JP5503992B2 - 露光装置 - Google Patents

露光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5503992B2
JP5503992B2 JP2010025431A JP2010025431A JP5503992B2 JP 5503992 B2 JP5503992 B2 JP 5503992B2 JP 2010025431 A JP2010025431 A JP 2010025431A JP 2010025431 A JP2010025431 A JP 2010025431A JP 5503992 B2 JP5503992 B2 JP 5503992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
data
raster data
enlarged
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010025431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011164268A (ja
Inventor
隆志 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orc Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Orc Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orc Manufacturing Co Ltd filed Critical Orc Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2010025431A priority Critical patent/JP5503992B2/ja
Publication of JP2011164268A publication Critical patent/JP2011164268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5503992B2 publication Critical patent/JP5503992B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、DMD(Digital Micro-mirror Device)など空間光変調デバイスによってパターンを直接描画するマスクレス露光装置に関し、特に、露光データ(ラスタデータ)の生成および描画処理に関する。
DMDなどを備えたマスクレス露光装置では、マイクロミラーなどの光変調素子(セル)をマトリクス状に2次元配列させた空間光変調デバイスを制御して露光動作が行われ、基板の描画面へパターンが直接形成される。具体的には、設計用パターンデータ(ベクタデータなど)が2次元配列のラスタデータに変換され、バッファメモリへ一時的に格納された後にDMDへ転送される。DMDでは、ラスタデータに基づいて各マイクロミラーがON/OFF制御される。これにより、パターン像に応じた光が基板に照射される。
高精度の2次元パターンを形成するため、走査方向を基板方向(セル配列方向)に対し傾斜させるとともに、マトリクス状に並ぶマイクロミラー群の照明スポットを徐々にシフトさせ、同一の照射エリアに対し2次元的にオーバラップさせる露光動作(多重露光動作)が行われる(例えば、特許文献1参照)。
多重露光動作を行う場合、露光データ生成処理に膨大な時間がかかり、スループットに影響する。このようなデータ処理の負担を軽減するため、例えば、設計用パターンデータを複数のデータに分割し、分割されたデータごとにラスタデータを順次生成する多重露光方法が知られている(特許文献2参照)。また、露光対象エリアの相対的移動に合わせて、分割露光データを循環シフトさせる方法も知られている(特許文献3参照)。
特開2003−50469号公報 特開2004−62155号公報 特開2009−157168号公報
ベクタデータなどのパターンデータからラスタデータへの変換処理、そしてラスタデータの転送処理という一連のデータ処理の流れを基本にした描画処理では、最終的処理となるラスタデータ(露光データ)の転送処理に比べ、その前段階のラスタデータへの変換処理に時間がかかる。特に、高精細なファインパターンの場合その傾向が顕著であり、走査速度、露光ピッチに制限が生じる。ラスタデータ生成途中で露光動作タイミングが来るのを防ぐためには、走査速度を低下させるか、あるいは露光ピッチ(露光動作間隔)を広げる必要性が生じる。
しかしながら、走査速度を遅くしてデータ変換処理の時間を確保すると、スループットが低下する。また、露光ピッチを長くしてデータ変換処理の時間を確保すると、多重露光間隔が長くなり、十分な照射量が確保されず、効率よく走査できない。
本発明の露光装置は、パターンを直接形成する露光装置であり、マイクロミラーなど光源からの光を変調する複数の空間光変調素子を2次元配列させた光変調素子アレイと、光変調素子アレイによって規定される投影対象となるエリア(以下、露光エリアという)を被描画体に対して相対的に移動させる走査手段とを備える。
DMD、LCDなどの光変調素子アレイは、光源からの照明光をパターンに応じて被描画体へ導き、マイクロミラー、液晶素子など照明光を被描画体もしくは被描画体外へ選択的に導く複数の空間光変調素子(セル)によって構成される。走査手段は、例えば、間欠的に露光エリアを相対移動させるステップ&リピート方式、あるいは連続移動させる連続移動方式などが適用可能である。微細なパターンを形成するため、走査手段は、露光エリアを、基板方向(セルの照射エリア配列方向)に対し斜め方向に沿って相対移動させてもよい。
本発明の露光装置は、さらに、データ変換手段およびデータ抽出手段、そして描画処理手段を備える。データ変換手段は、描画パターンに応じたパターンデータに基づき、少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、バッファメモリなどのメモリへ格納する。ただし、拡大ラスタデータは、露光エリアよりデータサイズが大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーするラスタデータを表す。メモリが2つ用意されている場合、データ変換手段は、拡大ラスタデータを第1、第2メモリへ交互に格納することが可能である。
データ変換処理、メモリ特性、データ転送特性などの事情により、拡大ラスタデータの生成する間に露光エリアが移動する距離よりも、露光動作間隔である露光ピッチの方が短い。別の言い方をすれば、拡大ラスタデータの生成時間間隔よりも、露光動作時間間隔のほうが短い露光条件が発生することがある。
このような条件の下、本発明のデータ抽出手段は、メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出する。すなわち、すでにメモリに格納されている拡大ラスタデータを用いて、露光エリアの相対的移動に合わせて全体的に徐々にデータシフトさせながら露光用ラスタデータを何度もメモリから読み出す。そして、描画処理手段は、抽出された露光用ラスタデータに基づき、複数の空間光変調素子を制御する。
本発明では、拡大ラスタデータ生成と露光用ラスタデータ抽出、転送が別々に、独立して実行される。新たな拡大ラスタデータが生成されている途中で露光エリアが露光位置に到達しても、すでに用意された拡大ラスタデータに基づいて露光用ラスタデータを作成することが可能であり、また、オーバラップさせるように全体的データシフトによって露光用ラスタデータを抽出するため、短い露光ピッチによる露光を実現できる。
その結果、露光ピッチ間隔を狭めながら走査速度を早めても、露エリアの相対位置に適合するラスタデータを順次漏れなくメモリから読み出すことが可能となる。複数回露光動作を実行した時には次の拡大ラスタデータが生成されており、次の露光動作へ移行することができる。
走査速度を維持しながらオーバラップ回数をできる限り多く設定することを考慮すると、一度生成した拡大ラスタデータを出来る限り有効利用することが望ましい。そのため、データ変換手段は、単位露光エリア幅より短い露光ピッチに従って順にデータを全体的にシフトさせた一連の拡大ラスタデータ(1ブロックの拡大ラスタデータ)を順次生成するように構成してもよい。
この場合、データ抽出手段は、次の一連の拡大ラスタデータが生成されている間、露光エリアの相対位置に合わせて、メモリに格納されている一連の拡大ラスタデータから露光用ラスタデータを順に抽出すればよい。
また、拡大ラスタデータ生成に時間がかかる場合、データ抽出手段が、一連の拡大ラスタデータに対する露光用ラスタデータ抽出を繰り返し行う、すなわち、ブロック内で順次露光用ラスタデータ抽出することを周期化(グループ化)するのが望ましい。この場合、できるだけ広いデータサイズ幅をもつ拡大ラスタデータが用意される。
また、オーバラップ露光をより分散させるため、メモリに格納された拡大ラスタデータに基づく露光用ラスタデータ抽出がすべて終了し、次に生成された一連の拡大ラスタデータに基づく露光用ラスタデータ抽出を開始するとき、露光開始位置をシフト補正する補正手段を設けてもよい。
本発明の露光データ処理装置は、描画パターンに応じたパターンデータに基づき、露光エリアのデータサイズより大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーする少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、メモリへ格納するデータ変換手段と、拡大ラスタデータの生成する間の露光エリア移動距離よりも短い露光ピッチに従い、メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出するデータ抽出手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、描画パターンに応じたパターンデータに基づき、露光エリアのデータサイズより大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーする少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、メモリへ格納するデータ変換手段と、拡大ラスタデータの生成する間の露光エリア移動距離よりも短い露光ピッチに従い、メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出するデータ抽出手段とを機能させることを特徴とする。
本発明の露光データ処理方法は、描画パターンに応じたパターンデータに基づき、露光エリアのデータサイズより大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーする少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、メモリへ格納し、拡大ラスタデータの生成する間の露光エリア移動距離よりも短い露光ピッチに従い、メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出することを特徴とする。
本発明によれば、走査速度の低下、露光ピッチの長さ拡張等することなく、高解像度パターンを形成しながらスループットを向上させることができる。
本実施形態である描画装置を模式的に示した斜視図である。 露光ヘッドの内部構成を示した図である。 描画装置に設けられた描画制御部のブロック図である。 ラスタ変換部において生成されるラスタデータを示した図である。 露光データ処理のタイミングチャートを示した図である。 抽出される露光用ラスタデータを順に示した図である。 1つのセル領域内におけるオーバラップ露光の分布を示した図である。 1つのセル領域内におけるオーバラップ露光の分布を示した図である。 1つのセル領域内におけるオーバラップ露光の分布を示した図である。 1つのセル領域内におけるオーバラップ露光の分布を示した図である。 ラスタデータ変換に関する処理を示したフローチャートである。 露光用ラスタデータ抽出に関する処理を示したフローチャートである。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態である描画装置を模式的に示した斜視図である。図2は、光源ランプ、露光ヘッドの内部構成を示した図である。
描画装置(露光装置)10は、フォトレジストなどの感光材料を塗布あるいは貼り付けた基板SWに直接パターンを形成するマスクレス露光装置であって、ゲート状構造体12、基台14を備える。描画装置10では、描画制御部(ここでは図示せず)によって露光動作が実行、制御される。描画制御部には、モニタ、キーボードなどの入力装置(ここでは図示せず)が接続されており、オペレータの操作に従って描画処理が行われる。
ゲート状構造体12には、光源ランプ20a、20bと、露光ヘッド20、20が配設されている。所定間隔を空けて配置される露光ヘッド20、20は、光源ランプ20a、20bからの光に基づいて基板SWを照射し、基板SWの表面にパターンを形成する。露光ヘッド20は、DMD24を備え(図2参照)、露光ヘッド20も同様の構成になっている。ゲート状構造体12のガイド31に設置されている観察手段AC(CCDカメラなど)は、基板変形検出のため、基板SWに形成されたアライメントマークを撮影する。
基台14には、描画テーブル18を支持するX−Yステージ機構56が搭載され、描画テーブル18上に基板SWが設置される。矩形状の基板SWは、例えばシリコンウェハ、プリント基板、ドライフィルム、ガラス基板、銅貼積層板などの電子回路用基板であり、プリベイク処理、フォトレジストの塗布等の処理が施されたブランクスの状態で描画テーブル18に搭載される。
基板SW、すなわち描画テーブル18には、互いに直交なX−Y−Z座標系が規定されており、描画テーブル18はX、Y方向に沿って移動可能である。また、描画テーブル18はZ軸周りに回転可能であって、基板送り方向が調整される。ここでは、X方向を主走査方向(走査方向)、Y方向を副走査方向と規定する。
図2に示すように、光源ランプ20aは、紫外光などの照明光を放射する放電ランプ21を備え、リフレクタ22によって放射される光が照明光学系23へ導かれる。照明光学系23によって平行光に成形された照明光は、平面ミラー25、ハーフミラー27を経てDMD24に導かれる。DMD24は、数μm〜数十μmの微小矩形状マイクロミラーをマトリクス状に2次元配列させた光変調素子アレイであり、ここでは1024×768のマイクロミラーによって構成される。
DMD24では、露光データに基づいて、各マイクロミラーがそれぞれ選択的にON/OFF制御される。ON状態のマイクロミラーにおいて反射した光は、ミラー27を介して投影光学系28へ導かれる。そして、ON状態ミラーからの反射光によって形成される光束、すなわちパターン像の光が基板SWに照射される。
基板SWが走査方向(X方向)に沿って移動するのに伴い、DMD24によって規定される投影領域(以下、露光エリアという)が基板SWに対して相対的に移動する。ここでは、露光方式として多重露光方式が適用されており、描画テーブル18が移動する間、オーバラップ露光するような露光ピッチでマイクロミラーがON/OFF制御される。
また、基板SWは、走査方向Yに対し微小角度だけ斜め方向を向いた状態で描画テーブル18に配置されている。そのため、描画テーブル18が走査方向に沿って移動するとき、露光エリアは基板SWの長手方向に対し斜め方向に相対移動する。
基板SWを副走査方向(Y方向)にシフトさせながら露光ヘッド20、20による露光動作が走査方向(X方向)に沿って続けられることにより、基板全体にパターンが形成されていく。描画処理が終了すると、現像処理、エッチング又はメッキ、レジスト剥離処理などの後処理が施され、パターンを形成した基板が製造される。
図3は、描画装置に設けられた描画制御部のブロック図である。
描画制御部50は、外部のワークステーション(図示せず)と接続され、露光制御部52を備える。露光制御部52は、キーボード50Cからの操作信号に基づいて描画処理全体を制御し、DMD駆動回路59、アドレス制御回路57、描画テーブル制御回路53、光源20a、20bの発光を制御する光源制御回路61などの回路へ制御信号を出力する。描画処理を制御するプログラムは、あらかじめ露光制御部52内のROM(図示せず)に格納されている。
ワークステーション(図示せず)から露光制御部52に入力されるパターンデータは、描画パターンの位置情報をもつベクタデータ(CAD/CAMデータ)であり、基板SWに規定されるX−Y座標系に基づく位置座標データとして表される。ラスタ変換部51に入力されたベクタデータは、2次元ドットデータ(ON/OFFデータ)であるラスタデータに変換される。
生成されたラスタデータは、第1バッファメモリ58A、第2バッファメモリ58Bへ交互に格納される。一時的に格納されたラスタデータは、アドレス制御回路57からの制御信号に従って読み出され、DMD駆動回路59へ送られる。
DMD駆動回路59は、露光データとして送られてくるラスタデータに基づき、露光制御部52からのタイミング信号に合わせてDMD24、24の各マイクロミラーをON/OFF制御する。描画テーブル18が移動する間、露光エリアの相対位置に応じたラスタデータに従ってDMD24、24が制御される。
描画テーブル制御回路53は、駆動回路54を介してモータ(図示せず)を備えたX−Yステージ機構56を制御し、これによって描画テーブル18の移動速度、基板送り方向等が制御される。位置検出センサ55は、描画テーブル18の位置、すなわち基板SWにおける露光エリアの相対位置を検出する。
CCDセンサACによって得られた画像信号は、画像処理部62において画像処理された後、露光制御部52へ送られる。露光制御部52は、画像信号に基づいてアライメントマークの位置を検出する。観察手段制御部60は、CCDセンサACを駆動する。
図4は、ラスタ変換部において生成されるラスタデータを示した図である。図4を用いて、1つの露光ヘッドに関するラスタデータの構造について説明する。
本実施形態では、ラスタ変換処理によって4つのラスタデータELA〜ELDをシリーズで生成し、これらのラスタデータELA〜ELDを、第1バッファメモリ58A(第2バッファメモリ58B)の4つのメモリ領域に格納する。各ラスタデータは、基板SW上を相対移動する露光エリアEAの幅ELに応じたデータサイズELSよりも大きいデータサイズをもつように構成されている(以下、拡大ラスタデータという)。
具体的には、単位露光エリアEaの走査方向幅mに応じたデータ幅Mを基準としたとき、拡大ラスタデータELAのデータサイズSMは、露光エリアEAのデータサイズELFよりも6Mだけデータ幅が大きい。ただし、単位露光エリアEaは、1個のミラー(セル)の投影領域を示す。他の拡大ラスタデータELB〜ELDも同様のデータサイズSMをもっている。
本実施形態では、単位露光エリア幅mより短い0.75mを露光ピッチとして露光動作を行う。一連の拡大ラスタデータELA〜ELDは、露光ピッチ0.75mに応じたデータ幅0.75Mだけ順番にデータシフトさせたデータとして構成されており、拡大ラスタデータELA〜ELDが露光ピッチに合わせて順に利用される。
露光動作中、拡大ラスタデータELA〜ELDは部分的に露光データとして使用される。すなわち、第1バッファメモリ58A(第2バッファメモリ58B)に拡大された拡大ラスタデータELA〜ELDのうち、露光エリアEAの相対位置に該当するラスタデータ(以下、露光用ラスタデータという)を順番に抽出する。
そして、4つの露光用ラスタデータの読み出しが終了し、露光エリアEAが3mだけ走査方向に進むと、今度は、それぞれデータ幅3Mだけ全体的にデータシフトさせた露光用ラスタデータが、拡大ラスタデータELA〜ELDから抽出される。露光用ラスタデータが抽出されると、さらに、データ幅3Mだけ全体的にデータシフトさせた露光用ラスタデータが抽出される。図4には、拡大ラスタデータELAから順に抽出される露光用ラスタデータELA1、ELA2、ELA3が図示されている。
このようなブロック単位の露光用ラスタデータ読み出しが三回繰り返されると、新たに生成された一連の拡大ラスタデータをブロック単位として次の露光動作が行われる。
図5は、露光データ処理のタイミングチャートを示した図である。図6は、抽出される露光用ラスタデータを順に示した図である。
図5に示すように、1ブロック分の拡大ラスタデータは、所定の時間間隔TMに従って生成される。この時間間隔TMは、ラスタ変換部51のデータ変換処理機能、第1、第2バッファメモリ58A、58Bへのデータ書き込み時間などに起因して定められる。期間Aでは、1ブロック分の拡大ラスタデータELA〜ELDが順に生成され、第1バッファメモリ58Aに格納されていく。
期間Bでは、拡大ラスタデータELA〜ELDに基づき、露光用ラスタデータELA1、ELB1、ELC1、ELD1が第1バッファメモリ58Aから読み出される。露光用ラスタデータ読み出しが一巡すると、露光用ラスタデータELA1、ELB1、ELC1、ELD1に対して3Mだけ全体シフトさせたラスタデータELA2〜ELD2が続けて抽出される。露光用ラスタデータの読み出しが一巡すると、さらに3Mだけ全体的にデータシフトさせた露光用ラスタデータELA3〜ELD3の読み出しが行われる。
その結果、露光ピッチ0.75mに従い、同一ブロック(時間間隔TMの間に生成された一連の拡大ラスタデータ)を対象とするオーバラップ露光が合計12回実行される。PPgは、露光ピッチ応じた時間間隔tmのタイミングを表す。PPsは、基板SWに規定される単位露光エリアEaの配列に合わせたグリッド(以下、基準グリッドという)に一致するタイミングを示し、4回オーバラップ露光が行われる度に、露光エリアの位置が基準グリッドに合わせられる。
このようなブロック毎の露光用ラスタデータ抽出が3回繰り返される間、新たな拡大ラスタデータELA’、ELB’、ELC’、ELD’が順に生成される。期間Bのオーバラップ露光中、露光エリアEAは9mだけ相対移動している。この露光エリア移動距離MMに基づき、拡大ラスタデータELA’〜ELD’は、前回生成された拡大ラスタデータELA〜ELDと比べ、データ幅9Mだけそれぞれ全体的にシフトさせた拡大ラスタデータであり、第2バッファメモリ58Bに格納される。
期間Cでは、第2バッファメモリ32Bに格納された拡大ラスタデータELA’〜ELD’に基づき、露光用ラスタデータが読み出される。ブロック毎の露光用ラスタデータ抽出が3回繰り返されると同時に、次の拡大ラスタデータELA”〜ELD”が生成され、第1バッファメモ58Aに格納される。
このように、ラスタデータ生成に用意される時間間隔TMに従い、ブロックを単位とする4つの拡大ラスタデータが、第1バッファメモリ58A、第2バッファメモリ58Bへ交互に格納される。それと同時に、すでに生成されている4つの拡大ラスタデータに対する露光用ラスタデータ抽出がこの期間において3回繰り返される。
なお、同一ブロックから抽出される一連の露光用ラスタデータを1グループと定めた場合、グループが切り替わる度に(一連の拡大ラスタデータが新たに生成、格納される度に)露光位置が補正される。露光位置の補正(以下、グループ補正という)については、以下説明する。
図7〜図10は、1つのセル領域内におけるオーバラップ露光の分布を示した図である。図7〜図10を用いて、セル領域内における露光点分布とグループ補正について説明する。
基板SWには、X−Y座標系に従って基準グリッドPが規定されている。基準グリッドPは、単位露光エリアEaの幅に合わせたグリッドサイズをもち、露光タイミングの基準位置に該当する。以下、基板SW上の1つのセル領域SPに対して行われる露光動作について説明する。
図7には、基準グリッドPのセル領域SPと単位露光エリアEaの位置が合致している状態を示している。このとき、セル領域SPの基準点CSと単位露光エリアEaの基準点CP1は一致する。
露光ピッチKTは、上述したように0.75mに定められており、露光エリアEAが0.75mだけ移動すると、単位露光エリアEaの一部がセル領域SPに収まる。ただし、上述したように、基板SWはミラー配列方向、すなわち単位露光エリアEaの配列方向に対して斜め方向に移動するため、基準点CP1はY方向にずれていく。
さらに0.75m(合計1.5m)だけ露光エリアEAが移動すると、その左隣にあった単位露光エリアEa’がセル領域SPと部分的に重なり、基準点CP2に基づいたミラーのON/OFF制御が行われる。さらに0.75m(合計2.25m)だけ露光エリアEAが移動すると、その左隣の単位露光エリアEa”がセル領域SPと部分的に重なり、基準点CP3に基づくミラー制御が行われる。
このように、ブロック内での露光用ラスタデータによる露光動作が最初に一巡すると(4回露光動作が行われると)、走査方向に沿って0.25mずつシフトしながら単位露光エリアがセル領域SP内でオーバラップする。2巡目の露光動作開始のとき、セル領域SPとさらに左の単位露光エリアEa”’の基準点CP5とが一致する(図8参照)。3巡目の露光動作が終了、すなわち1グループ分の露光動作(12回の露光動作)が終了すると、次のグループの露光動作が行われる。
次のグループ、すなわち、新たに生成された一連の拡大ラスタデータに基づく露光動作を開始するとき、単位露光エリアEaの基準位置CP13をΔkだけシフト(補正)する。これにより、単位露光エリアのセル領域SPに対するオーバラップ領域が前回のグループから0.125mずつX,Y方向に沿って移動し、オーバラップの分布範囲が分散する。ここでは、Δk=0.125mに定められている。
1グループ分の露光動作が終了すると、次のグループの露光動作時には、露光位置がさらにΔkだけシフトされる。このようにグループ切替の度に露光位置をシフト補正することにより、セル領域SP内でオーバラップ領域がX,Y方向に沿って徐々に移動し、均等に分散したオーバラップ露光が1つの露光対象エリアSPに対して実現される(図10参照)。
図11は、ラスタデータ変換に関する処理を示したフローチャートである。図12は、露光用ラスタデータ抽出に関する処理を示したフローチャートである。図11、12を用いて、ラスタデータ変換処理、露光用ラスタデータ抽出処理を別々に独立して行う露光制御処理について説明する。
ステップS101では、同一グループ期間による露光動作を行う時間間隔TM(図5参照)内であるか否かが判断される。同一グループ期間内では、1ブロック分、すなわち4つの拡大ラスタデータを生成する処理が実行される(S102)。4つの拡大ラスタデータがすべて生成されるまで、ステップS102が繰り返し実行される(S103)。
すべての拡大ラスタデータが生成されると(S103)、バッファメモリの切替が行われる(S105)。その結果、新たな1ブロック分の拡大ラスタデータを生成するとき、第1バッファメモリ58A、第2バッファメモリ58Bのうち使用されていなかった他方のメモリに対し、一連の拡大ラスタデータが順次格納される。描画処理が終了すると、ラスタデータ変換処理が終了する(S104)。
一方、図12のステップS201では、第1バッファメモリ58A、もしくは第2バッファメモリ58Bに格納された一連の拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータが抽出される。そして、露光ピッチKT(=0.75m)のタイミング信号に合わせて露光用ラスタデータがDMDへ転送される(S202)。
ステップS203では、露光ピッチKTだけ露光エリアが移動しているか判断される。露光ピッチ分の移動があると判断されると、次の拡大ラスタデータから露光用ラスタデータが抽出され、DMDへ転送される(S204)。1ブロックの4つの拡大ラスタデータに基づく露光用ラスタデータ抽出、読み出しが終了まで、ステップS201〜S204が繰り返し実行される(S205)。1ブロック分の露光用ラスタデータ抽出が終了すると、4つの拡大ラスタデータに対し、それぞれ3Mだけデータシフトさせた領域から露光用ラスタデータを抽出することが決定される(S206)。
ステップS207では、1グループに対する露光用ラスタデータ抽出が終了したか否かが判断される。1グループの露光用ラスタデータ抽出が終了すると、新たに生成された一連の拡大ラスタデータから露光用ラスタデータを抽出するため、バッファメモリが切り替えられる(S208)。さらに、グループ補正が行われる(S209)。すなわち、露光開始タイミングがΔk(=0.125m)だけシフトされる。描画が終了するまでステップS201〜S209が繰り返し実行される。
このように本実施形態によれば、ラスタデータ変換部51は、実際の露光エリアよりもデータサイズの大きい4つの拡大ラスタデータをブロックとして生成し、時間間隔TMに従って第1、第2バッファメモリ58A、58Bへ交互に格納する。拡大ラスタデータ各々は、単位露光エリアEaのデータ幅mを基準としたときの露光ピッチKT=0.75mに従って順にシフトさせたデータ構造になっている。
一方、アドレス制御回路57は、露光ピッチKTに応じた露光タイミングに合わせて、第1、第2バッファメモリ58A、58Bから露光用ラスタデータを交互に読み出す。このとき、露光エリアEAの相対移動に合わせながら、露光用ラスタデータを4つの拡大ラスタデータから順に抽出する。1ブロック内の露光用ラスタデータ抽出が一巡すると、さらに露光用ラスタデータ抽出を2度繰り返し行う。このとき、露光エリアEAの相対移動に従い、3M、6Mだけデータシフトさせた露光用ラスタデータが抽出される。
ブロック内での露光用ラスタデータ抽出を3回繰り返している間(1グループ間の露光用ラスタデータ抽出中)、ラスタデータ変換部51は、次のブロックを構成する一連の拡大ラスタデータを生成し、いずれかのバッファメモリへ格納する。1グループの露光用ラスタデータ抽出がすべて終了すると、次のグループに基づく露光用ラスタデータ抽出、描画処理が開始される。このとき、露光タイミングがΔk(=0.125m)だけシフト補正される。
本実施形態では、従来のように露光エリアの相対移動に合わせて順次ラスタデータを生成、メモリへ格納、そしてメモリから読み出しを行うのではなく、あらかじめデータサイズの大きな複数のラスタデータが用意され、ラスタデータの生成処理と露光動作制御処理が切り分けて実行される。そして、バッファメモリからのデータ読み出し領域を順次オーバラップシフトしながら、ブロック周期で繰り替えし露光動作を実行する。
拡大ラスタデータ生成する時間間隔TMは、露光用ラスタデータの抽出、転送時間tmよりも長く設定されているが、本実施形態の構成により、ラスタデータ生成に十分時間を確保することができるとともに、走査速度の低下、露光ピッチの拡張なくきめ細かいオーバラップ露光が可能となり、スループットを向上させながら、高解像度で微細パターンを形成することができる。
例えば、拡大ラスタデータ生成に約0.1〜1.0(ms)必要とする一方、露光用ラスタデータ抽出、転送にかかる時間はせいぜい0.05〜0.1(ms)であり、ラスタデータ生成の方が平均的に2〜3倍以上時間がかかる。通常、ラスタデータ生成時間は、ラスタデータ転送時間を越える。
本実施形態では、ラスタデータ生成処理と露光用データ転送処理が別々に制御されるため、このタイムラグを解消するための走査速度低下、露光ピッチ拡大の措置をとる必要がない。なお、データサイズの大きい拡大ラスタデータを生成するための時間ロスは、ほとんど生じない。
また、グループが切り替わる、すなわち使用されるバッファメモリの切替が行われる度にグループ補正処理を行うため、1つの露光対象セル領域に対し、分散したオーバラップ露光が実現可能となる。
露光ピッチ(拡大ラスタデータのシフト量)、ブロックを構成する拡大ラスタデータの数は、それぞれ任意に設定可能であり、走査速度、必要とされるパターン解像度、ラスタデータ生成、転送処理時間などに基づいて定められる。露光ピッチKTが単位露光エリアEaのセルサイズmより小さく設定される場合、1つのブロックの露光動作回数(上記実施形態では4回)の間に露光エリアEAが移動する移動量が整数倍になる条件を満たす必要がある。露光ピッチKTは、以下の式で求められる。

KT=N×(m/DV) ・・・・(1)

ただし、Nは整数、DVは拡大ラスタデータのブロックを構成する数を表す。なお、セルサイズmより大きい値であってもよい。
本実施形態では、複数の拡大ラスタデータから成るブロックを基調として露光用ラスタデータの抽出を行っているが、1つの拡大ラスタデータから、露光用ラスタデータを順にオーバラップシフトさせて抽出するように構成してもよい。例えば、ラスタデータ生成中の露光エリア移動距離(上記実施形態では9m)に比べて短い露光ピッチに対し、所定のデータ幅でシフトさせながら露光用ラスタデータを抽出すればよい。また、ブロック化する構成であっても、ブロック単位の露光用ラスタデータを繰り返し行わない構成(一巡するだけ)にしてもよい。
パターン解像度、パターン形成方向などを考慮し、走査方向を斜めに設定しなくてもよい。また、ベクタデータ以外のパターンデータを作成するように構成してもよい。
10 描画装置
51 ラスタ変換部
52 露光制御部
57 アドレス制御回路
58A 第1バッファメモリ
58B 第2バッファメモリ
ELA 拡大ラスタデータ
ELA1 露光用ラスタデータ
KT 露光ピッチ
Ea 単位露光エリア
EA 露光エリア
m 単位露光エリア幅

Claims (9)

  1. 光源からの光を変調する複数の空間光変調素子を2次元配列させた光変調素子アレイと、
    前記光変調素子アレイによる露光エリアを被描画体に対して相対的に移動させる走査手段と、
    描画パターンに応じたパターンデータに基づき、露光エリアのデータサイズより大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーする少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、メモリへ格納するデータ変換手段と、
    前記拡大ラスタデータの生成する間の露光エリア移動距離よりも短い露光ピッチに従い、前記メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出するデータ抽出手段と、
    抽出された露光用ラスタデータに基づき、前記複数の空間光変調素子を制御する描画処理手段と
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記データ変換手段が、単位露光エリア幅より短い露光ピッチに従って順にデータシフトさせた一連の拡大ラスタデータを順次生成し、
    前記データ抽出手段が、次の一連の拡大ラスタデータが生成される間、露光エリアの相対位置に合わせて、前記メモリに格納されている一連の拡大ラスタデータから露光用ラスタデータを順に抽出することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記データ抽出手段が、前記一連の拡大ラスタデータに対する露光用ラスタデータ抽出を繰り返し行うことを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  4. 前記メモリに格納された拡大ラスタデータに基づく露光用ラスタデータ抽出がすべて終了し、次に生成された一連の拡大ラスタデータに基づく露光用ラスタデータ抽出を開始するとき、露光開始位置をシフト補正する補正手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  5. 前記メモリが、別々にラスタデータの書き込み、読み出しが可能な第1、第2メモリを有し、
    前記データ変換手段が、前記拡大ラスタデータを前記第1、第2メモリへ交互に格納させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の露光装置。
  6. 前記走査手段が、前記露光エリアを、基板に対し斜め方向に沿って相対移動させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の露光装置。
  7. 描画パターンに応じたパターンデータに基づき、露光エリアのデータサイズより大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーする少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、メモリへ格納するデータ変換手段と、
    前記拡大ラスタデータの生成する間の露光エリア移動距離よりも短い露光ピッチに従い、前記メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出するデータ抽出手段と
    を備えたことを特徴とする露光装置のデータ処理装置。
  8. 描画パターンに応じたパターンデータに基づき、露光エリアのデータサイズより大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーする少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、メモリへ格納するデータ変換手段と、
    前記拡大ラスタデータの生成する間の露光エリア移動距離よりも短い露光ピッチに従い、前記メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出するデータ抽出手段と
    を機能させることを特徴とする露光装置のプログラム。
  9. 描画パターンに応じたパターンデータに基づき、露光エリアのデータサイズより大きく、露光動作複数回分のエリアをカバーする少なくとも1つの拡大ラスタデータを順次生成し、メモリへ格納し、
    前記拡大ラスタデータの生成する間の露光エリア移動距離よりも短い露光ピッチに従い、前記メモリに格納された拡大ラスタデータから、露光エリアの相対位置に応じた露光用ラスタデータを、オーバラップさせながら順次抽出することを特徴とする露光装置のデータ処理方法。
JP2010025431A 2010-02-08 2010-02-08 露光装置 Expired - Fee Related JP5503992B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025431A JP5503992B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025431A JP5503992B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011164268A JP2011164268A (ja) 2011-08-25
JP5503992B2 true JP5503992B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=44595036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010025431A Expired - Fee Related JP5503992B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5503992B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6663672B2 (ja) * 2015-09-25 2020-03-13 株式会社Screenホールディングス データ補正装置、描画装置、配線パターン形成システム、検査装置、データ補正方法および配線基板の製造方法
JP7422263B1 (ja) 2023-08-24 2024-01-25 株式会社オーク製作所 露光装置および露光方法
JP7455265B1 (ja) 2023-08-24 2024-03-25 株式会社オーク製作所 露光装置および露光方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3457474B2 (ja) * 1996-07-17 2003-10-20 株式会社東芝 荷電ビーム描画装置
JP4324645B2 (ja) * 2001-08-21 2009-09-02 株式会社オーク製作所 多重露光描画装置および多重露光描画方法
JP4114184B2 (ja) * 2001-12-28 2008-07-09 株式会社オーク製作所 多重露光描画装置および多重露光描画方法
JP5258226B2 (ja) * 2007-08-10 2013-08-07 株式会社オーク製作所 描画装置および描画方法
JP5241226B2 (ja) * 2007-12-27 2013-07-17 株式会社オーク製作所 描画装置および描画方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011164268A (ja) 2011-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5258226B2 (ja) 描画装置および描画方法
JP5241226B2 (ja) 描画装置および描画方法
US7248333B2 (en) Apparatus with light-modulating unit for forming pattern
JP2012049433A (ja) 露光装置
JP2008003504A (ja) 描画システム
JP5336036B2 (ja) 描画システム
CN101419410A (zh) 直接图像曝光装置
JP5503992B2 (ja) 露光装置
KR101720595B1 (ko) Dmd 기반의 노광 장치에서 이용가능한 래스터 이미지 생성 방법 및 장치, 및 래스터 이미지 생성 방법을 실행하기 위한 프로그램을 기록한 기록 매체
JP6900284B2 (ja) 描画装置および描画方法
US20090074401A1 (en) Image recording processing circuit, image recording apparatus and image recording method using image recording processing circuit
TWI688830B (zh) 曝光裝置及曝光方法
JP2006319098A (ja) 描画装置
JP5357483B2 (ja) 露光装置および露光方法
JP4671661B2 (ja) 露光装置および露光方法
JP5357617B2 (ja) 露光装置
JP4466195B2 (ja) 描画システム
JP2005353927A (ja) パターン描画装置
US20100256817A1 (en) Method of adjusting laser beam pitch by controlling movement angles of grid image and stage
JP7432418B2 (ja) 露光装置および露光方法
JP7455265B1 (ja) 露光装置および露光方法
JP7422263B1 (ja) 露光装置および露光方法
KR101999854B1 (ko) 마스크리스 노광장치 및 노광방법
JP7437212B2 (ja) 露光装置および露光方法
JP2007079383A (ja) 描画データ取得方法および装置並びに描画方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5503992

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees