JP4471173B2 - 画像形成装置、その管理方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、通信回線を介して遠隔管理装置と接続される画像形成装置、その管理方法、制御プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、個々の部品の寿命情報を遠隔管理装置に通知する機能を有する画像形成装置、その管理方法、制御プログラム及び記録媒体に関する。
従来、サービスセンタに設置された遠隔管理装置が公衆回線等の通信回線を経由して、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置を管理するシステムが知られている。また、このような遠隔管理システムとして、画像形成装置にて規定枚数の印刷が行われる毎に、画像形成装置の交換部品の残り寿命を遠隔管理装置に通報するようにしたものがある(特許文献1参照)。この遠隔管理システムによれば、図10に示すように、規定枚数を印刷する毎に全ての部品(ここではパーツ1〜4)の寿命の残日数を示す情報(パーツPM通報)を送信している。このとき、寿命の残日数が50日の時点をニア寿命とし、遠隔管理装置では、個々の部品のニア寿命が通報されたときに、交換部品の手配やユーザへの発送等を行う。
特開2003−67162号公報
しかしながら、前記従来の遠隔管理システムでは、規定枚数を印刷する毎に各部品の寿命を通報しているので、規定値が大き過ぎると、部品が寿命となった時点から通知を行う迄に時間差が発生してしまう。また、規定値が小さ過ぎると、部品の寿命があまり変化していないにもかかわらず頻繁に通報を行うことになるため、無駄な通報を行うことになり、通報処理の負荷及び通信費の増大をもたらす結果となる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像形成装置の部品の交換時期をより正確に、かつ無駄なく遠隔管理装置に通報できるようにすることである。
請求項1の発明は、個々の部品の寿命の残りが所定の日数になったことを検知する交換時期検知手段と、該交換時期検知手段の出力に基づいて、遠隔管理装置へ個々の部品が交換時期になったことを通報する交換時期通報手段と、前記交換時期検知手段の出力に基づいて全ての部品の寿命の残りの情報を検知する手段と、該情報を前記交換時期になったことの通報に付加する手段と、前記交換時期通報手段が通報を行ったことを記憶する手段と、該通報に付加された情報の示す寿命の残りが前記所定の日数に近い部品が交換時期になったことが前記交換時期検知手段により検知されたとき、前記通報手段による該部品の交換時期の通報を禁止する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、部品毎に交換時期通報手段による通報を行うか否かを設定する手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項記載の画像形成装置において、前記交換時期検知手段における検知の閾値が前記遠隔管理装置により変更可能であることを特徴とする。
請求項4の発明は、個々の部品の寿命の残りが所定の日数になったことを検知する交換時期検知手順と、該交換時期検知手順の結果に基づいて、遠隔管理装置へ個々の部品が交換時期になったことを通報する交換時期通報手順と、前記交換時期検知手順の結果に基づいて全ての部品の寿命の残りの情報を検知する手順と、該情報を前記交換時期になったことの通報に付加する手順と、前記交換時期通報手順で通報を行ったことを記憶する手順と、該通報に付加された情報の示す寿命の残りが前記所定の日数に近い部品が交換時期になったことが前記交換時期検知手順により検知されたとき、前記通報手順による該部品の交換時期の通報を禁止する手順とを有することを特徴とする画像形成装置の管理方法である
請求項5の発明は、請求項記載の画像形成装置の管理方法の各手順を画像形成装置に実行させるための制御プログラムである。
請求項6の発明は、請求項記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(作用)
請求項1、4〜6の発明によれば、画像形成装置の個々の部品の寿命の残りが所定の日数になったとき、部品毎に寿命の残りが所定の日数になったことを遠隔管理装置に通報する。また、ある部品の寿命の残りが所定の日数になったとき、全ての部品の寿命の残りの情報を遠隔管理装置に通報する。さらに、寿命の残りが所定の日数に近いことが通報された部品について、寿命の残りが所定の日数になったことが検知されても、遠隔管理装置に通報しない。
請求項2の発明によれば、部品が交換時期になったとき、その部品が通報を行うように設定されている部品の場合は遠隔管理装置に通報し、通報を行わないように設定されている部品の場合は通報しない
請求項3の発明によれば、部品が交換時期になったか否かの判定の閾値を遠隔管理装置により変更することができ
本発明によれば、画像形成装置の部品の交換時期をより正確に、かつ無駄なく遠隔管理装置に通報することができる。
図1は本発明の実施形態の遠隔管理システムの構成を示す図である。この遠隔管理システムは、画像形成装置1と、遠隔管理装置2と、それらを接続する通信回線2とから構成されている。画像形成装置1はユーザのオフィス等に設置され、遠隔管理装置2はサービスセンタに設置される。
画像形成装置1は、コントローラ11と、エンジン12とからなり、エンジン12はエンジンコントローラ13と、作像ユニット14とからなる。コントローラ11は画像形成装置1全体の制御を行い、エンジン12はコントローラ11の制御に従って画像形成を行う。
コントローラ11は、バス21と、それぞれバス21に接続されたCPU22、ROM23、RAM24、不揮発性メモリ25、通信インタフェース26、及び入出力インタフェース27を備えている。また、図示しないが、操作部及び表示部を備えている。
エンジンコントローラ13は、バス31と、それぞれバス31に接続されたCPU32、ROM33、RAM34、不揮発性メモリ35、並びに入出力インタフェース36及び37を備えている。作像ユニット14は、書き込みユニット41、感光体ドラム42、現像ユニット43、転写ユニット44、定着ユニット45、及びそれらの駆動装置46を備えている。駆動装置46はモータ47、ソレノイド48、及びクラッチ49を有する。
さらに、この画像形成装置1が複写機であれば、スキャナ等の画像入力ユニットが設けられ、ファクシミリ装置であれば、画像入力ユニット及びファクシミリモデム等が設けられ、プリンタであれば、ホストインタフェースが設けられている。以下の説明では、これらを画像入力手段と言う。
通信インタフェース26は通信回線3に接続されている。また、コントローラ11の入出力インタフェース27と、エンジンコントローラ13の入出力インタフェース36とが接続され、エンジンコントローラ13の入出力インタフェース37は作像ユニット14に接続されている。
CPU22は、この画像形成装置1全体の制御等を行う中央処理装置である。ROM23には、CPU22が各種処理を実行するときに使用する制御プログラムを含む各種固定データが予め格納されている。RAM24は、CPU22が各種処理を実行するときにワークエリアとして利用される。不揮発性メモリ25は、合計印刷枚数等のような画像形成装置1の使用中に変化するデータが記憶される。通信インタフェース26は、通信回線3を介して遠隔管理装置2との通信を行う。入出力インタフェース27は、エンジンコントロール部13の入出力インタフェース36と通信を行う。
CPU32は、エンジンコントローラ13全体の制御等を行う中央処理装置である。ROM33には、CPU32が各種処理を実行するときに使用する制御プログラムを含む各種固定データが予め格納されている。RAM34は、CPU32が各種処理を実行するときにワークエリアとして利用される。不揮発性メモリ35には、作像ユニット14を構成する部品の使用量等のような画像形成装置1の使用中に変化するデータが記憶される。入出力インタフェース36は、コントローラ11の入出力インタフェース27と通信を行い、入出力インタフェース37は、作像ユニット14と通信を行う。
以上の構成を有する画像形成装置1において、コントローラ11に設けられた操作部より、ユーザがコピー等の画像形成指令を入力すると、画像入力手段から入力された画像データはコントローラ11のRAM24に読み込まれ、所定の処理を施された後に、エンジンコントローラ13へ送信される。エンジンコントローラ13では、受信した画像データをRAM34に記憶し、作像ユニット14の記録方式(ここではレーザ記録)に応じた制御信号を生成し、作像ユニット14へ送信する。作像ユニット14では、受信した制御信号に従って、書き込みユニント41が感光体ドラム42に潜像を形成する。この潜像は、現像ユニット43により現像され、転写ユニット44により、図示されていない記録紙に転写され、定着ユニット45により、記録紙上の画像が定着される。このとき、駆動装置46を構成するモータ47、ソレノイド48、及びクラッチ49が所定のタイミングで動作することにより、上述した作像動作が実行される。
次に、画像形成装置1から遠隔管理装置2に通報する情報について説明する。画像形成装置1から遠隔管理装置2に対し、画像形成装置1を構成する部品の寿命の残りを示す情報を通報し、遠隔管理装置2では、受信したその情報に基づいて、部品の交換が必要と判断した場合は、交換用部品を準備した後に、サービスマンがユーザのオフィス等へ出張し、交換サービスを実行する。
以下の説明では、寿命の残りの情報を検知し、通報する部品として、作像ユニット14を構成する現像ユニット44、転写ユニット44、定着ユニット45等とする。これらのユニットは、新品がセットされたときに、エンジンコントローラ14の不揮発性メモリ35に、セットされた日時が書き込まれると共に、その寿命の残りがフルに設定される。以後、エンジンコントローラ14は、各ユニットの使用量を個別に記憶していき、それらの寿命の残りを算出する。寿命は使用率(%)、残日数等により表現可能であるが、本実施形態では残日数、即ちその部品が使用可能な残りの日数で表現し、残日数が50日になった時点をニア寿命とする。
各ユニットの寿命の残日数は以下のようにして算出する。各ユニットの使用量は、それを駆動しているモータ(図示せず)の回転数により定める。このモータは、1秒間の作像動作につき平均N回(例、N=100)回転し、1枚の印刷に平均M秒間(例、M=4.5)回転する。また、ユニットの寿命がP回転(例、P=20,000,000)とする。従って、K枚(Kは自然数)の印刷を行うときのモータの回転数は「N×M×K」であり、その印刷を終了した時点におけるユニットの寿命の残りは、「P−N×M×K」回転である。ここで、1日平均Q枚(例、Q=50)の印刷を行うものとすると、新品がセットされてから合計K枚の印刷を行った時点でのユニットの寿命の残りL1(単位:日)は下記の式[1]により算出することができる。
L1=(P−N×N×K)/(N×M×Q)・・・式[1]
つまり、新品がセットされてから印枚数をカウントし、式[1]により演算することにより、ユニットの寿命の残日数を算出できる。ここで、現像ユニット43については、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4個のユニットを有する場合は、各色毎に残り寿命を算出する。このようにして、CPU32により算出された残日数の情報は不揮発性メモリ35に記憶される。
ユニットの寿命の残日数を通報する方法として、(1)あるユニットのニア寿命を検知したとき、そのユニットがニア寿命であることを通報する、(2)あるユニットのニア寿命を検知したとき、他のユニットの寿命の残日数を検知し、併せて通報する、の二通りがある。また、後者については、併せて通報した寿命の残日数の中に、ニア寿命に近いものがあった場合は、次にそのユニットがニア寿命になったときに通報しないようにすることもできる。さらに、個々のユニットについて、ユーザの設定により、通報を行うユニットと行わないユニットとを選択することができる。以下、これらの方法について順に説明する。
図2は、あるユニットのニア寿命を検知したとき、そのユニットがニア寿命であることを通報する手順を示す図である。以下の図では、寿命の残日数検知対象のユニットをパーツ1〜4とする。
画像形成装置1のエンジンコントローラ13は、パーツ1がニア寿命になったことを検知すると、それを示す情報をコントローラ11へ送信する。コントローラ11は、パーツ1がニア寿命になったことを示す情報(パーツ1PM通報)を通信回線3を介して遠隔管理装置2へ送信する。遠隔管理装置2は、パーツ1PM通報を受信することにより、パーツ1がニア寿命になったことが分かる。
同様に、エンジンコントローラ13は、パーツ2、3がニア寿命になったことを検知すると、それらを示す情報をコントローラ11へ送信する。コントローラ11は、パーツ2、3がニア寿命になったことを示す情報(パーツ2PM通報、パーツ3PM通報)を通信回線3を介して遠隔管理装置2へ送信する。通信管理装置2は、パーツ2PM通報を受信することにより、パーツ2がニア寿命になったことが分かり、パーツ3PM通報を受信することにより、パーツ3がニア寿命になったことが分かる。
さらに、パーツ1〜3を交換した後に、エンジンコントローラ13は、パーツ4がニア寿命になったことを検知すると、それを示す情報をコントローラ11へ送信する。コントローラ11は、パーツ4がニア寿命になったことを示す情報(パーツ4PM通報)を通信回線3を介して遠隔管理装置2へ送信する。遠隔管理装置2は、パーツ4PM通報を受信することにより、パーツ4がニア寿命になったことが分かる。
このように、パーツ毎に、そのニア寿命を通報することにより、遠隔管理装置2では、規定枚数印刷毎に全てのパーツの寿命を通報する場合と比べると、パーツ毎にニア寿命をより正確なタイミングで知ることができる。また、ニア寿命になったパーツに関する情報のみ送信し、その他のパーツに関する情報は送信しないため、情報の伝送量が減少し、遠隔管理装置2における情報処理量も減少する。
図3は、あるパーツのニア寿命を検知したとき、他のパーツの残り寿命を検知し、併せて通報するときの手順を示す図である。また、図4は、その手順を行うときのコントローラ11の処理を示すフローチャートである。
画像形成装置1のエンジンコントローラ13は、パーツ1がニア寿命になったことを検知すると、それを示す情報をコントローラ11へ送信する。コントローラ11は、図4に示すように、パーツがニア寿命になったことを示す情報を受信すると(ステップS1)、エンジンコントローラ13のか不揮発性メモリ35に記憶されている全てのパーツの寿命の残日数情報を取得する(ステップS2)。そして、図4のステップS3及び図3に示すように、遠隔管理装置2に対し、パーツPM通報として、全てのパーツの寿命の残日数情報を送信する。ここでは、パーツ1が残日数50日、パーツ2が残日数60日、パーツ3が残日数80日、パーツ4が残日数120日である。遠隔管理装置2は、パーツPM通報を受信することにより、全てのパーツの寿命の残日数を知ることができる。ここで、残日数が51日以上100日以下を「もうすぐニア寿命」とし、100日を越えるものを「フル」としている。
同様に、エンジンコントローラ13は、パーツ2、3がニア寿命になったことを検知すると、それを示す情報をコントローラ11へ送信する。コントローラ11は、パーツ1がニア寿命になったことを示す情報を受信した場合と同様、図4に示す処理を実行することにより、遠隔管理装置2に対し、パーツPM通報として、全てのパーツの寿命の残日数情報を送信する。ここでは、パーツ1が残日数40日、パーツ2が残日数50日、パーツ3が残日数70日、パーツ4が残日数110日である。
さらに、パーツ1〜3を交換した後に、エンジンコントローラ13は、パーツ4がニア寿命になったことを検知すると、それを示す情報をコントローラ11へ送信する。コントローラ11は、パーツ1、2、3がニア寿命になったことを示す情報を受信した場合と同様、図4に示す処理を実行することにより、遠隔管理装置2に対し、パーツPM通報として、全てのパーツの寿命の残日数情報を送信する。ここでは、パーツ1〜3が残日数500日、パーツ4が残日数50日である。
このように、一つのパーツがニア寿命になった時点で、全てのパーツの寿命の残日数を通報することにより、サービスセンタでは、ニア寿命に近いパーツについては、ニア寿命のパーツと同時に発注することができる。
図5は、図4の手順においてニア寿命に近いパーツについては、次にそのパーツがニア寿命になったときに通報しないようにしたものである。また、図6は、その手順におけるコントローラ11の処理を示すフローチャートであり、図7は、その手順におけるパーツ交換時の処理を示すフローチャートである。
エンジンコントローラ13は、パーツ1がニア寿命になったことを検知すると、それを示す情報をコントローラ11へ送信する。コントローラ11は、図6に示すように、パーツがニア寿命になったことを示す情報を受信すると(ステップS11)、パーツPM通報を送信済か否かを判断する(ステップS12)。ここで、パーツPM通報を送信済の場合は、CPU22により不揮発性メモリ25に送信済フラグをセットするように構成されているので、CPU22はそのフラグを調べることにより、パーツPM通報を送信済か否かを判定できる。そして、送信済みの場合は(ステップS12でYES)、何もせずに処理を終える。一方、送信済みでない場合は(ステップS12でNO)、エンジンコントローラ13の不揮発性メモリ35に記憶されている全てのパーツの寿命の残日数情報を取得し(ステップS13)、遠隔管理装置2に対し、パーツPM通報として、全てのパーツの寿命の残日数情報を送信する(ステップS14)。
図5の場合は、パーツ1がニア寿命になったときは、パーツPM通報が送信済でないため、全てのパーツの寿命の残日数情報を取得し、遠隔管理装置2に対し、パーツPM通報として、全てのパーツの寿命の残日数情報を送信している。ここでは、パーツ1が残日数50日、パーツ2が残日数60日、パーツ3が残日数80日、パーツ4が残日数120日である。次に、パーツ2のニア寿命が検出されたとき、及びパーツ3のニア寿命が検出されたときは、パーツPM通報が送信済であるため、パーツPM通報の送信を行っていない。
次いで、パーツ1〜3が交換されると、図7に示す処理が実行される。即ち、画像形成装置1の電源のオフ(ステップS21)、パーツの交換(ステップS22)、画形成装置1の電源オン(ステップS23)、交換したパーツの寿命の残日数のフルへの設定(ステップS24)、パーツPM通報の送信済フラグの解除(ステップS25)、及び画形成装置1の電源オフ及びオン(ステップS26)を実行する。これにより、パーツ4がニア寿命になったときは、パーツPM通報が送信済でないため、全てのパーツの寿命の残日数情報を取得し、遠隔管理装置2に対し、パーツPM通報として、全てのパーツの寿命の残日数情報を送信する。ここでは、パーツ1〜3が残日数500日、パーツ4が残日数50日である。
図4を参照しながら説明したように、ニア寿命に近いパーツについては、サービスセンタにて、ニア寿命のパーツと同時に発注することができるため、そのパーツのニア寿命については通報しないようにすることで、無駄な通信を減少させ、通信負荷及び遠隔管理装置2の処理の負荷を低減できる。
図8は、個々のパーツについて、ユーザの設定により、通報を行うパーツと行わないパーツとを選択可能にした場合のコントローラ11の処理を示すフローチャートである。
画像形成装置1のエンジンコントローラ13は、パーツ1がニア寿命になったことを検知すると、それを示す情報をコントローラ11へ送信する。図8に示すように、コントローラ11は、パーツ1がニア寿命になったことを示す情報を受信すると(ステップS31)、パーツ1のニア寿命を通報するように設定されているか否かを判断する(ステップS32)。ここで、ユーザが操作部から、パーツ1のニア寿命を通報するように設定した場合は、CPU22により不揮発性メモリ25の所定のエリアに有効フラグが設定されているので、CPU22は不揮発性メモリ25を調べることにより、その設定の有無を判定できる。そして、設定されていない場合は(ステップS32でNO)、何もせずに処理を終える。一方、設定されている場合は(ステップS32でYES)、エンジンコントローラ13の不揮発性メモリ35に記憶されている全てのパーツの寿命の残日数情報を取得し(ステップS33)、遠隔管理装置2に対し、パーツPM通報として、全てのパーツの寿命の残日数情報を送信する(ステップS34)。パーツ2〜4がニア寿命になったことを示す情報を受信した場合も同様である。
図9は、コントローラ11が図8の処理を行う場合の画像処理装置1内のエンジン12からコントローラ11への通知動作、並びに画像処理装置1から遠隔管理装置2への通報動作の手順を示す図である。この図に示すように、コントローラ11は、エンジン12からパーツ毎にニア寿命を示す情報を受信したとき、パーツ毎にニア寿命を通報するように設定されているか否かを判断し、設定されているパーツであるパーツ1、3及び4についてのみ、他の全てのパーツの寿命の残りの情報を付加してニア寿命を通報している。このように、パーツ毎にニア寿命を通報するか否かを設定できるようにすることで、様々な運用形態に合わせた遠隔管理サービスを受けることができる。ここでは、他の全てのパーツの寿命の残りの情報を付加しているが、図2と同様に、ニア寿命になったパーツに関する情報のみ送信するように構成してもよい。
なお、以上の説明では、パーツの寿命の残日数が50日になった時点をニア寿命として検知し、通報しているが、この日数は、画像形成装置1の運用形態に合わせて、画像形成装置1の操作部及び遠隔管理装置2から変更可能に構成することが好適である。また、図2、3、5、9のどの手順を用いるかの設定も画像形成装置1の操作部及び遠隔管理装置2から変更可能に構成することが好適である。
本発明の実施形態の遠隔管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態において、あるユニットのニア寿命を検知したとき、そのユニットがニア寿命であることを通報する手順を示す図である。 本発明の実施形態において、あるユニットのニア寿命を検知したとき、他のユニットの残り寿命を検知し、併せて通報するときの手順を示す図である。 図3の手順を行うときのコントローラの処理を示すフローチャートである 図4の手順においてニア寿命に近いパーツについては、次にそのパーツがニア寿命になったときに通報しないようにした手順を示す図である。 図5の手順におけるコントローラの処理を示すフローチャートである。 図5の手順におけるパーツ交換時の処理を示すフローチャートである。 個々のパーツについて、ユーザの設定により、通報を行うパーツと行わないパーツとを選択可能にした場合のコントローラの処理を示すフローチャートである。 コントローラが図8の処理を行う場合のエンジンからコントローラへの通知動作、並びに画像処理装置から遠隔管理装置への通知動作の手順を示す図である。 従来の遠隔管理システムにおいて、パーツの寿命を通報する手順を示す図である。
符号の説明
1・・・画像形成装置、2・・・遠隔管理装置、11・・・コントローラ、12・・・エンジン。

Claims (6)

  1. 個々の部品の寿命の残りが所定の日数になったことを検知する交換時期検知手段と、該交換時期検知手段の出力に基づいて、遠隔管理装置へ個々の部品が交換時期になったことを通報する交換時期通報手段と、前記交換時期検知手段の出力に基づいて全ての部品の寿命の残りの情報を検知する手段と、該情報を前記交換時期になったことの通報に付加する手段と、前記交換時期通報手段が通報を行ったことを記憶する手段と、該通報に付加された情報の示す寿命の残りが前記所定の日数に近い部品が交換時期になったことが前記交換時期検知手段により検知されたとき、前記通報手段による該部品の交換時期の通報を禁止する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    部品毎に交換時期通報手段による通報を行うか否かを設定する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記交換時期検知手段における検知の閾値が前記遠隔管理装置により変更可能であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 個々の部品の寿命の残りが所定の日数になったことを検知する交換時期検知手順と、該交換時期検知手順の結果に基づいて、遠隔管理装置へ個々の部品が交換時期になったことを通報する交換時期通報手順と、前記交換時期検知手順の結果に基づいて全ての部品の寿命の残りの情報を検知する手順と、該情報を前記交換時期になったことの通報に付加する手順と、前記交換時期通報手順で通報を行ったことを記憶する手順と、該通報に付加された情報の示す寿命の残りが前記所定の日数に近い部品が交換時期になったことが前記交換時期検知手順により検知されたとき、前記通報手順による該部品の交換時期の通報を禁止する手順とを有することを特徴とする画像形成装置の管理方法
  5. 請求項記載の画像形成装置の管理方法の各手順を画像形成装置に実行させるための制御プログラム
  6. 請求項記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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