JP4584114B2 - 車輌のラジエータ配置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、水冷式のパワーユニットと、前輪を操向自在に支承させるヘッドパイプから後方に延出されたメインフレームとを備えた車輌のラジエータ配置構造に関し、更に詳しくは、ラジエータの取り付けの改良に関する。
従来から、パワーユニットと、前輪を操向自在に支承させるヘッドパイプから後方に延出されたメインフレームとを備えた自動二輪車がある。
この自動二輪車は、車体前後に逆への字状に延びる一本のパイプ状フレームの屈曲部に補強部材を兼てブラケットを取り付け、そのブラケットにエンジンやステップを支持させている(例えば特許文献1参照)。
ところで、パワーユニットの代表的な冷却方式として、空冷式と水冷式とがあるが、後者の水冷式パワーユニットの場合、冷却媒体を冷却させるラジエータが必要となる。そのラジエータの従来の取り付け方は、フレーム等にラジエータのみを支持させるラジエータ支持部材を取り付け、そのラジエータ支持部材にラジエータを取り付けていた。
実公昭60−3028号公報(第1頁、図1)
したがって、上記した従来の自動二輪車のパワーユニットを水冷式にした場合、ラジエータを支持させるラジエータ支持部材が必要となる。
そこで本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、メインフレーム等にラジエータのみを支持させるラジエータ支持部材を必要とせずに効率的にラジエータを支持できる車輌のラジエータ配置構造を提供することを目的とする。
上記技術課題を達成するために、本発明にかかる車輌のラジエータ配置構造は、下記の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1にかかる車輌のラジエータ配置構造は、パワーユニットと、前輪を操向自在に支承させるヘッドパイプから後方に延出されたメインフレームとを備えた車輌において、前記パワーユニットは、水冷式であると共に、前記メインフレームからステップを支持させるステップブラケットが垂設され、前記メインフレームより下方かつ前記ステップより上方で、ラジエータを前記ステップブラケットに支持させたことを特徴とする。
請求項2にかかる車輌のラジエータ配置構造は、請求項1において、前記ステップブラケットを前記パワーユニットの支持部よりも前方に設けたことを特徴とする。
請求項3にかかる車輌のラジエータ配置構造は、請求項1または2において、前記ステップブラケットは、左右一対からなり、前記メインフレームの両側面に取り付けられていることを特徴する。
請求項4にかかる車輌のラジエータ配置構造は、請求項3において、前記ラジエータは、左右一対の前記ステップブラケットに、取付ブラケットを介してその上下が支持されていることを特徴とする。
請求項5にかかる車輌のラジエータ配置構造は、請求項3または4において、左右一対の前記ステップブラケットは、それぞれ棒状に形成されて前後に並んだ一対のステップブラケットで構成され、前側に位置した左右一対の前記ステップブラケットの前側に前記ラジエータが支持されていることを特徴とする。
請求項1によれば、メインフレームからステップを支持させるステップブラケットを垂設し、そのステップブラケットにラジエータを支持したから、ラジエータのみを支持させるラジエータ支持部材を必要とせずに効率的にラジエータを支持することができる。
請求項2によれば、ステップブラケットをパワーユニットの支持部よりも前方に設けてステップ位置を前方にすることが可能になったから、乗車位置を前方にできると共に、シート長を長くすることが可能になり、複数名の乗車ができる。
請求項3によれば、ステップブラケットは、左右一対の部材で構成されるので、より強固にラジエータの支持ができる。
次に、本発明にかかる車輌のラジエータ配置構造の実施の形態を説明する。なお、本発明にかかる車輌のラジエータ配置構造の実施の形態は、水冷式のパワーユニットを搭載した自動二輪車に適用したものを例示しており、要部であるステップブラケット廻り以外の詳細な説明は簡略する。
本実施の形態にかかる自動二輪車の基本的な構成は、図1に示すように、先端部に前輪1が回動自在に支持されテレスコピック式のフロントサスペンション2と、そのフロントサスペンション2を回動自在に支持させるヘッドパイプ3と、そのヘッドパイプ3から後方に向かって後輪9の車軸上まで延出され中途部が下方に反った弓なり状のメインフレーム4と、フロントサスペンション2と接続されたバーハンドル5と、ベルト式無段変速機構を備えた水冷式のパワーユニット6と、そのパワーユニット6をメインフレーム4の最下部に枢着(揺動自在に支持)させるエンジンハンガーリンク7と、パワーユニット6の後部とメインフレーム4とを結ぶように架設されたリアサスペンション8と、パワーユニット6に一体的に回動自在に支持された後輪9と、前輪1や後輪9等を被装させるフェンダー10と、後端がメインフレーム4の後端上に位置するように配置され運転者や同乗者を着座させるシート11と、メインフレーム4とシート11との間に配置された燃料タンク12と、ラジエータ15とステップ14を支持させるステップブラケット13とを備え、シート11に着座した運転者のハンドル操作やスロットル操作等によって自走するように構成されている。なお、本実施の形態にかかる自動二輪車は、後輪9がパワーユニット6と共に揺動する所謂ユニットスイング式になっている。
次に、本発明の要部であるステップブラケット13とその廻りの構成部について詳述する。
まず、メインフレーム4は、その前部が縦長の長方形状に形成され、後部に向かって漸次横長となる略長方形状に形成された丸パイプ状部材であり、上記したように、ヘッドパイプ3から後方に向かって後輪9の車軸上まで延出され中途部が下方に反った弓なり状に形成されている。なお、かかる形状にすることによって、ヘッドパイプ3側の強度を高めると共に、後輪9側の揺動角を大きくとることができる。
また、図1に示すように、メインフレーム4の最下部には、パワーユニット6をメインフレーム4に枢着させるエンジンハンガーリンク7(支持部)が配設されており、さらに、このエンジンハンガーリンク7よりも前側のメインフレーム4の両側面に、所要の間隔をおいて第1のボス4aが並設されている。
ステップブラケット13は、図2に示すように、棒状に形成され、前側のステップブラケット13aと後側のステップブラケット13bを一組として、メインフレーム4を挟んで左右一対からなり、これらのステップブラケット13は、側面視において夫々の基部が一直線上となるように、かつ、図3に示すように、夫々の基部が頂部より外側となるように、上記した第1のボス4aに頂部が螺着されて、メインフレーム4から垂設されている。
また、双方の前側のステップブラケット13aには、図2及び図3に示すように、前方に向いた第2のボス13cが所要の間隔をおいて並設されている。
一方、夫々の基部は、棒状のステップ支持杆13dに螺着または溶着されている。なお、本実施の形態では、基部をステップ支持杆13dに溶着させている。
このステップ支持杆13dは、メインフレーム4と平面視直交する方向に延設されており、図3に示すように、その両端に、運転者の足を載せるステップ14が配設されている。なお、このステップ14は、その車輌後方側に折り畳まれるようになっている。
ラジエータ15は、図3及び図4に示すように、ラジエータ本体15aと、取り付けブラケット15bとを備えてなる。
ラジエータ本体15aは、放熱フィンや配管が張り巡らされた冷却部15cと、その冷却部15cの周りに周設された取付部15dと、冷却部15cの後方側に配設された電動ファン15eとを備えて構成されている。
取り付けブラケット15bは、中央部が凹状に形成された外観視略矩形状の薄板部材であり、凹状に形成された中央部内が円形状に開口されている。
そして、この取り付けブラケット15bは、その縁部が第2のボス13cに螺着されてメインフレーム4に固定され、さらに、ラジエータ本体15aは、取り付けブラケット15bの縁部近傍の内側に取付部15dが螺着されて取り付けブラケット15bに固定されている。また、ラジエータ本体15aが取り付けブラケット15bに固定されると同時に、円形状に開口された中央部が電動ファン15eの外周を支持させている。
このように、ラジエータ15を、取り付けブラケット15bを介して双方の前側のステップブラケット13aに支持させたことで、強固に固定される。
また、エンジンハンガーリンク7より後方の燃料タンク12底面部の下には、図5に示すように、冷却水の補助タンクであるリザーバータンク16が配置される。
以上のように構成された本実施の形態にかかる自動二輪車は、メインフレーム4からステップ14を支持させるステップブラケット13を垂設し、そのステップブラケット13にラジエータ15を支持している。したがって、ラジエータ15のみを支持させるラジエータ支持部材を必要とせずに効率的にラジエータ15を支持することができるようになっている。また、部品点数が少なくて済む。
また、ステップブラケット13をエンジンハンガーリンク7よりも前方に設けてステップ14の位置を前方にシフトしている。したがって、図1に示すように、ステップ14の位置にあわせて乗車位置を前方にした分、シート11長が長くなり、複数名の乗車が容易に可能になっている。
以上、本実施の形態にかかる自動二輪車を説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
本実施の形態にかかる自動二輪車の側面図である。 図1におけるA部の拡大図である。 図2における縦断正面図である。 要部の一部切欠した拡大側面図である。 燃料タンク廻りの拡大平面図である。
符号の説明
1…前輪、3…ヘッドパイプ、4…メインフレーム、6…パワーユニット、9…後輪、13…ステップブラケット、14…ステップ、15…ラジエータ

Claims (5)

  1. パワーユニットと、前輪を操向自在に支承させるヘッドパイプから後方に延出されたメインフレームとを備えた車輌において、
    前記パワーユニットは、水冷式であると共に、
    前記メインフレームからステップを支持させるステップブラケットが垂設され、
    前記メインフレームより下方かつ前記ステップより上方で、ラジエータを前記ステップブラケットに支持させたことを特徴とする車輌のラジエータ配置構造。
  2. 前記ステップブラケットを前記パワーユニットの支持部よりも前方に設けたことを特徴とする請求項1記載の車輌のラジエータ配置構造。
  3. 前記ステップブラケットは、左右一対からなり、前記メインフレームの両側面に取り付けられていることを特徴する請求項1または2記載の車輌のラジエータ配置構造。
  4. 前記ラジエータは、左右一対の前記ステップブラケットに、取付ブラケットを介してその上下が支持されていることを特徴とする、請求項3に記載の車輌のラジエータ配置構造。
  5. 左右一対の前記ステップブラケットは、それぞれ棒状に形成されて前後に並んだ一対のステップブラケットで構成され、
    前側に位置した左右一対の前記ステップブラケットの前側に前記ラジエータが支持されていることを特徴とする、請求項3または4記載の車輌のラジエータ配置構造。
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