JP4468780B2 - 燃料タンク用キャップ - Google Patents
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Description
しかし、この構成の場合、掛金片の回動操作と、パッキンをフランジに密着させる操作とを同時に行っているため、例えばフランジに対するパッキンの密着性を高めるために前記ばね部材の弾性力を強くすると、前記キャップの回転操作が重くなってしまい、キャップを装着する際の操作性が低下してしまうという問題があった。
このような構成によれば、操作レバーの操作で掛金片を回動及び上下動させるようにしているので、キャップの着脱の操作性を向上させることができる。
また、前記キャップ102を前記キャップ装着口100に対して装着する場合の操作においては、掛金片を回動させるための操作レバー102の周方向の回動操作と、掛金片を上下動させるための操作レバー102の起立及び倒れ方向の回動操作と、南京錠106の施錠操作とが必要となり、操作の面においても若干の煩わしさがあった。
切欠部と係合部とを有して燃料タンクに設けられた円筒状のキャップ装着口に対して着脱可能に装着される燃料タンク用キャップにおいて、
略円形状をなすと共に中心部にガイド孔を有し、前記キャップ装着口に対して被せられるインナボディと、
このインナボディにおいて前記キャップ装着口に対応する位置に設けられたパッキンと、
前記ガイド孔に回動可能に挿入される中空軸を有し、前記インナボディの外側に設けられ、前記インナボディに対して回動操作可能な操作キャップと、
前記中空軸の下端側に当該中空軸と一体に回動するように設けられ、前記中空軸の周りに位置された上面に環状のカム面を有した下側カムと、
前記中空軸の外側に当該中空軸に対して相対的に回動可能で、且つ上下方向に移動可能に嵌合され、下面に前記下側カムのカム面に対向する環状のカム面を有する上側カムと、
この上側カムと一体に回動するように設けられ、外周部に前記切欠部に挿入可能で且つ前記係合部と係脱可能な係合凸部を有する掛金片と、
この掛金片を前記インナボディから離間させる方向へ付勢する付勢手段と、
前記インナボディに設けられ、前記掛金片の回動範囲を規制するストッパと、
前記中空軸内に挿入配置され、キー挿入口に挿入されるキーにより施錠位置と解錠位置との間で回動操作されるキーロータを有するシリンダ錠と、
前記キーロータにより回動するように設けられた駆動ピンと、
この駆動ピンの回動により移動されるロックプレートと、
前記掛金片に設けられ、前記ロックプレートと係合可能なプレート係合部とを備え、
前記掛金片の前記係合凸部を前記キャップ装着口の前記切欠部に挿入して前記インナボディを前記キャップ装着口に被せた状態で、前記操作キャップを一方向へ回動させることにより、前記下側カム及び前記上側カムと共に前記掛金片を前記係合凸部が前記係合部と係合可能な位置まで回動させた後、前記掛金片の回動が前記ストッパにより規制され、
前記操作キャップを更に同一方向へ回動させることにより、前記掛金片及び前記上側カムを残して前記下側カムが回動することに伴い、前記下側カムと前記上側カムのカム作用により前記上側カム及び前記掛金片を上方へ移動させ、前記係合凸部を前記係合部に下方から係合させて前記パッキンを前記キャップ装着口に密着させ、
この後、前記キーによって前記キーロータを解錠位置から施錠位置へ回動させることに伴い、前記駆動ピンにより前記ロックプレートを移動させて当該ロックプレートを前記プレート係合部に係合させ、前記掛金片の回動を阻止する構成としたことを特徴とする(請求項1の発明)。
また、上記構成において、前記インナボディと前記操作キャップとの間に、燃料タンクの内部と外部との圧力差が所定範囲内にあるときに通気を可能とする調圧手段を備えるようにすることもできる(請求項2の発明)。
一方、燃料の減少等により燃料タンク内の内圧が低くなると、外気がインナボディ7の外周面と操作キャップ10との内周面との間に形成された隙間7aから、空気孔44、逃げ孔39、そして隙間孔34aから連通孔34へと到達し、以って燃料タンクの内圧と外圧とを調整するようになる。
まず、キャップ5をキャップ装着口1へ装着する場合には、シリンダ錠17のキーロータ30が、解除位置(「OPEN」位置)にある状態で、図1(d)に示すように、掛金片26の各係合凸部27を、キャップ装着口1の各切欠部3に上方から挿入させると共に、操作キャップ10(インナボディ7)をキャップ装着口1に上方から被せる。このとき、図1(a)に示すように、掛金片26の係合凸部27は、キャップ装着口1の係合部4よりも下方に離間した下位置に位置される。インナボディ7のパッキン8はキャップ装着口1に当接する。
まず、操作キャップ10を回動操作するだけで、掛金片26の回動と上下動とを行うように構成した。このため、キャップ装着口1に対するキャップ5の着脱操作を簡単な操作で行うことができる。
また、施錠用のシリンダ錠17を操作キャップ10に一体的に組込んだ構成とした。このため、施錠が可能でありながら、南京錠を用いて施錠する場合とは違い、錠を別途必要とせず、また錠を紛失する恐れもない。
また、掛金片26の上下動を、操作キャップ10の回動に連動する上下側カム24、22にて行うように構成した。このため、掛金片26を上下動させるために操作レバー等の別部材を操作キャップ10に設ける必要がない上、上下側カム面25、23の形状を適当に変更すれば、掛金片26の上下動の距離を容易に変更することができ、操作キャップ10の操作感や回動具合を適宜調節することができる。
更に、キャップ5(インナボディ7)には、調圧弁33を設けているので、燃料タンクの内部と外部との圧力を良好に調節することができる。
このような構成とした場合、調圧手段の構成を比較的簡便なものとすることができるため、メンテナンスを容易に行うことができる。なお、調圧手段を設ける位置としては、その機能が確実になされるならば、特に限定するものではない。
Claims (5)
- 切欠部と係合部とを有して燃料タンクに設けられた円筒状のキャップ装着口に対して着脱可能に装着される燃料タンク用キャップにおいて、
略円形状をなすと共に中心部にガイド孔を有し、前記キャップ装着口に対して被せられるインナボディと、
このインナボディにおいて前記キャップ装着口に対応する位置に設けられたパッキンと、
前記ガイド孔に回動可能に挿入される中空軸を有し、前記インナボディの外側に設けられ、前記インナボディに対して回動操作可能な操作キャップと、
前記中空軸の下端側に当該中空軸と一体に回動するように設けられ、前記中空軸の周りに位置された上面に環状のカム面を有した下側カムと、
前記中空軸の外側に当該中空軸に対して相対的に回動可能で、且つ上下方向に移動可能に嵌合され、下面に前記下側カムのカム面に対向する環状のカム面を有する上側カムと、
この上側カムと一体に回動するように設けられ、外周部に前記切欠部に挿入可能で且つ前記係合部と係脱可能な係合凸部を有する掛金片と、
この掛金片を前記インナボディから離間させる方向へ付勢する付勢手段と、
前記インナボディに設けられ、前記掛金片の回動範囲を規制するストッパと、
前記中空軸内に挿入配置され、キー挿入口に挿入されるキーにより施錠位置と解錠位置との間で回動操作されるキーロータを有するシリンダ錠と、
前記キーロータにより回動するように設けられた駆動ピンと、
この駆動ピンの回動により移動されるロックプレートと、
前記掛金片に設けられ、前記ロックプレートと係合可能なプレート係合部とを備え、
前記掛金片の前記係合凸部を前記キャップ装着口の前記切欠部に挿入して前記インナボディを前記キャップ装着口に被せた状態で、前記操作キャップを一方向へ回動させることにより、前記下側カム及び前記上側カムと共に前記掛金片を前記係合凸部が前記係合部と係合可能な位置まで回動させた後、前記掛金片の回動が前記ストッパにより規制され、
前記操作キャップを更に同一方向へ回動させることにより、前記掛金片及び前記上側カムを残して前記下側カムが回動することに伴い、前記下側カムと前記上側カムのカム作用により前記上側カム及び前記掛金片を上方へ移動させ、前記係合凸部を前記係合部に下方から係合させて前記パッキンを前記キャップ装着口に密着させ、
この後、前記キーによって前記キーロータを解錠位置から施錠位置へ回動させることに伴い、前記駆動ピンにより前記ロックプレートを移動させて当該ロックプレートを前記プレート係合部に係合させ、前記掛金片の回動を阻止する構成としたことを特徴とする燃料タンク用キャップ。 - 前記インナボディと前記操作キャップとの間に、燃料タンクの内部と外部との圧力差が所定範囲内にあるときに通気を可能とする調圧手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の燃料タンク用キャップ。
- 前記インナボディと前記操作キャップとの間に、通気性連続気泡部材を有する調圧手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の燃料タンク用キャップ。
- 前記操作キャップの上面に、前記キーロータのキー挿入口を開閉可能に覆うキーキャップを備えたことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の燃料タンク用キャップ。
- 前記操作キャップの上面に複数の板状突起を放射状に設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の燃料タンク用キャップ。
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