JP5006635B2 - 画像形成装置、および画像形成装置の管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置と、当該画像形成装置を管理する管理装置とからなる管理システムに関する。
画像形成装置の管理システムとして、画像形成装置を公衆回線等の通信回線を利用してサービスセンタ等に設置された管理装置と接続可能にし、遠隔操作によって画像形成装置に関するデータを送受信できるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、画像形成装置は、搬送ローラや感光ドラムなどの寿命のある多くのユニット(交換部品)を備えているとともに、現像剤や紙などの消耗品を備えている。したがって、これら交換部品、消耗品を必要な時期に交換、補充しないと画像形成装置を円滑に稼動させることができない。
そこで、画像形成装置内の交換部品等を適切な時期に交換できるようにするための、寿命予測手法が知られている(例えば、特許文献2〜4参照)。また、交換部品の寿命予測とその結果を、ネットワーク上の管理装置が収集して管理する管理システムが知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開平2−259666号公報 特開2003−261237号公報 特開2002−72787号公報 特開2004−160691号公報 特開2002−335365号公報
しかしながら、上述した従来の寿命予測手法および管理システムでは、管理装置と接続された全ての画像形成装置から大量の情報が送信されるため、管理装置の記憶手段が大型化してしまう。また、管理装置は、多量に送信された情報から有効な情報のみを選択するために、処理能力の高い情報処理手段が必要となりコストアップにつながる。さらに、送信される情報が集中すると情報処理手段への過負荷により管理システムの故障を招く場合がある。
そこで、本発明は、交換部品の寿命予測精度を低下させることなく、管理装置の負荷を低減させることが可能な画像形成装置、および当該画像形成装置の管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、ネットワークを介して管理装置と接続された画像形成装置であって、前記ネットワーク介して前記管理装置に前記画像形成装置に関する情報を信する信手段と、シートを搬送するローラの特性を検知する特性検知手段と、前記特性検知手段の検知結果に基づき、前記ローラの寿命を予測する寿命予測手段と、予め定められた閾値を記憶する記憶手段とを有し、前記信手段は、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記記憶手段に記憶された前記閾値の範囲内にない場合には、前記寿命予測手段により予測された寿命情報を前記管理装置に送信し、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記閾値の範囲内にある場合には、前記寿命情報を前記管理装置に送信しないことを特徴とする。
また、本発明に係る管理システムは、画像形成装置と、当該画像形成装置とネットワークを介して接続された管理装置とからなる管理システムであって、前記ネットワーク介して前記管理装置に前記画像形成装置に関する情報を信する信手段と、シートを搬送するローラの特性を検知する特性検知手段と、前記特性検知手段の検知結果に基づき、前記ローラの寿命を予測する寿命予測手段と、予め定められた閾値を記憶する記憶手段とを有し、前記信手段は、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記記憶手段に記憶された前記閾値の範囲内にない場合には、前記寿命予測手段により予測された寿命情報を前記画像形成装置から前記管理装置に送信し、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記閾値の範囲内にある場合には、前記寿命情報を前記画像形成装置から前記管理装置に送信しないことを特徴とする。
本発明によれば、シートを搬送するローラの寿命予測精度を低下させることなく、管理装置の負荷を低減させることが可能な画像形成装置、および当該画像形成装置の管理システムを提供することできる。
以下に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に本システムの全体の構成図を示す。100は画像形成装置であり、101は画像形成装置100に接続されデータの送受信を行うための通信制御装置であり、102は通信ラインである公衆回線である。また、103は公衆回線を通して電子情報の送受信を可能とするためのモデムであり、104は画像形成装置から得られたデータを格納し演算するための管理装置である。105は画像形成装置100の制御を司るコントローラである。
図2は、本実施形態に係るフルカラー画像形成装置の概略断面図である。図示のカラー画像形成装置100は、上部にデジタルフルカラー画像リーダ部、下部にデジタルフルカラー画像プリンタ部を有する。
リーダ部において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査することにより、原稿30からの反射光像をレンズ33によりフルカラーCCDセンサ34に集光してカラー色分解画像信号を得る。カラー色分解画像信号は不図示の増幅回路を経て不図示のビデオ処理ユニットにて処理を施されてプリンタ部に送出される。
プリンタ部において、像担持体である感光ドラム1は矢印方向に回転自在に担持されている。感光ドラム1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ露光光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現像器4y,4c,4m,4Bk、転写装置5、クリーニング器6が配置されている。レーザ露光光学系3において、リーダ部からの画像信号は、不図示のレーザ出力部にて光信号に変換され、光信号に変換されたレーザ光がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って感光ドラム1の面に投影される。
プリンタ部においては、画像形成時には感光ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電させて各分解色毎に光像Eを照射し、潜像を形成する。
次に、所定の現像器を動作させて感光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂と顔料を基体としたトナーの画像を形成する。現像器は偏心カム24y,24c,24m,24Bkの動作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしている。
更に、感光ドラム1上のトナー画像を記録材カセット71、72、または73より搬送経路及び転写装置への静電吸着ローラ部5gを介して感光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に転写する。転写装置は本実施形態では転写ドラム5a、転写帯電器5b、記録材を静電吸着させるための吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、外側帯電器5eとを有している。また、回転駆動されるように軸支持された転写ドラム5aの周面開口域には、誘電体から成る記録材担持シート5fを円筒状に一体的に張設している。記録材担持シート5fは、本実施形態では、ポリカーボネートフィルム等の誘電体シートを使用している。
ドラム状とされる転写装置、即ち転写ドラム5aを回転させるにしたがって感光ドラム1上のトナー像は、転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担持された記録材上に転写する。このように記録材担持シート5fに静電吸着し搬送される記録材には、所望数の色画像が転写され、フルカラー画像を形成する。
フルカラー画像形成の場合、このようにして4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を介して排紙トレー10に排紙する。他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃した後、再度画像形成工程に供される。
また転写ドラム5a内部には不図示の画像位置の基準を検知するためのセンサが配置されている。これは、コピースタート時に転写ドラム5aが感光ドラム1に加圧された際に、回転する感光ドラム1から駆動を受け、転写ドラム5aが回転を始め、その回転がほぼ安定したとき(およそ1/3回転後)に信号を発するような位置に構成されている。
そして、この画像位置基準信号(以下、Itop信号)は転写ドラム5aの1回転毎に規則正しく発信され、この信号に基づいて原稿の読み取り及び記録材の搬送等の全ての動作が行われ、また、各動作のタイミング、検知手段による検知等の基準となる。
ここで、本実施形態に係るフルカラー画像形成装置におけるカセット給紙部について詳細に説明する。カセット給紙ユニットは、不図示の駆動ユニットも含め全く同じ給紙ユニットが3段縦に配置され、その各々の給紙段に独立して不図示のステッピングモータが配置されている。ここで、給紙動作の詳細を図2中の最下段のカセットを用いて説明する。尚、その他の段も全く同じ動作を行う。
まず、給紙動作開始とともに、不図示の給紙モータが回転する。それと同時に、給紙モータの駆動は給紙ローラ95を介してピックアップローラ83に伝達される。ピックアップローラ83はカセット73内の紙と接しているため、ここでカセット73内の紙は繰り出され、給紙・分離ローラ96側へと搬送される。
分離ローラ96には不図示のトルクリミッタを介して給紙ローラ95、ピックアップローラ83とは逆向きの駆動を与えられており、これにより複数枚この給紙・分離ローラ対95,96に紙が搬送された場合、分離動作を行う。
分離部を通過した紙は、シート検知センサ45で検知され、予め決められた所定時間t1後、紙の先端が搬送ローラ44に十分に挟まれた位置で一度給紙動作を止める(以下、プレレジ動作と言う)。次に、Itop信号に基づいて計算された(画像位置に合せた)タイミングで給紙モータを回転させて紙の再スタートを行う。
本実施形態に係る給紙ユニットにおいては、プレレジ動作までの給紙速度及び再スタート後の搬送速度を画像形成速度に対して速い値としてある。このため、プレレジ動作における紙の停止時間を給紙ローラの遅れによる遅れ分を相当盛り込んだ値とすることができ(プレレジ停止時間の確保)、更に通常の紙搬送方法に対して小さな紙間距離を実現している。
さて、ここでシートを搬送する回転体の消耗による搬送不能を予測する寿命予測手段の構成について説明するが、最初に、シートを搬送する回転体としてのローラの寿命のメカニズムについて述べる。一般的なゴムローラの場合、ローラの外径寸法とローラ表面の摩擦係数は、シートの通紙に伴い、それぞれ図3(a),(b)に示すグラフのように推移する。ローラの外径が磨耗すれば1回転当たりの搬送距離が短くなり、表面摩擦係数が低下すればスリップ率が増えるため、設計値を100%とした時のシートの搬送効率は、図3(c)のグラフのように徐々に低下していく。やがて搬送効率が低下して、例えば、画像形成部の画像形成動作にシートの供給が間に合わなくなると、遅延ジャムが発生する。
また、搬送路中にシートの搬送負荷となる要因がある場合は、摩擦係数の低下に関して図3(b),(c)に示すようなスリップ限界点が存在し、この限界点に到達すると、完全にローラがスリップしてシートを搬送する事ができず、遅延ジャムとなる。これらによって、所定のタイミングでプリンタ本体の制御が行えなくなる状態を、ローラの寿命という。このようにローラが寿命を迎える前に、寿命が近いことを検知するためには、ローラの消耗状態を知るための消耗度検出手段が必要となる。
本実施形態では、消耗度検出手段としてシート検知センサ41、43、45、52とコントローラ105を用い、給送されたシートがシート検知センサに到達するタイミングをモニター(監視)している。このタイミングの設計値に対する遅延率が、ローラの消耗度を代表する評価値となる。なお、シート検知センサ41、43、45、52は、コントローラ105が画像形成装置本体100を制御する際のシート位置検知手段や、ジャムシートの残留箇所の検出手段などとしても利用している。
本実施形態では、図2に示すように、たとえば最下段カセット71のシート給送時には、給紙動作がスタートした後、シートが最初のシート検知センサ45に到達するまでの所要時間より回転体としてのピックアップローラ83の消耗度を検出する。また、シートが最初のシート検知センサ45に到達した後、次のシート検知センサ43に到達するまでの所要時間から回転体としての搬送ローラ44の消耗度を検出する。
次に、寿命予測手段によるローラの寿命の予測方法について述べる。本実施形態のプリンタでは、ローラの種類毎にシート搬送タイミングの遅延率yの閾値(規定消耗度)Kをローラ種類毎に設定し、予め記憶手段であるコントローラ105内蔵のメモリに記憶している。この閾値Kは、ローラが寿命となる直前の限界遅延率Lに対して所定のマージンを持って設定されている。シート検知センサ41、43、45、52とコントローラ105によりモニターしている実際のローラの消耗度、すなわち遅延率が閾値Kに到達した時点で、コントローラ105は後述する予測関数によって寿命予測演算を行う。このように、ローラがあまり消耗していないときから寿命予測をするのではなく、遅延率が閾値Kに到達した時点で寿命予測を行うので、コントローラ105に対する負荷を軽減できる。
このコントローラ105による寿命予測の演算には、該当するローラの消耗度、すなわち、シートがローラにかかわるシート検知センサ41、43、45、52に到達するタイミングの設定値に対する遅延率yが用いられる。更に、ローラが前回交換されてからの通紙枚数n情報が用いられる。なお、この通紙枚数nは、画像形成装置本体のコントローラ105に内蔵されている通紙枚数管理手段としてのカウンター機能を利用して計測する。また、ローラが寿命となる直前の限界遅延率Lは、限界消耗度記憶手段としてのコントローラ105上のメモリに予め記憶されている。
本実施形態では、コントローラ105が、ローラの遅延率(消耗度)、通紙枚数、および限界遅延率(限界消耗度)を利用し、図4に示す予測関数(1次関数)に基づいて、ローラが消耗により搬送不能となる寿命時期を算出している。ローラの遅延率(消耗度)は、シート検知センサ41、43、45、52及びコントローラ105により検出され、通紙枚数は、コントローラ105内のカウンター機能により計測される。また、限界遅延率(限界消耗度)は、コントローラ105内のメモリに記憶されている。
ここで、本実施形態における予測演算式(寿命演算アルゴリズム)は、下記(式1)で表される。なお、ローラのシート搬送タイミングの遅延率をK%、当該ローラの初期状態における同遅延率をA%、当該ローラの寿命直前状態での限界遅延率をL%、当該ローラが交換されてからの通紙枚数nをN1、ローラの寿命枚数Neとしている。
Ne=N1×(L−A)/(K−A)……(式1)
これは、シート搬送タイミングの遅延率推移が1次関数で近似可能なことを利用したものである。本実施形態の場合、例えば、給送ローラ81の寿命時期の算出では、K=125、A=110、L=130という設定にしている。また、搬送ローラ40の寿命時期の算出では、K=115、A=103、L=120、という設定にしている。これらの数値は、記憶手段としてのコントローラ105上のメモリに記憶されている。これらの数値は、シート給送部の機構や制御方法、ローラのゴム材料特性などによって異なるため、寿命を予測したい対象箇所に応じて適宜設定する必要がある。
また各ローラには、寿命によるローラ交換時期の目安にするために、予想寿命枚数Nzが設定してある。予想寿命枚数Nzは画像形成装置を予め想定した一般的条件(紙種、使用環境、等を標準設定にした条件)で、何枚通紙したら寿命に到達するかを表した値である。
予想寿命枚数Nzは本画像形成装置を使用してローラ耐久試験を行い、寿命枚数の称呼値Pを求め、その称呼値Pを基準に一定のレンジを設けたものであり、2つの閾値(Nz1,Nz2)からなる一定のレンジを持った値である。予想寿命枚数Nzはローラ種類毎に設定し、管理装置104とコントローラ105上のメモリに予め記憶させる。
次に図5を用い、本管理システムの全体フローを説明する。コントローラ105は、給紙動作を開始すると(S501)、上述したようにローラの遅延率yを算出する(S502)。そして、コントローラ105は、算出した遅延率yが閾値Kに到達したかどうかを判断する(S503)。
ステップS503において、遅延率yが閾値Kに到達していないと判断された場合、ステップS501に戻る。一方、遅延率yが閾値Kに到達したと判断された場合、コントローラ105は寿命枚数Neを算出する(S504)。そして、コントローラ105は、算出された寿命枚数Neがコントローラ105に記憶されている閾値Nzの範囲内にあるかどうかを判断する(S505)。
ローラの耐久枚数は、ローラ圧等の部品ばらつきや紙種、環境、印字率等の使用条件に左右されるためばらつきが発生する。したがって、寿命枚数Neが2つの閾値からなるNzの範囲内になるとは限らず、第1の閾値をNz1、第2の閾値をNz2(Nz1<Nz2)とすると、Ne<Nz1またはNe>Nz2となる場合がある。
本管理システムでは、コントローラ105は寿命枚数Neと閾値Nz1、Nz2を比較し、Ne<Nz1またはNe>Nz2の場合に、管理装置104に寿命予測結果である寿命枚数Neを送信する(S506)。一方、Nz1≦Ne≦Nz2の場合には、当初予想していた寿命枚数Pと大差ないので、寿命枚数Neの送信は行わない。
寿命枚数Neは上記のように使用条件等でばらつくが、画像形成装置100の使用条件が特殊でない限り予想寿命枚数である閾値Nzの範囲から外れることはまれで、ほとんどの画像形成装置はNz1≦Ne≦Nz2を満足する。したがって、ステップS506で管理装置104に寿命枚数Neを自動送信する画像形成装置は、管理装置104と接続された多数の画像形成装置の内、極少数である。
このことから、本管理システムでは、管理装置104と接続された画像形成装置から大量の情報を送信されることがなくなり、管理装置104の記憶手段(HDDやメモリ)を小型化でき、処理能力の高い情報処理手段(CPU)も必要ない。また、送信される情報が集中し、管理装置104への過負荷により管理システムの故障を招くことも防止できる。
本管理システムにおける閾値Nz1、Nz2は、管理装置104から設定変更が可能であり、ネットワークを介して画像形成装置100が変更内容を受信する。そして、コントローラ105は、コントローラ105上のメモリの閾値Nz1、Nz2を書き換える。
本実施形態においては、給紙部の搬送ローラについて述べたが、その他のローラについても上記と同様の寿命予測と管理装置104への通報フローが適用できる。また感光ドラムや定着ローラ等のシート搬送枚数に比例して消耗する消耗部品であれば、その部品に対応した消耗度検出手段と寿命演算アルゴリズムを備え、寿命予測を行えば、本実施形態の管理装置104への通報フローを適用できる。
なお、画像形成装置100は、管理装置104から寿命情報の送信要求があった場合には、寿命枚数Neが閾値Nz1、Nz2の範囲内にある場合であっても、寿命枚数Neを管理装置104に送信してもよい。これによって、管理装置104は、処理能力に余裕がある場合は寿命枚数Neを受信することができ、正確な寿命枚数情報を得ることができる。
また、上記実施形態ではカラー画像形成装置を例に挙げて説明したが、本発明を白黒画像形成装置に適用してもよいことはいうまでもない。
管理システムの全体の構成図を示した図である。 画像形成装置の断面図ある。 ローラの消耗に伴う、ローラ外形、摩擦係数、搬送効率の推移の説明図である。 寿命予測アルゴリズムの説明図である。 寿命予測と管理装置への通報フローチャートである。
符号の説明
1 感光ドラム
2 コロナ帯電器
3 レーザ露光光学系
5 転写装置
40,42,44,51 搬送ローラ
41,43,45,52 シート検知センサ
71〜73 記録材カセット
83 ピックアップローラ
95 給紙ローラ
96 分離ローラ
100 画像形成装置
101 通信制御装置
102 公衆回線
103 モデム
104 管理装置
105 コントローラ

Claims (5)

  1. ネットワークを介して管理装置と接続された画像形成装置であって、
    前記ネットワーク介して前記管理装置に前記画像形成装置に関する情報を信する信手段と、
    シートを搬送するローラの特性を検知する特性検知手段と、
    前記特性検知手段の検知結果に基づき、前記ローラの寿命を予測する寿命予測手段と、
    予め定められた閾値を記憶する記憶手段とを有し、
    前記信手段は、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記記憶手段に記憶された前記閾値の範囲内にない場合には、前記寿命予測手段により予測された寿命情報を前記管理装置に送信し、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記閾値の範囲内にある場合には、前記寿命情報を前記管理装置に送信しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記信手段は、前記管理装置から寿命情報の送信要求があった場合には、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記記憶手段に記憶された前記閾値の範囲内にある場合であっても、前記寿命予測手段により予測された寿命情報を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記寿命予測手段は、前記特性検知手段により検知された特性が予め定められた閾値に達した場合に寿命予測を行い、当該閾値に達していない場合には寿命予測を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記特性検知手段は前記ローラがシートを搬送する際における、設計値に対する遅延率を検知し、
    前記寿命予測手段は、前記特性検知手段により検知された前記遅延率が予め定められた閾値に達した場合に寿命予測を行い、当該閾値に達していない場合には寿命予測を行わないことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置と、当該画像形成装置とネットワークを介して接続された管理装置とからなる管理システムであって、
    前記ネットワーク介して前記管理装置に前記画像形成装置に関する情報を信する信手段と、
    シートを搬送するローラの特性を検知する特性検知手段と、
    前記特性検知手段の検知結果に基づき、前記ローラの寿命を予測する寿命予測手段と、
    予め定められた閾値を記憶する記憶手段とを有し、
    前記信手段は、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記記憶手段に記憶された前記閾値の範囲内にない場合には、前記寿命予測手段により予測された寿命情報を前記画像形成装置から前記管理装置に送信し、前記寿命予測手段により予測された寿命が前記閾値の範囲内にある場合には、前記寿命情報を前記画像形成装置から前記管理装置に送信しないことを特徴とする管理システム。
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