JP4468788B2 - 警報錠 - Google Patents

警報錠 Download PDF

Info

Publication number
JP4468788B2
JP4468788B2 JP2004316614A JP2004316614A JP4468788B2 JP 4468788 B2 JP4468788 B2 JP 4468788B2 JP 2004316614 A JP2004316614 A JP 2004316614A JP 2004316614 A JP2004316614 A JP 2004316614A JP 4468788 B2 JP4468788 B2 JP 4468788B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
window
alarm
cover
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004316614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006125101A (ja
Inventor
義幸 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibutani Co Ltd filed Critical Shibutani Co Ltd
Priority to JP2004316614A priority Critical patent/JP4468788B2/ja
Priority to KR1020050076936A priority patent/KR100710902B1/ko
Priority to CNB2005101051622A priority patent/CN100529315C/zh
Publication of JP2006125101A publication Critical patent/JP2006125101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4468788B2 publication Critical patent/JP4468788B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B45/00Alarm locks
    • E05B45/06Electric alarm locks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B13/00Devices preventing the key or the handle or both from being used
    • E05B13/001Covers preventing access to handles or keys
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B17/00Accessories in connection with locks
    • E05B17/0079Locks with audio features
    • E05B17/0083Sound emitting devices, e.g. loudspeakers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B17/00Accessories in connection with locks
    • E05B17/10Illuminating devices on or for locks or keys; Transparent or translucent lock parts; Indicator lights
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B45/00Alarm locks
    • E05B45/06Electric alarm locks
    • E05B45/061Electric alarm locks for combination locks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B45/00Alarm locks
    • E05B45/06Electric alarm locks
    • E05B2045/065Switch or sensor type used in alarm locks

Description

この発明は、窓枠に取り付けられ、支軸を中心に回動する係止体およびこの係止体を回動させるための操作レバーを有する窓用錠に適用される警報錠に関する。
従来から、窓枠に取り付けられ、支軸を中心に(略180°)回転することにより、閉じた窓を閉じた状態で固定し、また、開け得る状態にすることができる窓用錠が知られている。窓用錠は、たとえば、支軸を中心に回動する三日月状の係止体(いわゆるクレセント)と、この係止体を回動させるために係止体に連結された操作レバーとを有している。
泥棒などの侵入者が窓から建物に侵入しようとする場合には、通常、窓用錠の近傍における窓ガラスの一部を割り、そこから手を入れて操作レバーを把持し、係止体を回動させることにより、窓を開け得る状態とした後、窓を開けて建物に侵入する。
このような侵入者の侵入を阻止するために、窓用錠の回動(開錠)を検知して警報を鳴らすことができるようなセキュリティシステムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−27781号公報 (段落[0003]および[図1])
しかしながら、上記従来技術では、窓用錠の開錠を阻止することはできないため、警報は鳴るものの、侵入者は、窓用錠を開錠した後に窓から建物に侵入することができる。したがって、警報が鳴っている間に、侵入者が建物に侵入して窃盗を働く可能性があり、セキュリティが十分であるとは言えない。
一方で、侵入者が、侵入できる程度の広範囲にわたって窓ガラスを割って建物に侵入することは稀であり、侵入者は、窓用錠を容易に開錠することができなければ、建物への侵入を断念することが予想される。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、侵入者が窓から建物に侵入するのを効果的に阻止することができる警報錠を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、窓枠に取り付けられ、支軸を中心に回動する係止体およびこの係止体を回動させるための操作レバーを有する窓用錠に適用される警報錠であって、上記窓枠における窓用錠の近傍に取り付けられる取付部と、この取付部に連結されていて、上記操作レバーに被せられ、操作レバーを操作できない位置と、上記操作レバーの操作に支障のない位置とに変位可能に設けられたカバーと、上記カバーが上記操作レバーに被せられた位置において、上記カバーを上記取付部に対して固定し、上記カバーがその位置から変位しないようにロックするためのロック手段と、上記取付部またはカバーに設けられた複数の押しボタンと、上記取付部またはカバーに内蔵された警報を発生させるために動作される警報発生手段と、上記取付部またはカバーに内蔵され、上記複数の押しボタンが予め定める順序で押されたときは、上記警報発生手段を動作させず、上記複数の押しボタンが上記予め定める順序で押されることなく上記カバーが外されたときには、上記警報発生手段を動作させる制御回路とを有することを特徴とする警報錠である。
この構成によれば、カバーが操作レバーに被せられることにより、操作レバーを操作できないようにすることができるので、侵入者が、窓用錠の近傍における窓ガラスの一部を割り、そこから手を入れたとしても、操作レバーを把持して係止体を回動させることはできない。したがって、侵入者は、窓用錠を容易に開錠することができずに、建物への侵入を断念することが期待でき、侵入者が窓から建物に侵入するのを効果的に阻止することができる。
また、複数の押しボタンが予め定める順序で押されることなくカバーが外されたときには、警報発生手段が動作して警報が発生されるので、カバーが無理やり外されて操作レバーが回動されるのを防止でき、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
上記カバーを上記操作レバーに被せられた状態でロックするためのロック機構を有し、上記制御回路は、上記複数の押しボタンが上記予め定める順序で押されたときは、上記警報発生手段を動作させずに、上記ロック機構によるロック状態を解除するようになっていてもよい。
請求項2記載の発明のように、上記押しボタンは、4つ設けられていることが好ましい。
この場合、上記4つの押しボタンのうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作開始の旨を入力するためのものであり、他の押しボタンのうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作終了の旨を入力するためのものであってもよい。
請求項3記載の発明は、上記カバーが上記操作レバーに被せられた状態で、窓の外側から視認可能に設けられた発光ダイオードを有し、上記制御回路は、機能中であることを報知するために上記発光ダイオードを発光させることを特徴とする請求項1または2記載の警報錠である。
この構成によれば、建物に侵入しようとする侵入者は、発光(たとえば、点滅)している発光ダイオードを窓の外側から視認することにより、制御回路が機能中であることを確認し、建物への侵入を断念することが期待できる。したがって、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る警報錠1を前方側から見た斜視図である。図2は、この警報錠1を後方側から見た斜視図である。
図1および図2を参照して、この警報錠1は、窓枠に取り付けられ、支軸を中心に回動する係止体およびこの係止体を回動させるための操作レバーを有する窓用錠に適用されるものである。警報錠1には、本体2と、本体2を窓枠に取り付けるための取付部3とが備えられている。
本体2は、その外形が長尺形状のケーシング4により区画されている。ケーシング4の長手方向の一端面には、長手方向に向かって略U字状に窪んだ凹部5が形成されていて、この凹部5内に窓用錠の操作レバーを収容することにより、操作レバーを操作できない(回動させることができない)ようにすることができるようになっている。ケーシング4における凹部5の周辺部分は、操作レバーに被せられ、操作レバーを操作できないようにするためのカバーを構成している。
取付部3は、本体2に対向配置され、本体2の長手方向に沿って長尺形状を有する薄板状に形成されている。取付部3には、当該取付部3を窓枠に取り付ける際にビスなどの固定具を通すための複数の貫通孔6が形成されている。取付部3の本体2に対向する面の所定位置には、本体2内に配置された後述するロック機構としてのソレノイド7を係止させるための係止突起8が、本体2側に向かって突出形成されている。
ケーシング4の取付部3と反対側の面には、複数(たとえば、4つ)の押しボタン91,92,93,94が、ケーシング4の長手方向に並べて配置されている。これらの押しボタン91〜94の側方には、各押しボタン91〜94に対応付けられ、各押しボタン91〜94の押操作に応答して発光する発光ダイオード(操作報知ランプ91A,92A,93A,94A)が配置されている。ケーシング4の内部には、後述するスピーカ10が配置されており、ケーシング4の取付部3と反対側の面における凹部5側には、スピーカ10から発生する音をケーシング4の外部に導くための複数の小孔11が形成されている。
この警報錠1は、4つの押しボタン91〜94が予め定める順序で押されることに応答して機能し(警報を発生し得る状態となり)、機能中に4つの押しボタン91〜94が上記予め定める順序で押されると、機能状態(警報を発生し得る状態)が解除されるようになっている。4つの押しボタン91〜94のうちの1つ(たとえば、凹部5と反対側に位置する押しボタン91)は、押しボタン91〜94を上記予め定める順序で押す際に操作開始の旨を入力するためのもの(操作開始キー)であり、他の押しボタン92〜94のうちの1つ(たとえば、凹部5側に位置する押しボタン94)は、押しボタン91〜94を上記予め定める順序で押す際に操作終了の旨を入力するためのもの(操作終了キー)である。すなわち、この警報錠1を機能させ、または機能状態を解除させる際には、操作開始キー91を操作した後、他の2つ(たとえば、真ん中の2つ)の押しボタン(入力操作キー92,93)を所定の順序で押し、最後に操作終了キー94を操作すればよい。
ケーシング4の前面には、ソレノイド7の係止突起8に対する係止状態(ロック状態)が解除されている(開錠されている)ときに点灯する発光ダイオード(ロック解除報知ランプ12)が配置されている。
ケーシング4の後面には、警報錠1が機能中であること(警報を発生し得る状態であること)を報知するための発光ダイオード(機能中報知ランプ13)が配置されている。機能中報知ランプ13の側方には、ソーラパネル14が配置されており、このソーラパネル14で受光した光を用いて発電を行い、発電された電力を用いて機能中報知ランプ13を発光させることができるようになっている。
本体2は、その前側における長手方向の2箇所、および後側における長手方向の2箇所の計4箇所において、棒状の連結部15を介して取付部3に連結されている。より具体的には、各連結部15は、取付部3に対して、取付部3の短手方向(前後方向)に延びる軸線を中心に回動可能に取り付けられており、本体2に対して、本体2の短手方向(前後方向)に延びる軸線を中心に回動可能に取り付けられている。したがって、本体2を把持して長手方向に変位させることにより、図1および図2に示すように本体2を取付部3から離間させたり、図1および図2に示すような状態から本体2を回動させて、本体2を取付部3に近接(または当接)させたりすることができる。
本体2の長手方向一方側(凹部5側)に取り付けられた2つの連結部15と、本体2の長手方向他端側(凹部5と反対側)に取り付けられた2つの連結部15とは、それぞれ、略コ字状に屈曲形成された棒状部材の両端部により構成されていてもよい。
図3は、この警報錠1の取付態様を示す斜視図である。
図3を参照して、この警報錠1は、支軸21を中心に回動する三日月状の係止体22(いわゆるクレセント)と、この係止体22を回動させるために係止体に連結された操作レバー23とを有する一般的な窓用錠20が取り付けられた窓枠30に対して、付加的に取り付けられるものである。窓用錠20は、たとえば、窓ガラス30Aが嵌め込まれた窓枠30の外側面(窓ガラス30Aに直交する側面)に取り付けられ、窓ガラス30Aに対して平行に延びる支軸21を中心に係止体22を回動させることにより、この窓用錠20が取り付けられた窓枠30の後方側に配置された(窓ガラス31Aが嵌め込まれた)窓枠31に係止体22を係止させ、これらの2つの窓枠30,31の相対的な変位を規制して、閉じた窓を閉じた状態で固定することができるとともに、この状態から操作レバー23を前方に回動させ、支軸21を中心に係止体22を(略180°)回転させることにより、窓枠31に対する係止体22の係止状態を解除して、窓を開け得る状態にすることができる。係止体22が係止状態にあるときには、操作レバー23が窓枠30の外側面に沿って係止体22から上方に向かって延びている。
警報錠1は、窓用錠20が取り付けられている窓枠30の外側面に対して、窓用錠20の上方(係止体22が係止状態にあるときに、係止体22に対して操作レバー23が延びている側)に、凹部5が窓用錠20側に臨むような姿勢で取り付けられる。この状態では、警報錠1に対して前方側に建物の内部が位置し、警報錠1に対して後方側(における窓の後方)に建物の外部が位置している。したがって、ケーシング4の後面に配置された機能中報知ランプ13は後方を向いており、後方側に配置された窓枠31の窓ガラス31Aを介して、窓の外側から視認可能となっている。
図3に示すように、警報錠1の本体2を取付部3に対して最も上方側に回動させた状態では、窓用錠20の操作レバー23が本体2の凹部5に収容されておらず、操作レバー23は操作可能な状態である。
図4は、図3に示す状態から警報錠1の本体2を下方側に回動させたときの態様を示す概略斜視図であって、(a)は、本体2を途中まで回動させた状態を示しており、(b)は、本体2を最も下方まで回動させた状態を示している。
図3に示す状態から図4(a)に示す状態まで本体2を回動させた場合でも、窓用錠20の操作レバー23は、まだ、本体2の凹部5に収容されておらず、操作レバー23は操作可能な状態である。そして、図4(a)に示す状態から図4(b)に示す状態まで本体2を回動させると、窓用錠20の操作レバー23が本体2の凹部5内に収容され、操作レバー23は操作できない状態となる。
図5は、この警報錠1の一部を長手方向に沿って切断したときの断面を示す概略断面図である。
図5を参照して、本体2のケーシング4内には、本体2の長手方向に沿ってスライド可能な軸状のプランジャ70を備えたソレノイド7と、本体2と取付部3の対向方向に沿ってスライド可能な軸状の可動部16Aを備えたスイッチ16とが配置されている。
本体2のケーシング4における取付部3に対向する壁面40には、ソレノイド7のプランジャ70に対向する位置と、スイッチ16の可動部16Aに対向する位置とに、それぞれ貫通孔41,42が形成されている。図4(b)に示すように、本体2を取付部3に対して最も下方側に回動させた状態では、取付部3の係止突起8が、貫通孔41を通って本体2のケーシング4内に進入する。係止突起8には、ソレノイド7のプランジャ70に対向する位置に挿通孔8Aが形成されていて、この挿通孔8Aにプランジャ70を挿通させることにより、図4(b)に示すような状態で本体2をロックすることができるようになっている。スイッチ16の可動部16Aは、貫通孔42を通ってケーシング4の外部(取付部3側)に張り出しており、図4(b)に示すように、本体2を取付部3に対して最も下方側に回動させた状態では、可動部16Aの先端が取付部3に当接して本体2側に押圧されることにより、可動部16Aが本体2の内部側にスライドしてスイッチ16がオンするようになっている。
図6は、ソレノイド7の内部構成を示す概略断面図である。
図6を参照して、ソレノイド7は、いわゆる自己保持型のものであって、その外形を区画する有底筒状のフレーム71と、一端部がフレーム71の開口部から外方に突出するように他端部側がフレーム71内に挿入された軸状のプランジャ70と、プランジャ70を軸方向にスライド可能に保持するスリーブ72と、スリーブ72を位置決めするためのベース73と、フレーム71内におけるプランジャ70の他端部側に配置され、スリーブ72が挿通されたボビン74と、ボビン74の外周面に巻き付けられたコイル75と、フレーム71内におけるプランジャ70の一端部側に配置され、スリーブ72が挿通された永久磁石76と、フレーム71の開口部を塞ぐプレート77と、プランジャ70を軸方向に沿って他端部側から一端部側に向けて付勢するためのスプリング78とを備えている。
プランジャ70は、たとえば鉄により形成されていて、コイル75に所定の電圧を印加すると、磁力により、プランジャ70が軸方向に沿ってフレーム71の内方に吸引される。吸引されたプランジャ70は、永久磁石76に吸着され、コイル75への通電が終了した後もその位置で保持される。この状態から、コイル75に逆極性の電圧を印加すると、磁力により、プランジャ70が軸方向に沿ってフレーム71の外方に復帰される。復帰されたプランジャ70は、スプリング78の付勢力によって、コイル75への通電が終了した後もその位置で保持される。
図7は、この警報錠1の電気的構成を示すブロック図である。
図7を参照して、この警報錠1の動作は、本体2のケーシング4内に配置された制御回路に含まれるマイクロコンピュータ(マイコン)17により制御される。マイクロコンピュータ17には、押しボタン91〜94を含むキー入力部9の他、スイッチ16、ソレノイド7、ソーラパネル14、発光ダイオード12,13,91A〜94Aおよびスピーカ10などが電気的に接続されている。
ケーシング4内には、乾電池などの蓄電装置を配置することができるようになっていて、この蓄電装置から供給される電力により、ソレノイド7、操作報知ランプ91A〜94A、ロック解除報知ランプ12およびスピーカ10などが動作されるようになっている。一方、上述の通り、機能中報知ランプ13は、ソーラパネル14で受光した光を用いて発電された電力を用いて動作(発光)されるようになっている。
図8は、この警報錠1を使用する際のマイクロコンピュータ17による制御内容を示すフローチャートである。
図8を参照して、マイクロコンピュータ17は、操作開始キー91が押されたかどうか(ステップS1)、および、スイッチ16がオン状態からオフしたかどうか(ステップS12)を監視している。
スイッチ16がオン状態からオフした場合(ステップS12でYES)、そのときソレノイド7がロック状態であれば(ステップS13でYES)、マイクロコンピュータ17は、本体2が無理やり上方側に回動されたと判断して、スピーカ10から警報を発生させる(ステップS14)。一方、スイッチ16がオン状態からオフしたときに、ソレノイド7がロック状態でなければ(ステップS13でNO)、マイクロコンピュータ17は、警報を発生させることなく、再び、操作開始キー91が押されたかどうか(ステップS1)、および、スイッチ16がオン状態からオフしたかどうか(ステップS12)を監視する。
操作開始キー91が押された場合(ステップS1でYES)、マイクロコンピュータ17は、その後に操作終了キー94が押されたかどうかを監視し(ステップS2)、操作終了キー94が押された時点で(ステップS2でYES)、操作開始キー91が押されてから操作終了キー94が押されるまでに押された入力操作キー92.93の順序が正しい順序であったかどうかを判定する(ステップS3)。
入力操作キー92,93が正しい順序で押されていた場合には(ステップS3でYES)、マイクロコンピュータ17は、そのときソレノイド7がロック状態であるか否かを確認する(ステップS4)。そして、ソレノイド7がロック状態でなければ(ステップS4でNO)、マイクロコンピュータ17は、ソレノイド7を復帰させてロック状態とした後(ステップS8)、消灯している機能中報知ランプ13を点滅させるとともに(ステップS9)、点灯しているロック解除報知ランプ12を消灯させる(ステップS10)。一方、ソレノイド7がロック状態であれば(ステップS4でYES)、マイクロコンピュータ17は、ソレノイド7を吸引させてロック状態を解除した後(ステップS5)、点滅している機能中報知ランプ13を消灯させるとともに(ステップS6)、消灯しているロック解除報知ランプ12を点灯させる(ステップS7)。その後、マイクロコンピュータ17は、再び、操作開始キー91が押されたかどうか(ステップS1)、および、スイッチ16がオン状態からオフしたかどうか(ステップS12)を監視する。
入力操作キー92,93が正しい順序で押されていなかった場合でも(ステップS3でNO)、それが所定回数まで(たとえば、1回まで)であれば(ステップS11でNO)、マイクロコンピュータ17は、警報を発生させることなく、再び、操作開始キー91が押されたかどうか(ステップS1)、および、スイッチ16がオン状態からオフしたかどうか(ステップS12)を監視する。これにより、使用者が入力操作キー92,93を押す順序を1回間違っただけで警報が発生するのを防止できる。一方、入力操作キー92,93が2回以上正しい順序で押されなかった場合には(ステップS11でYES)、マイクロコンピュータ17は、スピーカ10から警報を発生させる(ステップS14)。
スピーカ10から発生される警報は、たとえば、100dB程度であって、所定時間(たとえば、15秒)だけ連続して発生される。
この実施形態では、カバー(本体2のケーシング4における凹部5の周辺部分)が操作レバー23に被せられることにより、操作レバー23を操作できないようにすることができるので、侵入者が、窓用錠20の近傍における窓ガラスの一部を割り、そこから手を入れたとしても、操作レバー23を把持して係止体22を回動させることはできない。したがって、侵入者は、窓用錠20を容易に開錠することができずに、建物への侵入を断念することが期待でき、侵入者が窓から建物に侵入するのを効果的に阻止することができる。
また、複数の押しボタン91〜94が予め定める順序で押されることなくカバーが外されたとき(本体2が上方側に回動されたとき)には、スピーカ10から警報が発生されるので、カバーが無理やり外されて操作レバー23が回動されるのを防止でき、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
さらに、建物に侵入しようとする侵入者は、点滅している機能中報知ランプ13を窓の外側から視認することにより、制御回路が機能中であることを確認し、建物への侵入を断念することが期待できる。したがって、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
図9は、この発明の第2実施形態に係る警報錠101を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠101の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠101の斜視図である。また、図10は、この警報錠101を後方側から見た概略斜視図である。
図9および図10を参照して、この警報錠101は、窓枠30に取り付けられ、支軸21を中心に回動する係止体22およびこの係止体22を回動させるための操作レバー23を有する窓用錠20に適用されるものである。警報錠101には、警報を発生させるためのスピーカ(図示せず)を備えた本体102と、本体102に対して回動可能に取り付けられたカバー103とが備えられている。
本体102は、その外形が長尺形状のケーシング104により区画されている。本体102には、ケーシング104の長手方向の一端部(上端部)に設けられた回動軸104Aを中心に、カバー103が回動可能に取り付けられている。カバー103は、前面板103A、後面板103B、側面板103Cおよび上面板103Dを有する中空状の部材であって、このカバー103内に窓用錠20を収容することにより、操作レバー23を操作できない(回動させることができない)ようにすることができるようになっている。カバー103の後面板103Bにおける側面板103Cと反対側の側縁には、凹部103Eが形成されており、カバー103を閉じた状態では、この凹部103Eと窓枠30とで区画される空間内に、カバー103内に収容された窓用錠20の係止体22の一部を挿通することができるようになっている。
カバー103の後面板103Bにおける上面板103Dと反対側の端縁には、平板状の突起105が形成されている。本体102の長手方向の一端面(上端面)には、カバー103を閉じた状態で突起105を挿通させるための挿通孔106が形成されている。本体102内には、たとえば、図5および図6を用いて説明したような構成を有するソレノイド7およびスイッチ16(図示せず)が配置されており、カバー103を閉じた状態で、スイッチ16の可動部16Aが突起105により押圧されてスイッチ16がオンするとともに、ソレノイド7のプランジャ70が突起105に形成された貫通孔(図示せず)に係止されることにより、カバー103が閉じた状態でロックされるようになっている。
ケーシング104の前面には、複数(たとえば、4つ)の押しボタン191,192,193,194が、ケーシング104の短手方向に並べて配置されている。この警報錠101は、4つの押しボタン191〜194が予め定める順序で押されることに応答して機能し、機能中に4つの押しボタン191〜194が上記予め定める順序で押されると、機能状態が解除されるようになっている。4つの押しボタン191〜194のうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作開始の旨を入力するためのもの(操作開始キー)であり、他の押しボタンのうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作終了の旨を入力するためのもの(操作終了キー)である。すなわち、この警報錠101を機能させ、または機能状態を解除させる際には、操作開始キーを操作した後、他の2つの押しボタン(入力操作キー)を所定の順序で押し、最後に操作終了キーを操作すればよい。
ケーシング104の前面には、ソレノイド7の係止状態(ロック状態)が解除されている(開錠されている)ときに点灯する発光ダイオード(ロック解除報知ランプ112)が配置されている。
ケーシング104の後面には、警報錠101が機能中であることを報知するための発光ダイオード(機能中報知ランプ113)が配置されている。機能中報知ランプ113の側方には、ソーラパネル114が配置されており、このソーラパネル114で受光した光を用いて発電を行い、発電された電力を用いて機能中報知ランプ113を発光させることができるようになっている。
警報錠101は、その本体102が、窓用錠20が取り付けられている窓枠30の外側面に対して、窓用錠20の下方に、カバー103が閉じた状態で本体102の上方に位置するような姿勢で取り付けられる。この状態では、警報錠101に対して前方側に建物の内部が位置し、警報錠101に対して後方側(における窓の後方)に建物の外部が位置している。したがって、ケーシング104の後面に配置された機能中報知ランプ113は後方を向いており、後方側に配置された窓枠の窓ガラスを介して、窓の外側から視認可能となっている。
警報錠101の本体102内には、マイクロコンピュータを含む制御回路(図示せず)が配置されており、この制御回路のマイクロコンピュータが、図8に示すような制御と同様の制御を行うこととなる。
この実施形態では、カバー103が操作レバー23に被せられることにより、操作レバー23を操作できないようにすることができるので、侵入者が、窓用錠20の近傍における窓ガラスの一部を割り、そこから手を入れたとしても、操作レバー23を把持して係止体22を回動させることはできない。したがって、侵入者は、窓用錠20を容易に開錠することができずに、建物への侵入を断念することが期待でき、侵入者が窓から建物に侵入するのを効果的に阻止することができる。
また、複数の押しボタン191〜194が予め定める順序で押されることなくカバー103が外されたとき(カバーが103回動されたとき)には、スピーカから警報が発生されるので、カバー103が無理やり外されて操作レバー23が回動されるのを防止でき、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
さらに、建物に侵入しようとする侵入者は、点滅している機能中報知ランプ113を窓の外側から視認することにより、制御回路が機能中であることを確認し、建物への侵入を断念することが期待できる。したがって、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
図11は、この発明の第3実施形態に係る警報錠201を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠201の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠201の斜視図である。
図11を参照して、この警報錠201は、窓枠30に取り付けられ、支軸21を中心に回動する係止体22およびこの係止体22を回動させるための操作レバー23を有する窓用錠20に適用されるものである。警報錠201には、警報を発生させるためのスピーカ(図示せず)を備えた本体202と、本体202を窓枠30に取り付けるための取付部203とが備えられている。
本体202は、その外形が長尺形状のケーシング204により区画されている。ケーシング204の長手方向の一端面(下端面)には、長手方向に向かって略U字状に窪んだ凹部205が形成されていて、この凹部205内に窓用錠20の操作レバー23を収容することにより、操作レバー23を操作できない(回動させることができない)ようにすることができるようになっている。ケーシング204における凹部205の周辺部分は、操作レバー23に被せられ、操作レバー23を操作できないようにするためのカバーを構成している。
取付部203は、本体202に対向配置され、本体202の長手方向に沿って長尺形状を有する薄板状に形成されている。本体202は、取付部203に対して長手方向(上下方向)にスライド可能に取り付けられている。本体202内には、たとえば、図5および図6を用いて説明したような構成を有するソレノイド7およびスイッチ16(図示せず)が配置されており、本体202を取付部203に対して下方にスライドさせて凹部205内に窓用錠20の操作レバー23を収容した状態(図11(a)に示すような状態)で、スイッチ16の可動部16Aが押圧されてスイッチ16がオンするとともに、ソレノイド7のプランジャ70が取付部3に係止されることにより、カバーが閉じた状態でロックされるようになっている。
ケーシング204の取付部203と反対側の面には、複数(たとえば、4つ)の押しボタン291,292,293,294が、ケーシング204の短手方向に並べて配置されている。この警報錠201は、4つの押しボタン291〜294が予め定める順序で押されることに応答して機能し、機能中に4つの押しボタン291〜294が上記予め定める順序で押されると、機能状態が解除されるようになっている。4つの押しボタン291〜294のうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作開始の旨を入力するためのもの(操作開始キー)であり、他の押しボタンのうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作終了の旨を入力するためのもの(操作終了キー)である。すなわち、この警報錠201を機能させ、または機能状態を解除させる際には、操作開始キーを操作した後、他の2つの押しボタン(入力操作キー)を所定の順序で押し、最後に操作終了キーを操作すればよい。
ケーシング204の前面には、ソレノイド7の係止状態(ロック状態)が解除されている(開錠されている)ときに点灯する発光ダイオード(ロック解除報知ランプ212)が配置されている。
ケーシング204の後面には、警報錠201が機能中であることを報知するための発光ダイオード(機能中報知ランプ213)が配置されている。機能中報知ランプ213の側方には、ソーラパネル(図示せず)が配置されており、このソーラパネルで受光した光を用いて発電を行い、発電された電力を用いて機能中報知ランプ213を発光させることができるようになっている。
警報錠201は、窓用錠20が取り付けられている窓枠30の外側面に対して、窓用錠20の上方(係止体22が係止状態にあるときに、係止体22に対して操作レバー23が延びている側)に、凹部205が窓用錠20側に臨むような姿勢で取り付けられる。この状態では、警報錠201に対して前方側に建物の内部が位置し、警報錠201に対して後方側(における窓の後方)に建物の外部が位置している。したがって、ケーシング204の後面に配置された機能中報知ランプ213は後方を向いており、後方側に配置された窓枠の窓ガラスを介して、窓の外側から視認可能となっている。
警報錠201の本体202内には、マイクロコンピュータを含む制御回路(図示せず)が配置されており、この制御回路のマイクロコンピュータが、図8に示すような制御と同様の制御を行うこととなる。
この実施形態では、カバー(本体202のケーシング204における凹部205の周辺部分)が操作レバー23に被せられることにより、操作レバー23を操作できないようにすることができるので、侵入者が、窓用錠20の近傍における窓ガラスの一部を割り、そこから手を入れたとしても、操作レバー23を把持して係止体22を回動させることはできない。したがって、侵入者は、窓用錠20を容易に開錠することができずに、建物への侵入を断念することが期待でき、侵入者が窓から建物に侵入するのを効果的に阻止することができる。
また、複数の押しボタン291〜294が予め定める順序で押されることなくカバーが外されたとき(本体202が上方側にスライドされたとき)には、スピーカから警報が発生されるので、カバーが無理やり外されて操作レバー23が回動されるのを防止でき、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
さらに、建物に侵入しようとする侵入者は、点滅している機能中報知ランプ213を窓の外側から視認することにより、制御回路が機能中であることを確認し、建物への侵入を断念することが期待できる。したがって、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
図12は、この発明の第4実施形態に係る警報錠301を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠301の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠301の斜視図である。
図12を参照して、この警報錠301は、窓枠30に取り付けられ、支軸21を中心に回動する係止体22およびこの係止体22を回動させるための操作レバー23を有する窓用錠20に適用されるものである。警報錠301には、警報を発生させるためのスピーカ(図示せず)を備えた本体302と、本体302を窓枠30に取り付けるための取付部303とが備えられている。
本体302は、その外形が長尺形状のケーシング304により区画されている。ケーシング304の長手方向の一端面(下端面)には、長手方向に向かって略U字状に窪んだ凹部305が形成されていて、この凹部305内に窓用錠20の操作レバー23を収容することにより、操作レバー23を操作できない(回動させることができない)ようにすることができるようになっている。ケーシング304における凹部305の周辺部分は、操作レバー23に被せられ、操作レバー23を操作できないようにするためのカバーを構成している。
取付部303は、本体302に対向配置され、本体302の長手方向に沿って長尺形状を有する薄板状に形成されている。本体302は、その長手方向の一端部(上端部)に設けられた回動軸(図示せず)を中心に、取付部303に対して回動可能に取り付けられている。本体302内には、たとえば、図5および図6を用いて説明したような構成を有するソレノイド7およびスイッチ16(図示せず)が配置されており、本体302を取付部303側に回動させて凹部305内に窓用錠20の操作レバー23を収容した状態(図12(a)に示すような状態)で、スイッチ16の可動部16Aが押圧されてスイッチ16がオンするとともに、ソレノイド7のプランジャ70が取付部303に係止されることにより、カバーが閉じた状態でロックされるようになっている。
ケーシング304の取付部303と反対側の面には、複数(たとえば、4つ)の押しボタン391,392,393,394が、ケーシング304の短手方向に並べて配置されている。この警報錠301は、4つの押しボタン391〜394が予め定める順序で押されることに応答して機能し、機能中に4つの押しボタン391〜394が上記予め定める順序で押されると、機能状態が解除されるようになっている。4つの押しボタン391〜394のうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作開始の旨を入力するためのもの(操作開始キー)であり、他の押しボタンのうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作終了の旨を入力するためのもの(操作終了キー)である。すなわち、この警報錠301を機能させ、または機能状態を解除させる際には、操作開始キーを操作した後、他の2つの押しボタン(入力操作キー)を所定の順序で押し、最後に操作終了キーを操作すればよい。
ケーシング304の前面には、ソレノイド7の係止状態(ロック状態)が解除されている(開錠されている)ときに点灯する発光ダイオード(ロック解除報知ランプ312)が配置されている。
ケーシング304の後面には、警報錠301が機能中であることを報知するための発光ダイオード(機能中報知ランプ313)が配置されている。機能中報知ランプ313の側方には、ソーラパネル(図示せず)が配置されており、このソーラパネルで受光した光を用いて発電を行い、発電された電力を用いて機能中報知ランプ313を発光させることができるようになっている。
警報錠301は、窓用錠20が取り付けられている窓枠30の外側面に対して、窓用錠20の上方(係止体22が係止状態にあるときに、係止体22に対して操作レバー23が延びている側)に、凹部305が窓用錠20側に臨むような姿勢で取り付けられる。この状態では、警報錠301に対して前方側に建物の内部が位置し、警報錠301に対して後方側(における窓の後方)に建物の外部が位置している。したがって、ケーシング304の後面に配置された機能中報知ランプ313は後方を向いており、後方側に配置された窓枠の窓ガラスを介して、窓の外側から視認可能となっている。
警報錠301の本体302内には、マイクロコンピュータを含む制御回路(図示せず)が配置されており、この制御回路のマイクロコンピュータが、図8に示すような制御と同様の制御を行うこととなる。
この実施形態では、カバー(本体302のケーシング304における凹部305の周辺部分)が操作レバー23に被せられることにより、操作レバー23を操作できないようにすることができるので、侵入者が、窓用錠20の近傍における窓ガラスの一部を割り、そこから手を入れたとしても、操作レバー23を把持して係止体22を回動させることはできない。したがって、侵入者は、窓用錠20を容易に開錠することができずに、建物への侵入を断念することが期待でき、侵入者が窓から建物に侵入するのを効果的に阻止することができる。
また、複数の押しボタン391〜394が予め定める順序で押されることなくカバーが外されたとき(本体302が上方側に回動されたとき)には、スピーカから警報が発生されるので、カバーが無理やり外されて操作レバー23が回動されるのを防止でき、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
さらに、建物に侵入しようとする侵入者は、点滅している機能中報知ランプ313を窓の外側から視認することにより、制御回路が機能中であることを確認し、建物への侵入を断念することが期待できる。したがって、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
図13は、この発明の第5実施形態に係る警報錠401を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠401の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠401の斜視図である。
図13を参照して、この警報錠401は、窓枠30に取り付けられ、支軸21を中心に回動する係止体22およびこの係止体22を回動させるための操作レバー23を有する窓用錠20に適用されるものである。警報錠401には、警報を発生させるためのスピーカ(図示せず)を備えた本体402と、本体402に対して回動可能に取り付けられたカバー403とが備えられている。
本体402は、その外形が長尺形状のケーシング404により区画されている。本体402には、ケーシング404の長手方向の一端部(下端部)に設けられた回動軸403Aを中心に、カバー403が回動可能に取り付けられている。カバー403は、前後方向に回動可能であって、窓用錠20の操作レバー23の前方側(窓を開ける際に操作レバー23が回動される側)をカバー403で覆うことにより、操作レバー23を操作できない(前方側に回動させることができない)ようにすることができるようになっている。
本体402内には、たとえば、図5および図6を用いて説明したような構成を有するソレノイド7およびスイッチ16(図示せず)が配置されており、カバー403を本体402に対して下方に回動させて窓用錠20の操作レバー23の前方側を覆った状態(図13(a)に示すような状態)で、スイッチ16の可動部16Aが押圧されてスイッチ16がオンするとともに、ソレノイド7のプランジャ70がカバー403に係止されることにより、カバー403が閉じた状態でロックされるようになっている。
ケーシング404の前面には、複数(たとえば、4つ)の押しボタン491,492,493,494が、ケーシング404の短手方向に並べて配置されている。この警報錠401は、4つの押しボタン491〜494が予め定める順序で押されることに応答して機能し、機能中に4つの押しボタン491〜494が上記予め定める順序で押されると、機能状態が解除されるようになっている。4つの押しボタン491〜494のうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作開始の旨を入力するためのもの(操作開始キー)であり、他の押しボタンのうちの1つは、押しボタンを上記予め定める順序で押す際に操作終了の旨を入力するためのもの(操作終了キー)である。すなわち、この警報錠401を機能させ、または機能状態を解除させる際には、操作開始キーを操作した後、他の2つの押しボタン(入力操作キー)を所定の順序で押し、最後に操作終了キーを操作すればよい。
ケーシング404の前面には、ソレノイド7の係止状態(ロック状態)が解除されている(開錠されている)ときに点灯する発光ダイオード(ロック解除報知ランプ412)が配置されている。
ケーシング404の後面には、警報錠401が機能中であることを報知するための発光ダイオード(機能中報知ランプ413)が配置されている。機能中報知ランプ413の側方には、ソーラパネル(図示せず)が配置されており、このソーラパネルで受光した光を用いて発電を行い、発電された電力を用いて機能中報知ランプ413を発光させることができるようになっている。
警報錠401は、窓用錠20が取り付けられている窓枠30の外側面に対して、窓用錠20の上方(係止体22が係止状態にあるときに、係止体22に対して操作レバー23が延びている側)に、カバー403が窓用錠20側に臨むような姿勢で取り付けられる。この状態では、警報錠401に対して前方側に建物の内部が位置し、警報錠401に対して後方側(における窓の後方)に建物の外部が位置している。したがって、ケーシング404の後面に配置された機能中報知ランプ413は後方を向いており、後方側に配置された窓枠の窓ガラスを介して、窓の外側から視認可能となっている。
警報錠401の本体402内には、マイクロコンピュータを含む制御回路(図示せず)が配置されており、この制御回路のマイクロコンピュータが、図8に示すような制御と同様の制御を行うこととなる。
この実施形態では、カバー403が操作レバー23に被せられる(操作レバー23の前方側を覆う)ことにより、操作レバー23を操作できないようにすることができるので、侵入者が、窓用錠20の近傍における窓ガラスの一部を割り、そこから手を入れたとしても、操作レバー23を把持して係止体22を回動させることはできない。したがって、侵入者は、窓用錠20を容易に開錠することができずに、建物への侵入を断念することが期待でき、侵入者が窓から建物に侵入するのを効果的に阻止することができる。
また、複数の押しボタン491〜494が予め定める順序で押されることなくカバー403が外されたとき(カバー403が回動されたとき)には、スピーカから警報が発生されるので、カバー403が無理やり外されて操作レバー23が回動されるのを防止でき、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
さらに、建物に侵入しようとする侵入者は、点滅している機能中報知ランプ413を窓の外側から視認することにより、制御回路が機能中であることを確認し、建物への侵入を断念することが期待できる。したがって、侵入者が窓から建物に侵入するのをさらに効果的に阻止することができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、機能中報知ランプ13,113,213,313,413は、発光時に点滅するような構成に限らず、点灯するような構成であってもよい。ロック解除報知ランプ12,112,212,312,412は、発光時に点灯するような構成に限らず、点滅するような構成であってもよい。
上記実施形態では、警報錠1,101,201,301,401の本体2,102,202,302,402に押しボタンが4つ備えられたような構成について説明したが、このような構成に限らず、押しボタンは、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。
警報錠1,101,201,301,401を窓枠30に取り付ける方法は、ビスなどの固定具を用いて取り付けるような方法に限らず、たとえば、(強力な)両面テープを用いて取り付けるような方法であれば、容易に取り付けることができる。
この発明の第1実施形態に係る警報錠を前方側から見た斜視図である。 この警報錠を後方側から見た斜視図である。 この警報錠の取付態様を示す斜視図である。 図3に示す状態から警報錠の本体を下方側に回動させたときの態様を示す概略斜視図であって、(a)は、本体を途中まで回動させた状態を示しており、(b)は、本体を最も下方まで回動させた状態を示している。 この警報錠の一部を長手方向に沿って切断したときの断面を示す概略断面図である。 ソレノイドの内部構成を示す概略断面図である。 この警報錠の電気的構成を示すブロック図である。 この警報錠を使用する際のマイクロコンピュータによる制御内容を示すフローチャートである。 この発明の第2実施形態に係る警報錠を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠の斜視図である。 この警報錠を後方側から見た概略斜視図である。 この発明の第3実施形態に係る警報錠を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠の斜視図である。 この発明の第4実施形態に係る警報錠を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠の斜視図である。 この発明の第5実施形態に係る警報錠を前方側から見た概略斜視図であって、(a)は、ロック状態における警報錠の斜視図、(b)は、ロックが解除された状態における警報錠の斜視図である。
符号の説明
1 警報錠
5 凹部
10 スピーカ
13 機能中報知ランプ
17 マイクロコンピュータ
20 窓用錠
21 支軸
22 係止体
23 操作レバー
30 窓枠
91〜94 押しボタン
101 警報錠
103 カバー
113 機能中報知ランプ
191〜194 押しボタン
201 警報錠
205 凹部
213 機能中報知ランプ
291〜294 押しボタン
301 警報錠
305 凹部
313 機能中報知ランプ
391〜394 押しボタン
401 警報錠
403 カバー
413 機能中報知ランプ
491〜494 押しボタン

Claims (3)

  1. 窓枠に取り付けられ、支軸を中心に回動する係止体およびこの係止体を回動させるための操作レバーを有する窓用錠に適用される警報錠であって、
    上記窓枠における窓用錠の近傍に取り付けられる取付部と、
    この取付部に連結されていて、上記操作レバーに被せられ、操作レバーを操作できない位置と、上記操作レバーの操作に支障のない位置とに変位可能に設けられたカバーと、
    上記カバーが上記操作レバーに被せられた位置において、上記カバーを上記取付部に対して固定し、上記カバーがその位置から変位しないようにロックするためのロック手段と、
    上記取付部またはカバーに設けられた複数の押しボタンと、
    上記取付部またはカバーに内蔵された警報を発生させるために動作される警報発生手段と、
    上記取付部またはカバーに内蔵され、上記複数の押しボタンが予め定める順序で押されたときは、上記警報発生手段を動作させず、上記複数の押しボタンが上記予め定める順序で押されることなく上記カバーが外されたときには、上記警報発生手段を動作させる制御回路と
    を有することを特徴とする警報錠。
  2. 上記押しボタンは、4つ設けられていることを特徴とする請求項1記載の警報錠。
  3. 上記カバーが上記操作レバーに被せられた状態で、窓の外側から視認可能に設けられた発光ダイオードを有し、
    上記制御回路は、機能中であることを報知するために上記発光ダイオードを発光させることを特徴とする請求項1または2記載の警報錠。
JP2004316614A 2004-10-29 2004-10-29 警報錠 Expired - Fee Related JP4468788B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316614A JP4468788B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 警報錠
KR1020050076936A KR100710902B1 (ko) 2004-10-29 2005-08-22 경보 자물쇠
CNB2005101051622A CN100529315C (zh) 2004-10-29 2005-09-28 窗用警报锁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004316614A JP4468788B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 警報錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006125101A JP2006125101A (ja) 2006-05-18
JP4468788B2 true JP4468788B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=36720101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004316614A Expired - Fee Related JP4468788B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 警報錠

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4468788B2 (ja)
KR (1) KR100710902B1 (ja)
CN (1) CN100529315C (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5584897B2 (ja) * 2009-12-15 2014-09-10 エフビーオートメ株式会社 防犯装置
JP6525549B2 (ja) * 2014-10-27 2019-06-05 河村電器産業株式会社 外付け電気錠
CN104933815A (zh) * 2015-07-10 2015-09-23 吴华明 一种防盗预警方法及装置
CN108005481B (zh) * 2017-12-22 2023-11-10 珠海广通汽车有限公司 报警锁具及报警门窗
JP7317508B2 (ja) * 2019-01-09 2023-07-31 三協立山株式会社 建具
CN112282516A (zh) * 2020-09-28 2021-01-29 欣晴(温州)创意设计有限公司 一种利用光敏电阻实现自动取证的智能化安防锁
CN112796577A (zh) * 2021-01-05 2021-05-14 刘洪� 一种具有机械密码的智能门锁

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19638359B4 (de) * 1996-09-19 2013-07-18 Pax Ag Einbruchsicherung
IN186662B (ja) * 1997-09-08 2001-10-20 Grindwell Norton Ltd
DE20110780U1 (de) * 2001-06-29 2001-09-06 H H Heim Und Haus Holding Gmbh Vorrichtung zum Überwachen des Verschlusszustandes von Gebäudenöffnungsverschlüssen

Also Published As

Publication number Publication date
CN1769636A (zh) 2006-05-10
KR20060050548A (ko) 2006-05-19
JP2006125101A (ja) 2006-05-18
CN100529315C (zh) 2009-08-19
KR100710902B1 (ko) 2007-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5947791B2 (ja) 電子組合せ錠
KR100710902B1 (ko) 경보 자물쇠
JP2008037377A (ja) 自転車用錠装置、および自転車、および電動自転車
JP4627202B2 (ja) 錠装置
JP2008274669A (ja) 開口部の施錠構造
JPS62146378A (ja) 自動車扉の施解錠方法および施解錠装置
JP2001182410A (ja) 自転車用錠装置
JP3754389B2 (ja) 盗難防止装置
JP6147046B2 (ja) リモコンシステム
JP6272981B2 (ja) リモコンシステム
JP2991641B2 (ja) 錠装置
JP4085964B2 (ja) セキュリティーセンサ
JP3056472U (ja) 自転車の盗難防止装置
JP4478839B2 (ja) 二輪車用錠前
JP3763395B2 (ja) 施錠装置
JP3587367B2 (ja) 防犯装置
JP3832590B2 (ja) 自動販売機の盗難防止装置。
JP3081455B2 (ja) 盗難防止装置
JP3081457B2 (ja) 盗難防止装置
JP3054036B2 (ja) 盗難防止装置
KR200326968Y1 (ko) 도어록의 원격 잠금해지장치
JP2960841B2 (ja) 盗難防止装置
JP3095625B2 (ja) 盗難防止装置
JPH08319750A (ja) ブザー付き自転車用錠
JPH09264086A (ja) 電子錠

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100204

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4468788

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees