JP4468746B2 - 回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法 - Google Patents

回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4468746B2
JP4468746B2 JP2004181993A JP2004181993A JP4468746B2 JP 4468746 B2 JP4468746 B2 JP 4468746B2 JP 2004181993 A JP2004181993 A JP 2004181993A JP 2004181993 A JP2004181993 A JP 2004181993A JP 4468746 B2 JP4468746 B2 JP 4468746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
metal foil
adhesive
card
resist ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004181993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006004309A (ja
Inventor
一毅 小宮
正照 渡部
秀範 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO ALMINIUM KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TOYO ALMINIUM KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO ALMINIUM KABUSHIKI KAISHA filed Critical TOYO ALMINIUM KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2004181993A priority Critical patent/JP4468746B2/ja
Publication of JP2006004309A publication Critical patent/JP2006004309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4468746B2 publication Critical patent/JP4468746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Active legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

この発明は、一般的には回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法に関し、特定的には樹脂フィルム基材の上に金属箔を含む機能パターン層が接着剤によって固着された回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法に関するものである。
近年、ICタグ、ICカード等の機能カードは、目覚ましい発展を遂げ、テレフォンカード、クレジットカード、プリペイドカード、キャッシュカード、IDカード、カードキー、各種会員カード、図書券、診察券、定期券等に使用され始めている。これらの従来の機能カードの基材としては、汎用ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等の樹脂フィルムが用いられてきた。たとえば、ICカードでは、上記の樹脂フィルムの両面にポリエステル系またはポリエーテル系の樹脂とイソシアネート基とをウレタン結合させる接着剤を介在して金属箔をドライラミネート法によって接着した後、その金属箔にエッチング処理を施すことにより、基材の表面上に回路パターン層が形成されたICカード用アンテナコイル構成体が使用されていた。
しかしながら、従来のICカード用アンテナコイル構成体では、次のような問題があった。
図9は、従来のIC用アンテナコイル構成体を示す部分断面図である。図9の左部分に示すように、樹脂フィルム基材11の両面上にドライラミネート用接着剤層12を介在して金属箔からなる回路パターン層13が固着されている。回路パターン層13を被覆するようにホットメルト接着剤層31を介在して樹脂シートからなる外装層30が固着されている。図9の右部分に示すように、回路パターン層13が形成されていない箇所では、余分なドライラミネート用接着剤層12が残留し、その上にホットメルト接着剤層31を介在して樹脂シートからなる外装層30が固着されている。
このように、ICカード用アンテナコイル構成体にICチップを装着した後、外装層として着色された塩化ビニル樹脂(PVC)シートまたはポリエチレンテレフタレート(PET)シート等を、ポリエステル系、エチレン酢酸ビニル共重合体などのエチレン酢酸ビニル系の熱溶融(ホットメルト)接着フィルムを用いて熱接着する。しかしながら、エッチングによって金属箔が除去された箇所、すなわち回路パターン層が形成されていない箇所の基材の表面上には余分なドライラミネート用接着剤が残留し、基材と外装層との間に介在するため、ホットメルト接着剤による外装層の熱接着力が充分ではなくなる。このため、従来のICカードは、長期間の使用に対する耐久性の点で問題があった。
また、近年、個人情報の漏洩問題が指摘されており、ICカードにおいても情報の安全性を向上させることが重要な要件となっている。すなわち、ICカードに内蔵されているICチップを取り出し、その内容を解読することにより、データが流出する恐れが指摘されている。ICカードを適当な力で分解することにより、ICチップを取り外すことが簡単にできるようなことでは、上記の要望に応えられないこととなる。上述したように、従来のICカードでは、ホットメルト接着剤による外装層の熱接着力が充分ではないので、外装層を容易に引き剥がすことができるという問題があった。このため、ICカードを分解してICチップを取り出してデータを改ざんする危険性を防止することができなかった。
この問題を解決するためには、接着剤の種類を変更する、ドライラミネート用接着剤層とホットメルト接着剤層との間に、ホットメルト接着剤と接着性の良好なポリエステル、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等の介在層を設ける、または、何らかの方法で後工程にてドライラミネート用接着剤層を除去する等の対策を講じる必要がある。しかし、いずれの対策も作業性を悪化し、製造コストを上昇させるという問題があった。
なお、このような問題を解決するために樹脂フィルム基材の材料を変更したICカード用アンテナコイル構成体が特開2004−46360号公報(特許文献1)で提案されている。
特開2004−46360号公報
そこで、この発明の目的は、樹脂フィルム基材や接着剤の種類を変更することなく、作業性を悪化させることなく、機能カードを容易に分解することができないように、またはICチップを容易に取り出すことができないように外装層の接着性を向上させることが可能な回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法を提供することである。
この発明に従った回路構成体の製造方法は、パターンを有するレジストインキ層を金属箔の第1の表面領域上に印刷する工程と、レジストインキ層が印刷されない金属箔の反対側の表面の上で第1の表面領域に対応する領域を包囲する第2の表面領域上に接着剤を印刷で塗布した後、樹脂を含む基材を金属箔に固着する工程と、レジストインキ層をマスクとして用いて金属箔の少なくとも一部をエッチングすることによって、金属箔を含む機能パターン層を形成する工程とを備える。
この発明の回路構成体の製造方法は、機能パターン層を形成した後、レジストインキ層を除去する工程をさらに備えていてもよい。
この発明に従った機能カードの製造方法は、パターンを有するレジストインキ層を金属箔の第1の表面領域上に印刷する工程と、レジストインキ層が印刷されない金属箔の反対側の表面の上で第1の表面領域に対応する領域を包囲する第2の表面領域上に第1の接着剤を印刷で塗布した後、樹脂を含む基材を金属箔に固着する工程と、レジストインキ層をマスクとして用いて金属箔の少なくとも一部をエッチングすることによって、金属箔を含む機能パターン層を形成する工程と、機能パターン層の上にICチップを搭載する工程と、ICチップを被覆するように機能パターン層の上に第1の接着剤と異なる種類の第2の接着剤を介在して外装層を固着する工程とを備える。
の発明の製造方法によれば、樹脂フィルム基材や接着剤の種類を変更する必要がなく、また作業性を悪化させないので、簡単な製造工程で外装層の接着性を改善することができる。
図1はこの発明の1つの実施の形態に従った機能カード用回路構成体としてICカード用アンテナコイル構成体の平面図、図2は図1のII−II線の方向から見たICカード用アンテナコイル構成体の部分断面図、図3は図1のII−II線の方向から見たICカードの部分断面図である。
図1と図2に示すように、ICカード用アンテナコイル構成体10は、樹脂フィルム基材11と、樹脂フィルム基材11の両面(図2の断面では片面のみが示されている)に形成されたポリエステル系のドライラミネート用接着剤からなる接着剤層12と、接着剤層12の表面上に所定のパターンに従って形成された金属箔からなる回路パターン層13とから構成されている。回路パターン層13は、図1に示すように樹脂フィルム基材11の表面上に渦巻状のパターンで形成されている。この回路パターン層13の端部にはICチップに配線を接続するための領域が形成され、その端部付近にはICチップを搭載するための領域13cが形成されている。図1において点線で示される回路パターン層は樹脂フィルム基材11の裏面に形成された回路パターン層を示しており、圧着部13aと13bのそれぞれで表裏の回路パターン層が互いに電気的に導通するように接触している。この接触はクリンピング加工によって樹脂フィルム基材11と接着剤層12を部分的に破壊することにより達成されている。
図1において2点鎖線で囲まれた領域に接着剤層12が形成されている。これにより、金属箔からなる回路パターン層13が固着された樹脂フィルム基材11の表面部分を含む表面領域には接着剤層12が介在し、回路パターン層13が固着されていない樹脂フィルム基材11の表面領域には接着剤層12が付着していない箇所が少なくとも存在する。
図3に示すように、ICカード1は、図2に示されたICカード用アンテナコイル構成体10に搭載されたICチップ20と、ICチップ20を被覆するようにICカード用アンテナコイル構成体10の上に、エチレン酢酸ビニル系のホットメルト接着フィルムからなる接着剤層31を介在して形成された外装層30とから構成されている。ICチップ20は、回路パターン層13の端部に配線21によって接続されている。
上記の1つの実施の形態において回路パターン層13を構成する金属箔は、アルミニウム箔、銅箔、ステンレス鋼箔、チタン箔、錫箔等から選ばれた少なくとも1種を用いることができる。これらの金属箔の中でも経済性、信頼性の点からアルミニウム箔を回路パターン層13の構成材料に用いるのが最も好ましい。ここで、アルミニウム箔とは、純アルミニウム箔に限定されるものではなく、アルミニウム合金箔も含む。
金属箔は、厚みが7μm以上60μm以下であるのが好ましく、より好ましくは厚みが15μm以上50μm以下である。
具体的には、回路パターン層13の材料としては、たとえばJIS(AA)の記号では1030、1N30、1050、1100、8021、8079等の純アルミニウム箔またはアルミニウム合金箔を採用することができる。
この発明の1つの実施の形態において樹脂フィルム基材200を構成する樹脂は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリイミド(PI)、非結晶ポリエチレンテレフタレート(PETG)および液晶ポリマー(LCP)からなる群より選ばれた少なくとも一種の樹脂を含み、厚みは5μm以上80μm以下であるのが好ましい。
樹脂フィルム基材を構成する樹脂の種類と厚みは、通常、最終的に製造される機能カードの目的や用途によって選択される。ICカードの用途では、加工とコストの観点から樹脂の種類としてPETまたはPEN等が選択され、25〜50μmの厚みで使用される。
次に、この発明のICカード用アンテナコイル構成体の製造方法の1つの実施の形態について説明する。図4〜図8はこの発明に従ったICカード用アンテナコイル構成体の製造工程を示す部分断面図である。なお、図4〜図8は、図1のII−II線の方向から見た部分断面を示している。
図4に示すように、金属箔130の一方の表面に、アンテナコイルの仕様に従った所定の渦巻状パターンに従ってレジストインキ層14をグラビア印刷する。印刷後、レジストインキ層14の硬化処理を行なう。金属箔130の反対側の表面には、上記のレジストインキ層14が印刷された表面領域に対応する領域を少なくとも包囲する表面領域に接着剤層12を、位置決めマークに基づいて上記のグラビア印刷に見当合わせをした印刷によって形成する。
図5に示すように、接着剤層12を介在させて樹脂フィルム基材11をドライラミネート法によって金属箔130の反対側の表面に固着する。このようにして、金属箔130と樹脂フィルム基材11との積層体を準備する。
同様にして、別の金属箔130の一方の表面に所定のパターンに従ってレジストインキ層14をグラビア印刷し、別の金属箔130の反対側の表面には、上記のレジストインキ層14が印刷された表面領域に対応する領域を少なくとも包囲する表面領域に接着剤層12を印刷によって形成する。その後、図5に示すように準備された積層体の樹脂フィルム基材11をドライラミネート法によって上記の別の金属箔130の反対側の表面に接着剤層12を介在させて固着することにより、図6に示すように金属箔130と樹脂フィルム基材11と金属箔130のサンドイッチ構造の積層体を準備する。
図7に示すように、レジストインキ層14をマスクとして用いて金属箔130をエッチングすることにより、回路パターン層13を形成する。
その後、図8に示すように、レジストインキ層14を剥離する。この場合、金属箔のエッチングの際にマスクとして用いられるレジストインキ層を回路構成体の目的や用途に応じて除去しないで残存させてもよい。
最後に、回路パターン層13の所定領域に凹凸のある金属板と金属突起を用いてクリンピング加工を施すことにより、図2に示すように回路パターン層の接触部または圧着部13aを形成する。このようにして本発明のICカード用アンテナコイル構成体10が完成する。
この発明の製造方法において用いられるレジストインキは特に限定されないが、分子中に少なくとも1個のカルボキシル基を有するアクリルモノマーとアルカリ可溶性樹脂とを主成分とする紫外線硬化型レジストインキを用いるのが好ましい。このレジストインキは、グラビア印刷が可能であり、耐酸性を有し、かつアルカリによって容易に剥離除去することが可能であるので、連続大量生産に適している。このレジストインキを用いて金属箔に所定の回路パターンでグラビア印刷を施し、紫外線を照射して硬化させた後、通常の方法に従って、たとえば塩化第2鉄水溶液等による金属箔の酸エッチング、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカリによるレジストインキ層の剥離除去を行なうことによって、回路パターン層を形成することができる。
回路パターン層を形成した後に、所定の位置に常温でクリンピング加工を施し、表側と裏側の金属箔の一部を電気的に接触させてアンテナコイルを形成することができる。ここで、クリンピング加工とは、たとえば、ドリル、ヤスリ、超音波等により樹脂フィルム基材と接着剤層を破壊し、回路パターン層を形成する金属箔の一部同士を物理的に接触させることをいう。具体的には、凹凸のある金属板上に樹脂フィルム基材と金属箔とからなる積層体を接触させ、金属突起を押し当てることにより、樹脂フィルム基材と接着剤層とが部分的に破壊し、金属箔の表面同士が接触可能となり、電気的導通を得ることができる。
本発明に従ったICカード用アンテナコイル構成体の構成と製造方法について説明したが、ICカードとして製品化するには次のような工程がさらに行なわれる。図1に示されるICカード用アンテナコイル構成体10において、図3に示すようにICチップ20を回路パターン層13の領域13cに実装し、ICチップ20と回路パターン層13の端部とに配線21を接続する。さらに、回路パターン層13と樹脂フィルム基材11との積層体の表面と裏面に、エチレン酢酸ビニル系のホットメルト接着フィルムからなる接着剤層31を介在させて、白色PVCまたは白色PET等の外装層(隠蔽層)30を被覆積層させる。この外装層(隠蔽層)30は、白色に制限されることはなく、公知の色顔料や体質顔料、アルミニウムフレーク等の金属顔料および公知の樹脂、ワニス、ビヒクル等を使用することができる。また、印刷層、磁気記録層、磁気遮蔽層、オーバーコート層、蒸着層等の公知のICカードに採用されている構成要素を必要に応じて積層させることもできる。なお、上記のICチップ以外にも必要に応じて、コンデンサ、コイル、抵抗体、配線、各種メモリー、ダイオード等を設けてもよいことは言うまでもない。
以下に本発明の実施例と比較例について説明する。
(実施例1)
図4〜図6に示すように、金属箔として厚みが20μmのアルミニウム箔の一方表面上に、グラビア印刷法によってレジストインキ層からなるアンテナ回路パターンを印刷した後、樹脂フィルム基材として厚みが50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムをアルミニウム箔の反対側の表面上にポリエステル系ドライラミネート接着剤(乾燥後厚み 4μm)を介在させて積層した。このとき、図1の2点鎖線で囲まれる表面領域のみに接着剤を塗布し、その領域以外の表面領域には接着剤を塗布しなかった。その後、図7〜図8に示すように、金属箔を化学的エッチングすることにより、回路パターン層を形成した。そして、図3に示すように、パターン内の適宜の位置にICチップを導電性接着剤で固定した後、ホットメルト接着剤としてエチレン酢酸ビニル系接着フィルム(厚みは0.2mm)を介在させて樹脂フィルム基材の両面に、外装層として厚みが0.2mmのポリエチレンテレフタレートシートを加熱圧着(温度140℃、圧力98.1kPa)することにより、ICカードを作製した。
このICカードを破壊しようと外装層を剥離しようとしたところ、その接着力は幅15mm当たり25Nであり、簡単に剥離することができず、ICカードを分解することは不可能であった。
(比較例1)
実施例1において、アルミニウム箔とポリエチレンテレフタレートフィルムの積層体を形成する方法として、全面にポリエステル系ドライラミネート接着剤を塗布する以外は同様の方法でICカードを作製した。
このICカードを破壊しようと外装層を剥離したところ、その接着力は幅15mm当たり4Nであり、2枚のポリエチレンテレフタレートシートを剥離し、ICチップを取り出すことができた。
以上に開示された実施の形態や実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態や実施例ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
この発明の1つの実施の形態に従ったICカード用アンテナコイル構成体を示す平面図である。 図1のII−II線の方向から見たICカード用アンテナコイル構成体の部分断面図である。 図1のII−II線の方向から見たICカードの部分断面図である。 この発明の1つの実施の形態に従ったICカード用アンテナコイル構成体の第1の製造工程を示す部分断面図である。 この発明の1つの実施の形態に従ったICカード用アンテナコイル構成体の第2の製造工程を示す部分断面図である。 この発明の1つの実施の形態に従ったICカード用アンテナコイル構成体の第3の製造工程を示す部分断面図である。 この発明の1つの実施の形態に従ったICカード用アンテナコイル構成体の第4の製造工程を示す部分断面図である。 この発明の1つの実施の形態に従ったICカード用アンテナコイル構成体の第5の製造工程を示す部分断面図である。 従来のIC用アンテナコイル構成体を示す部分断面図である。
符号の説明
1:ICカード、10:ICカード用アンテナコイル構成体、11:樹脂フィルム基材、12:ドライラミネート用接着剤層、13:回路パターン層、14:レジストインキ層、20:ICチップ、30:外装層、31:ホットメルト接着剤層、130:金属箔。

Claims (3)

  1. パターンを有するレジストインキ層を金属箔の第1の表面領域上に印刷する工程と、
    前記レジストインキ層が印刷されない前記金属箔の反対側の表面の上で前記第1の表面領域に対応する領域を包囲する第2の表面領域上に接着剤を印刷で塗布した後、樹脂を含む基材を前記金属箔に固着する工程と、
    前記レジストインキ層をマスクとして用いて前記金属箔の少なくとも一部をエッチングすることによって、前記金属箔を含む機能パターン層を形成する工程とを備える、回路構成体の製造方法。
  2. 前記機能パターン層を形成した後、前記レジストインキ層を除去する工程をさらに備える、請求項に記載の回路構成体の製造方法。
  3. パターンを有するレジストインキ層を金属箔の第1の表面領域上に印刷する工程と、
    前記レジストインキ層が印刷されない前記金属箔の反対側の表面の上で前記第1の表面領域に対応する領域を包囲する第2の表面領域上に第1の接着剤を印刷で塗布した後、樹脂を含む基材を前記金属箔に固着する工程と、
    前記レジストインキ層をマスクとして用いて前記金属箔の少なくとも一部をエッチングすることによって、前記金属箔を含む機能パターン層を形成する工程と、
    前記機能パターン層の上にICチップを搭載する工程と、
    前記ICチップを被覆するように前記機能パターン層の上に前記第1の接着剤と異なる種類の第2の接着剤を介在して外装層を固着する工程とを備えた、機能カードの製造方法。
JP2004181993A 2004-06-21 2004-06-21 回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法 Active JP4468746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004181993A JP4468746B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004181993A JP4468746B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006004309A JP2006004309A (ja) 2006-01-05
JP4468746B2 true JP4468746B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=35772639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004181993A Active JP4468746B2 (ja) 2004-06-21 2004-06-21 回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4468746B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5717483B2 (ja) * 2011-03-16 2015-05-13 東洋アルミニウム株式会社 Rfid用インレットアンテナの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006004309A (ja) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5287731B2 (ja) トランスポンダ及び冊子体
JP5501114B2 (ja) Icカード・タグ用アンテナ回路構成体とその製造方法
ZA200105717B (en) Non-contact or non-contact hybrid smart card for limiting risks of fraud.
JP4029681B2 (ja) Icチップ実装体
JP4468746B2 (ja) 回路構成体の製造方法および機能カードの製造方法
JP4220291B2 (ja) 非接触icカード及び非接触icカード用基材
JP2008269161A (ja) Icカード・タグ用アンテナ回路構成体とその製造方法
JP2001312709A (ja) Ic実装体
JP2005050218A (ja) Icカード
JP2003317058A (ja) Icチップ実装体
JP2007141125A (ja) Icカード用アンテナコイル構成体およびその製造方法ならびにそれを備えたインレットシートおよびicカード
JP2010257416A (ja) 情報記録媒体、非接触型ic付データキャリア、および情報記録媒体の製造方法
JP2004318606A (ja) 非接触icカード及び非接触icカード用基材
JP5708137B2 (ja) 非接触型情報媒体および非接触型情報媒体付属冊子
JP4343297B2 (ja) Icカード用基板およびその製造方法
JP4830237B2 (ja) 非接触icカード記録媒体及びその製造方法
JP2014211789A (ja) 非接触型情報媒体及び非接触型情報媒体付属冊子
JPH1178324A (ja) プラスチックカードおよびその製造方法
JP4967531B2 (ja) 非接触ic媒体の製造方法
JP4580525B2 (ja) 補強部材搭載icカード
JP6844232B2 (ja) 冊子体用非接触通信媒体、および、冊子体
JP2001209778A (ja) Icカード
JP2010028706A (ja) Icカード・タグ用アンテナ回路構成体とその製造方法
JP2002197433A (ja) Icカード及びその製造方法
JP4907286B2 (ja) 回路構成体とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4468746

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R255 Notification that request for automated payment was rejected

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250