JP4467054B2 - 車両の車体フレーム構造 - Google Patents
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Description
特許文献1の第1図及び第3図には、車体フレームとしてのフロントケージ1の前部を構成するフロントフレーム5に、前車輪Dを支持する上下の各アーム15,16とサスペンションユニット17とを取付ける薄板のプレス成形材であるフロントボデー8を設けたことが記載されている。なお、第3図に示される符号10aはフロントボデー8の下部後部に連結したロアチューブ10を構成する板状部材である。第1図に示される符号19はアーム15,16の先端に取付けるとともに前車輪Dを支持する前輪軸である。
そして、ブラケット14aにアーム15が、ブラケット14b,14cにアーム16が、ブラケット14dにサスペンションユニット17の一端が取付けられ、サスペンションユニット17の他端がアーム15に取付けられる。
また、コストを考慮すると、アーム15,16及びサスペンションユニット17を取付けるフロントボデー8は、簡単な構造であることが望ましい。
一方の直線状フレームをほぼ鉛直に配置したことで、アッパアーム、ロアアーム及びクッションユニットの一方の直線状フレームへの取付けを、作業者あるいは組付ロボットの水平方向への大きな移動なしに上からあるいは下から順に容易に組付けることが可能になる。
また、直線状フレームであるから、構造が簡単であり、製造コストを低減することができる。
図1は本発明に係る車体フレーム構造を採用した車両の側面図であり、車両10は、車体フレーム11(フロントフレーム12、センタフレーム13及びリヤフレーム14からなる。)と、左右の前輪18,18と、センタフレーム13に取付けたパワーユニット21(エンジン22及び変速機23からなる。)と、エンジン22へ空気及び燃料を供給するためにエンジン22の後方に設けた吸気装置26と、エンジン22の前部から後方へ延ばした排気装置27と、リヤフレーム14の上部に傾斜可能に取付けた荷台28と、左右の後輪31,31とを備える二人乗りの不整地走行車両である。
吸気装置26は、エンジン22側に接続したキャブレタ33と、このキャブレタ33に接続したエアクリーナ装置35とを備える。
リヤフレーム14は、左右一対のリヤサイドフレーム54,54に荷台28を取付けた部材である。
上側隔壁38は、車体左右方向の幅を左右のセンタサイドフレーム51,51の間隔とほぼ同一とし、車両前後方向の長さを平面視でほぼパワーユニット21が隠れる長さとした部材である。サイド隔壁39は、センタサイドフレーム51の側面にほぼ沿って配置した部材である。
後輪用サスペンション207は、縦フレーム203,204の下部に上下スイング自在に取付けたロアアーム208と、このロアアーム208よりも上方で縦フレーム203,204に上下スイング自在に取付けたアーム部材211と、このアーム部材211の先端に取付けたアッパサブアーム212と、これらのロアアーム208及びアッパサブアーム212のそれぞれの先端に連結したナックル(不図示)と、このナックルに回転自在に取付けるとともに後輪18(図1参照)を取付けるための複数のボルト214を備えるハブ215と、縦フレーム203の上部及びロアアーム208のそれぞれに渡して取付けたリヤクッションユニット217と、左右のアーム部材211を連結するアンチロールバー218とからなる。なお、221はハブ215に一体的に取付けたブレーキディスク、222はブレーキディスク221を挟み込んで制動させるためにナックルに取付けたブレーキキャリパである。上記したアーム部材211とアッパサブアーム212は、アッパアーム224を構成する部材である。
角度θは0°〜20°であり、縦フレーム203,204はほぼ鉛直である。
また、縦フレーム203は、側壁203a,203aの上部にリヤクッションユニット217(図3参照)の支軸を通す穴、即ち、リヤクッション取付部203Dを形成した部材である。
また、縦フレーム203,204は直線状フレームであるから、構造が簡単であり、製造コストを低減することができる。
縦フレーム203,204をほぼ鉛直に配置したので、アッパアーム224、ロアアーム208及びリヤクッションユニット217を縦フレーム203,204に取付ける際に、作業者あるいは組付ロボットの水平方向への大きな移動なしに上からあるいは下から順にこれらのアッパアーム224、ロアアーム208及びリヤクッションユニット217を容易に組付けることができ、組付性を向上させることができる。
縦フレーム203,204を、断面コ字状の部材であって、コ字状の開放部を車体外方に向けて配置したので、縦フレーム203,204の剛性を高めることができるとともに、アッパアーム224、ロアアーム208及びリヤクッションユニット217の取付けを容易に行うことができる。
Claims (4)
- 左右独立で、車体フレームにアッパアーム、ロアアーム及びクッションユニットのそれぞれの一端を取付けたサスペンションを支持する車両の車体フレーム構造において、
前記車体フレームは、前記アッパアーム、前記ロアアーム及び前記クッションユニットを取付ける一つの直線状フレームを備え、
前記直線状フレームの前後方向にもう一つの直線状フレームを配置し、
これらの2つの直線状フレームはそれぞれ、断面コ字状の部材であって、コ字状の開放部が車体外方に向けて配置され、且つコ字状の断面の2つの側壁を有し、
前記クッションユニットの上端を一方の直線状フレームの前記側壁間に軸支し、
前記アッパアームを、一方の直線状フレーム及び他方の直線状フレームの対向するそれぞれ一つの側壁間に軸支し、
前記ロアアームを、一方の直線状フレームの前記側壁間に軸支するとともに他方の直線状フレームの前記側壁間に軸支し、
一方の直線状フレームにおける前記クッションユニットの軸支部と前記ロアアームの軸支部との間に前記アッパアームの軸支部を設けることを特徴とする車両の車体フレーム構造。 - 前記一方の直線状フレームは、ほぼ鉛直に配置されることを特徴とする請求項1記載の車両の車体フレーム構造。
- 前記アッパアームは、アーム部材と、このアームの先端に取付けたリンク部材とからなり、前記アーム部材を前記2つの直線状フレームに連結し、前記リンク部材をナックルに連結することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の車体フレーム構造。
- 前記2つの直線状フレームの上端は、車両前後方向に延びる左右一対のリヤサイドフレームに結合され、
他方の直線状フレームは、一方の直線状フレームより前記リヤサイドフレームの後端側に配置され、
前記左右一対のリヤサイドフレームを車幅方向に連結するクロスメンバが一方の直線状フレームのリヤサイドフレームへの結合位置に結合されることを特徴とする請求項1記載の車両の車体フレーム構造。
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