JP4466195B2 - 描画システム - Google Patents

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本発明は、パターン形成用基板へ描画する描画システムに関し、特に、パターンをスケール変換することが可能な描画システムに関する。
描画装置では、レーザビームを走査させる描画方式や、DMD(Digital Micro-mirror Device)など複数の光変調素子をマトリクス状に配列させた光変調ユニットを走査させる描画方式が知られている。光変調ユニットを使用する場合、基板の長手方向にそって複数の走査バンドを規定し、各走査バンドに応じてパターンデータを分割し、一連の分割描画データを生成する。そして、DMDの光変調素子(マイクロミラー)をそれぞれON/OFF制御し、パターンに応じた光を基板に照射させる(例えば特許文献1参照)。マイクロメートルオーダの光変調素子をON/OFF制御することで、レーザビームに比べてパターン解像度を向上させることができる。
特開2003−57837号公報(図1〜図3)
パターンを一定方向に沿ってスケール変換する場合、一連の分割描画データそれぞれのデータ内容は、スケール変換前とスケール変換後で異なる。スケール変換前の分割描画データには必要のない隣接走査バンドの分割描画データの一部は、スケール変換後には走査バンドに位置するデータとして必要になる。そのため、スケール変換倍率が設定・変更されるたびに、一連の分割描画データを構築しなければならない。
本発明の描画システムは、基板に対し、光変調ユニットを使用してパターン形成用基板にパターンを形成し、パターンのスケール変換可能な描画システムであり、スケール変換倍率に関わりなくパターンデータに基づいて迅速に描画処理を実行する。例えば、光変調ユニットとしては、DMDやLCDなどが適用される。描画システムは、パターン形成のため光を放射する光源と、複数の光変調ユニットと、走査手段と、データ生成手段と、描画手段と、スケール変換手段とを備える。
各光変調ユニットでは、複数の光変調素子が規則的に配列され、基板の長手方向に沿って規定される複数の走査バンドに対し、複数の光変調素子を制御してパターンに応じた光を基板へ投影する。これにより、各走査バンドには、対応する光変調ユニットからの光が照射される。そして、走査手段は、複数の光変調ユニットの照射領域である複数の露光エリアを基板に対して相対移動させ、各露光エリアは対応する走査バンドに沿って相対移動する。例えば、基板を連続的に搬送させる搬送機構を設け、あるいは、ステージなどに基板を搭載し、ステージを移動させて露光エリアを相対移動させる。
データ生成手段は、複数の走査バンドに従い、パターンデータを分割した一連の分割パターンデータを生成する。例えば一連の分割パターンデータは、あらかじめシステム設計されたベクタデータなどの描画データであり、1つのパターンを構成する。描画手段は、一連の分割パターンデータに基づき、複数の光変調ユニットをそれぞれ制御する。パターンデータに応じて複数の光変調素子が制御され、パターンに応じた光が基板へ照射される。例えば描画手段は、ベクタデータである一連の分割パターンデータをラスタデータに変換し、ラスタデータに基づいて複数の光変調ユニットを制御する。
スケール変換手段は、基板の長手方向に垂直な方向に関してパターンをスケール変換するため、一連の分割パターンデータをスケール変換する。例えばオペレータの操作によってスケール変換倍率が設定される。データ生成手段は、一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する一連の分割パターンデータを生成する。各分割パターンデータは、対応する走査バンド内のパターンに応じたパターンデータでなく、隣接する走査バンドやさらに隣にある走査バンドのパターンデータを取り込むように作成される。
スケール変換手段は、スケール変換倍率に従い、一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換する。例えば縮小する場合、各分割パターンデータを、縮小率に合わせて縮小する。そして、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定める。その結果、スケール変換された各分割パターンデータは、対応する走査バンドに応じたデータに変換される。描画手段は、再規定された一連の分割パターンデータに基づいて複数の光変調ユニットを制御する。
周りのパターンデータを取り込むように一連の分割パターンデータを生成するため、任意のスケール変換倍率に対しても、各分割バターンデータを修正することができ、はじめから一連の分割パターンデータを再構築する必要なく描画することができる。
各分割パターンデータを全体的にそれぞれスケール変換してもよいが、データ処理を迅速に行うため、必要なデータのみスケール変換するのがよい。例えば、スケール変換手段は、各分割パターンデータのうち、スケール変換倍率に応じて定められるスケール変換対象エリアのみ抽出し、スケール変換する。
任意のスケール変換倍率によってスケール変換を可能にするため、あらかじめ定められた最大スケール変換倍率と最小スケール変換倍率とを考慮したデータバンド幅を設定し、一連の分割パターンデータを作成するのが良い。
本発明のスケール変換描画処理装置は、すくなくとも1つの光変調ユニットを使用する描画処理装置であって、基板の走査方向に沿って規定される複数の走査バンドに従い、パターンデータを分割した一連の分割パターンデータを生成するデータ生成手段と、基板の所定方向に関してパターンをスケール変換するため、一連の分割パターンデータをスケール変換可能なスケール変換手段と、スケール変換された一連の分割パターンデータに基づき、複数の光変調素子を有する光変調ユニットを制御する描画手段とを備え、データ生成手段が、一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する一連の分割パターンデータを生成し、スケール変換手段が、スケール変換倍率に従い、一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定めることを特徴とする。
本発明のスケール変換描画処理方法は、基板の走査方向に沿って規定される複数の走査バンドに従い、パターンデータを分割した一連の分割パターンデータを生成し、基板の所定方向に関してパターンをスケール変換するため、一連の分割パターンデータをスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータに基づき、複数の光変調素子を有する光変調ユニットを制御する方法であって、一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する一連の分割パターンデータを生成し、スケール変換倍率に従い、一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定めることを特徴とする。
本発明のプログラムは、スケール変換可能な描画装置におけるプログラムであって、
一連の分割パターンデータを生成するデータ生成手段と、基板の所定方向に関してパターンをスケール変換するため、一連の分割パターンデータをスケール変換可能なスケール変換手段と、スケール変換された一連の分割パターンデータに基づき、複数の光変調素子を有する光変調ユニットを制御する描画手段とを機能させ、一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する一連の分割パターンデータを生成するように、データ生成手段を機能させ、スケール変換倍率に従い、一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定めるように、スケール変換手段を機能させることを特徴とする。
本発明によれば、スループットを低下させることなく、迅速なデータ処理によってパターンのスケール変換を自在に行うことができる。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態である描画装置について説明する。
図1は、本実施形態である描画システムを模式的に示した斜視図である。
描画装置10は基板SWを直接描画する描画装置であり、ワークステーションなどのパターンデータ処理部14と接続され、フォトレジストなどの感光材料が塗布された基板SWの搬送経路中に配置される。基板SWは、銅張積層板などシート状プリント配線用基板であり、数百メートルの長さを有する。基板SWはロールされた状態で設置されており、描画装置10外部にある搬送ローラCR1〜CR3などにより、搬送方向Mの方向に沿って略一定速度で絶え間なく搬送される。この間、基板SWは描画装置10の進入口10Aから出口10Bを通過していく。
描画装置10は、リードフレーム等の描画パターンを基板SW上に繰り返し搬送方向(基板の長手方向)に沿って形成可能な描画装置であり、連続的に一定速度で進入する基板SWに対して連続的に絶え間なく描画し続ける。描画装置10を通過した基板SWは現像処理、エッチングなど他の処理を行う装置へそのまま搬送されていく。なお、ローラCR1〜CR3は、図示しない筐体内に配置されている。
図2は、描画装置10の内部構成を模式的に示した斜視図である。図3は、描画処理によるパターン形成を示した図である。
描画装置10は、8つの露光ヘッド12A〜12Hを備えており、基板SWから所定距離だけ鉛直上方に離れた場所に規則的に配置されている。本実施形態では、8つの露光ヘッド12A〜12Hが2列になって配置されており、各列の4つの露光ヘッド12A〜12Dおよび4つの露光ヘッド12E〜12Hは、それぞれ搬送方向Mに対し斜めに一定間隔で配置される。
露光ヘッド12Aと露光ヘッド12Eは、基板SWの幅方向、すなわち搬送方向と垂直な方向に沿って略同一ライン上に配置される。露光ヘッド12B、12F、露光ヘッド12C、12G、露光ヘッド12D、12Hも同様に搬送方向とは垂直な方向に沿って略同一ライン上に配置されている。ここでの基板SWの幅Bは、およそ100〜600mmの範囲にあり、各列の隣接する露光ヘッドの搬送方向に沿った距離間隔は、およそ200〜600mmの範囲にある。以下では、搬送方向Mとは逆向きの方向を“X”、基板SWの幅方向を“Y”で表す。
露光ヘッド12A〜12Hに対し、8つの半導体レーザおよび反射ミラー(いずれも図示せず)が基板SW上方に配置されており、半導体レーザから放射された光は、それぞれ反射ミラーを介して露光ヘッド12A〜12Hへ導かれる。露光ヘッド12A〜12H各々は、複数のマイクロミラーをマトリクス状に配列させたDMD(Digital Micro-mirror Device)を備え(ここでは図示せず)、各ミラーは、姿勢を変化させることにより、選択的に光を基板SW上あるいはそれ以外の方向へ導く。すなわち、ミラーがON状態の姿勢である時には基板SW上へ光を導き、OFF状態の姿勢である時には基板SW外へ光を導く。DMDのサイズは、ここでは数十マイクロメートルに規定されている。
基板SW上には、露光ヘッド12A〜12Hに対してそれぞれ描画領域が割り当てられ、走査バンドS1〜S8が規定されている。光の照射領域(ビームスポット)である露光エリアEA1〜EA8は、それぞれ走査バンドS1〜S8に沿って相対移動する。隣接する露光エリアは、基板SWの長手方向、すなわち搬送方向Mに沿って互いに所定距離間隔ΔLだけ離れて位置決めされる。基板SWに対する各露光エリアの相対位置に応じて各露光ヘッドのDMDが制御されると、露光エリアの相対位置に形成されるべきパターンに応じた光束より成る光が各露光ヘッドから基板SWへ照射される。
図3には、基板SWの搬送に伴って描画されていく様子が示されており、1つの描画パターンPAが繰り返し形成される。基板SWの移動に伴い露光エリアEA1〜EA8が相対移動する間、露光ヘッド12A〜12Hが同期しながら並列的に描画し続ける。露光ヘッド12Aが搬送方向に向かって一番先頭位置にあり、露光ヘッド12Aによる露光が最も早く進行していく。同一の描画パターンPAを形成させる露光動作は、基板SWが搬送されている間続く。
描画装置10により露光動作された基板SWは、描画装置10から他の工程に使用される装置へ続けて搬送されていく。すなわち、現像処理、ポストベーク、デスカム、エッチング、レジスト剥離/洗浄等の処理に使用される装置へそのまま続けて搬送され、パターンの形成された基板SWが製造される。なお、図3では描画処理においてパターンが形成されているが、パターンに応じた光を照射することによりパターンに対応する部分が感光されているだけであり、その後の処理を経てパターンが形成される。
図4は、描画装置10およびパターンデータ処理部14の概略的ブロック図である。
描画装置10は、8つのイメージ生成処理部16A〜16Hと、8つの露光処理部18A〜18H、システムコントロール回路20とを備え、システムコントロール回路(図示せず)が描画装置10全体を制御する。パターンデータ処理部14と描画装置10はリアルタイムでデータ通信可能に接続されている。
パターンデータ処理部14では、CADデータなどのベクタデータであるパターンデータがメモリ11に格納されている。描画パターンに応じたパターンデータはいわゆる設計用CADデータであり、描画パターンに従って規定される2次元座標系(x−y)により表され、輪郭などがベクトルで表現される。パターンデータはパターンデータ処理部14において展開され、一連のパターンデータが連続的に繰り返しメモリ11上に格納される。そして、分割処理部13では、パターンデータが8つの露光ヘッド12A〜12Hおよび走査バンドS1〜S8に応じて分割され、一連の分割パターンデータが生成される。
第1イメージ生成処理部16Aは、制御部、作業メモリ、ネットワークインターフェイス(IF)、ダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)、出力バッファ(いずれも図示せず)などとともに、ビットマップメモリ17Aを備える。分割パターンデータがネットワークIFを介して入力されると、作業メモリにおいてラスタ変換処理され、ベクタデータがラスタデータへ変換される。ラスタデータはビットマップメモリ17Aへ順次格納され、出力バッファへ一時的に格納される。そして、出力バッファに格納されたラスタデータは第1の露光処理部18Aへ順次出力される。なお、第2〜第8のイメージ生成処理部16B〜16Hにも、ビットマップメモリ17Bから17Hなどが設けられ、第1のイメージ生成処理部16Aの処理動作と実質的に同じである。
露光処理部18Aでは、第1のイメージ生成処理部16Aから送られてきたラスタデータと、システムコントロール回路20から送られてくる描画制御信号CLkに基づき、DMD13Aの各マイクロミラーをON/OFF制御する描画信号が出力される。本実施形態では、従来知られたいわゆる多重露光が実行され、描画時間をカウントすることにより計測される露光エリアの相対位置に応じてマイクロミラーのON/OFF制御タイミングを調整する描画制御信号CLkが露光処理部18Aに出力され、描画信号が露光ヘッド12Aへ送られる。露光ヘッド12Aでは、制御信号に基づいてDMD13Aの各ミラーが動作する。なお、第2〜第8の露光処理部18B〜18Hおよび第2〜第8の露光ヘッド12B〜12H(DMD13B〜13H)の動作も、実質的に第1の露光処理部18A、露光ヘッド12A(DMD13A)の動作とそれぞれ同じである。
オペレータはキーボードなどを操作することによってパターンのスケール変換を行うことが可能である。パターンデータ処理部14に設けられたスケール変換設定部15がオペレータの操作を検出すると、操作に応じて定められたスケール変換倍率のデータが描画装置10へ送信される。システムコントロール回路20は、スケール変換倍率に基づいて一連の分割パターンデータをスケール変換するように、第1のイメージ生成処理部16Aから第8のイメージ生成処理部16Hへ制御信号を送る。
図5は、分割パターンデータを示した図である。図6は、分割パターンデータのデータバンド幅およびバンドピッチを示した図である。ここでは、走査バンドS1〜S3に応じた分割パターンデータPD1〜PD3について説明する。
分割パターンデータPD1〜PD3各々は、対応する走査バンドに形成されるパターンのデータのみならず、隣接する走査バンドをオーバラップするようにデータを包含する。露光ヘッドの配置精度の問題から隣接する露光エリアの位置に誤差が生じるため、この誤差を修正するためにデータをオーバラップさせている。例えば、分割パターンデータPD1〜PD3から成るパターンデータPAにある配線パターンPMの一部データ領域PM1は、分割パターンデータPD1、PD2両方に存在する。同様に、データ領域PM2は、分割パターンデータPD2、PD3両方に存在する。
データ重複エリアORには、エリアを2等分するバンド境界線が規定され、隣接するバンド境界線BBのピッチが走査バンド幅HPと一致するように、データ重複エリアORが定められている。ただし走査バンド幅HPは、露光エリアのバンド幅に対応するデータ幅を示す。データ重複エリアORの半分の領域を調整領域SRと表し、その幅をSDと定めると、分割パターンデータPD1〜PD3のデータバンド幅BWは、以下の式により求められる(図6参照)。ここで幅SDは、露光エリアの位置決め誤差、すなわちDMDの配置精度に従って定められる。

BW=HP+2×SD ・・・(1)
また、分割パターンデータのバンドピッチBPが、分割パターンデータPD1の最下端を基準として計測される。スケール変換倍率が1である場合、バンドピッチBPは走査バンド幅HPに等しい。
分割パターンデータPD1〜PD3は、それぞれラスタデータに変換された後にビットマップメモリへ書き込まれる。そして、走査バンド幅HPに応じた斜線領域H1〜H3のデータがビットマップメモリから読み出され、露光処理部へ出力される。露光処理部は、斜線領域H1〜H3に応じたラスタデータに基づいてDMDを制御し、これによりパターンが形成される(図5参照)。
図7は、パターンデータのスケール変換を示した図である。図8は、スケール変換倍率に従ったバンド幅およびバンドピッチを示した図である。図7、図8を用いて、データバンド幅の設定について説明する。
パターンをスケール変換(拡大、縮小)する場合、各分割パターンデータは、走査バンドに応じたヘッド幅を超えるエリアのデータを使用してスケール変換処理を行う必要がある。例えば、図7に示すように、走査バンドS1〜S3をオーバラップする(跨る)パターンデータPAを走査バンドS1、S2に収めるように縮小する場合、スケール変換前には走査バンド幅HP外にあったパターンデータPAの一部データPQは、スケール変換後のパターンデータPA’において、走査バンドS2内にスケーリングされた状態で収まる。したがって、各分割パターンデータのデータバンド幅BWは、このようなスケール変換に伴うデータ変換を考慮して定める必要がある。
図8では、拡大、縮小それぞれのスケール変換に対するデータバンド幅、バンドピッチを示している。所定の範囲内でスケール変換倍率を任意に設定可能にするためには、最大変換倍率(拡大率最大)と最小変換倍率(縮小率最大)によるスケール変換両方を実行可能にするデータバンド幅を設定しなければならない。すなわち、最大変換倍率と最小変換倍率によるスケール変換をした場合にパターンつなぎ目の欠落を生じさせないように、分割パターンデータには、隣接する走査バンド、あるいはさらに離れた走査バンドのデータを取り込まなければならない。
また、パターンをスケール変換の基準となる走査バンドS1の端(図2では、走査バンドS5の端)から他方の端にある走査バンドS3の端(図2では、走査バンドS8の端)へ向けてスケール変換した場合、基準となる走査バンドから最も遠い走査バンドにおける分割パターンデータが、スケール変換を伴ったデータシフトの影響を受ける。そのため、もっとも遠い走査バンドにおける分割パターンデータのバンド幅を、最大、最小変換倍率によるスケール変換可能要件を満たすように設定すれば、他の走査バンドにおけるスケール変換可能要件も満たされる。
最小変換倍率(最大縮小率)Sminにおいて、データバンド幅をBW’、スケール変換対象になるバンドピッチをBP’と表し、また、最大変換倍率(最大拡大率)Smaxにおいて、データバンド幅をBW”、スケール変換対象になるバンドピッチをBP”と表す。そして設定すべきデータバンド幅をBWSと表した場合、以下の式によってスケール変換可能要件を満たすデータバンド幅BWS(以下では、許容データバンド幅という)が求められる。なお、Nは走査バンド(分割パターンデータ)の数を示す。

BWS=BP’×(N−1)+BW’−BP”×(N−1) ・・・・(2)

ただし、
BP’=BP/Smin
BP”=BP/Smax
BW’=BW×Smin=(HP+2×SD)×Smin
上記(2)式により求められる許容データバンド幅BWSを用いて各分割パターンデータを生成することにより、あらかじめ設定されたスケール変換倍率範囲内においてスケール変換することが可能にある。例えば10〜20μmの範囲内でパターン幅をマイクロメートルのオーダで形成する場合、全体のパターン幅に対し±0.3%の範囲でスケール変換を行ってパターンを高精度に形成することができる。この場合、Smin,Smaxがそれぞれ0.9997、1.0003に定められ、(2)式により許容データバンド幅BWSが求められる。
図9は、システムコントロール回路20および第1〜第8のイメージ生成処理部16Aから16Hにおけるプログラムによって実行されるスケール変換を伴う描画処理を示したフローチャートである。図10は、スケール変換を伴う描画処理の経過を示した図である。なお、ここでは、分割パターンデータPD1〜PD3による描画処理を示す。
ステップS101では、オペレータにより設定されたスケール変換倍率Sが読み出される。ステップS102では、各露光エリアの相対位置がクロックパルス信号による時間のカウントにより計測される。そして、ステップS103では、スケール変換倍率Sに従って、スケール変換に必要なデータエリアの幅を示す変換ピッチTAが定められ、変換ピッチTA間のスケール境界線TN(以下では、スケール規定線という)が順次定められる(図10参照)。
スケール境界線TNは、各分割パターンデータのスケール変換対象エリアの両端を規定し、一方ではスケール基準側となる線(以下では、スケール開始線という)であり、他方ではスケール変換の最終ライン(以下では、スケール終了線という)である。許容データバンド幅BWSは、各分割パターンデータにおいて必ずスケール開始線、終了線が含まれるように定められており、スケール開始線、終了線内のデータがスケール変換対象データになる。スケール境界線TNの走査バンド幅方向に沿った位置は、スケール変換倍率Sに従う。例えば、スケール変換倍率S=0.9の場合、バンドピッチをスケール倍率で割るため、スケール変換倍率S=1の場合に比べて高い位置にスケール境界線TNが定められる(図10参照)。逆に拡大する場合、スケール変換倍率S=1の場合に比べて低い位置にスケール境界線が定められる。
ステップS104では、各分割パターンデータにおいて、スケール変換に必要なエリア内にあるデータのみ抽出され、そして、パターンデータに対しスケール変換処理が行われる。許容データバンド幅BWSは、最大および最小変換倍率に基づいて定められており、その範囲内で設定されたスケール変換倍率に従ってスケール変換処理に必要なエリアと不必要なエリアに分別される。図10では、データバンド幅BWSの分割パターンデータPD1のうち、斜線で表す領域SS内のデータのみスケール変換に必要であり、それ以外は不要である。
スケール変換後、分割パターンデータPD’1、PD’2、PD’3が、バンドピッチBPと同じピッチであるとともに走査バンド幅HPに対応するバンドピッチBP1のデータとして、あらたに定められる。分割パターンデータPD’1、PD’2、PD’3は、スケール変換前の分割パターンデータPD1、PD2、PD3とデータ内容が異なり、スケール変換後における各走査バンドの位置に応じたデータ配列となるように各分割パターンデータが規定される。分割パターンデータPD’1、PD’2、PD’3はラスタデータに変換され、それぞれ対応するビットマップメモリに書き込まれる。
ステップS105では、ラスタデータが順次読み出され、対応する露光処理部に描画信号として出力される。そして、基板SWの位置に従って出力される描画制御信号と同期しながら、対応するDMDへ描画信号が出力される。各DMDは、各露光エリアの位置に対応するパターンを形成するように、描画信号に基づいてマイクロミラーを独立制御する。基板SW全体にパターンが形成されるまで、ステップS103〜S105の処理が繰り返し実行される。
以上のように本実施形態によれば、一連の分割パターンデータが走査バンドS1〜S8より幅のあるデータバンド幅BWSを有し、互いにオーバラップするように生成される。スケール変換倍率Sが設定されると、スケール境界線TNがパターンデータにおいて定められる。そして、分割パターンデータPD1〜PD3は、スケール境界線TN内のデータのみスケール変換され、分割パターンデータPD’1、PD’2、PD’3がバンドピッチBP1のデータとして新たに規定され、ラスタデータに変換される。
スケール変換倍率を設定するたびにワークステーション等において一連の分割パターンデータを新たに生成する必要がなく、基準となる一連の分割パターンデータを利用してスケール変換に合わせた一連の分割パターンデータを複雑なデータ処理なしに抽出することができる。また、スケール変換処理対象のエリア内のデータのみスケール変換処理するため、データ処理時間を短くすることができ、描画処理を迅速に行うことができる。また、データバンド幅を(2)式で定めることにより、オペレータは必要に応じて任意のスケール変換倍率に設定変更することができる。露光エリアの位置精度に起因して設けられる調整用のデータ幅SDは、位置精度に合わせて任意に設定すればよい。
本実施形態では、ローラにより基板を搬送させ、露光エリアを相対的に移動させるように構成しているが、ガラス基板など矩形状基板をステージに搭載し、ステージを相対移動させることで描画する描画装置に適用しても良い。また、1つの光変調ユニットを使用して露光エリアを相対移動させる構成にしてもよい。
本実施形態である描画システムを模式的に示した斜視図である。 描画装置の内部構成を模式的に示した斜視図である。 描画処理によるパターン形成を示した図である。 描画装置およびパターンデータ処理部の概略的ブロック図である。 分割パターンデータを示した図である。 分割パターンデータのデータバンド幅およびバンドピッチを示した図である。 パターンデータのスケール変換を示した図である。 スケール変換倍率に従ったデータバンド幅およびバンドピッチを示した図である。 スケール変換を伴う描画処理を示したフローチャートである。 スケール変換を伴う描画処理の経過を示した図である。
符号の説明
10 描画装置
14 パターンデータ処理部(データ生成手段)
CR1〜CR3 搬送ローラ(走査手段)
13A〜13H DMD(光変調ユニット)
16A〜16H イメージ生成処理部(スケール変換手段)

Claims (7)

  1. パターン形成のため光を放射する光源と、
    それぞれ複数の光変調素子が規則的に配列され、基板の長手方向に沿って規定される複数の走査バンドに対し、前記複数の光変調素子を制御してパターンに応じた光を前記基板へ投影する複数の光変調ユニットと、
    前記複数の光変調ユニットの照射領域である複数の露光エリアを前記基板に対して相対移動させる走査手段と、
    前記複数の走査バンドに従い、パターンデータを分割した一連の分割パターンデータを生成するデータ生成手段と、
    前記一連の分割パターンデータに基づき、前記複数の光変調ユニットをそれぞれ制御する描画手段と、
    前記基板の長手方向に垂直な方向に関してパターンをスケール変換するため、前記一連の分割パターンデータをスケール変換するスケール変換手段とを備え、
    前記データ生成手段が、一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する前記一連の分割パターンデータを生成し、
    前記スケール変換手段が、スケール変換倍率に従い、前記一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で前記複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定めることを特徴とする描画システム。
  2. 前記スケール変換手段が、各分割パターンデータのうち、スケール変換倍率に応じて定められるスケール変換対象エリアのみ抽出し、スケール変換することを特徴とする請求項1に記載の描画システム。
  3. 前記データ生成手段が、定められた最大スケール変換倍率と最小スケール変換倍率の範囲でスケール変換を可能にするため、以下の式で定められるデータバンド幅に基づいて前記一連の分割パターンデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の描画システム。

    BWS=BP’×(N−1)+BW’−BP”×(N−1)

    ただし、
    BP’=BP/Smin
    BP”=BP/Smax
    BW’=BW×Smin=(HP+2×SD)×Smin

    ここで、最小変換倍率(最大縮小率)Sminにおけるデータバンド幅をBW’、スケール変換対象となるバンドピッチをBP’、最大変換倍率(最大拡大率)Smaxにおけるデータバンド幅をBW”、スケール変換対象となるバンドピッチをBP”,データバンド幅をBWS、走査バンド(分割パターンデータ)の数をN、光変調ユニットの配置誤差に基づいて定められる各分割パターンデータの調整幅をSD、露光エリアのバンド幅に応じたデータ幅で表す。
  4. 前記一連の分割パターンデータがベクタデータであって、
    前記描画手段が、
    前記一連の分割パターンデータをラスタデータに変換し、
    前記ラスタデータに基づいて前記複数の光変調ユニットを制御することを特徴とする請求項1に記載の描画システム。
  5. 基板の走査方向に沿って規定される複数の走査バンドに従い、パターンデータを分割した一連の分割パターンデータを生成するデータ生成手段と、
    前記基板の所定方向に関してパターンをスケール変換するため、前記一連の分割パターンデータをスケール変換可能なスケール変換手段と、
    スケール変換された一連の分割パターンデータに基づき、複数の光変調素子を有する光変調ユニットを制御する描画手段とを備え、
    前記データ生成手段が、一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する前記一連の分割パターンデータを生成し、
    前記スケール変換手段が、スケール変換倍率に従い、前記一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で前記複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定めることを特徴とするスケール変換描画処理装置。
  6. 基板の走査方向に沿って規定される複数の走査バンドに従い、パターンデータを分割した一連の分割パターンデータを生成し、
    前記基板の所定方向に関してパターンをスケール変換するため、前記一連の分割パターンデータをスケール変換し、
    スケール変換された一連の分割パターンデータに基づき、複数の光変調素子を有する光変調ユニットを制御する方法であって、
    一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する前記一連の分割パターンデータを生成し、
    スケール変換倍率に従い、前記一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で前記複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定めることを特徴とするスケール変換描画処理方法。
  7. スケール変換可能な描画装置におけるプログラムであって、
    一連の分割パターンデータを生成するデータ生成手段と、
    前記基板の所定方向に関してパターンをスケール変換するため、前記一連の分割パターンデータをスケール変換可能なスケール変換手段と、
    スケール変換された一連の分割パターンデータに基づき、複数の光変調素子を有する光変調ユニットを制御する描画手段とを機能させ、
    一部データが互いに重複するように、それぞれ走査バンド幅を超えるデータバンド幅を有する前記一連の分割パターンデータを生成するように、前記データ生成手段を機能させ、
    スケール変換倍率に従い、前記一連の分割パターンデータをそれぞれ独立してスケール変換し、スケール変換された一連の分割パターンデータの中で前記複数の走査バンドの位置に対応するパターンデータを一連の分割パターンデータとして新たに定めるように、前記スケール変換手段を機能させることを特徴とするプログラム。

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