JP4466175B2 - 石英ルツボ - Google Patents

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本発明は、チョクラルスキー法(以下、CZ法という。)によりシリコン単結晶を引上げる装置に用いられ、そのシリコン単結晶を引上げるためのシリコン融液が貯留される石英ルツボに関するものである。
シリコン単結晶を育成する方法の一つとしてCZ法が用いられている。このCZ法は、先ず、多結晶シリコン原料を石英ルツボ内でシリコンの融点以上に加熱融解してシリコン融液とする。次いでこの石英ルツボに貯えられたシリコン融液に種結晶を浸す。種結晶が浸されその一部を融解した後に引上げを開始する。引上げ中、最初にネックと呼ばれる細い結晶部がインゴットへの転位成長を除くために育成される。次いでインゴットはネックから成長しその結晶径が徐々に増大する。最初にコーン部、続いて肩部が形成された後、一定の直径を有する直胴部が形成される。上記ステップを経ることにより円柱状のシリコン単結晶が育成される。
CZ法における結晶成長の間、石英ルツボの内壁部はシリコン融液に接し、そして次の式(1)に示す反応の結果、徐々に溶解する。
SiO2 + Si → 2SiO ………… (1)
シリコン融液に混入したSiOの大半は、シリコン融液の自由表面からSiOガスとして蒸発するが、一部がシリコン単結晶とシリコン融液の界面である固液界面からシリコン単結晶に取り込まれ不純物酸素の源となる。シリコン単結晶の引上げ初期段階では、シリコン融液と石英ルツボ内壁部が接触する面積が比較的広いため、シリコン融液に溶解する酸素濃度は非常に高い。しかし、結晶成長が進んで、シリコン単結晶が形成されるとシリコン融液の液面は下がり、シリコン融液と石英ルツボ内壁部の接触面積は引上げ初期段階と比べて小さくなる。融液とルツボの接触面積の減少は石英ルツボからシリコン融液に溶解する酸素量を減少させる。従って、十分に成長したシリコン単結晶は、その軸方向で不均一な酸素分布を示す。より詳しくは酸素濃度は、その測定が結晶のシード端部、結晶の中央部、又は結晶のテール端部でなされるかによって、変化する。
一方、シリコン融液に高濃度のAs、PやSb等の元素をドープして得られるN型シリコン単結晶は、パワーディスクリート市場(power discrete market)で用いられるエピタキシャルウェーハ(以下、エピウェーハという。)の出発原料として好都合であり、その生産量は増加傾向にある。良好なエピウェーハ基板に求められる本質的な2つの特性はそのバルクの抵抗率とその内部ゲッタリング能力である。ウェーハの内部ゲッタリング能力はこの結晶内部に増大した固有の酸素濃度に密接に関係している。N型シリコン単結晶のバルクの抵抗率とこうしたN型シリコン単結晶の酸素濃度との間には直接の相関関係があることが知られている。特定の結晶の抵抗率が低くなればなるほど、結晶構造に自然に取り入れられる酸素濃度は低くなる。この挙動の理由の一部は、AsやSbのような元素が酸素化合物を形成しながら容易に融液表面から蒸発して融液中の酸素濃度を減少させることにある。例えば、融液中のSbは酸素と結合して酸素の溶解度を高め、一方で、Sb単体やSb2O等の形で蒸発する。その結果、Sbが高濃度で含まれると、溶液中では酸素濃度が減少し、Sbを高度にドープした結晶中に高度に酸素を取り込むことが難しくなる。このように、低抵抗率と高酸素濃度を同時に満たすN型シリコン単結晶を得ることが困難であった。
この点を解消するために、図9に示すように、グラファイトサセプタ1により支持されて設けられた石英ルツボ3の内部に石英からなるリング部材4を挿入し、ヒータ7により加熱されたシリコン融液6をそのルツボ3に貯留し、そのシリコン融液6からシリコン単結晶2を引上げることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これは、石英からなるリング部材4をシリコン融液6に浸漬させることにより、シリコン単結晶2の成長が進んでシリコン融液6の液面が下がった場合においても、そのリング部材4からシリコン融液6中に酸素を溶解させ、軸方向で均一な酸素分布を有するシリコン単結晶2を得ることができるものとしている。
米国特許第4,545,849号明細書
しかし、石英からなるリング部材4をシリコン融液6に浸漬させると、そのリング部材4はルツボ3の内底部に設置されシリコン融液6中にルツボ3の内底面から突出するような形となる。そして、このリング部材4からシリコン融液6中に融解する酸素の量はその温度に比例するけれども、ルツボ3の上昇に伴いヒータ7による加熱量が変化し、リング部材4からシリコン融液6中に融解する酸素の量も変化し、シリコン融液6中に酸素を均一に融解させることが困難であるという未だ解決すべき課題が残存していた。
本発明の目的は、シリコン単結晶引き上げ中のシリコン融液中に酸素を均一に融解させることのできるシリコン単結晶の引上げ装置における石英ルツボを提供することにある。
請求項1に係る発明は、図4に示すように、チャンバ11内にグラファイトサセプタ14により支持されて設けられシリコン単結晶24を引上げるためのシリコン融液12が貯留される石英ルツボ13の改良である。
その特徴ある構成は、図6〜図8に示すように、石英ルツボの内底部にルツボ回転中心Aを中心としかつ互いに所定の間隔をあけてそれぞれリング状の一対の凸条13b,13cが形成され、一対の凸条13b,13cの間にルツボ回転中心Aを中心とするリング状の溝13dである凹みが形成され、凹み13dが凹み開口部Bが凹み内部Cより小さくなるように形成されたところにある。
この請求項1に記載された石英ルツボ13では、凹み13dに澱んだシリコン融液12は特に加熱されて多くの酸素が溶け出すため、その酸素濃度は飽和状態となる。一方、図3及び図8に示すように、ルツボ13に貯留されたシリコン融液12にはテイラープラウドマン(Taylor-Proudman)循環流Pが発生し、凹み13dに澱むことにより酸素濃度が飽和状態になった凹み13d内部のシリコン融液12はこの循環流Pにより上昇してシリコン単結晶24に取り込まれる。即ち、シリコン単結晶24の直胴部を形成する時に、酸素濃度の比較的高いシリコン融液12が凹み13dから循環流Pにより上昇してその単結晶24に取り込まれ、酸素濃度の低下を抑制する効果が得られる。
また、凹みがリング状の溝13dであるのでその加工が容易で、比較的安価に本発明の石英ルツボを得ることができる。
更に、図1及び図8に示すように、この請求項に記載された石英ルツボでは、シリコン単結晶24の直胴部を形成する時に、酸素濃度の比較的高いシリコン融液12を凹み13dから単結晶24に取り込ませるとともに、その一対の凸条13b,13cからもシリコン融液12中に酸素を溶解させることができ、軸方向で均一な酸素分布を有するシリコン単結晶24を得ることが可能になる。
また、図1、図7及び図8に示すように、凹み13dが凹み開口部Bが凹み内部Cより小さくなるように形成するので、図8に示すように、シリコン融液12が凹み13dに澱む。凹み13dに澱んだシリコン融液12は特に加熱されて多くの酸素が溶け出すため、その酸素濃度は飽和状態となる。酸素濃度が飽和状態の凹み13aに澱んだシリコン融液12を循環流Pより徐々に上昇させてシリコン単結晶24に取り込ませることができ、シリコン単結晶24の直胴部を形成する時の酸素濃度の低下を有効に抑制することができる。
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明であって、凹み13dが引き上げられるシリコン単結晶24をルツボ内底部に投影したときにその単結晶の直径Dに相当する径の範囲内で内底部に形成されたことを特徴とする。
この請求項に記載された石英ルツボでは、酸素濃度が飽和状態となる凹み13d内部のシリコン融液12を循環流Pに乗せてシリコン単結晶24に有効に取り込ませることができ、酸素濃度の低下を更に有効に抑制することができる。
本発明の石英ルツボでは、内底部にルツボ回転中心を中心としかつ互いに所定の間隔をあけてそれぞれリング状の一対の凸条を形成し、この一対の凸条の間に凹みを形成したので、凹みにシリコン融液が澱み、この凹みに澱んだシリコン融液は特に加熱されて多くの酸素が溶け出してその酸素濃度は飽和状態となり、酸素濃度が飽和状態のシリコン融液はテイラープラウドマン循環流により上昇してシリコン単結晶に取り込まれる。従って、シリコン単結晶の直胴部を形成する時に、酸素濃度の比較的高いシリコン融液をその凹みから単結晶に取り込ませて酸素濃度の低下を抑制することができる。この凹みは、ルツボ回転中心Aを中心とするリング状の溝であってルツボ回転中心を中心とする同心円状に配列される。
また、凹みを凹み開口部が凹み内部より小さくなるように形成するため、酸素濃度が飽和状態の凹みに澱み、この澱んだシリコン融液をその循環流より徐々に上昇させてシリコン単結晶に取り込ませることができる。更に、凹みが引き上げられるシリコン単結晶をルツボ内底部に投影したときにその単結晶の直径に相当する径の範囲内に形成すれば、酸素濃度が飽和状態となる凹み内部のシリコン融液をその循環流に乗せてシリコン単結晶に有効に取り込ませることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図4に示すように、シリコン単結晶引上げ装置10のチャンバ11内には、シリコン融液12を貯える石英ルツボ13が設けられ、この石英ルツボ13はグラファイトサセプタ14により外周面及び外底面を包囲されて支持される。サセプタ14は支軸16の上端に固定され、この支軸16の下部はルツボ駆動手段17に接続される。ルツボ駆動手段17は図示しないが石英ルツボ13を回転させる第1回転用モータと、石英ルツボ13を昇降させる昇降用モータとを有し、これらのモータにより石英ルツボ13が所定の方向に回転し、かつ上下方向に移動できるようになっている。サセプタ14の外周面はヒータ18により包囲され、このヒータ18は保温筒19により包囲される。ヒータ18は石英ルツボ13に充填された高純度の多結晶シリコン原料を加熱融解してシリコン融液12にする。
またチャンバ11の上端の円筒状のケーシング21には引上げ手段22が設けられる。引上げ手段22はケーシング21の上端部に水平状態で旋回可能に設けられた引上げヘッド(図示せず)と、このヘッドを回転させる第2回転用モータ(図示せず)と、ヘッドから石英ルツボ13の回転中心に向って垂下されたワイヤケーブル23と、上記ヘッド内に設けられワイヤケーブル23を巻取り又は繰出す引上げ用モータ(図示せず)とを有する。ワイヤケーブル23の下端には種結晶26が取付けられる。シリコン単結晶24の外周面と保温筒19の内周面との間にはシリコン単結晶24を包囲する円筒状の熱遮断部材27が設けられる。この熱遮断部材27はコーン部27aとフランジ部27bからなり、このフランジ部27bを保温筒19に取付けることにより熱遮蔽部材27が固定される。
参考の形態の構成は、図1及図5に示すように、ルツボ13の内底部にシリコン融液12が澱むように凹み12aが形成される。この形態における凹み13aは、図1に詳しく示すように、ルツボ駆動手段17によりそのルツボ13が回転するルツボ回転中心Aを中心としてルツボ13の内底部に形成されたリング状の溝である。そしてこの凹み13aは、図1の拡大図に示すように、凹み開口部Bが凹み内部Cより小さくなるように形成され、図1の一点鎖線で示すように、引き上げられるシリコン単結晶をルツボ内底部に投影したときにその単結晶の直径Dに相当する径の範囲内で内底部に形成される。
このような構成のルツボを用いたシリコン単結晶の引上げ方法について説明する。
先ず高純度の多結晶シリコン原料を石英ルツボ13に充填し、ヒータ18でシリコンの融点以上に加熱融解してシリコン融液12にする。次いで石英ルツボ13に貯えられたシリコン融液12に種結晶26を浸し、種結晶26そのものを融解した後にルツボ駆動手段17によりそのルツボ13を回転させ、その状態でワイヤケーブル23を回転させながら引上げることにより円柱状のシリコン単結晶24を育成する。このとき石英ルツボ13はワイヤケーブル23の回転と逆の回転をさせる。
融液12が形成されるとき及び単結晶24の直胴部が形成されるときに行うヒータ18による加熱は、先ず石英ルツボ13の温度がその加熱により上昇しその後シリコン融液12に伝達される。このときの温度分布状態を図2に示す。図2から明らかなように、石英ルツボ13がヒータ18により先ず加熱されることから、その加熱された石英ルツボ13の内底部に形成された凹み13aに澱んだシリコン融液12は特に加熱されて多くの酸素が溶け出すため、その酸素濃度は飽和状態となる。
一方、図3に示すように、ルツボ13に貯留されたシリコン融液12にはシリコン単結晶24とルツボ13が回転することから生じるテイラープラウドマン循環流P(以下、「循環流P」という。)が発生する。この循環流Pはシリコン単結晶24の直径に相当するルツボ底部から上昇してルツボ13の中央底部に向かって下降する対流である。一方、この循環流Pの外側におけるルツボ13の周囲では、その内周部分から上昇しシリコン単結晶24の径に相当する部分から下降する対流Gも生じる。従って、凹み13aに澱んで酸素濃度が飽和状態にあるシリコン融液12は循環流Pより上昇してシリコン単結晶24に取り込まれることになる。即ち、シリコン単結晶24の直胴部を形成する時に、酸素濃度の比較的高いシリコン融液12が凹み13aから循環流Pにより上昇してその単結晶24に取り込まれ、酸素濃度の低下を抑制する効果が得られる。このルツボ13を用いて形成したシリコン単結晶24は、従来の方法の課題であったシード端部、直胴部及びテール端部それぞれの位置によって含まれる酸素濃度の不均一な分布を解消することができる。よって、AsやSbでドープされたシリコン融液12の酸素濃度の低下も抑制することができる。
図6に本発明の実施の形態を示す。図面中上述した参考の形態と同一符号は同一部品を示し、繰り返しての説明を省略する。
の実施の形態の特徴ある構成は、図6に示すように、内底部にルツボ回転中心Aを中心としかつ互いに所定の間隔を開けてそれぞれリング状の一対の凸条13b、13cが形成されたところにある。そして、一対の凸条13b,13cの間に形成されたリング状の溝が、シリコン融液12が澱む凹み13dを形成する。そしてこの凹み13dは、図7及び図8に示すように、凹み開口部Bが凹み内部Cより小さくなるように形成され、引き上げられるシリコン単結晶をルツボ内底部に投影したときにその単結晶の直径Dに相当する径の範囲内で内底部に形成される。
このような構成の石英ルツボ13では、融液12が形成されるとき及び単結晶24の直胴部が形成されるときに行うヒータ18による加熱は、先ず石英ルツボ13の温度がその加熱により上昇しその後シリコン融液12に伝達される。このときの温度分布状態を示す図7から、石英ルツボ13はヒータ18により先ず加熱され、その加熱された石英ルツボ13の内底部に形成された一対の凸条13b,13cが加熱される。従って、一対の凸条13b,13cの間に形成された凹み13dに澱んだシリコン融液12は特に加熱されて多くの酸素が溶け出すため、その酸素濃度は飽和状態となる。
一方、図8に示すように、ルツボ13に貯留されたシリコン融液12にはシリコン単結晶24とルツボ13が回転することから生じる循環流Pが発生する。従って、凹み13dに澱んだ、酸素濃度が飽和状態にあるシリコン融液12は循環流Pより上昇してシリコン単結晶24に取り込まれ、酸素濃度の低下を抑制する。そして一対の凸条13b,13cはシリコン融液12中に突出するように形成されるため、一対の凸条13b,13cからもシリコン融液12中に酸素を溶解させることができ、軸方向で均一な酸素分布を有するシリコン単結晶24を得ることが可能になる。
参考形態の石英ルツボの断面図である。 その石英ルツボがヒータにより加熱された場合の温度分布を示す断面図である。 その石英ルツボに貯留されたシリコン融液の対流を示す断面図である。 その石英ルツボを有する引き上げ装置の構成図である。 その石英ルツボを半分にした場合の斜視図である。 本発明実施形態の石英ルツボを半分にした場合の斜視図である。 その石英ルツボがヒータにより加熱された場合の温度分布を示す断面図である。 その石英ルツボに貯留されたシリコン融液の対流を示す断面図である。 従来の石英ルツボを有する引き上げ装置の構成図である。
符号の説明
11 チャンバ
12 シリコン融液
13 石英ルツボ
13a 溝(凹み)
13b,13c 凸条
13d 溝(凹み
14 サセプタ
24 シリコン単結晶
A ルツボ回転中心
B 凹み開口部
C 凹み内部
D シリコン単結晶の直径

Claims (2)

  1. チャンバ(11)内にグラファイトサセプタ(14)により支持されて設けられシリコン単結晶(24)を引上げるためのシリコン融液(12)が貯留される石英ルツボ(13)において、
    前記石英ルツボの内底部にルツボ回転中心(A)を中心としかつ互いに所定の間隔をあけてそれぞれリング状の一対の凸条(13b,13c)が形成され、前記一対の凸条(13b,13c)の間にルツボ回転中心(A)を中心とするリング状の溝(13d)である凹みが形成され
    前記凹み(13d)が凹み開口部(B)が凹み内部(C)より小さくなるように形成されたことを特徴とする石英ルツボ。
  2. 凹み(13d)が引き上げられるシリコン単結晶(24)をルツボ内底部に投影したときにその単結晶の直径(D)に相当する径の範囲内で内底部に形成された請求項1記載の石英ルツボ。
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