結箇所に
も別の光ファイバケーブル1cの鞘管3が連結される。
従って、T字形連結具59で三本の光ファイバケーブル
1a、1b、1cが連結される。
ーブル1を配置するには、図12のように、本管51の
上流側作業口52から下流側作業口53に牽引ロープ5
7を挿通し、これとは別に、枝管54の上流側作業口5
5から本管51の下流側作業口56を経て本管51内に
牽引ロープ58を挿通し、本管51の下流側作業口53
で両牽引ロープ57と58を地上に引き出し、図13の
ように、下流側作業口53の外部で牽引ロープ57と5
8にそれぞれ光ファイバケーブル1a、1bの鞘管3の
一方端部を連結し、両鞘管3の他方端部がT字形連結具
59で連結され、T字形連結具59の残りの連結箇所に
も別の光ファイバケーブル1cの鞘管3が連結される。
従って、T字形連結具59で三本の光ファイバケーブル
1a、1b、1cが連結される。
【0038】また、T字形連結具59の部分において、
本管用光ファイバケーブル1aの吊線2の途中に枝管用
光ファイバケーブル1bの吊線2の端部が結合される。
本管用光ファイバケーブル1aの吊線2の途中に枝管用
光ファイバケーブル1bの吊線2の端部が結合される。
【0039】この状態で図13の矢印のように、各牽引
ロープ57と58を同時にそれぞれ出発点の作業口5
2、55まで引き戻すと、本管51の下流側作業口53
から引き込まれた光ファイバケーブル1aと1bは、本
管51と枝管54の内部に配置される。図14のごと
く、本管51と枝管54の交差点にはT字形連結具59
が位置し、交差点と本管51の下流側の作業口53との
間に残りの光ファイバケーブル1cが配置される。
ロープ57と58を同時にそれぞれ出発点の作業口5
2、55まで引き戻すと、本管51の下流側作業口53
から引き込まれた光ファイバケーブル1aと1bは、本
管51と枝管54の内部に配置される。図14のごと
く、本管51と枝管54の交差点にはT字形連結具59
が位置し、交差点と本管51の下流側の作業口53との
間に残りの光ファイバケーブル1cが配置される。
【0040】次に、本管51の上流側作業口52と下流
側作業口53の間において、本管用光ファイバケーブル
1a、1cの吊線2を緊張させた状態で、この吊線2の
端部を作業口52、53の部分に吊線固定具60を用い
て固定する。
側作業口53の間において、本管用光ファイバケーブル
1a、1cの吊線2を緊張させた状態で、この吊線2の
端部を作業口52、53の部分に吊線固定具60を用い
て固定する。
【0041】この本管51の内部に配置された本管用光
ファイバケーブル1a、1cの本管51に対する固定
は、本出願人等が特願2000−347186号で先に
提案した光ファイバ架設装置と支持金具を用い、支持金
具を所定の間隔ごとに配置すると共に、この支持金具を
弾力的に拡張させることで光ファイバケーブル1a、1
cを本管51の内周面の上部に固定する。また、本管用
光ファイバケーブル1a、1cの端部には、作業口5
2、53の部分で接続具を用いて別の本管用光ファイバ
ケーブルが接続されることになる。
ファイバケーブル1a、1cの本管51に対する固定
は、本出願人等が特願2000−347186号で先に
提案した光ファイバ架設装置と支持金具を用い、支持金
具を所定の間隔ごとに配置すると共に、この支持金具を
弾力的に拡張させることで光ファイバケーブル1a、1
cを本管51の内周面の上部に固定する。また、本管用
光ファイバケーブル1a、1cの端部には、作業口5
2、53の部分で接続具を用いて別の本管用光ファイバ
ケーブルが接続されることになる。
【0042】次に、枝管54の作業口55の外部で枝管
用光ファイバケーブル1bの鞘管3を手で引っ張り、そ
の吊線2を弛みのないように緊張させ、この吊線2の端
部を作業口55の部分に吊線固定具60を用いて固定す
る。
用光ファイバケーブル1bの鞘管3を手で引っ張り、そ
の吊線2を弛みのないように緊張させ、この吊線2の端
部を作業口55の部分に吊線固定具60を用いて固定す
る。
【0043】この吊線固定具60は、図16に一例を示
すように、作業口55の内面と枝管54の内面にわたっ
て外接するL形金具61をボルト62等で固定し、L形
金具61の縦壁63を貫通する吊線2に、テーパ孔を有
する支持筒64を縦壁63に当接した状態で挿入し、上
記テーパ孔内に複数に分割した楔部材65を圧入するこ
とにより、楔部材65で吊線2をクランプし、吊線2の
緊張状態の固持を行うようになっている。
すように、作業口55の内面と枝管54の内面にわたっ
て外接するL形金具61をボルト62等で固定し、L形
金具61の縦壁63を貫通する吊線2に、テーパ孔を有
する支持筒64を縦壁63に当接した状態で挿入し、上
記テーパ孔内に複数に分割した楔部材65を圧入するこ
とにより、楔部材65で吊線2をクランプし、吊線2の
緊張状態の固持を行うようになっている。
【0044】上記のような吊線2の緊張により、光ファ
イバケーブル1bは、枝管54の内面に対して上部の位
置に配置された状態になる。
イバケーブル1bは、枝管54の内面に対して上部の位
置に配置された状態になる。
【0045】次に、地上において、この発明の架設装置
21における走行車22に支持金具11を縮径状態でセ
ットする。支持金具11は、枝管54の内周長に見合う
長さのものを用い、図6のように、挿通部12を走行車
22上の載置部23に嵌め込み、挿通部12から両側に
延びる弾力拡張片13、14を互いに下側に湾曲させて
重ね合わせ、走行車22の一方側方の位置で両係止孔1
5、16を一致させ、係止手段24の進退駆動機36を
伸長させてその係止ピン37を両係止孔15、16にわ
たって嵌挿し、支持金具11の縮径状態を保持する。
21における走行車22に支持金具11を縮径状態でセ
ットする。支持金具11は、枝管54の内周長に見合う
長さのものを用い、図6のように、挿通部12を走行車
22上の載置部23に嵌め込み、挿通部12から両側に
延びる弾力拡張片13、14を互いに下側に湾曲させて
重ね合わせ、走行車22の一方側方の位置で両係止孔1
5、16を一致させ、係止手段24の進退駆動機36を
伸長させてその係止ピン37を両係止孔15、16にわ
たって嵌挿し、支持金具11の縮径状態を保持する。
【0046】また、上記のようにして走行車22に縮径
状態でセットした支持金具11の挿通部12を光ファイ
バケーブル1bに嵌挿し、この走行車22を、枝管54
内に住宅等に引き込まれた側の作業口55から挿入し、
車体29に連結した複合ケーブル28を順次押し込むこ
とにより枝管54内を走行させ、この走行車22を枝管
54における本管51と接続された開口端部の近傍にま
で送り込む。
状態でセットした支持金具11の挿通部12を光ファイ
バケーブル1bに嵌挿し、この走行車22を、枝管54
内に住宅等に引き込まれた側の作業口55から挿入し、
車体29に連結した複合ケーブル28を順次押し込むこ
とにより枝管54内を走行させ、この走行車22を枝管
54における本管51と接続された開口端部の近傍にま
で送り込む。
【0047】ちなみに、枝管54の口径が150mmの
場合、支持金具11は直径が100mmになるように縮
径させ、また、支持金具11をセットした状態で両伸縮
駆動機33は収縮して昇降台34は下降位置にあり、上
記縮径状態の支持金具11は枝管54と略同軸心の配置
となるので、枝管54の内周との干渉がなく、走行車2
2は枝管54内の走行が支障なく円滑に行えることにな
る。
場合、支持金具11は直径が100mmになるように縮
径させ、また、支持金具11をセットした状態で両伸縮
駆動機33は収縮して昇降台34は下降位置にあり、上
記縮径状態の支持金具11は枝管54と略同軸心の配置
となるので、枝管54の内周との干渉がなく、走行車2
2は枝管54内の走行が支障なく円滑に行えることにな
る。
【0048】また、走行車22が枝管54内を走行する
とき、挿通部12が光ファイバケーブル1bに沿って摺
動すると同時に、走行車22の上部に配置した誘導溝車
25が枝管54の内面で上部の位置に配置された光ファ
イバケーブル1bに嵌まり込み、走行車22の走行が両
者と光ファイバケーブル1bによって誘導され、走行車
22が枝管54内を円滑に走行すると同時に、走行車2
2の枝管54内における上下方向の姿勢が常に保持され
ることになる。
とき、挿通部12が光ファイバケーブル1bに沿って摺
動すると同時に、走行車22の上部に配置した誘導溝車
25が枝管54の内面で上部の位置に配置された光ファ
イバケーブル1bに嵌まり込み、走行車22の走行が両
者と光ファイバケーブル1bによって誘導され、走行車
22が枝管54内を円滑に走行すると同時に、走行車2
2の枝管54内における上下方向の姿勢が常に保持され
ることになる。
【0049】走行車22が枝管54内を走行するとき、
走行車22の前部に取り付けたテレビカメラ26で枝管
54内を撮影し、この映像を地上のテレビモニターで見
ることにより、枝管54内の状況を的確に把握して走行
車22の送り込み操作を制御することができ、かつ、走
行車22を枝管54における本管51と接続された開口
作業口56の近傍の位置にまで正確に送り込むことがで
きることになる。
走行車22の前部に取り付けたテレビカメラ26で枝管
54内を撮影し、この映像を地上のテレビモニターで見
ることにより、枝管54内の状況を的確に把握して走行
車22の送り込み操作を制御することができ、かつ、走
行車22を枝管54における本管51と接続された開口
作業口56の近傍の位置にまで正確に送り込むことがで
きることになる。
【0050】走行車22が枝管54における本管51と
接続された開口作業口56の近傍の位置にまで到達する
と、両伸縮駆動機33を伸長作動させて載置部23と係
止手段24を一体に上昇させることで、図7と図9のよ
うに、上昇した支持金具11の上部を枝管54の内周上
部に当接させ、この状態で係止手段24の進退駆動機3
6を収縮させてその係止ピン37を両係止孔15、16
から抜き取ると、図10で示すように、支持金具11の
両側弾力拡張片13、14は、係止が解かれるので、載
置部23で支持された挿通部12を支点にして自身の持
つ復元弾性で両側に拡張し、この両側弾力拡張片13、
14が枝管54の内周面に圧着することで、支持金具1
1が枝管54の内周面に固定化される。
接続された開口作業口56の近傍の位置にまで到達する
と、両伸縮駆動機33を伸長作動させて載置部23と係
止手段24を一体に上昇させることで、図7と図9のよ
うに、上昇した支持金具11の上部を枝管54の内周上
部に当接させ、この状態で係止手段24の進退駆動機3
6を収縮させてその係止ピン37を両係止孔15、16
から抜き取ると、図10で示すように、支持金具11の
両側弾力拡張片13、14は、係止が解かれるので、載
置部23で支持された挿通部12を支点にして自身の持
つ復元弾性で両側に拡張し、この両側弾力拡張片13、
14が枝管54の内周面に圧着することで、支持金具1
1が枝管54の内周面に固定化される。
【0051】支持金具11の挿通部12には光ファイバ
ケーブル1bが挿通されているので、支持金具11の上
昇により光ファイバケーブル1bの挿通部12で保持さ
れた部分も一体に上昇し、支持金具11が枝管54の内
周面に固定化されることで、光ファイバケーブル1bの
挿通部12で保持された部分は、枝管54の内周面で上
部の位置に固定化されることになる。
ケーブル1bが挿通されているので、支持金具11の上
昇により光ファイバケーブル1bの挿通部12で保持さ
れた部分も一体に上昇し、支持金具11が枝管54の内
周面に固定化されることで、光ファイバケーブル1bの
挿通部12で保持された部分は、枝管54の内周面で上
部の位置に固定化されることになる。
【0052】上記支持金具11の上昇と、上昇位置での
拡張による光ファイバケーブル1bの枝管54の上部位
置への固定化作業は、走行車22の後部に取り付けたテ
レビカメラ27で撮影し、この映像を地上のテレビモニ
ターで見ることにより、支持金具11による光ファイバ
ケーブル1bの固定化を地上から確認することができ
る。
拡張による光ファイバケーブル1bの枝管54の上部位
置への固定化作業は、走行車22の後部に取り付けたテ
レビカメラ27で撮影し、この映像を地上のテレビモニ
ターで見ることにより、支持金具11による光ファイバ
ケーブル1bの固定化を地上から確認することができ
る。
【0053】支持金具11は、その拡張により、枝管5
4の内周面の全面に沿った環状での圧接となり、支持金
具11の部分的な圧接に比べて経時的な弾性の低下発生
が少なく、かつ、荷重支持強度も向上するので、光ファ
イバケーブル1bの固定を長期にわたって維持できるこ
とになる。
4の内周面の全面に沿った環状での圧接となり、支持金
具11の部分的な圧接に比べて経時的な弾性の低下発生
が少なく、かつ、荷重支持強度も向上するので、光ファ
イバケーブル1bの固定を長期にわたって維持できるこ
とになる。
【0054】上記のようにして、枝管54における本管
51と接続された開口作業口56の近傍の位置におい
て、支持金具11による光ファイバケーブル1bの固定
が完了すると、両伸縮駆動機33を収縮作動させて載置
部23と係止手段24を一体に下降させ、載置部23を
挿通部12から離反させることで支持金具11と走行車
22を分離し、この状態で複合ケーブル28を引き出す
ことで、走行車22を引き戻して住宅等に引き込まれた
側の作業口55から地上に抜き取る。
51と接続された開口作業口56の近傍の位置におい
て、支持金具11による光ファイバケーブル1bの固定
が完了すると、両伸縮駆動機33を収縮作動させて載置
部23と係止手段24を一体に下降させ、載置部23を
挿通部12から離反させることで支持金具11と走行車
22を分離し、この状態で複合ケーブル28を引き出す
ことで、走行車22を引き戻して住宅等に引き込まれた
側の作業口55から地上に抜き取る。
【0055】この抜き取った走行車22に上述と同様に
支持金具11を縮径状態にセットし、この走行車22を
再び枝管51内に挿入して走行させ、支持金具11で光
ファイバケーブル1bを先に固定した位置から適当な距
離だけ手前側の位置まで走行車を送り込み、この位置で
上記と同様の操作で支持金具11を拡張させ、光ファイ
バケーブル1bの枝管54の内周面で上部の位置への固
定化を行い、作業後に走行車22を作業口55から地上
に抜き取る。
支持金具11を縮径状態にセットし、この走行車22を
再び枝管51内に挿入して走行させ、支持金具11で光
ファイバケーブル1bを先に固定した位置から適当な距
離だけ手前側の位置まで走行車を送り込み、この位置で
上記と同様の操作で支持金具11を拡張させ、光ファイ
バケーブル1bの枝管54の内周面で上部の位置への固
定化を行い、作業後に走行車22を作業口55から地上
に抜き取る。
【0056】このように、走行車22への支持金具11
の縮径状態のセット、枝管54内への走行車22の挿
入、走行車22の停止位置での支持金具11による光フ
ァイバケーブル1bの固定、走行車22の地上への抜き
取りを繰り返し行い、光ファイバケーブル1bの固定位
置を作業口55側に順次移行していくことにより、図1
5に示すように、枝管54の内周面の上部位置で長さ方
向に沿って、光ファイバケーブル1bを垂れ下がりのな
い状態で架設することができる。
の縮径状態のセット、枝管54内への走行車22の挿
入、走行車22の停止位置での支持金具11による光フ
ァイバケーブル1bの固定、走行車22の地上への抜き
取りを繰り返し行い、光ファイバケーブル1bの固定位
置を作業口55側に順次移行していくことにより、図1
5に示すように、枝管54の内周面の上部位置で長さ方
向に沿って、光ファイバケーブル1bを垂れ下がりのな
い状態で架設することができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、弾力
性を有する支持金具を用い、この支持金具を縮径状態で
装着した走行車を既設管路の内部に挿入し、走行車の停
止位置で支持金具を拡張させて光ファイバを既設管路に
固定するようにしたので、人が入れないような小口径の
既設管路に対する光ファイバの固定が地上からの操作で
能率よく行え、支持金具の拡張による光ファイバの固定
により既設管路の内壁に損傷を与えることなく、支持金
具での固定間隔を選ぶことにより、光ファイバの垂れ下
がりのない架設が可能になる。
性を有する支持金具を用い、この支持金具を縮径状態で
装着した走行車を既設管路の内部に挿入し、走行車の停
止位置で支持金具を拡張させて光ファイバを既設管路に
固定するようにしたので、人が入れないような小口径の
既設管路に対する光ファイバの固定が地上からの操作で
能率よく行え、支持金具の拡張による光ファイバの固定
により既設管路の内壁に損傷を与えることなく、支持金
具での固定間隔を選ぶことにより、光ファイバの垂れ下
がりのない架設が可能になる。
【0058】また、拡張により既設管路の内周面の全面
に沿った環状での圧接となる支持金具を採用することに
より、支持金具の部分的な圧接に比べて経時的な弾性の
低下発生が少なく、かつ、荷重支持強度も向上するの
で、光ファイバの固定を長期にわたって維持できる。
に沿った環状での圧接となる支持金具を採用することに
より、支持金具の部分的な圧接に比べて経時的な弾性の
低下発生が少なく、かつ、荷重支持強度も向上するの
で、光ファイバの固定を長期にわたって維持できる。
【0059】さらに、走行車に、支持金具の載置部と、
この載置部に載置した支持金具の縮径状態の保持とこの
保持の解除とが行える係止手段を一体に昇降動するよう
に設けたので、構造が簡単で製作コストを低減できるだ
けでなく、全体を小型化することができ、人が入れない
ような小口径の既設管路でも円滑に移動させることが可
能になり、小口径の既設管路に対する光ファイバの架設
を簡単に実施することができる。
この載置部に載置した支持金具の縮径状態の保持とこの
保持の解除とが行える係止手段を一体に昇降動するよう
に設けたので、構造が簡単で製作コストを低減できるだ
けでなく、全体を小型化することができ、人が入れない
ような小口径の既設管路でも円滑に移動させることが可
能になり、小口径の既設管路に対する光ファイバの架設
を簡単に実施することができる。
【図1】この発明に係る光ファイバ架設装置の正面図
【図2】同光ファイバ架設装置の平面図
【図3】同光ファイバ架設装置の斜視図
【図4】同光ファイバ架設装置を既設管路内に挿入した
状態の縦断正面図
状態の縦断正面図
【図5】同光ファイバ架設装置を既設管路内に挿入して
支持金具を上昇させた状態の縦断正面図
支持金具を上昇させた状態の縦断正面図
【図6】図4の縦断側面図
【図7】図5の縦断側面図
【図8】(A)と(B)は支持金具の異なった例を示す
斜視図
斜視図
【図9】既設管路内で支持金具を上昇させた状態の縦断
側面図
側面図
【図10】既設管路内で支持金具を拡張させた状態の縦
断側面図
断側面図
【図11】下水管路の一例を示す平面図
【図12】同上の下水管路に牽引ロープを配置した平面
図
図
【図13】同上の下水管路に牽引ロープを配置してこれ
に光ファイバケーブルを接続した平面図
に光ファイバケーブルを接続した平面図
【図14】下水管路に光ファイバケーブルを引き込んだ
状態の平面図
状態の平面図
【図15】下水管路に光ファイバケーブルを架設した状
態の平面図
態の平面図
【図16】吊線固定具の一例を示す縦断面図
1 光ファイバケーブル 2 吊線 3 鞘管 11 支持金具 12 挿通部 13 弾力拡張片 14 弾力拡張片 15 係止孔 16 係止孔 17 環体 21 架設装置 22 走行車 23 載置部 24 係止手段 25 誘導溝車 26 テレビカメラ 27 テレビカメラ 28 複合ケーブル 29 車体 30 屈曲凸部 31 傾斜軸 32 車輪 33 伸縮駆動機 34 昇降台 35 ロッド 36 進退駆動機 37 ピン 38 ヒンジ 39 蝶番 40 化動台 41 ナット 42 支持金具 43 カメラ台 51 本管 52 作業口 53 作業口 54 枝管 55 作業口 56 作業口 57 牽引ロープ 58 牽引ロープ 59 T字形連結具 60 吊線固定具 61 L形金具61 62 ボルト 63 縦壁 64 支持筒 65 楔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 1/08 H02G 9/06 Z 9/06 G02B 6/00 351 (72)発明者 黒木 日出男 大阪市北区本庄東2丁目3番41号 株式会 社きんでん内 Fターム(参考) 2H038 CA68 5G369 AA19 BA04 EA01 EA04
Claims (6)
- 【請求項1】 弾力性を有する帯材からなり、既設管路
に挿通した光ファイバを支持するための挿通部と、この
挿通部から両側に延びる弾力拡張片とで形成され、既設
管路の内壁に向かって弾力的に拡張することで光ファイ
バを支持する支持金具を用い、この支持金具を装着した
状態で既設管路の内部を走行させる走行車に、上記支持
金具の載置部と、この載置部に載置した支持金具の湾曲
させて重ね合わせた両側弾力拡張片を互いに係止するこ
とにより該支持金具の縮径状態の保持及び、この保持の
解除とが行える係止手段を、一体に昇降動するように設
けた既設管路への光ファイバ架設装置。 - 【請求項2】 前記走行車は、車体の前後両側に既設管
路内を走行するための車輪を備え、車体の上部に伸縮駆
動機で上下動する昇降台を設け、この昇降台の上面に挿
通部を支持することで支持金具を保持する載置部を設
け、上記昇降台の下面側で載置部の直下の位置に係止手
段を設けた請求項1に記載の既設管路への光ファイバ架
設装置。 - 【請求項3】 前記昇降台に、上記車体の前進方向に対
する少なくとも載置部よりも前方の位置に光ファイバの
誘導溝車を設けた請求項2に記載の既設管路への光ファ
イバ架設装置。 - 【請求項4】 前記係止手段は、車体に設けた昇降台の
下面の位置に進退動部分が走行車の走行方向と直交方向
に移動する進退駆動機を配置し、この進退駆動機の進退
動部分に、支持金具の両側弾力拡張片にそれぞれ設けた
係止孔にわたって抜き差し可能に嵌挿する係止ピンを設
けて形成されている請求項1乃至3の何れかに記載の既
設管路への光ファイバ架設装置。 - 【請求項5】 前記走行車の前後部の少なくとも一方の
位置に、載置部の付近を撮影するためのカメラを装着し
た請求項1乃至4の何れかに記載の既設管路への光ファ
イバ架設装置。 - 【請求項6】 前記走行車の後部に、伸縮駆動機や進退
駆動機を制御するための複合ケーブルが、角度可変に接
続されている請求項1乃至5の何れかに記載の既設管路
への光ファイバ架設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131149A JP2002325322A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 既設管路への光ファイバ架設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131149A JP2002325322A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 既設管路への光ファイバ架設装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002325322A true JP2002325322A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=18979388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131149A Pending JP2002325322A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 既設管路への光ファイバ架設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002325322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118376689A (zh) * | 2024-06-24 | 2024-07-23 | 国网安徽省电力有限公司阜南县供电公司 | 一种基于无人机的导线查验装置 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131149A patent/JP2002325322A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118376689A (zh) * | 2024-06-24 | 2024-07-23 | 国网安徽省电力有限公司阜南县供电公司 | 一种基于无人机的导线查验装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |