JP4464688B2 - 電力アシスト・ステアリングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、電動機が、車両を制御するのに必要とする運転者の努力を軽減するために、ステアリングコラムなどのステアリング部品に支援トルクを加えるように適合される種類の電力アシスト・ステアリングシステムに関する。
簡単な電力アシスト・ステアリングシステムには、ステアリングコラムのトルクレベルを測定するように構成されるトルクセンサが設けられる。この測定から、制御器は、ステアリングコラムに取り付けられた電動機により生じるトルクを示す支援トルク成分を含むトルク要求信号の値を計算する。電動機は、運転者により要求されるトルクと同じ意味の支援トルクをコラムに加え、したがってホイールを回すのに必要とする労力を減ずる。
この簡単な構成に伴う問題は、車両のいわゆる「フィッシュテイル動作」につながる、車両偏揺れモード過渡応答を励起する一定の運転操縦において起こる。こうした操縦は通常、運転者が、急速ハンドホイール角変化を与えるが任意の実質的に加えられるトルクにより変化を与え続けないか、またはおそらく急速ターンを始めた後にハンドホイールを緩める回転「フリック」のような、ハンドホイールに「支持されていない」運転動作の結果である。
こうした状況において、ハンドホイールが、中央の「真直ぐ前方」位置に、迅速にかつ行き過ぎまたは振動の最小量で戻ることが望ましい。しかし、一般に、ステアリングシステムの幾何学的および慣性の作用は、特に速い車両速度において、減衰が少なくかつかなり振動する自由モード偏揺れ応答に寄与する。
電動機を駆動するのに用いるトルク要求信号内に減衰成分を含ませることによりこの問題を克服することは、当技術分野で知られている。ある意味では、この減衰成分は、ハンドホイール速度の関数であるトルク要求成分を生ずることにより、ソフトウェアを通して粘性摩擦の機械的現象を模倣している。減衰成分は一般に、ゼロの回転速度におけるゼロのトルクから幾つかの任意の最大速度における最大まで、ステアリング角速度の関数として大きさを増加する。実際は、減衰成分は、速度が大きい特定の瞬間に、電動機による実際のトルク出力、したがって支援量を減ずる。これにより、速い車両速度において、減衰従って安定性を増す。
減衰成分はステアリングコラムの角速度と同様に伝えられるトルクの関数であり、減衰成分は高いトルクにおける減衰成分の大きさに比べて低いトルクで減少する、電力アシスト・ステアリングシステムを提供することはまた知られている。このため、コラムにトルクが存在しないハンズフリー操縦において、減衰は比較的大きいが、トルクが通常コラムに存在するハンドオン操縦中は低いであろう。
こうした低トルクにおける減衰の減少は常に、ハンドオン操縦中とハンドオフ操縦中の減衰要求の妥協であろう。ハンドオン操縦中の減衰の割り込みを最小にするために、減衰が、高い値からゼロのトルクに非常に近い低い値へ切り換わる閾値を作ることが提案されている。これは、ハンドオン操縦中に減衰の侵入を最小にする。
全体に良好なステアリング感覚を与えながら、非常に低い切換え閾値を使用することは、運転者が、ホイールを保持し(ハンドオン)、ホイールを最初に一方向に、その後他の方向に急にターンさせる、しり振り(スワーブ)または急な車線変更中に望ましくないいくつかの影響を生じる可能性がある。このタイプの操縦において、運転者は、期間中、車両方向における急な振動変化を要求し、ステアリングホイール速度およびホイールに加えられるトルクは、ほぼ正弦曲線パターンに一致するであろう。しり振り中に、運転者が加えたトルクおよび速度がピークに達し、また、トルクが、少なくともある場合にゼロトルクを通過する瞬間が存在するであろう。トルクがゼロに近づくにつれて減衰が突然に増加し、それからゼロ交差の後に減少する、ゼロトルクの交差周辺一帯を除いて、低い閾値は、このタイプの操縦の全時間中に望ましくない減衰が存在しないことを確実にするであろう。実際には、ゼロトルクの交差周辺のポイントは減衰が必要とされるハンドオフ状況に対応すると考えると、システムは混乱する。これは、小さな乗客者タイプの車についてシミュレートされた一連のしり振り中の時間にわたってコラム位置と減衰トルクをプロットした、図7(a)および図7(b)に示される。周波数掃引正弦曲線入力を、しり振りをシミュレートするシステムモデルに供給している。
本発明の目的は、従来技術のステアリングシステムに関連する上述の問題を改善することである。
本発明の第1の態様によれば、電力アシスト・ステアリングシステムは、ステアリングホイールを車両のロードホイールに動作可能に連結するステアリング機構と、ステアリング機構の一部分により伝えられるトルクを示す第1の出力信号を生成するように適用されたトルク検知手段と、ステアリングホイールの角速度を示す第2の出力信号を生成する手段と、第3の出力値を生成するように、遅れずに2地点間のコラムの一部により伝えられるトルクの値に差を決定する差分手段と、ステアリング機構に動作可能に連結される電動機と、3つの信号を受け取り、電動機によりステアリング機構に加えられるトルクを表すトルク要求信号を生成するように適合された信号処理ユニットと、トルク要求信号に応答して、電動機に駆動電流を供給するように適合された電動機駆動段とを備え、トルク要求信号は、第1の信号に依存するステアリング支援成分と、第1の出力信号、第2の出力信号および第3の出力信号に依存する減衰成分を含む、電力アシスト・ステアリングシステム。
減衰成分を、コラム速度およびトルクと同様に時間に関してコラムにおけるトルクの差に依存させることにより、コラムにおけるゼロのトルクの定常状態とゼロ交差を区別し、生成される減衰値をそれぞれの場合で異なるようにさせることが可能である。
減衰成分および支援成分は、加法関数を用いて結合されるのが好ましい。この加法関数による結合により、2つの成分が共に加算されるか、または、一方が他方から減算されることを意味する。減衰成分は、支援成分から減算されるのが最も好ましく、これが、成分のより容易な理解を可能にする。すなわち、支援成分の増加は、より多くの支援が供給されることを意味し、減衰成分の増加は、より多くの「減衰」が加えられる結果をもたらすであろう。
第2および第3の出力信号の出力に依存しない支援成分を生成することができる。支援成分は、第1の出力信号にスケーリング関数を適用することにより生成されてもよい。これは、第1の出力信号(トルク)を増幅器に通すことにより達成されてもよい。支援成分は一般に、運転者により加えられるトルクが増すにつれて増加する。支援成分は、車両速度のような他の変数の関数でもよい。
差分手段の出力は、トルクの変化率の測度を提供する。出力信号は、規則的時間間隔で生成されるか、または最も有利な構成において、差分手段は、第1の出力信号により表されるトルク値を微分することができる微分器を備えてもよい。差分手段は、第2の出力信号を微分することにより第3の出力信号を生成することができる。
実際、用いられる2つの時点は限りなく近いため、こうした微分器は、実際には、変化率を示す連続出力を生成する。
トルク信号は、微分される前にローパスフィルタを用いてフィルタリングされてよい。微分動作およびフィルタリングは、H(s)=ωt・s/(s+ω)の形をとる関数を用いて、単一段で行われてもよい。ここで、ωはフィルタのローパスカットオフ周波数であり、sはラプラス変換である。フィルタの使用は、トルク信号が雑音がある場合に有利である。カットオフは、運転者によるホイールの移動により生ずるであろう最高の予想変化率、すなわち通常約0.1から5Hz)か、またはそれをわずかに超えるように設定されてよい。
減衰成分の大きさは一般に、第1の速度および第2のより速い速度により制限されるステアリング速度の範囲にわたって増加するのが好ましい。そのため、ステアリング速度が増加するにつれて、より多くの減衰が導入される。第1の速度は、ゼロのコラム速度に対応する。第2の速度は、最大予想コラム速度または他の任意に選択値に対応してもよい。別法として、デッドバンドを設けてもよく、それにより、減衰成分値が、ゼロ速度を仕切る速度範囲にわたってゼロか、ほぼゼロに留まる。このデッドバンドの幅は、使用時に変動してもよく、たとえば、車両速度または別の測定パラメータの関数として変動してもよい。
減衰成分の大きさは一般に、値の範囲の全体または一部にわたって、コラム速度の関数として線形に増加してもよい。そのため、減衰成分の値は一般に、ステアリングホイールの角速度が増加するにつれて、大きくなる場合がある。しかし、ステアリングホイールの速度と減衰成分値の間には、非線形な関係が存在する場合がある。
好ましい構成において、第1の値と第2の値の間における減衰成分の大きさの増加率は、加えられたトルクの関数として減少するのが好ましい。一構成において、減衰成分は、ステアリングホイールの角速度を示す第2の出力信号の関数である第1の中間値、ステアリング機構の一部により伝えられるトルクを示す第1の出力信号の関数であるスケーリング値を生成することによる第2の中間値、および、差分手段からの前記第3の出力信号の関数であるスケーリング値を生成することによる第3の中間値により生成され、減衰成分は、第1の中間値を、第2の中間値および第3の中間値と乗算することにより生成される。
スケーリング値は、ゼロの加えられるトルクにおける最大値から所定の加えられる最大トルクにおける最小値まで変わる場合がある。この場合、最大または最大を超えるトルクについて、ゼロ値の減衰成分が生成されるであろう。
スケーリング値は、ゼロトルクを区切る測定トルク値の範囲にわたって実質的にゼロに評価されるように適合されてもよい。これは、ゼロのトルクのいずれかの側にデッドバンドを設け、デッドバンドの周辺では、所与のステアリングホイール速度について、最大減衰成分が生成され、中心操縦に対する高速度についてステアリング感覚を改善する。
さらなる改善形態において、デッドバンドの幅は、ステアリングシステムが適合する車両速度の関数として変動してもよい。したがって、車両速度の測定は、信号プロセッサの第3の入力に供給される。
差分値は、より高い変化率に比べてゼロの変化率で大きい場合がある。差分値は、ゼロの変化率における最大値と最大の所定変化率における最小値の間で変動してもよい。
車両の標準運転中の高い変化率は通常、ハンドオン操縦中のゼロトルクの交差で起こるであろう。上述の構成により、この状況におけるスケーリング係数を減らし、ハンドオン操縦における減衰の侵入を減らす。ゼロの変化率は通常、ハンドオフ操縦に対応し、その場合、スケーリング値は減らず、減衰レベルは比較的高く保たれる。そのため、しり振り中のゼロ交差において従来技術で起こった減衰時のスパイクをなくすことができる。それは、しり振り中のゼロ交差およびハンドオフ操縦のゼロ交差は、互いに区別できるからである。
信号プロセッサは、ルックアップテーブルのエントリから、トルクとステアリングホイール速度の任意所与の組み合わせについて減衰成分の値を計算することができる。この場合、ステアリング速度と運転者入力トルクのそれぞれまたはそれらの特定の組み合わせは、テーブルに記憶された指定された値にアクセスするであろう。
好ましい代替態様において、減衰成分の値は、速度、トルク、任意選択で車両速度の値を、適した式に入力することにより引き出されてもよい。
ステアリングコラムのトルクならびに角速度の関数である減衰成分を設けることは、「ハンドオン」スラローム操縦中に適切なレベルの減衰を提供するが、ある状況では、ステアリングコラムシャフトに好ましくないトルク変動を生ずる可能性がある。たとえば、運転者が加えた高い周波数のトルクが生じるか、または、コラムが、ロードホイールに対する衝撃のためにキックバックすると、トルク依存の減衰成分は、加えられたトルクと相互作用し、不快な振動を起こす可能性がある。そのため、運転者が加えたトルクは、減衰トルクに影響を与える可能性があり、減衰トルクは次に、運転者が加えたトルクに影響を与え、それが続く可能性がある。
改善形態において、こうした作用を軽減するために、減衰成分は、フィルタリングされて、コラムトルクの高周波数変化により生ずる減衰成分の高周波数変動が除去されてもよい。そのため、システムは、コラムトルクの対応する変化による減衰成分の変化率を所定の最大レートに制限するように適合された制限手段を含んでもよい。
好ましくは、レート制限手段はフィルタを備えてもよい。フィルタは、一構成では、約3Hz(ヘルツ)のカットオフ周波数を有することができるローパスフィルタを備えてもよい。
減衰成分は、トルクの関数であるスケーリング値とコラム速度の関数である中間減衰値の積を含むような最も都合のよい構成において、制限手段は、期間にわたって、スケーリング値の変化率を制限するように構成される。スケーリング値は、減衰成分を生成するために、中間減衰値で乗算する前に、ローパスフィルタリングされてもよい。
ローパスフィルタは、周波数領域フィルタであってよいが、既知の任意の種類、通常、マイクロプロセッサ上に実装される離散デジタルフィルタであってよい。もちろん、期間にわたるスケーリング値の最大の変化率を制限するスケーリング値の任意の処理が採用されるであろう。
減衰値を生成するのに用いてもよいトルク依存のスケーリング係数は、こうした任意の周波数領域フィルタリングを行う前に、トルクの変化率に依存する値によりスケーリングされるのが最も好ましい。
第2の態様によれば、本発明は、電気駆動式ステアリングシステムの電動機と共に用いるための少なくとも1つの入力端子および少なくとも1つの出力端子を有する信号処理手段を含む電気回路を提供し、電気回路は、入力端子において、ステアリングシステムの一部により伝えられるトルクを示す第1の信号、ステアリングシステムのステアリングホイールの角速度を示す第2の信号、および、時間における2点間の、ステアリングシステムの一部により伝えられるトルクの変化率を示す第3の出力信号を受け取るように構成され、信号処理手段は、出力端子において、第1の信号に依存するステアリング支援成分および第1の出力信号、第2の出力信号、および、第3の出力信号に依存する減衰成分を含むトルク要求信号を生成するように適合される。
減衰成分および支援成分は、回路のそれぞれの出力端子で生成されることができる。2つの成分は次に、ネットワークを通して、電動機に加えられるべき適切な駆動信号を生成する電動機駆動回路に渡されることができる。ネットワークは、ステアリングシステムを含む車両用の配線ルーム(loom)の一部を形成するバスを備えてもよい。バスは、回路を、電動機から離れた場所に設けることを可能にする。
回路はASICを備えてもよい。
別法として、または、付加的に、回路は、プログラム命令を記憶するメモリを含んでもよく、プログラム命令は、処理手段上で実行されると、処理手段が、入力信号からトルク要求信号を生成するようにさせる。
第3の態様によれば、本発明は、機械読み取り可能な命令を含むコンピュータプログラムを提供し、機械読み取り可能な命令は、プロセッサにより実行されると、プロセッサが、本発明の第2の態様の回路を提供するようにする。
第4の態様によれば、本発明は、機械読み取り可能な命令を含むデータキャリアを提供し、機械読み取り可能な命令は、プロセッサにより実行されると、プロセッサが、本発明の第3の態様による電気回路を提供するようにする。
データキャリアは、読み取り専用半導体メモリなどの集積回路の一部を形成するメモリを備えてもよい。
ここで、添付図面を参照して本発明の一実施形態が、例としてのみ述べられるであろう。
電力アシスト・ステアリングシステムは、添付図面の図1に示される。システムは、(任意選択の)ギアボックス3を貫通する駆動シャフト2上で作動する電動機1を備える。駆動シャフト2は、ステアリングコラム5の一部の上に設けられたホイールまたはステアリングコラムに動作可能に連結するシャフトと協働するウォームギア4で終端する。
ステアリングコラム5は、ステアリングホイール(図示せず)、したがって、ステアリングコラムが、車両ロードホイール(同様に図示せす)により与えられる抗力に対抗して回転する時に、車両の運転者が生成する、ステアリングコラムにより伝えられるトルクを測定するように適合されるトルクセンサ6を保持する。トルクセンサ6からの出力信号Tは、信号処理手段7を含む電気回路の第1の入力に供給される。電気回路は通常、ASIC専用集積回路である。
角速度センサもまたステアリングコラムシャフト上に設けられる。図1に示すように、角速度センサは、トルクセンサ6の集積部品である。角速度センサは、シャフトの角速度ωを示す出力信号を生成する。速度センサからの出力は、電気回路7の第2の入力に供給される。
さらに、ステアリングコラムの角度位置を示す出力信号Ncolを生成するコラム位置センサが設けられる。
3つの入力値、コラム速度ω、コラム角度位置Ncol、コラムトルクTが、信号プロセッサに渡される。
回路7は、3つの入力信号に対して作動し、その出力において、電動機制御器9に渡されるトルク要求信号8を生成する。電動機制御器9は、トルク要求信号8を電動機1用の駆動電流に変換する。
トルク要求信号8の値は、電動機1によりステアリングコラムに加えられる支援トルクの量に対応する。値は、要求信号がゼロである時のゼロトルクにより、1つの意味での電動機用の最大出力トルクに対応する最小値から、反対の意味での最大電動機トルクまで変わるであろう。
電動機制御器9は、その入力としてトルク要求信号を受け取り、電動機駆動シャフト2において所望のトルクを再生するために、電動機に供給される電流を生成する。所望のトルクは、ホイールをターンするために運転者が必要とする努力を減ずる、ステアリングコラムシャフト5に加えられるこの支援トルクである。
図2は、トルク要求信号8を生成する時に回路7により行われる機能ステップを示す。トルク要求信号8は、2つの成分、すなわち、支援トルク成分10および減衰成分11として生成される。これらの2つの成分10、11は、回路内で加法的に結合されて、最終のトルク要求信号8が形成される。
支援トルク成分10は、トルクセンサ6により測定されたステアリングコラムのトルクの関数として導き出される。測定トルクと支援信号の関係は、図3のプロットに示すように実質的に線形である。しかし、考えられる他の関係を用いて、トルクを支援信号にマッピングしてもよい。両方の場合において、トルクが増加するにつれて、支援信号の大きさが増加する。支援トルク信号10は、必要であれば、車両速度などの他のパラメータに依存してもよい。その場合、安定性を向上させるために、高速度において支援トルク信号10の値を減じ、駐車操縦を容易にするために、非常に低速度において支援トルク信号の値を増やすことが一般的である。
減衰成分11は、測定トルク、トルクの変化率、コラム位置およびコラム速度の関数として生成される。図4に示すように、ステアリングコラムの直ぐ前向きの位置の周辺で位置依存のデッドバンドを導入するために、中間減衰信号12は、コラム速度ωとコラム絶対角位置Ncolの線形関数として生成される。
中間減衰信号12は、ゼロのコラム速度におけるゼロから所定のコラム速度における最大値(通常、2回転/秒)まで値が増加する。もちろん、異なる用途について、この値に対応するピーク減衰値と速度の両方が変わってもよい。2回転/秒を超えると、中間減衰信号は一定に留まる。デッドバンドはまた、可変幅であってよいゼロ速度の周囲に設けられる。そのため、減衰成分の値は、デッドバンド内の速度範囲にわたって、ゼロかまたは約ゼロに留まる。
中間減衰信号12は、その後、スケーリング値13を含む別の中間減衰信号を計算し、乗算器14を用いて、中間減衰信号12をスケーリング値13で乗算することにより、トルクの関数として変更される。
添付図面の図2に示すように、スケーリング値13は、トルクの関数である初期スケーリング値15と、中間減衰値16を生成するために初期スケーリング値15と乗算される17トルク差分値16を計算することにより生成され、他の中間減衰信号12と結合される前にフィルタ18を通される。
初期スケーリング値15は、トルクの大きさ19を求め、ステアリングコラムにより伝えられるトルクの関数である初期スケーリング値15を生成するための適したマップ20を用いて大きさをマッピングすることにより計算される。トルクと初期スケーリング値16の関係は、添付図面の図5に詳細に見られることができる。関係は、ゼロが加えられるトルクにおける1(単位)から所定の閾値加えられるトルクにおける0まで増加する。デッドバンドも設けられ、それにより、スケーリング値は、ゼロのトルクの周辺の小さなトルク値について1か、または1あたりに留まる。デッドバンドの幅は、システムの慣性により生ずる可能性のある最大トルクを超えるように選択されるのが好ましい。
トルク差分値は、トルクをローパスフィルタリングしてフィルタリングしたトルクを微分21し、微分結果の大きさ22を取って大きさの値に対してマッピング23を適用することにより生成される。トルクの差分値についてのマッピングの関係は、添付図面の図6により詳細に示される。マッピングの関係は、トルクの低い変化率で最大の1の値をとり、トルクの高い変化率で最小の0値に降下する。これら2つの値の間の遷移は、トルクの変化率についての所定の下位閾値と上位閾値の間で線形に起こる。
スケーリング値および差分値は、乗算器段24で結合されて、修正されたスケーリング係数25が生成される。実際には、差分値をスケーリング係数に適用する効果は、ハンドオフ操縦中に有用な減衰レベルを維持しながら、ハンドオン操縦におけるゼロのトルクの交差の間に減衰を減らすことである。
修正したスケーリング係数25を生成した後、修正したスケーリング係数は、ローパスフィルタ18を通されて、任意の高周波数トルク依存の値の変動が除去される。
ローパスフィルタ18は、本実施形態では、3Hzのカットオフ周波数を有し、後続の高周波数の減衰成分の変動と結合する運転者が加えたトルクの高速度の変動の影響を除去する。一定の状況において、ローパスフィルタが存在しないと、好ましくない振動がステアリングコラムで生成される場合がある。
フィルタは、当業者が容易に理解するであろう種々の方法で実施されることができる。適した周波数領域フィルタは、
X=(減衰―最初―分子(Z))/(減衰―最初―分母(Z))
の形であってよい。
ここで、Xはフィルタリングされたスケーリング値である。
中間信号12は、スケーリング係数信号13により乗算されて、減衰成分11が生成される。最後に、信号プロセッサは、減衰成分11を支援トルク信号10から減算して、電動機1を駆動するのに用いるトルク要求信号8を生成する。
添付図面の図8(a)および図8(b)は、減衰信号を時間にわたってトルクの差分に依存させる効果を示し、この時、図7(a)および図7(b)に示す結果を生むのに用いられるようなその他の点では同じ従来技術のシステムと比較される。新たな結果は、古い結果の上にきており、明らかに、減衰スパイクが減ったことを示す。
本発明による電力アシスト・ステアリングシステムの略図である。 図1のシステムの信号処理ユニット内で行われる機能ステップを示すブロック図である。 運転者により加えられたトルクと生成した支援トルク値の関係を示す図である。 減衰成分とコラム速度の関係を示す図である。 減衰成分の値と運転者が加えたトルクの関係を示す図である。 図1のシステムの信号処理ユニット内で行われる機能ステップの代替のセットを示すブロック図である。 図7(a)はシミュレートした掃引された正弦曲線のホイール運動を受ける、70kphで移動する乗客車両に適合した、従来技術のステアリングシステムに対する時間対コラム位置のプロットであり、図7(b)は時間対減衰トルクのプロットである。 図8(a)は図7(a)および図7(b)の結果について用いられる、70kphで移動する同じ乗客車両に適合した、本発明によるステアリングシステムに対する時間対コラム位置のプロットであり、図8(b)は時間対減衰トルクのプロットである。

Claims (19)

  1. ステアリングホイールを車両のロードホイールに動作可能に連結するステアリング機構と、
    前記ステアリング機構の部分により伝えられるトルクを示す第1の出力信号を生成するように適合されたトルク検知手段と、
    前記ステアリングホイールの角速度を示す第2の出力信号を生成する速度検知手段と、
    第3の出力信号を生成するように、時間における2点間のコラムの部分により伝えられるトルクの値の差を求める差分手段と、
    前記ステアリング機構に動作可能に連結される電動機と、
    前記第1、第2、および、第3の信号を受け取り、前記電動機により前記ステアリング機構に加えられるトルクを表すトルク要求信号を生成するように適合された信号処理ユニットと、
    前記トルク要求信号に応答して、前記電動機に駆動電流を供給するように適合された電動機駆動段と、を備え、
    前記トルク要求信号は、前記第1の信号に依存するステアリング支援成分と、前記第1の出力信号、前記第2の出力信号および前記第3の出力信号に依存する減衰成分を含み、
    前記減衰成分は、ステアリングコラムにおけるトルクのゼロ交差の場合ステアリングコラムにおけるゼロトルクの定常状態の場合とで異なる、
    電力アシスト・ステアリングシステム。
  2. 前記減衰成分および支援成分は加法関数を用いて結合される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記支援成分は、スケーリング関数を前記第1の出力信号に適用することにより、前記第2および第3の出力信号の出力と独立に生成される、請求項1または請求項2に記載のシステム。
  4. 前記差分手段は、前記第1の出力信号により表されるトルク値を微分する微分器を備える、請求項1に記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  5. 前記トルク値は、微分する前に、ローパスフィルタを用いてフィルタリングされる、請求項4に記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  6. 前記減衰成分の大きさは通常、第1の速度および第2のより速い速度で区切られるステアリング速度値の範囲にわたって増加する、請求項1から5のいずれかに記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  7. 前記第1の速度はゼロのコラム速度に対応する、請求項6に記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  8. ステアリングホイールの角速度を示す第2の出力信号をゼロのコラム速度として制限するデッドバンドが設けられ、それにより前記減衰成分は、第2の出力信号をゼロのコラム速度制限する速度範囲において、ゼロかまたはゼロのあたりに留まる、請求項7に記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  9. 前記第1および第2の速度の間の前記減衰成分の大きさの増加率は、加えられるトルクの関数として減少する、請求項7から8のいずれかに記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  10. 前記減衰成分は、前記ステアリングホイールの角速度を示す前記第2の出力信号の関数である第1の中間値、前記ステアリング機構の部分により伝えられるトルクを示す前記第1の出力信号の関数であるスケーリング値を生成することによる第2の中間値、および、前記差分手段からの前記第3の出力信号の関数であるスケーリング値を生成することによる第3の中間値、により生成され、前記減衰成分は、前記第1の中間値を、前記第2の中間値および前記第3の中間値と乗算することにより生成される、請求項1から9のいずれかに記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  11. 前記第1の出力信号の関数である前記スケーリング値は、ゼロに相当する前記第1の出力信号のトルクにおける最大値から所定の最大に相当する前記第1の出力信号のトルクにおける最小値まで変わり、前記最大または前記最大を超えるトルクについて、ゼロの値の減衰成分が生成される、請求項10に記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  12. 前記第3の出力信号の関数である前記スケーリング値は、ゼロのトルクの変化率と、所定のトルクの変化率とで区切られる範囲にわたって一定の最大値であるように適合される、請求項10に記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  13. 前記第3の出力信号の関数である前記スケーリング値は、ゼロのトルクの変化率における前記一定の最大値と所定の最大変化率における最小値の間で変わる、請求項12に記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  14. 前記減衰成分は、フィルタリングされ、前記減衰成分の高周波数変動が除去される、請求項1から13のいずれかに記載の電力アシスト・ステアリングシステム。
  15. 電気駆動式ステアリングシステムの電動機と共に用いるための少なくとも1つの入力端子および少なくとも1つの出力端子を有する信号処理手段を含み、前記入力端子において、前記ステアリングシステムの部分により伝えられるトルクを示す第1の信号と、前記ステアリングシステムのステアリングホイールの角速度を示す第2の信号と、および時間における2点間の、前記ステアリングシステムの部分により伝えられるトルクの変化率を示す第3の出力信号とを受け取るように構成される電気回路であって、
    前記信号処理手段は、前記出力端子において、前記第1の信号に依存するステアリング支援成分および前記第1の出力信号、前記第2の出力信号、および前記第3の出力信号に依存する減衰成分を含むトルク要求信号を生成するように適合され、
    前記減衰成分は、ステアリングコラムにおけるトルクのゼロ交差の場合ステアリングコラムにおけるゼロトルクの定常状態の場合とで異なる、
    電気回路。
  16. 前記減衰成分および前記支援成分は、前記回路の各出力端子において生成される、請求項15に記載の回路。
  17. 前記信号処理手段により実行されると、前記信号処理手段が、前記第1、第2および第3の出力信号から前記トルク要求信号を生成するようにさせる機械読み取り可能な命令を記憶するメモリを含む、請求項15または16のいずれかに記載の回路。
  18. プロセッサにより実行されると、前記プロセッサは、請求項15から17のいずれかに記載の回路を提供させる機械読み取り可能な命令を含むコンピュータプログラム。
  19. プロセッサにより実行されると、前記プロセッサは、請求項15から17のいずれかに従って電気回路を提供させる機械読み取り可能な命令を含むデータキャリア。
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