JP4463417B2 - 有機反射防止膜用重合体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体素子製造工程のうち、248nmKrF及び193nmArFレーザーを用いるリソグラフィー用フォトレジストを使用する超微細パターン形成工程において、下部膜層の反射を防止し、光及びフォトレジスト自体の厚さ変化による定在波の除去ができる反射防止用有機物質に関する。より詳しくは、64M、256M、1G、4GDRAMの超微細パターン形成の際に使用できる有機乱反射防止重合体及びその製造方法に関する。また、本発明はこのような有機乱反射防止重合体を含有する乱反射防止組成物、これを用いた反射防止膜及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工程の超微細パターン形成工程においては、ウェーハ上の下部膜層の光学的性質及び感光膜厚さの変動による定在波(standing wave)、反射ノッチング(reflective notching)と下部膜からの回折光及び反射光によるCD(Critical Dimension)の変動が不可避に起こる。したがって、露光源として使用する光の波長帯での光吸収が良好な有機物質を使用した、下部膜層での反射を防ぐための膜層の導入が提案された。この膜が反射防止膜(ARC;anti-reflective coating)である。
【0003】
反射防止膜は、使用される物質の種類によって、無機系反射防止膜と有機系反射防止膜とに区分される。また、反射防止メカニズムによって吸収系反射防止膜と干渉系反射防止膜とに分けられる。波長365nmのI線(I-line)を用いる微細パターン形成工程では主として無機系反射防止膜が使用され、吸収系としてはTiN及び非晶形カーボン(Amorphous C)が、干渉系としては主にSiONが使用されている。
【0004】
KrF光を用いる超微細パターン形成工程では、主として無機系であるSiONが使用されてきたが、最近では、反射防止膜に有機系化合物も使用されるようになってきた。現在までに得られた知見からすると、既存のKrF用の有機反射防止膜には次のような基本条件が備えられていることが望ましい。
【0005】
(1)工程1の適用時、フォトレジストが溶媒により溶解されて剥がれる現象があってはならない。このためには、成形膜が架橋構造をなし得るように設計されなければならず、この際に、副産物として化学物質が発生してはならない。
【0006】
(2)反射防止膜からの酸又はアミンなどの化学物質の出入があってはならない。仮に、反射防止膜から酸が移行(migration)すると、パターンの下部にアンダーカッティング(undercutting)が発生し、アミンなどの塩基が移行しながらフッティング(footing)現象を誘発する傾向があるためである。
【0007】
(3)反射防止膜は上部の感光膜に比べて相対的に速いエッチング速度を有する必要がある。エッチング時、感光膜をマスクとして円滑なエッチング工程を行うためである。
【0008】
(4)したがって、反射防止膜はできるだけ薄い厚さで十分に反射防止膜としての機能を発揮できなければならない。
【0009】
一方、ArF光を使用する超微細パターン形成工程においては、満足できる反射防止膜が開発されていないのが実状である。無機系反射防止膜の場合には、光源である193nmでの干渉現象を制御できる物質が未だ発表されておらず、最近、有機系反射防止膜を使用しようとする努力が続いている。
【0010】
したがって、全ての感光膜においては、露光時に発生する定在波と反射を防止し、下部層からの後面回折及び反射光の影響を除去するため、特定波長に対する吸収度が高い有機乱反射防止物質の使用が必須であり、このような物質の開発が急を要する課題となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、半導体素子の製造工程中、193nmArF及び248nmKrF光を用いる超微細パターン形成工程において、反射防止膜として使用し得る新規の有機化合物質を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、乱反射を防止し得る有機化合物質を製造する方法を提供することにある。
【0013】
本発明の更に他の目的は、このような乱反射防止用化合物を含有する乱反射防止組成物及びその製造方法を提供することにある。
【0014】
本発明の更に他の目的は、このような乱反射防止組成物を使用して形成された乱反射防止膜及びその形成方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、重合体自体が193nm及び248nmの波長の光を吸収するように、吸光度の高い発色団を含有させた。また、有機反射防止膜に成形性、気密性、耐溶解性を付与するため、コーティング後のハードベイク(hard bake)時に架橋反応が起こるように、樹脂内のアルコール基と感能基間で架橋させるメカニズムを導入した。特に、本発明に使用されたモノマーはかなり安価で、経済的利点と大量生産に適するように設計されていて、簡単な反応だけで重合ができるように考案されている。本発明の反射防止膜樹脂は、ハイドロカーボン系の全ての溶媒に対して溶解性が優秀であり、しかもハードベイク後にはどんな溶媒にも溶解されない耐溶解性を有している。したがって、感光膜の塗布時、何らの問題も発生しないだけでなく、パターン形成時、アンダーカッティング及びフッティングが発生せず、特にアクリラート系の高分子から形成されていることにより、エッチング時、感光膜に比べて優れたエッチング速度を有するので、エッチング選択比が向上された。
【0016】
本発明の目的を達成するため、本発明の有機反射防止膜として用いられる樹脂の基本式は下記化学式(1)、(2)及び(3)のようである。
【0017】
【化9】
【化10】
【化11】
前記化学式(1)ないし(3)において、Ra、Rb、Rcはそれぞれ水素又は−CH3を、x、y、zは0.01〜0.98モル分率を、nは1〜5の整数をそれぞれ示す。
【0018】
本発明による前記化学式(1)の重合体は9−アントラシルアクリラート系単量体とヒドロキシアルキルアクリラート系単量体を開始剤とともに溶媒中で重合反応させることで製造することができ、この際に、各単量体は0.01〜0.99モル分率を有する。
【0019】
また、前記化学式(2)の重合体は9−アントラシルアクリラート系単量体、ヒドロキシアルキルアクリラート系単量体及びメチルメタアクリラートを開始剤とともに溶媒中で重合反応させて製造することができ、この際に、各単量体は0.01〜0.98モル分率を有する。
【0020】
また、前記化学式(3)の重合体はアクロレインを開始剤とともに有機溶媒中で重合反応させた後、これをメタノールに溶解させ、エチルエーテルに再沈殿させて製造することができる。
【0021】
本発明による前記化学式(1)、(2)及び(3)の重合体を製造するために使用し得る開始剤としては一般的なラジカル開始剤を使用することができ、好ましくは、2,2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイドからなるグループより選択されたものを使用することができる。
【0022】
本発明による前記化学式(1)、(2)及び(3)の重合体を製造するために使用される溶媒としては一般的な有機溶媒を使用することができ、好ましくは、テトラヒドロフラン、トルエン、ベンゼン、メチルエチルケトン又はジオキサンからなるグループより選択されたものを使用することができる。
【0023】
本発明による前記化学式(1)、(2)及び(3)の重合体の製造方法において、反応温度50〜90℃で重合反応を行うのが好ましい。
【0024】
本発明による前記化学式(1)又は(2)の重合体を製造するために使用される9−アントラシルアクリラート系単量体は9−アントラセンアルコールをアクリロイルクロライド系化合物と溶媒中で反応させて製造することができる。
【0025】
本発明による前記化学式(1)又は(2)の重合体を製造するために使用されるヒドロキシアルキルアクリラート系単量体及びメチルメタアクリラート系単量体は商業的に求めるか又は直接製造して使用できる。
【0026】
また、本発明は、前記化学式(1)ないし(3)の構造を有する重合体のいずれか一つを含むか、又は前記化学式(1)又は(2)の構造を有する重合体の一つと前記化学式(3)の重合体とを混合して成った反射防止膜組成物を提供する。
【0027】
また、本発明は、前記化学式(1)ないし(3)の構造を有する重合体の一つ、又は前記化学式(1)又は(2)の構造を有する重合体の一つと前記化学式(3)の重合体とを混合した樹脂を基本とし、これに、アントラセン、9−アントラセンメタノール、9−アントラセンカルボニトリル、9−アントラセンカルボン酸、ジトラノ−ル、1,2,10−アントラセントリオール、アントラフラボン酸、9−アントラルアルデヒドオキシム、9−アントラルアルデヒド、2−アミノ−7−メチル−5−オキソ−5H−[1]ベンゾピラノ[2,3−b]ピリジン−3−カルボニトリル、1−アミノアントラキノン、アントラキノン−2−カルボン酸、1,5−ジヒドロキシアントラキノン、アントロン、9−アントリルトリフルオロメチルケトン、下記化学式(4)の9−アルキルアントラセン誘導体、下記化学式(5)のカルボキシルアントラセン誘導体、下記化学式(6)の1−カルボキシルアントラセン誘導体からなるグループから選択された1種又は2種以上の添加剤からなることを特徴とする反射防止膜組成物を提供する。
【0028】
【化12】
【化13】
【化14】
前記式において、R1、R2、R3はそれぞれ独立して水素、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル又はC1〜C5の置換されているか又は置換されていない直鎖あるいは側鎖アルキル又はアルコキシアルキルである。
【0029】
本発明による反射防止膜組成物は、前記化学式(1)又は(2)の重合体と前記化学式(3)の重合体を有機溶媒に溶解させた後、これを単独で、又はこれに前記アントラセン誘導体からなるグループより選択された化合物を0.1〜30重量%添加して製造する。
【0030】
このときに使用できる有機溶媒としては、通常の有機溶媒を使用することができ、好ましくは、エチル3−エトキシプロピオネート、メチル3−メトキシプロピオネート、シクロヘキサノン、プロピレングリコールメチルエーテルアセテートからなるグループより選択されるものを使用することができ、また、その量は反射防止膜樹脂重合体の200〜5000重量%を使用するのが好ましい。
【0031】
本発明は、前記化学式(1)ないし(3)の重合体の単独で、又はこれらの混合物と前記アントラセン誘導体からなるグループより選択された1種又は2種以上の化合物を含有する組成物からなる反射防止膜を提供する。
【0032】
このような反射防止膜は、前記反射防止膜組成物をフィルタリングした後、ウェーハに塗布し、ハードベイクして反射防止膜樹脂を架橋させることで製造され、これを用いて半導体素子が生産される。このような架橋構造は、感光膜を塗布するとき、有機反射防止膜としての光学的に安定した露光条件を形成し得るようにする。
【0033】
本発明により形成された反射防止膜は248nmKrF、193nmArF及び157nmF2レーザーを使用する超微細パターン形成工程の有機反射防止膜として優秀な性能があるものと確認された。また、ArF、KrF光の他に、露光光源として、157nmE−ビーム、EUV(extremely ultraviolet)、イオンビームなどを使用する場合にも優秀な乱反射防止効果を奏するものと確認された。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例に基づいて本発明をより具体的に説明する。しかし、下記の実施例は本発明の権利範囲を限定するものではなく、ただ例示のために提示するものである。
【0035】
(実施例1)ポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]2元共重合体の合成
9−アントラシルアクリラートの合成
9−ヒドロキシアントラセン0.5モルとピリジン0.5モルをテトラヒドロフランに溶解させた後、アクリロイルクロライド0.5モルを加えて反応させた。反応溶液を濾過した後、再度エチルアセテートで抽出して、蒸留水で数回洗浄し、減圧蒸留器で乾燥させることで、下記化学式(7)の構造を有する9−アントラシルアクリラートを収得した。この際の収率は85%であった。
【0036】
【化15】
ポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]2元共重合体の合成
9−アントラシルアクリラート単量体0.5モル、2−ヒドロキシエチルアクリラート0.5モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(8)の構造を有するポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]樹脂を得た。この際の収率は82%であった。
【0037】
【化16】
(実施例2)ポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]2元共重合体の合成
実施例1で合成した9−アントラシルアクリラート単量体0.5モル、3−ヒドロキシプロピルアクリラート0.5モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(9)の構造を有するポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]樹脂を得た。この際の収率は83%であった。
【0038】
【化17】
(実施例3)ポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]共重合体の合成
実施例1で合成した9−アントラシルアクリラート単量体0.5モル、4−ヒドロキシブチルアクリラート0.5モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させる。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(10)の構造を有するポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]樹脂を得た。この際の収率は80%であった。
【0039】
【化18】
(実施例4)ポリ[9−アントラシルメタアクリラート(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]2元共重合体の合成
9−アントラシルメタアクリラートの合成
9−アントラセンメタノール0.5モルとピリジン0.5モルをテトラヒドロフランに溶解させた後、メタクリロイルクロライド0.5モルを加えて反応させた。反応溶液を濾過した後、再度エチルアセテートで抽出して、蒸留水で数回洗浄し、減圧蒸留器で乾燥させることで、下記化学式(11)で表示される9−アントラシルメタアクリラートを収得した。この際の収率は83%であった。
【0040】
【化19】
ポリ[9−アントラシルメタアクリラート(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]2元共重合体の合成
9−アントラシルメタアクリラート単量体0.5モル、2−ヒドロキシエチルアクリラート0.5モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(12)の構造を有するポリ[9−アントラシルメタアクリラート(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]樹脂を得た。この際の収率は79%であった。
【0041】
【化20】
(実施例5)ポリ[9−アントラシルメタアクリラート(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]2元共重合体の合成
前記実施例4で合成した9−アントラシルメタアクリラート単量体0.5モル、3−ヒドロキシプロピルアクリラート0.5モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(13)の構造を有するポリ[9−アントラシルメタアクリラート(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]樹脂を得た。この際の収率は85%であった。
【0042】
【化21】
(実施例6)ポリ[9−アントラシルメタアクリラート(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]2元共重合体の合成
前記実施例4で合成した9−アントラシルメタアクリラート単量体0.5モル、4−ヒドロキシブチルアクリラート0.5モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(14)の構造を有するポリ[9−アントラシルメタアクリラート(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]樹脂を得た。この際の収率は82%であった。
【0043】
【化22】
(実施例7)ポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]3元共重合体の合成
実施例1で合成した9−アントラシルアクリラート単量体0.3モル、2−ヒドロキシエチルアクリラート0.5モル、メチルメタアクリラート0.2モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(15)の構造を有するポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]樹脂を得た。この際の収率は81%であった。
【0044】
【化23】
(実施例8)ポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタアクリラート]3元共重合体の合成
実施例1で合成した9−アントラシルアクリラート単量体0.3モル、3−ヒドロキシプロピルアクリラート0.5モル、メチルメタアクリラート0.2モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(16)の構造を有するポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタアクリラート]樹脂を得た。この際の収率は82%であった。
【0045】
【化24】
(実施例9)ポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]3元共重合体の合成
実施例1で合成した9−アントラシルアクリラート単量体0.3モル、4−ヒドロキシブチルアクリラート0.5モル、メチルメタアクリラート0.2モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(17)の構造を有するポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]樹脂を得た。この際の収率は80%であった。
【0046】
【化25】
(実施例10)ポリ[9−アントラシルメタアクリラート(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]3元共重合体の合成
前記実施例4で合成した9−アントラシルメタアクリラート単量体0.3モル、2−ヒドロキシエチルアクリラート0.5モル、メチルメタアクリラート0.2モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(18)の構造を有するポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタクリラート]樹脂を得た。この際の収率は82%であった。
【0047】
【化26】
(実施例11)ポリ[9−アントラシルメタアクリラート(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタアクリラート]3元共重合体の合成
前記実施例4で合成した9−アントラシルメタアクリラート単量体0.3モル、3−ヒドロキシプロピルアクリラート0.5モル、メチルメタアクリラート0.2モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(19)の構造を有するポリ[9−アントラシルメタアクリラート(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタクリラート]樹脂を得た。この際の収率は81%であった。
【0048】
【化27】
(実施例12)ポリ[9−アントラシルメタアクリラート(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]3元共重合体の合成
前記実施例4で合成した9−アントラシルメタアクリラート単量体0.3モル、4−ヒドロキシブチルアクリラート0.5モル、メチルメタアクリラート0.2モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン(THF)300gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1〜3g加え、その後窒素雰囲気の60℃〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、本発明による重合体である下記化学式(20)の構造を有するポリ[9−アントラシルメタアクリラート(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]樹脂を得た。この際の収率は80%であった。
【0049】
【化28】
(実施例13)ポリアクロレイン重合体の合成
アクロレイン0.5モルを500mlの円形フラスコに入れ、撹拌しながら、予め用意したテトラヒドロフラン50gを加え、完全に混合した後、2,2′−アゾビスイソブチロ二トリル(AIBN)を0.1〜3.0g加え、その後窒素雰囲気の60〜75℃の温度で5〜20時間反応させた。反応完了後、この溶液をエチルエーテル又はノルマルヘキサン溶媒に沈殿させ、その後濾過し乾燥させることで、ポリアクロレイン樹脂を得た。この際の収率は86%であった。
【0050】
こうして合成されたポリアクロレイン10gをメタノールに溶かした後、80℃で24時間反応させた後、エチルエーテルに再沈殿させることで、下記化学式(21)の構造を有する純粋なポリ(アクロレインメチルアセタル)11.7gを得た。この際の収率は90%であった。
【0051】
【化29】
(実施例14)反射防止膜の製造
前記実施例1ないし12で製造した本発明による化学式(1)又は(2)の構造を有する重合体と実施例13による化学式(21)のような構造を有する重合体を混合してプロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMEA)に溶かした後、この溶液に前記アントラセン誘導体からなる化合物のグループより選択されたものを添加剤として0.1〜30重量%添加して完全に溶かしてからフィルタリングした溶液をウェーハに塗布し、100〜300℃で10〜1000秒間ハードベイクを行った。この後、感光膜を塗布し、微細パターン形成工程を行った。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る製造方法により製造される反射防止膜は発色団を樹脂自体に含有しており、反射膜として有するべき十分な吸光度を満足させる。
【0053】
特に、本発明における重合体は、架橋反応の効率性及び貯蔵安定性が向上された。さらに、本発明の反射防止膜樹脂は、ヒドロカーボン系の全溶媒対して溶解性に優れ、ハードベイク後にはどんな溶媒にも溶解されない耐溶解性を有するので、感光膜の塗布時、何らの問題も発生しないだけでなく、パターン形成時、アンダーカッティング及びフッティングが発生せず、特にアクリラート系の高分子から形成されているので、エッチング時、感光膜に比べて優れたエッチング速度を有することで、エッチング選択比が向上する効果がある。
【0054】
したがって、本発明による重合体を、半導体製造工程の超微細パターン形成工程における反射防止膜として使用することにより、248nmKrF、193nmArFレーザーを用いるリソグラフィー工程における下部膜層の反射を防止するだけでなく、光及びフォトレジスト自体の厚さ変化による定在波を除去することで、64M、256M、1G、4G、16G DRAMの安定した超微細パターンを形成でき、製品の収率を増大することができる。
Claims (33)
- 化1におけるRa、Rbはそれぞれ水素、nは2、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]を含んでなることを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化1におけるRa、Rbはそれぞれ水素、nは3、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]を含んでなることを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化1におけるRa、Rbはそれぞれ水素、nは4、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]を含んでなることを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化1におけるRaはメチル、Rbは水素、nは2、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシブチルアクリラート)]を含んでなることを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化1におけるRaはメチル、Rbは水素、nは3、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]を含んでなることを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化1におけるRaはメチル、Rbは水素、nは4、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]を含んでなることを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化3におけるRa、Rcはそれぞれ水素、Rbはメチル基であり、nは2、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を含んでなることを特徴とする請求項8記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化3におけるRa、Rcはそれぞれ水素、Rbはメチル基であり、nは3、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を含んでなることを特徴とする請求項8記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化3におけるRa、Rcはそれぞれ水素、Rbはメチル基であり、nは4、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を含んでなることを特徴とする請求項8記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化3におけるRa、Rbはそれぞれメチル基、Rcは水素であり、nは2、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を含んでなることを特徴とする請求項8記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化3におけるRa、Rbはそれぞれメチル基、Rcは水素であり、nは3、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を含んでなることを特徴とする請求項8記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化3におけるRa、Rbはそれぞれメチル基、Rcは水素であり、nは4、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を含んでなることを特徴とする請求項8記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 前記反射防止膜用組成物に、付加的にアントラセン、9−アントラセンメタノール、9−アントラセンカルボニトリル、9−アントラセンカルボン酸、ジトラノ−ル、1,2,10−アントラセントリオール、アントラフラボン酸、9−アントラルアルデヒドオキシム、9−アントラルアルデヒド、2−アミノ−7−メチル−5−オキソ−5H−[1]ベンゾピラノ[2,3−b]ピリジン−3−カルボニトリル、1−アミノアントラキノン、アントラキノン−2−カルボン酸、1,5−ジヒドロキシアントラキノン、アントロン、9−アントリルトリフルオロメチルケトン、下記化学式(a)である9−アルキルアントラセン誘導体、下記化学式(b)である9−カルボキシルアントラセン誘導体、下記化学式(c)である1−カルボキシルアントラセン誘導体からなるアントラセン誘導体グループより選択された1種又は2種以上の添加剤が更に含まれてなることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜用組成物。
- 化7におけるRa、Rbはそれぞれ水素、nは2、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)]を用いることを特徴とする請求項16記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化7におけるRa、Rbはそれぞれ水素、nは3、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]を用いることを特徴とする請求項16記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化7におけるRa、Rbはそれぞれ水素、nは4、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]を用いることを特徴とする請求項16記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化7におけるRaはメチル、Rbは水素、nは2、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシブチルアクリラート)]を用いることを特徴とする請求項16記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化7におけるRaはメチル、Rbは水素、nは3、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)]を用いることを特徴とする請求項16記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化7におけるRaはメチル、Rbは水素、nは4、x、yはそれぞれ0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)]を用いることを特徴とする請求項16記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化8におけるRa、Rcはそれぞれ水素、Rbはメチル基であり、nは2、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を用いることを特徴とする請求項23記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化8におけるRa、Rcはそれぞれ水素、Rbはメチル基であり、nは3、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を用いることを特徴とする請求項23記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化8におけるRa、Rcはそれぞれ水素、Rbはメチル基であり、nは4、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を用いることを特徴とする請求項23記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化8におけるRa、Rbはそれぞれメチル基、Rcは水素であり、nは2、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(2−ヒドロキシエチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を用いることを特徴とする請求項23記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化8におけるRa、Rbはそれぞれメチル基、Rcは水素であり、nは3、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(3−ヒドロキシプロピルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を用いることを特徴とする請求項23記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 化8におけるRa、Rbはそれぞれメチル基、Rcは水素であり、nは4、x:y:zは0.3:0.2:0.5であるポリ[9−アントラシルメタアクリラート−(4−ヒドロキシブチルアクリラート)−メチルメタアクリラート]を用いることを特徴とする請求項23記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 前記化合物を有機溶媒に溶解させた後、その結果物に、付加的にアントラセン、9−アントラセンメタノール、9−アントラセンカルボニトリル、9−アントラセンカルボン酸、ジトラノ−ル、1,2,10−アントラセントリオール、アントラフラボン酸、9−アントラルアルデヒドオキシム、9−アントラルアルデヒド、2−アミノ−7−メチル−5−オキソ−5H−[1]ベンゾピラノ[2,3−b]ピリジン−3−カルボニトリル、1−アミノアントラキノン、アントラキノン−2−カルボン酸、1,5−ジヒドロキシアントラキノン、アントロン、9−アントリルトリフルオロメチルケトン、上記化4に示す化学式(a)である9−アルキルアントラセン誘導体、上記化5に示す化学式(b)である9−カルボキシルアントラセン誘導体、上記化6に示す化学式(c)である1−カルボキシルアントラセン誘導体からなるアントラセン誘導体グループより選択された1種又は2種以上の添加剤を添加する工程を更に含むことを特徴とする請求項16から請求項29のいずれか1項に記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 前記有機溶媒は、エチル3−エトキシプロピオネート、メチル3−メトキシプロピオネート、シクロヘキサノン、プロピレングリコールメチルエーテルアセテートからなるグループより選択されるものを使用することを特徴とする請求項16から請求項30のいずれか1項に記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 前記ハードベイクは100〜300℃の温度で遂行することを特徴とする請求項16から請求項31のいずれか1項に記載の半導体素子の製造工程に使用される反射防止膜の製造方法。
- 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の反射防止膜用組成物のいずれか一つを含む反射防止膜を含んでなることを特徴とする半導体素子。
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