JP4466302B2 - ハブユニット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のフリーホイールハブ機構に用いられるハブユニットに関する。
四輪駆動の自動車として、フルタイム式四輪駆動車とパートタイム式四輪駆動車とが知られている。このうち、パートタイム式四輪駆動車は、二輪駆動状態と四輪駆動状態とを切り替えることが可能な車両であり、例えば、従動側車輪を駆動系の車軸と切り離して当該従動側車輪をフリー状態にすることで車輪の回転が車軸に伝達されないようにすることができ、従動側車輪を駆動系の車軸に連結して当該従動側車輪をロック状態にすることで当該従動側車輪にエンジンからの駆動力を伝達することができる機構(フリーホイールハブ機構)を有している。そして、このようなパートタイム式四輪駆動車は、燃費向上や騒音抑制などを図ることができるという利点を有している。
ところで、フリーホイールハブ機構として、車軸に同軸的に外装されるハブシャフトと、その外周側に配置される転がり軸受と、この転がり軸受と軸方向に並列して配置されるカプラーリングとを備えたハブユニットが用いられ、このハブユニットを構成するカプラーリングの外周面に形成された外周側スプライン部に噛合しうるスプライン部を有するギアリングを軸方向に摺動させることにより、従動側車輪と車軸との連結・切り離しを行うことができるものがある(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に開示のハブユニットでは、フランジ部を有するハブシャフトのカプラーリング側(フランジ部と反対側)の端部を径方向外方に向けて折り曲げ、転がり軸受及びカプラーリングを押しつけること(「軸端かしめ」と呼ばれる)が行われている。このような軸端かしめにより、転がり軸受及びカプラーリングをハブシャフトに対して回転しないように固定することができるとともに、別体の締結部材が不要となることから、部品点数を減少させることもできる。
特表2003−507683号公報
しかしながら、軸端かしめの際にハブシャフトの端部を径方向外方に折り曲げることから、その根元部分に割れ(「かしめ割れ」と呼ばれる)が発生しやすいという問題がある。かかる問題に対して、特許文献1では、別体のリング状部材を介在させて曲げ半径を大きくできるようにしているが、このように別体のリング状部材を用いると、部品点数が増加するため、製造効率が悪くなるとともに、安価化への妨げとなる。また、軸端かしめにより製造されたハブユニットは、例えばフリーホイールハブ機構に適用して実際に使用した場合、ハブシャフトの折り曲げた端部の根元部分に応力が集中して亀裂が発生しやすいという特有の問題もあった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、軸端かしめの際のかしめ割れや使用時の亀裂の発生を有効に抑制したハブユニットの提供をその目的とする。
本発明のハブユニットは、回転軸の外周に同軸的に形成されたスリーブ部と、このスリーブ部の軸方向一端側に径方向外方に向かって延設されたフランジ部と、前記スリーブ部の軸方向他端側に径方向外方に向かって折り曲げて形成された折曲部と、前記折曲部近傍におけるスリーブ部の外周面に形成されたスプライン部とを有するハブシャフトと、内外輪と、内外輪間に介在された転動体とを有し、前記ハブシャフトのスリーブ部に外嵌された転がり軸受と、内周面に形成された内周側スプライン部と外周面に形成された外周側スプライン部とを有し、前記内周側スプライン部が前記ハブシャフトのスプライン部に噛合されたカプラーリングと、を備え、前記ハブシャフトの折曲部が、前記カプラーリングを介して前記転がり軸受を押しつけているハブユニットであって、前記カプラーリングの内周側スプライン部のスプライン凸条の軸方向他端側における内周縁部を曲面状に面取り加工して形成された他端側面取り部全体が、前記ハブシャフトのスプライン部の軸方向外側に位置しており、前記カプラーリングの内周側スプライン部のスプライン凸条の軸方向一端側における内周縁部を曲面状に面取り加工して形成された一端側面取り部全体が、前記ハブシャフトのスプライン部のスプライン凹条内に位置していることを特徴としている。
上記の構成によれば、前記他端側面取り部全体がハブシャフトのスプライン部の軸方向外側に位置しているので、ハブシャフトの折曲部の曲げ半径を大きくすることができる。このため、ハブシャフトの軸方向他端側を折り曲げて折曲部を形成する際(軸端かしめの際)に折曲部の根元部分に割れ(かしめ割れ)が発生するのを有効に抑制することができる。また、折曲部の曲げ半径が大きいので、使用時における応力集中を緩和することができ、そのため折曲部の根元部分における亀裂の発生を有効に抑制することもできる。さらに、前記特許文献1のように別体のリング状部材を用いなくともよいことから、製造効率が良好で、安価化を図りやすいという利点を有する。
さらに、前記カプラーリングの内周側スプライン部のスプライン凸条の軸方向一端側における内周縁部を曲面状に面取り加工して形成された一端側面取り部全体が、前記ハブシャフトのスプライン部のスプライン凹条内に位置しているので、カプラーリングの内周側スプライン部とハブシャフトのスプライン部との噛合領域の軸方向接触長さをより大きくすることができるため、ねじり耐久強度をより高めることができる。
また、上記ハブユニットにおいて、前記カプラーリングの軸方向他端側における側面に複数の凹部が形成されており、これら凹部に前記折曲部をめり込ませているのが好ましい。この場合、カプラーリング及び転がり軸受をより強固に固定することができることから、ねじり耐久強度をより一層高めることができる。
本発明によれば、カプラーリングの内周側スプライン部のスプライン凸条の軸方向他端側における内周縁部に形成された他端側面取り部全体が前記ハブシャフトのスプライン部の軸方向外側に位置しているので、軸端かしめの際のかしめ割れや使用時の亀裂の発生を有効に抑制したハブユニットを提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るハブユニットを示す断面図である。本実施形態に係るハブユニットH1は、例えばパートタイム式四輪駆動車のフリーホイールハブ機構に用いられるものであり、駆動系の車軸1に同軸的に外装されたハブシャフト2と、このハブシャフト2の軸方向中央に外嵌された転がり軸受としての複列円錐ころ軸受3と、この複列円錐ころ軸受3に軸方向に並列して配置されたカプラーリング4とを備えて構成されている。そして、ハブユニットH1は、車軸1とハブシャフト2との間に配置された深溝玉軸受5及び針状ころ軸受6によって、車軸1に同軸的に軸支(車軸1に対し周方向に回転可能に支持)されている。なお、Gは、軸方向に摺動可能なギアリングである。
ハブシャフト2は、車軸1と同軸的に形成されたスリーブ部21と、このスリーブ部21の一端側(車輪側)に形成され径方向外方に向かって延設されたフランジ部22と、前記スリーブ部21の他端側(車体中央側)に形成され径方向外方に向かって折り曲げて形成された折曲部23とを有している。さらに、折曲部23近傍のスリーブ部21の外周面には、複数のスプライン凹条(スプライン溝)24aと複数のスプライン凸条24bとが交互に形成されたスプライン部24が形成されている。このスプライン部24は、カプラーリング4の内周面に形成された内周側スプライン部41と噛合するよう構成されている。また、フランジ部22には貫通孔(締結孔)22aが形成されており、この貫通孔(締結孔)22aにボルトなどの締結部材Bを通過させることにより、回転体としての車輪のホイール(図示せず)に締結することができる。
複列円錐ころ軸受3は、内輪31と、外輪32と、内外輪31,32の間に介在され軸方向に二列に並んだ転動体としての円錐ころ33、34とを備えて構成されている。
詳細には、内輪33は、第1の軌道部35aを有する第1の内輪部材35と、第2の軌道部36aを有する第2の内輪部材36とに分割されて構成されている。そして、第1の内輪部材35と第2の内輪部材36とは互いに接しているとともに、第1の内輪部材35側の端面33aはハブシャフト2のフランジ部22の根元部分に当接し、また第2の内輪部材36側の端面33bはカプラーリング4の端面と当接している。このため、ハブシャフト2のフランジ部22の根元部分とハブシャフト2の折曲部23との間で、カプラーリング4と複列円錐ころ軸受3を構成する内輪11(第1の内輪部材35及び第2の内輪部材36)とが固定され、これらがハブシャフト2に対して回転しないように構成されることとなる。
一方、外輪32は、第1の軌道部32aと第2の軌道部32bとを有するとともに、径方向外方に向かって延設されたフランジ部32cを有している。このフランジ部32cは、車体のステアリングナックル(懸架装置)などに取り付けられて固定される。なお、39はシール部材である。また、本実施形態では、円錐ころが軸方向に二列に並んだ複列円錐ころ軸受3を用いているが、他のころ軸受や玉軸受を用いてもよいのは勿論である。
カプラーリング4は、全体が環状であって、複列円錐ころ軸受3の他端側側面(第2の内輪部材36側の端面33b)に当接するよう軸方向に並べて配置されており、カプラーリング4外周面には、複数のスプライン凹条(スプライン溝)42aと複数のスプライン凸条42bとが交互に形成された外周側スプライン部42が形成されている。この外周側スプライン部42は、ギアリングGのスプライン部G1と噛合するよう構成されている。
一方、カプラーリング4内周面には、複数のスプライン凹条(スプライン溝)41aと複数のスプライン凸条41bとが交互に形成された内周側スプライン部41が形成されている。この内周側スプライン部41は、上述したように、ハブシャフト2のスプライン部24と噛合するよう構成されている。
そして、図2も参照して、カプラーリング4の内周側スプライン部41のスプライン凸条41bの軸方向他端側における内周縁部は、曲面状に面取り加工が施されて、他端側面取り部44とされている。この他端側面取り部44は、その全体がハブシャフト2のスプライン部24よりも軸方向外側に位置するように形成されている。具体的には、カプラーリング4の軸方向他端側における側面43から上記他端側面取り部44の一端部(ハブシャフト2のスプライン部24側)44aまでの距離をL、カプラーリング4の軸方向他端側における側面43から、ハブシャフト2のスプライン部24のスプライン凹条(スプライン溝)24aの終点部24cまでの距離をXとすると、距離Lが距離Xよりも小さくなるように形成されている。これにより、ハブシャフト2の軸方向他端部を折り曲げて押しつける際にその折曲部分の曲げ半径を大きくすることができ、そのため折曲部23の根元部分に割れ(かしめ割れ)が生じてしまうのを有効に抑制することができる。
より詳細には、図3を参照して、軸端かしめは、折曲部23形成前のハブシャフト2にそのフランジ22側から複列円錐ころ軸受3及びカプラーリング4をこの順となるように外装させたのち、ハブシャフト2の他端部を径方向外方に向かって折り曲げて折曲部23を形成することにより行われる。この際、本実施形態のように、カプラーリング4の他端側面取り部44全体がハブシャフト2のスプライン部24よりも軸方向外側に位置していると、ハブシャフト2の他端部(折り曲げ部分)の曲げ半径が大きいために、軸端かしめの際に折曲部23の根元部分Wに割れが生じてしまうのを有効に抑制することができる。なお、ハブシャフト2の他端部の折り曲げは、カプラーリング4を介して複列円錐ころ軸受3に適度の予圧を与える程度で押しつけることにより行う。
上記のように構成されたハブユニットH1は、例えばパートタイム式四輪駆動車のフリーホイールハブ機構に用いられ、つぎのようにして車軸1の駆動力(トルク)の伝達の切り替えを行うことができる。すなわち、まず、図1を参照して、軸方向に摺動可能なギアリングGのスプライン部G1をカプラーリング4の外周側スプライン部42に噛合させてロック状態としている場合、車軸1の駆動力がギアリングG及びカプラーリング4を介してハブシャフト2に伝達され、さらにハブシャフト2のフランジ部22の貫通孔(締結孔)22aを通過させた締結部材Bにより締結された回転体としての車輪のホイール(図示せず)に伝達される。一方、ギアリングGを軸方向他端側(車体中央側)に摺動させてギアリングGのスプライン部G1をカプラーリング4の外周側スプライン部42と噛合させずフリー状態としている場合(図示せず)、車軸1の駆動力がカプラーリング4に伝達されず、そのため回転体としての車輪のホイール(図示せず)にも当該駆動力が伝達されない。このようにギアリングGの摺動によって、車軸1の駆動力伝達の切り替えを行うことができる。なお、ギアリングGの摺動は、公知のギアリング摺動手段によって行われる。
上記のように構成された本実施形態に係るハブユニットH1は、カプラーリング4の内周側スプライン部41のスプライン凸条41bの軸方向他端側における内周縁部に形成された他端側面取り部44全体が、前記ハブシャフト2のスプライン部24の軸方向外側に位置しているので、ハブシャフト2の折曲部23の曲げ半径が大きい。このため、ハブシャフト2の軸方向他端側を折り曲げて折曲部23を形成する際に(軸端かしめの際)に折曲部23の根元部分Wに割れ(かしめ割れ)が発生するのを有効に抑制することができる。また、フリーホイールハブ機構に適用して実際に使用した場合、折曲部23の根元部分Wに応力が集中するのを緩和することができるので、その根元部分Wにおける亀裂の発生をも有効に抑制することができる。さらに、前記した特許文献1のように別体のリング状部材が不要で、部品点数を少なくすることができることから、製造効率が良好で、安価化を図りやすいという利点を有する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るハブユニットにおけるカプラーリング近傍を示す断面図である。本実施形態に係るハブユニットH2は、第1の実施形態に比べて、カプラーリング4の内周側スプライン部41のスプライン凸条41bの軸方向一端側の内周縁部に形成された一端側面取り部48全体が、ハブシャフト2のスプライン部24のスプライン凹条(スプライン溝)24a内に位置している点で異なる。具体的には、前記一端側面取り部48は、その一端部(カプラーリング4の内周側スプライン部41のスプライン凹条41a底面側)48aから前記ハブシャフト2のスプライン凹条(スプライン溝)24aの底面までの距離Mが、ハブシャフト2のスプライン部24のスプライン高さhよりも小さくなるように形成されている。第1の実施形態のように、かしめ時の割れや使用時の亀裂の発生を有効に抑制すべく、カプラーリング4の他端側面取り部44全体をハブシャフト2のスプライン部24の軸方向外側に位置させるようにすると、カプラーリング4の内周側スプライン部41とハブシャフト2のスプライン部24との噛合領域(噛合面積)の軸方向接触長さYが小さくなってねじり耐久強度が不充分になりやすい傾向がある。具体的には、一般的なハブユニットの寸法において、噛合領域の軸方向接触長さYが7.0mm以下となるとねじり耐久強度に劣る傾向がある。ところが、本実施形態では、カプラーリング4の一端側面取り部48を小さくすることによって噛合領域の軸方向接触長さYを大きくすることができ、そのため、ねじり耐久強度をより高めることができる。すなわち、本実施形態では、かしめ割れや使用時の亀裂の発生を有効に抑制しつつ、ねじり耐久強度が高いハブユニットH2を提供することができる。
上記第1の実施形態及び第2の実施形態において、カプラーリング4の他端側側面に、周方向に所定間隔(例えば等間隔)おきに複数の凹部を形成して、これら凹部に折曲部23をめり込ませるのが好ましい。このように凹部が形成されていると、かしめ時に、これらの凹部にハブシャフト2の折曲部23の肉がくい込んでより強固に固定することができるため、ねじり耐久強度を一層高めることができる。ここで、凹部の形状としては、適宜の形状を採用することができる。
なお、本発明は上記した各実施形態に制限されるものでなく、適宜の設計変更が可能であるのは勿論である。また、上記した説明では、パートタイム式四輪駆動車のフリーホイールハブ機構に適用した場合について説明したが、これに限らず、軸端かしめで固定されて形成された各種のハブユニットに適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るハブユニットを示す断面図である。 図1に示すハブユニットにおけるカプラーリング近傍を示す拡大断面図である。 軸端かしめを説明するための拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るハブユニットにおけるカプラーリング近傍を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 車軸
2 ハブシャフト
3 複列円錐ころ軸受(転がり軸受)
4 カプラーリング
21 スリーブ部
22 フランジ部
23 折曲部
24 ハブシャフトのスプライン部
24a スプライン凹条
24b スプライン凸条
24c スプライン凹条の終点部
31 内輪
32 外輪
33,34 円錐ころ
35 第1の内輪部材
36 第2の内輪部材
41 カプラーリングの内周側スプライン部
41a スプライン凹条
41b スプライン凸条
42 カプラーリングの外周側スプライン部
43 カプラーリングの他端側の側面
44 カプラーリングの他端側面取り部
44a カプラーリングの他端側面取り部の一端部
H1 ハブユニット

Claims (2)

  1. 回転軸の外周に同軸的に形成されたスリーブ部と、このスリーブ部の軸方向一端側に径方向外方に向かって延設されたフランジ部と、前記スリーブ部の軸方向他端側に径方向外方に向かって折り曲げて形成された折曲部と、前記折曲部近傍におけるスリーブ部の外周面に形成されたスプライン部とを有するハブシャフトと、
    内外輪と、内外輪間に介在された転動体とを有し、前記ハブシャフトのスリーブ部に外嵌された転がり軸受と、
    内周面に形成された内周側スプライン部と外周面に形成された外周側スプライン部とを有し、前記内周側スプライン部が前記ハブシャフトのスプライン部に噛合されたカプラーリングと、を備え、
    前記ハブシャフトの折曲部が、前記カプラーリングを介して前記転がり軸受を押しつけているハブユニットであって、
    前記カプラーリングの内周側スプライン部のスプライン凸条の軸方向他端側における内周縁部を曲面状に面取り加工して形成された他端側面取り部全体が、前記ハブシャフトのスプライン部の軸方向外側に位置しており、
    前記カプラーリングの内周側スプライン部のスプライン凸条の軸方向一端側における内周縁部を曲面状に面取り加工して形成された一端側面取り部全体が、前記ハブシャフトのスプライン部のスプライン凹条内に位置していることを特徴とするハブユニット。
  2. 前記カプラーリングの軸方向他端側における側面に複数の凹部が形成されており、これら凹部に前記折曲部をめり込ませている請求項1に記載のハブユニット。
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