JP4653292B2 - システム顕微鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光線を標本に照射して観察を行うレーザアプリケーションに適用されるシステム顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ光線は、パワー密度が大きいことや、集光させた時のスポット径を小さくできること等の特徴を持っている。近年の生物顕微鏡分野においても、レーザ光線の特徴を利用したアプリケーションが発達してきており、最近では波長の異なる複数のレーザ光線を同時に標本に照射するためのシステム顕微鏡に対する要求が起こりつつある。
【0003】
レーザ光線の波長が異なる場合、各々のレーザ光線を効率良く標本に照射するためには、対物レンズの透過率や収差を各々の波長に応じて最適なものにしなければならず、1本の対物レンズで対応することは困難である場合がある。また、複数のレーザ光線を異なる高さの位置で集光させることを考えた場合、1本の対物レンズでは異なるピント位置を同時に確認することができない。このような状況に対応する手段として、標本の上側と下側の双方に対物レンズを配置し、各々の対物レンズを通してレーザ光線を照射し、且つ各々の対物レンズを通してレーザの照射面を観察することが考えられる。
【0004】
従来、標本の下側から標本を観察する倒立顕微鏡をベースにして、標本の上側に観察用の手段を配置した構成が開示されている。特公平5−5330号においては、透過照明支柱を中途位置で回転させてコンデンサと実体顕微鏡を選択的に光軸に配置できるようにした倒立顕微鏡が開示されている。また、特開平10−90604号においては、透過照明支柱のコンデンサホルダを介して対物レンズを保持した倒立顕微鏡が開示されている。また、特開平11−218683号においては、透過照明用のコンデンサ装置中において観察用光路を分割し、コンデンサ装置と一体的に観察手段を設けた倒立顕微鏡及びコンデンサ装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの従来技術において、標本の上側からレーザ光線を照射し、かつ観察を行うためには、倒立顕微鏡の透過照明支柱に設けられた上下動ホルダ部にレーザ導入部と観察手段を配置することになる。このため、これらの配置スペースは透過照明支柱のオーバーハング部の高さまでに制限され、レーザ光路の配置の自由度が低いだけでなく、標本の視認性が悪く使い勝手の悪いシステムとならざるを得ない。
【0006】
本発明の目的は、標本の上側からレーザ光線を照射し観察を行え、かつ標本の視認性と操作性を確保したシステム顕微鏡を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明のシステム顕微鏡は以下の如く構成されている。
【0008】
(1)本発明のシステム顕微鏡は、標本から下方に位置し下側対物レンズ及び下側結像レンズを介して下側観察手段に至る下側観察光路と、前記標本から上方に位置し上側対物レンズ及び上側結像レンズを介して上側観察手段に至る上側観察光路と、を備えたシステム顕微鏡において、前記下側対物レンズと前記下側結像レンズの間で前記下側観察光路に入射する下側照明光路と、前記下側対物レンズと前記下側結像レンズの間で前記下側観察光路に入射する下側レーザ光路と、前記下側対物レンズを前記下側観察光路に平行な方向に移動させる下側回転焦準ノブと、前記上側対物レンズと前記上側結像レンズの間で前記上側観察光路に入射する上側照明光路と、前記上側対物レンズと前記上側結像レンズの間で前記上側観察光路に入射する上側レーザ光路と、前記上側対物レンズを前記上側観察光路に垂直な平面内で移動させる移動機構と、前記上側対物レンズと前記上側照明光路を一体的に前記上側観察光路に平行な方向に移動させる上側回転焦準ノブを有する上側焦準部と、前記上側焦準部を固定位置自在に固定する支柱と、から構成されている。
【0009】
(2)本発明のシステム顕微鏡は上記(1)に記載の顕微鏡であり、かつ前記下側観察光路と前記下側照明光路が交わる位置及び前記上側観察光路と前記上側照明光路が交わる位置の少なくとも一方にダイクロイックミラーを配置自在なミラーユニットを備えている。
【0010】
(3)本発明のシステム顕微鏡は上記(1)または(2)に記載の顕微鏡であり、かつ前記下側回転焦準ノブとベルトを介して連結され、前記下側回転焦準ノブを回転させることによって回転する下側回転伝達部と、前記上側回転焦準ノブとベルトを介して連結され、前記上側回転焦準ノブを回転させることによって回転する上側回転伝達部と、前記下側回転伝達部の回転運動と前記上側回転伝達部の回転運動を解除可能に連結するクラッチ部と、を備えている。
【0011】
上記手段を講じた結果、それぞれ以下のような作用を奏する。
【0012】
(1)本発明のシステム顕微鏡によれば、標本に上下から下側対物レンズ及び上側対物レンズで集光したレーザ光を照射させるに当たり、下側対物レンズ及び上側対物レンズのピント位置は下側回転焦準ノブ及び上側回転焦準ノブを用いて光軸方向に個別に設定することが出来ると共に、上側対物レンズは前記光軸からずらすことが出来るので、上下からの2本のレーザ光線の集光位置を、前記標本内のXYZ方向任意の異なる位置に設定することが出来る。
【0013】
(2)本発明のシステム顕微鏡によれば、ダイクロイックミラーを配置させることにより、標本上で励起された蛍光を、下側対物レンズ及び下側結像レンズまたは上側対物レンズ及び上側結像レンズを通して観察できる。
【0014】
(3)本発明のシステム顕微鏡によれば、下側回転伝達部と上側回転伝達部の回転運動をクラッチ部で連結すると、下側回転焦準ノブの回転に上側回転焦準ノブの回転を連動させることができ、下側対物レンズと上側対物レンズの同焦点高さを保持したままで標本内部の観察位置高さを変更することができる。また、連結を解除すると、下側回転焦準ノブと上側回転焦準ノブが独立して回転可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシステム顕微鏡の側面図であり、図2は正面図である。図1及び図2において、倒立顕微鏡本体1にはステージ2が固定されており、ステージ2の上に標本3が載置されている。標本3の下方に配置された対物レンズ4は、異なる対物レンズ(図においては4’及び4”)と共にレボルバ5に保持固定され、レボルバ5を回転させることにより選択的に光軸0上に配置されるようになっている。
【0016】
レボルバ保持台6はレボルバ5を固定しており、このレボルバ保持台6は、倒立顕微鏡本体1内部の図示されないラック&ピニオン機構により回転焦準ノブ7に接続され、回転焦準ノブ7の回転運動がレボルバ保持台6の光軸0方向への直線運動に変換される。また回転焦準ノブ7は、回転軸を共有する粗動ノブ7aと微動ノブ7b、及び回転にかかる摩擦抵抗力を調整する力量調整ノブ7cにより構成されており、粗動ノブ7aの1回転がレボルバ保持台6の1mm以上の任意の移動量に、また微動ノブ7bの1回転がレボルバ保持台6の0.1mm程度の任意の移動量に変換される。
【0017】
ランプハウス8は光源9を内蔵しており、投光管10はランプハウス8を保持し倒立顕微鏡本体1に固定されている。光源9を出た光線は、投光管10を通って、レボルバ5の下に配置されたミラーカセット11内で光軸0に交わり、ミラーカセット11に着脱可能に固定されたミラー12によって標本3側へ反射される。なお、上記の8、9、10及び12は図2には図示していない。
【0018】
一方、図2において、13はレーザ発振器であり、14は光ファイバケーブルである。光ファイバケーブル14の両端は、それぞれコリメートレンズ14’及び14”を介してレーザ発振器13と前出のミラーカセット11に接続されている。レーザ発振器13を出た光線は、コリメートレンズ14’、光ファイバケーブル14、コリメートレンズ14”を通って、平行光束となって前出のミラーカセット11内で光軸0に交わり、ミラーカセット11に着脱可能に固定されたミラー15によって標本3側へ反射され、対物レンズ4によって標本3のピント位置で集光される。前出のミラー12及びミラー15は、ミラーカセット11を回転させることにより、選択的に光軸0上に配置されるようになっている。
【0019】
また、倒立顕微鏡本体1内部には、光軸0に沿って結像レンズ16、光路切換プリズム17が配置されている。この光路切換プリズム17は、標本3からの光線を100%透過するプリズム17a、標本3からの光線の100%もしくは一部をフロントポート18側へ反射するプリズム17b、及び標本3からの光線の100%もしくは一部をサイドポート19側へ反射するプリズム17cを、選択的に光軸0に配置出来るようになっている。
【0020】
標本3を出た光は、対物レンズ4を通って平行光束となり、結像レンズ16を通る。その後、プリズム17bで反射された光はフロントポート18に固定されたカメラ20で、プリズム17cで反射された光はサイドポート19に固定されたカメラ21で、またプリズム17aを透過した光はミラー22で反射された後接眼レンズ23で、観察される。
【0021】
一方、対物レンズ24は標本3の上方に配置され、異なる対物レンズ(図においては24’及び24”)と共にレボルバ25に保持固定され、レボルバ25を回転させることにより選択的に光軸0上に配置されるようになっている。アーム26はレボルバ25を着脱可能に固定しており、このアーム26は、図示されないラック&ピニオン機構により回転焦準ノブ27に接続され、回転焦準ノブ27の回転運動がアーム26の光軸0方向の直線運動に変換される。
【0022】
また回転焦準ノブ27は、回転軸を共有する粗動ノブ27aと微動ノブ27b、及び回転にかかる摩擦抵抗力を調整する力量調整ノブ27cにより構成されており、粗動ノブ27aの1回転がアーム26の1mm以上の任意の移動量に、また微動ノブ27bの1回転がアーム26の0.1mm程度の任意の移動量に変換される。
【0023】
焦準ユニット28は、アーム26を上下動可能に保持し且つ回転焦準ノブ27を回転可能に保持する。焦準ユニット28はアーム26、回転焦準ノブ27と一体的に構成され、倒立顕微鏡本体1に固定された支柱29に着脱可能に保持され、固定ノブ30により支柱29上の任意の高さで固定される。また、焦準ユニット28の上方には、これと同一の構造を持つ焦準ユニット28’が、アーム26’、回転焦準ノブ27’と一体的に支柱29に着脱可能に保持され、固定ノブ30’により支柱29上の任意の高さで固定される。
【0024】
ランプハウス31は光源32を内蔵しており、投光管33はランプハウス31を保持し、ミラーカセット34は投光管33を保持している。ミラーカセット34は前出のアーム26に着脱可能に保持されている。光源32を出た光線は、投光管33を通ってミラーカセット34内で光軸0に交わり、ミラーカセット34に着脱可能に固定されたミラー35によって標本3側へ反射される。ミラー35は、ミラーカセット34を回転させることにより、選択的に光軸0上に配置されるようになっている。上記の32、33、及び35は図2のみに図示し図1には図示していない。
【0025】
一方、図1において、36はレーザ発振器であり、37は光ファイバケーブルである。光ファイバケーブル37の両端は、それぞれコリメートレンズ37’及び37”を介してレーザ発振器36とミラーカセット38に接続されている。またミラーカセット38は前出のアーム26’に着脱可能に保持されている。レーザ発振器36を出た光線は、コリメートレンズ37’、光ファイバケーブル37、コリメートレンズ37”を通って、平行光束となって前出のミラーカセット38内で光軸0に交わり、ミラーカセット38に着脱可能に固定されたミラー39によって標本3側へ反射され、対物レンズ24によって標本3のピント位置で集光される。ミラー39は、ミラーカセット38を回転させることにより、選択的に光軸0上に配置されるようになっている。
【0026】
三眼鏡筒40はミラーカセット38上に着脱可能に保持されている。三眼鏡筒40には結像レンズ41及び分割プリズム42が内蔵されている。標本3を出た光は、対物レンズ24を通って平行光束となり、結像レンズ41を通る。その後、分割プリズム42で反射された光は接眼レンズ43で、また分割プリズム42を透過した光はカメラポート44に固定されたカメラ45で、観察される。
【0027】
図3は、本第1の実施の形態のシステム顕微鏡における標本3近傍の詳細構成を示した拡大図である。図3において、標本3、対物レンズ4、対物レンズ24、及びレボルバ25については既に述べたものである。ここでレボルバ25の内部構成について述べると、対物レンズ固定部46は対物レンズ24を着脱可能に固定し、支持板47は対物レンズ固定部46を支える。また対物レンズ固定部46は、側面をプランジャバネ48及び2本の調整ネジ49(図では1本のみ図示)によって3点支持されている。この2本の調整ネジ49を工具50を用いて出し入れすることにより、対物レンズ固定部46は対物レンズ24と一体的に、支持板47上で光軸0に垂直な平面内を移動することができる。
【0028】
以上のような構成を持つ本第1の実施の形態の作用について述べる。
【0029】
光源9を出た光線は、既に述べたように、ミラーカセット11を回転させてミラー12を光軸0上に配置させることにより、標本3側に反射して対物レンズ4を通り標本3に照射される。標本3を透過した光は対物レンズ24及び結像レンズ41を通り、接眼レンズ43もしくはカメラ45で観察される。一方でミラー12がダイクロイックミラーである場合には、標本3上で励起された蛍光を、対物レンズ4及び結像レンズ16を通して、カメラ20もしくはカメラ21もしくは接眼レンズ23で観察できる。
【0030】
また、光源32を出た光線は、既に述べたように、ミラーカセット34を回転させてミラー35を光軸0上に配置させることにより、標本3側に反射して対物レンズ24を通り標本3に照射される。標本3を透過した光は対物レンズ4及び結象レンズ16を通り、カメラ20もしくはカメラ21もしくは接眼レンズ23で観察される。一方でミラー35がダイクロイックミラーである場合には、標本3上で励起された蛍光を、対物レンズ24及び結像レンズ41を通して、接眼レンズ43もしくはカメラ45で観察できる。
【0031】
次に、標本3の下側からは、既に述べたように、ミラーカセット11を回転させてミラー15を光軸0上に配置させることにより、レーザ発振器13を出た光線が標本3内の任意のピント位置で集光する。一方、標本3の上側からは、これも既に述べたように、ミラーカセット38を回転させてミラー39を光軸0上に配置させることにより、レーザ発振器36を出た光線が標本3内の任意のピント位置で集光する。
【0032】
図4は、図3の構成を元に本第1の実施の形態の作用を示した説明図である。図4において、51はレーザ発振器13から出た光線であり、52はレーザ発振器36から出た光線である。光線51の集光位置は、回転焦準ノブ7を回転させて対物レンズ4を光軸0方向に移動させることで、標本3内の任意の高さに設定できる。一方で、光線52の集光位置は、回転焦準ノブ27を回転させて対物レンズ24を光軸0方向に移動させることで、標本3内の任意の高さに設定できると共に、工具50を用いて対物レンズ24を光軸0に垂直な面内で移動させることで、集光位置を光軸0からずらすことができる。
【0033】
以上に説明したような本発明の第1の実施の形態によれば、標本3に上下から対物レンズ4及び24で集光したレーザ光を照射させるに当たり、対物レンズ4及び24のピント位置は回転焦準ノブ7及び27を用いて光軸0方向に個別に設定することが出来ると共に、対物レンズ24は工具50を用いて光軸0からずらすことが出来るので、上下からの2本のレーザ光線の集光位置を、標本3内のXYZ方向任意の異なる位置に設定することが出来る。
【0034】
また、標本3内において各々のレーザ光線を集光させる位置は、対物レンズ4及び24の各々の観察像のフォーカス面内における視野の中心位置に一義的に決定されるので、対物レンズ4側のレーザ光線を集光させる位置はカメラ20もしくはカメラ21もしくは接眼レンズ23で、一方対物レンズ24側のレーザ光線を集光させる位置は接眼レンズ43もしくはカメラ45で、各々標本3の像を観察することにより容易に決定することが出来る。
【0035】
また、2本のレーザ光線を集光させる位置を決定するための標本3の像観察に用いる照明光は、ミラーカセット11内の光軸0上にミラー15を配置し、ミラーカセット34内の光軸0上に配置されるミラー35をダイクロイックミラーとすることにより、光源32からの光線を用いて対物レンズ4では透過照明観察が、また対物レンズ24では落射蛍光観察が可能となる。一方で、レーザ発振器13を使用していない状態では、ミラーカセット11内の光軸0上に配置されるミラー12をダイクロイックミラーとすることにより、光源9からの光線を用いて対物レンズ24では透過照明観察が、また対物レンズ4では落射蛍光観察が可能となる。
【0036】
また、既に述べたように、本第1の実施の形態においては、支柱29上において保持される焦準ユニット28及び28’は、支柱29に着脱自在であり、且つ任意の高さに固定可能である。従って、焦準ユニット28は、対物レンズ24のピント位置を標本3内に合わせることが出来る範囲内で自在に設定できる。更に焦準ユニット28’に至っては、対物レンズ24と結像レンズ41の間の光束は平行光束なので、支柱29に固定する高さの制約は無い。従って、ステージ2や標本3の視認性や操作性を確保するための標本3上側の装置の配置が容易に行える。
【0037】
以上のように、2本のレーザ光線を標本3の所望する異なる個所に集光させる実験を容易に行うことができ、標本3の視認性や操作性も確保したシステム顕微鏡を提供することが出来る。
【0038】
以上、本発明の第1の実施の形態について説明したが、これは以下のような応用も可能である。第1に、コリメートレンズ14”及び37”をレーザ光軸に対して垂直な方向に移動させる機構を付加すれば、標本3内における各々のレーザ光線を集光させる位置を、対物レンズ4及び24の各々の観察視野の中心位置からずらすことが可能である。第2に、回転焦準ノブ7及び27において、公知の技術である処の回転ストッパ機構を付加し、レボルバ保持台6の上方向への移動及びアーム26の下方向への移動を任意の位置で規制できるようにすれば、対物レンズ4及び24を一旦標本3から遠ざけた後再びピント合わせをする際に、回転焦準ノブ7及び27を回して規制位置まで突き当てることで、容易にピント位置すなわちレーザ集光位置を再現できることは自明である。第3に、アーム26に着脱可能に固定されたレボルバ25は、用途に合わせて任意に交換することが可能である。第4に、ミラー15及び39を光軸0上に配置した時に連動して接眼レンズ23及び43への光線の導入を遮断するシャッタ機構を付加すれば、レーザ光線が接眼レンズを通して目に照射されることを防止することができる。
【0039】
(第1の実施の形態の変形例)
図5は、本発明の第1の実施の形態の変形例を示したシステム顕微鏡の側面図である。図5において、集光レンズ53は、光ファイバケーブル37の端に接続されたコリメートレンズ37”とミラーカセット38の間に挿入固定されている。これ以外の構成は図1、図2及び図3と同一である。レーザ発振器36を出た光線は、コリメートレンズ37’、光ファイバケーブル37、コリメートレンズ37”を通って、平行光束となって集光レンズ53に入射した後、集光光束となってミラーカセット38内で光軸0に交わり、ミラーカセット38に着脱可能に固定されたミラー39によって標本3側へ反射され、対物レンズ24の後側焦点位置で集光される。
【0040】
図6は、本変形例における標本3近傍の詳細構成を示した拡大図である。図6にて図3,図4と同一な部分には同符号を示している。図6において、54は前出の対物レンズ24の後側焦点位置に集光した光線であり、光線54は対物レンズ24を通って平行光束となり標本3に照射される。すなわち、光線54は標本3内のどの位置においても一定の光束径とエネルギー密度を有するレーザ照明として作用する。
【0041】
この場合、光線54を標本3において平行光束とするためには、集光レンズ53の主点位置と対物レンズ24の後側焦点位置との間の距離は、集光レンズ53の焦点距離と正確に一致していなければならない。一方で、対物レンズの後側焦点位置は、対物レンズの種類によって異なった値を持っているため、レーザ照明用の対物レンズ24を自由に選択するためには、対物レンズ24のピント位置を標本3上に固定した状態で、集光レンズ53との間の距離を自由に変えられる必要がある。
【0042】
本例においては、回転焦準ノブ27’を回転させてアーム26’を上下させることにより、対物レンズ24の標本3内でのピント位置を固定したままで対物レンズ24と集光レンズ53との間の距離を調整することができる。一方で、標本3の観察光は、対物レンズ24と結像レンズ41の間で平行光束であるから、対物レンズ24と結像レンズ41の間の距離が変わっても接眼レンズ43及びカメラ45で観察される像は変化しない。従って、標本3のピント合わせと結像レンズ53の位置調整を独立して行うことが可能であり、対物レンズ24の種類に応じたレーザ照明を正確に調整することが可能である。
【0043】
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るシステム顕微鏡の側面図であり、図8は正面図である。図7及び図8において、ミラーホルダ55はミラーカセット11上に設置されており、ミラー56はミラーホルダ55に内蔵され、ツマミ57を用いてスライドさせることにより光軸0上に挿脱自在となるよう設けられている。また図8において、13はレーザ発振器であり、14は光ファイバケーブルである。光ファイバケーブル14の両端は、それぞれコリメートレンズ14’及び14”を介してレーザ発振器13と前出のミラーホルダ55に接続されている。
【0044】
レーザ発振器13を出た光線は、コリメートレンズ14’、光ファイバケーブル14、コリメートレンズ14”を通って、平行光束となって前出のミラー56により標本3側へ反射され、対物レンズ4によって標本3のピント位置で集光される。以上に述べた構成以外は、第1の実施の形態において述べた構成と同一であり、同一の符号を用いている。
【0045】
以上に説明したような本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態で述べた効果の他に以下の効果が得られる。レーザ発振器13からのレーザ光線は、光源9からの光線とは異なる位置で光軸0に交わるので、上記2つの光線を同時に標本3に照射することが可能である。従って、2本のレーザ光線を集光させる各々の位置を決定するための標本3の像観察に用いる照明光は、ミラーカセット11及び34によって光軸0上に入れられるミラーを選択することにより、光源9及び32からの光線を用いて透過照明及び落射照明のどちらにでも使用できる柔軟性を有する。
【0046】
従って、2本のレーザ光線を標本3の所望する異なる個所に集光させる実験を容易且つ柔軟に行うことが可能なシステム顕微鏡を提供することが出来る。
【0047】
(第3の実施の形態)
図9は、本発明の第3の実施の形態に係るシステム顕微鏡の側面図であり、図10は、本第3の実施の形態に特有の構成である微動中継機構の詳細構成を示した上面展開図である。図9,図10にて図1,図2と同一な部分には同符号を示している。
【0048】
図9及び図10において、7b及び27bは第1の実施の形態において説明した微動ノブである。ここで、微動ノブ7bの1回転に対応するレボルバ保持台6の移動量、及び微動ノブ27bの1回転に対応するアーム26の移動量は、同一となるように構成されている。58はクラッチ部であり、59はアイドラであり、ベルト60、61、62は、それぞれ微動ノブ7bとクラッチ部58、クラッチ部58とアイドラ59、アイドラ59と微動ノブ27bの間に張られている。
【0049】
クラッチ部58は、下側微動伝達部58a、上側微動伝達部58b、回転軸58c、クラッチノブ58d、及びストッパ58eによって構成される。下側微動伝達部58aにはベルト60が巻き付けられ、上側微動伝達部58bにはベルト61が巻き付けられており、各々回転軸58cの周りをベアリングを介して回転可能に構成されている。クラッチノブ58dは上側微動伝達部58bにねじ込まれており、ストッパ58eはクラッチノブ58dの先端に取り付けられ、下側微動伝達部58aの回転スラスト面に対向して配置されている。
【0050】
ここで、微動ノブ7b、下側微動伝達部58a、上側微動伝達部58b、アイドラ59、及び微動ノブ27bにおけるベルトの巻き付け径は同一である。以上に述べた構成以外は、第1の実施の形態において述べた構成と同一であり、同一の符号を用いている。
【0051】
次に、本第3の実施の形態の作用について説明する。クラッチノブ58dをねじ込んでストッパ58eを下側微動伝達部58aの回転スラスト面に押し付けることにより、下側微動伝達部58aと上側微動伝達部58bは互いに拘束され、回転軸58cの周りを一体的に回転するようになる。この状態で微動ノブ7bを回転させると、微動ノブ7bの回転はベルト60を介して下側微動伝達部58aに伝達され、互いに拘束された上側微動伝達部58bと一体的に回転する。上側微動伝達部58bの回転はベルト61を介してアイドラ59に伝達され、更にベルト62を介して微動ノブ27bに伝達される。前述のように、微動ノブ7b、下側微動伝達部58a、上側微動伝達部58b、アイドラ59、及び微動ノブ27bにおけるベルトの巻き付け径は同一であるから、微動ノブ7bの回転角は、微動ノブ27bに同一の回転角で伝達される。
【0052】
またこれも前述のように、微動ノブ7bの1回転に対応するレボルバ保持台6の移動量、及び微動ノブ27bの1回転に対応するアーム26の移動量は、同一となるように構成されているため、微動ノブ7bを回転させることにより、レボルバ保持台6とアーム26が同一の移動量で同方向へ移動する。一方で、クラッチノブ58dを引き出してストッパ58eを下側微動伝達部58aの回転スラスト面から離すと、下側微動伝達部58aと上側微動伝達部58bの回転拘束が解かれるので、微動ノブ7bと微動ノブ27bは独立して回転可能となる。
【0053】
以上に説明したような本発明の第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態で述べた効果の他に以下の効果が得られる。クラッチノブ58dをねじ込むことにより、微動ノブ7bを回転させるとレボルバ保持台6とアーム26が同一の移動量で同方向へ移動する。標本3の上下に配置された対物レンズ4及び24のピント位置が標本3内部の同一高さにある場合にこの機能を使用すれば、2つの対物レンズの同焦点高さを保持したままで標本3内部の観察位置高さを変更することができるので、標本のピント合わせの手間が省けた使い勝手の良いシステム顕微鏡とすることができる。
【0054】
なお、本発明は上記各実施の形態のみに限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、標本の上側からレーザ光線を照射し観察を行え、かつ標本の視認性と操作性を確保したシステム顕微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステム顕微鏡の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシステム顕微鏡の正面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における標本近傍の詳細構成を示した拡大図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の作用を示した説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の変形例を示したシステム顕微鏡の側面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の変形例における標本近傍の詳細構成を示した拡大図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るシステム顕微鏡の側面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るシステム顕微鏡の正面図。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るシステム顕微鏡の側面図。
【図10】本発明の第3の実施の形態に特有の構成である微動中継機構の詳細構成を示した展開図。
【符号の説明】
1…倒立顕微鏡本体
2…ステージ
3…標本
4…対物レンズ
5…レボルバ
6…レボルバ保持台
7…回転焦準ノブ
8…ランプハウス
9…光源
10…投光管
11…ミラーカセット
12…ミラー
13…レーザ発振器
14…光ファイバケーブル
15…ミラー
16…結像レンズ
17…光路切換プリズム
18…フロントポート
19…サイドポート
20…カメラ
21…カメラ
22…ミラー
23…接眼レンズ
24…対物レンズ
25…レボルバ
26…アーム
27…回転焦準ノブ
28…焦準ユニット
29…支柱
30…固定ノブ
31…ランプハウス
32…光源
33…投光管
34…ミラーカセット
35…ミラー
36…レーザ発振器
37…光ファイバケーブル
38…ミラーカセット
39…ミラー
40…三眼鏡筒
41…結像レンズ
42…分割プリズム
43…接眼レンズ
44…カメラポート
45…カメラ
46…対物レンズ固定部
47…支持板
48…プランジャバネ
49…調整ネジ
50…工具
51…光線
52…光線
53…集光レンズ
54…光線
55…ミラーホルダ
56…ミラー
57…ツマミ
58…クラッチ部
59…アイドラ
60、61、62…ベルト

Claims (3)

  1. 標本から下方に位置し下側対物レンズ及び下側結像レンズを介して下側観察手段に至る下側観察光路と、前記標本から上方に位置し上側対物レンズ及び上側結像レンズを介して上側観察手段に至る上側観察光路と、を備えたシステム顕微鏡において、
    前記下側対物レンズと前記下側結像レンズの間で前記下側観察光路に入射する下側照明光路と、
    前記下側対物レンズと前記下側結像レンズの間で前記下側観察光路に入射する下側レーザ光路と、
    前記下側対物レンズを前記下側観察光路に平行な方向に移動させる下側回転焦準ノブと、
    前記上側対物レンズと前記上側結像レンズの間で前記上側観察光路に入射する上側照明光路と、
    前記上側対物レンズと前記上側結像レンズの間で前記上側観察光路に入射する上側レーザ光路と、
    前記上側対物レンズを前記上側観察光路に垂直な平面内で移動させる移動機構と、
    前記上側対物レンズと前記上側照明光路を一体的に前記上側観察光路に平行な方向に移動させる上側回転焦準ノブを有する上側焦準部と、
    前記上側焦準部を固定位置自在に固定する支柱と、
    を具備したことを特徴とするシステム顕微鏡。
  2. 前記下側観察光路と前記下側照明光路が交わる位置及び前記上側観察光路と前記上側照明光路が交わる位置の少なくとも一方にダイクロイックミラーを配置自在なミラーユニットを備えたことを特徴とする請求項1に記載のシステム顕微鏡。
  3. 前記下側回転焦準ノブとベルトを介して連結され、前記下側回転焦準ノブを回転させることによって回転する下側回転伝達部と、
    前記上側回転焦準ノブとベルトを介して連結され、前記上側回転焦準ノブを回転させることによって回転する上側回転伝達部と、
    前記下側回転伝達部の回転運動と前記上側回転伝達部の回転運動を解除可能に連結するクラッチ部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のシステム顕微鏡。
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