JP3365803B2 - 顕微鏡焦準装置 - Google Patents

顕微鏡焦準装置

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JP3365803B2 JP01073893A JP1073893A JP3365803B2 JP 3365803 B2 JP3365803 B2 JP 3365803B2 JP 01073893 A JP01073893 A JP 01073893A JP 1073893 A JP1073893 A JP 1073893A JP 3365803 B2 JP3365803 B2 JP 3365803B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は顕微鏡標本を正立状態で
観察するための照明光学系と、観察光学系を有する顕微
鏡焦準装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の顕微鏡焦準装置の第1の
例として、図5のように構成されたものと、第2の例と
して図6のように構成されたものがある。図5におい
て、フレーム33は、“コ”の字形状になっており、フ
レーム33の背面下方には、光源34が取付けられてお
り、光源34より前方に導いた光束をフレーム33の内
部のベース部に配設されたミラー35により、フレーム
33の鉛直上方に反射させ、コンデンサレンズユニット
36によりステージ37上の標本38に焦光させるもの
である。
【0003】そして、標本38からの光を対物レンズ3
9で結像させ、鏡筒40に取付けられた接眼レンズ41
を通してアイポイント42の位置で標本像が観察できる
ようになっている。
【0004】また、ステージ37は、ステージホルダ4
3を介して焦準ハンドル44の回動により、観察光軸4
5に沿って上下動されるようになっていて、フレーム3
3の垂直部分には焦準ハンドル44の回動操作を、ステ
ージ37およびステージホルダ43の上下動に変換する
ための焦準機構(図示しない)が内蔵されている。
【0005】最近、この種の顕微鏡に対して要求される
重要な項目の1つとして、生きた細胞や組織切片、ある
いは実験動物等の大型の標本までをも載せることができ
る大きなステージと広い標本空間を確保することがあげ
られる。この要求を実現させるためには、観察光軸45
からフレーム33の垂直部分の内周側までの距離L(ふ
ところ長さと称する)を大きくとる必要があり、フレー
ム33が大型化すると同時に、対物レンズ39のピント
合わせの際に操作する焦準ハンドル44の位置も観察光
軸45から後方の離れた所に位置することになる。
【0006】一方、検鏡者の体の位置は、前述のアイポ
イント42の位置で規制されるために、焦準ハンドル4
4が光軸45から後方に離れるほど、操作性が悪く、ま
た疲労しやすくなるので、長時間の検鏡ができなくなる
という欠点を有している。
【0007】図6は、図5の例の欠点である検鏡者の操
作性を向上させるためになされた工業用顕微鏡の焦準装
置(特開平3ー58011号公報)である。図6(a)
はその焦準装置の垂直断面図であり、図6(b)はその
焦準装置の水平断面図である。ステージ51は、駆動機
構により上下駆動される中空構造の台46に支持されて
いる。台46の側壁に照明光束を導入するための孔47
が設けられ、かつ台46内に配設されているミラー48
により、照明光束を折り曲げて標本に導くと共に、台4
6の外側面とそれを囲む顕微鏡本体に固定の外枠49と
の間に少なくとも3個の上下案内機構50が設けられて
いる。そして、外枠49に操作ハンドル53が回転自在
に支持され、操作ハンドル53にはこれと同軸的にピニ
オン52が形成され、このピニオン52にラック54が
噛み合うように台46に固定されている。なお、図6に
おいて、36はコンデンサレンズユニット、45は光
軸、50a〜50dはローラガイド(総称して50)で
ある。
【0008】このような構成となっているので、操作ハ
ンドル53を回転させることにより、ピニオン52とラ
ック54が回転し、台46およびステージ51が上下に
駆動され、ピント合わせができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す焦準装置に
あっては、生物用顕微鏡で重視される透過照明のフレキ
シブリティを確保するためのコンデンサレンズユニット
36の交換が不可能である。また、ステージ51を支持
し、かつ駆動機構により上下駆動される台49が光軸4
5を囲んでいるため、顕微鏡により測光等を行う際に、
取付ける測光ユニットを、コンデンサユニット36とミ
ラー48との間に取付けることができない。従って、図
6のような工業用顕微鏡の焦準装置を生物用顕微鏡に利
用するのは好ましくない。
【0010】本発明は以上のような実情を考慮してなさ
れたもので、たとえば生物標本、特に生きた細胞や組織
切片、あるいは実験動物等の大型の標本までをも載せる
ことができる大型のステージと広い標本空間を確保で
き、透過照明のフレキシビリティを確保し、ピント合わ
せ操作がしやすく、検鏡者の疲労を少なくできる顕微鏡
焦準装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、水平アーム部、ベース
部および垂直部を有し全体の形状がほぼ“コ”字状であ
って、該水平アーム部と該ベース部のいずれかに照明光
学系が支持される顕微鏡フレームと、前記水平アーム部
の前記垂直部と連結される位置から離間した位置に配置
された観察鏡筒と、標本を載置するステージと、この標
本の観察像を取得するための対物レンズと、前記顕微鏡
フレームの垂直部に配置されて前記ステージと前記対物
レンズとの一方を対物レンズ光軸方向に移動させる移動
機構を有する焦準手段と、可動部および固定部を有し、
この固定部が顕微鏡フレームのベース部に固定され、前
記可動部を前記焦準手段の移動方向とほぼ交差する方向
に直進移動させる案内手段と、 前記ベース部の前記垂直
部と連結される位置から離間した位置の側面に配置さ
、回転駆動力を直進運動に変更して前記可動部に伝達
する操作手段と、前記操作手段の回転駆動力に応じた前
記可動部の直進運動の駆動力を前記焦準手段の前記ステ
ージと前記対物レンズとの一方に伝達する伝達手段と
を具備した顕微鏡焦準装置である。これにおいて、前記
焦準手段の移動機構はラック・ピ二オンよって構成さ
れ、前記伝達手段は前記操作手段からの操作量を前記焦
準手段のピニオンを回転駆動する駆動力に変換するよう
にしてもよい。
【0012】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、水平アーム部、ベース部および垂直部を有
し全体の形状がほぼ“コ”字状であって、該水平アーム
部と該ベース部のいずれかに照明光学系が支持される顕
微鏡フレームと、第1の可動部および固定部を有し、こ
の固定部が顕微鏡フレームの垂直部に固定され、前記第
1の可動部に標本を支持するためのステージの一端側が
固定され、前記第1の可動部を上下方向に直進移動させ
るための第1の直進案内機構と、第2の可動部および固
定部を有し、この固定部が顕微鏡フレームのベース部に
固定され、前記第2の可動部をほぼ水平方向に直進移動
させるための第2の直進案内機構と、前記顕微鏡フレー
ムのベース部に支持され、前記ステージを上下動させる
ための回転駆動力を得る操作手段と、この操作手段から
の回転駆動力を直進運動に変更して前記第2の可動部に
伝達する第1の動力伝達機構と、前記第2の直進案内機
構の可動部からの駆動力を前記第1の直進案内機構の可
動部に伝達するための第2の動力伝達機構と、を具備し
た顕微鏡焦準装置である。
【0013】前記目的を達成するため、請求項に対応
する発明は、水平アーム部、ベース部および垂直部を有
し全体の形状がほぼ“コ”字状であって、該水平アーム
部と該ベース部のいずれかに照明光学系が支持される顕
微鏡フレームと、第1の可動部および固定部を有し、こ
の固定部が顕微鏡フレームの垂直部に固定され、前記第
1の可動部に標本を支持するためのステージの一端側が
固定され、前記第1の可動部を上下方向に直進移動させ
るための第1の直進案内機構と、第2の可動部および固
定部を有し、この固定部が顕微鏡フレームのベース部に
固定され、前記第2の可動部をほぼ水平方向に直進移動
させるための第2の直進案内機構と、前記顕微鏡フレー
ムのベース部に、所定方向に一定範囲内で移動可能であ
って、この任意の位置に停止可能に支持され、前記ステ
ージを上下動させるための回転駆動力を得る操作手段
と、この操作手段からの回転駆動力を直進運動に変更し
て前記第2の可動部に伝達する第1の動力伝達機構と、
前記第2の直進案内機構の可動部からの駆動力を前記第
1の直進案内機構の可動部に伝達するための第1の動力
伝達機構を具備した顕微鏡焦準装置である。
【0014】
【作用】請求項1、2に対応する発明によれば、顕微鏡
フレームのベース部の垂直部と連結される位置から離間
した位置の側面に配置され、回転駆動力を直進運動に変
更して可動部に伝達する操作手段と、操作手段の回転駆
動力に応じた可動部の直進運動の駆動力を焦準手段のス
テージと前記対物レンズとの一方に伝達する伝達手段と
を具備しているので、焦準手段が操作者から遠い位置に
あっても操作手段を手前に配置できる。したがって、ピ
ント合わせの操作がしやすく、検鏡者の疲労を少なくす
ることができる。
【0015】請求項3に対応する発明によれば、顕微鏡
フレームのベース部に支持された操作手段からの回転駆
動力を、第1の動力伝達機構、第2の直進案内機構、第
2の動力伝達機構、第1の直進案内機構を順次介して直
線運動に変更して顕微鏡フレームの垂直部に支持された
ステージに伝達するようにしたので、ピント合わせの操
作がしやすく、検鏡者の疲労を少なくすることができ
る。請求項に対応する発明によれば、請求項に対応
する発明の操作手段を、顕微鏡フレームのベース部にお
いて、所定方向に所定範囲だけ移動可能にしたので、複
数の体格の異なる検鏡者に対しても最適な操作性が得ら
れ、検鏡者の疲労を最小限にすることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の第1の実施例の概略構成を
示す図であり、操作手段を構成する操作ハンドル19
と、ステージホルダ11の間に、第1の動力伝達機構と
第1の直進案内機構、ならびに第2の動力伝達機構と第
2の直進案内機構とを配設し、操作ハンドル19からの
回転力を直線運動に変換してステージホルダ11に伝達
するようにしたところに特徴を有する。
【0017】顕微鏡フレーム(以下単にフレームと称す
る)1は、全体の形状が“コ”字状であって、水平アー
ム部1hとベース部1bならびに垂直部1vを有してお
り、ベース部bには、光源2、ミラー3からなる照明光
学系が支持されている。また水平アーム部1hには対物
レンズ7、鏡筒8、接眼レンズ9からなる観察光学系が
支持されている。さらに垂直部1vにはコンデンサレン
ズ4、標本(試料)6を載置するステージ5、ステージ
ホルダ11からなるステージ機構が支持されている。
【0018】さらに垂直部1vおよびベース部1bに
は、操作ハンドル19と、ピニオン20と水平ラック2
1からなる第1の動力伝達機構、水平ラック22、アイ
ドラー23、垂直ラック24からなる第2の動力伝達機
構、ならび前後台16、ガイド17、固定板18からな
る第2の直進案内機構が支持され、上下台12、ガイド
13、固定台14からなる第1の直進案内機構が支持さ
れている。
【0019】このような構成のものにおいて、光源2か
らの光は、ベース1b内に収納されているミラー3によ
り鉛直上方に反射させ、コンデンサレンズ4によりステ
ージ5の上の標本6に集光させる。そして、標本6から
の光を対物レンズ7で結像させ、鏡筒8に取付けられた
接眼レンズ9を通してアイポイント10の位置で標本像
が観察できるようになっている。また、ステージ5は、
ステージホルダ11を介して上下台12に固定されてい
て、上下台12はガイド13によって、フレーム1に取
付けられている固定台14に対して対物レンズ7の光軸
に沿って上下動するようになっている。
【0020】一方、フレーム1のベース部1bには、前
後台16がガイド17を介して固定板18に対して水平
方向に移動可能に支持されている。そして、操作ハンド
ル19は、これと同軸でピニオン20が形成されてお
り、このピニオン20が前後台16の一端に固定された
水平ラック21に噛み合うようになっている。これらの
ピニオン20と水平ラック21からなる第1の動力伝達
機構により、操作ハンドル19の回転運動を直進運動に
変換する。
【0021】そして、前後台16の別の一端には、水平
ラック22がフレーム1に回転可能に支持されたアイド
ラー23と噛み合っている。また、アイドラー23は、
上下台12に固定された垂直ラック24とも噛み合うよ
うに構成されていて、アイドラー23と水平ラック22
の噛み合う位置とアイドラー23と垂直ラック24との
噛み合う位置とが、アイドラー23の回転軸方向、すな
わち紙面に垂直な方向に異なっているので、お互いに干
渉されることはない。
【0022】以上述べた実施例では、操作ハンドル19
を回転操作することにより、ピニオン20と水平ラック
21とで構成されている第1の動力伝達機構を介して、
第2の直進案内機構の構成要素である前後台16の直進
運動が生じ、この前後台16の直進運動が、第2の動力
伝達機構である水平ラック22の直進運動、アイドラー
23の回転運動、垂直ラック24の直進運動の順に伝わ
る。これにより、第1の直進案内機構の構成要素である
上下台12の上下運動に変換され、最終的に上下台12
に固定されているステージホルダ11とステージ5およ
びこれに載置されている標本6が対物レンズ7に対して
相対的に、間隔が調整され、ピントを合わせることがで
きる。
【0023】このように第1の実施例によれば、フレー
ム1のベース部1bに第2の直進案内機構を配設し、そ
の構成要素である前後台16の長さをフレーム1の大き
さに合わせて調節することにより、操作ハンドル19
を、検鏡に最適の操作姿勢が得られ、疲労を最小限に抑
えることができる。また、第1の実施例においては、コ
ンデンサレンズ4と、フレーム1のベース部1bとの間
に、一定のスペースが確保できるため、顕微鏡による測
光の要求にも対応可能であり、コンデンサレンズ4自体
を、別のものと自由に交換することが可能である。
【0024】図2は、本発明の第2の実施例を示す概略
構成図であり、図1の実施例と異なる点は、第2の直進
案内機構の直進運動を、第1の直進案内機構に伝達する
第2の動力伝達機構の構成要素として、ワイヤ26と、
滑車25と、スプリング27を用いた点が異なるだけ
で、その他の構成は同一である。図2において、ワイヤ
ー26は滑車25を介して前後台16と、上下台12を
連動させるためのものである。また、スプリング27
は、前後台16の直進運動と上下台12の直進運動との
間に遊びが生じないようにするために、上下台12を上
方向に押し上げるように作用する。この第2の実施例も
第1の実施例と同様な効果が得られる。
【0025】図3は、本発明の第3の実施例を示す概略
構成図であり、第1の実施例と異なる点は、操作ハンド
ル19が、第2の直進案内機構の案内方向と平行な方向
に一定範囲内の任意の位置で、フレーム1に対して固定
可能なように取り付けられている点が異なり、その他の
構成は第1の実施例と全く同様構成である。図3におい
て、第2の直進案内機構を構成する前後台28は、第1
の実施例における前後台16を、前後方向に延長したも
のであり、前後台28にやはり長さを延ばした水平ラッ
ク29を固定している。一方、操作ハンドル19および
それと同軸に設けられているピニオン20は、図3のL
H の範囲において、水平ラック29の直進運動と平行な
方向に移動可能なようにフレーム1に取付けられてい
る。
【0026】図4は、この点を説明するために、図3の
一部を拡大して示す概略構成図である。操作ハンドル1
9と同軸に設けられているピニオン20は、軸受部材3
0によって回動可能に支持されており、軸受部材30が
水平ラック29の直進運動と平行な方向に移動可能なよ
うに、第3の直進案内機構31によって支持されてい
る。また、固定部材32は、フレーム1に固定され、フ
レーム1の外部からの操作により軸受部材30の側方か
ら押圧し、固定する機能を有している。
【0027】以上のように構成された第3の実施例によ
れば、検鏡者の腕の長さ等の体格によって、操作ハンド
ル19の前後方向の位置をLH の範囲で調節し、固定部
材32によってフレーム1に対して固定するために、体
格の異なる複数の検鏡者に対して最適の操作姿勢が得ら
れ、疲労を最小限に抑えることができる。
【0028】なお、本発明の第1および第3の実施例に
おいて、第2の直進案内機構と第1の直進案内機構とを
連動させるための第2の動力伝達機構は、例えば第2の
実施例に限定されるものではない。また、実施例では正
立型顕微鏡を例にあげて説明したが、これを倒立型顕微
鏡に適用しても同様な効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、たと
えば生物標本、特に生きた細胞や組織切片、あるいは実
験動物等の大型の標本までをも載せることができる大型
のステージと広い標本空間を確保でき、透過照明のフレ
キシビリティを確保し、ピント合わせ操作がしやすく、
検鏡者の疲労を少なくできる顕微鏡焦準装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による顕微鏡焦準装置の第1の実施例の
概略構成を示す図。
【図2】本発明による顕微鏡焦準装置の第2の実施例の
概略構成を示す図。
【図3】本発明による顕微鏡焦準装置の第3の実施例の
概略構成を示す図。
【図4】図3の実施例の一部を拡大して示す概略構成
図。
【図5】従来の顕微鏡焦準装置の第1の例の概略構成を
示す図。
【図6】従来の顕微鏡焦準装置の第2の例の概略構成を
示す図。
【符号の説明】
1…顕微鏡フレーム、1h…水平アーム部、1b…ベー
ス部、1v…垂直部、5…ステージ、11…ステージホ
ルダ、12…上下台、13…ガイド、14…固定台、1
5…観察光軸、17…ガイド、18…固定板、19…操
作ハンドル、20…ピニオン、21,22…水平ラッ
ク、23…アイドラー、24…垂直ラック。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−313713(JP,A) 特開 平4−7513(JP,A) 特開 平5−45590(JP,A) 実開 平3−43615(JP,U) 実開 昭62−99026(JP,U) 実開 平4−135719(JP,U) 実開 昭49−134162(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 21/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平アーム部、ベース部および垂直部を
    有し全体の形状がほぼ“コ”字状であって、該水平アー
    ム部と該ベース部のいずれかに照明光学系が支持される
    顕微鏡フレームと、前記水平アーム部の前記垂直部と連結される位置から離
    間した位置 に配置された観察鏡筒と、 標本を載置するステージと、 この標本の観察像を取得するための対物レンズと、 前記顕微鏡フレームの垂直部に配置されて前記ステージ
    と前記対物レンズとの一方を対物レンズ光軸方向に移動
    させる移動機構を有する焦準手段と、可動部および固定部を有し、この固定部が顕微鏡フレー
    ムのベース部に固定され、前記可動部を前記焦準手段の
    移動方向とほぼ交差する方向に直進移動させる案内手段
    と、 前記ベース部の前記垂直部と連結される位置から離間し
    た位置の側面 に配置され、回転駆動力を直進運動に変更
    して前記可動部に伝達する操作手段と、前記操作手段の回転駆動力に応じた前記可動部の直進運
    動の駆動力を前記焦準手段の前記ステージと前記対物レ
    ンズとの一方に伝達する伝達手段と 、 を具備した顕微鏡焦準装置。
  2. 【請求項2】 前記焦準手段の移動機構はラック・ピニ
    オンによって構成され、前記伝達手段 は前記操作手段からの操作量を前記焦準手
    段のピニオンを回転駆動する駆動力に変換するものであ
    る請求項1記載の顕微鏡焦準装置。
  3. 【請求項3】 水平アーム部、ベース部および垂直部を
    有し全体の形状がほぼ“コ”字状であって、該水平アー
    ム部と該ベース部のいずれかに照明光学系が支持される
    顕微鏡フレームと、 第1の可動部および固定部を有し、この固定部が顕微鏡
    フレームの垂直部に固定され、前記第1の可動部に標本
    を支持するためのステージの一端側が固定され、前記第
    1の可動部を上下方向に直進移動させるための第1の直
    進案内機構と、 第2の可動部および固定部を有し、この固定部が顕微鏡
    フレームのベース部に固定され、前記第2の可動部をほ
    ぼ水平方向に直進移動させるための第2の直進案内機構
    と、 前記顕微鏡フレームのベース部に支持され、前記ステー
    ジを上下動させるための回転駆動力を得る操作手段と、 この操作手段からの回転駆動力を直進運動に変更して前
    記第2の可動部に伝達する第1の動力伝達機構と、 前記第2の直進案内機構の可動部からの駆動力を前記第
    1の直進案内機構の可動部に伝達するための第2の動力
    伝達機構と、 を具備した顕微鏡焦準装置。
  4. 【請求項4】 水平アーム部、ベース部および垂直部を
    有し全体の形状がほぼ“コ”字状であって、該水平アー
    ム部と該ベース部のいずれかに照明光学系が支持される
    顕微鏡フレームと、 第1の可動部および固定部を有し、この固定部が顕微鏡
    フレームの垂直部に固定され、前記第1の可動部に標本
    を支持するためのステージの一端側が固定され、前記第
    1の可動部を上下方向に直進移動させるための第1の直
    進案内機構と、 第2の可動部および固定部を有し、この固定部が顕微鏡
    フレームのベース部に固定され、前記第2の可動部をほ
    ぼ水平方向に直進移動させるための第2の直進案内機構
    と、 前記顕微鏡フレームのベース部に、所定方向に一定範囲
    内で移動可能であって、この任意の位置に停止可能に支
    持され、前記ステージを上下動させるための回転駆動力
    を得る操作手段と、 この操作手段からの回転駆動力を直進運動に変更して前
    記第2の可動部に伝達する第1の動力伝達機構と、 前記第2の直進案内機構の可動部からの駆動力を前記第
    1の直進案内機構の可動部に伝達するための第1の動力
    伝達機構と、 を具備した顕微鏡焦準装置。
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