JP4465742B2 - 顕微鏡の焦準装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、顕微鏡の焦準装置に関し、特に、大きさの異なる様々な試料を観察する場合に、ピント合わせの操作性を向上させた顕微鏡の焦準装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
微細な電子部品が搭載されたプリント基板の検査や、シャーレで培養した細胞組織の観察等には、観察物を立体的に観察できる実体顕微鏡が使用される。実体顕微鏡は、左右の眼に対応する2本の光路を有するので、観察物の奥行きを認識することができ、観察物に対する操作、例えば、プリント基板に搭載された電子部品のハンダ付けや、細胞組織の一部に針を刺す等の操作を容易に行うことができる。
【0003】
図7は、従来の顕微鏡の焦準装置の使用状態の説明図である。焦準装置102は、観察物を載置するベース101に垂直に固定され、顕微鏡104が、焦準装置102の顕微鏡取り付け部103に着脱可能に取り付けられる。
【0004】
観察対象となる試料105は、ベース101の中央部に設けられたステージ101a上に載置される。観察者は、焦準装置102の側面に設けられた焦準ノブ106を軸回りに回転し、顕微鏡取り付け部103をステージ101aに垂直な方向に移動させる。これにより、顕微鏡104と試料105の間の距離が変わりピント合わせが行われる。
【0005】
この場合、観察者は顕微鏡104を覗きながら焦準ノブ106を操作してピント合わせを行うが、例えば、観察対象のプリント基板に高さが異なる様々な電子部品が搭載されていたり、観察対象の細胞組織が厚み方向に何層も重なっている場合には、観察物に対するピント合わせが頻繁に行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように実体顕微鏡による観察では、観察者はピント合わせのために頻繁に焦準ノブ106を操作するが、観察者にとって操作しやすい焦準ノブ106の位置は、観察物の大きさや観察者の手の大きさによって異なる。
【0007】
図8乃至図10は、従来の顕微鏡の焦準装置において、観察者が手107で焦準ノブ106を操作してピント合わせを行っている場合の説明図であり、図8は、ベース101から焦準ノブ106までの高さh1が低い場合の様子を示す。
【0008】
図8に示すように、焦準ノブ106の位置が低い場合は、観察する試料105が小さければ、観察者は腕をベース101の上に置いた状態で焦準ノブ106を操作することができる。従って、長時間の観察において焦準ノブ106を頻繁に操作する場合でも、観察者の疲労は比較的少ない。
【0009】
しかしながら、焦準ノブ106を、観察者が腕をベース101の上に置いて操作できる位置に設定するとしても、観察者の手の大きさには個人差があるので、焦準ノブ106を、全てに観察者にとって操作しやすい位置に設定することは不可能である。
【0010】
また、観察する試料105が小さい場合は、上記のように、焦準ノブ106の位置が低い方が操作しやすいが、試料105が大きい場合は、焦準ノブ106の位置が低いとかえって操作しにくい場合がある。
【0011】
図9は、試料105が大きく、ベース101の左右(紙面に垂直方向)に大きく張り出している場合に、焦準ノブ106を操作してピント合わせを行っている様子を示す。試料105が大きく、ベース101の左右に大きく張り出している場合は、観察者は手107をベース101の上に置いて安定させることはできない。しかも、この場合、観察者は、試料105の上から手首を下方に曲げて焦準ノブ106を操作しなければならず、手首に無理な力が加わって操作性が著しく低下する。
【0012】
図10は、焦準ノブ106の位置を高く設定した場合にピント合わせを行っている様子を示す。焦準ノブ106の位置が高い場合(h2>h1)は、図9で説明したような不都合はないが、図10に示すような小さな試料105を観察する場合でも、観察者は、焦準ノブ106を操作する手107をベース101の上に置くことができず、空中で保持しなければならない。従って、焦準ノブ106を操作する手107を安定させることができず、長時間の観察では観察者の疲労が増加してしまう。
【0013】
このように、操作しやすい焦準ノブ106の位置は、試料の大きさと観察者の手の大きさにより異なるが、従来の顕微鏡の焦準装置では、大きな試料の場合でも操作性を低下させないことを優先し、焦準ノブ106を比較的高い位置に設定していた。
【0014】
このため、手の小さな観察者が小さく薄い試料を観察する場合には、ベース101の上に腕を置くことができず、腕を空中に保持した状態で焦準ノブ106を操作しなければならないため、ピント合わせの操作性が低下し、長時間観察において疲労の原因となっていた。なお、ユーザに焦準ノブ106の位置が異なる複数種類の焦準装置を用意させることは、ユーザの負担が増大し好ましくない。
【0015】
そこで、本発明の目的は、大きさの異なる様々な試料を観察する場合に、ピント合わせの操作性を向上させることができる顕微鏡の焦準装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、焦準装置の焦準ノブが顕微鏡の移動方向に移動可能に取付けられることを特徴とする。従って、本発明によれば、大きさの異なる様々な試料を観察する場合に、焦準ノブを操作しやすい位置に移動させ、ピント合わせの操作性を向上させることができる。
【0017】
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、支柱と、該支柱に取り付けられた焦準ノブと、前記支柱に移動可能に取り付けられた顕微鏡取り付け部とを有し、前記焦準ノブを回転させて前記顕微鏡取り付け部を移動させ、ピント合わせを行う顕微鏡の焦準装置において、前記焦準ノブは、前記顕微鏡取り付け部の移動方向に移動可能に取付けられたことを特徴とする。
【0018】
上記の発明によれば、焦準ノブは、顕微鏡取り付け部の移動方向に移動可能なので、観察する試料の大きさ等に応じて、操作しやすい位置に焦準ノブを設定することができる。
【0019】
即ち、観察する試料が小さい場合等は、焦準ノブを低い位置に設定する。これにより、観察者は腕を安定させて焦準ノブを操作することができ、長時間の観察における疲労を少なくすることができる。一方、観察する試料が大きい場合や、左右に大きく張り出した場合等には、焦準ノブを高い位置に設定する。これにより、観察者は手を不自然に曲げて焦準ノブを操作する必要がなく、操作性よく焦準ノブを操作することができる。
【0020】
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記焦準ノブが移動可能な任意の位置で前記支柱に固定される固定手段を有することを特徴とする。
【0021】
上記の発明によれば、焦準ノブは、移動可能な任意の位置で固定可能なので、観察物の大きさや観察者の手の大きさの応じて、最も操作しやすい位置に焦準ノブを設定することができる。従って、ピント合わせ時の操作性を向上させ、長時間の観察における疲労を軽減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0023】
図1は、本発明の第1の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の使用状態の説明図である。第1の実施の形態の焦準装置2は、ピント合わせ時の操作性を向上させるために、焦準ノブ6を高さが異なる複数の位置に設定することができ、図1(1)は高い位置に設定した場合を示し、図1(2)は低い位置に設定した場合を示す。なお、後で詳述するが、焦準ノブ6は、焦準装置2の左右の側面に設けられた開口部13に沿って移動でき、高い位置と低い位置の2カ所に設定することができる。
【0024】
本実施の形態の焦準装置2は、観察物を載置するベース1に垂直に固定され、顕微鏡4が、焦準装置2の顕微鏡取り付け部3に着脱可能に取り付けられる。観察対象となる試料5は、ベース1の中央部に設けられたステージ1a上に載置される。観察者は、焦準装置2の側面に設けられた焦準ノブ6を軸回りに回転させ、顕微鏡取り付け部3をステージ1aに垂直な方向に移動させる。これにより、顕微鏡4と試料5の間の距離が変わりピント合わせが行われる。
【0025】
本実施の形態において、焦準ノブ6は、焦準装置2の左右の側面に設けられた開口部13に沿って移動でき、高い位置と低い位置の2カ所に設定することができる。従って、観察する試料5が小さい場合は、焦準ノブ6の位置を、図1(2)のように低い位置に設定すれば、観察者は腕をベース1の上に置いて焦準ノブ6を操作することができ、長時間の観察における疲労を少なくすることができる。
【0026】
一方、観察する試料5が大きい場合や、左右に大きく張り出した場合等には、焦準ノブ6の位置を、図1(1)のように高い位置に設定する。これにより、観察者は手を不自然に曲げて焦準ノブ6を操作する必要がなく、操作性よく焦準ノブ6を操作することができる。
【0027】
図2は、本発明の第1の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の断面図である。ここに図2(1)は、図2(2)のB−B部分における水平方向の断面図であり、図2(2)は、図2(1)のA−A部分における垂直方向の断面図である。
【0028】
図2(2)に示すように、焦準装置2の支柱7は、ねじ15によりベース1に垂直に固定される。支柱7の内側側面には、図2(1)に示すガイド溝7a、7bが設けられ、ガイド溝7a、7bにスライダー8がスライド可能に係合される。スライダー8には、ねじ16により顕微鏡取り付け部3が固設され、顕微鏡取り付け部3には、ねじ17により顕微鏡4が着脱可能に取り付けられる。
【0029】
ラック9は、ねじ18によりスライダー8に固設され、ピニオンギア10と噛み合わされる。ピニオンギア10は、焦準ノブ6の軸である焦準ノブ軸11と同軸に形成されているので、観察者が焦準ノブ6を回転させるとピニオンギア10が回転し、ラック9は、焦準ノブ軸11の接線方向である上下方向に推進される。このため、スライダー8は、ガイド溝7a、7bに案内されて上下方向に移動し、顕微鏡取り付け部3に取り付けられた顕微鏡4を上下方向に移動させる。
【0030】
観察対象である試料5は、ベース1の上面に設けられたステージ1aの上に載置される。そして、観察者が、焦準ノブ6を軸回りに回転させることにより、顕微鏡4がステージ1aに垂直に移動し、顕微鏡4と試料5の距離が変わってピント合わせが行われる。
【0031】
本実施の形態においては、焦準ノブ6は、高い位置と低い位置の2カ所に設定できるが、図2(2)は、ピニオンギア10及び焦準ノブ軸11が、支柱7の側面に設けられた開口部13の高い位置に設定され、焦準ノブ6が高い位置6aに設定された場合を示す。なお、後述するように、ピニオンギア10及び焦準ノブ軸11を、開口部13の低い位置に設定すれば、焦準ノブ6は低い位置6bに設定される。
【0032】
図3は、図2(2)に示した本発明の第1の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の部分拡大図である。図3において、支柱7の左右側壁(紙面に平行)には開口部13が設けられ、この開口部13の上下の2カ所には、更に、切り欠き部13a、13bが設けられる。
【0033】
焦準ノブ軸11が貫通する焦準ノブ軸受け12には、突起部12aが設けられており、突起部12aは、開口部13に設けられた切り欠き部13a又は13bに係合され、固定ねじ14にて支柱7に固定される。図3は、焦準ノブ軸受け12の突起部12aが、切り欠き部13aに係合され、焦準ノブ6が高い位置6aに設定された場合を示す。
【0034】
一方、固定ネジ14を緩めて焦準ノブ軸受け12を取り外し、焦準ノブ軸受け12の突起部12aが、開口部13の低い位置の切り欠き部13bに係合するように取り付けると、焦準ノブ6は、支柱7の低い位置6bに設定される。
【0035】
このように、本実施の形態の顕微鏡の焦準装置は、焦準ノブ軸受け12を、開口部13の高い位置又は低い位置に固定することにより、焦準ノブ6を、高い位置6a又は低い位置6bの2カ所に設定することができる。従って、観察する試料が小さい場合に、焦準ノブ6を低い位置6bに設定すれば、観察者は手をベース1の上に置いて焦準ノブ6を操作することができ、長時間の観察における疲労を少なくすることができる。
【0036】
一方、観察する試料が大きい場合に、焦準ノブ6を高い位置6aに設定すれば、観察者は手を不自然に曲げて焦準ノブ6を操作する必要がなく、操作性よく焦準ノブ6を操作することができる。
【0037】
なお、第1の実施の形態では、焦準ノブ6が、高い位置6a又は低い位置6bの2カ所に設定される場合を示したが、開口部13の切り欠き部を増やせば、焦準ノブ6を、高さが異なる更に多くの位置に設定することも可能である。
【0038】
焦準ノブ6の設定可能位置が多ければ、観察物の大きさや観察者の手の大きさの応じて、最も操作しやすい位置に焦準ノブ6を設定することができ、ピント合わせの操作性を更に向上させ、長時間の観察における疲労を更に軽減することができる。
【0039】
図4は、本発明の第2の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の断面図である。ここに図4(1)は、図4(2)のD−D部分の水平断面図であり、図4(2)は、図4(1)のC−C部分の垂直断面図である。
【0040】
図4(2)に示すように、焦準装置2の支柱27は、第1の実施の形態と同様に、ねじ15によりベース1に垂直に固定され、支柱27の内側には、スライダー8が、ガイド溝7a、7bにスライド可能に係合される。また、ラック29は、ねじ18によりスライダー8に固設され、ピニオンギア30と噛み合わされる。
【0041】
ピニオンギア30は、焦準ノブ6の軸である焦準ノブ軸31と同軸に形成されているので、観察者が焦準ノブ6を回転させるとピニオンギア30が回転し、ラック29及びスライダー8が上下方向に移動して、顕微鏡4のピント合わせが行われる。
【0042】
図5は、図4(2)のピニオンギア30の周辺部分の拡大図であり、図6は、図4(1)の焦準ノブ軸受け32の周辺部分の拡大図である。第2の実施の形態の焦準装置2は、第1の実施の形態と異なり、焦準ノブ軸受け32が開口部33の任意の位置に固定でき、焦準ノブ6を開口部33の任意の位置に設定することができる。
【0043】
図5に示すように、支柱27の左右側壁(紙面に平行)の開口部33は、顕微鏡の移動方向に平行に設けられ、焦準ノブ軸受け32はこの開口部33に沿って移動させることができる。即ち、焦準ノブ軸受け32は、開口部33の側面に平行な直線部32aを有し、その直線部32aが開口部33の側面に係合される。
【0044】
また、焦準ノブ軸受け32には、焦準ノブ軸受け32と同軸に設けられたピニオンギア30がラック29と噛み合う部分に、ピニオンギア開口部32bが設けられる。ピニオンギア開口部32bは直線部32aの反対側に設けられるので、直線部32aが開口部33の側面に係合すると、ピニオンギア開口部32bは常にラック29側を向いて配置され、ピニオンギア30とラック29を噛み合わせる。
【0045】
焦準ノブ軸受け32は、図6に示すようにフランジ32cと一体になっており、フランジ32cが支柱27の一方の開口部33に係合される。焦準ノブ軸受け32の他端にはネジ32dが設けられ、ネジ32dは、支柱27の他方の開口部33から突出する。従って、焦準ノブ軸受け32はナット34により、開口部33の任意の位置で固定することができる。
【0046】
このように第2の実施の形態の焦準装置2は、ナット34を緩めた状態で焦準ノブ軸受け32を支柱27の開口部33に沿って移動させ、観察者が焦準ノブ6を最も操作しやすい位置でナット34を締め、焦準ノブ軸受け32を固定することができる。
【0047】
従って、観察物の大きさや観察者の手の大きさに応じて、最も操作しやすい位置に焦準ノブ6を設定することができ、ピント合わせ時の操作性を向上させ、長時間の観察における疲労を軽減することができる。
【0048】
なお、本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
【0049】
【発明の効果】
以上、本発明の焦準装置によれば、焦準ノブの位置を、顕微鏡取り付け部の移動方向に移動できるので、観察する試料の大きさや観察者の手の大きさに応じて、操作しやすい位置に焦準ノブを設定することができる。
【0050】
また、本発明によれば、焦準ノブは、移動可能な任意の位置で固定可能又は所定の複数箇所で固定可能なので、観察物の大きさや観察者の手の大きさの応じて、最も操作しやすい位置に焦準ノブを設定することができる。従って、ピント合わせ時の操作性を向上させ、長時間の観察における疲労を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の外観図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の部分拡大図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の部分拡大図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の顕微鏡の焦準装置の部分拡大図である。
【図7】従来の顕微鏡の焦準装置の使用状態の説明図である。
【図8】従来の顕微鏡の焦準装置の操作説明図である。
【図9】従来の顕微鏡の焦準装置の操作説明図である。
【図10】従来の顕微鏡の焦準装置の操作説明図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 焦準装置
3 顕微鏡取り付け部
4 顕微鏡
5 試料
6 焦準ノブ
7、27 支柱
8 スライダー
9、29 ラック
10、30 ピニオンギア
11、31 焦準ノブ軸
12、32 焦準ノブ軸受け
13、33 開口部
Claims (3)
- 顕微鏡が取り付けられる顕微鏡取り付け部を有し、ベースに固定される焦準装置であって、
観察物に前記顕微鏡のピント合わせを行うとともに取り付け位置が移動可能な焦準ノブを備え、
前記焦準ノブの取り付け位置の前記ベースに対する高さは、前記顕微鏡の前記ベースに対する高さが一定の状態で移動可能であることを特徴とする焦準装置。 - 前記ベースに対する高さ方向に沿って設けられた開口部を有し、
前記焦準ノブの取り付け位置は、前記開口部に沿って移動されることを特徴とする請求項1に記載の焦準装置。 - 前記焦準ノブは、焦準ノブ軸と、前記焦準ノブ軸に備えられた突起部を有し、
前記ベースに対する高さ方向に前記突起部が係合する複数の切り欠き部を備え、
前記突起部が前記切り欠き部に係合することで、前記焦準ノブの取り付け位置が移動されることを特徴とする請求項1または2に記載の焦準装置。
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JP19079899A JP4465742B2 (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | 顕微鏡の焦準装置 |
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